JPH05268237A - リングコンピュータネットワークとそのネットワーク内の情報伝達方法 - Google Patents

リングコンピュータネットワークとそのネットワーク内の情報伝達方法

Info

Publication number
JPH05268237A
JPH05268237A JP5000104A JP10493A JPH05268237A JP H05268237 A JPH05268237 A JP H05268237A JP 5000104 A JP5000104 A JP 5000104A JP 10493 A JP10493 A JP 10493A JP H05268237 A JPH05268237 A JP H05268237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
message
interface
type
slave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5000104A
Other languages
English (en)
Inventor
Clauss Daniel
クラウス ダニエル
Spichiger Eric
スピシガー エリック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Swatch Group Management Services AG
Original Assignee
SMH Management Services AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMH Management Services AG filed Critical SMH Management Services AG
Publication of JPH05268237A publication Critical patent/JPH05268237A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/437Ring fault isolation or reconfiguration
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リングコンピュータネットワークとそのネッ
トワーク内の情報伝達方法に関し、ネットワーク内にケ
ーブル異常が発生しても通信可能なシステムの提供を目
的とする。 【構成】 複数のコンピュータ(1〜6)と該コンピュ
ータを互いに接続する情報伝達手段とを備えるリングコ
ンピュータネットワークにおいて、各前記コンピュータ
(1〜6)は第1双方向通信インターフェース(1b〜
6b)と第2双方向通信インターフェース(1c〜6
c)とを備え、前記情報伝達手段は、前記コンピュータ
の1つの前記第1双方向通信インターフェース(1b〜
6b)に排他的に接続される第1端部と前記コンピュー
タ以外のコンピュータの1つの前記第2双方向通信イン
ターフェース(1c〜6c)に排他的に接続される第2
端部とを有する複数の分離セグメント(13〜18)を
備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リングコンピュータネ
ットワークとそのネットワーク内の情報伝達方法に関
し、特に複数のコンピュータおよびそれらのコンピュー
タ間に互いに接続される情報伝達手段と、そのネットワ
ーク内の情報伝達方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】リン
グコンピュータネットワークには多くの先行文献があ
る。例えば米国特許第4760571号は、各コンピュ
ータが2入力2出力のターミナルを有する単一方向イン
ターフェースを備えたネットワーク、および各インター
フェースの出力ターミナルが隣のコンピュータのインタ
ーフェースの入力ターミナルへ2芯ケーブルにより接続
されたネットワークに関して記載している。
【0003】このネットワークにおいて、一方のコンピ
ュータから他方のコンピュータへ送信された情報は、そ
れゆえ絶えず同一方向に伝えられる。結果として2つの
コンピュータを接続するケーブルが断線等するとき、ネ
ットワーク内の各コンピュータは情報フローの方向の下
流コンピュータに情報を送信するのみであり、同様に情
報フローの方向の上流コンピュータから情報を受信する
のみである。ケーブル内の電線間で短絡が発生するか、
またはケーブル内の電線の1本とネットワークの種々の
構成要素に電力を供給するための導体の1つまたは他と
の間で短絡が発生するときも上述と同様である。
【0004】欧州特許出願第0332097号は、他の
リングコンピュータネットワークを記載している。その
リングコンピュータネットワークは、単一2芯ケーブル
の電線を1本づつ接続する2つのターミナルを有する双
方向インターフェースを備える。従ってコンピュータの
全てはこのケーブル上で並列に接続され、それゆえケー
ブルにおける断線等は、前記米国特許第4760571
号のネットワークにおけると同様な好ましくない結果を
もたらさない。しかしながら、このケーブルの電線間ま
たはこのケーブルの電線の一方とこのネットワーク内の
種々の構成要素へ電力を供給する導体の1つまたは他と
の間における短絡は、そのネットワーク内の一方のコン
ピュータから他方のコンピュータへの如何なる情報の転
送をも完全に不能とする。
【0005】本発明の目的は上記問題点に鑑み、上記記
載した公知コンピュータネットワークがもつ欠陥をもた
ないリングコンピュータネットワークを提供することに
ある。すなわち、たとえネットワーク内の2つのコンピ
ュータ間のリンクがそれらを接続する電線ケーブルまた
は光ファイバケーブルの断線等により中断されても、あ
るいは電線ケーブルのとき、ケーブル内の電線間または
ケーブル内の電線の1本とネットワーク内構成要素への
電力供給用導体間において短絡が発生しても、情報を一
方から他方へ転送可能とするネットワークを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明のリングコンピュータネットワークは、ネットワーク
内の各コンピュータが第1と第2の双方向通信インター
フェースを有し、情報伝達手段は、前記コンピュータ間
を相互接続し、ネットワーク内のコンピュータの1つ第
1インターフェースに排他的に接続される第1端部とネ
ットワーク内のそのコンピュータ以外のコンピュータの
第2インターフェースに排他的に接続される第2端子を
それぞれ有する複数の分離セグメントを備えて構成され
る。
【0007】結果として、以下に詳述するように、本発
明によるネットワーク内の何れか1つのコンピュータ
は、たとえネットワーク内の2つの隣接するコンピュー
タ間の情報伝達がケーブル接続の断線等により不可能と
なっても、あるいはたとえケーブルが1つの導電線から
他の導電線またはネットワーク内の構成要素へ電力を供
給する導体の1つへ短絡されても、ネットワーク内の当
該コンピュータ以外のコンピュータへ絶えず情報を伝達
することが可能である。
【0008】本発明によるコンピュータネットワークの
一実施態様において、コンピュータの1つは、ネットワ
ーク内のマスターコンピュータとしてプログラムされ、
他のコンピュータはそのマスターコンピュータのスレー
ブコンピュータとしてプログラムされ、第1スレーブコ
ンピュータは情報伝達手段の第1セグメントによりマス
ターコンピュータの第1インターフェースへ接続される
第2インターフェースを有し、第2スレーブコンピュー
タは第2セグメントにより第1スレーブコンピュータの
第1インターフェースへ接続される第2インターフェー
スを有し、同様にスレーブコンピュータの最終まで接続
され、最終スレーブコンピュータの第1インターフェー
スは最終セグメントによりネットワーク内のマスターコ
ンピュータの第2インターフェースへ接続される。
【0009】公知のリングコンピュータネットワークに
おいて、コンピュータ間で交換される情報は一般的に所
定数のワード、換言すれば所定数のビットを有し、この
ビット数は通常全ワードに対して同数でありこれらのビ
ットは1つのコンピュータから他のコンピュータへ、す
なわち次から次へと直列に伝達される。
