JP3218087B2 - 浴槽の自動洗浄装置 - Google Patents
浴槽の自動洗浄装置Info
- Publication number
- JP3218087B2 JP3218087B2 JP18529692A JP18529692A JP3218087B2 JP 3218087 B2 JP3218087 B2 JP 3218087B2 JP 18529692 A JP18529692 A JP 18529692A JP 18529692 A JP18529692 A JP 18529692A JP 3218087 B2 JP3218087 B2 JP 3218087B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- bathtub
- detergent
- valve
- drain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Bathtub Accessories (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、簡易に浴槽を自動洗浄
できる装置に関する。
できる装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】浴槽の自動洗浄装置としては、浴槽に洗
浄ノズルを取り付けると共に排水口の下の排水管に自動
排水弁を取り付け、自動洗浄器と前記排水管との間を循
環ポンプ付の循環ラインで接続し、自動洗浄器内に組み
込んだ制御器で予洗い、洗浄、すすぎ洗い、等を制御す
る方式のものが公知である（特開平２−３４１０６９号
公報、同２−３４１０７０号公報）。
浄ノズルを取り付けると共に排水口の下の排水管に自動
排水弁を取り付け、自動洗浄器と前記排水管との間を循
環ポンプ付の循環ラインで接続し、自動洗浄器内に組み
込んだ制御器で予洗い、洗浄、すすぎ洗い、等を制御す
る方式のものが公知である（特開平２−３４１０６９号
公報、同２−３４１０７０号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公知例に
おいては次のような問題がある。
おいては次のような問題がある。
【０００４】ａ．洗浄ノズルを浴槽に取り付けるための
工事、循環ラインの配管等を行う必要があるため、浴槽
を新設する場合は適用が可能であるが、既設の浴槽に後
から取り付けることは実際上不可能である。
工事、循環ラインの配管等を行う必要があるため、浴槽
を新設する場合は適用が可能であるが、既設の浴槽に後
から取り付けることは実際上不可能である。
【０００５】ｂ．自動洗浄器内には循環ポンプを組み込
み、この循環ポンプで加圧して洗浄ノズルから噴射する
ようになっているため、装置が複雑化、大型化する。
み、この循環ポンプで加圧して洗浄ノズルから噴射する
ようになっているため、装置が複雑化、大型化する。
【０００６】本発明の目的は、上記ａ〜ｂの問題を有し
ない浴槽の自動洗浄装置を提供することである。
ない浴槽の自動洗浄装置を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る浴槽の自動
洗浄装置の構成は次のとおりである。
洗浄装置の構成は次のとおりである。
【０００８】浴槽１の縁又は浴槽１に接した壁に設置さ
れるケーシング２と、前記ケーシング２において、浴槽
１内に向けて取り付けられた噴霧ノズル３と、前記ケー
シング２において、浴槽１内に向けて取り付けられた浴
槽１内に付着した洗剤と汚れを洗い流すために上水又は
温水を浴槽１内に向けて噴射するすすぎノズル１２と、
前記ケーシング２内において、内部が可変膜５により上
部の洗剤室７と下部の水圧室６に区画され、洗剤室７と
前記噴霧ノズル３は洗剤制御弁１１付の洗剤供給管１０
で結ばれ、水圧室６には浴槽１内に開口している水抜き
弁２０付の水抜き管１９が結ばれていると共に水圧室６
は給水制御弁９付の給水管８を経由して上水又は風呂給
湯機に結ばれている洗剤タンク４と、前記ケーシング２
内の給水管８において、前記給水制御弁９と洗剤タンク
４間に取り付けられた三方弁１３を介して分岐され、前
記すすぎノズル１２に結ばれたすすぎ給水管１４と、前
記浴槽１内の底部に形成された排水口１５を浴槽１内で
