JPH05269077A - 浴槽洗浄装置 - Google Patents
浴槽洗浄装置Info
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- JPH05269077A JPH05269077A JP10176992A JP10176992A JPH05269077A JP H05269077 A JPH05269077 A JP H05269077A JP 10176992 A JP10176992 A JP 10176992A JP 10176992 A JP10176992 A JP 10176992A JP H05269077 A JPH05269077 A JP H05269077A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 浴槽洗浄装置であって、洗剤が浴槽内壁に十
分行き渡り、また浴槽内壁面の洗浄が効果的に行えるも
のの提供を目的とする。 【構成】 洗浄液タンク61と、該タンクから浴槽10へ洗
浄液を供給する給液管62と、該給液管の途中に設けられ
る開閉弁63及び供給ポンプ64とを少なくとも有し、浴槽
内に洗浄液を供給して浴槽内の洗浄を行うようにした浴
槽洗浄装置であって、前記給液管62の先端に浴槽10内の
側方周囲に向けて洗浄液を噴霧する噴霧ノズル67を設け
た。
分行き渡り、また浴槽内壁面の洗浄が効果的に行えるも
のの提供を目的とする。 【構成】 洗浄液タンク61と、該タンクから浴槽10へ洗
浄液を供給する給液管62と、該給液管の途中に設けられ
る開閉弁63及び供給ポンプ64とを少なくとも有し、浴槽
内に洗浄液を供給して浴槽内の洗浄を行うようにした浴
槽洗浄装置であって、前記給液管62の先端に浴槽10内の
側方周囲に向けて洗浄液を噴霧する噴霧ノズル67を設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗浄液による浴槽洗浄装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽洗浄装置としては、例えば特
開昭63-14044号公報に示されるように、循環ポンプによ
って残湯と洗剤の混合液を浴槽及び追い焚き回路に強制
対流させて汚れを除去するものが知られている。が、洗
剤が追い焚き回路等に残留し、次の入浴時に洗剤が浴槽
水に混ざるという問題を有していた。これに対して本願
出願人は、実願平2-102634号において、洗浄液を供給す
る管路を追い焚き回路等とは独立して設け、追い焚き回
路等には洗剤が混入しない浴槽洗浄装置を提供した。
開昭63-14044号公報に示されるように、循環ポンプによ
って残湯と洗剤の混合液を浴槽及び追い焚き回路に強制
対流させて汚れを除去するものが知られている。が、洗
剤が追い焚き回路等に残留し、次の入浴時に洗剤が浴槽
水に混ざるという問題を有していた。これに対して本願
出願人は、実願平2-102634号において、洗浄液を供給す
る管路を追い焚き回路等とは独立して設け、追い焚き回
路等には洗剤が混入しない浴槽洗浄装置を提供した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記実願平2-
102634号の装置では、洗剤を浴槽側壁の一箇所から単純
に浴槽内へ供給するだけであるので、洗剤が浴槽内壁面
全周にスムーズに行き渡らない問題、特に喫水面以上の
内側周面への洗剤の供給が不十分となる欠点があった。
102634号の装置では、洗剤を浴槽側壁の一箇所から単純
に浴槽内へ供給するだけであるので、洗剤が浴槽内壁面
全周にスムーズに行き渡らない問題、特に喫水面以上の
内側周面への洗剤の供給が不十分となる欠点があった。
【0004】そこで本発明は、上記従来技術の欠点を解
消し、洗剤が浴槽内壁に十分行き渡り、また浴槽内壁面
の洗浄が効果的に行える浴槽洗浄装置の提供を目的とす
