JPH05270348A - エアバッグ装置のインフレータ取付構造 - Google Patents
エアバッグ装置のインフレータ取付構造Info
- Publication number
- JPH05270348A JPH05270348A JP4067197A JP6719792A JPH05270348A JP H05270348 A JPH05270348 A JP H05270348A JP 4067197 A JP4067197 A JP 4067197A JP 6719792 A JP6719792 A JP 6719792A JP H05270348 A JPH05270348 A JP H05270348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inflator
- retainer
- mounting structure
- mounting
- airbag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インフレータのリテーナへの取付を容易にす
る。 【構成】 該インフレータ14の先端側を受け入れると
共に、インフレータ14からの放出ガスをエアバッグ1
6内に導入する受入口18を備えており、この受入口1
8が取付口12の周縁部に配置されている。インフレー
タ14の外周面に雄螺子52が刻設され、該雄螺子52
を雌螺子50に螺子込むことによりインフレータ14が
リテーナ10に固定されている。なお、インフレータ1
4には、該インフレータ14を取付口12に螺子込む際
に回すための工具引掛部14aが後端外周縁に凹設され
ている。 【効果】 インフレータをリテーナに対し螺子込むだけ
で良くリテーナの取付がきわめて容易になる。
る。 【構成】 該インフレータ14の先端側を受け入れると
共に、インフレータ14からの放出ガスをエアバッグ1
6内に導入する受入口18を備えており、この受入口1
8が取付口12の周縁部に配置されている。インフレー
タ14の外周面に雄螺子52が刻設され、該雄螺子52
を雌螺子50に螺子込むことによりインフレータ14が
リテーナ10に固定されている。なお、インフレータ1
4には、該インフレータ14を取付口12に螺子込む際
に回すための工具引掛部14aが後端外周縁に凹設され
ている。 【効果】 インフレータをリテーナに対し螺子込むだけ
で良くリテーナの取付がきわめて容易になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両衝突時に展開して乗
員の保護を行なうエアバッグ装置におけるインフレータ
のリテーナへの取り付け構造に関する。
員の保護を行なうエアバッグ装置におけるインフレータ
のリテーナへの取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の座席前方の車体固定部に設けら
れるエアバッグ装置は、車両衝突等の緊急時において、
インフレータと称されるガス発生器から放出されるガス
の圧力により急速にエアバッグを膨張(展開)させて乗
員を保護するものである。
れるエアバッグ装置は、車両衝突等の緊急時において、
インフレータと称されるガス発生器から放出されるガス
の圧力により急速にエアバッグを膨張(展開)させて乗
員を保護するものである。
【0003】第3図は従来の運転席用エアバッグ装置の
一例を示す断面図、第4図は第3図のA部拡大断面図、
第5図はインフレータ取付構造を示す分解斜視図であ
る。
一例を示す断面図、第4図は第3図のA部拡大断面図、
第5図はインフレータ取付構造を示す分解斜視図であ
る。
【0004】これらの図において、10はリテーナ又は
コンテナと称されるエアバッグ保持用の部材であり、該
リテーナ10の中央の開口(インフレータ取付口)12
にインフレータ14が嵌装されている。
コンテナと称されるエアバッグ保持用の部材であり、該
リテーナ10の中央の開口(インフレータ取付口)12
にインフレータ14が嵌装されている。
【0005】エアバッグ16は、該インフレータ14の
先端側を受け入れる受入口18を備えており、この受入
口18が取付口12の周縁部に配置されている。このエ
アバッグの受入口18の周縁部を押えリング(当て板)
20により取付口12の周縁部との間で挟持している。
第5図の17は補強布である。
先端側を受け入れる受入口18を備えており、この受入
口18が取付口12の周縁部に配置されている。このエ
アバッグの受入口18の周縁部を押えリング(当て板)
20により取付口12の周縁部との間で挟持している。
第5図の17は補強布である。
【0006】エアバッグ16は展開可能に折り畳まれた
状態となっており、モジュールカバー22で被われてい
る。このモジュールカバー22は、エアバッグ16がイ
ンフレータ14の放出ガスで展開される際に、エアバッ
グ16の膨張圧により破断される。
状態となっており、モジュールカバー22で被われてい
る。このモジュールカバー22は、エアバッグ16がイ
ンフレータ14の放出ガスで展開される際に、エアバッ
グ16の膨張圧により破断される。
【0007】第5図の如く、押えリング20にスタッド
ボルト38を固着し、このスタッドボルト38をエアバ
ッグ16のボルト挿通孔40、リテーナ10のボルト挿
通孔42及びインフレータ14のフランジ部に設けられ
たボルト挿通孔44に挿通させ、ナット46を締め込む
ことによりエアバッグ16及びインフレータ14がリテ
ーナ10に固定されている。
ボルト38を固着し、このスタッドボルト38をエアバ
ッグ16のボルト挿通孔40、リテーナ10のボルト挿
通孔42及びインフレータ14のフランジ部に設けられ
たボルト挿通孔44に挿通させ、ナット46を締め込む
ことによりエアバッグ16及びインフレータ14がリテ
ーナ10に固定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のエアバッグ
装置のエアバッグ取付構造においては、押えリング20
のボルトをボルト挿通孔40、42、44に通してから
ナット46締めするようにしており、インフレータ14
の取付作業が手間のかかるものとなっていた。
装置のエアバッグ取付構造においては、押えリング20
のボルトをボルト挿通孔40、42、44に通してから