【0010】実際の情報、すなわちアドレシーのコンピ
ュータのアドレスとこのコンピュータにより実行されね
ばならない命令、または実行された命令の報告を表すこ
れらの数ワードが伝達される。
【0011】これらの情報ワードに加えて、各メッセー
ジは、例えばメッセージの最初のマークおよび伝達中に
偶然にも変更されなかったメッセージの受信時にチェッ
クに使用する他のマークに関するチェックワードを有す
る。
【0012】これらのチェックワードの各メッセージの
存在は実際上不可欠であり、メッセージの情報ワードよ
り多くのビット数は、共に実際の情報を伝達するのに必
要な時間を増加し、かつコンピュータが伝達を要求され
るメッセージを準備するよう動作し、またはコンピュー
タが受信するメッセージを処理する時間を増加する。コ
ンピュータネットワークの動作速度は、それゆえネット
ワーク内のコンピュータによって実行されるメッセージ
におけるチェックワードの存在によって実質的に減少す
る。
【0013】本発明の他の目的は、上記本発明のコンピ
ュータネットワークの実施態様により公知の方法より高
速に情報を伝達する伝達方法を提供することにある。
【0014】
【作用】本発明のネットワーク内の情報伝達方法は、下
記の各段階を備える。コンピュータ1〜6からなるコン
ピュータネットワーク内に存在するスレーブコンピュー
タ2〜6と少なくとも同数の命令ワードI2〜I6を有
する第1種類の第1メッセージM1の前記マスターコン
ピュータ1による第一準備段階と、該第一準備段階にお
いて、前記命令ワードI2〜I6の各々は、種々のスレ
ーブコンピュータ2〜6に対応して設けられた命令を表
し、前記第1種類の前記第1メッセージM1において指
定の場所を占め、前記マスターコンピュータ1の前記第
1インターフェース1bを介してネットワーク内の前記
第1スレーブコンピュータ2へ前記第1種類の前記第1
メッセージM1を伝達する第一伝達段階と、前記スレー
ブコンピュータ2〜6の何れか1つが前記第2インター
フェース2c〜6cを介して前記第1種類のメッセージ
M1を受信するとき、予定された前記命令を前記メッセ
ージを受信した前記スレーブコンピュータにより実行す
る実行段階と、この予定された前記命令を表す前記命令
ワードI2〜I6により受信されたメッセージの中に占
められる前記指定の場所に位置づけられる報告ワードR
2〜R6を含む前記第1種類の他のメッセージM2,M
6の前記スレーブコンピュータによる第二準備段階と、
該第二準備段階において、前記他のメッセージM2,M
6における前記他の命令または報告ワードは、受信され
たメッセージにおける同一場所において位置づけられる
命令または報告ワードと同一であり、前記スレーブコン
ピュータの前記第1インターフェースを介して後続する
コンピュータへ前記第1種類の前記他のメッセージM2
〜M6を伝達する第二伝達段階と、前記第二伝達段階に
おいて、前記第1種類の最終メッセージM6は、ネット
ワーク内の前記最終スレーブコンピュータ6により準備
され、前記最終スレーブコンピュータ6により前記最終
スレーブコンピュータ6の前記第1インターフェース6
bを介してネットワーク内の前記マスターコンピュータ
1へ伝達され、前記第1種類の前記最終メッセージM6
は、前記ネットワーク内に存在するスレーブコンピュー
タ2〜6と同数の報告ワードR2〜R6を有する。
【0015】結果として以下に詳述するように、本発明
のネットワーク内の情報伝達方法によれば、公知の情報
伝達方法によるより高速に伝達される。本発明の他の特
徴と利点は以下の実施例の説明において明白とする。
【0016】
【実施例】以下添付図面を参照しつつ本発明の実施例を
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。
【0017】図1は本発明によるコンピュータネットワ
ークのブロック図である。本発明のコンピュータネット
ワークはモータ駆動自動車(図示せず)が搭載されてい
る。このネットワークは符号1から6で示す6つのコン
ピュータを有し、各コンピュータは符号7から12で示
すモータ駆動自動車の電気装備の1つを制御する。
【0018】公知の方法において、各コンピュータはこ
の電気装備の付近に設置され、各コンピュータは図1に
おいて単線で示されるが、互いに電気的に絶縁される複
数の導電線を含むリンクにより、この装備に接続される
変換インターフェースを有する。
【0019】これらの変換インターフェースは図1にお
いて符号1aから6aで示され、コンピュータによって
供給される低電力信号を変換するために使用され、その
電気装備の部分から変換インターフェースが接続される
その電気装備の制御に適用される信号を形成し、そして
/またはこの電気装備の部分からこのコンピュータによ
って使用され得る信号を形成するスイッチまたは検出器
により与えられた信号を変換するために使用される。実
際の変換インターフェース1aから6aの特質は当然変
換インターフェースが接続される電気装備の特質に依存
する。それゆえ変換インターフェースの詳細説明は省略
する。さらに変換インターフェースの構成は当業者にと
って特別に問題とはならない。
【0020】なお、以下に限定されない例として、電気
装備7から12を説明する。電気装備7:計器盤上にお
ける種々の視覚できる表示器、自動車のドライバの手の
届く範囲内に配置され自動車ドライバによりオンオフで
きる種々のスイッチ、例えばヘッドライト、ウィンカお
よび自動車のリアウィンドウの熱線、および自動車のブ
レーキランプを点灯または消灯するための自動車のブレ
ーキペダルにより作動するスイッチ類。 電気装備8:自動車の右前方の電球用フィラメント類。 電気装備9:自動車の右後方の電球用フィラメント類。 電気装備10:リアウィンドウ用熱線とリアウィンドウ
用温度センサ類。 電気装備11:自動車の左後方の電球用フィラメント
類。 電気装備12:自動車の左前方の電球用フィラメント
類。
【0021】本発明によるコンピュータネットワーク
は、さらにサイドウィンドウ、サンルーフおよび(ド
ア)ロックのような自動車の他の装備を制御する他のコ
ンピュータを有することも以下に明白に記す。
【0022】コンピュータ1〜6の詳細説明は、これら
のコンピュータが現在ある多くの種類のコンピュータの
1つでよいので省略する。さらに以下に明白となるがコ
ンピュータ1〜6は互換性があってもなくてもよい。ま
た全てのコンピュータ1〜6は、記憶部(メモリ)に記
録されたプログラム制御により運転される情報処理回路
を有するものである。
【0023】コンピュータ1〜6は、しかしながら共通
の特徴を有する。すなわち、コンピュータ1〜6はそれ
ぞれが図1においてそれぞれ1b〜6b、1c〜6cで
示される2つの双方向性通信インターフェースを有す
る。2つの双方向性通信インターフェースを有するコン
ピュータには、例えば日立製作所社製の集積回路カタロ
グ番号、H8/325またはH8/536が市販されて
いる。
【0024】インターフェース1b〜6bおよびインタ
ーフェース1c〜6cは、種々に製造される公知のデバ
イスであるので詳細説明は省略する。これらの双方向性
通信インターフェースの各々は、コンピュータとその外
部機器間で一方向または他の方向を選択的に交換した情
報を表す電気信号を送信できる電子デバイスであると言
えば当業者にとって説明十分である。
【0025】説明の残りとして、インターフェース1b
〜6bのグループまたはインターフェース1c〜6cの
グループは、それぞれ第1または第2インターフェース
と任意に命名できる。
【0026】説明の残りで、語意「下流」のコンピュー
タ、すなわち特定のコンピュータの後方にあるコンピュ
ータは、そのコンピュータの第2インターフェースがこ
の特定のコンピュータの第1インターフェースに接続さ
れることを示すために使用されるということは、注目す
べきことである。同様に、語意「上流」のコンピュー
タ、すなわち特定のコンピュータの前方にあるコンピュ
ータは、そのコンピュータの第1インターフェースがこ
の特定のコンピュータの第2インターフェースに接続さ
れることを示すために使用される。
【0027】従って、図1のコンピュータネットワーク
の特別な例において、コンピュータ1は、例えばコンピ
ュータ6の下流のコンピュータであり、コンピュータ6
はコンピュータ1の上流のコンピュータである。