る。
消し、洗剤が浴槽内壁に十分行き渡り、また浴槽内壁面
の洗浄が効果的に行える浴槽洗浄装置の提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の浴槽洗浄装置は、洗浄液タンクと、該タン
クから浴槽へ洗浄液を供給する給液管と、該給液管の途
中に設けられる開閉弁及び供給ポンプとを少なくとも有
し、浴槽内に洗浄液を供給して浴槽内の洗浄を行うよう
にした浴槽洗浄装置であって、前記給液管の先端に浴槽
内の側方周囲に向けて洗浄液を噴霧する噴霧ノズルを設
けたことを第1の特徴としている。また本発明の浴槽洗
浄装置は、上記第1の特徴に加えて、洗浄液の給液管に
水管を接続しておき、洗浄後の浴槽排水時に水を噴霧ノ
ズルから噴霧するよう構成したことを第2の特徴として
いる。また本発明の浴槽洗浄装置は、上記第1又は第2
の特徴に加えて、洗浄液噴霧に先立って一旦浴槽喫水面
を少し下げ、洗浄液を噴霧した後、喫水面を上げるよう
にしたことを第3の特徴としている。また本発明の浴槽
洗浄装置は、上記第1から第3の何れかに記載の特徴に
加えて、洗浄液の給液管の供給ポンプより上流に水管を
接続し、洗浄後に前記水管に水を流して、供給ポンプ及
びそれより下流の給液管を水洗するようにしたことを第
4の特徴としている。
め、本発明の浴槽洗浄装置は、洗浄液タンクと、該タン
クから浴槽へ洗浄液を供給する給液管と、該給液管の途
中に設けられる開閉弁及び供給ポンプとを少なくとも有
し、浴槽内に洗浄液を供給して浴槽内の洗浄を行うよう
にした浴槽洗浄装置であって、前記給液管の先端に浴槽
内の側方周囲に向けて洗浄液を噴霧する噴霧ノズルを設
けたことを第1の特徴としている。また本発明の浴槽洗
浄装置は、上記第1の特徴に加えて、洗浄液の給液管に
水管を接続しておき、洗浄後の浴槽排水時に水を噴霧ノ
ズルから噴霧するよう構成したことを第2の特徴として
いる。また本発明の浴槽洗浄装置は、上記第1又は第2
の特徴に加えて、洗浄液噴霧に先立って一旦浴槽喫水面
を少し下げ、洗浄液を噴霧した後、喫水面を上げるよう
にしたことを第3の特徴としている。また本発明の浴槽
洗浄装置は、上記第1から第3の何れかに記載の特徴に
加えて、洗浄液の給液管の供給ポンプより上流に水管を
接続し、洗浄後に前記水管に水を流して、供給ポンプ及
びそれより下流の給液管を水洗するようにしたことを第
4の特徴としている。
【0006】
【作用】上記第1の特徴によれば、給液管先端の噴霧ノ
ズルから洗剤が側方周囲に噴霧され、浴槽内周壁に振り
掛けられる。そして洗剤は浴槽内壁を洗浄しながら浴槽
水面に流れ落ちる。よって残水のある部分は勿論のこと
浴槽の喫水面やそれより上の内壁面も全周にわたり綺麗
にすることができる。また上記第2の特徴によれば、前
記第1の特徴による作用に加えて、浴槽洗浄後の浴槽排
水時に水が噴霧ノズルから噴霧せられるので、該噴霧水
により、浴槽内周壁面の濯ぎができる。また上記第3の
特徴によれば、前記第1又は第2の特徴による作用に加
えて、洗浄液噴霧に先立って一旦浴槽喫水面が少し下げ
られ、しかる後に洗浄液が浴槽内周壁に向けて噴霧さ
れ、更にその後に喫水面が元のように上昇する。喫水面
が下げられたところで洗浄液が噴霧されるので、喫水面
付近の汚れやすい部分にも洗浄液が十分行き渡って作用
し、またその後の水位上昇で浸け置き洗浄がなされ、喫
水面付近の洗浄が良くできる。また上記第4の特徴によ
れば、前記第1から第3の何れかの特徴による作用に加
えて、洗浄後に水管から水が流され、洗浄液給液管の供
給ポンプやそれより下流の給液管が水洗される。これに
より供給ポンプや給液管等が洗浄液によって詰まってし
まうといったことが予防される。
ズルから洗剤が側方周囲に噴霧され、浴槽内周壁に振り
掛けられる。そして洗剤は浴槽内壁を洗浄しながら浴槽
水面に流れ落ちる。よって残水のある部分は勿論のこと
浴槽の喫水面やそれより上の内壁面も全周にわたり綺麗
