JP2011043462A - 光ファイバセンサおよびそれを備えた燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検出誤差を少なくした光ファイバセンサによる車両用燃料性状検出器を得る。
【解決手段】コアとクラッドとファイバジャケットより成り、上記コアにグレーティングが施されているとともに、該グレーティングが施されている箇所の上記ファイバジャケットが除去されていることで、上記クラッドが車両のインジェクタに供給される燃料に接触するように構成された光ファイバと、上記グレーティングのクラッドモードの波長帯域の光を上記光ファイバに入射する発光素子を有する光源部と、上記グレーティングが施された領域を透過した上記光の強度を検出する受光素子を有する受光部とで構成され、このうち上記光源部および受光部は上記燃料内に液没させ、かつ、上記光源部、光ファイバ、および受光部を直線状に配置させた。
【選択図】図3

Description

この発明は、車両などの燃料タンク内に装着され、エンジンに燃料を噴射するインジェクタに燃料を加圧して供給する燃料供給装置を構成する部材のうち、該燃料の性状を検出する車両用燃料性状検出器に関し、詳しくは光ファイバセンサを用いた該検出器のその内部構造に関するものである。
近年、ガソリンに替わる燃料として、バイオエタノールを混合したアルコール混合燃料の普及が加速している。しかしながら、このアルコール混合燃料においては、含有するエタノール濃度に応じて、その最適な点火時期あるいは空熱比などが異なるため、適正なエンジン制御コンピュータ、すなわちECU(lectronic ontrol nit)制御のためには、燃料中のアルコール含有濃度を精度よく検知する必要がある。
その一つの手段として、グレーティングの形成された領域を有するコアとクラッドとを備え、該グレーティングの形成された領域の少なくとも一部が液体に浸漬する位置に配置された光ファイバと、該グレーティングの形成された領域のクラッドモードの波長帯域の光を該光ファイバに入射する光源と、該光源から該光ファイバに入射され該グレーティングを透過した光の強度を検出する受光部とを備えた光ファイバセンサによって、該液体の性状を検出することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
WO2006/126468号公報(実施の形態20)
特許文献1では、燃料タンクの内部(実施の形態20)もしくは外部(実施の形態19)に光センサプローグを配設することで、精度よく、その燃料タンクに貯留された燃料の性状を検出することが開示されているが、このうち、実施の形態20のように、光センサプローグを燃料タンクの内部に配設したものでは、外部、特に車両のエンジンルーム近傍に配設したものに比べ、温度や熱の影響を受け難いという利点がある。しかしながら、一方で、この特許文献1の光センサプローグに使用される光ファイバでは、透過型あるいは反射型を問わず、U字型に屈曲されており、この屈曲による影響が性状特性に重畳して現れてしまう。このことで、誤差が増えるという課題を抱えていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、温度や熱の影響を受け難いという燃料タンク内部の配設を踏襲しつつ、検出誤差を少なくした光ファイバセンサによる車両用燃料性状検出器を得ることを目的とするものである。
この発明に係る光ファイバセンサは、コアとクラッドとファイバジャケットより成り、上記コアにグレーティングが施されているとともに、該グレーティングが施されている箇所の上記ファイバジャケットが除去されていることで、上記クラッドが車両のインジェクタに供給される燃料に接触するように構成された光ファイバと、上記グレーティングのクラッドモードの波長帯域の光を上記光ファイバに入射する発光素子を有する光源部と、上記グレーティングが施された領域を透過した上記光の強度を検出する受光素子を有する受光部とで構成され、このうち上記光源部および受光部は上記燃料内に液没させ、かつ、上記光源部、光ファイバ、および受光部を直線状に配置させたものである。
この発明は以上説明したように、小型かつ構造が簡素で、しかも温度や熱の影響を受けることなく、燃料中のアルコール含有濃度を精度よく測定する光ファイバセンサによる車両用燃料性状検出器を得ることができる。
この発明の実施の形態1を示す車両用燃料制御系を示す構成図である。 図1におけるA部詳細図である。 図2におけるB部拡大図であり、本発明の要部となる光ファイバセンサを示す図である。 図3における外観斜視図である。 図3におけるC部拡大図である。 この発明の実施の形態1における光ファイバセンサの出力特性図である。 燃料の屈折率を示す表である。 図2における線D−Dに沿う断面図である。
実施の形態1.
