JP2005335422A - インタンクモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】 液面センサを備えるインタンクモジュールにおいて、液面センサやその他の部品のレイアウトの自由度を増大する。
【解決手段】 燃料タンク5内に設けられ、基体部9と、揺動アーム10と、フロート12と、該揺動アーム10の揺動角度を検出するセンサ部13と、を有する液面センサ8を備えるインタンクモジュールにおいて、揺動アーム10の基端部10aの可動範囲Aを揺動中心14の上側に設定した。
【選択図】 図1
【解決手段】 燃料タンク5内に設けられ、基体部9と、揺動アーム10と、フロート12と、該揺動アーム10の揺動角度を検出するセンサ部13と、を有する液面センサ8を備えるインタンクモジュールにおいて、揺動アーム10の基端部10aの可動範囲Aを揺動中心14の上側に設定した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、液体タンク内に設けられ、フロートによって液体の貯留量を検知する液体センサを備えたインタンクモジュールに関する。
従来よりこの種のインタンクモジュールが種々提案されている。特許文献1は、その一例を開示する。
上記公報のインタンクモジュールには、図3に示すように、筐体21と、筐体21に揺動自在に支持される揺動アーム22と、揺動アーム22の先端に設けられるフロート23とからなる液面センサ20が設けられている。
この構成では、フロート23は液体24に浮くように構成されているので、液面の変化に応じて揺動アーム22の角度が変化する。そこで、この揺動アーム22の揺動角度を図示しないセンサ部で検出することによって、タンク内の液体の貯留量を検出している。
特開平8−94413号公報
上記インタンクモジュールでは、揺動アーム22の基端部の可動範囲は、揺動中心25の斜め下方に設定してある。しかしながら、かかる液面センサ20は、揺動アーム22の可動範囲が揺動中心の斜め下方であるから、筐体21の設置位置をタンク内の上部に限定せざるを得ず、特に、ポンプやレギュレータ、フィルタ等、他にも多くの部品を一体化して備えるインタンクモジュールの場合には、揺動アームとの干渉回避等も考慮すると、各部品を効率よく配置することができずに、インタンクモジュールが大型化してしまう場合があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、液面センサを備えるインタンクモジュールにおいて、液面センサやその他の部品のレイアウトの自由度を増大することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、液体タンク内に設けられ、基体部と、揺動アームと、フロートと、該揺動アームの揺動角度を検出するセンサ部と、を有する液面センサを備えるインタンクモジュールにおいて、上記揺動アームの基端部の可動範囲を揺動中心の上側に設定したことをことを趣旨とする。
また、請求項2の発明は、上記請求項1の発明において、上記液面センサを、上記揺動アーム側の基体部の側面がインタンクモジュールの内側に面する姿勢で設けた構成としている。
請求項1の発明によれば、揺動アームの基端部の可動範囲を揺動中心の上側に設定したので、液面センサのレイアウトの自由度が増大する。
また、請求項2の発明によれば、上記液面センサを、上記揺動アーム側の基体部の側面がインタンクモジュールの内側に面する姿勢で設けたので、揺動アームがインタンクモジュールの内側に配置されることとなり、その結果、揺動アームがインタンクモジュールの外側に配置されている場合に比べて、インタンクモジュールをよりコンパクトに構成することができる。また、液体タンク内に装着するときに揺動アームが液体タンク等に当接しにくくなり、その分、取り付け易くなるという利点がある。
(第1実施形態)以下、本発明を具現化した第1実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態では、内燃機関を搭載した自動車の燃料タンク内に装着されるインタンクモジュールが例示される。
図1は、燃料タンク内に装着したインタンクモジュールの概略構成図、図2は、インタンクモジュールの蓋部を取り外した平面図である。
本実施形態にかかるインタンクモジュール1は、蓋部2と垂下部3とを備えている。
蓋部2は、液体タンクとしての燃料タンク5の上面に設けられた開口5aに装着されており、その上面では、燃料を内燃機関に供給するためのパイプ7や、燃料タンク5内の電装部品と外部とを通電するためのコネクタ(図示せず)が露出している。
垂下部3は、蓋部2に設けられたガイド部4に上下動自在に案内されており、蓋部2との間に介在する付勢手段(例えばスプリング等、図示せず)によって、燃料タンク5の底面に押し付けられている。本実施形態では、この垂下部3に、燃料ポンプ、レギュレータ、フィルタ等の各構成要素(いずれも図示せず)や、各構成要素を接続するチューブ6が装着されている。
また、本実施形態では、液面センサ8も垂下部3に設けられており、当該液面センサ8は、基体部9と、基体部9に揺動自在に支持される揺動アーム10と、揺動アーム10の先端部10bに設けられ燃料11に浮かぶフロート12と、センサ部13と、を備えている。
基体部9は、垂下部3の上面に設けられている。この基体部9は、揺動中心14を中心に揺動自在な支持部15を備えており、この支持部15に揺動アーム10の基端部10aが装着されることで、揺動アーム10が揺動するようにしてある。
本実施形態では、揺動中心14が基体部9の下部に設定され、支持部15および揺動アーム10の基端部10aの可動範囲Aが該揺動中心14の上側となるようにしてある。そして、揺動アーム10の基端部10aより先端側の領域は、下方に向けて折り曲げられ、揺動アーム10の先端部10bおよびフロート12が、液面高さの変動範囲内(検出する範囲内)で可動するようにしてある。
