JPH05271885A - 軟磁性合金薄膜およびその製造方法 - Google Patents

軟磁性合金薄膜およびその製造方法

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JPH05271885A
JPH05271885A JP6733292A JP6733292A JPH05271885A JP H05271885 A JPH05271885 A JP H05271885A JP 6733292 A JP6733292 A JP 6733292A JP 6733292 A JP6733292 A JP 6733292A JP H05271885 A JPH05271885 A JP H05271885A
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JP
Japan
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thin film
soft magnetic
less
alloy thin
magnetic alloy
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Application number
JP6733292A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Fujita
浩史 藤田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高い飽和磁束密度および透磁率を示す、しかも
低価格のFe基軟磁性合金薄膜およびその製造方法を提供
する。 【構成】一般式、Fe100-x-y-z Cux y z で表され、
平均粒径が 500Å以下の微細な結晶粒と非晶質相との混
合組織であるFe基軟磁性合金薄膜およびその製造方法。
ただし、上記一般式のx、yおよびzは原子%で、 0.1≦x≦3、1 ≦y≦23、 0.1≦z≦15、5≦y+z
<10 である。 上記の一般式で表される組成中のFeは、一定条件の基
で、その一部をMo、Zr、Nb、W、Cr、Ti、V、Si、Ge、
Ga、RuおよびAlで置換することができる。 【効果】本発明によるFe基軟磁性合金薄膜は、飽和磁束
密度が高く、かつ高透磁率である。この薄膜は、結晶相
を含むので熱的安定性にも優れ、さらに、高価な元素を
必須成分としておらず、経済性にも優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ヘッド等の材料
に用いられる高飽和磁束密度、高透磁率を有する鉄基軟
磁性合金薄膜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ヘッド材料にはパーマロイな
どの結晶合金やCo−Fe−Si−B非晶質合金が広く使用さ
れてきた。これらの合金では透磁率は高いが飽和磁束密
度は低い。近年、高保磁力媒体による記録密度の向上の
ため、高保磁力媒体に対応した飽和磁束密度の高い軟磁
性材料が求められている。
【0003】本出願人による特開平3−253545号公報に
示す発明は、高飽和磁束密度で優れた軟磁性材料を求め
る試みの一つである。その内容は、一般式Fe100-x-y-z
Cuxy z (ただし、 0.1≦x≦3、1 ≦y≦23、 0.
1≦z≦15、10≦y+z≦25)で表される組成を有し、
液体急冷法または気相成長法で作成した非晶質薄帯また
は薄膜を結晶化熱処理し、微細粒結晶を得ることを特徴
としている。
【0004】上記の特開平3−253545号公報で比較材と
して採用したFe−Si−B−Nb−Cu系合金では、磁気ヘッ
ド材料への応用としてスパッター法により作成した非晶
質薄膜を熱処理により微細結晶化することが試みられて
いる (日立金属技報、VOL.7、P.7-12、1991参照) 。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の特開平3−2535
45号公報の発明は、主にトランスの磁心材料に適した磁
性合金に関するものである。近年開発が進められている
薄膜磁気ヘッド材料等では、薄膜であることに加え、さ
らに高い飽和磁束密度が要求されるようになってきてい
る。
【0006】また、前記のFe−Si−B−Nb−Cu系合金に
おいて薄膜化を行った場合では、飽和磁束密度は若干向