にすることができる。また上記第2の特徴によれば、前
記第1の特徴による作用に加えて、浴槽洗浄後の浴槽排
水時に水が噴霧ノズルから噴霧せられるので、該噴霧水
により、浴槽内周壁面の濯ぎができる。また上記第3の
特徴によれば、前記第1又は第2の特徴による作用に加
えて、洗浄液噴霧に先立って一旦浴槽喫水面が少し下げ
られ、しかる後に洗浄液が浴槽内周壁に向けて噴霧さ
れ、更にその後に喫水面が元のように上昇する。喫水面
が下げられたところで洗浄液が噴霧されるので、喫水面
付近の汚れやすい部分にも洗浄液が十分行き渡って作用
し、またその後の水位上昇で浸け置き洗浄がなされ、喫
水面付近の洗浄が良くできる。また上記第4の特徴によ
れば、前記第1から第3の何れかの特徴による作用に加
えて、洗浄後に水管から水が流され、洗浄液給液管の供
給ポンプやそれより下流の給液管が水洗される。これに
より供給ポンプや給液管等が洗浄液によって詰まってし
まうといったことが予防される。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す全体構成
図、図2は噴霧ノズルの正面図である。図1において、
10は浴槽、20は追い焚き回路、30は風呂給湯回路、40は
一般給湯回路、50は入水路である。11は浴槽の蓋で、12
は排水弁である。追い焚き回路20には、循環ポンプ21、
風呂用熱交換器22、浴槽水位検出センサ23、浴槽温度検
出センサ24、風呂用熱交換器22からの出湯温度センサ2
5、開閉弁26、27が設けられている。前記風呂給湯回路3
0には、風呂落とし込み流量を制御するための流量調節
弁31、落とし込み流量センサ32、バキュームブレーカ3
3、給湯回路30を開閉するための落とし込み用開閉弁3
4、逆止弁35が設けられている。前記入水路50からの水
は入水流量センサ51、入水温度センサ52を経て給湯用熱
交換器53に入り、加熱されて温水として出湯する。54は
流量調節弁、55は出湯温度センサである。前記開閉弁2
6、27は追い焚き運転時と風呂給湯落とし込み時に開放
される。
説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す全体構成
図、図2は噴霧ノズルの正面図である。図1において、
10は浴槽、20は追い焚き回路、30は風呂給湯回路、40は
一般給湯回路、50は入水路である。11は浴槽の蓋で、12
は排水弁である。追い焚き回路20には、循環ポンプ21、
風呂用熱交換器22、浴槽水位検出センサ23、浴槽温度検
出センサ24、風呂用熱交換器22からの出湯温度センサ2
5、開閉弁26、27が設けられている。前記風呂給湯回路3
0には、風呂落とし込み流量を制御するための流量調節
弁31、落とし込み流量センサ32、バキュームブレーカ3
3、給湯回路30を開閉するための落とし込み用開閉弁3
4、逆止弁35が設けられている。前記入水路50からの水
は入水流量センサ51、入水温度センサ52を経て給湯用熱
交換器53に入り、加熱されて温水として出湯する。54は
流量調節弁、55は出湯温度センサである。前記開閉弁2
6、27は追い焚き運転時と風呂給湯落とし込み時に開放
される。
【0008】浴槽洗浄のための機構として、洗浄液タン
ク61、該タンク61から延びる給液管62、該給液管62に設
けられる開閉弁63、及び供給ポンプ64、前記給液管62の
ポンプ64より下流側に接続する水管65、及びその開閉弁
66が設けられている。前記洗浄タンク61には例えば高濃
度の酵素入り洗剤からなる洗浄液を貯蔵しておく。前記
水管65は前記入水管50から分岐させて設けることができ
る。また前記給液管62の先端62a は必要なときに進退自
在に浴槽10内に臨むことができるように、例えば回動可
能、伸縮可能としておくことができる。前記給液管62の
先端62a には噴霧ノズル67を設ける。該噴霧ノズル67
は、例えば図2に示すように、中空ボールの側周に多数