開閉する排水弁１６を連結体１７を介して開閉するケー
シング２内に組み込まれた排水弁開閉器１８と、前記排
水弁開閉器１８を駆動して連結体１７を引き上げて排水
口１５を開き、浴槽１内の残り湯を排水し、次に排水弁
１６を開いたまま三方弁１３をすすぎノズル１２側に切
り換えて、給水管８から給水制御弁９及び三方弁１３を
経由して上水又は温水をすすぎノズル１２に供給し、こ
の上水又は温水を浴槽１内全域に噴射して浴槽１内のゴ
ミ類の洗い流しと浴槽１内面の湿潤化を行い、次に給水
制御弁９を開いたまま三方弁１３を洗剤タンク４側に切
り換えて洗剤タンク４内の水圧室６内に上水又は温水を
供給し、併せて洗剤制御弁１１を開き、排水弁１６を閉
じ、給水圧により可変膜５を洗剤室７側に変位させて洗
剤室７内の圧力を高めることにより洗剤室７内の洗剤を
噴霧ノズル３から浴槽１内全域に噴霧して浴槽１内に洗
剤を付着させ、次に給水制御弁９を閉じ、水抜き弁２０
を開いて水圧室６内の上水又は温水を水抜き管１９から
浴槽１内に排水して水圧室６内の水圧を開放し、次に水
抜き弁２０を閉じ、次に一定時間経過してから排水弁開
閉器１８を駆動して排水弁１６を開き、三方弁１３をす
すぎノズル１２側に切り換え、給水管８の給水制御弁９
を開き、すすぎノズル１２から浴槽１内全域に向けて上
水又は温水を噴射することにより、浴槽１の内面に付着
した洗剤とこの洗剤により分解した汚れを洗い流す制御
を行う制御器２１と、から成る浴槽の自動洗浄装置。
れるケーシング２と、前記ケーシング２において、浴槽
１内に向けて取り付けられた噴霧ノズル３と、前記ケー
シング２において、浴槽１内に向けて取り付けられた浴
槽１内に付着した洗剤と汚れを洗い流すために上水又は
温水を浴槽１内に向けて噴射するすすぎノズル１２と、
前記ケーシング２内において、内部が可変膜５により上
部の洗剤室７と下部の水圧室６に区画され、洗剤室７と
前記噴霧ノズル３は洗剤制御弁１１付の洗剤供給管１０
で結ばれ、水圧室６には浴槽１内に開口している水抜き
弁２０付の水抜き管１９が結ばれていると共に水圧室６
は給水制御弁９付の給水管８を経由して上水又は風呂給
湯機に結ばれている洗剤タンク４と、前記ケーシング２
内の給水管８において、前記給水制御弁９と洗剤タンク
４間に取り付けられた三方弁１３を介して分岐され、前
記すすぎノズル１２に結ばれたすすぎ給水管１４と、前
記浴槽１内の底部に形成された排水口１５を浴槽１内で
開閉する排水弁１６を連結体１７を介して開閉するケー
シング２内に組み込まれた排水弁開閉器１８と、前記排
水弁開閉器１８を駆動して連結体１７を引き上げて排水
口１５を開き、浴槽１内の残り湯を排水し、次に排水弁
１６を開いたまま三方弁１３をすすぎノズル１２側に切
り換えて、給水管８から給水制御弁９及び三方弁１３を
経由して上水又は温水をすすぎノズル１２に供給し、こ
の上水又は温水を浴槽１内全域に噴射して浴槽１内のゴ
ミ類の洗い流しと浴槽１内面の湿潤化を行い、次に給水
制御弁９を開いたまま三方弁１３を洗剤タンク４側に切
り換えて洗剤タンク４内の水圧室６内に上水又は温水を
供給し、併せて洗剤制御弁１１を開き、排水弁１６を閉
じ、給水圧により可変膜５を洗剤室７側に変位させて洗
剤室７内の圧力を高めることにより洗剤室７内の洗剤を
噴霧ノズル３から浴槽１内全域に噴霧して浴槽１内に洗
剤を付着させ、次に給水制御弁９を閉じ、水抜き弁２０
を開いて水圧室６内の上水又は温水を水抜き管１９から
浴槽１内に排水して水圧室６内の水圧を開放し、次に水
抜き弁２０を閉じ、次に一定時間経過してから排水弁開
閉器１８を駆動して排水弁１６を開き、三方弁１３をす
すぎノズル１２側に切り換え、給水管８の給水制御弁９
を開き、すすぎノズル１２から浴槽１内全域に向けて上
水又は温水を噴射することにより、浴槽１の内面に付着
した洗剤とこの洗剤により分解した汚れを洗い流す制御
を行う制御器２１と、から成る浴槽の自動洗浄装置。
【０００９】なお、給水管は例えば自動湯張り追い焚き
機能付風呂給湯機の給湯口に接続して冷水又は温水を供
給できるように構成してもよい。
機能付風呂給湯機の給湯口に接続して冷水又は温水を供
給できるように構成してもよい。
【００１０】
【作用】ケーシングは浴槽の縁又は隣接の壁に設置さ
れ、給水管は上水又は風呂給湯機に接続される。運転ス
