JPH05269070A - モップの糸束取付け用ホルダ - Google Patents

モップの糸束取付け用ホルダ

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JPH05269070A
JPH05269070A JP9884892A JP9884892A JPH05269070A JP H05269070 A JPH05269070 A JP H05269070A JP 9884892 A JP9884892 A JP 9884892A JP 9884892 A JP9884892 A JP 9884892A JP H05269070 A JPH05269070 A JP H05269070A
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Japan
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yarn
air
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JP9884892A
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Tetsuo Matsumoto
本 哲 男 松
Shigeto Takaoku
奥 成 人 高
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HINODE KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 通気性に勝れると共に、構造が簡単で成形も
容易な糸束取付け用ホルダを提供する。 【構成】 弾性ある硬質又は半硬質の合成樹脂により、
断面が略逆U字形の、長さ方向の両端が端壁11,11
により閉止された細長い溝形部材として形成し、その内
部空間を糸束の基端部を挿入するための挿入部としてい
る。また、ホルダ10の左右の側壁13a,13bの内
面には、挿入した糸束に食い込んで係止する複数対の係
止爪を相対向状態に突設し、ホルダ10の湾曲する頂部
10aには、中心軸線を挟んで対称位置に、各係止爪と
対応する通気孔17a,17bを穿設している。 【効果】 通気孔を通じてホルダに保持されている糸束
基端部を確実に乾燥でき、濡れた糸束がムレて悪臭を発
するのが防げる。また、ホルダの構成が簡単で、合成樹
脂による一体成形が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、清掃用の糸束をモップ
の柄棒先端に取付けるための糸束取付け用ホルダに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の糸束取付け用ホルダとして、従
来、図6に示すようなものが公知である。このホルダ1
は、合成樹脂からなる断面略逆U字形のもので、左右の
半部1a,1aが頂部に形成されたヒンジ2により開閉
自在となっており、図7に示すように、両半部1a,1
a間に糸束3の基端部を保持させ、図8及び図9に示す
ように、モップの柄棒4の先端に設けたクリップ式の取
付金具5に挟持させることにより、該柄棒4に取付ける
ものである。
【0003】しかしながら上記従来のホルダ1は、糸束
3を保持した状態での内外の通気が円滑でないため、濡
れた糸束が乾燥しにくく、ムレて悪臭を発し易いという
欠点があった。
【0004】また、左右の半部1a,1aがヒンジ2に
より開閉自在であるため、それらを閉じた状態に互いに
係止させておくためのフック等を形成しなければなら
ず、構造が複雑化して一体成形するのが面倒であり、製
造原価も高くなるという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、通気
性に勝れると共に、構造が簡単で成形も容易な糸束取付
け用ホルダを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のホルダは、清掃用の糸束をモップの柄棒先
端に取付けるためのものであって、合成樹脂により断面
略逆U字形の両端が閉止された細長い溝形部材として形
成し、その内部空間を糸束の基端部を挿入するための挿
入部とすると共に、左右の側壁内面に、挿入した糸束に
食い込んで係止する複数対の係止爪を相対向状態に突設
し、頂部における上記各係止爪との対応位置にそれぞれ
通気孔を穿設してなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】糸束の基端部をホルダ内に圧入すると、該糸束
は、ホルダの両側壁によって弾力的に挟持されると同時
に、側壁内面の係止爪が糸束に食い込んで係止すること
により、該ホルダに非常に強固に保持される。
【0008】糸束を保持した上記ホルダは、モップにお
ける柄棒の先端にクリップ式の取付金具等により取付け
られる。
【0009】モップを使用することにより糸束が水で濡
れても、ホルダの頂部には通気孔が形成されているた
め、該ホルダ内に保持されている糸束基端部を確実に乾
燥させることができ、ムレて悪臭を発するというような
ことがない。
【0010】また、ホルダの構造が開閉式のものに比べ
て簡単であるから、合成樹脂による一体成形が容易であ
り、しかも、上記通気孔を各係止爪との対応位置に形成
するようにしたから、係止爪を成形する型部分を抜取る
ための型抜孔をそのまま通気孔として利用することがで
き、別途に孔を穿設する必要がない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明するに、図1乃至図4に示すホルダ10は、弾性
ある硬質又は半硬質の合成樹脂により、断面が略逆U字
形の、長さ方向の両端が端壁11,11により閉止され
た細長い溝形部材として形成され、その内部空間が糸束
15(図5参照)の基端部を挿入するための挿入部12
となっており、該ホルダ10の左右の側壁13a,13
bの内面には、該ホルダ10の長さ方向に適当な間隔を
おいて、挿入した糸束15に食い込んで係止する複数対
の係止爪14a,14bが、それぞれ相対向状態に突設
されている。これらの係止爪14a,14bは挿入部1
2の奥に向けて傾斜し、その先端は尖っている。
【0012】上記ホルダ10の湾曲する頂部10aに
は、中心軸線を挟んで対称位置に、上記各係止爪14
a,14bと対応する通気孔17a,17bが穿設され
ている。これらの通気孔17a,17bは、ホルダ10
を頂部10a側から正視した場合に、位置及び形状がそ
れぞれ係止爪14a,14bと一致するように形成され
ている。即ち、各通気孔17a,17bは、ホルダ幅方
向の長さ(図4参照)mが係止爪14a,14bの側壁
内面からの高さhと同じであると共に、ホルダ軸線方向
の長さn(図2参照)が係止爪14a,14bの幅wと
同じであるように形成されている。これらの通気孔17
a,17bは、型によるホルダ10の成形時に係止爪1
4a,14bを成形する型部分を抜き取るための型抜孔
を利用して形成することができ、このように型抜孔を利
用することにより、通気孔17a,17bを別途に穿設
する必要がない。
【0013】また、上記ホルダ10には、モップの柄棒
4の先端に設けられたクリップ式の取付金具5(図8及
び図9参照)に挟持させるための取付部20が形成され
ている。この取付部20は、他の部分より若干低い凹段
部となっており、該凹段部の先端部分に上記取付金具5
の爪が係合する係合穴21が設けられている。
【0014】上記構成を有するホルダ10に清掃用の糸
束15を保持させる時は、図5に示すように、該糸束1
5の基端部をホルダ10内に圧入する。これにより該糸
束15は、ホルダ10の両側壁13a,13b間に弾力
的に挟持されると同時に、側壁内面の係止爪14a,1
4bが糸束15に食い込んで係止することにより、該ホ
ルダ10に非常に強固に保持される。
【0015】糸束15を保持した上記ホルダ10は、図
8及び図9に示す従来のモップの場合と同様に、柄棒4
の先端のクリップ式の取付金具5で取付部20を挟持さ
れることにより、該柄棒4に取付けられる。
【0016】モップの使用により上記糸束15は水で濡
れるが、ホルダ10の頂部10aに複数の通気孔17
a,17bが形成され、この通気孔17a,17bを通
じて水分が蒸発するため、モップの不使用時に該ホルダ
10内に保持されている糸束基端部の乾燥状態は非常に
良好となり、ムレて悪臭を発するというようなことがな
い。
【0017】
【発明の効果】このように本発明によれば、ホルダに通
気孔を形成したので、該通気孔を通じて該ホルダに保持
されている糸束基端部を確実に乾燥させることができ、
濡れた糸束がムレて悪臭を発するのを防止することがで
きる。
【0018】また、ホルダを断面略逆U字形の両端が閉
止された細長い溝形部材として一体成形し、内部に糸束
を圧入して保持させるように構成したので、開閉式のも
のに比べて構造が簡単で、合成樹脂による一体成形が容
易であり、しかも、上記通気孔を各係止爪との対応位置
に形成するようにしたから、係止爪を成形する型部分を
抜取るための型抜孔をそのまま通気孔として利用するこ
とができ、別途に孔を穿設する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る糸束取付け用ホルダの一実施例を
示す斜視図である。
【図2】図1のホルダを軸線に沿って切断した断面図で
ある。
【図3】図2におけるA−A線での断面図である。
【図4】図2におけるB−B線での断面図である。
【図5】本発明のホルダに糸束を保持させた状態の断面
図である。
【図6】従来のホルダの斜視図である。
【図7】図6のホルダに糸束を保持させた状態の断面図
である。
【図8】図7のホルダをモップの柄棒に取付けた状態の
正面図である。
【図9】図8の側面図である。
【符号の説明】
4 柄棒 10 ホルダ 10a 頂部 12 挿入部 13a,13b 側壁 14a,14s 係止
部 15 糸束 17a,17b 通気

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 清掃用の糸束をモップの柄棒先端に取付
    けるためのホルダであって、合成樹脂により断面略逆U
    字形の両端が閉止された細長い溝形部材として形成し、
    その内部空間を糸束の基端部を挿入するための挿入部と
    すると共に、左右の側壁内面に、挿入した糸束に食い込
    んで係止する複数対の係止爪を相対向状態に突設し、頂
    部における上記各係止爪との対応位置にそれぞれ通気孔
    を穿設してなることを特徴とするモップの糸束取付け用
    ホルダ。
JP4098848A 1992-03-25 1992-03-25 モップの糸束取付け用ホルダ Expired - Lifetime JPH0779794B2 (ja)

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JPH05269070A true JPH05269070A (ja) 1993-10-19
JPH0779794B2 JPH0779794B2 (ja) 1995-08-30

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6111853A (ja) * 1984-06-26 1986-01-20 Fujitsu Ltd 情報処理装置
JPS6173347A (ja) * 1984-09-18 1986-04-15 Fujitsu Ltd 半導体装置
JPS6450762U (ja) * 1987-09-24 1989-03-29
JPH01164962U (ja) * 1988-05-10 1989-11-17

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