の噴霧孔67a を設けた形状とすることができる。また噴
霧ノズルは噴霧圧等により噴霧口が水平方向に回転する
ようにしたものでもよい。前記洗浄タンク61からの洗浄
液は供給ポンプ64により加圧供給され、浴槽10内上部に
臨まされた噴霧ノズル67から側方周囲に噴霧され、浴槽
10の内周壁に到達する。
ク61、該タンク61から延びる給液管62、該給液管62に設
けられる開閉弁63、及び供給ポンプ64、前記給液管62の
ポンプ64より下流側に接続する水管65、及びその開閉弁
66が設けられている。前記洗浄タンク61には例えば高濃
度の酵素入り洗剤からなる洗浄液を貯蔵しておく。前記
水管65は前記入水管50から分岐させて設けることができ
る。また前記給液管62の先端62a は必要なときに進退自
在に浴槽10内に臨むことができるように、例えば回動可
能、伸縮可能としておくことができる。前記給液管62の
先端62a には噴霧ノズル67を設ける。該噴霧ノズル67
は、例えば図2に示すように、中空ボールの側周に多数
の噴霧孔67a を設けた形状とすることができる。また噴
霧ノズルは噴霧圧等により噴霧口が水平方向に回転する
ようにしたものでもよい。前記洗浄タンク61からの洗浄
液は供給ポンプ64により加圧供給され、浴槽10内上部に
臨まされた噴霧ノズル67から側方周囲に噴霧され、浴槽
10の内周壁に到達する。
【0009】70はマイコン内蔵のコントローラで、風呂
リモコン80による指令により、浴槽水位の設定、風呂給
湯、追い焚き、浴槽洗浄等の諸動作の制御を行う。浴槽
の洗浄は、最後の入浴者の入浴が終了した後、自動的開
始され、または前記リモコン80に設けた洗浄スイッチを
オンすることにより手動で開始することができる。今、
洗浄運転を開始すると、先ずコントローラ70によって、
開閉弁63が開かれ、供給ポンプ64がオンする。このとき
開閉弁26、27は閉止状態とされる。洗浄液がタンク61か
ら供給ポンプ64を通って加圧され、噴霧ノズル67から側
方、浴槽10の内周壁に向けて噴霧される。浴槽壁面に到
達した洗浄液は高濃度のまま壁面を洗浄しながら、喫水
面まで落下する。規定量の洗浄液が噴霧されると開閉弁
63が閉止され、ポンプ64が停止される。そして洗浄液で
壁面が十分に覆われるのに必要な短時間後に水管65の開
閉弁66が開放される。これにより水管65を通って水が噴
霧ノズル67から噴霧され、浴槽内壁面を濯ぐ。濯がれた
水は喫水面まで落下し、喫水面を上昇させる。この状態
で一定時間放置される。この間に浴槽内壁は上昇した喫
水により、浸け置き洗浄がなされる。そして一定時間
後、浴槽10の排水弁12が開放され、また前記水管65の開
閉弁66が再度開放される。これにより、浴槽残水が排水
され、同時に浴槽内壁が喫水面より下にあった部分も含
めて濯がれる。排水完了後、排水弁12が閉止され、洗浄
運転が終了する。
リモコン80による指令により、浴槽水位の設定、風呂給
湯、追い焚き、浴槽洗浄等の諸動作の制御を行う。浴槽
の洗浄は、最後の入浴者の入浴が終了した後、自動的開
始され、または前記リモコン80に設けた洗浄スイッチを
オンすることにより手動で開始することができる。今、
洗浄運転を開始すると、先ずコントローラ70によって、
開閉弁63が開かれ、供給ポンプ64がオンする。このとき
開閉弁26、27は閉止状態とされる。洗浄液がタンク61か
ら供給ポンプ64を通って加圧され、噴霧ノズル67から側
方、浴槽10の内周壁に向けて噴霧される。浴槽壁面に到
達した洗浄液は高濃度のまま壁面を洗浄しながら、喫水
面まで落下する。規定量の洗浄液が噴霧されると開閉弁
63が閉止され、ポンプ64が停止される。そして洗浄液で
壁面が十分に覆われるのに必要な短時間後に水管65の開
閉弁66が開放される。これにより水管65を通って水が噴
霧ノズル67から噴霧され、浴槽内壁面を濯ぐ。濯がれた
水は喫水面まで落下し、喫水面を上昇させる。この状態
で一定時間放置される。この間に浴槽内壁は上昇した喫
水により、浸け置き洗浄がなされる。そして一定時間
後、浴槽10の排水弁12が開放され、また前記水管65の開
閉弁66が再度開放される。これにより、浴槽残水が排水
され、同時に浴槽内壁が喫水面より下にあった部分も含
めて濯がれる。排水完了後、排水弁12が閉止され、洗浄
運転が終了する。
【0010】図3は本発明の第2の実施例を示す要部の
構成図である。本実施例では、浴槽10に対して一時退避
タンク13と、該タンク13への吸い込みポンプ14と吐出ポ
ンプ15とを設けている。他の構成は前記第1の実施例と
同じである。本実施例においては、洗浄運転が開始され
ると、先ずコントローラ70は、吸い込みポンプ14を一定
時間オンし、浴槽10内の残水を一部一時退避タンク13内
に取り込み、浴槽10の喫水面を少し(例えば5cm)低下
させる。次にコントローラ70は開閉弁63を開き、供給ポ
ンプ64をオンする。これにより洗浄液が浴槽10の内周壁
に向けて噴霧される。高濃度の洗浄液が喫水面付近の浴
槽内壁を十分に覆うのに必要な一定の時間後、コントロ
ーラ70は前記吐出ポンプ15を一定時間オンし、一時退避
タンク13内の湯を浴槽10内に戻して元の水位とする。そ
して一定時間後、浴槽10の排水弁12を開放し、また前記
水管65の開閉弁66を開放する。これにより、浴槽残水が
排水され、同時に浴槽内壁が濯がれる。排水完了後、排
水弁12が閉止され、洗浄運転が終了する。本実施例で
は、一旦、喫水面を下げて洗浄液を噴霧するので、最も
汚れが付着しやすい喫水面の上下の部分に高濃度の洗浄
液を十分作用させることができる。よって洗浄効果が高
い。
構成図である。本実施例では、浴槽10に対して一時退避
タンク13と、該タンク13への吸い込みポンプ14と吐出ポ
ンプ15とを設けている。他の構成は前記第1の実施例と
同じである。本実施例においては、洗浄運転が開始され
ると、先ずコントローラ70は、吸い込みポンプ14を一定
時間オンし、浴槽10内の残水を一部一時退避タンク13内
に取り込み、浴槽10の喫水面を少し(例えば5cm)低下
させる。次にコントローラ70は開閉弁63を開き、供給ポ
ンプ64をオンする。これにより洗浄液が浴槽10の内周壁
に向けて噴霧される。高濃度の洗浄液が喫水面付近の浴
槽内壁を十分に覆うのに必要な一定の時間後、コントロ
ーラ70は前記吐出ポンプ15を一定時間オンし、一時退避
タンク13内の湯を浴槽10内に戻して元の水位とする。そ
して一定時間後、浴槽10の排水弁12を開放し、また前記
水管65の開閉弁66を開放する。これにより、浴槽残水が
排水され、同時に浴槽内壁が濯がれる。排水完了後、排
水弁12が閉止され、洗浄運転が終了する。本実施例で
は、一旦、喫水面を下げて洗浄液を噴霧するので、最も
汚れが付着しやすい喫水面の上下の部分に高濃度の洗浄
液を十分作用させることができる。よって洗浄効果が高
い。
【0011】尚、上記第2実施例では、一時退避タンク
13等を設けて、浴槽水位の低下及び復帰を行うようにし
ているが、別の手段で浴槽水位を上下させてもよい。例
えば、洗浄運転が開始されると、先ず排水弁12を一定時
間開いて水位を下げるようにし、また水位を戻す際には
風呂給湯回路30から水か湯を足すようにしてもよい。
13等を設けて、浴槽水位の低下及び復帰を行うようにし
ているが、別の手段で浴槽水位を上下させてもよい。例
えば、洗浄運転が開始されると、先ず排水弁12を一定時
間開いて水位を下げるようにし、また水位を戻す際には
風呂給湯回路30から水か湯を足すようにしてもよい。
【0012】図4は本発明の第3の実施例を示す要部の
構成図である。本実施例では水管65の途中から第2の水
管90を分岐し、これを給液管62の供給ポンプ64の上流位
置に接続し、途中に開閉弁91を設けている。そして前記
開閉弁91は、洗浄運転時に、洗浄が行われた後、排水弁