イッチをＯＮにすると、制御器は、排水弁開閉器を駆動
して排水弁を開き、浴槽内の残り湯を排水する。次に、
排水弁を開いたまま三方弁をすすぎノズル側に切り換
え、給水制御弁を開いてすすぎノズルに上水又は温水を
供給し、このすすぎノズルから浴槽内全域に水又は温水
を噴射して髪等のゴミ類を洗い流すと共に浴槽の内面の
湿潤化を行う。次に、三方弁を洗剤タンク側に切り換
え、給水制御弁及び洗剤制御弁を開き、排水弁を閉じ、
洗剤タンク内の水圧室内に上水又は温水を供給する。こ
の給水があると、水圧により可変膜が洗剤室側に変位し
て洗剤室内の圧力が高まる。このようにして圧力が高ま
ると、洗剤が洗剤供給管から噴霧ノズル側に流出し、洗
剤は噴霧ノズルから浴槽内全域に噴霧される。この結
果、浴槽の内面全体に洗剤が付着される。そして浴槽内
面全体に洗剤が付着したところで、給水制御弁を閉じ、
この状態で一定時間待つことにより、汚れは化学力によ
り分解される。次に、水抜き管の水抜き弁を開いて水圧
室内から水を浴槽内に抜く。次に、排水弁を開き、三方
弁をすすぎノズル側に切り換え、給水制御弁を開き、上
水又は温水をすすぎノズルから浴槽内全域に噴射して、
この噴射エネルギーにより洗剤と分解した汚れを洗い流
し、その上で給水制御弁を閉じる。この後、排水弁を閉
じ、自動湯張り追い焚き機能付風呂給湯機と組み合わさ
れている場合には、制御器は湯張りのための信号を風呂
給湯機側に出力する。
れ、給水管は上水又は風呂給湯機に接続される。運転ス
イッチをＯＮにすると、制御器は、排水弁開閉器を駆動
して排水弁を開き、浴槽内の残り湯を排水する。次に、
排水弁を開いたまま三方弁をすすぎノズル側に切り換
え、給水制御弁を開いてすすぎノズルに上水又は温水を
供給し、このすすぎノズルから浴槽内全域に水又は温水
を噴射して髪等のゴミ類を洗い流すと共に浴槽の内面の
湿潤化を行う。次に、三方弁を洗剤タンク側に切り換
え、給水制御弁及び洗剤制御弁を開き、排水弁を閉じ、
洗剤タンク内の水圧室内に上水又は温水を供給する。こ
の給水があると、水圧により可変膜が洗剤室側に変位し
て洗剤室内の圧力が高まる。このようにして圧力が高ま
ると、洗剤が洗剤供給管から噴霧ノズル側に流出し、洗
剤は噴霧ノズルから浴槽内全域に噴霧される。この結
果、浴槽の内面全体に洗剤が付着される。そして浴槽内
面全体に洗剤が付着したところで、給水制御弁を閉じ、
この状態で一定時間待つことにより、汚れは化学力によ
り分解される。次に、水抜き管の水抜き弁を開いて水圧
室内から水を浴槽内に抜く。次に、排水弁を開き、三方
弁をすすぎノズル側に切り換え、給水制御弁を開き、上
水又は温水をすすぎノズルから浴槽内全域に噴射して、
この噴射エネルギーにより洗剤と分解した汚れを洗い流
し、その上で給水制御弁を閉じる。この後、排水弁を閉
じ、自動湯張り追い焚き機能付風呂給湯機と組み合わさ
れている場合には、制御器は湯張りのための信号を風呂
給湯機側に出力する。
【００１１】
【実施例】図１において、１は浴槽、２はケーシングに
して、浴槽１の縁のところに設置されている。３は浴槽
１内に向けて前記ケーシング２に取り付けられた噴霧ノ
ズルにして、浴槽１内全域に噴霧できるノズルチップが
取り付けられている。４はケーシング２内に組み込まれ
た洗剤タンクにして、この洗剤タンク４は内部が可変膜
５により上部の水圧室６と下部の洗剤室７に区画され、
水圧室６には給水制御弁９付の給水管８が結ばれ、噴霧
ノズル３と洗剤室７は洗剤制御弁１１付の洗剤供給管１
０で結ばれている。実施例の場合、給水管８は上水に結
ばれている。１２は浴槽１内に向けてケーシング２に取
り付けられたすすぎノズルにして、このすすぎノズル１
２は、すすぎ給水管１４を経由して前記給水管８におい
て、給水制御弁９と洗剤タンク４間に取り付けられた三
方弁１３に結ばれている。
して、浴槽１の縁のところに設置されている。３は浴槽
１内に向けて前記ケーシング２に取り付けられた噴霧ノ
ズルにして、浴槽１内全域に噴霧できるノズルチップが
取り付けられている。４はケーシング２内に組み込まれ
た洗剤タンクにして、この洗剤タンク４は内部が可変膜
５により上部の水圧室６と下部の洗剤室７に区画され、
水圧室６には給水制御弁９付の給水管８が結ばれ、噴霧
ノズル３と洗剤室７は洗剤制御弁１１付の洗剤供給管１
０で結ばれている。実施例の場合、給水管８は上水に結
