JPH05271227A - N−[3−[2−(1h−イミダゾール−1−イル)エトキシフエニル−4−(2−チエニル)−2−ピリミジナミンおよびその薬物学的に許容される塩 - Google Patents

N−[3−[2−(1h−イミダゾール−1−イル)エトキシフエニル−4−(2−チエニル)−2−ピリミジナミンおよびその薬物学的に許容される塩

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JPH05271227A
JPH05271227A JP4357370A JP35737092A JPH05271227A JP H05271227 A JPH05271227 A JP H05271227A JP 4357370 A JP4357370 A JP 4357370A JP 35737092 A JP35737092 A JP 35737092A JP H05271227 A JPH05271227 A JP H05271227A
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Rolf Paul
ロルフ・ポール
Robert G Kelly
ロバート・ジエラード・ケリー
Lawrence W Torley
ローレンス・ダブリユー・トーレイ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−
イル)エトキシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−
2−ピリミジナミン(式)およびその薬物学的に許容
される塩及び本化合物の有効量を投与することにより哺
乳動物の喘息ならびにアレルギー性疾患を治療する方
法。 【効果】 この化合物は喘息治療薬およびアレルギー性
疾患治療薬として有用な生理利用活性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の分野】本発明は血漿中のの半減期が増加する
ことにより明らかな予想外の有利な生理利用活性をもっ
たN−〔3−〔2−(1−イミダゾール−1−イル)
エトキシ〕フェニル〕−4−(2ーチエニル)−2−ピ
リミジナミンおよびその薬物学的に許容される塩、並び
にこれを喘息およびアレルギー性疾患の治療に使用する
方法に関する。
【0002】
【従来法の説明】アレルギー性喘息の気管支の痙攣は仲
介輸送体、例えばヒスタミンおよび遅速反応性の物質が
肥満細胞から放出される結果生じる。抗喘息活性をもっ
た或る種の4,5,6−置換−N−(置換フェニル)−
2−ピリミジナミンが米国特許第4,788,195号
および同第4,876,252号に記載されている。該
特許に記載された方法で合成される化合物は幾つかの試
験系においては抗喘息剤および抗アレルギー剤として高
度の活性をもっているが、これらの試験からどの化合物
が所望の喘息およびアレルギーを抑制する薬物的な効果
を再現性をもってまた長期間に亙り示すのに十分な生理
利用活性をもっているかを予測することは極めて困難で
ある。一般に知られ認められているように、薬物の活性
は薬物の血漿濃度に関連しており、効果的な濃度で血漿
内に長期間留まることによって示されるような生理利用
活性が増加した活性化合物を用いることにより最も効果
的な喘息の治療を行うことができる。現在喘息の治療に
使用でき、再現性良く患者の血漿内濃度を長期間に亙っ
て維持できる効果的な化合物が非常に望まれている。
【0003】
【本発明の要約】本発明においてはN−〔3−〔2−
(1−イミダゾール−1−イル)エトキシ〕フェニ
ル〕−4−(2ーチエニル)−2−ピリミジナミンおよ
びその薬物学的に許容される塩は、血漿内濃度が維持さ
れ、また抗喘息活性および抗アレルギー活性を維持でき
るのに十分な半減期によって示される予想外の有利な生
理利用活性を示すことが見出だされた。本発明の化合物
は効果的な濃度における血漿内半減期が長く、喘息およ
びアレルギーに対し効果的な治療ができるから、本発明
の化合物の予想外の有利な生理利用活性は極めて著しい
ものがある。これとは対照的に必要とされる生理利用活
性をもたない化合物は遥かに治療に不適当である。
【0004】本発明のN−〔3−〔2−(1−イミダ
ゾール−1−イル)エトキシ〕フェニル〕−4−(2ー
チエニル)−2−ピリミジナミンをラットに対する受動
皮膚アナフィラキシー試験(PCA)及び免疫的に模倣
された人の好塩基球試験によって試験した。これら2種
の試験結果を米国特許第4,788,195号に記載さ
れた2種の非常に関連した化合物、2−メチル−N4
4−〔(4−ピリジニル)−2−ピリミジニル〕−1,
4−ベンゼンジアミン二塩酸塩およびN−〔4−〔2−
(ジエチルアミノ)エトキシ〕フェニル〕−4−(4−
ピリジニル)−2−ピリミジナミン二塩酸塩に対する結
果と比較すると、抗喘息活性に関しては結果は実験誤差
以内で同等である。しかしこれらの喘息予防試験では、
どの化合物が薬理学的な活性を保持ながら血漿中濃度を
維持するような生理利用活性ををもっているかを予測し
ていないし、また予測することはできない。
