JPH05269887A - コーテッドコード及びそのコーテッドコードを用いた長尺状部材の製造方法 - Google Patents
コーテッドコード及びそのコーテッドコードを用いた長尺状部材の製造方法Info
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- JPH05269887A JPH05269887A JP4067116A JP6711692A JPH05269887A JP H05269887 A JPH05269887 A JP H05269887A JP 4067116 A JP4067116 A JP 4067116A JP 6711692 A JP6711692 A JP 6711692A JP H05269887 A JPH05269887 A JP H05269887A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コードの重なり部分のないコーテッドコード
を効率良く製造する。 【構成】 コーテッドコード10の一方の側の端部に、
ゴム30のみで形成された端部ゴム部11を形成する。
小幅状のコーテッドコード10を複数枚繋ぎ合わせて長
尺状とする際には、1枚目の小幅状のコーテッドコード
10の端部ゴム部11に2枚目の小幅状のコーテッドコ
ード10の端部ゴム部11側とは反対側の端部を載せ
る。以後、同様の操作を繰り返して小幅状のコーテッド
コード10を長尺状に繋ぎ合わせる。長尺状に繋ぎ合わ
されたコーテッドコード10には、コード12がオーバ
ーラップされた部分がないので、タイヤを形成した際に
コードとコードとの間隔が部分的に接近し過ぎて剥離抗
力低下を起こすことがない。
を効率良く製造する。 【構成】 コーテッドコード10の一方の側の端部に、
ゴム30のみで形成された端部ゴム部11を形成する。
小幅状のコーテッドコード10を複数枚繋ぎ合わせて長
尺状とする際には、1枚目の小幅状のコーテッドコード
10の端部ゴム部11に2枚目の小幅状のコーテッドコ
ード10の端部ゴム部11側とは反対側の端部を載せ
る。以後、同様の操作を繰り返して小幅状のコーテッド
コード10を長尺状に繋ぎ合わせる。長尺状に繋ぎ合わ
されたコーテッドコード10には、コード12がオーバ
ーラップされた部分がないので、タイヤを形成した際に
コードとコードとの間隔が部分的に接近し過ぎて剥離抗
力低下を起こすことがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等の空気入りタイ
ヤのブレーカー、ベルト、カーカス、動力伝達ベルト及
びベルトコンベアーの搬送用ベルト等の長尺状部材を形
成する際に用いられるコードに薄肉のゴムをコーティン
グしてなるコーテッドコード及びそのコーテッドコード
を用いた長尺状部材の製造方法に関する。
ヤのブレーカー、ベルト、カーカス、動力伝達ベルト及
びベルトコンベアーの搬送用ベルト等の長尺状部材を形
成する際に用いられるコードに薄肉のゴムをコーティン
グしてなるコーテッドコード及びそのコーテッドコード
を用いた長尺状部材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】空気入りタイヤには、コードにゴムがコ
ーティングされたプライと呼ばれるコーテッドコードが
用いられている。
ーティングされたプライと呼ばれるコーテッドコードが
用いられている。
【0003】図11に示すように、このコーテッドコー
ド110は、有機繊維、スチールワイヤーからなるコー
ド100を簾織りした物に、カレンダーによってゴム1
02をコーティングしたものであり、タイヤのサイズに
応じて所要の幅、角度に才断され、コンベアー上でジョ
イントされ巻き取られる。このジョイントは、図11に
示すように、従来では一部をオーバーラップさせてジョ
イントさせるオーバーラップジョイントと言われる方法
が一般的にとられている。
ド110は、有機繊維、スチールワイヤーからなるコー
ド100を簾織りした物に、カレンダーによってゴム1
02をコーティングしたものであり、タイヤのサイズに
応じて所要の幅、角度に才断され、コンベアー上でジョ
イントされ巻き取られる。このジョイントは、図11に
示すように、従来では一部をオーバーラップさせてジョ
イントさせるオーバーラップジョイントと言われる方法
が一般的にとられている。
【0004】また、オーバーラップジョイント以外の方
法としては、パッドジョイントと言われるジョイント方
法がある。これは、才断されたコーテッドコードをジョ
イントする際に、端部と端部を突き合わせることによっ
てジョイントする方法であって、重なり部分を有してい