【0028】コンピュータ1〜6はケーブル13〜18
により互いに接続される。各ケーブル13〜18は、コ
ンピュータ1〜6の1つコンピュータの第1インターフ
ェースとコンピュータ1〜6の他の1つのコンピュータ
の第2インターフェースとに排他的に接続され、それゆ
え結果として、リングコンピュータネットワークを形成
する。
【0029】このように、図1の配置において、ケーブ
ル13はコンピュータ1の第1インターフェース1bと
コンピュータ2の第2インターフェース2cとに接続さ
れ、ケーブル14はコンピュータ2の第1インターフェ
ース2bとコンピュータ3の第2インターフェース3c
とに接続され、以下同様に接続され最終ケーブル18は
コンピュータ6の第1インターフェース6bとコンピュ
ータ1の第2インターフェース1cとに接続される。
【0030】ケーブル13〜18およびそれらのケーブ
ルの第1インターフェース1b〜6bと第2インターフ
ェース1c〜6cへの接続手段は、それらの構成が第1
インターフェース1b〜6bと第2インターフェース1
c〜6cの構成に依存するので詳細説明は省略する。ケ
ーブル13〜18は、例えば、環境により1以上の電線
または1以上の光ケーブルを含むことを言えば当業者に
とって説明十分である。
【0031】図1に示されるような本発明によるリング
コンピュータネットワークを用いて、各コンピュータは
上述のように互いに2つの双方向通信インターフェース
を有するので、各コンピュータは通常2つの異なるチャ
ンネルまたはルートを介して他のコンピュータの何れか
1つと通信可能である。
【0032】それゆえ、例えば図1におけるコンピュー
タ1がコンピュータ4にメッセージの送信を要求された
とき、コンピュータ1はコンピュータ2と3を通過する
ケーブル13、14および15を使用するルートを経由
してその送信を実行し、またはコンピュータ6と5を通
過するケーブル18、17および16を使用するルート
を経由してその情報伝達を実行する。
【0033】従来技術による手段がこのネットワーク内
の情報を伝達するために使用されるとき、このネットワ
ーク内の全コンピュータは以下に記すような方法で判り
やすくプログラムされる。その方法は、全コンピュータ
がそれらのインターフェースの1つで全コンピュータに
対して予定されない全コンピュータがメッセージに含ま
れるアドレシーのコンピュータのアドレスから何か認識
できるメッセージを受信するときに、全コンピュータは
メッセージを修正することなく全コンピュータ内の他の
インターフェースを介して次のコンピュータへ伝達する
よう処理される。
【0034】この場合、例えば実行される命令を含むメ
ッセージを他のコンピュータから受信するとき、ネット
ワーク内のコンピュータもまたそのようにプログラムさ
れているので、ネットワーク内のコンピュータはその他
のコンピュータへ命令メッセージを受信したことを承認
する報告メッセージを送信し、これにより命令の実行結
果が適切となる。
【0035】このネットワーク内のコンピュータの各々
は、さらに命令メッセージが送られた後、所定時間内に
報告メッセージを受信しないとき、命令メッセージを送
信するために使用されたルートが、例えばケーブル上の
欠陥により中断されたとき、各ネットワーク内のコンピ
ュータはそのコンピュータに対して使用できる他のルー
トを介して同一命令メッセージを送信する。
【0036】このメッセージの受信時、受信側コンピュ
ータは同一ルートを介してその報告メッセージを送信す
る。それゆえ、本発明によるリングコンピュータネット
ワークにおいて、各コンピュータはたとえこれらの2つ
のコンピュータを接続するケーブル上に欠陥があって
も、あるいは欠陥の原因、例えば前述の米国特許第47
60571号または欧州特許出願第0332097号に
記載されたネットワークの場合ではないが、断線等また
は短絡に無関係に他のコンピュータの何れか1つにメッ
セージを送信できる。本発明によるリングコンピュータ
ネットワークの動作の安全性は、それゆえ実質的に前述
のネットワークの動作の安全性より高い。
【0037】既に説明したように、コンピュータネット
ワークの動作速度は従来技術の手段がこれらの変換のた
めに使用されるとき、そのネットワーク内のコンピュー
タによって変更されるメッセージにおけるチェックワー
ドの存在により実質的に減少される。
【0038】従って、例えば図1に示すコンピュータネ
ットワークを備えた自動車のドライバがコンピュータ1
により制御される装備7の部分を成す自動車のヘッドラ
イトを点灯するようにスイッチをオンとしたとき、そし
てそのメッセージが前述の方法におけるネットワーク内
のコンピュータ間で交換されるとき、コンピュータ1は
コンピュータ2、3、5および6が制御する要求された
電球のフィラメントを通電するためこれらのコンピュー
タ2、3、5および6にそれぞれに4つの異なるメッセ
ージを準備し送信するようしなければならず、各メッセ
ージを伝達した後、それを処理するためメッセージが呼
び出されたコンピュータを待ち、適切な報告メッセージ
を準備し伝達しなければならない。前述の各チェックワ
ードを含む全部で8つのメッセージは、それゆえ自動車
ドライバの希望に従って自動車のヘッドライトおよびリ
アライトを点灯するため伝達されるよう準備し処理され
るようされねばならない。
【0039】リングコンピュータネットワークのコンピ
ュータが何時でも他のコンピュータにメッセージを送信
可能のとき、リングコンピュータネットワークのコンピ
ュータが、そのメッセージを送信する前に他のコンピュ
ータがメッセージを送信処理中でないことをチェックで
きるように、リングコンピュータネットワークのコンピ
ュータをプログラムすることが必要である。このチェッ
クは2つのメッセージ間の衝突を避けるため絶対的に欠
くことができず、情報がネットワーク内を転送される速
度をさらに一層減少する。
【0040】ある場合において、一般的にマスタコンピ
ュータと呼ばれるネットワーク内の1つのコンピュータ
のみが、マスタコンピュータへメッセージを送信できる
ようにプログラムされた他のコンピュータの何れか1つ
へ、さらにマスターコンピュータ以外のコンピュータか
ら予め受信した他のメッセージに単に応答してメッセー
ジを何時でも送信できるようにプログラムされる。これ
らの他のコンピュータは一般的にスレーブコンピュータ
と呼ばれる。
【0041】本発明によるコンピュータネットワークの
コンピュータがまさに前述のようにプログラムされたと
き、すなわち1つのコンピュータがマスタとしてその他
のコンピュータがスレーブとしてプログラムされたと
き、情報は上述の手段以外の手段によるネットワーク内
に伝達でき、このことは上述の手段以外の手段より実質
的に高速であるという利点を有する。
【0042】この手段は、図1のコンピュータネットワ
ークに適用した特例として図2〜図5を参照にしつつ以
下に説明する。ここでネットワーク内のコンピュータ1
はネットワークのマスタコンピュータとしてプログラム
され、コンピュータ2〜6はスレーブとして判りやすく
プログラムされるものとする。
【0043】図2〜5は本発明による情報伝達手段の実
施例の説明図である。各図に示す大きな長方形は後述す
るように1つのコンピュータにより準備され、他のコン
ピュータに伝達するメッセージを示し、各小さな長方形
は並列して大きな長方形を形成し、このメッセージ内の
1語(ワード)を示す。これらのワードを形成するビッ
トを図2〜5に示すのは省略する。
【0044】通常の公知手段の場合と同様、図1のネッ
トワーク内の2つのコンピュータ間で交換される各メッ
セージは、所定数、この例では4つのチェックワードを
含む。
【0045】これらのワードの1つである図2から図5
に示す符号Dは、全メッセージにおいて等しい固定構成
をなし、各メッセージの最初をマークする。各メッセー
ジの他の3つのチェックワードは、独立したメッセージ
を準備するコンピュータによって形成される。例えばメ
ッセージ内のワードの数に基づき、そして/または2つ
の二進値0または1の一方または他方を有するメッセー
ジにおける全ビット数に基づいて形成される。これらの
チェックワードはネットワーク内のコンピュータの全て
に対して好ましくは同様であり、専門家にとって公知で
ある多くの規則の何れか1つでよいので、ここには示さ
ない規則を適用することにより形成される。