【0005】本発明のN−〔3−〔2−(1H−イミダ
ゾール−1−イル)エトキシ〕フェニル〕−4−(2ー
チエニル)−2−ピリミジナミンは試験管内における好
塩基球ヒスタミン放出試験および生体でのラットPCA
試験では、米国特許第4,788,195号記載の2種
の密接に関連した化合物と実質的に同等な高度の活性を
示す。しかし試験管内での活性および鼠類のモデルにお
ける効果のいずれにおいても、適切な生理利用活性また
は薬理機構は予測できない。しかしこれらの化合物を犬
で試験すると、予想外にもN−〔3−〔2−(1−イ
ミダゾール−1−イル)エトキシ〕フェニル〕−4−
(2ーチエニル)−2−ピリミジナミンは、米国特許第
4,788,195号に記載された2種の非常に関連し
た化合物、2−メチル−N4−4−〔(4−ピリジニ
ル)−2−ピリミジニル〕−1,4−ベンゼンジアミン
二塩酸塩およびN−〔4−〔2−(ジエチルアミノ)エ
トキシ〕フェニル〕−4−(4−ピリジニル)−2−ピ
リミジナミン二塩酸塩に比べ、血漿内での半減期および
再現性が増加していることが見出だされた。N−〔3−
〔2−(1H−イミダゾール−1−イル)エトキシ〕フ
ェニル〕−4−(2ーチエニル)−2−ピリミジナミン
化合物が、密接に関連した化合物、例えば2−メチル−
N4−4−〔(4−ピリジニル)−2−ピリミジニル〕
−1,4−ベンゼンジアミン二塩酸塩およびN−〔4−
〔2−(ジエチルアミノ)エトキシ〕フェニル〕−4−
(4−ピリジニル)−2−ピリミジナミン二塩酸塩に比
べ血漿内濃度および半減期のような優れた生理利用活性
を示すことは驚くべきことである。
【0006】
【好適な具体化例の説明】本発明の新規化合物、N−
〔3−〔2−(1H−イミダゾール−1−イル)エトキ
シ〕フェニル〕−4−(2ーチエニル)−2−ピリミジ
ナミン1およびその塩は下記の反応図式によって製造す
ることができる。
【0007】
【化1】
【0008】上記反応図式に従えば、〔3−〔2−(1
H−イミダゾール−1−イル)エトキシ〕フェニル〕−
グアニジン二塩酸塩(米国特許第4,788,195
号実施例332)を3−ジメチルアミノ−1−(2−チ
エニル)−2−プロペン−1−オン(米国特許第4,
374,988号A部実施例1)と不活性溶媒N,N−
ジメチルフォルムアミド中において炭酸カリウムを存在
させ、温度100〜155℃において16〜24時間反
応させ、N−〔3−〔2−(1H−イミダゾール−1−
イル)エトキシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−
2−ピリミジナミンにする。を塩酸と反応させて
の一塩酸塩にする。
【0009】本発明の有機塩基は種々の薬物学的に許容
される有機および無機塩生成剤と無毒な酸付加塩を形成
する。即ち有機遊離塩基を1当量以上の酸と適宜中性の
溶媒中で混合することによりつくられる酸付加塩は、硫
酸、燐酸、塩酸、臭化水素酸、スルファミン酸、マレイ
ン酸、乳酸、マリン酸、コハク酸、酒石酸、酢酸、フマ
ル酸、グルコン酸、アスコルビン酸等の酸と反応させて
つくられる。本発明の目的に対しては、遊離塩基はその
無毒な酸付加塩に対し当量の関係にある。本発明の有機
遊離塩基の酸付加塩は一般に結晶性の固体である。
【0010】本発明の新規化合物N−〔3−〔2−(1
−イミダゾール−1−イル)エトキシ〕フェニル〕−
4−(2ーチエニル)−2−ピリミジナミンおよびその
薬物学的に許容される酸付加塩は下記に示されるように
抗喘息剤およびアレルギー予防剤として高度の活性をも
っている。
【0011】アレルギー性喘息の気管支の痙攣はは仲介
輸送体、例えばヒスタミンおよび遅速反応性の物質が肥
満細胞から放出される結果生じる。喘息を引き起こす仲
介輸送体の放出の役割は広く総括がなされており、文献
に記載されている。下記の文献参照のこと。米国ボスト
ン、リトル・ブラウン・アンド・コンパニー(Litt
le,Brown and Company)1976
年発行、イー・ビー・ワイス(E.B.Weiss)
編、カリナー・エム(Kaliner,M)およびアウ
シュテン・ケイ・エフ(Austen,K.F.)著、
「ブロンカイアル・アズマ・メカニズムス・アンド・テ
ラピューティックス(BronchialAsthma
Mechanisms and Therapeut
ics)163頁;米国ニューヨーク、アカデミック・
プレス(Academic Press)1979年発
行、エル・エム・リヒテンシュタイン(L.M.Lic
htenstein)およびケイ・エフ・アウシュテン
編、アズマ・サイオロジー・イムノファーマコロジー・
アンド・トリートメント、第2回国際シンポジウム(A
sthma−Physiology,Immunoph
armacology and Treatment、
Second InternationalSympo
sium)、51頁、リヒテンシュタイン・エル・エム
の論文;および米国ニューヨーク、アカデミック・プレ
ス1979年発行、エイチ・ジェー・ヘス(H.J.H
ess)編、ベル・エス・シー(bell,S.C.)
