JPH05267426A - 半導体装置及びその検査方法 - Google Patents

半導体装置及びその検査方法

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JPH05267426A
JPH05267426A JP4064586A JP6458692A JPH05267426A JP H05267426 A JPH05267426 A JP H05267426A JP 4064586 A JP4064586 A JP 4064586A JP 6458692 A JP6458692 A JP 6458692A JP H05267426 A JPH05267426 A JP H05267426A
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JP
Japan
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contact holes
wiring layer
contact hole
wiring
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP4064586A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Tatsuma
賢一郎 辰馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンタクトホールにおける配線材料の被覆性
を非破壊で、短期間に検査する。 【構成】 半導体基板上の絶縁層に実寸のコンタクトホ
ール1と、それに対して順次一定比率で寸法が小さくな
るコンタクトホール2〜5が形成されている。絶縁膜層
の上,下層に配線層が形成され、コンタクトホールを通
して電気的に接続されている。スイッチ16,17を閉
じて電流源12から電流を供給し、電圧計13で測定端
子6〜11間に発生した電圧を測定し、抵抗値を求め
る。コンタクトホール1〜5中に加工されていないかま
たは配線が不完全なものがあった場合、スイッチ19を
閉じて測定端子6〜8の間の抵抗を測定し、以下同様に
抵抗値が求められるまで順次スイッチを閉じていく。最
初に抵抗値が得られた測定端子に係るコンタクトホール
の寸法で、最小の加工精度を知る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置及びその検
査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年半導体集積回路装置の高集積化、及
び微細化に伴ってその構成要素である配線の微細化、多
層化が進んでいる。例えば、最近では1μm幅のAl
(アルミニウム)配線を絶縁層をはさんで多層構造にし
て用いられるようになってきている。このように微細化
の進んだ配線では、いわゆるエレクトロマイグレーショ
ンにより、断線が発生することがある。このようなエレ
クトロマイグレーションによる信頼性については、第6
回インターナショナル・ライアリビティ・フィジックス
・シンポジュウム・プロシーディング 1966年 1
48−159頁 ジェ・アール・ブラック 「マス・ト
ランスポート・オブ・アルミニウム・バイ・モウメンタ
ム・イクスチェンジ・ウイズ・コンダクティビティ・エ
レクトロンズ」(J.R.Black "Mass transport of Al by
momentum exchange with conductivity electrons "Pr
oc. 6th International Reliability Physics Symposi
um p148-159 1966)に示されている。このため、配線自
身や多層配線間を電気的に接続する目的で形成された絶
縁膜に開けられたコンタクトホール等を評価する場合、
例えば、製品完成後に半導体基板を割り、配線あるい
は、コンタクトホール中のAl配線の被覆状態を観察す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成では、配線構造の良否を判断しようとすると、製品完
成後に半導体基板を割り、破断面の観察を行う必要があ
る。この際、半導体基板上に多く形成された他の半導体
素子を破壊してしまうという問題がある。また、破断面
を観察する場合、現在のように微細化の進んだ配線構造
では光学顕微鏡では観察ができず、高額な電子顕微鏡が
必要となる。
【0004】さらに観察しても結果、良否判定が困難な
場合、製品として組み立てた後、回路に電流を流して初
めて欠陥に気付くことがある。すなわち電流を流すこと
で、エレクトロマイグレーションが発生し、断線してし
まう。この場合、製品を組み立てるための費用と、時間
で多大な損失を受けるという問題がある。
【0005】前記に鑑み、本発明の半導体装置及びその
検査方法は、異なる配線層間の電気的接続を得るための
コンタクトホールにおける配線材料の被覆性を非破壊
で、短期間に検査することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の半導体装置は、半導体基板上に形成され
た絶縁膜層を挟んで形成された2つの配線層と、その配
線層間を電気的に接続するために開けられた複数個のコ
ンタクトホールと、前記複数個のコンタクトホールの各
々が異なる寸法を持ち、かつ前記複数個のコンタクトホ
ールの下部に前記複数個のコンタクトホールの隣合う2
つの第1の組に接続された第1の配線層と、前記複数個
のコンタクトホールの上部に前記複数個のコンタクトホ
ールの隣合う2つの第2の組に接続された第2の配線層
とを備え、前記第1の配線層が接続された任意の前記第
1の組の各々のコンタクトホールには、前記第2の配線
層が接続された前記第2の組の2組の内の互いに異なる
組のコンタクトホールと接続されている。
【0007】また前記の目的を達成するために、本発明
の半導体装置の検査方法は、半導体基板上に形成された
絶縁膜層を挟んで形成された2つの配線層と、その配線
層間を電気的に接続するために開けられた複数個のコン
タクトホールと、前記複数個のコンタクトホールの各々
が異なる寸法を持ち、かつ前記複数個のコンタクトホー
ルの下部に前記複数個のコンタクトホールの隣合う2つ
の第1の組に接続された第1の配線層と、前記複数個の
コンタクトホールの上部に前記複数個のコンタクトホー
ルの隣合う2つの第2の組に接続された第2の配線層と
を備え、前記第1の配線層が接続された任意の前記第1
の組の各々のコンタクトホールには、前記第2の配線層
が接続された前記第2の組の2組の内の互いに異なる組
のコンタクトホールと接続されており、前記第1、2の
配線層間の抵抗を順次測定し、電気的に導通が得られる
最小のコンタクトホールの寸法を検査する。
【0008】さらに、半導体基板上に形成された絶縁膜
層を挟んで形成された2つの配線層と、その配線層間を
電気的に接続するために開けられた複数個のコンタクト
ホールと、前記複数個のコンタクトホールの各々が異な
る寸法を持ち、かつ前記複数個のコンタクトホールの下
部に前記複数個のコンタクトホールの隣合う2つの第1
の組に接続された第1の配線層と、前記複数個のコンタ
クトホールの上部に前記複数個のコンタクトホールの隣
合う2つの第2の組に接続された第2の配線層とを備
え、前記第1の配線層が接続された任意の前記第1の組
の各々のコンタクトホールには、前記第2の配線層が接
続された前記第2の組の2組の内の互いに異なる組のコ
ンタクトホールと接続されており、前記第1、2の配線
層間の抵抗を順次測定し、電気的に導通が得られる最小
のコンタクトホールと前記複数個のコンタクトホールの
内最も寸法の大きいコンタクトホールの間に電流を流
し、断線するまでの時間を測定する。
【0009】
【作用】本発明の半導体装置及びその検査方法では、コ
ンタクトホール寸法の小さいものから順次導通を測定
し、初めて導通が得られたコンタクトホールの寸法を知
ることにより、その製品ロットのコンタクトホールの最
少加工寸法がわかる。また、規定された電流を印加した
後、導通を調べることにより、エレクトロマイグレーシ
ョンに対する耐性を確認することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。
【0011】図1は本発明の一実施例に係る半導体装置
の概略を示す。同図において、1は実際の回路に使用さ
れている寸法のコンタクトホール、2〜4はコンタクト
ホール1より、例えば、順次10%ずつ寸法を小さくし
たコンタクトホール、5はこの例の場合実際の回路に使
用されている最小寸法の60%の寸法のコンタクトホー
ル、6はコンタクトホール1に係る測定端子、7はコン
タクトホール2,3に係る測定端子、8はコンタクトホ
ール4,5に係る測定端子、9はコンタクトホール1,
2に係る測定端子、10はコンタクトホール3,4に係
る測定端子、11は加工可能な最小寸法のコンタクトホ
ール5に係る測定端子である。この例では、寸法を10
%ずつ小さくしている。しかし、この寸法の縮小率及び
測定用のコンタクトホールの数は、測定精度の要望によ
り設定を変えて用いられる。
【0012】これらのコンタクトホールは、半導体基板
上に形成された絶縁膜層に形成されている。また、コン
タクトホールはその絶縁膜層によって電気的に絶縁さ
れ、絶縁膜層の上層および下層にAl配線層が形成され
ている。この上層及び下層のAl配線層はコンタクトホ
ールを通して電気的に接続されている。
【0013】図2は、本発明の一実施例に係る半導体装
置の検査方法の概略を示す。同図において、12は半導
体装置のコンタクトホールの抵抗を測定するために電流
を印加するための電流源であって、さらには電流印加用
の電源としても使用する。13はコンタクトホールに電
流源12で流した電流によって測定端子間に発生する電
圧を測定するための電圧計、14〜19は、測定端子6
〜11を任意に電気的に接続するためのスイッチであ
る。
【0014】以下、本発明の一実施例に係る半導体装置
の検査方法を図2に基づいて説明する。
【0015】まず、スイッチ16及び17を閉じ、電流
源12より1mAの電流を印加する。この電流値は半導
体装置により変えることができる。次に電圧計13によ
り測定端子6〜11の間に発生した電圧を測定し、抵抗
値に換算する。
【0016】ここで抵抗値が測定不能すなわち、コンタ
クトホール1〜5の中に加工されていないもしくは、配
線が不完全なコンタクトホールがあった場合、スイッチ
19を閉じて、同様にして測定端子6〜8の間の抵抗を
測定する。
【0017】以下同様に抵抗が測定されるまで順次スイ
ッチを閉じていく。そして、最初に抵抗が測定された測
定端子に係るコンタクトホールの寸法によって、最小の
加工精度を知ることができる。
【0018】次に、事前にエレクトロマイグレーション
を評価するために選んだ寸法を持つコンタクトホール、
例えば回路で使用しているコンタクトホール寸法の80
%に係る測定端子、この例の場合測定端子10、と使用