本願の目的とするところは、背景技術の項でも述べたように、適正なECU制御のために燃料中のアルコール含有濃度を精度よく検知することにあるが、このアルコール含有濃度を測定する仕組みを説明するにあたり、まず燃料制御系全体の構成ならびに動作を図1に基づき説明する。なお、図1は一般的な車両用燃料系を示す構成図である。
図1において、100は本願の要部である光ファイバセンサによる燃料性状検出器(以下、光ファイバセンサと称す)、101は自動車などのエンジン、102は燃料噴射弁、103は燃料タンク、104は燃料ポンプ、106は燃料ポンプ104から燃料供給パイプ105を介して吸い上げた燃料117を濾過する高圧フィルタ、107は燃料分配管、108は燃圧レギュレータ、109は燃料リターンパイプである。110は空熱比センサ、111は点火プラグ、112はエンジン回転センサ、113は吸気圧センサ、114はスロットル弁、115はエアクリーナ、116はECUなどからなる制御装置で、光ファイバセンサ100の信号、空熱比センサ110の信号、エンジン回転センサ112および吸気圧センサ113などの信号が入力され、その入力に応じた制御量で燃料噴射弁102、点火プラグ111などを駆動する。
続いて、この燃料制御系の一連の動作を説明する。燃料タンク103に燃料117が給油されると、エンジン101の始動とともに、燃料117は燃料ポンプ104で加圧され、燃料供給パイプ105、高圧フィルタ106を通して燃料分配管107に流入し、一部が燃料噴射弁102よりエンジン101に供給され、他は燃圧レギュレータ108、燃料リターンパイプ109を通って燃料タンク103に戻される。なお、燃圧レギュレータ108は、燃料噴射弁102の燃料噴射量に関係なく、燃料分配管107までの圧力を常に一定値に保持する。さてここで、燃料ポンプ104に装着された光ファイバセンサ100にて、その燃料117のアルコール混合の有無、そして有の場合はその含有率が後述の如く測定される。この測定されたアルコール含有率が制御装置116に入力されると、制御装置116はエンジン回転センサ112および吸気圧センサ113などの信号によりエンジン状態を把握し、燃料噴射弁102の開弁時間を制御してエンジンに供給する燃料量を変化させ、一方で空熱比センサ110により空熱比を検出して、その時点でのエンジン状態に応じた目標値となるよう空熱比をフィードバック制御し、またエンジン状態に応じて点火プラグ111の点火時期を制御している。これにより、その車両に給油された燃料の種類に応じた最適なエンジン制御が可能となる。
次に、光ファイバセンサ100の燃料ポンプ104への取り付けについて図2に基づき説明する。なお、図2は図1におけるA部詳細図であり、いわゆる燃料供給装置を示す図である。図2において、フィルタ50を通して燃料117を吸引加圧し、その加圧された燃料を、燃料供給パイプ105を通して燃料噴射弁102(図1参照)に送り込む燃料ポンプ104は、一般的に、この燃料ポンプ104を燃料タンク103内に装着するにあたり燃料タンク103に穿設された開口孔103aを閉塞させるプレート51に固着させたスティ52により、燃料タンク103内にて支承されている。ここで、スティ52にはアーム53が具設されており、このアーム53に光ファイバセンサ100が、その向きを燃料117の液面と直交するように設けられている。
光ファイバセンサ100が具備する(後述する)光源部および受光部からの一対のセンシングライン54は、制御部55にて燃料性状を表す最適信号に変換されたのち、信号ライン56を経由し制御装置116と接続されるコネクタ57に接続される。ここで、一対のセンシングライン54は、後述する光ファイバセンサ100の構造上、制御部55との間の長さを異としている。なお、この図では、制御部55を燃料ポンプ104に付加、つまり燃料供給装置を構成する一部材として示したが、燃料タンク103またはその外部に設置してもよく、例えば、燃料タンク103に設置した場合では、コネクタ57の機能も取り込めば、部品点数の削減にもつながる。また、図1で示した、高圧フィルタ106や燃圧レギュレータ108を燃料供給装置に組み込んだ、いわゆる燃料ポンプモジュールの形態であっても構わない。特に燃圧レギュレータ108を燃料供給装置に組み込んだ場合、燃料リターンパイプ109を通って燃料タンク103に戻されることがないため、光ファイバセンサ100の耐温度性を緩和できるというメリットがある。