等、アニュラー・リポーツ・イン・メディシナル・ケミ
ストリー(AnnularReports in Me
dicinal Chemistry)14、51頁。
【0012】本発明の新規化合物はリヒテンシュタイ
ン、エル・エムおよびオスラー、アー・ゲー(Osle
r,A.G.)のJ.Exp.Med.誌120巻50
7〜530頁(1964年)記載の論文の方法により試
験し、免疫的に模倣した人の好塩基球からの仲介輸送体
(ヒスタミン)の放出を抑制するこの化合物の能力を評
価した。
【0013】試薬 10倍の濃縮トリス緩衝液 塩化ナトリウム140.3g、25℃におけるpHが
7.6の試薬級のトリズマ・トリス・プレ・セット(T
rizma−Tris Pre−Set)〔シグマ・ケ
ミカル・コンパニー(Sigma Chemical
Co.)〕7.45gを十分量の水に溶解し、最終容積
を2リットルにする。
【0014】人のアルブミン (シグマ・ケミカル・コンパニー)(30mg/ml) カルシウムおよびマグネシウム貯蔵液 それぞれ0.075モルの塩化カルシウム二水和物およ
び0.5モルの塩化マグネシウム六水和物を用いてつく
る。
【0015】トリス−A緩衝液 10倍のトリス緩衝液10mlおよび1.0mlの人の
アルブミンを水で希釈して100mlにする。
【0016】トリスACM緩衝液 10倍のトリス緩衝液10ml、1.0mlの人のアル
ブミン、0.8mlのカルシウム貯蔵液および0.2m
lのマグネシウム貯蔵液を水で希釈して100mlにす
る。
【0017】ウサギの抗ヒトIgE ベーリング(Behring)診断薬(一般に最終濃度
1ml当たり10μgの蛋白質で使用)。
【0018】イエダニの抽出物〔ダーマトファゴイデス
・ファリナエ(Dermatophagoides F
arinae)〕 濃度1:100(W:v)アレルギー性抽出物、ホリス
ター・スタイヤー・ラボラトリーズ(Holliste
r−Stier Labs.)。一般にこれを1:10
00〜1:10,000に希釈する(薬瓶を貯蔵器と考
える)。
【0019】他のアレルゲン 減感作のための皮膚間溶液または筋肉間調合物、ホリス
ター・スタイアー・ラボラトリーズ。使用する最終濃度
は1PNU/mlの程度である。
【0020】人の血液からの白血球の分離と以後の試験 4個の20mlのヘパリン管を使用し、抗IgE、ブタ
クサの抗原または他の特定のアレルゲンに対し既知量の
ヒスタミンを放出している検体から80mlの血液を抜
き取る。これらの80mlの血液を0.6gのデキスト
ロースおよび1.2gのデキストランを含む塩水20m
lと混合する。2個の50mlポリカーボネート遠心分
離管の中で赤血球と血漿との間に明確な境界ができるま
で(60〜90分)室温で血液を沈降させる。各管の
(上)層の白血球を含む血漿をピペットで抜き取り、5
0mlのポリカーボネートの管に移す。血漿を4℃で1
10X Gにおいて8分間遠心分離にかける。上澄液を
注意してできるだけ完全に注ぎ出し、シリコーン被覆し
たパスツール・ピペットを用いて細胞粒を再び2〜3m
lのトリス−A緩衝液に懸濁させる。再び懸濁させるに
は、ピペットの出口に液をゆっくりと引き出し、細胞の
均一な懸濁液が得られるまで先端を液の下に入れて行う
ことができる。次いで十分な量のトリス−A緩衝液を加
え、管の中の容積が約45mlになるようにし、この管
を4℃において110X Gで8分間遠心分離にかけ
る。上澄液を注ぎ出し、細胞粒を再び懸濁させ、上記の
ように遠心分離にかける。再び上澄液を注ぎ出し、細胞
粒を2〜3mlのトリス−ACM緩衝液に懸濁させて最
終的な容積が反応管に加えるのに十分な容積になるよう
にする。
【0021】抗IgEまたは抗原を単独で或いは試験化
合物と一緒に含む全容積0.2mlの反応管を調製し、
37℃の浴に入れる。細胞を37℃に加温し、時々ゆす
って均一に懸濁するようにし、次いで1.0mlの試験
液として各反応管に加える。この管を60分間37℃に
加温し、15分毎にゆっくりと管を回転させ細胞が均一
な懸濁状態に保たれるようにする。反応が完結すると、
管を4℃で10分間1500rpmで遠心分離を行い、
細胞を沈降させる。上澄液の試験液1mlを12×75
mmのポリエチレン管に移し、8%の過塩素酸0.2m
lを各管に加える。各試験にはブランクおよび総試料を
含ませる。ブランクは抗原または抗IgE以外のすべて
の細胞および試薬を含んでいる。総試料は0.24ml
の8%過塩素酸、1mlの細胞、および0.2mlの緩
衝液を含んでいる。すべての試料を遠心分離にかけ、沈
澱した蛋白質を除去する。
【0022】自動蛍光測定法による放出されたヒスタミ
ン試験 この自動測定法はAnal.Biochem.誌57巻
384頁(1974年)およびJ.Immunol.M
ethods誌7巻283頁(1975年)にシラガニ
アン、アール・ピー(Siraganian,R.