ばれている。１２は浴槽１内に向けてケーシング２に取
り付けられたすすぎノズルにして、このすすぎノズル１
２は、すすぎ給水管１４を経由して前記給水管８におい
て、給水制御弁９と洗剤タンク４間に取り付けられた三
方弁１３に結ばれている。
【００１２】１５は浴槽１内の底面に設けられた排水
口、１６はこの排水口１５を開閉する排水弁、１７は排
水弁１６に結ばれたワイヤー（連結体）にして、ケーシ
ング２内に組み込まれたモータ付の排水弁開閉器１８に
よりこのワイヤー１７が引き上げられると排水弁１６は
上方に逃げて排水口１５を開き、ワイヤー１７が戻され
ると排水弁１６は下降して排水口１５を閉じる構成であ
る。１９は前記水圧室６から浴槽１内に向けて取り付け
られた水抜き弁２０付の水抜き管、２１はケーシング２
内に組み込まれた制御器にして、次の制御を行う。
口、１６はこの排水口１５を開閉する排水弁、１７は排
水弁１６に結ばれたワイヤー（連結体）にして、ケーシ
ング２内に組み込まれたモータ付の排水弁開閉器１８に
よりこのワイヤー１７が引き上げられると排水弁１６は
上方に逃げて排水口１５を開き、ワイヤー１７が戻され
ると排水弁１６は下降して排水口１５を閉じる構成であ
る。１９は前記水圧室６から浴槽１内に向けて取り付け
られた水抜き弁２０付の水抜き管、２１はケーシング２
内に組み込まれた制御器にして、次の制御を行う。
【００１３】排水弁開閉器１８を駆動して排水弁１６を
開き、浴槽１内に残った残り湯を排水し、この排水弁１
６を開いたまま三方弁１３をすすぎノズル１２側に切り
換え、上水→給水管８→給水制御弁９→三方弁１３→す
すぎ給水管１４→すすぎノズル１２と上水を供給して浴
槽１内の予洗いと湿潤化を行い、次に排水弁開閉器１８
を駆動して排水弁１６を閉じ、洗剤供給弁１１を開き、
三方弁１３を洗剤タンク４側に切り換えて上水を洗剤タ
ンク４の水圧室６内に圧入する。この圧入により、変位
膜５が洗剤室７側に変位してこの室内の圧力を高め、洗
剤を洗剤供給管１０から洗剤制御弁１１を経由して噴霧
ノズル３側に流す。この結果、洗剤が噴霧ノズル３から
浴槽１内全域に噴霧され、浴槽１の内面全域に付着す
る。次に、洗剤室７内の圧力を抜くため、水抜き弁２０
を開き、水圧室６内の水を浴槽１内に抜き、次にこの水
抜き終了後水抜き弁２０を閉じる。
開き、浴槽１内に残った残り湯を排水し、この排水弁１
６を開いたまま三方弁１３をすすぎノズル１２側に切り
換え、上水→給水管８→給水制御弁９→三方弁１３→す
すぎ給水管１４→すすぎノズル１２と上水を供給して浴
槽１内の予洗いと湿潤化を行い、次に排水弁開閉器１８
を駆動して排水弁１６を閉じ、洗剤供給弁１１を開き、
三方弁１３を洗剤タンク４側に切り換えて上水を洗剤タ
ンク４の水圧室６内に圧入する。この圧入により、変位
膜５が洗剤室７側に変位してこの室内の圧力を高め、洗
剤を洗剤供給管１０から洗剤制御弁１１を経由して噴霧
ノズル３側に流す。この結果、洗剤が噴霧ノズル３から
浴槽１内全域に噴霧され、浴槽１の内面全域に付着す
る。次に、洗剤室７内の圧力を抜くため、水抜き弁２０
を開き、水圧室６内の水を浴槽１内に抜き、次にこの水
抜き終了後水抜き弁２０を閉じる。
【００１４】一定時間経過後、排水弁開閉器１８を駆動
して排水弁１６を開き、給水制御弁９を開き、三方弁１
３をすすぎノズル１２側に切り換えてすすぎノズル１２
から上水を浴槽１内全域に噴射して、浴槽１内に付着し
た洗剤と分解した汚れを洗い流す。この洗い流し後、排
水弁１６を閉じ、自動湯張り追い焚き機能付風呂給湯機
に対して湯張りのための信号を出力する。
して排水弁１６を開き、給水制御弁９を開き、三方弁１
３をすすぎノズル１２側に切り換えてすすぎノズル１２
から上水を浴槽１内全域に噴射して、浴槽１内に付着し
た洗剤と分解した汚れを洗い流す。この洗い流し後、排
水弁１６を閉じ、自動湯張り追い焚き機能付風呂給湯機
に対して湯張りのための信号を出力する。
【００１５】
【発明の効果】本発明による効果は次のとおりである。
【００１６】ａ．洗剤を水圧により浴槽内に噴霧して、
この化学力により汚れを分解して落とす方式のため、洗
剤噴霧用のポンプが不要である。よって、装置の小型化
とポンプ駆動用の電力費がかからない。
この化学力により汚れを分解して落とす方式のため、洗
剤噴霧用のポンプが不要である。よって、装置の小型化
