JPH0526692Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0526692Y2 JPH0526692Y2 JP1986072225U JP7222586U JPH0526692Y2 JP H0526692 Y2 JPH0526692 Y2 JP H0526692Y2 JP 1986072225 U JP1986072225 U JP 1986072225U JP 7222586 U JP7222586 U JP 7222586U JP H0526692 Y2 JPH0526692 Y2 JP H0526692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- battery
- rib
- battery case
- ribs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims description 4
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 claims description 4
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 4
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は密閉形鉛蓄電池の電槽の改良に関する
ものである。
ものである。
従来技術とその問題点
一般に密閉形鉛蓄電池では、上方に向けて開口
する電槽と、電槽の上部を覆う蓋とで密閉室が形
成され、密閉室内には隔壁によつて分割され複数
個のセル室が形成されている。各セル室には陰、
陽極板とセパレータとが複数枚ずつ重ね合わされ
た極群が挿入されていると共に、上記蓋には開閉
弁が設けられている。
する電槽と、電槽の上部を覆う蓋とで密閉室が形
成され、密閉室内には隔壁によつて分割され複数
個のセル室が形成されている。各セル室には陰、
陽極板とセパレータとが複数枚ずつ重ね合わされ
た極群が挿入されていると共に、上記蓋には開閉
弁が設けられている。
ところが上記従来の密閉形鉛蓄電池では、開閉
弁の開弁圧が0.2〜0.4Kg/cm2、電槽側壁厚さが4
mm未満に設定されているため、電池使用中に電池
内圧が開弁圧近くまで上昇した際、電槽にふくれ
が生じるという欠点があつた。
弁の開弁圧が0.2〜0.4Kg/cm2、電槽側壁厚さが4
mm未満に設定されているため、電池使用中に電池
内圧が開弁圧近くまで上昇した際、電槽にふくれ
が生じるという欠点があつた。
考案の目的
本考案は上記欠点を解消したもので、電池使用
時の電槽のふくれを防止することによつて、優れ
た密閉形鉛蓄電池を提供するものである。
時の電槽のふくれを防止することによつて、優れ
た密閉形鉛蓄電池を提供するものである。
考案の構成
本考案は、隔壁と平行な側壁にリブを設けた電
槽を備えた蓄電池において、該リブを交差させて
その交差点を4個以上設けると共に、該リブの高
さを該側壁の最小肉厚の2倍以上に設定し且つ該
リブの巾を該側壁の最小肉厚の1/2以上に設定し
た蓄電池である。
槽を備えた蓄電池において、該リブを交差させて
その交差点を4個以上設けると共に、該リブの高
さを該側壁の最小肉厚の2倍以上に設定し且つ該
リブの巾を該側壁の最小肉厚の1/2以上に設定し
た蓄電池である。
実施例
本考案の一実施例を図面に基づき詳述する。第
1図は本考案蓄電池の外観斜視図、第2図は本考
案に用いる電槽の平面図であり、本考案蓄電池1
は上方に向けて開口する熱可塑性合成樹脂製の電
槽2と、電槽2の上部を覆う熱可塑性合成樹脂製
の蓋3とで密閉室が形成され、密閉室内には隔壁
4によつて分割され複数個のセル室5が形成され
ている。各セル室5には陰、陽極板とセパレータ
とが複数枚ずつ重ね合わされた極群6が挿入され
ていると共に、上記蓋3には開閉弁(図示せず)
が設けられている。また、隔壁4と平行な側壁7
にはリブ8が設けられている。また実験の結果、
電槽2のふくれを2mm以下に減少させるために
は、リブ8をそれぞれ交差させてその交差点9を
4個以上設けると共に、リブ8の高さHを側壁7
の最小肉厚Wの2倍以上に設定し且つリブ8の巾
Tを側壁7の最小肉厚Wの1/2以上に設定する必
要があることが判明した。
1図は本考案蓄電池の外観斜視図、第2図は本考
案に用いる電槽の平面図であり、本考案蓄電池1
は上方に向けて開口する熱可塑性合成樹脂製の電
槽2と、電槽2の上部を覆う熱可塑性合成樹脂製
の蓋3とで密閉室が形成され、密閉室内には隔壁
4によつて分割され複数個のセル室5が形成され
ている。各セル室5には陰、陽極板とセパレータ
とが複数枚ずつ重ね合わされた極群6が挿入され
ていると共に、上記蓋3には開閉弁(図示せず)
が設けられている。また、隔壁4と平行な側壁7
にはリブ8が設けられている。また実験の結果、
電槽2のふくれを2mm以下に減少させるために
は、リブ8をそれぞれ交差させてその交差点9を
4個以上設けると共に、リブ8の高さHを側壁7
の最小肉厚Wの2倍以上に設定し且つリブ8の巾
Tを側壁7の最小肉厚Wの1/2以上に設定する必
要があることが判明した。
本考案蓄電池1の開弁圧は電池内部より発生す