されているコンタクトホール寸法に係る測定端子6の間
に所定の電流を所定の時間、例えば電流密度を1×10
7A/cm2で、印加時間10秒間とし、印加後の抵抗を
測定する。
【0019】この電流の印加時間及び電流密度は、事前
にエレクトロマイグレーションを評価するに当たって、
一般に使用される場合の条件下で、10年以上使用時間
に相当するように加速係数を設定した値としている。こ
の検査によりコンタクトホールが断線しなかった場合に
は、コンタクトホールの加工精度が使用上問題ないこと
が分かる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は半導体集
積回路内に多用されているコンタクトホールに関して、
その半導体基板に係る加工精度及び、信頼性を効率よく
検査できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体装置の外観斜視図
【図2】本発明に係る半導体装置の検査配線図
【符号の説明】
1〜5 コンタクトホール 6〜11 測定端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に形成された絶縁膜層を挟ん
    で形成された2つの配線層と、その配線層間を電気的に
    接続するために開けられた複数個のコンタクトホール
    と、前記複数個のコンタクトホールの各々が異なる寸法
    を持ち、かつ前記複数個のコンタクトホールの下部に前
    記複数個のコンタクトホールの隣合う2つの第1の組に
    接続された第1の配線層と、前記複数個のコンタクトホ
    ールの上部に前記複数個のコンタクトホールの隣合う2
    つの第2の組に接続された第2の配線層とを備え、前記
    第1の配線層が接続された任意の前記第1の組の各々の
    コンタクトホールには、前記第2の配線層が接続された
    前記第2の組の2組の内の互いに異なる組のコンタクト
    ホールと接続されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】半導体基板上に形成された絶縁膜層を挟ん
    で形成された2つの配線層と、その配線層間を電気的に
    接続するために開けられた複数個のコンタクトホール
    と、前記複数個のコンタクトホールの各々が異なる寸法
    を持ち、かつ前記複数個のコンタクトホールの下部に前
    記複数個のコンタクトホールの隣合う2つの第1の組に
    接続された第1の配線層と、前記複数個のコンタクトホ
    ールの上部に前記複数個のコンタクトホールの隣合う2
    つの第2の組に接続された第2の配線層とを備え、前記
    第1の配線層が接続された任意の前記第1の組の各々の
    コンタクトホールには、前記第2の配線層が接続された
    前記第2の組の2組の内の互いに異なる組のコンタクト
    ホールと接続されており、前記第1、2の配線層間の抵
    抗を順次測定し、電気的に導通が得られる最小のコンタ
    クトホールの寸法を検査することを特徴とする半導体装
    置の検査方法。
  3. 【請求項3】半導体基板上に形成された絶縁膜層を挟ん
    で形成された2つの配線層と、その配線層間を電気的に
    接続するために開けられた複数個のコンタクトホール
    と、前記複数個のコンタクトホールの各々が異なる寸法
    を持ち、かつ前記複数個のコンタクトホールの下部に前
    記複数個のコンタクトホールの隣合う2つの第1の組に
    接続された第1の配線層と、前記複数個のコンタクトホ
    ールの上部に前記複数個のコンタクトホールの隣合う2
    つの第2の組に接続された第2の配線層とを備え、前記
    第1の配線層が接続された任意の前記第1の組の各々の
    コンタクトホールには、前記第2の配線層が接続された
    前記第2の組の2組の内の互いに異なる組のコンタクト
    ホールと接続されており、前記第1、2の配線層間の抵
    抗を順次測定し、電気的に導通が得られる最小のコンタ
    クトホールと前記複数個のコンタクトホールの内最も寸
    法の大きいコンタクトホールの間に電流を流し、断線す
    るまでの時間を測定する半導体装置の検査方法。
JP4064586A 1992-03-23 1992-03-23 半導体装置及びその検査方法 Pending JPH05267426A (ja)

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ID=13262504

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104465420A (zh) * 2013-09-18 2015-03-25 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 用于获取晶圆级键合结构电阻的方法及其半导体结构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104465420A (zh) * 2013-09-18 2015-03-25 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 用于获取晶圆级键合结构电阻的方法及其半导体结构

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