上するものの依然として比較的小さい。また、成分とし
て高価なBを含んでいるため価格的にも不利である。
【0007】Fe−Cu−P−C系合金では、気相急冷法に
よる薄膜の磁気特性は未だ十分には明らかにされていな
い。しかも、このFe−Cu−P−C系の軟磁性合金を磁気
ヘッド材へ応用しようとする場合には、厚さが10μm以
下の薄膜として作成することが要求される。
【0008】本発明の目的は、上記の問題点を解決し、
高い飽和磁束密度および透磁率を示す、しかも低価格の
Fe基軟磁性合金薄膜を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、「一般式、Fe
100-x-y-z Cux y z で表され、平均粒径が 500Å以
下の微細な結晶粒と非晶質相との混合組織であるFe基軟
磁性合金薄膜およびその製造方法」を要旨とする。
【0010】ただし、上記一般式のx、yおよびzは原
子%で、 0.1≦x≦3、1 ≦y≦23、 0.1≦z≦15、5≦y+z
<10 である。
【0011】上記の一般式で表される組成中のFeは、そ
の一部を次の元素で置換することができる。なお、下記
の各元素の原子%は、合金全体を 100原子%とした場合
の原子%である。
【0012】 原子%で、それぞれ3%以下のMo、Z
r、Nb、W、Cr、TiおよびVの中の1種以上の元素。た
だし、これら7元素の中の2種以上を使用する場合は、
その合計含有量を3原子%以下とする。
【0013】 原子%で、5%未満のSi、それぞれ5
%以下のGe、Ga、およびRu、ならびに3%以下のAlの中
の1種以上。ただし、2種以上の場合はその合計含有量
は5原子%以下とする。
【0014】さらに上記およびの両群から選択した
元素でFeを置換することもできる。
【0015】このような本発明合金を一般式で示すと下
記のとおりである。
【0016】(1) Fe100-x-y-z-a Cux y z Mba (2) Fe100-x-y-z-c Cu xy z (3) Fe100-x-y-z-a-c Cu xy z Mba (4) Fe100-x-y-z-d Cux y z Mdd (5) Fe100-x-y-z-a-d Cux y z Mba Mdd (6) Fe100-x-y-z-d-c Cu xy z Mdd (7) Fe100-x-y-z-a-d-c Cu xy z Mba Mdd ただし、Mbは、Mo、Zr、Nb、W、Cr、TiおよびVの1種
または2種以上、Mdは、Si、Ge、Ga、RuおよびAlの1種
または2種以上を意味する。
【0017】添字のx、y、z、a、cおよびdは全て
原子%であり、x、yおよびzは、 0.1≦x≦3、 1≦y≦23、 0.1≦z≦15、5≦y+z
<10 の範囲である。aは3以下、dは、MdがSiの場合は5未
満、Ge、GeおよびRuの場合は5以下、Alの場合は3以下
である。
【0018】上記の本発明合金薄膜は、気相急冷法によ
り製造する。
【0019】本発明の合金薄膜では、その厚さを 0.1〜
10μmの膜厚とする。このような薄膜は気相急冷法によ
ってのみ作成が可能である。膜厚が 0.1μm未満の極薄
膜では、薄すぎるために軟磁気特性が急激に劣化するの
で磁気材料としての用をなさない。また、10μmを越え
て厚くなると薄膜作成に長時間を要し、そのために基板
温度が上昇してその温度の影響を受けることにより、不
必要な結晶化を招く恐れもある。従って、膜厚は 0.1〜
10μmが望ましい範囲である。
【0020】
【作用】以下、前記のように組成および組織を限定した
理由を説明する。なお、特にことわりのない限り%は原
子%を意味する。
【0021】Fe:高い飽和磁束密度を確保するためFeを
主体とする組成とする。
【0022】Cu:非晶質から磁気特性の優れた微細結晶
粒を析出させるのに寄与する。Cuが 0.1%未満では微細
結晶粒が十分に晶出せず、3%を超えると最初の非晶質
化が困難になる。従って、適正なCu量は 0.1%以上、3
%以下である。即ち、前記一般式において 0.1≦x≦3
とするのがよい。
【0023】PおよびC:これらの元素は、結晶化に先
だって非晶質合金を製造する際にその非晶質化に寄与す
る。これらの元素の合計含有量が5%未満ではこの目的
は達成されない。
【0024】また、合計含有量が10%以上では飽和磁束
密度がやや低下する傾向がある。従って、前記一般式に
おいて、5≦y+z<10としなければならない。