次に、光ファイバセンサ100の内部構造を図3および図4に基づき説明する。なお、図3は図2におけるB部詳細図、図4は図3の外観斜視図である。図3において、1は光ファイバ、3は光ファイバ1の一方の端部に配置された発光素子2からなる光源部、5は他方の端部に配置された受光素子4からなる受光部である。発光素子2は発光ダイオードやレーザダイオードなどを、受光素子4はスペクトルアナライザーやフォトダイオードなどを、それぞれ用いることができる。光源部3および受光部5は、パイプ6のそれぞれの開口部6aを貫通する光ファイバ1と気密状態で接続、すなわち、気密構造となっているが、これは図2からも明らかなように、光源部3および受光部5がともに燃料117内に液没しているからにほかならない。
この気密構造は、それぞれの開口部6aを溶接接合や硝子を用いた融着構造によって得られるが、一例として、開口部6aを低融点ガラスにて封止することが望ましい。なお、この封止にあたっては、パイプ6を金属で形成することが好ましく、上述した光源部3および受光部5と同様、燃料117内に液没することを考慮すると、特にステンレス鋼で形成するのがよい。なお、光ファイバ1は言うまでもなく、燃料117と接することが不可欠なため、パイプ6は、この図3、あるいは図4(a)でも示すように、例えば、螺旋状に燃料導入孔6bを設ければ、パイプ6自体の連続性(わかり易く言うと、光ファイバ1の保持)を保つことができる。この燃料導入孔6bは、(b)や(c)に示す形状でもよく、特に(c)では、パイプ6を樹脂で形成することが容易となり、光ファイバセンサ1の軽量化につながる。ここで、パイプ6を樹脂で形成した場合においては、上述した低融点ガラスでの封止は光源部3および受光部5側で行い、これら光源部3および受光部5とパイプ6を、例えば螺着によって接続すればよい。なお、樹脂の場合でも同様に液没を考慮すると、その材質はポリアセタール樹脂が好ましい。
以下、燃料性状の検出原理を図5〜7に基づき説明する。なお、図5は図3におけるC部拡大図、図6は光ファイバセンサの出力特性図、図7は燃料の屈折率を示す表である。光ファイバ1は、光源部3(図3参照)から出射される光が伝播するコア10と、この光をコア10に閉じ込めるためにこのコア10を覆っているクラッド11と、これらコア10、クラッド11を覆って保護するファイバジャケット12とを備えており、周囲の燃料の性状を検出するために、クラッド11が直接燃料117と接するようにファイバジャケット12の一部が除去されている。コア10およびクラッド11には石英ガラスなどの無機ガラスあるいはポリメチルメタアクリレートなどのプラスチック系の材料を用いることができ、またファイバジャケット12にはガソリン耐性の強いフッ素系などの樹脂を用いることができる。
性状を検出する原理は、コア10内を伝播する光のうち、グレーティング13で反射あるいは透過するときに生じる「クラッドモード」と呼ばれる光の強度が、クラッド11の外側に接する燃料の屈折率によって異なることを利用するものである。すなわち、コア10内を伝播する光は、グレーティング13の形成されていない部分では、コア10とクラッド11との境界面で反射を繰り返しながらコア10内のみを伝播するが、この光がグレーティング13に到達すると、グレーティング13を透過してコア10内を伝播していく第一の光14と、グレーティング13でブラック反射されてコア10内を反対方向に伝播していく第二の光15と、コア10から飛び出してクラッド11内を伝播する第三の光16とに分かれる。そして、光ファイバ1の光が伝播していく先に備えられた受光部5(図3参照)により、グレーティング13を通過してコア10内を伝播していく第一の光14と、コア10から飛び出してクラッド11内を伝播する第三の光16の強度を検出することができる。
ここで、クラッドモードの透過光強度の波長特性は、周期的な損失のピークを持っているが、この損失のピークは、光ファイバ1が燃料117に浸漬されていることから、この燃料117の屈折率に依存して大きさが変化することになる。また、アルコール燃料においては、燃料内のエタノール含有濃度に応じて燃料の屈折率が異なることが、図7に示す通り既に分かっている。そこで、クラッドモードによる透過スペクトル中の損失のピークが、燃料の屈折率の違いによって異なることを検出することで、液体の屈折率を検出して燃料中のアルコール含有濃度を推定することが可能となるわけである。
つまり、グレーティング13を透過した光の総光強度は、クラッド11の外側に接している燃料の性状(屈折率)により変化する。従って、受光素子4の受光量により、燃料の性状(屈折率)を検知することができる。なお、制御部55(図3参照)は、受光素子4により検出された受光量を電圧に変換して出力する。ここで、図6から、制御部55からの出力電圧(V)は、屈折率に対し、略反比例関係にあることがわかる。すなわち、図7とあわせ、ガソリン中にアルコールが増えてくると、屈折率は小さくなり、出力電圧は上がってくることがわかる。従って、制御部55からの出力電圧(V)の値から屈折率の推定値を計算、よりわかり易く述べると、出力電圧から屈折率が推定され、その屈折率から燃料の性状、すなわち、アルコール混合の有無や有の場合のその含有率を把握することが可能となる。言い換えると、「この燃料では、屈折率がこうなるから、こういった出力がなされるため、この出力に応じた、燃料噴射弁102の開弁時間や点火プラグ111の点火時期を制御する」ことで最適なエンジン制御が実現できるわけである