【0046】各メッセージは、コンピュータの1つによ
り実行される命令からなる各情報を代表するワードをさ
らに含み、あるいは応答または報告は予め受信した命令
を実行した後、メッセージを準備したコンピュータによ
り形成される。
【0047】命令または報告を代表するようなワード
は、以降、前述のチェックワードからそれらを識別する
情報ワードと命名する。命令ワードにより代表される命
令は2つの異なる種類から作られる。
【0048】第1の種類の命令は、アクティブ命令と命
名され、それらを実行するコンピュータによって制御さ
れる装備の状態における変化を、例えばこの装備によっ
て構成される1以上のデバイスをオンオフさせる目的で
発生させる。これらのアクティブ命令の各々は、例えば
この報告ワードが準備された時すなわちこのアクティブ
命令が実行された後にコンピュータによって制御される
装備の状態に関するさらに代表となる報告ワードをコン
ピュータに準備させる。
【0049】他の種類の命令は、内部命令と命名され、
内部命令を実行するコンピュータによって制御される装
備の状態における変化を発生させる目的でないが、例え
ばこの報告ワードが準備された時にこの装備の状態に関
しても代表である報告ワードをこのコンピュータに単に
準備させる。
【0050】最後に記したように、ネットワーク内のコ
ンピュータにより本発明の手段によって交換されるメッ
セージは2種類である。第1の種類のメッセージは、全
メッセージにおいて同一である固定の構成を有する情報
ワードを含むことを特徴とする。このワードは図2〜図
4において表されるメッセージにおける符号Aである。
第2の種類のメッセージは、第1の種類のメッセージに
おけるワードAにより占有される場所に位置する他の情
報ワードを含む。ここで、この情報ワードはメッセージ
毎に異なり、第2の種類のこのメッセージが予定される
コンピュータのアドレスを表す。このアドレスのワード
は図5において符号Aiで示される。
【0051】この手段によれば、コンピュータ1がその
変換インターフェース1aを介して装備7から受信する
時は何時でも、装備8〜12を有するデバイスの1以上
の状態は修正されねばならず、この手段は図2における
1つの符号M1のような第1の種類のメッセージを準備
する。メッセージM1は前述のチェックワードD、他の
前記3つのチェックワード符号C1〜C3、および先に
述べた情報ワードAを有する。メッセージM1はさらに
5つの命令ワード、符号I2〜I6を有し、コンピュー
タ2〜6にそれぞれ予定される命令を表す。以降、これ
らのワードI2〜I6の1つにより表される各命令は、
これらのワードと同一符号が与えられる。
【0052】上述の信号はコンピュータ1がメッセージ
M1を準備するのに応答して、例えば自動車のリアウィ
ンドウの硝子の熱線を温めるよう自動車のドライバによ
って作動されるスイッチにより供給できる。この場合、
コンピュータ1は、命令I4がアクティブな命令であ
り、その命令の実行はコンピュータ4によって実行さ
れ、コンピュータ4はリアウィンドウの熱線を含む装備
10を制御し、命令I4がこの熱線を温めるよう作用す
るようにメッセージM1を準備する。
【0053】この同一ケースにおいて、なおコンピュー
タ1はさらに、コンピュータ2、3、5および6に対す
る命令I2、I3、I5およびI6の各々が前述のよう
な内部命令であるようにメッセージM1を準備する。
【0054】再び例として説明するが前述の信号はまた
自動車のヘッドライトを点灯するため自動車のドライバ
により作動されるスイッチにより供給される。この場合
コンピュータ1は、各コンピュータ2、3、5および6
に対する命令I2、I3、I5およびI6が点灯される
電球のフィラメントを含む装備8、9、11および12
をそれぞれ制御するようにメッセージM1を準備し、こ
の命令はアクティブ命令でありこれらのコンピュータに
よるこれらのアクティブ命令の実行はこれらのフィラメ
ントが熱せられるよう作用する。
【0055】再び説明するが、この特別な場合におい
て、コンピュータ1はさらに命令I4が上述のような1
つの内部命令であるようにメッセージM1を準備する。
コンピュータ1がメッセージM1を準備するや否やコン
ピュータ1は自身の第1インターフェース1bおよびケ
ーブル13を介してコンピュータ2へメッセージM1を
送る。
【0056】コンピュータ2が自身の第2インターフェ
ース2cを介してこのメッセージを受信するとき、コン
ピュータ2はメッセージを全て記録し、このメッセージ
の伝送中偶然にも修正されなかったか否かチェックワー
ドC1〜C3の補助によりチェックを開始する。さらに
コンピュータ2は、メッセージM1が第1の種類のメッ
セージであることを、情報ワードAの補助により認識す
る。コンピュータ2は次に先に述べたようなアクティブ
または内部メッセージでもよいメッセージM1の命令I
2を実行する。
【0057】全ての場合において、命令I2はまた第1
の種類である図3における符号M2の新しいメッセージ
を準備するようコンピュータ2にさらに作用する。メッ
セージM2はチェックワードDと情報ワードAを有し、
これらはメッセージM1のチェックワードDと情報ワー
ドAと同一でありメッセージM1における同一場所に位
置づけられる。
【0058】メッセージM2はさらにメッセージM1に
おけるワードI2により占められた場所に位置づけられ
る報告ワードR2を含む。報告ワードR2は、以下に記
すコンピュータ1に対して設けられた情報M2が準備さ
れる時の装備8の状態に関する情報を表す。この状態は
命令I2の実行後修正されたかも知れないかまたは修正
されなかったかも知れない。命令I2がアクティブ命令
でありその実行が予期した結果をもたらさなかったと
き、報告ワードR2はこの結果が何故達成されなかった
かの理由、例えば命令I2の実行に応答して熱せられる
電球のフィラメントの断線の理由に関する情報を含む。
【0059】メッセージM2の他の情報ワードはメッセ
ージM1における同一場所のメッセージM2に位置づけ
られるメッセージM1の命令ワードI3〜I6と同一で
ある。メッセージM2はさらにメッセージM1における
チェックワードC1〜C3により占有される場所に位置
づけられる3つのチェックワード、符号C1’〜C3’
を含む。チェックワードC1’〜C3’は、明白にメッ
セージM2の他のワード内容とは独立して先に述べた規
則に従ってコンピュータ2によって準備される。コンピ
ュータ2がメッセージM2を準備するや否や、コンピュ
ータ2はコンピュータ2の第1インターフェース2bお
よびケーブル14を介してコンピュータ3へメッセージ
M2を送る。
【0060】上記と同様な方法で、他の各コンピュータ
3〜6は順次コンピュータがその第2インターフェース
を介して上流のコンピュータから受信するメッセージを
記録し、そのメッセージが送信される間、偶然にも修正
されなかったことをチェックし、そのメッセージにおい
て意図される命令を実行する。
【0061】この命令を実行した後、各コンピュータは
さらに報告ワードが上流のコンピュータから受信される
メッセージにおける命令の場所を占める第1の種類の新
しいメッセージを準備し下流のコンピュータへ伝達す
る。このチェックワードDおよび新しいメッセージの情
報ワードAは、上述したように上流のコンピュータから
受信されるメッセージに対応するワードと同一である。
さらに、この新しいメッセージの他のチェックワードは
明白に上述の規則に従ってこのメッセージで紹介された
新しい報告ワードとは独立して準備される。
【0062】このように図4において符号M6で示すメ
ッセージは、コンピュータ6により準備され、それゆえ
コンピュータ2〜6により上述したようにそれぞれ準備
される報告ワード符号R2〜R6のみを含む。これらの
報告ワードR2〜R6に加えて、メッセージM6は明白
にコンピュータ6によって準備される符号C1”〜C
3”の他のチェックワードと共にチェックワードDと情
報ワードAを含む。コンピュータ6は自身の第1インタ
ーフェース6bおよびケーブル18を介してコンピュー
タ1へメッセージM6を伝達する。コンピュータ1は自
身の第2インターフェース1cを介してメッセージM6
を受信し、かつメッセージM6を記録した後、コンピュ
ータ1はメッセージM6が伝達中に偶然に修正されなか
