JPH0753194Y2 - 着脱式セット部材の連結機構 - Google Patents

着脱式セット部材の連結機構

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JPH0753194Y2
JPH0753194Y2 JP14903689U JP14903689U JPH0753194Y2 JP H0753194 Y2 JPH0753194 Y2 JP H0753194Y2 JP 14903689 U JP14903689 U JP 14903689U JP 14903689 U JP14903689 U JP 14903689U JP H0753194 Y2 JPH0753194 Y2 JP H0753194Y2
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JP
Japan
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screw
diameter
notch ring
base
hole
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JP14903689U
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JPH0389597U (ja
Inventor
敏幸 吉田
Original Assignee
アイワ株式会社
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    • Y02E60/12

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、例えば、携帯用テープレコーダとバッテリ
ーボックス等の着脱式セット部材の連結機構に関し、特
にセット部材を分離した時に、連結用のネジが一方の部
材から離脱しないように工夫された着脱式セット部材の
連結機構に関する。
「従来の技術」 従来の着脱式セット部材の連結は、例えば、第6図で示
すように、着脱式セット部材のベース300及びアダプタ
4をネジ100で行なっていた。
さらに詳しく説明すると、ベース300は、ネジ100の首下
丸棒部103を遊挿するストレートな孔301が穿設されてい
る。
アダプタ4は、ネジ100がネジ部104に螺合されるネジ孔
41が穿設されている。
ベース300とアダプタ4を連結するネジ100は、平目ロー
レットが施されたヘッド101と、ヘッド101の下方に延び
た首下丸棒部103と、首下丸棒部103の下方に延び首下丸
棒部103よりもやや細径のネジ部104が形成されている。
そして、ベース300とアダプタ4の連結は、ネジ100のネ
ジ部104を先にしてベース300の孔301に挿し、ネジ部104
をアダプタ4のネジ孔41に螺合していた。
「考案が解決しようとする課題」 着脱式セット部材、例えば第6図で示すように連結され
ているベース300とアダプタ4を分離したときに、小さ
なネジ100を紛失することが度々あった。
この考案は、上記のような点に鑑みなされたもので、例
えば、着脱式セット部材を分離しても、ネジが一方の部
材から離れることのない着脱式セット部材の連結機構の
提供を目的とする。
「課題を解決するための手段」 上述の課題を解決するため、この考案においては、首下
部に設けた溝に、首下部の径よりもやや広径の切欠きリ
ングを嵌合し、先端にネジ部を刻設した連結用のネジ
と、 切欠きリングを絞るテーパーガイド部及び切欠きリング
が首下部の直径より拡大される広径部を連設した孔のあ
る一方の部材と、 前記ネジのネジ部が螺合されるネジ孔を穿孔した他方の
部材とからなり、 ネジを一方の部材のテーパーガイド部から広径部側に挿
入して切欠きリングを広径部で拡大させ、ネジを一方の
部材に回転自在で抜脱不能に拘待させたことを特徴とす
るものである。
「作用」 この考案の実施例を示す第1図において、ネジ1のヘッ
ド11を摘んで左に回転させると、アダプタ4のネジ孔41
に螺合しているネジ1のネジ部14がネジ孔41の上部から
順次外れ、アダプタ4の下面とベース3の上面が徐々に
外れる。
そして、ネジ1のネジ部14がアダプタ4のネジ孔41から
全部外れ、アダプタ4はベース3から分離されるが、ネ
ジ1は、第2図で示すように溝12に嵌合した切欠きリン
グ2がストップとなってベース3から外れない。
「実施例」 続いて、この考案に係る着脱式セット部材の連結機構の
実施の一例について、図面を参照して詳細に説明する。
第1図は、着脱式セット部材が連結された状態を示す断
面図である。
第1図において、着脱式セット部材の連結機構は、連結
用ネジ1と、ネジ1に嵌合した切欠きリング2と、着脱
式セット部材であるベース3及びアダプタ4とから構成
されている。
連結用のネジ1は、第3図で示すように、平目ローレッ
トが施されたヘッド11と、ヘッド11の下方に延び、下側
で溝12が削設された首下丸棒部13と、その首下丸棒部13
の下方に延び首下丸棒部13よりもやや細径のネジ部14が
形成されている。ネジ部14の外径は首下丸棒部13と同径
でもよいが、やや細径の方が望ましい。
切欠きリング2は弾性のあるスプリング鋼で第4図に示
すようにC字形に成形されたもので、ネジ1に削設され
た溝12に嵌合されている。
着脱式セット部材であるベース3は、第1図及び第5図
で示すように、ネジ1の首下丸棒部13が貫通する孔31が
穿設されている。さらに詳しく説明すると、ベース3の
孔31は、第5図で示すように広径の挿入口部32と、先細
となるテーパーガイド部33と、切欠きリング2を絞る細
径部34と、ネジ1における首下丸棒部13及び切欠きリン
グ2が遊挿される広径部35とからなっている。
着脱するアダプタ4は、第1図で示すように、ネジ1の
先端のネジ部14が螺合するネジ孔41が穿設されている。
上記のような各構成部材1,2,3,4及び各構成部を ネジ1の溝12の幅・・・a(第3図参照) ネジ1の溝12の直径・・・b(第3図参照) ネジ1の首下丸棒部13の直径・・・c(第3図参照) 切欠きリング2の内径・・・d(第4図参照) 切欠きリング2の外径・・・e(第4図参照) 切欠きリング2の切欠き幅・・・f(第4図参照) 切欠きリング2の線径・・・g(第4図参照) ベース3の挿入口部32の径・・・h(第5図参照) ベース3の細径部34の径・・・i(第5図参照) としたとき、各部の寸法関係は次のようになる。
a>g・・・・・(1) b>f・・・・・(2) b>d<c・・・(3) e<h・・・・・(4) c<i<e・・・(5) そして、ネジ1は、ネジ部14を先にしてベース3の挿入
口部32から挿入される。
このネジ1の挿入に際し、ネジ1の溝12に嵌合された切
欠きリング2は、ベース3のテーパーガイド部33に摺接
して絞られ、細径部34を通り、第1図で示すように広径
部35に入って解放され、その外径eがベース3の細径部
の直径iより広がり、ネジ1がベース3の孔31から抜け
なくなる。
このよに、ネジ1がベース3の孔31から抜けなくなって
も、ネジ1は、回転方向では規制されず、自由に回転で
きる。
したがって、そのネジ1の先端のネジ部14をアダプタ4
のネジ孔41に螺合して、ベース3にアダプタ4に連結す
ることができる。
また、アダプタ4を外す場合には、ネジ1のヘッド11を
摘んで左に回転させると、アダプタ4のネジ孔41に螺合
しているネジ1のネジ部14がネジ孔41の上部から順次外
れ、アダプタ4の下面とベース3の上面が除々に外れ
る。
そして、ネジ1のネジ部14がアダプタ4のネジ孔41から
全部外れ、アダプタ4はベース3から分離されるが、ネ
ジ1は、第2図で示すように溝12に嵌合した切欠きリン
グ2がストッパとなってベース3から外れない。
「考案の効果」 以上のように、この考案に係る着脱式セット部材の連結
機能は、ネジの首下部に設けた溝に首下部の径よりもや
や広径の切欠きリングを嵌合し、その切欠きリングを一
方の部材の孔で絞って挿入してから解放(拡大)させ、
回転自在な状態で抜脱不能に拘持したものである。
従って、ネジを挿入することは簡単であるが、一旦挿入
した後では、一方の部材内で切欠きリングが広がって抜
けない構造となる。
よって、従来のように小さいネジの保管に苦慮すること
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る着脱式セット部材の連結機構の
実施の一例を示す断面図、第2図はセット部材を分離し
た状態の断面図、第3図はネジの正面図、第4図は第3
図IV−IV線に沿って切断し切欠きリングの形状を示す拡
大断面図、第5図はベースの孔の状態を示す断面図、第
6図は従来の着脱式セット部材の連結状態を示す断面図
である。 1……ネジ 2……切欠きリング 3……ベース 4……アダプタ 12……溝 31……孔 34……細径部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】首下部に設けた溝に、首下部の径よりもや
    や広径の切欠きリングを嵌合し、先端にネジ部を刻設し
    た連結用のネジと、 切欠きリングを絞るテーパーガイド部及び切欠きリング
    が首下部の直径より拡大される広径部を連設した孔のあ
    る一方の部材と、 前記ネジのネジ部が螺合されるネジ孔を穿孔した他方の
    部材とからなり、 ネジを一方の部材のテーパーガイド部から広径部側に挿
    入して切欠きリングを広径部で拡大させ、ネジを一方の
    部材に回転自在で抜脱不能に拘持させたことを特徴とす
    る着脱式セット部材の連結機構。
JP14903689U 1989-12-25 1989-12-25 着脱式セット部材の連結機構 Expired - Lifetime JPH0753194Y2 (ja)

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JP14903689U JPH0753194Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 着脱式セット部材の連結機構

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JP14903689U JPH0753194Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 着脱式セット部材の連結機構

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JPH0389597U JPH0389597U (ja) 1991-09-12
JPH0753194Y2 true JPH0753194Y2 (ja) 1995-12-06

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ID=31695461

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JP14903689U Expired - Lifetime JPH0753194Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 着脱式セット部材の連結機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6048063B2 (ja) * 2012-10-18 2016-12-21 コクヨ株式会社 部材接合構造

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Publication number Publication date
JPH0389597U (ja) 1991-09-12

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