JPH05269007A - メダル - Google Patents
メダルInfo
- Publication number
- JPH05269007A JPH05269007A JP9860892A JP9860892A JPH05269007A JP H05269007 A JPH05269007 A JP H05269007A JP 9860892 A JP9860892 A JP 9860892A JP 9860892 A JP9860892 A JP 9860892A JP H05269007 A JPH05269007 A JP H05269007A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medal
- resin
- weight
- magnetic
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pinball Game Machines (AREA)
- Adornments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 堅牢性、耐久性、ファッション性、機能性に
優れ、かつ任意の重量に調節することができるメダルを
提供する。 【構成】 合成樹脂に金属粉末およびガラス繊維を分
散、含有させて成るメダルである。また、熱可塑性樹脂
に磁性微粉末およびガラス繊維を均一に分散、含有させ
て成るメダルである。
優れ、かつ任意の重量に調節することができるメダルを
提供する。 【構成】 合成樹脂に金属粉末およびガラス繊維を分
散、含有させて成るメダルである。また、熱可塑性樹脂
に磁性微粉末およびガラス繊維を均一に分散、含有させ
て成るメダルである。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、画像ゲーム遊技機械、
スロットマシン、パチスロ遊技機等の各種遊技機械用、
趣味用、およびコインランドリー、コインロッカー等の
チェック用などの各種用途に使用されるメダルに関す
る。
スロットマシン、パチスロ遊技機等の各種遊技機械用、
趣味用、およびコインランドリー、コインロッカー等の
チェック用などの各種用途に使用されるメダルに関す
る。
【従来の技術】従来、例えば、パチスロ遊技機等に使用
されるメダルとしては、表面に店名等を刻印した金属製
円盤状のものが知られている。また、趣味用メダルとし
ては、金属製メダルの他に、各種着色・デザインを施し
た樹脂製円盤状のものも知られている。
されるメダルとしては、表面に店名等を刻印した金属製
円盤状のものが知られている。また、趣味用メダルとし
ては、金属製メダルの他に、各種着色・デザインを施し
た樹脂製円盤状のものも知られている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな用途だけでなくさらに広い用途に使用するためのメ
ダルには、金属製メダルの持っている重量感、堅牢性、
耐久性に加えて、ファッション性、機能性等が必要であ
る。特に、各店、各商品の種々の識別ができるように、
磁気による各種チェックを行なうことのできる機能を併
せ持つことが必要な場合がある。本発明は、前記諸性能
を併せ持つメダルを提供することを目的とする。
うな用途だけでなくさらに広い用途に使用するためのメ
ダルには、金属製メダルの持っている重量感、堅牢性、
耐久性に加えて、ファッション性、機能性等が必要であ
る。特に、各店、各商品の種々の識別ができるように、
磁気による各種チェックを行なうことのできる機能を併
せ持つことが必要な場合がある。本発明は、前記諸性能
を併せ持つメダルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のメダルは合成樹脂に金属粉末およびガラス
繊維を分散、含有させて成ることを特徴とする。さらに
本発明の磁性メダルは、熱可塑性樹脂に磁性微粉末およ
びガラス繊維を均一に分散、含有させて成ることを特徴
とする。本発明において、合成樹脂としては、熱可塑性
樹脂、熱硬化性樹脂のいずれも使用することができる。
具体的には、例えばポリエステル樹脂、セルロース樹
脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、あるいは
アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル、スチレ
ン、アクリロニトリル、ブタジエン、酢酸ビニル、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、アクリルアミド等の単独重合
体または共重合体を挙げることができ、ファッション性
の点からは、透明な樹脂が好ましい。さらに、金属粉
末、ガラス繊維の分散性に優れた、分子内にスルフォン
酸金属塩基、カルボン酸金属塩基等の親水性基を有する
樹脂も好ましい。これらの合成樹脂は混合して使用する
こともできる。金属粉末としては、例えば、アルミニウ
ム粉、ステンレス鋼等の鉄粉、銅粉、金メッキした鉄
粉、ニッケル粉、鉛粉、真鍮等の合金粉を挙げることが
できる。これらは単独あるいは混合して使用することが
できる。磁性微粉末としては、γ−酸化鉄、コバルト被
着γ−酸化鉄、コバルトドープγ−酸化鉄、ＣｒＯ2 、
及び鉄、コバルト、ニッケル、マンガン等の合金磁性粉