ったことをチェックワードC1”〜C3”の補助により
チェックする。
【0063】コンピュータ1は報告ワードR2〜R6の
補助によりメッセージM1に含まれた命令I2〜I6の
後、装備8〜12の状態が実行されたことを決定する。
これらの命令の種類とこの決定結果に依存してコンピュ
ータ1はここでは全てが列挙されない1以上の種々のプ
ログラムを実行する。
【0064】このように、例えばメッセージM1が自動
車のリアウィンドウの熱線を制御するスイッチの動作に
応答して準備される前述の場合において、そしてメッセ
ージM6の報告ワードがコンピュータ4により実行され
るメッセージM1の命令I4に応答して熱線が正しく熱
せられたことを示すとき、コンピュータ1はこの熱せら
れたことを合図するよう指示ランプを点灯させるプログ
ラムを実行できる。また、例えばメッセージM6の1以
上の報告ワードR2〜R6が対応する命令の実行が所望
の結果をもたなかったことを示すとき、コンピュータ1
は自動車のドライバに装備8〜13の1以上が適切に作
動していないことを警告するよう他の指示ランプを点灯
させる他のプログラムを実行できる。
【0065】上記手段もまた、コンピュータ1が図2に
おけるメッセージ1のようなメッセージを準備するよう
プログラムされる場合、装備7からの信号に応答してだ
けでなくそのような信号無しの周期的方法においてもま
た当然変更なく使用可能である。
【0066】この後者の周期的方法の場合、メッセージ
M1の命令I2〜I6は全て内部命令であり、前述の場
合のようにコンピュータ1が次にコンピュータ6から受
信するメッセージM6の報告ワードR2〜R6は、これ
らの報告ワードがそれぞれのコンピュータにより準備さ
れる時における装備8〜13の状態を表す。上述の手段
が、本発明によるコンピュータネットワークにおいて使
用されるとき、第1の種類の全メッセージは本発明のネ
ットワークコンピュータにより準備され、同一ワード数
を有する1つのコンピュータから他のコンピュータへ伝
達することが判る。さらに、本発明のネットワークのス
レーブコンピュータのワード数に等しいこれらのワード
の数個は、スレーブコンピュータの1つに各々特定され
る情報ワード、すなわち特定のスレーブコンピュータの
ために設けられる命令またはスレーブコンピュータによ
って準備される報告をそれぞれ代表する。
【0067】さらに1つのスレーブコンピュータに特定
される各情報ワードは、全メッセージにおいて絶えず同
一場所を占める。それゆえ、図2〜4の補助による上述
の例において、スレーブコンピュータ2に特定される情
報ワードは絶えずメッセージの第5番目のワードであ
り、スレーブコンピュータ3に特定されるワードは絶え
ずメッセージの第6番目のワードであり、以下同様であ
る。
【0068】この手段に関するこれらの特徴の結果とし
て、ネットワークのマスターコンピュータによりスレー
ブコンピュータの1つに伝達される命令ワードは、この
スレーブコンピュータのアドレスを代表する他の情報ワ
ードにより伴われる必要なく、それによってマスターコ
ンピュータによって準備され伝達されねばならないワー
ド数を減少する。
【0069】上述の手段が本発明によるコンピュータネ
ットワークにおいて使用されるとき、マスターコンピュ
ータは数個のスレーブコンピュータに対する命令を与え
る1つのメッセージを単に準備することを必要とし、マ
スターコンピュータはさらにこれらの命令が互いに異な
ってもよいようにすることが判る。この単一メッセージ
の長さは、この手段によりこれらのスレーブコンピュー
タに対して命令を与える1つのメッセージがこの単一メ
ッセージと同数のチェックワードをそれぞれ要求するの
で、使用される手段が従来技術によるとき、マスターコ
ンピュータが同一命令を分離して各スレーブコンピュー
タへ準備し送信しなければならないメッセージの全長の
合計より長い。
【0070】また、さらに本発明の手段によれば、ネッ
トワーク内のスレーブコンピュータは個々の報告メッセ
ージを1つの命令を実行後にマスターコンピュータへ送
信しなければならない。本発明の手段の使用は、本発明
によるコンピュータネットワークの構成により可能とさ
れ、それゆえ情報がこのネットワーク内に伝達される平
均速度は、従来技術の手段に復帰することにより到達で
きる速度に相関して実質的に増加することを可能とす
る。情報が伝達される速度においてこの増加が不必要の
とき、本発明の手段の使用はこの伝達に直接含まれる手
段、特にコンピュータを互いに接続するケーブル、種々
の通信インターフェースにおいてこれらのケーブルに接
続される回路、を簡素化することができそれによりこれ
らのコストを下げることができる。
【0071】明白に、本発明によるネットワーク内のコ
ンピュータ間で交換される第1の種類のメッセージにお
いて、順序そして/または数、そして/または種々のチ
ェックワードの目的は上述とは異なる。同様に、種々の
命令の順序またはこれらのメッセージ内における報告ワ
ードもまた上述とは異なり得る。これらの命令または報
告ワードがネットワークのスレーブコンピュータの命令
または報告ワードと数において等しくなければならない
という単一の条件とメッセージ内の順序は予め固定され
決定されねばならない。
【0072】さらに、本発明によるコンピュータネット
ワークにおいて使用される本発明の手段の内容におい
て、ネットワーク内のマスターコンピュータが図2にお
けるメッセージM1のようなメッセージをコンピュータ
2へ送信した後の所定のプリセット時間に、図4のメッ
セージM6のようなメッセージを受信しないとき、それ
は、例えばこれらのコンピュータを接続するケーブルの
1つが断線等したことによりネットワーク内の2つのコ
ンピュータ間のリンクが中断されたことを意味する。
【0073】このネットワーク内のマスターコンピュー
タは、次に例えばコンピュータネットワークが異常であ
ることを自動車ドライバーに合図するため自動車の計器
盤上の指示ランプを点灯させる。
【0074】有利なことに、このマスターコンピュータ
は、次にまた各々がスレーブコンピュータの1つに設け
られる図5における符号Mcと同様な上述の第2種類の
1連のメッセージをマスターコンピュータが連続的に準
備して構成するチェック手段の第1段階を初期化でき
る。
【0075】各メッセージMcは上述のメッセージM
1、M2およびM6におけるワードAにより占有される
場所に位置づけられ、これらのメッセージとは異なるメ
ッセージMcが設けられるスレーブコンピュータのアド
レスを表す情報ワードを含む。この情報ワードは以降ア
ドレスワードと命名し、図5において符号Aiで示さ
れ、iはアドレスがこのワードAiにより表されるスレ
ーブコンピュータの番号を意味する。
【0076】各メッセージMcはまた1つの命令ワー
ド、符号Jを含む。この命令ワードJは例えばネットワ
ーク内のマスターコンピュータにより準備される最終メ
ッセージM1において、このメッセージMcにおけるワ
ードAiによって代表されるスレーブコンピュータのア
ドレスとして設けられる命令ワードとなり得る。
【0077】各メッセージMcはさらに先に説明した第
1の種類のメッセージにおけるワードと同一であるチェ
ックワードDを含み、かつ例えばメッセージM1のワー
ドC1〜C3と結合するチェックワード、符号K1、K
2およびK3を含む。
【0078】このようなメッセージMcを準備した後、
コンピュータ1はそのメッセージをコンピュータ1の第
1インターフェース1bおよびケーブル13を介してコ
ンピュータ2へ送信する。コンピュータ1とコンピュー
タ2間のリンクが中断されたとき、コンピュータ2はコ
ンピュータ2の第2インターフェースを介してメッセー
ジMcを受信し、アドレスワードAiを通して、メッセ
ージMcは第2の種類のメッセージであり、もはや前述
の手段に従って送信された第1の種類のメッセージでは
ないことを認識する。
【0079】さらに、アドレスワードAiはそれ自身の
アドレスを表し、コンピュータ2は命令Jを実行し、次
にメッセージMcと同様な一般的構成を有する第2の種
類の報告メッセージもまた準備し、しかしアドレスワー
ドAiはコンピュータ1のアドレスを表し、メッセージ
Mcにおける命令ワードJの場所において位置づけられ
る適切な報告ワードを含む。
【0080】この報告メッセージを準備した後、コンピ
ュータ2は、図2におけるメッセージM1のようなメッ
セージを受信した後、図3におけるメッセージM2のよ
うなメッセージを準備する時に、何かが発生したのとは
異なるように、コンピュータ2の第2インターフェース
2cを介してコンピュータ1へそのメッセージを伝送す
る。
【0081】コンピュータ1が受信するメッセージMc
におけるこのアドレスワードAiが、それ自身のアドレ
スを表さないとき、コンピュータ2はコンピュータ2の
第1インターフェース2bおよびケーブル14を介して
このメッセージMcをコンピュータ3へ伝送する。コン
ピュータ2とコンピュータ3間のリンクが中断されると
き、コンピュータ3はアドレスワードAiがそれ自身の
アドレスを表さないとき、第2インターフェース3cを
介してメッセージMcを受信し、インターフェース3b
およびケーブル15を介してコンピュータ4へその情報
を送信する。
【0082】しかしながら、このアドレスワードAiが
実際にそれ自身のアドレスを表さないとき、コンピュー
タ3は報告メッセージかつ第2の種類のメッセージを準
備し、特にアドレスワードAiはコンピュータ1のアド
レスを表し、この報告メッセージを第2インターフェー
ス3cおよびケーブル14を介してコンピュータ2へ送
信する。
【0083】コンピュータ2がこの報告メッセージをそ
の第1インターフェース2bを介して受信するとき、コ
ンピュータ2は再度そのメッセージを何も変更せずに第
2インターフェース2cおよびケーブル13を介してコ
ンピュータ1へ送信する。
【0084】類似した処理はチェック手段のこの第1段
階中、第2インターフェースを介してネットワーク内の
スレーブコンピュータの1つにより受信される各チェッ
クメッセージMcに対して明白に含まれる。すなわち、
このメッセージMcのアドレスワードAiがそれ自身の
アドレスを表さないとき、このスレーブコンピュータは
このメッセージMcを変更せずに下流のスレーブコンピ
ュータへ第1のインターフェースを介して送信し、この
アドレスワードAiが自身のアドレスを表すとき、この
スレーブコンピュータはアドレスワードがマスターコン
ピュータのアドレスを表す報告メッセージを準備し、第
2のインターフェースを介して上流のコンピュータへこ
の報告メッセージを送信する。
【0085】さらに、スレーブコンピュータが第1イン
ターフェースを介してこのような報告メッセージを受信
するとき、ネットワークの各スレーブコンピュータは上
流のコンピュータへそのメッセージを修正することなく
送信する。
【0086】ネットワークのマスターコンピュータが、
メッセージMcのようなチェックメッセージをスレーブ
コンピュータへ送信した後の設定時間内に報告メッセー
ジを受信しなかったとき、このことはこのスレーブコン
ピュータと上流のコンピュータ間のリンクが中断された
ことを意味する。
【0087】マスターコンピュータ1は、次にコンピュ
ータ1が報告を受信しなかったチェックメッセージMc
を再度送信するチェック手段に含まれるチェック手段の
第2段階を初期化する。このときはコンピュータ6へイ
ンターフェース1cおよびケーブル18を介して送信す
る。
【0088】コンピュータ6がこのようなメッセージM
cを第1インターフェース6bを介して受信するとき、
コンピュータ6はこのメッセージにおけるアドレスワー
ドAiに基づいてコンピュータ6自身に対するものか否
かを決定する。
【0089】第1の場合において、このメッセージMc
の命令Jを実行し、上記のような報告メッセージを準備
し、この報告メッセージを第1インターフェース6bお
よびケーブル18を介してコンピュータ1へ送信する。
【0090】第2の場合において、スレーブコンピュー
タは第2インターフェース6cおよびケーブル17を介
して受信したメッセージMcを修正することなしにコン
ピュータ5へ送信する。
【0091】同様な処理は、このチェック手段の第2段
階中、第1インターフェースを介してネットワーク内の
スレーブコンピュータの1つにより受信されるメッセー
ジMcに対して当然含まれる。すなわち、このメッセー
ジMcにおけるアドレスワードAiが自身のアドレスを
表さないとき、このスレーブコンピュータはこのメッセ
ージMcを修正することなく第2インターフェースを介
して上流のスレーブコンピュータへ送信し、このアドレ
スワードAiが自身のアドレスを表すとき、このスレー
ブコンピュータはそのアドレスワードがマスターコンピ
ュータのアドレス表す報告メッセージを準備し、この報
告メッセージを第1インターフェースを介して下流のコ
ンピュータへ送信する。
【0092】さらに、第2インターフェースを介してこ
のような報告メッセージを受信するとき、ネットワーク
内の各スレーブコンピュータはそのメッセージを修正す
ることなく、第1インターフェースを介して下流のコン
ピュータへ送信する。
【0093】このチェック手段の第2段階は、このネッ
トワーク内のマスターコンピュータがチェック手段の第
1段階中に報告メッセージ受信する最後のスレーブコン
ピュータに従う下流のスレーブコンピュータから報告メ
ッセージメッセージを受信した時に明白に終了する。
【0094】上述以外の他の手段でもよい何れの段階中
も、種々のチェックメッセージがスレーブコンピュータ
へ送信される順序は明白である。
【0095】このチェック手段に復帰することにより、
ネットワーク内のマスターコンピュータはネットワーク
内のスレーブコンピュータの全てに命令を送信でき、た
とえそれら2つのスレーブコンピュータ間のリンクが中
断されたとしても、スレーブコンピュータの全てから報
告を受信することが可能である。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンピュ
ータネットワークとそのネットワーク内の情報伝達方法
によれば、リングコンピュータネットワーク内の2つの
コンピュータ間のリンクがそれらを接続する電線ケーブ
ルまたは光ファイバケーブルの断線等により中断されて
も、あるいは電線ケーブルのとき、ケーブル内の電線間
またはケーブル内の電線の1本とネットワーク内構成要
素への電力供給用導体間において短絡が発生しても、情
報を一方から他方へ高速に転送可能とするネットワーク
およびそのネットワーク内の情報伝達方法が提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンピュータネットワークのブロ
ック図である。
【図2】本発明による情報伝達手段の第1実施例の説明
図である。
【図3】本発明による情報伝達手段の第2実施例の説明
図である。
【図4】本発明による情報伝達手段の第3実施例の説明
図である。
【図5】本発明による情報伝達手段の第4実施例の説明
図である。
【符号の説明】 1〜6…コンピュータ 1a〜6a…変換インターフェース 1b〜6b…第1(双方向通信)インターフェース 1c〜6c…第2(双方向通信)インターフェース 7〜12…装備 13〜18…ケーブル M1,M2,M6,Mc…メッセージ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンピュータ(1〜6)と該コン
    ピュータを互いに接続する情報伝達手段とを備えるリン
    グコンピュータネットワークにおいて、 前記コンピュータ(1〜6)の各々は第1双方向通信イ
    ンターフェース(1b〜6b)と第2双方向通信インタ
    ーフェース(1c〜6c)とを備え、 前記情報伝達手段は、前記コンピュータ(1〜6)内の
    1つのコンピュータの前記第1双方向通信インターフェ
    ース(1b〜6b)に排他的に接続される第1端部と、
    前記コンピュータ(1〜6)内の他の1つのコンピュー
    タの前記第2双方向通信インターフェース(1c〜6
    c)に排他的に接続される第2端部とを有する複数の分
    離セグメント(13〜18)を備えることを特徴とする
    リングコンピュータネットワーク。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータ内の1つのコンピュー
    タは前記ネットワークのマスターコンピュータ(1)で
    あり、かつその他の前記コンピュータ(2〜6)は前記
    マスターコンピュータ(1)のスレーブコンピュータで
    あるようにプログラムされ、 第1スレーブコンピュータ(2)は、第1セグメント
    (13)により前記マスターコンピュータ(1)の第1
    インターフェース(1b)に接続される第2インターフ
    ェース(2c)を有し、 第2スレーブコンピュータ(3)は、第2セグメント
    (14)により前記第1スレーブコンピュータ(2)の
    第1インターフェース(2b)に接続される第2インタ
    ーフェース(3c)を有し、 第3スレーブコンピュータ(3)から最終段直前のスレ
    ーブコンピュータ(5)まで上記同様に接続される第3
    セグメント(15)から最終段直前までのセグメント
    (17)を有し、 最終段スレーブコンピュータ(6)は、前記セグメント
    (13〜18)の内の1つである最終段セグメント(1
    8)により前記マスターコンピュータ(1)の第2イン
    ターフェース(1c)に接続される第1インターフェー
    ス(6b)を有する請求項1に記載のリングコンピュー
    タネットワーク。
  3. 【請求項3】 前記ネットワーク内に存在するスレーブ
    コンピュータ(2〜6)と少なくとも同数の命令ワード
    (I2〜I6)を有する第1種類の第1メッセージ(M
    1)の前記マスターコンピュータ(1)による第一準備
    段階と、 該第一準備段階において、前記命令ワード(I2〜I
    6)の各々は、種々のスレーブコンピュータ(2〜6)
    に対応して設けられた命令を表し、前記第1種類の前記
    第1メッセージ(M1)において指定の場所を占め、 前記マスターコンピュータ(1)の前記第1インターフ
    ェース(1b)を介して前記第1スレーブコンピュータ
    (2)へ前記第1種類の前記第1メッセージ(M1)を
    伝達する第一伝達段階と、 前記スレーブコンピュータ(2〜6)の何れか1つが前
    記第2インターフェース(2c〜6c)を介して前記第
    1種類のメッセージ(M1)を受信するとき、 予定された前記命令を前記メッセージを受信した前記ス
    レーブコンピュータにより実行する実行段階と、 この予定された前記命令を表す前記命令ワード(I2〜
    I6)により受信されたメッセージの中に占められる前
    記指定の場所に位置づけられる報告ワード(R2〜R
    6)を含む前記第1種類の他のメッセージ(M2,M
    6)の前記スレーブコンピュータによる第二準備段階
    と、 該第二準備段階において、前記他のメッセージ(M2,
    M6)における前記他の命令または報告ワードは、受信
    されたメッセージにおける同一場所において位置づけら
    れる命令または報告ワードと同一であり、 前記スレーブコンピュータの前記第1インターフェース
    を介して後続するコンピュータへ前記第1種類の前記他
    のメッセージ(M2〜M6)を伝達する第二伝達段階
    と、 該第二伝達段階において、前記第1種類の最終メッセー
    ジ(M6)は、前記最終スレーブコンピュータ(6)に
    より準備され、前記最終スレーブコンピュータ(6)に
    より前記最終スレーブコンピュータ(6)の前記第1イ
    ンターフェース(6b)を介して前記マスターコンピュ
    ータ(1)へ伝達され、前記第1種類の前記最終メッセ
    ージ(M6)は、前記ネットワーク内に存在するスレー
    ブコンピュータ(2〜6)と同数の報告ワード(R2〜
    R6)を有する、 上記各段階を備える請求項2に記載のネットワーク内の
    情報伝達方法。
  4. 【請求項4】 前記第1種類の前記第1メッセージ(M
    1)が前記マスターコンピュータ(1)により前記第1
    スレーブコンピュータ(2)へ伝達される時から開始す
    る設定時間インターバルの最終の前に、前記第1種類の
    前記最終メッセージ(M6)が前記マスターコンピュー
    タ(1)へ伝達されないとき初期化されるチェック手段
    を備え、 該チェック手段は、 前記スレーブコンピュータ(2〜6)の内の1つのスレ
    ーブコンピュータのアドレスと、前記スレーブコンピュ
    ータに対して設けられる命令を表す命令ワード(J)と
    を代表する1つのアドレスワード(Ai)をそれぞれ含
    む複数の第2種類の第1メッセージ(Mc)の前記マス
    ターコンピュータ(1)による準備段階を備え、 前記チェック手段は、さらに第1段階と第2段階とを備
    え、 前記第1段階は、 前記マスターコンピュータ(1)の前記第1インターフ
    ェース(1b)を介して前記第1スレーブコンピュータ
    (2)へ前記第2種類の前記メッセージ(Mc)の1つ
    を伝達する伝達段階と、 (a)前記スレーブコンピュータ(2〜6)の何れか1
    つが、それぞれの第2インターフェース(2c〜6c)
    を介して前記第2種類の前記第1メッセージ(Mc)の
    1つを受信するときに、前記第2種類の前記第1メッセ
    ージ(Mc)の前記アドレスワード(Ai)が前記スレ
    ーブコンピュータのアドレスを表すとき、 前記第2種類の前記第1メッセージ(Mc)における前
    記命令ワード(J)により表される命令の前記スレーブ
    コンピュータによる実行段階と、 前記マスターコンピュータ(1)のアドレスを表すアド
    レスワードを含む前記第2種類の第2メッセージの前記
    スレーブコンピュータによる準備段階と、 前記スレーブコンピュータの前記第2インターフェース
    を介して前記第2種類の前記第2メッセージを伝達する
    伝達段階と、を備え、 (b)前記スレーブコンピュータ(2〜6)の何れか1
    つが、それぞれの第2インターフェース(2c〜6c)
    を介して前記第2種類の前記第1メッセージ(Mc)の
    1つを受信するときに、前記第2種類の前記第1メッセ
    ージ(Mc)の前記アドレスワード(Ai)が前記スレ
    ーブコンピュータのアドレスを表さないとき、 前記スレーブコンピュータの前記第1インターフェース
    (2b〜6b)を介し、変更なしで前記第2種類の前記
    第1メッセージ(Mc)を伝達する伝達段階を備え、 (c)前記スレーブコンピュータ(2〜6)の何れか1
    つが、前記第1インターフェース(2b〜6b)を介し
    前記第2種類の第2メッセージを受信するとき、 前記スレーブコンピュータの前記第2インターフェース
    (2c〜6c)を介し、変更なしで前記第2種類の前記
    第2メッセージを伝達する伝達段階を備え、 (d)前記マスターコンピュータ(1)が前記第1イン
    ターフェース(1b)を介して前記第2種類の第2メッ
    セージを受信するとき、 前記マスターコンピュータ(1)の前記第1インターフ
    ェース(1b)を介し前記第2種類の他の第1メッセー
    ジ(Mc)を伝達する伝達段階を備え、 前記チェック段階は、前記第2種類の第2メッセージが
    前記第2種類の前記第1メッセージ(Mc)の1つが前
    記マスターコンピュータ(1)により前記第1スレーブ
    コンピュータ(2)へ伝達される時から開始して設定時
    間インターバルの最終前に、前記マスターコンピュータ
    (1)へ伝達されないときに初期化される第2段階をさ
    らに備え、 該第2段階は、 前記マスターコンピュータ(1)の第2インターフェー
    ス(1c)を介して前記最終スレーブコンピュータ
    (6)へ前記第2種類の前記第1メッセージ(Mc)の
    1つを伝達する伝達段階を備え、 (a)前記スレーブコンピュータ(2〜6)の何れか1
    つが、第1インターフェース(2b〜6b)を介して前
    記第2種類の前記第1メッセージ(Mc)の1つを受信
    したときに、前記第2種類の前記第1メッセージ(M
    c)の前記アドレスワード(Ai)が前記スレーブコン
    ピュータのアドレスを表すとき、 前記第2種類の前記第1メッセージ(Mc)の前記命令
    ワード(J)により表される前記命令の前記スレーブコ
    ンピュータによる実行段階と、 前記マスターコンピュータ(1)の前記アドレスを表す
    アドレスワードを含む前記第2種類の第2メッセージの
    前記スレーブコンピュータによる準備段階と、 前記スレーブコンピュータの前記第1インターフェース