P.)により書かれており、ショア・ピー・エー(Sh
ore,P.A.)等のJ.Pharmacol.Ex
p.Ther.誌217巻182頁(1959年)に記
載された手動の方法を基礎にしている。
【0023】この自動測定系は下記のようなテクニコン
・オートアナライザー(Technicon Auto
analyzer)IIの部品から成っている。試料採
取器IV、二重速度比例制御ポンプIII、狭帯域の主
フィルター7−60および二次フィルター3−74、記
録計、およびディジタル印刷機。使用する多岐管は上記
のシラガニアンにより記載されているものを次のように
変更して使用した。透析器を省略し、すべての圧入管が
大容量の単一の比例制御ポンプを通るようにし、分析の
ために2倍容の試料を採取する。
【0024】自動化された化学的工程は次の工程から成
っている。アルカリ性の塩水からブタノールで抽出し、
ヘプタンを加えてこれを希塩酸へ逆抽出し、高pHにお
いてヒスタミンをオルトフタルアルデヒド(OPT)と
反応させ、OPT付加物を燐酸を用いて安定な蛍光発光
体に変える。次いでこの反応生成物を蛍光測定器に通
す。目盛り一杯の応答が50ngのヒスタミン塩基に相
当し、閾値の感度が約0.5ngになるように調節す
る。
【0025】ヒスタミン放出試験結果の計算 装置によるブランク(洗滌液)を各試料のヒスタミンの
ng値から差し引く。次いでこのng値を3個の総試料
(過塩素酸で溶解した細胞)の平均値で割って%放出率
を得る。
【0026】対照試料は抗原を含んでいるが試験化合物
は含んでいない。ブランク(または自然放出)の試料は
抗原も試験化合物も含んでいない。対照および試験化合
物に対する%放出率からブランクの平均(3回の繰り返
し)を差し引く。
【0027】対照および試験化合物の群に対する平均を
計算し、下記式により対照に対する百分率として試験化
合物の結果を計算する。
【0028】100×(試験化合物によるヒスタミン%
放出率)/(対照のヒスタミン%放出率) 異なった濃度の試験化合物について得られた値を用い、
直線回帰法によりIC50(ヒスタミンの放出を50%阻
害するμM単位の濃度)を計算する。IC50が48μM
より低い値の場合、この化合物は活性があると考える。
【0029】試験結果を表1に掲げる。これらの結果に
よれば、ヒスタミンの放出に関する限りこれらの化合物
は同等である。しかしこれらの結果はこれらの化合物の
生理利用活性を示すものではない。
【0030】
【表1】 表1 免疫学的に模倣された人の好塩基球からのヒスタミン放出阻害 化合物 IC50(μM) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− N−〔3−〔2−(1−イミダゾリル−1−イル) 0.1±0.01 エトキシ)フェニル〕−4−(2−チエニル) (n=3) −2−ピリミジナミンモノ塩酸塩 2−メチル−N4−〔4−(4−ピリジニル)− 0.9 2−ピリミジニル〕1,4−ベンゼンジアミン二塩酸塩 N−〔4−〔2−(ジエチルアミノ)エトキシ〕 0.2±0.02 フェニル〕−4−(4−ピリジニル)− (n=2) 2−ピリミジナミン二塩酸塩 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ラットに対する受動皮膚アナフィラクシー試験(PC
A) 試薬 エヴァンス(Evans)の青色染料(シグマ・ケミカ
ル・コンパニー)。0.50gを100mlの1規定の
塩水に溶解して溶液をつくる。
【0031】IgE マウスの単クローン性IgE〔ICN バイオケミカル
ズ(Biochemicals)〕DNP指向クローン
SPE−7を50μlの試験液に分割し、−70℃で貯
蔵する。
【0032】アレルゲン DNPスルフォン酸を塩水に溶解した卵白アルブミンと
室温で一晩反応させてDNPの卵白アルブミンをつく
る。得られた溶液を4℃で十分に透析し、未反応のDN
Pスルフォン酸を除去し、100mg/mlの1mLの
試料液として−70℃で貯蔵する。
【0033】動物 体重が250〜300gのウイルスに汚染されていない
証明付きの雄のウィスター(Wister)株のラット
をヒルトップ・ラボラトリー・アニマルズ(Hillt
op Laboratory Animals)から購
入し、AALAC標準に従って使用前少なくとも1週間
の間その場でで飼育する。
【0034】感作 試験の48時間前にラットの背中の表面の毛を剃り、篭
に戻す。試験24時間前皮下注射により1000〜25
0ng/mLの濃度でIgEを含む塩水0.1mLを投
与する。これらの注射における局所的なIgE投与量は
100〜25ngである。IgEは皮膚の肥満細胞上の
特定の受容体に結合する。
【0035】化合物の投与 使用直前において0.25〜0.05mg/mlの濃度
範囲で化合物を蒸溜水中に超音波をかけて溶解または懸
濁させる。体重1kgあたり10mLの試験化合物溶液
または水だけを強制的にによりラットに経口投与する。 アレルゲンの試験 エヴァンスの青色染料に1mg/ml溶液をつくるのに
十分なDNP卵白アルブミンを加える。このアレルゲン
を含む染料を尾の静脈を通じてラットに10mg/kg
の割合で静脈注射する。エヴァンスの青色染料は血漿ア
ルブミンと結合し、通常の毛管透過性の条件下において
血管内空間に止まる。血管外空間に拡散し得るアレルゲ
ンは皮膚の肥満細胞の表面上でIgEに結合し、直接的
な減感作を開始し、これにより肥満細胞の細胞間顆粒に
よりヒスタミンの放出が行われる。ヒスタミンは毛管透
過性を増加させ、これにより染料と結合したアルブミン
を含む血漿の蛋白質を細胞外空間に拡散させ、皮膚に青
色の斑点を生じる。この///の大きさは放出された仲
介輸送体の量に比例する。この過程は30分で最適状態
になる。
【0036】アレルゲンに対する応答の測定 試験後30分してラットをCO2で安楽死させる。背中
から皮膚を裏返し、病変区域を青色の斑点の直径とそれ
に直交する直径との積として評価する。仲介輸送体が放
出されるのを阻害する化合物は斑点の面積を減少させる
であろう。
【0037】解析法 化合物の効果はIgE投与量および化合物によって組み
分けされた病変区域を分散分析法で解析して決定する。
P < 0.05のレベルにあれば化合物は活性と考え
られる。
【0038】結果の解析 表2はmm2単位の病変区域として表した実験結果を示
す。これらの実験に対する対照の病変区域も掲げられて
いる。2種以上の化合物を同時に試験したため、幾つか
の対照の値が表の中に繰り返し記載されている。表3は