【0025】なお、Pは1〜23%、Cは 0.1〜15%の範
囲とするのがよい。即ち、前記一般式において、1 ≦y
≦23、 0.1≦z≦15とし、この範囲で5≦y+z<10と
なるように調整する。
【0026】Mo、Zr、Nb、W、Cr、TiおよびV:これら
の元素は、非晶質相から析出する結晶粒の微細化に寄与
する。この効果を得るためには、それぞれ3%以下の範
囲でFeと置換するのがよい。しかし、Mo、CrおよびTiが
それぞれの上限値を超えると飽和磁束密度が低下し、Z
r、NbおよびWがそれぞれの上限値を超えると粗大な結
晶粒の金属間化合物が生成して微細結晶相への結晶化が
困難になる。またVが3%を超えると最初の非晶質化が
困難になる。これらの元素は1種でも、また2種以上組
み合わせてでも使用できる。
【0027】2種以上を用いる場合は、その合計含有量
を3%以下としなければならない。合計含有量が3%を
超えると飽和磁束密度が低下するからである。
【0028】Si、Ge、Al、GaおよびRu:これらの元素
は、結晶磁気異方性を減少させるのに寄与する。ただ
し、Siが5%以上になると飽和磁束密度の低下を招く。
また、Ge、GaおよびRuがそれぞれ5%を超えた場合も飽
和磁束密度が低下する。ー方、Alが3%を超えると非晶
質化が困難になる。
【0029】これらの元素も二種以上複合添加してよい
が、その場合、合計含有量は5%以下でなければならな
い。5%を超えると飽和磁束密度が低下する。
【0030】本発明合金薄膜は、平均粒径が 500Å以下
の微細結晶粒とその周囲の非晶質相との混合組織から成
る。微細結晶粒とは、bcc相のFe固溶体を主体とする
ものであるが、 Fe3P、添加元素の酸化物、炭化物、各
種の金属間化合物が含まれる場合がある。これら金属間
化合物等は磁気特性を悪くする場合があるから、できる
だけ存在しない方がよいが、それらの粒径が小さく、か
つ少量であれば存在も許容される。
【0031】上記の本発明合金薄膜の組織は、非晶質相
から適切な熱処理によって微細結晶相を析出させること
によって得られる。その析出の程度によって、結晶相と
非晶質相の混合比率が異なってくる。結晶相の比率が高
い程、磁気特性は向上するが、結晶相がおよそ30体積%
以上であれば、実用上十分な特性が得られる。なお、最
終的に到達し得る結晶相よりも低い温度において出現す
る結晶相、即ち、非晶質相から結晶化が進行していく中
間段階で得られる結晶相を準安定bcc相と呼ぶことが
ある。
【0032】本発明の薄膜となる合金を構成する結晶相
は、その平均粒径が 500Å以下でなければならない。 5
00Åを超えると、結晶粒界等による磁壁のピニングのた
めに磁気特性が悪化するからである。
【0033】これまでに述べた組成と組織をもつ本発明
合金は、次のようにして製造することができる。
【0034】まず、所定の組成の合金ターゲットを作製
する。このターゲットをレーザー蒸着等の真空蒸着法、
あるいはイオンビーム・スパッタリング、高周波スパッ
タリング等のスパッタリング法を用いた気相急冷法で処
理して、所定の基板上に非晶質薄膜を得る。この非晶質
合金を、窒素、Arのような不活性ガス中または真空中で
熱処理して微細結晶相を析出させる。熱処理の温度は、
組成によって定まる結晶化開始温度(Tx)を測定してお
き、その温度近傍とする。Txは昇温速度によっても異な
り、例えば20℃/分の昇温速度の場合、Txは 300〜420
℃である。この温度以上であれば結晶化が速やかに進行
するが、低温域では結晶化に時間がかかり、また析出し
た結晶粒も大きくなるから、高温域で短時間の処理を行
う方が望ましい。ただし、 500℃を超える温度になると
金属間化合物が析出し保磁力が大きくなるから、熱処理
温度の上限は 500℃までとするのがよい。望ましい温度
範囲は 300〜500 ℃である。
【0035】熱処理のヒートパターンとしては、一定温
度での保持、所定温度までの加熱−冷却 (一定温度での
保持なし) 等、種々の形態をとりうる。一定温度で保持
する場合は、その保持温度までの昇温速度を 100℃/分
以上にすると極めて微細な結晶粒が得られる。これより
遅い冷却速度でもCuなどの添加成分の効果によって、微
細結晶粒が得られ、この場合は、敢えて一定温度での保
持は必要としない。また、一定温度で保持する場合、そ
の時間が長すぎると結晶が粗大化するから、3時間以内
が望ましい。
【0036】
【実施例】
〔試験1〕所定の組成の合金ターゲットを作製し、表1
に示す種々の非晶質薄膜を通常のバッチ式高周波(R
F)2極スパッター法により、10-5Pa程度のバックグラ
ウンド圧のもとで、Arを用いてターゲットをスパッター
し、膜厚5μmの薄膜を作成した。基板はパイレックス
・ガラスあるいはカプトン・フィルムを用いた。
【0037】作成した試料の結晶化開始温度(Tx)を、示
差熱分析(10℃/min) 測定により求めた。その後、これ
らの非晶質薄帯を真空中で結晶化開始温度+10℃まで10
℃/minの昇温速度で加熱し、1分間保持して急冷した。
【0038】表1には、熱処理後の各薄膜の平均結晶粒
径、結晶化度(結晶相の割合、%)、実効透磁率および
飽和磁束密度を併せて示している。平均結晶粒径は、透
過型電子顕微鏡観察を行い、50個以上の結晶粒を抽出し
て測定し平均して求めた。結晶化度は、X線回折のピー
ク強度比から求めた。実効透磁率は8の字コイル法を用
いて5MHz で、飽和磁束密度は振動試料型磁力計(VSM)
を用いて、それぞれ測定した。
【0039】表1に示すFe−Si−B−Nb−Cu系合金薄膜
の比較例は、高周波(RF)マグネトロンスパッタ装置
を用い、合金ターゲット上にFe、Cu、Nbチップを配置す
ることによって種々の膜組成の試料を作成し、成膜後 5
00〜700 ℃の間で窒素雰囲気中30分の保持を行う方法に
よって作成した、膜厚2μmのFe−Si−B−Nb−Cu微細
結晶薄膜について、上記と同様の測定を実施したもので
ある。
【0040】本発明による合金薄膜は、いずれもこの比
較例よりも高い飽和磁束密度を示している。
【0041】
【表1】
【0042】〔試験2〕表2に示す組成の非晶質薄膜
を、試験1と同様の条件でRF2極スパッター法により
作成した。その後、試料の結晶化開始温度以上の表2に
示す各温度で、各保持時間保持して急冷した。昇温速度
は10℃/minとした。
【0043】これらの熱処理後の各薄膜の平均結晶粒
径、実効透磁率、飽和磁束密度を実施例1と同じ方法で
測定した。これらの結果を表2に示す。
【0044】表2に示すFe−Si−B−Nb−Cu系合金薄膜
の比較例も、試験1の比較例と同様の条件で作成したも
のである。
【0045】本発明による合金薄膜は、やはり、いずれ
もこの比較例よりも高い飽和磁束密度を示している。
【0046】
【表2】
【0047】
【発明の効果】本発明によるFe基軟磁性合金薄膜は、飽
和磁束密度が高く、かつ高透磁率である。この薄膜は、
結晶相を含むので熱的安定性にも優れ、さらに、高価な
元素を必須成分としておらず、経済性にも優れている。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式、Fe100-x-y-z Cux y z で表さ
    れる組成を有し、平均粒径が 500Å以下の微細な結晶粒
    と非晶質相との混合組織であることを特徴とする軟磁性
    合金薄膜。ただし、x、yおよびzは原子%で、 0.1≦x≦3、1 ≦y≦23、 0.1≦z≦15、5≦y+z
    <10 である。
  2. 【請求項2】Feの一部が、原子%でそれぞれ全体の3%
    以下のMo、Zr、Nb、W、Cr、TiおよびVの1種以上(た
    だし、2種以上の場合は、合計で3%以下)で置換され
    た組成を有し、微細な結晶粒と非晶質相との混合組織で
    あることを特徴とする請求項1に記載の軟磁性合金薄
    膜。
  3. 【請求項3】Feの一部が、原子%で全体の5%未満のS
    i、それぞれ5%以下のGe、GaおよびRuならびに3%以
    下のAlの1種以上で置換されており、Si、Ge、Ga、Ruお
    よびAlの合計含有量が5原子%以下である組成を有し、
    微細な結晶粒と非晶質相との混合組織であることを特徴
    とする請求項1または2に記載の軟磁性合金薄膜。
  4. 【請求項4】請求項1または2または3に記載の組成の
    合金にエネルギーを照射して気化または剥離させ、前記
    気化または剥離した合金成分を基板上に堆積させること
    を特徴とする軟磁性合金薄膜の製造方法。
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Cited By (4)

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