JPH0526805A - 燃料性状センサ - Google Patents

燃料性状センサ

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JPH0526805A
JPH0526805A JP17674891A JP17674891A JPH0526805A JP H0526805 A JPH0526805 A JP H0526805A JP 17674891 A JP17674891 A JP 17674891A JP 17674891 A JP17674891 A JP 17674891A JP H0526805 A JPH0526805 A JP H0526805A
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JP
Japan
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fuel
sensor
property
property sensor
level
Prior art date
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Pending
Application number
JP17674891A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Sawaki
直人 澤木
Shigeru Miyata
繁 宮田
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料供給経路への取り付けが容易で、しかも
低コストで且つセンサ自体や燃料供給経路の大型化を抑
制しながらも、燃料供給経路内の流体性状を検出する。 【構成】 燃料タンク1内のガソリン油の性状を検出す
る燃料性状センサ3の発光素子7を燃料タンク1の燃料
残量の警告レベルに配置して、燃料性状センサ3に燃料
残量警告センサの機能を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料残量警告センサの
機能を備えた燃料性状センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車には、燃料タンク内の
燃料の液面レベルが警告レベルに達したときに、すなわ
ち、燃料残量が所定量(8リットル)以下に低下したと
きに、ランプを点灯させて運転者に警告を与えるサーミ
スタ式、静電容量式、フロート式等の燃料残量警告装置
の付いているものがある。例えば、サーミスタ式の燃料
残量警告装置においては、燃料タンク内の燃料残量が警
告レベル以下に低下して燃料残量警告センサとして機能
するサーミスタが燃料の外に出ると、サーミスタの温度
が上昇して電気抵抗値が小さくなることによってランプ
を点灯させるようにしたものである。また、フロート式
の燃料残量警告装置においては、燃料残量警告センサと
して機能するフロートの位置、つまり燃料タンク内の燃
料の液面レベルを電圧値に変換して、その電圧値が燃料
残量の警告レベルに相当する所定の電圧値となったとき
にランプを点灯させるようにしたものである。
【0003】ところで、例えばディーゼルエンジンにお
いては、比重の大きな燃料、すなわち、重質の燃料ほど
排出ガス中にスモークが発生し易いことが知られてい
る。このため、重質の燃料に基づいて燃料の噴射時期を
制御してスモークの発生を抑えるようにすることが考え
られるが、このようにしておくと軽質の燃料を燃焼させ
る場合にエンジン出力が低下してしまう不具合があっ
た。
【0004】また、例えばガソリン油中に芳香族等が多
いと揮発性が低く、逆に少ないと揮発性が高いことが知
られている。このようなガソリン油の揮発性に関係のあ
る運転性において、冬季に問題となる始動性、暖機性
と、夏季に問題となるベーパロック、パーコレーション
がある。前者でガソリン油の揮発性が高いこと、つまり
ガソリン油が軽質であることが要求されるが、後者では
逆に揮発性が低いこと、つまり重質であることが要求さ
れる。したがって、燃料タンクと噴射ポンプとの間の燃
料供給経路中に燃料性状センサを取り付けて、この燃料
性状センサによって燃料の重質または軽質といった燃料
性状を検出して、その検出値に応じて燃料の噴射量を制
御したり、点火時期等のエンジンの運転状態を制御する
ことによって自動車の運転性(ドライバビリティ)を向
上させることが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、燃料性状セ
ンサは、燃料タンクと噴射ポンプとの間に取り付ける必
要があるため、センサ専用の燃料流路を新たに設けた
り、センサ本体に流路を設けた構成にしなければならな
い。さらに、センサ専用の燃料流路と燃料性状センサと
の間、またはセンサ本体内の流路と燃料パイプとの間に
シール材を配設する必要もあるので、高コストでしかも
センサ自体が大型化してしまうという不具合があった。