ない(図12参照)。
法としては、パッドジョイントと言われるジョイント方
法がある。これは、才断されたコーテッドコードをジョ
イントする際に、端部と端部を突き合わせることによっ
てジョイントする方法であって、重なり部分を有してい
ない(図12参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、空気入りタイ
ヤでは図13に示すように、複数のコード100が層を
なしているが、オーバーラップ部分103では他の部分
に比較してコードの層が一つ多いことになる。このた
め、オーバーラップ部分103と隣接するプライとの間
では、コード100とコード100との間のゴムゲージ
が極端に小さくなり、コード100同士を連結するゴム
の接着力が弱まってセパレーション106が発生し易く
なる。
ヤでは図13に示すように、複数のコード100が層を
なしているが、オーバーラップ部分103では他の部分
に比較してコードの層が一つ多いことになる。このた
め、オーバーラップ部分103と隣接するプライとの間
では、コード100とコード100との間のゴムゲージ
が極端に小さくなり、コード100同士を連結するゴム
の接着力が弱まってセパレーション106が発生し易く
なる。
【0006】セパレーションの発生を防止する方法とし
て、コード100をコーティングするゴム102のゲー
ジを厚くして、コード100間の距離を稼ぐ方法も考え
られるが、タイヤ全体のゴムゲージが増加する。これに
伴って、タイヤの放熱性が著しく低下すると共に、ゴム
材料の使用量増加によるタイヤ重量の増加、転がり抵抗
の増加、ユニフォミティーの悪化等の他の問題が生じ
る。
て、コード100をコーティングするゴム102のゲー
ジを厚くして、コード100間の距離を稼ぐ方法も考え
られるが、タイヤ全体のゴムゲージが増加する。これに
伴って、タイヤの放熱性が著しく低下すると共に、ゴム
材料の使用量増加によるタイヤ重量の増加、転がり抵抗
の増加、ユニフォミティーの悪化等の他の問題が生じ
る。
【0007】一方、パッドジョイント方式では、前記オ
ーバーラップジョイントで指摘された欠点は有さないも
のの、作業性の問題が生じる。たとえば、ジョイント部
の長さが1.5〜2mに及ぶ場合に、突き合わせ面の隙
間を完全に零の状態とするには、通常のオーバーラップ
ジョイントの数倍の作業時間を必要とする。一方、少し
でも作業時間を短くしようとして突き合わせ作業を早く
行うと、ジョイント部分が部分的にオーバーラップした
り、隙間を生じたりする。
ーバーラップジョイントで指摘された欠点は有さないも
のの、作業性の問題が生じる。たとえば、ジョイント部
の長さが1.5〜2mに及ぶ場合に、突き合わせ面の隙
間を完全に零の状態とするには、通常のオーバーラップ
ジョイントの数倍の作業時間を必要とする。一方、少し
でも作業時間を短くしようとして突き合わせ作業を早く
行うと、ジョイント部分が部分的にオーバーラップした
り、隙間を生じたりする。
【0008】ジョイント部分に隙間が生じた場合には、
タイヤ周上でのコードの打ち込み数が部分的に不足する
ことになり、ユニフォミティの悪化、タイヤ寸法の不均
一、強度不足に起因するショックバースト、コード切れ
の発生等の問題が生じる。
タイヤ周上でのコードの打ち込み数が部分的に不足する
ことになり、ユニフォミティの悪化、タイヤ寸法の不均
一、強度不足に起因するショックバースト、コード切れ
の発生等の問題が生じる。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、コーテッドコ
ードをジョイントする際の作業性が良く、確実にジョイ
ントをすることができるコーテッドコードを提供すると
共に、ジョイント部分が確実な長尺状部材を効率良く製
造することのできる長尺状部材の製造方法を提供するこ
とが目的である。
ードをジョイントする際の作業性が良く、確実にジョイ
ントをすることができるコーテッドコードを提供すると
共に、ジョイント部分が確実な長尺状部材を効率良く製
造することのできる長尺状部材の製造方法を提供するこ
とが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
コードをゴムでコーティングしてなるコーテッドコード
であって、前記コーテッドコードの少なくとも一方の端
部に、前記コーテッドコードの厚さよりも薄く、かつ、
ゴムのみで形成された端部ゴム部を設けたことを特徴と
している。
コードをゴムでコーティングしてなるコーテッドコード
であって、前記コーテッドコードの少なくとも一方の端
部に、前記コーテッドコードの厚さよりも薄く、かつ、