ナット46締めするようにしており、インフレータ14
の取付作業が手間のかかるものとなっていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ装置
のインフレータ取付構造は、エアバッグ装置のリテーナ
にインフレータが取り付けられている取付構造であっ
て、該リテーナに設けられた開口にインフレータの一部
が挿入されているエアバッグ装置のインフレータ取付構
造において、該開口の内周面に雌螺子が設けられると共
に、インフレータの外周面に雄螺子が設けられており、
該雄螺子を該雌螺子に螺合することによりインフレータ
をリテーナに固定したことを特徴とするものである。
のインフレータ取付構造は、エアバッグ装置のリテーナ
にインフレータが取り付けられている取付構造であっ
て、該リテーナに設けられた開口にインフレータの一部
が挿入されているエアバッグ装置のインフレータ取付構
造において、該開口の内周面に雌螺子が設けられると共
に、インフレータの外周面に雄螺子が設けられており、
該雄螺子を該雌螺子に螺合することによりインフレータ
をリテーナに固定したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明のエアバッグ装置のインフレータ取付構
造にあっては、インフレータをリテーナの開口に螺子込
むことにより該インフレータの取り付けが行なわれる。
造にあっては、インフレータをリテーナの開口に螺子込
むことにより該インフレータの取り付けが行なわれる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例に係るエアバッグ装置のイ
ンフレータ取付構造を示す要部拡大断面図(第2図のI
−I線断面図)、第2図はインフレータ取付構造を示す
分解斜視図である。
る。第1図は本発明の実施例に係るエアバッグ装置のイ
ンフレータ取付構造を示す要部拡大断面図(第2図のI
−I線断面図)、第2図はインフレータ取付構造を示す
分解斜視図である。
【0012】本実施例では、リテーナ10の取付口(開
口)12に筒状部48が立設され、該筒状部12の内周
面に雌螺子50が刻設されている。また、インフレータ
14の外周面に雄螺子52が刻設され、該雄螺子52を
雌螺子50に螺子込むことによりインフレータ14がリ
テーナ10に固定されている。なお、インフレータ14
には、該インフレータ14を取付口12に螺子込む際に
回すための工具引掛部14aが後端外周縁に凹設されて
いる。第1、2図のその他の符号は第3〜5図と同一部
分を示している。
口)12に筒状部48が立設され、該筒状部12の内周
面に雌螺子50が刻設されている。また、インフレータ
14の外周面に雄螺子52が刻設され、該雄螺子52を
雌螺子50に螺子込むことによりインフレータ14がリ
テーナ10に固定されている。なお、インフレータ14
には、該インフレータ14を取付口12に螺子込む際に
回すための工具引掛部14aが後端外周縁に凹設されて
いる。第1、2図のその他の符号は第3〜5図と同一部
分を示している。
【0013】かかるインフレータ取付構造によると、イ
ンフレータ取付のためのボルトが不要であり、インフレ
ータ14をリテーナ10に簡単に固定することができ
る。
ンフレータ取付のためのボルトが不要であり、インフレ
ータ14をリテーナ10に簡単に固定することができ
る。
【0014】上記実施例は運転席用のエアバッグ装置に
関するものであるが、本発明は助手席用のエアバッグ装
置における同様のインフレータ取付構造に用いても良
い。
関するものであるが、本発明は助手席用のエアバッグ装
置における同様のインフレータ取付構造に用いても良
い。
【0015】
【発明の効果】以上の通り、本発明のインフレータ取付
構造にあっては、インフレータをリテーマに対し螺子込
むだけでその取付を行なうことができ、インフレータの
取付作業がきわめて容易かつ迅速に行なえる。
構造にあっては、インフレータをリテーマに対し螺子込
むだけでその取付を行なうことができ、インフレータの
取付作業がきわめて容易かつ迅速に行なえる。
【図1】本発明の実施例構造を示す断面図である。
【図2】実施例構造を示す分解斜視図である。
【図3】従来のエアバッグ装置の断面図である。
【図4】従来のエアバッグ取付構造を示す断面図であ
る。
る。
【図5】従来例に係るインフレータ取付構造を示す分解
斜視である。
斜視である。
10 リテーナ 12 取付口 14 インフレータ 16 エアバッグ 18 受入口 20 押えリング 38 ボルト 50 雌螺子 52 雄螺子
Claims (1)
- 【請求項1】 エアバッグ装置のリテーナにインフレー
タが取り付けられている取付構造であって、該リテーナ
に設けられた開口にインフレータの一部が挿入されてい
るエアバッグ装置のインフレータ取付構造において、該
開口の内周面に雌螺子が設けられると共に、インフレー
タの外周面に雄螺子が設けられており、該雄螺子を該雌
螺子に螺合することによりインフレータをリテーナに固
定したことを特徴とするエアバッグ装置のインフレータ
取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04067197A JP3109225B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | エアバッグ装置のインフレータ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04067197A JP3109225B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | エアバッグ装置のインフレータ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05270348A true JPH05270348A (ja) | 1993-10-19 |