したがって、自動車への搭載上非常に制約の大きな燃料
供給経路中に新たに燃料性状センサを取り付けることは
高コスト、大型化の原因であった。本発明は、燃料タン
クへの取り付けが容易で、しかも低コストで且つセンサ
自体の大型化を抑制しながらも、燃料の液体性状が検出
可能な燃料性状センサの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の燃料性状センサ
は、燃料タンクの燃料残量の警告レベルに配置された検
出部を有し、前記燃料タンク内の流体性状を検出する技
術手段を採用した。
【0007】
【作用】燃料性状センサの検出部を燃料タンクの燃料残
量の警告レベルに配置することにより燃料残量警告セン
サとしても機能させることが可能となるので、燃料タン
クに燃料残量警告センサの代わりに燃料性状センサを取
り付けることが可能となる。したがって、センサ本体に
流路を内蔵させる必要がなく、燃料供給経路に新たに燃
料性状センサ専用の燃料流路や取付部を追加する必要が
ないため、燃料性状センサ自体が大型化することはな
く、さらに燃料タンクを始めとする燃料供給経路が大型
化することはない。
【0008】
【実施例】本発明の燃料性状センサを図1および図2に
示す一実施例に基づき説明する。図1および図2は燃料
性状センサを組み込んだガソリンエンジン用燃料タンク
を示した図である。この実施例の燃料タンク1の天井部
2から、ガソリン油の重質または軽質といった性状を検
出する燃料性状センサ3が吊り下げられている。
【0009】燃料性状センサ3は、取付盤4、センサキ
ャップ5、センサケース6、発光素子7、受光素子8お
よび電子制御回路9等から構成されている。
【0010】取付盤4は、燃料タンク1の天井部2に形
成された開口部(図示せず)に嵌め込まれ、下面よりセ
ンサキャップ5を締結するための取付ステー41、およ
び位置決め用の支持棒42が垂下されている。センサキ
ャップ5は、円盤状を呈し、取付ステー41にボルト等
により所定の位置で固定され、下部にセンサケース6を
保持している。また、センサキャップ5の上方には、燃
料性状センサ3の出力を燃料タンク1内から取り出すた
めのコネクタ付きリード線51が装着されている。セン
サケース6は、ポリエーテル・サルホン等の透明な樹脂
製で、内部に発光素子7、受光素子8および電子制御回
路9を収納している。
【0011】発光素子7は、本発明の検出部であって、
例えば発光ダイオードが用いられ、燃料残量警告レベル
に対応する位置に取り付けられ、ガソリン油方向に光を
放射する。受光素子8は、例えばフォトダイオードが用
いられ、発光素子7より下方に配置され、センサケース
6で反射した発光素子7の光を受光する。発光素子7お
よび受光素子8は、センサケース6に形成されたスリッ
ト(図示せず)に嵌め込まれたセラミック製の基板71
に取り付けられている。
【0012】この電子制御回路9は、センサケース6に
形成されたスリット(図示せず)に嵌め込まれたセラミ
ック製の基板91に取り付けられている。この電子制御
回路9は、受光素子8の受光量からセンサケース6外方
に存する流体の比重を計算して、ガソリン油が重質また
は軽質といった燃料性状を測定する。例えば、ガソリン
油の屈折率は1.40〜1.44、ディーゼル軽油の屈
折率は1.42〜1.48、空気の屈折率は1.0であ
る。このため、屈折率が大きいほどそのガソリン油の比
重が大きく、重質度も大きいので、ガソリン油が重質か
軽質かどうかを測定できる。そして、電子制御回路9
は、重質または軽質といったガソリン油の重質度に応じ
てエンジン制御装置を制御する。
【0013】なお、この実施例の電子制御回路9では、
燃料残量警告レベルに空気が存すると、燃料タンク1内
の燃料残量が警告レベルに達したことを警告する燃料残
量警告装置としても機能する。そして、電子制御回路9
は、判定された比重が空気の比重である場合に運転席等
に設置されたランプ(図示せず)を点灯する。
【0014】この燃料性状センサ3の作用を図1および
図2に基づき説明する。燃料タンク1内のガソリン油の
液面レベルは燃料残量警告レベルまで低下していない場
合には、発光素子7で発光された光はセンサケース6に
おいて屈折率(1.42程度)に応じた反射をして受光
素子8に受光される。そして、電子制御回路9によって
受光素子8の受光量から比重が計算されて、燃料タンク
1内のガソリン油が重質か軽質かどうかが測定され、そ
のガソリン油の重質度に基づいてエンジン制御装置を制
御して燃料噴射量等のエンジンの制御を最適な値にする
ことができる。このため、冬季に問題となる始動性、暖
機性を向上でき、夏季に問題となるベーパロック、バー
コレーションを防止できる。この結果、自動車の運転性
能を向上することができる。
【0015】そして、自動車を運転し続けると、燃料タ
ンク1内のガソリン油の液面レベルが低下していき、つ
いにはランプが点灯する燃料残量(4リットル〜10リ
ットル)まで低下する。このとき、発光素子7で発光さ
