JPH05267937A - 復調回路 - Google Patents

復調回路

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Publication number
JPH05267937A
JPH05267937A JP4063397A JP6339792A JPH05267937A JP H05267937 A JPH05267937 A JP H05267937A JP 4063397 A JP4063397 A JP 4063397A JP 6339792 A JP6339792 A JP 6339792A JP H05267937 A JPH05267937 A JP H05267937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
vco
output signal
voltage
current
Prior art date
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Pending
Application number
JP4063397A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Imaizumi
宜昭 今泉
Katsumi Imai
克巳 今井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH05267937A publication Critical patent/JPH05267937A/ja
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 VCOの自動調整が出来ると共にICのピン
数を削減したPLL型の復調回路を提供する。 【構成】 本発明は、PLL回路(5)と、LPF(1
6)と、差動増幅回路(20)と、第1乃至第3電流ミ
ラー回路(23),(26)及び(29)と、基準電圧
発生回路(32)と、コンパレータ(13)とから構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VCO(電圧制御発振
器)の中心周波数(フリーラン周波数)を自動調整する
ことができるPLL型の復調回路に関するもので、特に
IC化に適した復調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】PLL回路を用いてFM変調された信号
を復調する復調回路が知られている。そのような復調回
路ではPLL回路内部のVCOの発振周波数が、復調の
基準となるため、該発振周波数を正確に定める必要があ
る。その為、従来より可変抵抗等を利用して手動により
調整が行なわれていた。しかしながら、手動による調整
は、製造工程における繁雑さを招き問題である。そこ
で、図2に示す如く、VCOの自動調整機能を備えた復
調回路が用いられている。図2の位相比較器(1)、第
1LPF(ローパスフィルタ)(2)、V−I(電圧−
電流)変換回路(3)及びVCO(4)から成るPLL
回路(5)には入力端子(6)からFM変調された入力
信号が印加されている。VCO(4)の中心周波数は、
前記入力信号の中心周波数に等しい。第1LPF(2)
の出力端にはFM検波された検波出力信号が得られる。
図2の回路ではPLL回路(5)ブロックの電源電圧
と、復調された信号を利用する利用回路(7)の電源電
圧とが異なる。その為、IC(8)のピン(9)を介し
て結合コンデンサ(10)に印加され、直流分を除去さ
れた後、再びピン(11)を介してIC(8)内部の利
用回路(7)に印加され、直流再生されている。
【0003】一方、第1LPF(2)の出力信号は、更
に第2LPF(12)で平滑され、信号成分が除去され
て直流成分のみに変換される。入力信号が無変調の場
合、第1LPF(2)の出力直流電圧は、ある一定値と
なる。その為、第2LPF(12)の出力直流電圧もそ
れと等しい値になる。そこで、コンパレータ(13)の
基準電源(14)の値をその値と等しく設定する。する
と、VCO(4)が正しく発振している場合には、コン
パレータ(13)がバランスし、出力信号が発生しな
い。その為、その状態を継続する。又、VCO(4)の
発振周波数が変動すると、第2LPF(12)の出力電
圧が上下に変化するので、コンパレータ(13)の出力
が「H」又は「L」レベルとなる。すると、V−I変換
回路(15)から制御電流が発生しVCO(4)の発振
周波数が制御される。
【0004】従って、図2の回路に依れば、PLL回路
のVCOの中心周波数を自動調整できるとともにFM変
調された信号を検波し、所望の直流レベルで得ることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2の回路では、PL
L回路(5)部では低消費電力化などを考慮し、5V電
源が、ノイズキャンセラーやアンプを内蔵する利用回路
(7)では信号のダイナミックレンジ等の関係から9V
電源が利用されている。その際、正確に直流再生を行う
為に直流阻止用の結合コンデンサ(10)を利用してい
る。しかしながら、結合コンデンサ(10)はICピン
を2ピン必要とし、ICのピン数増加を招き問題であっ
た。又、第2LPF(12)のコンデンサは、ICのチ
ップ面積を大きく占めるので、この存在も好ましくな
い。その為、結合コンデンサ(10)と第2LPF(1
2)のコンデンサを兼用することが希求されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
み成されたもので、変調された入力信号を検波するPL
L回路と、該PLL回路の検波出力信号を平滑し、その
信号成分を除去するローパスフィルタと、該ローパスフ
ィルタの出力直流電圧と前記検波出力信号とを比較する
差動増幅回路と、該差動増幅回路の出力電圧を交流電流
に変換する電圧電流変換回路と、該電圧電流変換回路の
出力交流電流に応じて所望の直流電圧に重畳された交流
出力電圧を発生する出力回路と、前記ローパスフィルタ
の出力電圧と基準電圧とを比較し、その比較出力に応じ
て前記PLL回路に内蔵されるVCOの中心周波数を調