また、センサ部13は、基体部9に設けられており、基体部9の側面9aに設けられた複数の電極13aと、支持部15に設けられる支持部側の電極13bとを備える。支持部15側の電極13bには、揺動アーム10(支持部15)の揺動角度に応じて、基体部9側の複数の電極13aのうちいずれか一つが接触するようになっており、さらに当該接触した電極13aに応じて、電極13bおよびその電極13aを直列に含む回路の抵抗値が変化するように構成してある。したがって、その抵抗値を検出することで、揺動アーム10の揺動角度、すなわち燃料11の液面高さを検出することができる。なお、抵抗値は、例えば、センサ部13にリード線やコネクタ等(図示せず)を介して接続された燃料タンク5外部のECU(図示せず)において、一定電圧を印加した状態での電流値として検出される。
そして、本実施形態では、図2に示すように、基体部9の揺動アーム10側の側面9aが、インタンクモジュール1の内側を向くようにしてある。
以上のように、本実施形態では、揺動アーム10の基端部10aの可動範囲Aを揺動中心14の上側に設定したので、揺動アームの基端部の可動範囲が揺動中心の下側であった場合には設置できなかった場所にも基体部9を設置することができるようになり、その分、液面センサ8や他の構成部品のレイアウトの自由度が増大する。さらに、揺動アーム10を、揺動中心14から一端上方に伸びた後下方に伸びる折曲構成としたため、燃料やダストが、先端部10b側から揺動アーム10を伝ってセンサ部13に到来するのを抑制することができ、センサ部13の信頼性が向上するという利点もある。
また、本実施形態では、基体部9の揺動アーム10側の側面9aが、インタンクモジュール1の内側を向くようにしたので、揺動アーム10の基端部10a側が垂下部3や蓋部2の側壁より内側に位置することとなり、その分、インタンクモジュール1を横方向に小さくすることができる。
さらに、本実施形態では、揺動アーム10を蓋部2と垂下部3との間の空間16を通すようにしたので、揺動アーム10を、インタンクモジュール1の側外方に張り出さない状態で空間16内において自在に折り曲げることができるようになり、コンパクトな構成としながら、フロート12の可動領域や、基体部9のレイアウトの自由度を増大することができる。
なお、本発明は、次のような別の実施形態に具現化することができる。以下の別の実施形態でも上記実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、インタンクモジュールに含まれる燃料ポンプ等の多くの構成要素を垂下部に設ける構成としたが、これに替えて、当該構成要素が蓋部に設けられる構成としてもよい。
(2)また、上記実施形態では、二つの電極が接触するセンサ部を設けたが、これに替えて、例えば可変抵抗としての電極や非接触磁気センサを用いる等、他の方式のセンサ部を設けてもよい。
また、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項1,2に記載のインタンクモジュールは、タンク上面開口に設けられる蓋部と、該蓋部の下方に設けられる垂下部とを備え、揺動アームを、蓋部と垂下部との間の空間を通すようにするのが好適である。
こうすれば、その空間内で揺動アームを自在に折り曲げることができるようになり、その分、フロートの可動領域や、基体部のレイアウトの自由度を増大することができる。
1 インタンクモジュール
5 燃料タンク(液体タンク)
8 液面センサ
9 基体部
9a 側面
10 揺動アーム
12 フロート
13 センサ部
14 揺動中心
A 可動範囲
5 燃料タンク(液体タンク)
8 液面センサ
9 基体部
9a 側面
10 揺動アーム
12 フロート
13 センサ部
14 揺動中心
A 可動範囲
Claims (2)
- 液体タンク内に設けられ、基体部と、該基体部にその側面に沿って揺動自在に支持される揺動アームと、該揺動アームの先端側に設けられるフロートと、該揺動アームの揺動角度を検出するセンサ部と、を有する液面センサを備えるインタンクモジュールにおいて、
前記揺動アームの基端部の可動範囲を揺動中心の上側に設定したことを特徴とするインタンクモジュール。 - 前記液面センサを、前記揺動アーム側の基体部の側面がインタンクモジュールの内側に面する姿勢で設けたことを特徴とする請求項1に記載のインタンクモジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004153363A JP2005335422A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | インタンクモジュール |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004153363A JP2005335422A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | インタンクモジュール |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007113997A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Yazaki Corp | 液面レベルセンサ |
JP2010228697A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Honda Motor Co Ltd | 燃料供給装置 |
CN108595792A (zh) * | 2018-04-10 | 2018-09-28 | 西安交通大学 | 一种飞机油箱燃油测量传感器布局优化方法 |
CN113239485A (zh) * | 2021-04-30 | 2021-08-10 | 西安交通大学 | 一种适用大过载与反飞工况的飞机油量传感器布局方法 |
JP2022017563A (ja) * | 2015-11-30 | 2022-01-25 | キヤノン株式会社 | 液体収納容器および記録装置 |
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2004
- 2004-05-24 JP JP2004153363A patent/JP2005335422A/ja active Pending
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