ゴムのみで形成された端部ゴム部を設けたことを特徴と
している。
【0011】請求項2記載の発明は長尺状部材の製造方
法であって、複数の前記コーテッドコードを連結して長
尺状部材を形成するに場合には、前記端部ゴム部によっ
て互いに連結することを特徴としている。
法であって、複数の前記コーテッドコードを連結して長
尺状部材を形成するに場合には、前記端部ゴム部によっ
て互いに連結することを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、コーテッドコー
ドには、少なくとも一端にコーテッドコードの厚さより
も薄く、かつ、ゴムのみで形成された端部ゴム部が設け
らている。この端部ゴム部は、他のコーテッドコードを
接続して長尺状部材を形成する際の目安となり、端部ゴ
ム部によって互いに連結することにより内部のコードが
重ねることなくコーテッドコードを連結して長尺状部材
を形成することができる。
ドには、少なくとも一端にコーテッドコードの厚さより
も薄く、かつ、ゴムのみで形成された端部ゴム部が設け
らている。この端部ゴム部は、他のコーテッドコードを
接続して長尺状部材を形成する際の目安となり、端部ゴ
ム部によって互いに連結することにより内部のコードが
重ねることなくコーテッドコードを連結して長尺状部材
を形成することができる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、長尺状部材
は、端部ゴム部を目安にして複数のコーテッドコードが
端部ゴム部によって互いに連結することによって形成さ
れる。したがって、本発明の製造方法によって形成され
た長尺状部材には、従来のオーバーラップジョイント方
式によって連結された長尺状部材に見られるコードの重
なり部分がなく、また、連結の際にも従来のパッドジョ
イント方式のように長い連結作業時間を必要とすること
がない。
は、端部ゴム部を目安にして複数のコーテッドコードが
端部ゴム部によって互いに連結することによって形成さ
れる。したがって、本発明の製造方法によって形成され
た長尺状部材には、従来のオーバーラップジョイント方
式によって連結された長尺状部材に見られるコードの重
なり部分がなく、また、連結の際にも従来のパッドジョ
イント方式のように長い連結作業時間を必要とすること
がない。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図8にしたがっ
て説明する。
て説明する。
【0015】本実施例に係るコーテッドコード10は、
所謂バイアスタイヤのカーカス、ブレーカーのプライと
されるもので、通常のコーテッドコードとほぼ同様の工
程を経て形成される。図2に示すように、このコーテッ
ドコード10を形成するカレンダー20は、所謂直立型
の4本カレンダーといわれるもので、4本のロール2
2、24、26、28を備えている。
所謂バイアスタイヤのカーカス、ブレーカーのプライと
されるもので、通常のコーテッドコードとほぼ同様の工
程を経て形成される。図2に示すように、このコーテッ
ドコード10を形成するカレンダー20は、所謂直立型
の4本カレンダーといわれるもので、4本のロール2
2、24、26、28を備えている。
【0016】図3に示すように、最上部のロール22の
外周とロール24の外周面との間には所定の隙間が設け
られている。また、内側の他方のロール26と最下部の
ロール28との間にも所定の隙間が設けられている。一
方、内側のロール24とロール26との間にはコーテッ
ドコード10の厚さに対応した隙間が設けられている。
外周とロール24の外周面との間には所定の隙間が設け
られている。また、内側の他方のロール26と最下部の
ロール28との間にも所定の隙間が設けられている。一
方、内側のロール24とロール26との間にはコーテッ
ドコード10の厚さに対応した隙間が設けられている。
【0017】図2に示すように、これらの各ロール2
2、24、26、28をそれぞれ矢印B方向に回転さ
せ、ロール22とロール24との間及びロール26とロ
ール28との間からそれぞれ生のゴム30をロール24
及びロール26の外周面を周回り方向に沿って送り出す
と共に、ロール24とロール26との間をすだれ織りさ
れた複数本のコード12からなるコード反32をコード
12の長手方向に沿って所定の速度で矢印C方向へ搬送
すると、コード反32の両面に生のゴム30が圧着され
て、ロール24、26の矢印C方向側へ搬出される。こ
れによって、生のゴム30の圧着されたコード12、即
ち、コーテッドコード10には、図4(A)に示すよう
に、幅方向(矢印A方向)両側の端部に、生のゴム30