整するコンパレータと、から成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に依れば、PLL回路の検波出力信号を
ローパスフィルタで平滑し、直流電圧に変換する。そし
て、該直流電圧をVCOの自動調整用に利用すると共に
差動増幅回路の一方の入力端子に印加する。前記差動増
幅回路の他方の入力端子には前記検波出力信号を直接印
加する。その結果、前記差動増幅器より交流成分のみの
信号出力を得ることが可能となる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す回路図で、
(16)は抵抗(17)及びコンデンサ(18)から成
り、第1LPF(2)の出力信号を更に平滑し、信号成
分を除去するLPF、(19)は前記抵抗(17)と等
しい抵抗値を有する抵抗、(20)はトランジスタ(2
1)及び(22)から成る差動増幅回路、(23)はト
ランジスタ(24)及び(25)から成る第1電流ミラ
ー回路、(26)はトランジスタ(27)及び(28)
から成る第2電流ミラー回路、(29)はトランジスタ
(30)及び(31)から成る第3電流ミラー回路、
(32)は利用回路(7)の1/2の電源電圧を発生す
る基準電圧発生回路、(33)は該基準電圧発生回路
(32)の出力直流電圧上に点Aからの交流信号を重畳
させる抵抗である。
【0009】第1LPF(2)の出力信号は、抵抗(1
9)を介して差動増幅回路(20)のトランジスタ(2
1)のベースに印加されると共にLPF(16)に印加
される。その為、トランジスタ(21)及び(22)の
ベースに印加される直流成分は、相殺され交流成分が、
各コレクタに発生する。又、LPF(16)の出力直流
電圧は、コンパレータ(13)に印加され基準電圧と比
較される。コンパレータ(13)の比較動作及びその後
の制御については図2の場合と同じである。
【0010】トランジスタ(21)及び(22)のコレ
クタに得られる2つの出力電流は、第1乃至第3電流ミ
ラー回路(23),(26)及び(29)で反転され
て、点Aに供給される。点Aにおいては、差動増幅器
(20)の直流成分が相殺され、交流電流のみが発生す
る。該交流電流は、抵抗(33)により所望の直流バイ
アスに重畳されて利用回路(7)に供給される。
【0011】従って、図1の回路に依ればICのピン数
を削減してもPLL回路のVCOを自動調整できるとと
もに、任意の直流再生が可能となる。
【0012】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に依ればVCO
の自動調整が出来ると共にICのピン数を削減したPL
L型の復調回路を提供することができる。特に本発明に
依れば、IC内に存在したコンデンサを削除できるの
で、IC化に適している。又、本発明に依れば、検波し
た信号をコンデンサ(直流阻止用)を介さずに直流再生
しているのでコンデンサに起因する信号劣化が少ない、
という利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の復調回路を示す回路図である。
【図2】従来の復調回路を示す回路図である。
【符号の説明】
(5) PLL回路 (13) コンパレータ (16) LPF (20) 差動増幅回路 (32) 基準電圧発生回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相比較回路、平滑回路及びVCOから
    なり前記平滑回路の出力信号を検波出力信号に利用する
    PLL回路と、 該PLL回路の前記検波出力信号を更に平滑し、その信
    号成分を除去するローパスフィルタと、 該ローパスフィルタの出力直流電圧と前記検波出力信号
    とを比較し、直流分を含まない検波出力信号を発生する
    差動増幅回路と、 基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、 該基準電圧発生回路の出力基準電圧と前記差動増幅回路
    の検波出力信号を混合する混合回路と、 前記ローパスフィルタの出力電圧と基準電圧とを比較
    し、その比較出力に応じて前記PLL回路に内蔵される
    VCOの中心周波数を調整するコンパレータと、から成
    ることを特徴とする復調回路。
  2. 【請求項2】 前記PLL回路は、位相比較器とローパ
    スフィルタと、VCOとから成ることを特徴とする請求
    項1記載の復調回路。
  3. 【請求項3】 前記VCOは、発振周波数が電流で制御
    されることを特徴とする請求項2記載の復調回路。
JP4063397A 1992-03-19 1992-03-19 復調回路 Pending JPH05267937A (ja)

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JP4063397A JPH05267937A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 復調回路

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JP4063397A JPH05267937A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 復調回路

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JP (1) JPH05267937A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3619880A1 (de) * 1985-06-17 1986-12-18 Casio Computer Co., Ltd., Higashiyamato, Tokyo Datenverarbeitungssystem

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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