この最適なエンジン制御をもたらす光ファイバセンサ100の形状を更に詳しく述べる。既に説明した図2や図3からも明らかなように、本願における光ファイバセンサ100は、光ファイバ1はもとより、光源部3や受光部5も燃料117内に液没させている。このため、光ファイバ1を屈曲させる必要がなく、上述した燃料の性状に対して得られる出力電圧の誤差が極めて少ない。また、光源部3や受光部5は、その気密性を保つ工夫は要るが、液没ゆえに比較的温度変化が少なく、温度的に安定したセンサが得られる、という波及効果も大いに期待できる。
また、液没に際して、スティ52に具設させたアーム53に取り付けるようにしたので、その作業性はいたって容易である。なお、光ファイバセンサ100の燃料ポンプ104への取り付けにあたり、本願では、図8に示すように、開口孔103aの開口面積内に、この光ファイバセンサ100を含めた投影面積が収まるようにした。言い換えると、光ファイバセンサ100の断面積(S)を、開口孔103aの開口面積(S)から燃料ポンプ104の最大形の部分断面積(S)を引いた面積より小さくなるようにした。こうすることで、燃料性状検出器を備えた燃料供給装置であっても、傷を付けることもなくスムーズに燃料タンク103へ装着することができる。
以下、他の実施例を説明する。図6にて、光ファイバセンサ100の出力電圧と屈折率の関係を述べたが、例えば、グレーティング13に燃料が接していなかった場合では、その出力は、この図6に加筆した破線で示す出力が得られることになる。然るに、この(5V程度の)出力電圧が制御部55に入力されれば、燃料タンク103内の燃料の液面が光ファイバセンサ100の位置よりも低い、いわゆる「残燃料小」状態を知らしめる警告灯としても活用することが可能である。
なお、本願の光ファイバセンサ100は、燃料ポンプ104に取り付けた、いわゆる燃料供給装置の一部材としての位置付けで説明したが、必ずしも、この形態に限定されるわけではなく、例えば、特許文献1の図41と同様、この光ファイバセンサ100が、いわゆるスタンドアロンの形態であっても、これまで述べた効果は同様に得られることは言うまでもない。また、この光ファイバセンサ100は燃料性状検出器として述べたが、センサ自体を液面と直交する方向に伸ばすことで、液面検出器として応用できることも同様に言を俟たない。
1 光ファイバ、2 発光素子、3 光源部、4 受光素子、5 受光部、
6 パイプ、6a 開口部、6b 燃料導入孔、
10 コア、11 クラッド、12 ファイバジャケット、13 グレーティング、
100 光ファイバセンサ、101 エンジン、102 燃料噴射弁、
103 燃料タンク、103a 開口孔、104 燃料ポンプ、117 燃料。

Claims (4)

  1. コアとクラッドとファイバジャケットより成り、上記コアにグレーティングが施されているとともに、該グレーティングが施されている箇所の上記ファイバジャケットが除去されていることで、上記クラッドが車両のインジェクタに供給される燃料に接触するように構成された光ファイバと、上記グレーティングのクラッドモードの波長帯域の光を上記光ファイバに入射する発光素子を有する光源部と、上記グレーティングが施された領域を透過した上記光の強度を検出する受光素子を有する受光部とで構成され、燃料タンク内の上記燃料の性状を検出するために該燃料タンク内に配設された光ファイバセンサにおいて、
    上記光源部および受光部は上記燃料内に液没しており、かつ、上記光源部、光ファイバ、および受光部が直線状に配置されていることを特徴とする光ファイバセンサ。
  2. 発光部及び受光部はそれぞれ気密構造であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバセンサ。
  3. 光ファイバの低融点ガラスでの封止により気密構造が得られていることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバセンサ。
  4. 燃料タンクの燃料を車両のインジェクタに供給する燃料ポンプからなる燃料ポンプモジュールに具備され、かつ、この具備による投影面積が、上記燃料ポンプを上記燃料タンク内に装着するために上記燃料タンクに穿設された開口孔の開口面積より小さくなるように形成された請求項1に記載の光ファイバセンサを備えたことを特徴とする燃料供給装置。
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