のみで形成された側ゴム部が形成される。
2、24、26、28をそれぞれ矢印B方向に回転さ
せ、ロール22とロール24との間及びロール26とロ
ール28との間からそれぞれ生のゴム30をロール24
及びロール26の外周面を周回り方向に沿って送り出す
と共に、ロール24とロール26との間をすだれ織りさ
れた複数本のコード12からなるコード反32をコード
12の長手方向に沿って所定の速度で矢印C方向へ搬送
すると、コード反32の両面に生のゴム30が圧着され
て、ロール24、26の矢印C方向側へ搬出される。こ
れによって、生のゴム30の圧着されたコード12、即
ち、コーテッドコード10には、図4(A)に示すよう
に、幅方向(矢印A方向)両側の端部に、生のゴム30
のみで形成された側ゴム部が形成される。
【0018】側ゴム部の厚さTは、ロール22とロール
24との間及びロール26とロール28との間から送り
出される生のゴム30の厚さの和(t1+t2)にほぼ
等しく、上方の生のゴム30に重なりコーテッドコード
10端の下部に形成される。図4(B)に示すように、
側ゴム部のうち、一方は僅かに生のゴム30を残して全
体をナイフで除去し、他方は所定の幅を残して除去し端
部ゴム部11が形成される。
24との間及びロール26とロール28との間から送り
出される生のゴム30の厚さの和(t1+t2)にほぼ
等しく、上方の生のゴム30に重なりコーテッドコード
10端の下部に形成される。図4(B)に示すように、
側ゴム部のうち、一方は僅かに生のゴム30を残して全
体をナイフで除去し、他方は所定の幅を残して除去し端
部ゴム部11が形成される。
【0019】端部ゴム部11は、図5に示すように内側
の一方のロール24の一方に端部に拡径部24Aを設け
ることによっても形成することができる。このとき、コ
ード12はロール26とロール24Aとの間には位置し
ないようし、上記と同様に端部ゴム部11の一方は僅か
に生のゴム30を残して全体をナイフで除去し、他方は
所定の幅を残して除去し端部ゴム部11が形成される。
これによって。端部ゴム部11の厚さが拡径部24Aの
径によって所定の厚さに形成することができる。
の一方のロール24の一方に端部に拡径部24Aを設け
ることによっても形成することができる。このとき、コ
ード12はロール26とロール24Aとの間には位置し
ないようし、上記と同様に端部ゴム部11の一方は僅か
に生のゴム30を残して全体をナイフで除去し、他方は
所定の幅を残して除去し端部ゴム部11が形成される。
これによって。端部ゴム部11の厚さが拡径部24Aの
径によって所定の厚さに形成することができる。
【0020】これらのコード12は互いに平行とされて
おり、使用目的により有機繊維、スチールワイヤ等の周
知の材料で形成されている。
おり、使用目的により有機繊維、スチールワイヤ等の周
知の材料で形成されている。
【0021】なお、本実施例のコーテッドコード10
は、バイアスタイヤのカーカスプライ及びブレーカー用
のプライとして使用されるものであり、カーカスプライ
用とされるコーテッドコード10に使用されるコード1
2は、材質が66ナイロン又は6ナイロンであり、その
構造は1890d/2とされ、打ち込み本数は19本/
25mmとされている。また、本実施例では、カーカスプ
ライ用のコーテッドコード10の厚さ(t)は0.94
mmとされている。
は、バイアスタイヤのカーカスプライ及びブレーカー用
のプライとして使用されるものであり、カーカスプライ
用とされるコーテッドコード10に使用されるコード1
2は、材質が66ナイロン又は6ナイロンであり、その
構造は1890d/2とされ、打ち込み本数は19本/
25mmとされている。また、本実施例では、カーカスプ
ライ用のコーテッドコード10の厚さ(t)は0.94
mmとされている。
【0022】一方、ブレーカー用のプライとされるコー
テッドコード10に使用されるコード12は、材質が6
6ナイロンであり、その構造は840d/2とされ、打
ち込み本数は12本/25mmとされている。また、本実
施例では、ブレーカー用のプライとされるコーテッドコ
ード10の厚さ(t)は0.70mmとされている。
テッドコード10に使用されるコード12は、材質が6
6ナイロンであり、その構造は840d/2とされ、打
ち込み本数は12本/25mmとされている。また、本実
施例では、ブレーカー用のプライとされるコーテッドコ
ード10の厚さ(t)は0.70mmとされている。
【0023】カレンダー20にて形成された各コーテッ
ドコード10は、その後、図6に示すように、使用目的
に応じて所定の幅で、かつ、コード12の長手方向(図
6矢印C方向及び矢印C方向とは反対方向)に対して所
定の角度(θ)が付けられて周知のバイアスカッター
(図示せず)によって切断され小幅状のコーテッドコー
ド10とされる。
ドコード10は、その後、図6に示すように、使用目的
に応じて所定の幅で、かつ、コード12の長手方向(図
6矢印C方向及び矢印C方向とは反対方向)に対して所
定の角度(θ)が付けられて周知のバイアスカッター
(図示せず)によって切断され小幅状のコーテッドコー
ド10とされる。
【0024】したがって、この小幅状のコーテッドコー
ド10の長手方向(図6矢印D方向)一端部には、端部
ゴム部11が設けられることになる。
ド10の長手方向(図6矢印D方向)一端部には、端部
ゴム部11が設けられることになる。
【0025】次に、本実施例の作用を説明する。バイア
スカッターによって切断された小幅状のコーテッドコー
ド10は、複数枚繋ぎ合わせて長尺状に形成して巻取
り、その後、タイヤ成型時に必要な位置で切断する。
スカッターによって切断された小幅状のコーテッドコー
ド10は、複数枚繋ぎ合わせて長尺状に形成して巻取
り、その後、タイヤ成型時に必要な位置で切断する。
【0026】小幅状のコーテッドコード10を複数枚繋
ぎ合わせて長尺状とする際には、図1(A)、(B)に
示すように、1枚目の小幅状のコーテッドコード10の
端部ゴム部11に2枚目の小幅状のコーテッドコード1
0の端部ゴム部11側とは反対側の端部を載せる。この
時、1枚目の小幅状のコーテッドコード10の端部ゴム
部11の基部に垂直な端面10Aに、2枚目の小幅状の
コーテッドコード10の端部ゴム部11側とは反対側の
端面10Bを突き合わせる。
ぎ合わせて長尺状とする際には、図1(A)、(B)に
示すように、1枚目の小幅状のコーテッドコード10の
端部ゴム部11に2枚目の小幅状のコーテッドコード1
0の端部ゴム部11側とは反対側の端部を載せる。この
時、1枚目の小幅状のコーテッドコード10の端部ゴム
部11の基部に垂直な端面10Aに、2枚目の小幅状の
コーテッドコード10の端部ゴム部11側とは反対側の
端面10Bを突き合わせる。
【0027】次に、2枚目の小幅状のコーテッドコード
10の端部ゴム部11に、3枚目の小幅状のコーテッド
コード10の端部ゴム部11側とは反対側の端部を載せ
て、2枚目の小幅状のコーテッドコード10の端部ゴム
部11側の端面10Aに、3枚目の小幅状のコーテッド
コード10の端部ゴム部11側とは反対側の端面10B
を突き合わせる。以後、同様の操作を繰り返して小幅状
のコーテッドコード10を長尺状に繋ぎ合わせる。
10の端部ゴム部11に、3枚目の小幅状のコーテッド
コード10の端部ゴム部11側とは反対側の端部を載せ
て、2枚目の小幅状のコーテッドコード10の端部ゴム
部11側の端面10Aに、3枚目の小幅状のコーテッド
コード10の端部ゴム部11側とは反対側の端面10B
を突き合わせる。以後、同様の操作を繰り返して小幅状
のコーテッドコード10を長尺状に繋ぎ合わせる。
【0028】図7には、前述した工程を経て製造された
コーテッドコード10を用いて、周知の加硫成形工程を
経て形成されたバイアスタイヤ40の一例が示されてい
る。このバイアスタイヤ40は、通常のバイアスタイヤ
構造とされており、カーカス用のコーテッドコード10
の6層からなるカーカス42を有し、ブレーカー用のコ
ーテッドコード10の2層からなるブレーカー44を有
している。本実施例では、カーカスプライのコード12
のタイヤ赤道面に対する角度は40°とされており、ブ
レーカー用のプライのコード12のタイヤ赤道面に対す
る角度は38°とされている。
コーテッドコード10を用いて、周知の加硫成形工程を
経て形成されたバイアスタイヤ40の一例が示されてい
る。このバイアスタイヤ40は、通常のバイアスタイヤ
構造とされており、カーカス用のコーテッドコード10
の6層からなるカーカス42を有し、ブレーカー用のコ
ーテッドコード10の2層からなるブレーカー44を有
している。本実施例では、カーカスプライのコード12
のタイヤ赤道面に対する角度は40°とされており、ブ
レーカー用のプライのコード12のタイヤ赤道面に対す
る角度は38°とされている。
【0029】本実施例のコーテッドコード10を用いて
バイアスタイヤ40を形成すると、カーカス42及びブ
レーカー44のコード層に、オーバーラップされたジョ
イント部がないので、従来のオーバーラップしたジョイ
ント部分を有したコーテッドコードを用いて形成された
タイヤのようにコードとコードとの間隔が部分的に接近
し過ぎることに起因する剥離抗力の低下、ユニフォミテ
ィーの悪化の問題が生じない。
バイアスタイヤ40を形成すると、カーカス42及びブ
レーカー44のコード層に、オーバーラップされたジョ
イント部がないので、従来のオーバーラップしたジョイ
ント部分を有したコーテッドコードを用いて形成された
タイヤのようにコードとコードとの間隔が部分的に接近
し過ぎることに起因する剥離抗力の低下、ユニフォミテ
ィーの悪化の問題が生じない。
【0030】なお、コーテッドコード10の端部ゴム部
11の幅(L)は、図1(A)に示すように、2〜10
mmの範囲内が好ましく、3〜7mmの範囲内がさらに好ま
しい。ここで、端部ゴム部11の幅(L)が10mmを超
えた場合には、端部ゴム部11自身の剛性が低くくなる
ことに伴って、端部ゴム部11が変形し易くなり、他の
ゴム部分へ貼り付く等して作業性が低下する。また、端
部ゴム部11の幅(L)が2mm未満の場合には、接続性
が悪化すると共に作業性が低下する。
11の幅(L)は、図1(A)に示すように、2〜10
mmの範囲内が好ましく、3〜7mmの範囲内がさらに好ま
しい。ここで、端部ゴム部11の幅(L)が10mmを超
えた場合には、端部ゴム部11自身の剛性が低くくなる
ことに伴って、端部ゴム部11が変形し易くなり、他の
ゴム部分へ貼り付く等して作業性が低下する。また、端
部ゴム部11の幅(L)が2mm未満の場合には、接続性
が悪化すると共に作業性が低下する。
【0031】一方、端部ゴム部11の厚さ(T)は、
0.3〜1.0mmの範囲内が好ましく、0.4〜0.8
mmの範囲内がさらに好ましい。ここで、端部ゴム部11
の厚さ(T)が0.3mm未満では端部ゴム部11の剛性
が低下して変形し易くなるため作業性が低下する。ま
た、端部ゴム部11の厚さ(T)が1mmを超える場合で
は、剛性が大となるため作業性は改善されるものの、接
合部分のゲージ差が大きくなることから、図8に示すよ
うに、複数層とした際に、接合部分近傍に大きな空間部
46が形成され、中の空気が成形時に抜け切らない恐れ
があり、成形不良や使用中に故障の原因となる。端部ゴ
ム部11の厚さ(T)が0.3〜1.0mmの範囲内であ
れば、接合部分近傍に空気が溜まることはない。
0.3〜1.0mmの範囲内が好ましく、0.4〜0.8
mmの範囲内がさらに好ましい。ここで、端部ゴム部11
の厚さ(T)が0.3mm未満では端部ゴム部11の剛性
が低下して変形し易くなるため作業性が低下する。ま
た、端部ゴム部11の厚さ(T)が1mmを超える場合で
は、剛性が大となるため作業性は改善されるものの、接
合部分のゲージ差が大きくなることから、図8に示すよ
うに、複数層とした際に、接合部分近傍に大きな空間部
46が形成され、中の空気が成形時に抜け切らない恐れ
があり、成形不良や使用中に故障の原因となる。端部ゴ
ム部11の厚さ(T)が0.3〜1.0mmの範囲内であ
れば、接合部分近傍に空気が溜まることはない。
【0032】〔試験例〕以下の表1には、コーテッドコ
ード10を用いてトラック、バス用に使用されるバイア
スタイヤを形成した際の作業性及び接合部分近傍の空気
の溜まり具合を調べた結果が示されている。 タイヤサイズ・・・・・・10.00−20 14PR カーカスプライ・・・・・コード:材質66ナイロン、
構造1890d/2 コードの打ち込み本数:19本/25mm コーテッドコードの厚さ(t):0.94mm(図1参
照) 表面からコードまでの寸法(S):0.10mm(図1参
照) 積層枚数:6枚(コード角度はタイヤ周方向に対して4
0°で交互に反対向きとして積層) ブレーカー・・・・・・・コード:材質66ナイロン、
構造840d/2 コードの打ち込み本数:12本/25mm 積層枚数:2枚(コード角度はタイヤ周方向に対して3
8°で交互に反対向きとして積層) コーテッドコードの厚さ(t):0.70mm(図1参
照) 表面からコードまでの寸法(S):0.10mm(図1参
照) 幅(W):200mm×1枚、110mm×1枚(図7参
照)
ード10を用いてトラック、バス用に使用されるバイア
スタイヤを形成した際の作業性及び接合部分近傍の空気
の溜まり具合を調べた結果が示されている。 タイヤサイズ・・・・・・10.00−20 14PR カーカスプライ・・・・・コード:材質66ナイロン、
構造1890d/2 コードの打ち込み本数:19本/25mm コーテッドコードの厚さ(t):0.94mm(図1参
照) 表面からコードまでの寸法(S):0.10mm(図1参
照) 積層枚数:6枚(コード角度はタイヤ周方向に対して4
0°で交互に反対向きとして積層) ブレーカー・・・・・・・コード:材質66ナイロン、
構造840d/2 コードの打ち込み本数:12本/25mm 積層枚数:2枚(コード角度はタイヤ周方向に対して3
8°で交互に反対向きとして積層) コーテッドコードの厚さ(t):0.70mm(図1参
照) 表面からコードまでの寸法(S):0.10mm(図1参
照) 幅(W):200mm×1枚、110mm×1枚(図7参
照)
【0033】
【表1】
【0034】上記表1からも、本発明にかかるコーテッ
ドコード10は接続の作業性が良く、このコーテッドコ
ード10を用いて形成されたバイアスタイヤには、内部
に空気溜まりも生じないということが明らかとなった。
これによって、タイヤの生産性が向上されると共に、空
気溜まりを生じた不良品の発生が防止される。
ドコード10は接続の作業性が良く、このコーテッドコ
ード10を用いて形成されたバイアスタイヤには、内部
に空気溜まりも生じないということが明らかとなった。
これによって、タイヤの生産性が向上されると共に、空
気溜まりを生じた不良品の発生が防止される。
【0035】なお、本実施例では、コーテッドコード1
0の端部ゴム部11は、図1(A)に示すように、コー
テッドコード10の下面側に設ける構成としたが、本発
明はこれに限らず、図9に示すように、コーテッドコー
ド10の上面側に設ける構成としてもよく、図10に示
すように、厚さ方向中央部に設ける構成としてもよい。
また、本実施例では、コーテッドコード10をバイア
スタイヤのカーカス及びブレーカーに用いた例を示した
が、本発明のコーテッドコード10は、ラジアルタイヤ
のベルトに適用してもよく、その他、動力伝達用のベル
ト、ベルトコンベアーの搬送用ベルト等の長尺状のベル
トであれば何れもにも適用することができる。
0の端部ゴム部11は、図1(A)に示すように、コー
テッドコード10の下面側に設ける構成としたが、本発
明はこれに限らず、図9に示すように、コーテッドコー
ド10の上面側に設ける構成としてもよく、図10に示
すように、厚さ方向中央部に設ける構成としてもよい。
また、本実施例では、コーテッドコード10をバイア
スタイヤのカーカス及びブレーカーに用いた例を示した
が、本発明のコーテッドコード10は、ラジアルタイヤ
のベルトに適用してもよく、その他、動力伝達用のベル
ト、ベルトコンベアーの搬送用ベルト等の長尺状のベル
トであれば何れもにも適用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコーテッ
ドコードは上記構成としたので、ジョイントする際の作
業性が良く、確実にジョイントをすることができるとい
う優れた効果を有し、本発明の長尺状部材の製造方法は
上記の方法としたので、ジョイント部分が確実な長尺状
部材を効率良く製造することができるという優れた効果
を有する。
ドコードは上記構成としたので、ジョイントする際の作
業性が良く、確実にジョイントをすることができるとい
う優れた効果を有し、本発明の長尺状部材の製造方法は
上記の方法としたので、ジョイント部分が確実な長尺状
部材を効率良く製造することができるという優れた効果
を有する。
【図1】(A)は本発明の一実施例に係り、側ゴム部に
他のコーテッドコードの側ゴム部側とは反対側の端部を
接続する直前の状態を示す、側ゴム部近傍の側面図であ
り、(B)は側ゴム部に他のコーテッドコードの側ゴム
部側とは反対側の端部が接続された状態を示す側ゴム部
近傍の側面図である。
他のコーテッドコードの側ゴム部側とは反対側の端部を
接続する直前の状態を示す、側ゴム部近傍の側面図であ
り、(B)は側ゴム部に他のコーテッドコードの側ゴム
部側とは反対側の端部が接続された状態を示す側ゴム部
近傍の側面図である。
【図2】本発明の一実施例に係り、コード反にゴムをコ
ーティングする際の状態を示すカレンダーの概略斜視図
である。
ーティングする際の状態を示すカレンダーの概略斜視図
である。
【図3】本発明の一実施例に係り、コード反にゴムをコ
ーティングする際の状態を示すカレンダーの断面図であ
る。
ーティングする際の状態を示すカレンダーの断面図であ
る。
【図4】(A)は、本発明の一実施例に係り、カレンダ
ーで成型された直後のコーテッドコードを示す断面図で
あり、(B)は所定の端部ゴム部が形成されたコーテッ
ドコードを示すコーテッドコードの正面図である。
ーで成型された直後のコーテッドコードを示す断面図で
あり、(B)は所定の端部ゴム部が形成されたコーテッ
ドコードを示すコーテッドコードの正面図である。
【図5】本発明の一実施例に係るカレンダーの正面図で
ある。
ある。
【図6】本発明の一実施例に係り、コーテッドコードを
小幅に才断する際の状態を示す、コーテッドコードの平
面図である。
小幅に才断する際の状態を示す、コーテッドコードの平
面図である。
【図7】本発明の一実施例に係るバイアスタイヤの断面