12による排水が行われる前或いは排水中に開かれるよう
にする。開閉弁91が開かれることで、水が供給ポンプ64
や給液管62内に残留している洗浄液を排出し、これによ
って供給ポンプ64等が目詰まりしたりするのが防止され
る。尚、水管65には逆流防止器68、水量調節器69、水量
センサ69a が設けられている。
構成図である。本実施例では水管65の途中から第2の水
管90を分岐し、これを給液管62の供給ポンプ64の上流位
置に接続し、途中に開閉弁91を設けている。そして前記
開閉弁91は、洗浄運転時に、洗浄が行われた後、排水弁
12による排水が行われる前或いは排水中に開かれるよう
にする。開閉弁91が開かれることで、水が供給ポンプ64
や給液管62内に残留している洗浄液を排出し、これによ
って供給ポンプ64等が目詰まりしたりするのが防止され
る。尚、水管65には逆流防止器68、水量調節器69、水量
センサ69a が設けられている。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなり、請求項1
に記載の浴槽洗浄装置によれば、給液管の先端に浴槽内
の側方周囲に向けて洗浄液を噴霧する噴霧ノズルを設け
たので、洗浄液を浴槽内周壁に確実に振り掛けることが
でき、残水のある部分は勿論のこと浴槽の喫水面やそれ
より上の内壁面も全周にわたり綺麗にすることができ
る。また請求項2に記載の浴槽洗浄装置によれば、請求
項1に記載の構成による効果に加えて、洗浄液の給液管
に水管を接続しておき、洗浄後の浴槽排水時に水を噴霧
ノズルから噴霧するよう構成したので、浴槽内周壁面の
濯ぎができ、洗浄液が残ったりせずに、浴槽内を綺麗に
することができる。また請求項3に記載の浴槽洗浄装置
によれば、請求項1又は2に記載の構成による効果に加
えて、洗浄液噴霧に先立って一旦浴槽喫水面を少し下
げ、洗浄液を噴霧した後、喫水面を上げるようにしたの
で、喫水面付近の汚れやすい部分を濃い洗浄液で十分洗
浄でき、またその後の水位上昇により浸け置き洗浄がで
き、喫水面付近の汚れを十分落とすことができる。また
請求項4に記載の浴槽洗浄装置によれば、請求項1〜3
のいずれかに記載の構成による効果に加えて、洗浄後に
洗浄液の供給ポンプ及びそれより下流の洗浄液の給液管
を水洗することができるので、供給ポンプや給液管等が
洗浄液によって詰まってしまうといったことを予防する
ことができる。
に記載の浴槽洗浄装置によれば、給液管の先端に浴槽内
の側方周囲に向けて洗浄液を噴霧する噴霧ノズルを設け
たので、洗浄液を浴槽内周壁に確実に振り掛けることが
でき、残水のある部分は勿論のこと浴槽の喫水面やそれ
より上の内壁面も全周にわたり綺麗にすることができ
る。また請求項2に記載の浴槽洗浄装置によれば、請求
項1に記載の構成による効果に加えて、洗浄液の給液管
に水管を接続しておき、洗浄後の浴槽排水時に水を噴霧
ノズルから噴霧するよう構成したので、浴槽内周壁面の
濯ぎができ、洗浄液が残ったりせずに、浴槽内を綺麗に
することができる。また請求項3に記載の浴槽洗浄装置
によれば、請求項1又は2に記載の構成による効果に加
えて、洗浄液噴霧に先立って一旦浴槽喫水面を少し下
げ、洗浄液を噴霧した後、喫水面を上げるようにしたの
で、喫水面付近の汚れやすい部分を濃い洗浄液で十分洗
浄でき、またその後の水位上昇により浸け置き洗浄がで
き、喫水面付近の汚れを十分落とすことができる。また
請求項4に記載の浴槽洗浄装置によれば、請求項1〜3
のいずれかに記載の構成による効果に加えて、洗浄後に
洗浄液の供給ポンプ及びそれより下流の洗浄液の給液管
を水洗することができるので、供給ポンプや給液管等が
洗浄液によって詰まってしまうといったことを予防する
ことができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す全体構成図であ
る。
る。