とポンプ駆動用の電力費がかからない。
【００１７】ｂ．水は予洗いのときと洗剤を洗い流す際
だけに使用するので、節水対策上有効である。
だけに使用するので、節水対策上有効である。
【００１８】ｃ．装置は、自動湯張り追い焚き機能付風
呂給湯機と組み合わせ、浴槽内において排水弁に連結体
を結ぶだけでセットできるので、設備工事は最小限で済
み、特に既設の浴槽に対して簡単に取り付けることがで
きる。
呂給湯機と組み合わせ、浴槽内において排水弁に連結体
を結ぶだけでセットできるので、設備工事は最小限で済
み、特に既設の浴槽に対して簡単に取り付けることがで
きる。
【図１】本発明の実施例の説明図。
１ 浴槽 ２ ケーシング ３ 噴霧ノズル ４ 洗剤タンク ５ 変位膜 ６ 水圧室 ７ 洗剤室 ８ 給水管 ９ 給水制御弁 １０ 洗剤供給管 １１ 洗剤制御弁 １２ すすぎノズル １３ 三方弁 １４ すすぎ管 １５ 排水口 １６ 排水弁 １７ ワイヤー １８ 排水弁開閉器 １９ 水抜き管 ２０ 水抜き弁 ２１ 制御器
Claims (2)
- 【請求項１】 浴槽１の縁又は浴槽１に接した壁に設置
されるケーシング２と、 前記ケーシング２において、浴槽１内に向けて取り付け
られた噴霧ノズル３と、 前記ケーシング２において、浴槽１内に向けて取り付け
られた浴槽１内に付着した洗剤と汚れを洗い流すために
上水又は温水を浴槽１内に向けて噴射するすすぎノズル
１２と、 前記ケーシング２内において、内部が可変膜５により上
部の洗剤室７と下部の水圧室６に区画され、洗剤室７と
前記噴霧ノズル３は洗剤制御弁１１付の洗剤供給管１０
で結ばれ、水圧室６には浴槽１内に開口している水抜き
弁２０付の水抜き管１９が結ばれていると共に水圧室６
は給水制御弁９付の給水管８を経由して上水又は風呂給
湯機に結ばれている洗剤タンク４と、 前記ケーシング２内の給水管８において、前記給水制御
弁９と洗剤タンク４間に取り付けられた三方弁１３を介
して分岐され、前記すすぎノズル１２に結ばれたすすぎ
給水管１４と、 前記浴槽１内の底部に形成された排水口１５を浴槽１内
で開閉する排水弁１６を連結体１７を介して開閉するケ
ーシング２内に組み込まれた排水弁開閉器１８と、 前記排水弁開閉器１８を駆動して連結体１７を引き上げ
て排水口１５を開き、浴槽１内の残り湯を排水し、次に
排水弁１６を開いたまま三方弁１３をすすぎノズル１２
側に切り換えて、給水管８から給水制御弁９及び三方弁
１３を経由して上水又は温水をすすぎノズル１２に供給
し、この上水又は温水を浴槽１内全域に噴射して浴槽１
内のゴミ類の洗い流しと浴槽１内面の湿潤化を行い、次
に給水制御弁９を開いたまま三方弁１３を洗剤タンク４
側に切り換えて洗剤タンク４内の水圧室６内に上水又は
温水を供給し、併せて洗剤制御弁１１を開き、排水弁１
６を閉じ、給水圧により可変膜５を洗剤室７側に変位さ
せて洗剤室７内の圧力を高めることにより洗剤室７内の
洗剤を噴霧ノズル３から浴槽１内全域に噴霧して浴槽１
内に洗剤を付着させ、次に給水制御弁９を閉じ、水抜き
弁２０を開いて水圧室６内の上水又は温水を水抜き管１
９から浴槽１内に排水して水圧室６内の水圧を開放し、
次に水抜き弁２０を閉じ、次に一定時間経過してから排
水弁開閉器１８を駆動して排水弁１６を開き、三方弁１
３をすすぎノズル１２側に切り換え、給水管８の給水制
御弁９を開き、すすぎノズル１２から浴槽１内全域に向
けて上水又は温水を噴射することにより、浴槽１の内面
に付着した洗剤とこの洗剤により分解した汚れを洗い流
す制御を行う制御器２１と、 から成る浴槽の自動洗浄装置。 - 【請求項２】 洗剤の洗い流しを終了したのち、排水弁
開閉器１８を駆動して排水弁１６を閉じ、自動湯張り追
い焚き機能付風呂給湯機に対して湯張り開始用の信号を
送信する回路を制御器２１内に組み込んで成る請求項１
記載の浴槽の自動洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18529692A JP3218087B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 浴槽の自動洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18529692A JP3218087B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 浴槽の自動洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630884A JPH0630884A (ja) | 1994-02-08 |