図である。
図である。
【図8】ジョイント部分近傍に空間部が形成されたコー
ド層の断面図である。
ド層の断面図である。
【図9】本発明の他の実施例に係るコーテッドコードの
断面図である。図である。
断面図である。図である。
【図10】本発明の他の実施例に係るコーテッドコード
の断面図である。図である。
の断面図である。図である。
【図11】従来例のオーバーラップジョイント部分を示
すコーテッドコードの断面図である。
すコーテッドコードの断面図である。
【図12】従来例のパッドジョイント部分を示すコーテ
ッドコードの断面図である。
ッドコードの断面図である。
【図13】従来例の空気入りタイヤのコード層のセパレ
ーションを示す断面図である。
ーションを示す断面図である。
10 コーテッドコード 11 端部ゴム部 12 コード 30 ゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:08
Claims (2)
- 【請求項1】 コードをゴムでコーティングしてなるコ
ーテッドコードであって、 前記コーテッドコードの少なくとも一方の端部に、前記
コーテッドコードの厚さよりも薄く、かつ、ゴムのみで
形成された端部ゴム部を設けたことを特徴とするコーテ
ッドコード。 - 【請求項2】 複数の前記コーテッドコードを連結して
長尺状部材を形成するに場合には、前記端部ゴム部によ
って互いに連結することを特徴とする長尺状部材の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4067116A JPH05269887A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | コーテッドコード及びそのコーテッドコードを用いた長尺状部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4067116A JPH05269887A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | コーテッドコード及びそのコーテッドコードを用いた長尺状部材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05269887A true JPH05269887A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13335610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4067116A Pending JPH05269887A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | コーテッドコード及びそのコーテッドコードを用いた長尺状部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05269887A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006224853A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
WO2011007833A1 (ja) | 2009-07-15 | 2011-01-20 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ構成部材の製造装置及び製造方法 |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP4067116A patent/JPH05269887A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006224853A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
WO2011007833A1 (ja) | 2009-07-15 | 2011-01-20 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ構成部材の製造装置及び製造方法 |
JP5557838B2 (ja) * | 2009-07-15 | 2014-07-23 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ構成部材の製造装置及び製造方法 |
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