るガスの排出量を小さくするため、0.2〜0.4Kg/
cm2に設定されている。また、側壁7の厚さは熱可
塑性合成樹脂で電槽を成形する時にヒケが発生す
ることを防止するため、4mm未満に設定されてい
る。
るガスの排出量を小さくするため、0.2〜0.4Kg/
cm2に設定されている。また、側壁7の厚さは熱可
塑性合成樹脂で電槽を成形する時にヒケが発生す
ることを防止するため、4mm未満に設定されてい
る。
考案の効果
本考案はその実用新案登録請求の範囲に記載し
た通りの構成であるため、以下の効果が期待でき
る。
た通りの構成であるため、以下の効果が期待でき
る。
(1) 電池内圧が開弁圧(0.2〜0.4Kg/cm2)近くま
で上昇しても電槽のふくれは許容範囲以下にす
ることができる。
で上昇しても電槽のふくれは許容範囲以下にす
ることができる。
(2) 上記(1)の結果、極群緊圧の低下を防止できる
ため、電池寿命が延びる。
ため、電池寿命が延びる。
本考案は上記の通り、その工業的価値は大であ
る。
る。
第1図は本考案蓄電池の外観斜視図、第2図は
電槽の平面図、第3図は側壁の要部断面図であ
る。 4……隔壁、7……側壁、8……リブ、9……
交差点。
電槽の平面図、第3図は側壁の要部断面図であ
る。 4……隔壁、7……側壁、8……リブ、9……
交差点。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 隔壁と平行な側壁にリブを設けた電槽を備え
た蓄電池において、該リブを交差させてその交
差点を4個以上設けると共に、該リブの高さを
該側壁の最小肉厚の2倍以上に設定し且つ該リ
ブの巾を該側壁の最小肉厚の1/2以上に設定し
たことを特徴とする蓄電池。 2 電槽が熱可塑性合成樹脂で形成されている実
用新案登録請求の範囲第1項記載の蓄電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986072225U JPH0526692Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986072225U JPH0526692Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62183359U JPS62183359U (ja) | 1987-11-20 |
JPH0526692Y2 true JPH0526692Y2 (ja) | 1993-07-06 |
Family
ID=30915494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986072225U Expired - Lifetime JPH0526692Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526692Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5551054B2 (ja) * | 2010-12-08 | 2014-07-16 | 古河電池株式会社 | 鉛蓄電池 |
-
1986
- 1986-05-13 JP JP1986072225U patent/JPH0526692Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62183359U (ja) | 1987-11-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR950002102A (ko) | 이극 납-산 배터리의 조립 방법 및 그 이극 배터리 | |
JPH043064B2 (ja) | ||
US6300005B1 (en) | Battery with container compartment and end wall stiffening block | |
JPH0526692Y2 (ja) | ||
US3553020A (en) | Spill-proof battery | |
JPH0471309B2 (ja) | ||
GB2162363A (en) | Electric storage battery | |
JPH0644016Y2 (ja) | 電池の梱包ケース | |
JPH0535579Y2 (ja) | ||
KR100207570B1 (ko) | 케이스구조가 개선된 전지 | |
JPH0517814Y2 (ja) | ||
US3366511A (en) | Seal for battery cover | |
JPH0122223Y2 (ja) | ||
JPH11312506A (ja) | 密閉形鉛蓄電池 | |
JPH0461757U (ja) | ||
JPH0546209Y2 (ja) | ||
JPS6345972U (ja) | ||
JPH0218926Y2 (ja) | ||
JPH043400Y2 (ja) | ||
JPH01115166U (ja) | ||
JPS5931009Y2 (ja) | 小型密閉鉛蓄電池 | |
JPS6440167U (ja) | ||
JPH01164664U (ja) | ||
JPH0395554U (ja) | ||
JPH0348863U (ja) |