またはメタル磁性粉等の強磁性粉末を挙げることがで
き、これらと前記金属粉末とを混合して使用することも
できる。ガラス繊維としては、長繊維及び短繊維のいず
れも使用することができ、メダルのファッション性向上
の点からは、ガラス繊維を着色したものもさらに好まし
い。本発明のメダルには、合成樹脂との相容性を向上さ
せるため、ガラス繊維の表面処理剤を併用するのが好ま
しい。また、ガラス繊維以外の他の強化材、例えば炭素
繊維を併用することもでき、着色剤等を添加することも
できる。本発明のメダルを製造するに際し、特に強磁性
粉末を使用する場合等には、合成樹脂を良好に分散ある
いは溶解するケトン、アルコール、エステル等の有機溶
剤を使用することが好ましい。成形した本発明のメダル
の表面には、樹脂印刷用インクあるいは磁性インクを使
用して、遊技店の店名、商品名、識別マーク、漫画のキ
ャラクター等を印刷することができる。
に、本発明のメダルは合成樹脂に金属粉末およびガラス
繊維を分散、含有させて成ることを特徴とする。さらに
本発明の磁性メダルは、熱可塑性樹脂に磁性微粉末およ
びガラス繊維を均一に分散、含有させて成ることを特徴
とする。本発明において、合成樹脂としては、熱可塑性
樹脂、熱硬化性樹脂のいずれも使用することができる。
具体的には、例えばポリエステル樹脂、セルロース樹
脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、あるいは
アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル、スチレ
ン、アクリロニトリル、ブタジエン、酢酸ビニル、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、アクリルアミド等の単独重合
体または共重合体を挙げることができ、ファッション性
の点からは、透明な樹脂が好ましい。さらに、金属粉
末、ガラス繊維の分散性に優れた、分子内にスルフォン
酸金属塩基、カルボン酸金属塩基等の親水性基を有する
樹脂も好ましい。これらの合成樹脂は混合して使用する
こともできる。金属粉末としては、例えば、アルミニウ
ム粉、ステンレス鋼等の鉄粉、銅粉、金メッキした鉄
粉、ニッケル粉、鉛粉、真鍮等の合金粉を挙げることが
できる。これらは単独あるいは混合して使用することが
できる。磁性微粉末としては、γ−酸化鉄、コバルト被
着γ−酸化鉄、コバルトドープγ−酸化鉄、ＣｒＯ2 、
及び鉄、コバルト、ニッケル、マンガン等の合金磁性粉
またはメタル磁性粉等の強磁性粉末を挙げることがで
き、これらと前記金属粉末とを混合して使用することも
できる。ガラス繊維としては、長繊維及び短繊維のいず
れも使用することができ、メダルのファッション性向上
の点からは、ガラス繊維を着色したものもさらに好まし
い。本発明のメダルには、合成樹脂との相容性を向上さ
せるため、ガラス繊維の表面処理剤を併用するのが好ま
しい。また、ガラス繊維以外の他の強化材、例えば炭素
繊維を併用することもでき、着色剤等を添加することも
できる。本発明のメダルを製造するに際し、特に強磁性
粉末を使用する場合等には、合成樹脂を良好に分散ある
いは溶解するケトン、アルコール、エステル等の有機溶
剤を使用することが好ましい。成形した本発明のメダル
の表面には、樹脂印刷用インクあるいは磁性インクを使
用して、遊技店の店名、商品名、識別マーク、漫画のキ
ャラクター等を印刷することができる。
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。実施例１ ポリカーボネート樹脂１００重量部に対し、金色のメッ
キを施した粒径３μ以下の鉄粉１５重量部、ガラス繊維
１０重量部、エポキシ系表面処理剤０．３重量部及び着
色剤０．１重量部の割合で配合した混合物を２００〜２
４０℃で３本ロールミル上で混合した後、円盤状メダル
成形用金型に注型し冷却して円盤状のメダルを製造し
た。実施例２ ＰＢＴ樹脂（ジメチルテレフタレートまたは、テレフタ
ル酸と１，４−ブタンジオールとを重縮合させたポリブ
チレンテレフタレートをベースにしたもの）１００重量
部に対し、粒径０．５μ以下のＣｏ被着γ−Ｆｅ2 Ｏ3
１２０重量部、ガラス繊維２５重量部及び酢酸ビニル系
表面処理剤５重量部の割合で配合した混合物を２３０〜
２５０℃でニーダーにより均一に混合した後、円盤状メ
ダル成形用金型（金型温度９０〜１２０℃）に注型し冷
却した。成形したメダルに仕上げ加工を施して、円盤状
の磁性メダルを製造した。
明する。実施例１ ポリカーボネート樹脂１００重量部に対し、金色のメッ
キを施した粒径３μ以下の鉄粉１５重量部、ガラス繊維
１０重量部、エポキシ系表面処理剤０．３重量部及び着
色剤０．１重量部の割合で配合した混合物を２００〜２
４０℃で３本ロールミル上で混合した後、円盤状メダル
成形用金型に注型し冷却して円盤状のメダルを製造し
た。実施例２ ＰＢＴ樹脂（ジメチルテレフタレートまたは、テレフタ
ル酸と１，４−ブタンジオールとを重縮合させたポリブ
チレンテレフタレートをベースにしたもの）１００重量
部に対し、粒径０．５μ以下のＣｏ被着γ−Ｆｅ2 Ｏ3
１２０重量部、ガラス繊維２５重量部及び酢酸ビニル系
表面処理剤５重量部の割合で配合した混合物を２３０〜
２５０℃でニーダーにより均一に混合した後、円盤状メ
ダル成形用金型（金型温度９０〜１２０℃）に注型し冷