【図2】噴霧ノズルの正面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す要部の構成図であ
る。
る。
【図4】本発明の第3の実施例を示す要部の構成図であ
る。
る。
10 浴槽 12 排水弁 13 一時退避タンク 20 追い焚き回路 30 風呂給湯回路 61 洗浄液タンク 62 給液管 63 開閉弁 64 供給ポンプ 65 水管 67 噴霧ノズル 90 第2の水管
Claims (4)
- 【請求項1】 洗浄液タンクと、該タンクから浴槽へ洗
浄液を供給する給液管と、該給液管の途中に設けられる
開閉弁及び供給ポンプとを少なくとも有し、浴槽内に洗
浄液を供給して浴槽内の洗浄を行うようにした浴槽洗浄
装置であって、前記給液管の先端に浴槽内の側方周囲に
向けて洗浄液を噴霧する噴霧ノズルを設けたことを特徴
とする浴槽洗浄装置。 - 【請求項2】 洗浄液の給液管に水管を接続しておき、
洗浄後の浴槽排水時に水を噴霧ノズルから噴霧するよう
構成した請求項1に記載の浴槽洗浄装置。 - 【請求項3】 洗浄液噴霧に先立って一旦浴槽喫水面を
少し下げ、洗浄液を噴霧した後、喫水面を上げるように
した請求項1又は2に記載の浴槽洗浄装置。 - 【請求項4】 洗浄液の給液管の供給ポンプより上流に
水管を接続し、洗浄後に前記水管に水を流して、供給ポ
ンプ及びそれより下流の給液管を水洗するようにした請
求項1から3の何れかに記載の浴槽洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10176992A JPH05269077A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 浴槽洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10176992A JPH05269077A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 浴槽洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05269077A true JPH05269077A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=14309432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10176992A Pending JPH05269077A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 浴槽洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05269077A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010194336A (ja) * | 2010-05-10 | 2010-09-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 浴槽ミスト洗浄装置を用いた洗浄方法 |
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1992
- 1992-03-26 JP JP10176992A patent/JPH05269077A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010194336A (ja) * | 2010-05-10 | 2010-09-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 浴槽ミスト洗浄装置を用いた洗浄方法 |
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