    を介して前記第2種類の前記第2メッセージを伝達する
    伝達段階と、を備え、 (b)前記スレーブコンピュータ(2〜6)の何れか1
    つが、第1インターフェース(2b〜6b)を介して前
    記第2種類の前記第1メッセージ(Mc)の1つを受信
    するときに、前記第2種類の前記第1メッセージ(M
    c)の前記アドレスワード(Ai)が前記スレーブコン
    ピュータのアドレスを表さないとき、 前記スレーブコンピュータの前記第2インターフェース
    を介して変更なしで前記第2種類の前記第1メッセージ
    (Mc)を伝達する伝達段階を備え、 (c)前記スレーブコンピュータ(2〜6)の何れか1
    つが第2インターフェース(2c〜6c)を介して前記
    第2種類の第2メッセージを受信するとき、 前記スレーブコンピュータの前記第1インターフェース
    を介して変更なしで前記第2種類の前記第2メッセージ
    を伝達する伝達段階を備え、 (d)前記マスターコンピュータ(1)が前記第2イン
    ターフェース(1c)を介して前記第2種類の第2メッ
    セージを受信するとき、 前記マスターコンピュータ(1)の前記第2インターフ
    ェース(1c)を介して前記第2種類の他の前記第1メ
    ッセージ(Mc)を伝達する伝達段階を備える、 上記各段階を備える請求項3に記載のネットワーク内の
    情報伝達方法。
JP5000104A 1991-12-31 1993-01-04 リングコンピュータネットワークとそのネットワーク内の情報伝達方法 Pending JPH05268237A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9116461 1991-12-31
FR9116461A FR2685840B1 (fr) 1991-12-31 1991-12-31 Reseau informatique en anneau et procedure de transmission d'informations dans ce reseau.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05268237A true JPH05268237A (ja) 1993-10-15

Family

ID=9420776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5000104A Pending JPH05268237A (ja) 1991-12-31 1993-01-04 リングコンピュータネットワークとそのネットワーク内の情報伝達方法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0549992B1 (ja)
JP (1) JPH05268237A (ja)
KR (1) KR930014088A (ja)
DE (1) DE69229943T2 (ja)
ES (1) ES2138589T3 (ja)
FR (1) FR2685840B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0793236A (ja) * 1993-09-20 1995-04-07 Fujitsu Ltd バス制御装置
EP0682431B1 (en) * 1994-05-09 2002-10-02 Europlex Research Limited A ring network system

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2064919B (en) * 1979-12-04 1983-10-05 Standard Telephones Cables Ltd Data transmission loops optical repeaters
JPH0671270B2 (ja) * 1982-01-26 1994-09-07 株式会社日立製作所 データ伝送ネットワーク
JPS58175335A (ja) * 1982-04-07 1983-10-14 Hitachi Ltd ル−プ式デ−タ伝送システムのル−プバツク制御方法
GB9007600D0 (en) * 1990-04-04 1990-05-30 Hunting Communication Tech Ring communication system

Also Published As

Publication number Publication date
EP0549992B1 (fr) 1999-09-08
KR930014088A (ko) 1993-07-22
FR2685840B1 (fr) 1995-03-10
ES2138589T3 (es) 2000-01-16
EP0549992A1 (fr) 1993-07-07
FR2685840A1 (fr) 1993-07-02
DE69229943D1 (de) 1999-10-14
DE69229943T2 (de) 2000-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4143712B2 (ja) 車両用インテリジェント電流分配システム及び該システムの製造方法
EP0580189B1 (en) Collective wiring system for an automobile and control method for the wiring system
US4047162A (en) Interface circuit for communicating between two data highways
JP4892170B2 (ja) Linバス、特に自動車両内のlinバス
JPH02121436A (ja) 車両用多重伝送装置
JPS6061835A (ja) 電源制御方式
JPH05268237A (ja) リングコンピュータネットワークとそのネットワーク内の情報伝達方法
WO2001049532A1 (en) Current distribution system for a vehicle
US5943315A (en) Multiplex transmission system and abnormality processing controlling method and apparatus used therefor
JPH03502750A (ja) 情報を伝達し構成要素を制御する方法およびシステム
EP0474907A1 (en) A diagnostic apparatus for a vehicle network system and a method of diagnosing a vehicle network system
JP3293697B2 (ja) 車両の監視制御データ転送装置
JP3050961B2 (ja) ネットワークシステムの故障診断方法
EP0666200A2 (en) Distributed control apparatus, a method of transmitting data therein, and a vehicle including such an apparatus
EP0921965B1 (en) Arrangement for responding to signals from a number of sensors and controlling a number of operating devices in a vehicle, and control unit
JPS6054546A (ja) 移動体用多重通信装置
JPS61105251A (ja) 車両における電装品の制御装置
JPS61218243A (ja) 集約配線システム
JPS63173746A (ja) 車両用多重伝送システム
JP2745617B2 (ja) 遠方監視制御装置の送信順序制御方式
JPH03139939A (ja) 車両用通信装置
JPH0374557B2 (ja)
JPH0683176B2 (ja) 多重伝送システム
JPH03283843A (ja) 車両用多重伝送装置
JPS6039954A (ja) 移動体用多重通信装置