却した。成形したメダルに仕上げ加工を施して、円盤状
の磁性メダルを製造した。
【発明の効果】以上説明した通り、本発明により堅牢
性、耐久性、ファッション性等に優れ、かつ重量も任意
に調節することができるメダルを提供することが可能と
なった。そのため、本発明のメダルは、各種遊技機械
用、趣味用、各種チェック用として、その目的に応じ幅
広く使用することができる。特に、本発明の磁性メダル
により特定の高度な磁気情報を与えることができるの
で、例えば、コインロッカーの利用に際して、メダルに
付与した磁気情報による各種チェックを行ない、その適
切な管理を行なうことが可能となる。そのため、本発明
の磁性メダルは、現今の高度情報化社会において、その
応用範囲が著るしく広い。
性、耐久性、ファッション性等に優れ、かつ重量も任意
に調節することができるメダルを提供することが可能と
なった。そのため、本発明のメダルは、各種遊技機械
用、趣味用、各種チェック用として、その目的に応じ幅
広く使用することができる。特に、本発明の磁性メダル
により特定の高度な磁気情報を与えることができるの
で、例えば、コインロッカーの利用に際して、メダルに
付与した磁気情報による各種チェックを行ない、その適
切な管理を行なうことが可能となる。そのため、本発明
の磁性メダルは、現今の高度情報化社会において、その
応用範囲が著るしく広い。
Claims (2)
- 【請求項１】 合成樹脂に金属粉末およびガラス繊維を
分散、含有させて成ることを特徴とするメダル。 - 【請求項２】 熱可塑性樹脂に磁性微粉末およびガラス
繊維を均一に分散、含有させて成ることを特徴とする磁
性メダル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9860892A JPH05269007A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | メダル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9860892A JPH05269007A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | メダル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05269007A true JPH05269007A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=14224314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9860892A Pending JPH05269007A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | メダル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05269007A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1047310A2 (en) * | 1997-12-19 | 2000-11-02 | Erlei Moreira | Process of manufacturing trophies, medals and award plates, made of polyester, estervinylic or epoxy resins, reinforced with fiberglass |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP9860892A patent/JPH05269007A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1047310A2 (en) * | 1997-12-19 | 2000-11-02 | Erlei Moreira | Process of manufacturing trophies, medals and award plates, made of polyester, estervinylic or epoxy resins, reinforced with fiberglass |
| EP1047310A4 (en) * | 1997-12-19 | 2001-03-14 | Erlei Moreira | METHOD FOR PRODUCING TROPHIES AND MEDALS PRODUCED WITH GLASS FIBER REINFORCED POLYESTER, VINYLESTER OR EPOXYD RESIN |
| US6464812B1 (en) | 1997-12-19 | 2002-10-15 | Erlei Moreira | Process of manufacturing trophies, medals and award plates, made of polyester, estervinylic or epoxy resins, reinforced with fiberglass |
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