JP3109225B2 JP3109225B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=13337944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04067197A Expired - Fee Related JP3109225B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | エアバッグ装置のインフレータ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109225B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5791682A (en) * | 1994-12-26 | 1998-08-11 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Air bag device with air bag and inflation mounting structure |
US6183003B1 (en) * | 1994-03-22 | 2001-02-06 | Nippondenso Co., Ltd. | Air bag mounting and vent hole arrangement |
JP2011068268A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Nippon Plast Co Ltd | エアバッグ装置 |
JP2011105164A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Nippon Plast Co Ltd | エアバッグ装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6078731B1 (ja) * | 2015-11-12 | 2017-02-15 | 株式会社リコーセイ | 着脱器具およびソケット |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP04067197A patent/JP3109225B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6183003B1 (en) * | 1994-03-22 | 2001-02-06 | Nippondenso Co., Ltd. | Air bag mounting and vent hole arrangement |
US5791682A (en) * | 1994-12-26 | 1998-08-11 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Air bag device with air bag and inflation mounting structure |
JP2011068268A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Nippon Plast Co Ltd | エアバッグ装置 |
JP2011105164A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Nippon Plast Co Ltd | エアバッグ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3109225B2 (ja) | 2000-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3114396B2 (ja) | エアバッグ装置のインフレ−タ取付構造 | |
JP3114395B2 (ja) | エアバッグ装置のインフレータ取付構造 | |
US5624130A (en) | Air bag inflator for snap-action attachment to a steering wheel | |
EP0622277B1 (en) | Air bag module with a center mounted tubular inflator | |
JP2949840B2 (ja) | エアバッグ装置のエアバッグ取付構造 | |
US5947630A (en) | Side air bag module attachment | |
US5788266A (en) | Simplified airbag module housing | |
JPH0818526B2 (ja) | エアバッグ保持用締結装置 | |
JP2603807B2 (ja) | 車両用エアバッグユニット | |
JPH08230599A (ja) | エアバッグモジュールの留め具 | |
US5588668A (en) | Air bag module | |
JP3034893U (ja) | 膨張装置 | |
JP3437708B2 (ja) | 舵取りハンドルにスナップ式に取り付けるエアバッグ・インフレータ | |
JPH05270348A (ja) | エアバッグ装置のインフレータ取付構造 | |
JPH01160756A (ja) | エアーバッグカバーとリテーナとの連結構造 | |
JPH07329684A (ja) | エアバッグ取付構造及びエアバッグ | |
JPH05162602A (ja) | エアバッグ装置のエアバッグ取付構造 | |
JP3039624U (ja) | 組立/取付兼用手段を備えたエアバッグモジュール | |
US5906389A (en) | Gas bag module for a vehicle occupant restraint system | |
JPH01160757A (ja) | エアーバッグカバーとリテーナとの連結構造 | |
US6189915B1 (en) | Airbag cushion attachment | |
JPH06144145A (ja) | エアバッグ装置のインフレータ取付構造 | |
JP4710151B2 (ja) | エアバッグ装置の取付構造 | |
JPH01109146A (ja) | エアーバッグカバーとリテーナとの連結構造 | |
JPH05246291A (ja) | エアバッグ装置のエアバッグ取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |