JPH0526812Y2 - - Google Patents

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JPH0526812Y2
JPH0526812Y2 JP1988065611U JP6561188U JPH0526812Y2 JP H0526812 Y2 JPH0526812 Y2 JP H0526812Y2 JP 1988065611 U JP1988065611 U JP 1988065611U JP 6561188 U JP6561188 U JP 6561188U JP H0526812 Y2 JPH0526812 Y2 JP H0526812Y2
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transistor
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circuit
terminal
power supply
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ブートストラツプコンデンサの電
源側への放電を防止したブートストラツプ回路に
関する。
〔従来の技術〕
従来、オーデイオ用電力増幅器に設置されるブ
ートストラツプ回路では、第2図に示すように、
電力増幅器2の最終段にSEPP(Single Ended
Push−Pull)回路を成す直列に接続されたNPN
型トランジスタ21,22が設置され、各トラン
ジスタ21,22のべースには共通なドライブ回
路23からドライブ入力が加えられている。ドラ
イブ回路23には、ドライブ回路23へ電源を供
給するトランジスタ24,25、ダイオード26
および抵抗27,28が設置されている。抵抗2
8の一端には、ブートストラツプ端子4が設けら
れ、このブートストラツプ端子4と出力端子6と
の間にはブートストラツプコンデンサ8が接続さ
れている。
そして、出力端子6と接地端子(GND)10
との間には、カツプリングコンデンサ12を介し
て負荷としてのスピーカ14が接続されている。
接地端子10と電源端子16との間には、電源か
ら所定の電圧VCCが加えられている。
したがつて、このようなブートストラツプ回路
を付加した増幅器では、入力信号の極性に応じて
トランジスタ25が導通、不導通を繰り返すこと
から、その導通時、ブートストラツプコンデンサ
8が直流的に電圧VCCと出力電圧VOUTとの電位差
分だけ充電されるので、その充電電圧に応じて出
力信号振幅が増強されて取り出され、出力端子6
および接地端子10からスピーカ14に供給され
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、このようなブートストラツプ回路で
は、ダイオード26およびトランジスタ25のべ
ース・コレクタが放電経路18を成すため、ブー
トストラツプコンデンサ8が放電経路18を通じ
て電源ライン側に放電される。このような放電が
生じると、第3図に示すように、低周波波形に破
線部分mで示す欠けが生じ、これを防止するため
には、ブートストラツプコンデンサ8の容量を大
きくしなければならない不都合を生じる。
そこで、この考案は、ブートストラツプコンデ
ンサに対する不要な放電経路を遮断し、ブートス
トラツプコンデンサの容量を適性化したブートス
トラツプ回路の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案のブートストラツプ回路は、第1図に
例示するように、出力信号を取り出すべき出力端
子6とブートストラツプ端子4との間にコンデン
サ(ブートストラツプコンデンサ8)を接続する
ブートストラツプ回路であつて、増幅器の出力段
に設置されて取り出すべき前記出力信号の正振幅
側で導通する第1のトランジスタ21に、前記出
力信号の負振幅側で導通する第2のトランジスタ
22を接続した出力回路と、この出力回路の前記
第1及び第2のトランジスタのべース側に設置さ
れて前記第1及び第2のトランジスタを駆動する
ドライブ回路23と、電源から正電圧が加えられ
る電源端子16と、この電源端子と基準電位点と
の間に前記基準電位点側に第1の抵抗27を介し
て直列に接続された第3のトランジスタ24と、
この第3のトランジスタと前記第1の抵抗との接
続点にべースが接続され、コレクタを前記正電圧
側にしてエミツタが第2の抵抗28を介して前記
ブートストラツプ端子に接続された第4のトラン
ジスタ25と、この第4のトランジスタのべース
とエミツタとの間にそのエミツタ側ら前記べース
側に順方向を成して接続された第1のダイオード
26と、前記電源端子と前記第4のトランジスタ
のコレクタとの間に正電源側から前記第4のトラ
ンジスタ側に順方向を成して接続された第2のダ
イオード30とを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
このように構成すると、ブートストラツプコン
デンサの放電による低周波波形の欠けを防止で
き、しかも、ブートストラツプコンデンサの容量
を小さくすることが可能である。
〔実施例〕
第1図は、この考案のブートストラツプ回路の
実施例を示す。
音声入力を増幅して取り出す電力増幅器2の最
終段には、出力信号を取り出す出力回路が設置さ
れており、この出力回路には出力信号の正振幅側
で導通する第1のトランジスタ、負振幅側で導通
する第2のトランジスタを直列に接続してなる
SEPP回路として直列に接続されたNPN型トラ
ンジスタ21,22が設置され、各トランジスタ
21,22のべースには共通なドライブ回路23
からドライブ入力が加えられている。ドライブ回
路23には、このドライブ回路23に電源を供給
する第3及び第4のトランジスタ24,25、第
1のダイオード26、第1及び第2の抵抗27,
28が設置されているとともに、ブートストラツ
プコンデンサ8に対する放電経路18を遮断する
第2のダイオード30が付加されている。ダイオ
ード30は、電力増幅器2がICによつて構成さ
れる場合には、逆方向耐圧が十分なダイオード、
たとえば、P+型導電領域と、N-型導電領域(エ
ピタキシヤル層)によつて構成される。
そして、抵抗28の一端に形成されたブートス
トラツプ端子4と電力増幅器2の出力端子6との
間にはブートストラツプコンデンサ8が接続され
ている。
また、出力端子6と接地端子10との間には、
カツプリングコンデンサ12を介して負荷として