適当な対照に対する%として表したデータを含んでい
る。この表に使用した病変区域は最も感度が高い病変区
域の大きさであると思われる100mm2に近い対照の
病変区域が得られるIgEの投与量に対応するものとし
て選ばれている。
【0039】このデータはヒスタミンの放出に関する限
りこれらの化合物は同等であることを示している。しか
しこれらの結果はこれらの化合物の生理利用活性を示す
ものではない。
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】鼠類、犬および人における抗喘息化合物の
薬理機構および生理利用活性を比較すれば、人に対する
応答を予測するにはラットよりも犬のほうが良いことが
示される。理論によって拘束するつもりはないが、人に
対する応答を予測するのに犬の方が優れている主な理由
は、犬の消化管が人に似た方法で試薬に応答するためで
あると考えられる。従ってこれらの試薬の薬理機構を犬
に対して試験する。
【0043】薬理機構 犬は喘息抑制剤化合物の毒物学的研究に使用されるか
ら、薬理機構の評価にも犬を選ぶ。犬を使用すると、同
じ試験動物で2種以上の化合物の薬理機構的な比較を行
うことができるるが、このような方法は小さい動物では
便利に行うことができない。それぞれの試験化合物に対
し、正常の犬に5日間連続で毎日2.0mg/kgの量
を投与する。同じ4匹の犬で各試験化合物の研究の間1
月間の洗滌期間をとった。0.05または0.1規定の
HCl中で5mg/mlの溶液として各試験化合物を投
与するが、この溶液は投与直前にゼラチンのカプセルに
入れて投与した。
【0044】投与期間の第1、第3および第5日目の投
与後0.5、1.0、2.0、4.0、7.0、12.
0および24.0時間後に各動物からヘパリン処理した
血液の試料を採取した。直ちに試料を遠心分離にかけて
血漿を取り、分析を行うまで凍結させて保存する。
【0045】血漿の分析は高速液体クロマトグラフ(H
PLC)を用いて行った。分析方法は各化合物に対し実
質的に同じである。N−〔3−〔2−(1−イミダゾ
リル−1−イル)エトキシ)フェニル〕−4−(2−チ
エニル)−2−ピリミジナミンモノ塩酸塩に対して用い
た内部基準は2−クロロ−11−(4−メチル−1−ピ
ペラジニル)ジベンゾ〔b,f〕〔1,4オキザゼピン
スクシネートであり、2−メチル−N4−〔4−(4−
ピリジニル)−2−ピリミジニル〕1,4−ベンゼンジ
アミン二塩酸塩、およびN−〔4−〔2−(ジエチルア
ミノ)エトキシ〕フェニル〕−4−(4−ピリジニル)
−2−ピリミジナミン二塩酸塩に対しては内部基準は7
−エトキシクマリンであった。典型的な方法において、
内部基準を含む容積0.4mlのアセトニトリルを0.
2mlの容積の血清に加えた。回転させて試料を混合し
遠心分離にかける。蛋白質を含まない透明な上澄液をき
れいな管の中にデカンテーションし、蒸発乾凅させる。
乾燥残渣を0.2mlのHCLP移動相に溶解し、この
溶液の50μlを注入する。測定すべき試験化合物およ
び内部基準に対応するピークは波長280nmの紫外光
の吸収により定量する。各組の試験試料の測定を行った
後、試料の濃度範囲に入る量の測定化合物を含ませて調
製した標準の犬の血漿の試料の組に対する分析を行っ
た。
【0046】体重9.2〜10.2kgの4匹の正常な
ビーグル犬を研究に使用した。N−〔3−〔2−(1
−イミダゾリル−1−イル)エトキシ)フェニル〕−4
−(2−チエニル)−2−ピリミジナミンに対して得ら
れた結果を表4に示す。これらのデータは図1にグラフ
として示されている。これらのデータから誘導された薬
理機構パラメータを表5に示す。2−メチル−N4−
〔4−(4−ピリジニル)−2−ピリミジニル〕1,4
−ベンゼンジアミン二塩酸塩に対する同様な情報を表6
に示す。これらのデータは図2にグラフとして示されて
いる。これらのデータから誘導された薬理機構パラメー
タを表7に示す。N−〔4−〔2−(ジエチルアミノ)
エトキシ〕フェニル〕−4−(4−ピリジニル)−2−
ピリミジナミン二塩酸塩に対するデータは表8に示され
ている。この研究には4匹の犬を用いたが、一匹の犬の
血漿の中だけしか測定可能な濃度の化合物が得られなか
った。平均のデータは図3に示されている。図4のデー
タは第1回の投与後の犬の中の試験化合物の濃度を示し
ている。12時間を経過した後のN−〔3−〔2−(1
−イミダゾリル−1−イル)エトキシ)フェニル〕−
4−(2−チエニル)−2−ピリミジナミンの濃度は長
期間に亙り他の試験化合物の濃度よりも高いことが示さ
れている。
【0047】一般に化合物の薬理活性は血漿中のその濃
度に関連していると考えられるから、この化合物は優れ
た生理利用活性を有し、試験した化合物のうちで最も効
果があると見て良い。
【0048】
【表4】
【0049】
【表5】
【0050】
【表6】
【0051】
【表7】
【0052】
【表8】
【0053】活性化合物は例えば不活性希釈剤または吸
収できる食用可能な担体と共に経口投与することがで
き、また硬いまたは柔らかい殻のゼラチン・カプセルに
包んで投与することができ、或いは圧縮して錠剤にした
り、直接食品の中に混入したりすることができる。治療
のために経口投与をする場合、これらの活性化合物を賦
形剤と混合し、嚥下錠剤、口腔錠剤、トローチ、カプセ
ル、エリキシル剤、懸濁液、シロップ、ウェファー等の
形で用いることができる。このような組成物または調合
物は少なくとも0.1%の活性化合物を含んでいなけれ
ばならない。勿論組成物および調合物の割合は変えるこ
とができ、約2〜約60重量%の範囲が便利である。こ
のように治療に有用な組成物中の活性化合物の量は適当
な投与量が得られるような量である。本発明の好適組成
物または調合物は経口投与単位の形が活性化合物を約5
〜約200mg含むようにつくられる。錠剤、トロー
チ、丸薬、カプセル等は下記のような材料を含んでいる
ことができる。接合剤、例えばトラガカントゴム、アラ
ビアゴム、トウモロコシ澱粉またはゼラチン;賦形剤、
例えば燐酸二カルシウム;分解剤、例えばトウモロコシ
澱粉、馬鈴薯澱粉、アルギニン酸等;潤滑剤、例えばス
テアリン酸マグネシウム;および甘味剤、例えばスクロ
ース、ラクトース、またはサッカリン;芳香剤、例えば
薄荷、冬緑油またはサクランボの芳香剤。投与単位形態
がカプセルの場合、上記の材料の他に、液体担体を含む
ことができる。被膜として、或いは投与単位の物理的形
態を変更するために種々の他の材料を存在させることが
できる。例えば錠剤、丸薬またはカプセルはシェラッ
ク、蔗糖または両方で被覆することができる。シロップ
またはエリキシル剤は活性化合物、甘味剤としてのスク
ロース、防腐剤としてのメチルおよびプロピルパラベ
ン、染料および芳香剤、例えばサクランボまたはオレン
ジの芳香剤を含むことができる。勿論任意の投与単位形
態をつくるのに用いられる材料は薬物学的に純粋であ
り、使用する量において実質的に無毒でなければならな
い。またこれらの活性化合物を遅延放出性調合物および
組成物の中に混入することもできる。
【0054】非経口投与に用いられる所望の透明度、安
定性、および適合性をもった本発明の組成物は、0.1
0〜10.0重量%の活性化合物をポリヒドロキシ脂肪
族アルコールまたはそれらの混合物から成る担体に溶解
することによりつくられる。特に満足すべき担体はグリ
セリン、プロピレングリコール、およびポリエチレング
リコールである。ポリエチレングリコールは不揮発性で
通常は液体であり、水および有機溶媒の両方に可溶で分
子量が約200〜1500のポリエチレングリコールの
混合物である。上記不揮発性のポリエチレングリコール
の種々の混合物を使用することができるが、平均分子量
が約200〜約400の混合物を用いることが好まし
い。 活性化合物の他に、非経口投与用の溶液はまた細菌およ
び黴による汚染を防ぐ種々の防腐剤を含むことができ
る。これらの目的に使用できる防腐剤は例えば塩化ミリ
スチル−γ−ピコリニウム、塩化ベンズアルコニウム、
フェネチルアルコール、p−クロロフェニル−α−グリ
セリンエーテル、メチルおよびプロピルパラベン、およ
びチメロサールである。実用上非経口投与用の溶液は酸
化防止剤を含むことが便利である。適当な酸化防止剤の
中には例えば重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリ
ウム、およびナトリウムフォルムアルデヒドスルフォキ
シレートが含まれる。一般に約0.05〜約0.2%の
濃度の酸化防止剤が用いられる。
【0055】これらの化合物は通常のアエロゾール(A
erosol)(R)調合物を用いて吸入させることによ
り投与することもできる。
【0056】下記実施例により本発明を更に詳細に例示
する。
【0057】
【実施例】
実施例 1 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン 99.95gの〔3−2−(1−イミダゾール−1−
イル)エトキシ〕フェニル〕−グアニジン二塩酸塩(米
国特許第4,788,195号)および36.24gの
3−ジメチルアミノ−1−(2−チエニル)−2−プロ
ペン−1−オン(米国特許第4,374,988号)を
500mlのメトキシエタノール中で撹拌し、僅かに加
温して完全に溶解し、次いで41.4gの炭酸カリウム
を加える。反応混合物を撹拌し、24時間加熱還流さ
せ、濾過して真空中で瀘液を蒸発させ、油状の濃縮物に
し、これをクロロフォルムと水との間に分配する。結晶
が現れ始める。水性相を10mlのエタノールを含むク
ロロフォルムで抽出する(4×300ml)。一緒にし
た有機相を乾燥し(Na2SO4)、水性珪酸マグネシウ
ムの詰物を通す。瀘液を真空中で蒸発させ、て61.6
gの暗色の油を得た。生成物を3回エチルアルコールか
ら再結晶し、活性炭で処理し、34.31gの褐色の固
体を得た。
【0058】実施例 2 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン塩酸塩 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン1.8394gを25mlのエチルアルコール
中に含む溶液に、エチルアルコール中に3.58NのH
Clを含む溶液1.33mlを加える。溶液は黄色に変
わり、沸騰し始める。反応混合物を0℃に冷却し、結晶
を補集し、1mlのエチルアルコールで洗滌し、次いで
エーテルで洗滌する。黄色の結晶を集め、真空乾燥して
融点233〜237℃の結晶1.87gを得た。
【0059】実施例 3 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン二塩酸塩 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン1.0gを10mlの高温のエチルアルコール
中に含む溶液に、エチルアルコール中に0.3gのHC
lを含む溶液5mlを加える。結晶が生成し始め、反応
混合物を冷却する。固体分を濾過して集め、エチルアル
コールで洗滌し、乾燥する。融点238〜253℃。
【0060】実施例 4 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン硫酸塩(1:1) N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン1.0gを10mlの高温のエチルアルコール
中に含む溶液に、エチルアルコール中に0.27gの硫
酸を含む溶液5mlを加える。結晶が生成し始め、反応
混合物を冷却する。固体分を濾過して集め、エチルアル
コールで洗滌し、乾燥して所望の生成物を得た。
【0061】実施例 5 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン燐酸塩(1:1) N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン1.0gを10mlの高温のエチルアルコール
中に含む溶液に、エチルアルコール中に0.27gの燐
酸を含む溶液5mlを加える。結晶が生成し始め、反応
混合物を冷却する。固体分を濾過して集め、エチルアル
コールで洗滌し、乾燥して所望の生成物を得た。
【0062】実施例 6 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン臭化水素酸塩 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン1.0gを10mlの高温のエチルアルコール
中に含む溶液に、エチルアルコール中に0.22gの臭
化水素酸を含む溶液5mlを加える。結晶が生成し始
め、反応混合物を冷却する。固体分を濾過して集め、エ
チルアルコールで洗滌し、乾燥して所望の生成物を得
た。
【0063】実施例 7 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミンモノスルファミン酸塩 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン1.0gを10mlの高温のエチルアルコール
中に含む溶液に、エチルアルコール中に0.27gのス
ルファミン酸を含む溶液5mlを加える。結晶が生成し
始め、反応混合物を冷却する。固体分を濾過して集め、
エチルアルコールで洗滌し、乾燥して所望の生成物を得
た。
【0064】実施例 8 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン2−ブテンジオン酸塩 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン1.0gを10mlの高温のエチルアルコール
中に含む溶液に、エチルアルコール中に0.32gのマ
レイン酸を含む溶液5mlを加える。結晶が生成し始
め、反応混合物を冷却する。固体分を濾過して集め、エ
チルアルコールで洗滌し、乾燥して所望の生成物を得
た。
【0065】実施例 9 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミンモノ(2−ヒドロキシプロパン酸塩) N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン1.0gを10mlの高温のエチルアルコール
中に含む溶液に、エチルアルコール中に0.25gの乳
酸を含む溶液5mlを加える。結晶が生成し始め、反応
混合物を冷却する。固体分を濾過して集め、エチルアル
コールで洗滌し、乾燥して所望の生成物を得た。
【0066】実施例 10 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン2−ヒドロキシブタンジオン酸塩 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン1.0gを10mlの高温のエチルアルコール
中に含む溶液に、エチルアルコール中に0.37gのマ
リン酸を含む溶液5mlを加える。結晶が生成し始め、
反応混合物を冷却する。固体分を濾過して集め、エチル
アルコールで洗滌し、乾燥して所望の生成物を得た。
【0067】実施例 11 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミンブタンジオン酸塩(1:1) N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン1.0gを10mlの高温のエチルアルコール
中に含む溶液に、エチルアルコール中に0.32gのコ
ハク酸を含む溶液5mlを加える。結晶が生成し始め、
反応混合物を冷却する。固体分を濾過して集め、エチル
アルコールで洗滌し、乾燥して所望の生成物を得た。
【0068】実施例 12 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン2,3−ジヒドロキシブタンジオン酸塩(1:
1) N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン1.0gを10mlの高温のエチルアルコール
中に含む溶液に、エチルアルコール中に0.41gの酒
石酸を含む溶液5mlを加える。結晶が生成し始め、反
応混合物を冷却する。固体分を濾過して集め、エチルア
ルコールで洗滌し、乾燥して所望の生成物を得た。
【0069】実施例 13 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミンモノ酢酸塩 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン1.0gを10mlの高温のエチルアルコール
中に含む溶液に、エチルアルコール中に0.17gの酢
酸を含む溶液5mlを加える。結晶が生成し始め、反応
混合物を冷却する。固体分を濾過して集め、エチルアル
コールで洗滌し、乾燥して所望の生成物を得た。
【0070】実施例 14 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミンモノグルコン酸塩 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン1.0gを10mlの高温のエチルアルコール
中に含む溶液に、エチルアルコール中に0.54gのグ
ルコン酸を含む溶液5mlを加える。結晶が生成し始
め、反応混合物を冷却する。固体分を濾過して集め、エ
チルアルコールで洗滌し、乾燥して所望の生成物を得
た。
【0071】実施例 15 N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミンとL−アスコルビン酸との化合物(1:1) N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミン1.0gを10mlの高温のエチルアルコール
中に含む溶液に、エチルアルコール中に0.48gのア
スコルビン酸を含む溶液5mlを加える。結晶が生成し
始め、反応混合物を冷却する。固体分を濾過して集め、
エチルアルコールで洗滌し、乾燥して所望の生成物を得
た。
【0072】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 1.化合物N−〔3−〔2−(1−イミダゾール−1
−イル)エトキシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)
−2−ピリミジナミンおよびその薬物学的に許容できる
塩。
【0073】2.薬物的に許容できる塩は硫酸塩、燐酸
塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、スルファミン酸塩、マレイ
ン酸塩、乳酸塩、マリン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、
酢酸塩、フマル酸塩、グルコン酸塩、およびアスコルビ
ン酸塩から成る群から選ばれる上記第1項記載の化合
物。
【0074】3.N−〔3−2−(1−イミダゾール
−1−イル)エトキシ〕フェニル〕−4−(2−チエニ
ル)−2−ピリミジナミンモノ塩酸塩、N−〔3−2−
(1−イミダゾール−1−イル)エトキシ〕フェニ
ル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミジナミン二塩
酸塩、N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イ
ル)エトキシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2
−ピリミジナミン硫酸塩(1:1)、N−〔3−2−
(1−イミダゾール−1−イル)エトキシ〕フェニ
ル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミジナミン燐酸
塩(1:1)、N−〔3−2−(1−イミダゾール−
1−イル)エトキシ〕フェニル〕−4−(2−チエニ
ル)−2−ピリミジナミン臭化水素酸塩、N−〔3−2
−(1−イミダゾール−1−イル)エトキシ〕フェニ
ル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミジナミンモノ
スルファミン酸塩、N−〔3−2−(1−イミダゾー
ル−1−イル)エトキシ〕フェニル〕−4−(2−チエ
ニル)−2−ピリミジナミン2−ブテンジオン酸塩
(1:1)、N−〔3−2−(1−イミダゾール−1
−イル)エトキシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)
−2−ピリミジナミンモノ(2−ヒドロキシプロパン酸
塩)、N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イ
ル)エトキシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2
−ピリミジナミン2−ヒドロキシブタンジオン酸塩
(1:1)、N−〔3−2−(1−イミダゾール−1
−イル)エトキシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)
−2−ピリミジナミンブタンジオン酸塩(1:1)、N
−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エトキ
シ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミジ
ナミン2,3−ジヒドロキシブタンジオン酸塩(1:
1)、N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イ
ル)エトキシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2
−ピリミジナミンモノ酢酸塩、N−〔3−2−(1
イミダゾール−1−イル)エトキシ〕フェニル〕−4−
(2−チエニル)−2−ピリミジナミンモノグルコン酸
塩、N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)
エトキシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピ
リミジナミンとL−アスコルビン酸との化合物、および
N−〔3−2−(1−イミダゾール−1−イル)エト
キシ〕フェニル〕−4−(2−チエニル)−2−ピリミ
ジナミンから成る上記第1項記載の化合物。
【0075】4.喘息およびアレルギーを治療するのに
有効な量の上記第1項記載の化合物を哺乳動物に投与す
る哺乳動物の喘息およびアレルギー性疾患を治療する方
法。 5.効果的な量の上記第1項記載の化合物を哺乳動物に
投与することから成る抗喘息および抗アレルギー性化合
物の濃度を血漿内に保持させる哺乳動物の喘息およびア
レルギー性疾患を治療する方法。
【0076】6.効果的な量の上記第1項記載の化合物
を哺乳動物に投与する抗喘息および抗アレルギー性化合
物の濃度を哺乳動物の血漿内に保持させる方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】5日間毎日体重1kg当たり2mgを経口投与
された犬の血漿中におけるN−〔3−2−(1−イミ
ダゾール−1−イル)エトキシ〕フェニル〕−4−(2
−チエニル)−2−ピリミジナミンの平均濃度を示す。
【図2】5日間毎日体重1kg当たり2mgを経口投与
された犬の血漿中における2−メチル−N4−〔4−
(4−ピリジニル)−2−ピリミジニル〕−1,4−ベ
ンゼンジアミン二塩酸塩の平均濃度を示す。
【図3】5日間毎日体重1kg当たり2mgを経口投与
された犬の血漿中におけるN−〔4−〔2−(ジエチル
アミノ)エトキシ〕フェニル〕−4−(4−ピリジニ
ル)−2−ピリミジナミン二塩酸塩の平均濃度を示す。
【図4】5日間毎日体重1kg当たり2mgを経口投与
された犬の血漿中における平均濃度を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 239:00 8615−4C 333:00) 7729−4C (72)発明者 ロバート・ジエラード・ケリー アメリカ合衆国ニユーヨーク州10901サフ アーン・リーフコート1 (72)発明者 ローレンス・ダブリユー・トーレイ アメリカ合衆国ニユーヨーク州10992ワシ ントンビル・リンカーンデイルエイカーズ 50

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化合物N−〔3−〔2−(1−イミダ
    ゾール−1−イル)エトキシ〕フェニル〕−4−(2−
    チエニル)−2−ピリミジナミンおよびその薬物学的に
    許容できる塩。
  2. 【請求項2】 喘息およびアレルギーを治療するのに有
    効な量の特許請求の範囲第1項記載の化合物を哺乳動物
    に投与することを特徴とする哺乳動物の喘息およびアレ
    ルギー性疾患を治療する方法。
  3. 【請求項3】 効果的な量の特許請求の範囲第1項記載
    の化合物を哺乳動物に投与することから成る抗喘息およ
    び抗アレルギー性化合物の濃度を血漿内に保持させるこ
    とにより哺乳動物の喘息およびアレルギー性疾患を治療
    する方法。
  4. 【請求項4】 効果的な量の特許請求の範囲第1項記載
    の化合物を哺乳動物に投与することを特徴とする抗喘息
    および抗アレルギー性化合物の濃度を哺乳動物の血漿内
    に保持させる方法。
JP4357370A 1991-12-31 1992-12-24 N−[3−[2−(1h−イミダゾール−1−イル)エトキシフエニル−4−(2−チエニル)−2−ピリミジナミンおよびその薬物学的に許容される塩 Pending JPH05271227A (ja)

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