れた光はセンサケース6においてガソリン油のときと異
なる屈折率(1.0程度)に応じた反射光が受光素子8
に受光される。そして、電子制御回路9は受光素子8の
受光量から燃料残量警告レベルに燃料の液面レベルが低
下しているためランプを点灯して、燃料タンク1内の燃
料残量が警告レベルであることを運転者に知らせる。
【0016】したがって、この実施例では、燃料残量警
告センサと一体形状とされた燃料性状センサ3を構成す
ることによって、部品点数を減少でき、低コストとなる
とともに、自動車への搭載上非常に制約の大きな燃料供
給経路中に、とくに燃料タンク1内に燃料性状センサ3
を取り付けることができる。よって、燃料タンク1の天
井部2に形成された1つの開口部を燃料性状センサ3お
よび燃料残量警告センサの取付部として機能させること
ができるので、燃料供給経路に新たに燃料性状センサ専
用の取付部を追加する必要がないため、燃料供給経路の
取付スペースが大きくならない。また、燃料性状センサ
3自体に流路を内蔵させる必要がなく、燃料供給経路に
新たに燃料性状センサ3専用の燃料流路や取付部を追加
する必要がないため、燃料性状センサ3自体が大型化す
ることはなく、さらに燃料タンク1も大型化することは
ない。また、取付盤4の形状を従来の燃料残量警告セン
サの取付盤と同一形状にすれば燃料タンク1の形状を変
更する必要もない。
【0017】(変形例)本実施例では、ガソリン油の性
状を検出したが、ディーゼル軽油、液化石油ガスまたは
灯油等のその他の液体の性状を検出しても良い。
【0018】
【発明の効果】燃料性状センサを燃料供給経路、とくに
燃料タンクへ容易に取り付けることができる。しかも、
低コストで且つセンサ自体や燃料供給経路、とくに燃料
タンクの大型化を抑制しながらも、燃料供給経路内の流
体性状を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料性状センサを組み込んだ燃料タンクを示し
た断面図である。
【図2】燃料性状センサを組み込んだ燃料タンクを示し
た斜視図である。
【符号の説明】
1 燃料タンク 3 燃料性状センサ 7 発光素子(検出部)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 燃料タンクの燃料残量の警告レベルに配
    置された検出部を有し、前記燃料タンク内の液体性状を
    検出する燃料性状センサ。
JP17674891A 1991-07-17 1991-07-17 燃料性状センサ Pending JPH0526805A (ja)

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JP17674891A JPH0526805A (ja) 1991-07-17 1991-07-17 燃料性状センサ

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JP17674891A JPH0526805A (ja) 1991-07-17 1991-07-17 燃料性状センサ

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JPH0526805A true JPH0526805A (ja) 1993-02-02

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ID=16019124

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JP17674891A Pending JPH0526805A (ja) 1991-07-17 1991-07-17 燃料性状センサ

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JP (1) JPH0526805A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007004897A1 (en) * 2005-07-06 2007-01-11 Alf Mortensen Device and method for analysing fluids in a tank
JP2011043462A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Mitsubishi Electric Corp 光ファイバセンサおよびそれを備えた燃料供給装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007004897A1 (en) * 2005-07-06 2007-01-11 Alf Mortensen Device and method for analysing fluids in a tank
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