のスピーカ14が接続されており、接地端子10
と電源端子16との間には、電源から所定の電圧
VCCが加えられている。
したがつて、このようなブートストラツプ回路
を付加した電力増幅器2では、入力信号の極性に
応じてトランジスタ25が導通、不導通を繰り返
すことから、その導通時、ブートストラツプコン
デンサ8が直流的に電圧VCCと出力電圧VOUTとの
電位差分だけ充電されるので、その充電電圧に応
じて出力信号の振幅が増強されて取り出され、出
力端子6および接地端子10間からスピーカ14
に供給される。接地端子10は接地等、即ち、基
準電位点に接続される。
そして、従来回路で生じたダイオード26およ
びトランジスタ25のべース・コレクタから電源
に至る放電経路18が、ダイオード30の挿入に
より、その放電ルートでは逆方向接続になるため
に確実に遮断される結果、ブートストラツプコン
デンサ8は無駄に放電されることなく、その充電
電荷をドライブ回路23にのみ供給することがで
きる。このため、ブートストラツプコンデンサ8
の容量が小さくても、低周波波形の欠けを生じる
ことがなく、忠実度が高くなる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、ブー
トストラツプコンデンサに対する放電経路をダイ
オードの挿入によつて遮断したので、低周波波形
の欠けの発生を防止できるとともに、欠けを防止
するための補償容量を考慮することなく、ブート
ストラツプコンデンサを適性容量に設定でき、小
容量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のブートストラツプ回路の実
施例を示す回路図、第2図は従来のブートストラ
ツプ回路を示す回路図、第3図は従来のブートス
トラツプ回路における低周波波形の欠けを示す図
である。 2……電力増幅器、4……ブートストラツプ端
子、6……出力端子、8……ブートストラツプコ
ンデンサ、16……電源端子、21……第1のト
ランジスタ、22……第2のトランジスタ、23
……ドライブ回路、24……第3のトランジス
タ、25……第4のトランジスタ、26……第1
のダイオード、27……第1の抵抗、28……第
2の抵抗、30……第2のダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 出力信号を取り出すべき出力端子とブートスト
    ラツプ端子との間にコンデンサを接続するブート
    ストラツプ回路であつて、 増幅器の出力段に設置されて取り出すべき前記
    出力信号の正振幅側で導通する第1のトランジス
    タに、前記出力信号の負振幅側で導通する第2の
    トランジスタを接続した出力回路と、 この出力回路の前記第1及び第2のトランジス
    タのべース側に設置されて前記第1及び第2のト
    ランジスタを駆動するドライブ回路と、 電源から正電圧が加えられる電源端子と、 この電源端子と基準電位点との間に前記基準電
    位点側に第1の抵抗を介して直列に接続された第
    3のトランジスタと、 この第3のトランジスタと前記第1の抵抗との
    接続点にべースが接続され、コレクタを前記正電
    圧側にしてエミツタが第2の抵抗を介して前記ブ
    ートストラツプ端子に接続された第4のトランジ
    スタと、 この第4のトランジスタのべースとエミツタと
    の間にそのエミツタ側から前記べース側に順方向
    を成して接続された第1のダイオードと、 前記電源端子と前記第4のトランジスタのコレ
    クタとの間に正電源側から前記第4のトランジス
    タ側に順方向を成して接続された第2のダイオー
    ドと、 を備えたことを特徴とするブートストラツプ回
    路。
JP1988065611U 1988-05-18 1988-05-18 Expired - Lifetime JPH0526812Y2 (ja)

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JP1988065611U JPH0526812Y2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18

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JP1988065611U JPH0526812Y2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18

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Publication Number Publication Date
JPH01169812U JPH01169812U (ja) 1989-11-30
JPH0526812Y2 true JPH0526812Y2 (ja) 1993-07-07

Family

ID=31291042

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JP1988065611U Expired - Lifetime JPH0526812Y2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18

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JP (1) JPH0526812Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5353242A (en) * 1976-10-25 1978-05-15 Mitsubishi Electric Corp Integrated circuit power amplifier circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5353242A (en) * 1976-10-25 1978-05-15 Mitsubishi Electric Corp Integrated circuit power amplifier circuit

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JPH01169812U (ja) 1989-11-30

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