JPH081915Y2 - シャープペンシル用消しゴム装置 - Google Patents

シャープペンシル用消しゴム装置

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JPH081915Y2
JPH081915Y2 JP1988024646U JP2464688U JPH081915Y2 JP H081915 Y2 JPH081915 Y2 JP H081915Y2 JP 1988024646 U JP1988024646 U JP 1988024646U JP 2464688 U JP2464688 U JP 2464688U JP H081915 Y2 JPH081915 Y2 JP H081915Y2
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圭亮 今井
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圭亮 今井
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、シャープペンシル用消しゴム装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、シャープペンシルとして、例えば第12図にその
一部省略一部切り欠き分解斜視図を示すようなものが使
用されている。
この第12図において、1は軸筒、2は口金、3は先端
パイプ、4は芯、5は芯ケース、6は消しゴム保持部、
7は消しゴム、8はキャップ、9は挟着具であって、消
しゴム7は、円柱形に形成され、芯ケース5の芯挿入口
側に設けられた消しゴム保持部6に軽く圧入され、段部
6Aに係止されて保持される。
[考案が解決しようとする課題] かかるシャープペンシルにあっては、一般に、消しゴ
ム7は、消しゴム保持部6の内径の2〜3倍の長さ、例
えば10〜15mm程度の長さのものが使用されるが、この場
合、全長のうち1/2〜2/3の部分、即ち、5〜10mm程度の
部分は、消しゴム保持部6に挿入しなければならず、こ
のため、露出させて使用に供することのできる部分は、
全長のうち1/3〜1/2の部分、即ち、5mm前後となってし
まう。したがって、かかるシャープペンシルにあって
は、消しゴム7は僅かの期間で消耗されてしまい、シャ
ープペンシル本体の耐久性に比して消しゴム7を使用し
得る期間は余りに短く、その点につき不便さがあると共
に、使用できない消しゴム部分の比率が余りに大きく、
この点につき無駄が多いという問題点があった。
本考案は、かかる点に鑑み、従来に比して比較的長い
消しゴムを装着でき、且つ、必要に応じてその露出部分
の長さを調整できるようにし、シャープペンシルの利便
の向上を図ると共に使用できない消しゴム部分の比率を
小さくして、その無駄を軽減できるようにしたシャープ
ペンシル用消しゴム装置を提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案によるシャープペン
シル用消しゴム装置は、シャープペンシルの芯挿入口に
後端部側を挿入して使用されるシャープペンシル用消し
ゴム装置であって、一対の挟持片及びこれら一対の挟持
片を開閉可能に連結する連結片からなる消しゴム保持具
と、後端部に滑り防止部材が連結され、消しゴム保持具
の一対の挟持片により挟持されて消しゴム保持具に保持
される消しゴムとを有し、消しゴム保持具の一対の挟持
片の消しゴム挟持面には、滑り防止部材を挟持すること
ができる複数のフランジが消しゴムの移動可能方向に一
定の間隔で設けられ、消しゴムには、消しゴム保持具の
一対の挟持片の消しゴム挟持面のフランジに係合する周
溝が設けられているというものである。
[作用] 本考案においては、消しゴムの後端部には、滑り防止
部材が連結され、消しゴム保持具の一対の挟持片の消し
ゴム挟持面には、滑り防止部材を挟持することができる
複数のフランジが消しゴムの移動可能方向に一定の間隔
で設けられているので、必要に応じて、消しゴムの露出
部分の長さを調整でき、しかも、消しゴムを使用中に、
消しゴムが消しゴム保持具から抜けることもないし、消
しゴム保持具の内部に入り込んでしまうこともない。
[実施例] 以下、図面を参照して、本考案の第1実施例及び第2
実施例につき説明するが、本考案は、これら実施例に限
られるものではない。
第1実施例 第1図及び第2図はそれぞれ本考案の第1実施例を示
す一部切り欠き分解斜視図及び中央縦断面図、第3図は
本考案の第1実施例を使用したシャープペンシルを示す
一部省略一部切り欠き分解斜視図であって、この第1実
施例においては、消しゴム保持具10は、ポリプロピレン
からなり、相対向して消しゴム11を挟持する一対の挟持
片12、12と、これら相対向する一対の挟持片12、12を連
結する連結片13とを設けて構成されている。
ここに、挟持片12、12は、略半円筒形に形成され、そ
の消しゴム挟持面には、それぞれ長手方向に直交してな
る4個のフランジ14A、14B、14C、14D、14A、14B、14
C、14Dが一定間隔、例えば5mmの間隔をもって設けられ
ている。また、本例においては、連結片13と、この連結
片13に直近のフランジ14D、14Dとの間隔も例えば5mmと
されている。但し、挟持片12、12の先端部12A、12Aと、
この先端部12A、12Aに直近のフランジ14A、14Aとの間隔
は、例えば3mm程度とされ、消しゴム11の先端部12A、12
Aからの露出が確保されている。
また、連結片13は、その径を芯ケース5の内径と略同
一とする円板状に形成され、また、第4図及び第5図に
も示すように、それを二分するように帯状に厚みを薄く
した部分、例えばその厚みを0.1mm程度とする部分13Aを
設けると共に厚みを厚くした部分13B、13Bにおいて挟持
片12、12を結合し、帯状に厚みを薄くした部分13Aの可
撓性を利用してこれら挟持片12、12を開閉可能に連結
し、消しゴム11の装着、移動を可能にしている。
また、挟持片12、12の先端の外壁部には幅広のフラン
ジ15、15が設けられ、このフランジ15、15の後端縁15
A、15Aを芯ケース5の芯挿入口端部5Aに係止させるよう
に構成されている。
また、この第1実施例においては、消しゴム11は、略
円柱形状とされ、後端部に滑り防止部材16が連結されて
いる。
この消しゴム11は、径大部からなる本体部11A及び径
小部からなる滑り防止部材連結部11Bを設けて構成さ
れ、本体部11Aの周面には挟持片12、12のフランジ14A、
14B、14C、14A、14B、14Cと係合する周溝17A、17B、17C
が設けられると共に、本体部後端には段部11A1が設けら
れ、この段部11A1と滑り防止部材16の先端部とで挟持片
12、12のフランジ14A、14B、14C、14D、14A、14B、14
C、14Dに係合する周溝17Dが構成されている。また、消
しゴム11の滑り防止部材連結部11Bの周面には断面鋸歯
状の段溝18が設けられている。
また、滑り防止部材16は、ポリプロピレンからなり、
第6図及び第7図にも示すように、相対向する一対の挟
持片19、19と、これら一対の挟持片19、19を連結する連
結片20から構成されており、挟持片19、19は略半円筒状
に形成され、その対向面には消しゴム11の滑り防止部材
連結部11Bと係合し得る断面鋸歯状の段溝21、21が設け
られている。また、連結片20は、その径を消しゴム11の
本体部11Aの外径と略同一する円板状に形成され、ま
た、それを二分するように帯状に厚みを薄くした部分、
例えば、その厚みを0.1mm程度とした部分20Aを設けると
共に厚みを厚くした部分20B、20Bにおいて挟持片19、19
を結合し、即ち、帯状に厚みを薄くした部分20Aの可撓
性を利用して挟持片19、19を開閉可能に連結して、消し
ゴム11の滑り防止部材連結部11Bへの連結を可能にして
いる。
また、第8図に示すように、この滑り防止部材16の一
方の挟持片19の両側端面には先端を球状部22A、22Aとす
る係合突起22、22が設けられると共に、他方の挟持片19
の両側端面には球状の係合凹部23、23が設けられ、これ
ら係合突起22、22の球状部22A、22Aと係合凹部23、23を
それぞれ係合させることによって消しゴム11の滑り防止
部材連結部11Bに対する連結を確実なものとしている。
この第1実施例においては、滑り防止部材16で連結し
た消しゴム11を挟持片12、12で挟持し、これを、シャー
プペンシルの芯ケース5の芯挿入口5Bに挿入することに
よって挟持片12、12の消しゴム11に対する挟持を確実な
ものにし、消しゴム11をその用に供することができる。
そして、消しゴム11が使用されて露出部分が短くなった
ときは、この第1実施例を芯挿入口5Bから引き出し、消
しゴム保持具10の挟持片12、12を開き、第9図に示すよ
うに、消しゴム11を先端に移動し、露出部分を長くし
て、これを、芯挿入口5Bに挿入することによって、再び
使用に供することができる。以後、同様にして、最終的
には第10図に示すような状態まで使用できる。この場
合、この第1実施例においては、挟持片12、12の消しゴ
ム挟持面にフランジ14A、14B、14C、14D、14A、14B、14
C、14Dを設けると共に消しゴム11の後端部にポリプロピ
レンからなる滑り防止部材16を連結し、この滑り防止部
材16をフランジ14A、14B、14C、14D、14A、14B、14C、1
4Dで挟持するように成されているので、消しゴム11を使
用中に、この消しゴム11が抜けることもないし、また、
消しゴム11の露出部分が消しゴム保持具10の内部に入り
込んでしまうということもない。
このように、この第1実施例においては、従来に比し
て比較的長い消しゴム11を保持し、且つ、必要に応じて
その露出部分の長さを調整できるように構成されている
ので、これを使用するシャープペンシルの利便を向上さ
せることができると共に使用できない消しゴム部分の比
率を小さくして、その無駄を軽減することができる。
第2実施例 第11図は、本考案の第2実施例を示す中央縦断面図で
ある。この第2実施例においては、消しゴム保持具25
は、先端パイプ3につまた芯4を除去するためのピン26
を具備するものであって、挟持片12、12の消しゴム挟持
面の連結片13に近接した位置にフランジ14F、14Fを設
け、このフランジ14F、14Fと、連結片13とでピン26の頭
部26Aを固定すると共に連結片13の中央部に孔部13Cを設
け、この孔部13Cを通してピン26のピン先26Bを突き出さ
せるようにし、その他については、第1実施例と同様に
構成したものである。
[考案の効果] 本考案によれば、従来例にない比較的長い消しゴムを
装着し、且つ、必要に応じて、消しゴムの露出部材の長
さを調整でき、しかも、消しゴムを使用中に、消しゴム
が消しゴム保持具から抜けることもないし、消しゴム保
持具の内部に入り込んでしまうこともないので、シャー
プペンシルの利便を向上でき、また、使用に供されない
消しゴム部分の比率を小さくし、無駄を軽減することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の第1実施例を示す
一部切り欠き分解斜視図及び中央縦断面図、第3図は本
考案の第1実施例を使用したシャープペンシルを示す一
部省略一部切り欠き分解斜視図、第4図は連結片を示す
斜視図、第5図は消しゴム保持具の要部中央縦断面図、
第6図は消しゴムと滑り防止部材とを示す一部省略一部
切き欠き斜視図、第7図及び第8図はそれぞれ滑り防止
部材を示す側面図及び平面図、第9図及び第10図は第1
図例の消しゴム保持具において、装着した消しゴムを移
動させた状態を示す中央縦断面図、第11図は本考案の第
2実施例を示す中央縦断面図、第12図は従来のシャープ
ペンシルの一例を示す一部省略一部切り欠き分解斜視図
である。 10、25……消しゴム保持具 11……消しゴム 12……挟持片 13……連結片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャープペンシルの芯挿入口に後端部側を
    挿入して使用されるシャープペンシル用消しゴム装置で
    あって、一対の挟持片及びこれら一対の挟持片を開閉可
    能に連結する連結片からなる消しゴム保持具と、後端部
    に滑り防止部材が連結され、前記一対の挟持片により挟
    持されて前記消しゴム保持具に保持される消しゴムとを
    有し、前記一対の挟持片の消しゴム挟持面には、前記滑
    り防止部材を挟持することができる複数のフランジが前
    記消しゴムの移動可能方向に一定の間隔で設けられてお
    り、前記消しゴムには、前記フランジと係合する周溝が
    設けられていることを特徴とするシャープペンシル用消
    しゴム装置。
JP1988024646U 1988-02-26 1988-02-26 シャープペンシル用消しゴム装置 Expired - Lifetime JPH081915Y2 (ja)

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