| JP3218087B2 true JP3218087B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=16168381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18529692A Expired - Fee Related JP3218087B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 浴槽の自動洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3218087B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4706419B2 (ja) * | 2005-09-27 | 2011-06-22 | パナソニック電工株式会社 | ミスト洗浄装置付き浴槽 |
| JP6594793B2 (ja) * | 2016-02-25 | 2019-10-23 | リンナイ株式会社 | 浴槽洗浄装置 |
| JP7296544B2 (ja) * | 2019-09-26 | 2023-06-23 | 株式会社ノーリツ | 浴室洗浄装置 |
-
1992
- 1992-07-13 JP JP18529692A patent/JP3218087B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0630884A (ja) | 1994-02-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3218087B2 (ja) | 浴槽の自動洗浄装置 | |
| JP3160373B2 (ja) | 浴槽の自動洗浄装置 | |
| JP3187145B2 (ja) | 浴槽の自動洗浄装置 | |
| JP3218086B2 (ja) | 浴槽の自動洗浄装置 | |
| JP2836911B2 (ja) | 浴槽洗浄方法及びその装置 | |
| JP3187146B2 (ja) | 浴槽の自動洗浄装置 | |
| JP2918371B2 (ja) | 浴槽洗浄方法及びその装置 | |
| JP2502541Y2 (ja) | 自動洗浄浴槽における排水装置 | |
| JPH0630887A (ja) | 浴槽の自動洗浄装置 | |
| JP2882497B2 (ja) | 浴槽の自動洗浄装置 | |
| JPH0630885A (ja) | 浴槽の自動洗浄装置 | |
| JP2980364B2 (ja) | 浴槽洗浄装置 | |
| JPH0549591A (ja) | 浴槽の自動洗浄装置 | |
| JP4329112B2 (ja) | 浴槽洗浄装置 | |
| JP2836951B2 (ja) | 浴槽洗浄装置 | |
| JPH0515464A (ja) | 浴槽装置およびその排水方法 | |
| JPH05277060A (ja) | 浴槽の自動洗浄装置 | |
| JPH0630882A (ja) | 浴槽の自動洗浄装置 | |
| JP3016842B2 (ja) | 浴槽洗浄方法およびその装置 | |
| JPH0630881A (ja) | 浴槽の自動洗浄装置 | |
| JPH05269077A (ja) | 浴槽洗浄装置 | |
| JPH11313771A (ja) | 浴槽装置 | |
| JPH0630853A (ja) | 浴槽の自動洗浄装置 | |
| JPH04197329A (ja) | 浴槽洗浄方法およびその装置 | |
| JPH05220085A (ja) | 浴槽洗浄装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080803 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |