JPH05266770A - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
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- JPH05266770A JPH05266770A JP26752392A JP26752392A JPH05266770A JP H05266770 A JPH05266770 A JP H05266770A JP 26752392 A JP26752392 A JP 26752392A JP 26752392 A JP26752392 A JP 26752392A JP H05266770 A JPH05266770 A JP H05266770A
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- JP
- Japan
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- contacts
- circuit breaker
- contact
- arc
- movable
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- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/60—Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/66—Vacuum switches
- H01H33/666—Operating arrangements
- H01H33/6661—Combination with other type of switch, e.g. for load break switches
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/02—Details
- H01H33/04—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
- H01H33/12—Auxiliary contacts on to which the arc is transferred from the main contacts
- H01H33/121—Load break switches
- H01H33/122—Load break switches both breaker and sectionaliser being enclosed, e.g. in SF6-filled container
Landscapes
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 誘電耐圧の高い真空カートリッジ型回路遮断
器の提供。 【構成】 六フッ化硫黄で充された密閉容器(10)内
に、主接点(17,19)とそれに並列となった、2個
の直列接続された真空カートリッジ(20,21)を含
む補助回路を有する。カートリッジ(20,21)は一
つの機構により同時に開閉されそしてこの直列接続によ
り耐圧が増加する。本発明は中電圧または高電圧ガス絶
縁装置または変電所に適用しうる。
器の提供。 【構成】 六フッ化硫黄で充された密閉容器(10)内
に、主接点(17,19)とそれに並列となった、2個
の直列接続された真空カートリッジ(20,21)を含
む補助回路を有する。カートリッジ(20,21)は一
つの機構により同時に開閉されそしてこの直列接続によ
り耐圧が増加する。本発明は中電圧または高電圧ガス絶
縁装置または変電所に適用しうる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は夫々の極について、夫々
が一対の分離可能な接点を有する2個の真空カートリッ
ジ用のサポートを有する中電圧または高電圧用回路遮断
器に関しており、上記接点対が一つの電気接続により電
気的に直列とされてその極の耐電圧を増大するようにな
っていると共に、1個の可動接点を有し、2個のそのよ
うな可動接点が機械的接続により接続されて動作機構の
作用により2対の接点を同時に開閉するものに関する。
が一対の分離可能な接点を有する2個の真空カートリッ
ジ用のサポートを有する中電圧または高電圧用回路遮断
器に関しており、上記接点対が一つの電気接続により電
気的に直列とされてその極の耐電圧を増大するようにな
っていると共に、1個の可動接点を有し、2個のそのよ
うな可動接点が機械的接続により接続されて動作機構の
作用により2対の接点を同時に開閉するものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の回路遮断器はフレームに
固定された絶縁コンソールにより支持される長いサポー
トの内側に互いに重ねられて配置される2個の真空カー
トリッジまたはエンベロープを含んでいる。真空カート
リッジの誘電耐圧は限界がありそして100−250KV
のサージ電圧を越えることは極めて困難であることは周
知である。2個以上のカートリッジを直列接続すること
によりこの誘電耐圧を著しく増大しそして中電圧または
高電圧回路遮断器をつくることが出来る。
固定された絶縁コンソールにより支持される長いサポー
トの内側に互いに重ねられて配置される2個の真空カー
トリッジまたはエンベロープを含んでいる。真空カート
リッジの誘電耐圧は限界がありそして100−250KV
のサージ電圧を越えることは極めて困難であることは周
知である。2個以上のカートリッジを直列接続すること
によりこの誘電耐圧を著しく増大しそして中電圧または
高電圧回路遮断器をつくることが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の回路遮
断器は非常に大型であり複雑であって、その動作エネル
ギーは単一カートリッジのもののほぼ2倍である。その
ような回路遮断器を小さい部屋に配置する場合には過熱
の危険を伴う重大な問題が生じる。
断器は非常に大型であり複雑であって、その動作エネル
ギーは単一カートリッジのもののほぼ2倍である。その
ような回路遮断器を小さい部屋に配置する場合には過熱
の危険を伴う重大な問題が生じる。
【0004】本発明の目的は著しく高い誘電耐圧を有す
る真空カートリッジ型回路遮断器を提供することであ
る。
る真空カートリッジ型回路遮断器を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による回路遮断器
は、2個のカートリッジが高い誘電強度をもつガスで充
されそして接点対間に電気接続をそして可動接点間に機
械的接続を含む密閉容器内に固定されていること、夫々
の真空カートリッジがこの高誘電強度ガス内での上記容
器の誘電耐圧に対応する沿面距離を有する絶縁ハウジン
グを含むこと、および上記容器内に配置された一対の主
接点が2個の直列装着された真空カートリッジのアーク
接点として配置される接点対と電気的に並列接続されそ
してアーク接点の前に開きそしてアーク接点後に閉じる
ように動作機構により作動されること、を特徴とする。
は、2個のカートリッジが高い誘電強度をもつガスで充
されそして接点対間に電気接続をそして可動接点間に機
械的接続を含む密閉容器内に固定されていること、夫々
の真空カートリッジがこの高誘電強度ガス内での上記容
器の誘電耐圧に対応する沿面距離を有する絶縁ハウジン
グを含むこと、および上記容器内に配置された一対の主
接点が2個の直列装着された真空カートリッジのアーク
接点として配置される接点対と電気的に並列接続されそ
してアーク接点の前に開きそしてアーク接点後に閉じる
ように動作機構により作動されること、を特徴とする。
【0006】
【作用】本出願によって出願された米国特許出願第07
/668162号明細書に示されるようにこれら真空カ
ートリッジを六フッ化硫黄で充された容器内に配置する
ことにより、それらカートリッジの外形寸法、従ってそ
の容器のそれを著しく縮小することが出来る。同じく六
フッ化硫黄で充された容器の内側に配置された主接点に
2個の真空カートリッジを並列に接続することにより、
特にアークの作用に抵抗する耐火材料である高抵抗材料
でつくることの出来る接点を有する真空カートリッジの
過熱を防止する永久的電流が主接点を介して流れる。回
路遮断器のアーク接点を構成する真空カートリッジの接
点には、永久的電流は流れず、それらの動作エネルギー
は米国特許出願第07/889408号明細書に示され
るように予め圧縮されている接点圧力ばねを用いること
により低下することが出来る。六フッ化硫黄内に配置さ
れる真空カートリッジのすべての利点、すなわち、小型
なこと、動作エネルギーが少いこと、および熱放散が小
さいこと、は一つの共通の機構により駆動される2個以
上の真空カートリッジを一つの容器内に配置することを
容易にする。高電圧回路遮断器はこのようにして六フッ
化硫黄絶縁の利点および真空遮断の利点を組合せた利点
を伴って達成出来る。
/668162号明細書に示されるようにこれら真空カ
ートリッジを六フッ化硫黄で充された容器内に配置する
ことにより、それらカートリッジの外形寸法、従ってそ
の容器のそれを著しく縮小することが出来る。同じく六
フッ化硫黄で充された容器の内側に配置された主接点に
2個の真空カートリッジを並列に接続することにより、
特にアークの作用に抵抗する耐火材料である高抵抗材料
でつくることの出来る接点を有する真空カートリッジの
過熱を防止する永久的電流が主接点を介して流れる。回
路遮断器のアーク接点を構成する真空カートリッジの接
点には、永久的電流は流れず、それらの動作エネルギー
は米国特許出願第07/889408号明細書に示され
るように予め圧縮されている接点圧力ばねを用いること
により低下することが出来る。六フッ化硫黄内に配置さ
れる真空カートリッジのすべての利点、すなわち、小型
なこと、動作エネルギーが少いこと、および熱放散が小
さいこと、は一つの共通の機構により駆動される2個以
上の真空カートリッジを一つの容器内に配置することを
容易にする。高電圧回路遮断器はこのようにして六フッ
化硫黄絶縁の利点および真空遮断の利点を組合せた利点
を伴って達成出来る。
【0007】真空カートリッジはアーク形成領域内に軸
方向の磁界を発生するコイルを含み、アーク接点は例え
ば耐火材料等の高抵抗材料でつくられる。主接点は閉じ
た位置において容器の両側に配置される2個のブッシン
グと整合し、定格電流の流れ方向の曲がりを小さくす
る。これら真空カートリッジは、この曲がりの効果の減
少によりそれら真空カートリッジによって形成される分
流回路へ電流を容易に切換えうるようにすべく、この直
線状の電流路に対し並置される。この可動の主接点は1
回遮断または2回遮断を行うピボット型または回転ブレ
ード型接点でよい。六フッ化硫黄で充された容器内の真
空カートリッジの配置は回路遮断器の一般的アーキテク
チャによりきまり、そして当然その容器内に組入れられ
るべきカートリッジの数によりきまる。
方向の磁界を発生するコイルを含み、アーク接点は例え
ば耐火材料等の高抵抗材料でつくられる。主接点は閉じ
た位置において容器の両側に配置される2個のブッシン
グと整合し、定格電流の流れ方向の曲がりを小さくす
る。これら真空カートリッジは、この曲がりの効果の減
少によりそれら真空カートリッジによって形成される分
流回路へ電流を容易に切換えうるようにすべく、この直
線状の電流路に対し並置される。この可動の主接点は1
回遮断または2回遮断を行うピボット型または回転ブレ
ード型接点でよい。六フッ化硫黄で充された容器内の真
空カートリッジの配置は回路遮断器の一般的アーキテク
チャによりきまり、そして当然その容器内に組入れられ
るべきカートリッジの数によりきまる。
【0008】好適な実施例では2個のカートリッジが、
同一の側に配置されそして作動バーにより接続されたそ
れらの可動接点と並列に配置される。他の有利な構成は
前後に配置された2個の真空カートリッジの整合配置で
ある。後者の場合には真空カートリッジの2個の可動接
点は互いに向き合いそしてトグル機構により接続され、
両接点の同時動作を行わせるようになっている。
同一の側に配置されそして作動バーにより接続されたそ
れらの可動接点と並列に配置される。他の有利な構成は
前後に配置された2個の真空カートリッジの整合配置で
ある。後者の場合には真空カートリッジの2個の可動接
点は互いに向き合いそしてトグル機構により接続され、
両接点の同時動作を行わせるようになっている。
【0009】この動作機構はアーク接点として作用する
真空カートリッジの接点の開放後に主接点が開放し、カ
ートリッジ接点の閉成後に主接点が閉じるごとくに、従
来のごとくに動作する。この動作機構は容器の壁を貫通
しそしてその容器の内側に動作クランクを支持する回転
シャフトを含む。このクランクは二重でもよくあるいは
夫々上記シャフトに固定された2本のクランクでもよ
い。これらクランクの一方は可動のアーク接点に接続ロ
ッドにより接続され、他方は可動主接点に接続される。
また、アーク接点と主接点を機械的に相互接続しそして
回転シャフトの動作をそれら接点の一方、特に可動主接
点に直接に伝達することにより可動接点の動作を行わせ
ることが出来る。他の動作モードも当然使用しうる。
真空カートリッジの接点の開放後に主接点が開放し、カ
ートリッジ接点の閉成後に主接点が閉じるごとくに、従
来のごとくに動作する。この動作機構は容器の壁を貫通
しそしてその容器の内側に動作クランクを支持する回転
シャフトを含む。このクランクは二重でもよくあるいは
夫々上記シャフトに固定された2本のクランクでもよ
い。これらクランクの一方は可動のアーク接点に接続ロ
ッドにより接続され、他方は可動主接点に接続される。
また、アーク接点と主接点を機械的に相互接続しそして
回転シャフトの動作をそれら接点の一方、特に可動主接
点に直接に伝達することにより可動接点の動作を行わせ
ることが出来る。他の動作モードも当然使用しうる。
【0010】本発明による回路遮断器は中電圧用ガス入
絶縁装置に特に適しており、その場合には容器は接地し
た金属エンベロープを含む。この容器は3個の回路遮断
極を含むことが出来、これにより全体の寸法を更に縮小
しうる。
絶縁装置に特に適しており、その場合には容器は接地し
た金属エンベロープを含む。この容器は3個の回路遮断
極を含むことが出来、これにより全体の寸法を更に縮小
しうる。
【0011】
【実施例】図面において、中電圧または高電圧用回路遮
断器は密閉容器10内に配置され、この容器の金属壁ま
たは絶縁壁11はガス絶縁装置または変電所の壁あるい
は回路遮断器の1個または3個の極の壁である。図1に
示す極は2個のブッシング12,13、電流入力導体1
4および電流出力導体15を含み、これら導体の容器1
0の外側となる部分は接続端子16であり、内側は夫々
静止主接点17と固定軸20に回動しうるように装着さ
れたブレード形のサポート18となっている。この回路
遮断器は閉じた位置でその可動主接点19がブッシング
12,13と整合し、そして静止主接点17と協動して
主回路を閉成し入力および出力端子16を接続する。容
器10は高誘電強度ガス、特に大気圧または過圧の六フ
ッ化硫黄で充される。
断器は密閉容器10内に配置され、この容器の金属壁ま
たは絶縁壁11はガス絶縁装置または変電所の壁あるい
は回路遮断器の1個または3個の極の壁である。図1に
示す極は2個のブッシング12,13、電流入力導体1
4および電流出力導体15を含み、これら導体の容器1
0の外側となる部分は接続端子16であり、内側は夫々
静止主接点17と固定軸20に回動しうるように装着さ
れたブレード形のサポート18となっている。この回路
遮断器は閉じた位置でその可動主接点19がブッシング
12,13と整合し、そして静止主接点17と協動して
主回路を閉成し入力および出力端子16を接続する。容
器10は高誘電強度ガス、特に大気圧または過圧の六フ
ッ化硫黄で充される。
【0012】容器10は一般に円筒形の2個の真空カー
トリッジ20,21を含み、それらカートリッジの縦軸
は互いに平行でありそしてブッシング12,13の整合
方向にも平行である。カートリッジ20,21は同一レ
ベルで前後に配置されそして主接点17,19の隣りに
配置される。カートリッジ20と21は同一構成であ
り、静止接点22を含み、この接点22はカートリッジ
20,21の端板25の一方を密封状態で貫通する動作
ロッド24により伸長されるスライド可能に装着された
可動接点23と関連動作をする。同一の側に配置されて
アーク接点を構成するカートリッジ20,21の可動接
点23の作動ロッド24は横バー26により固定され
る。真空カートリッジ20と21は、その一方の20の
可動アーク接点23を金属端板25を介してカートリッ
ジ21の静止アーク接点22に接続するベント導体28
と、カートリッジ21の可動アーク接点23を金属端板
25を介してブッシング13に接続する導体29と、ブ
ッシング12をカートリッジ20の静止アーク接点22
に接続する導体27とにより形成される補助アーク回路
内に直列に入れられる。導体27、カートリッジ20、
導体28、カートリッド21および導体29により形成
されるこの補助アーク回路は主接点17,19に並列に
接続する。
トリッジ20,21を含み、それらカートリッジの縦軸
は互いに平行でありそしてブッシング12,13の整合
方向にも平行である。カートリッジ20,21は同一レ
ベルで前後に配置されそして主接点17,19の隣りに
配置される。カートリッジ20と21は同一構成であ
り、静止接点22を含み、この接点22はカートリッジ
20,21の端板25の一方を密封状態で貫通する動作
ロッド24により伸長されるスライド可能に装着された
可動接点23と関連動作をする。同一の側に配置されて
アーク接点を構成するカートリッジ20,21の可動接
点23の作動ロッド24は横バー26により固定され
る。真空カートリッジ20と21は、その一方の20の
可動アーク接点23を金属端板25を介してカートリッ
ジ21の静止アーク接点22に接続するベント導体28
と、カートリッジ21の可動アーク接点23を金属端板
25を介してブッシング13に接続する導体29と、ブ
ッシング12をカートリッジ20の静止アーク接点22
に接続する導体27とにより形成される補助アーク回路
内に直列に入れられる。導体27、カートリッジ20、
導体28、カートリッド21および導体29により形成
されるこの補助アーク回路は主接点17,19に並列に
接続する。
【0013】回転作動シャフト30がこの容器の壁11
を通りそしてその内側端で2個のアーム31,32を有
するクランクと当接する。これらアームの一方31は接
続ロッド33により回転主接点19に、他方32は接続
ロッド34により、横バー26に固定されたスライドブ
ロック35に接続する。分岐32と接続ロッド34の間
の接続は予め圧縮されたばね37により伸びる方向に偏
倚されたデッドトラベルリンクを構成するスロット36
を含む。この機構は、回路遮断器がシャフト30の反時
計方向の回転による開放プロセスにおいてアーク接点2
3はまずはじめにデッドトラベル36により閉じたまま
となるように構成される。主接点17,19を流れた電
流はそれら接点にアークを形成することなくアーク回路
に切換えられる。シャフト30が更に回転するとアーク
接点23と回路遮断器が開放する。その逆のシャフト3
0の時計方向の回転による閉成プロセスではこの分野で
は周知のようにまずアーク接点23が閉じそしてその後
に主接点17,19が閉じる。圧縮ばね37はアーク接
点22,23の閉成と主接点17,19の閉成の間での
非常に限られた移動に作用するのみである。これは前記
の米国特許出願第07/889408号明細書(出願日
1991年6月3日)に示されるように動作エネルギー
を著しく減少させうるようにするものである。
を通りそしてその内側端で2個のアーム31,32を有
するクランクと当接する。これらアームの一方31は接
続ロッド33により回転主接点19に、他方32は接続
ロッド34により、横バー26に固定されたスライドブ
ロック35に接続する。分岐32と接続ロッド34の間
の接続は予め圧縮されたばね37により伸びる方向に偏
倚されたデッドトラベルリンクを構成するスロット36
を含む。この機構は、回路遮断器がシャフト30の反時
計方向の回転による開放プロセスにおいてアーク接点2
3はまずはじめにデッドトラベル36により閉じたまま
となるように構成される。主接点17,19を流れた電
流はそれら接点にアークを形成することなくアーク回路
に切換えられる。シャフト30が更に回転するとアーク
接点23と回路遮断器が開放する。その逆のシャフト3
0の時計方向の回転による閉成プロセスではこの分野で
は周知のようにまずアーク接点23が閉じそしてその後
に主接点17,19が閉じる。圧縮ばね37はアーク接
点22,23の閉成と主接点17,19の閉成の間での
非常に限られた移動に作用するのみである。これは前記
の米国特許出願第07/889408号明細書(出願日
1991年6月3日)に示されるように動作エネルギー
を著しく減少させうるようにするものである。
【0014】真空カートリッジ20,21の円筒容器3
8はセラミックまたはガラス製であり、その軸の長さが
カートリッジ20,21の臨界沿面距離を限定する。こ
の軸長は充分な誘電耐圧を保証するために電圧により決
定されそしてこれは空気中にあるカートリッジのそれよ
りかなり短い。2個のカートリッジ20,21を直列に
接続することにより回路遮断器の耐圧が著しく増加し、
そして実際には2倍になる。
8はセラミックまたはガラス製であり、その軸の長さが
カートリッジ20,21の臨界沿面距離を限定する。こ
の軸長は充分な誘電耐圧を保証するために電圧により決
定されそしてこれは空気中にあるカートリッジのそれよ
りかなり短い。2個のカートリッジ20,21を直列に
接続することにより回路遮断器の耐圧が著しく増加し、
そして実際には2倍になる。
【0015】永久的な電流が主接点14,17,19,
13を通り流れ、そしてアーク接点22,23は、電流
は補助回路へ電流を切換えるための短い切換時間にのみ
それらを流れるから、高抵抗材料でつくることが出来
る。軸方向磁界はアーク接点22,23の電流により、
あるいはアーク溶断を発生するためのコイル(図示せ
ず)により発生され、そしてそれら接点部分の抵抗が高
いことによりその磁界によりそれら接点に誘導される電
流を減少させる。
13を通り流れ、そしてアーク接点22,23は、電流
は補助回路へ電流を切換えるための短い切換時間にのみ
それらを流れるから、高抵抗材料でつくることが出来
る。軸方向磁界はアーク接点22,23の電流により、
あるいはアーク溶断を発生するためのコイル(図示せ
ず)により発生され、そしてそれら接点部分の抵抗が高
いことによりその磁界によりそれら接点に誘導される電
流を減少させる。
【0016】より多数の真空カートリッジ20,21を
容器10内に配置しうることおよび本発明はそれらカー
トリッジの特定の配置あるいはその特定の構造に限られ
るものではないことは明らかである。主接点の動作機構
およびその構造も図2について後述するように変更可能
である。
容器10内に配置しうることおよび本発明はそれらカー
トリッジの特定の配置あるいはその特定の構造に限られ
るものではないことは明らかである。主接点の動作機構
およびその構造も図2について後述するように変更可能
である。
【0017】図2において、同じ参照数字が図1の部分
と同一または同様のものを示すために用いられている。
整合したブッシング13,14はその一端が静止主接点
17,39となっている。これら接点は回転接点ブリッ
ジの形の可動主接点40と関連する。接点40は閉じた
状態で静止接点17,39と接触し、整合した主回路1
4,40,13を構成する。真空カートリッジ20,2
1は間隔をとられており、それらの可動接点23は互い
に向き合ってそれらの間にそう入されたトグル機構41
と関連動作する。各接点ロッド24は一端部がスロット
43を有する接続ロッド42の他端と回動自在に接続す
る。これら二つのスロット43は重なっており、そして
可動主接点40に回動自在に接続する接続ロッド45に
より支持されるスピンドル40がそれらスロットを貫通
する。圧縮ばね37がスロット43の下側へとこのスピ
ンドル44を偏倚している。回路遮断器が図2に示すよ
うに開放位置にあるとき、作動シャフト30が反時計方
向に回転すると可動主接点40を閉成するように回転さ
せるのであり、この回転がロッド45によりスピンドル
44の右方へのすべり動作へと伝えられる。このスピン
ドル44の動きにより接続ロッド42と接点ロッド24
で形成されるトグルが伸長し、アーク接点22,23が
閉じる。圧縮ばね37はアーク接点22,23の閉成動
作の終期にのみ作用し、そして、それらを同時に閉じさ
せる。この組立体は当業者には周知のように主接点1
7,40,39が閉じる前にアーク接点が閉じるよう構
成される。
と同一または同様のものを示すために用いられている。
整合したブッシング13,14はその一端が静止主接点
17,39となっている。これら接点は回転接点ブリッ
ジの形の可動主接点40と関連する。接点40は閉じた
状態で静止接点17,39と接触し、整合した主回路1
4,40,13を構成する。真空カートリッジ20,2
1は間隔をとられており、それらの可動接点23は互い
に向き合ってそれらの間にそう入されたトグル機構41
と関連動作する。各接点ロッド24は一端部がスロット
43を有する接続ロッド42の他端と回動自在に接続す
る。これら二つのスロット43は重なっており、そして
可動主接点40に回動自在に接続する接続ロッド45に
より支持されるスピンドル40がそれらスロットを貫通
する。圧縮ばね37がスロット43の下側へとこのスピ
ンドル44を偏倚している。回路遮断器が図2に示すよ
うに開放位置にあるとき、作動シャフト30が反時計方
向に回転すると可動主接点40を閉成するように回転さ
せるのであり、この回転がロッド45によりスピンドル
44の右方へのすべり動作へと伝えられる。このスピン
ドル44の動きにより接続ロッド42と接点ロッド24
で形成されるトグルが伸長し、アーク接点22,23が
閉じる。圧縮ばね37はアーク接点22,23の閉成動
作の終期にのみ作用し、そして、それらを同時に閉じさ
せる。この組立体は当業者には周知のように主接点1
7,40,39が閉じる前にアーク接点が閉じるよう構
成される。
【0018】導電体27がブッシング14をカートリッ
ジ20の静止アーク接点22に接続させ、2個の可動ア
ーク接点23が導体46により互いに接続し、そしてカ
ートリッジ21の静止アーク接点22は導体47により
ブッシング13に接続する。補助回路27,20,4
6,21,47は主接点17,40,39を分流しそし
てカートリッジ20,21はこの補助回路に直列に接続
する。その動作は当然図1について述べたと同じであ
り、二重遮断機能をもつ可動主接点40を用いることに
より、より小さい開放トラベルについての耐圧が改善さ
れる。
ジ20の静止アーク接点22に接続させ、2個の可動ア
ーク接点23が導体46により互いに接続し、そしてカ
ートリッジ21の静止アーク接点22は導体47により
ブッシング13に接続する。補助回路27,20,4
6,21,47は主接点17,40,39を分流しそし
てカートリッジ20,21はこの補助回路に直列に接続
する。その動作は当然図1について述べたと同じであ
り、二重遮断機能をもつ可動主接点40を用いることに
より、より小さい開放トラベルについての耐圧が改善さ
れる。
【0019】カートリッジ20,21は適当な手段、特
に絶縁サポート(図示せず)あるいは壁11に固定され
たサポートとして配置される接続導体27,29;2
7,46,47により壁11に固定される。
に絶縁サポート(図示せず)あるいは壁11に固定され
たサポートとして配置される接続導体27,29;2
7,46,47により壁11に固定される。
【図1】本発明による回路遮断器を容器の壁をはずした
状態で示す図。
状態で示す図。
【図2】図1と同様であって、回路遮断器の他の実施例
を示す図。
を示す図。
11 密閉容器 12,13 ブッシング 14 電流入力導体 15 電流出力導体 16 接続端子 17 静止主接点 19 可動主接点 20,21 真空カートリッジ 22 静止アーク接点 23 可動アーク接点 24 作動ロッド 30 回転作動シャフト 37 圧縮ばね 33,34 接続ロッド 35 スライドブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレデリック、ブルナ フランス国サスナージュ、リュ、ド、グラ ン、シャンプ、14
Claims (10)
- 【請求項1】極当り、夫々がその極の耐圧を増加するよ
うに電気的接続(28,46)により直列に接続されそ
して可動接点(23)を有する一対の分離可能な接点
(22,23)を有する2個の真空カートリッジ(2
0,21)用のサポート(27,29;27,46,4
7)を有し、前記2個の可動接点(23)が機械的接続
(26,44)により接続された作動機構(30)の作
用により同時に二対の前記接点を開閉するようになった
回路遮断器において、前記2個のカートリッジ(20,
21)は、前記接点対間の前記電気的接続(28,4
6)と前記可動接点(23)間の前記機械的接続(2
6,44)とを含みそして高誘電強度のガスで充された
密閉容器(10)内に固定されており、前記各真空カー
トリッジ(20,21)は前記高誘電強度のガス内での
絶縁ハウジング(38)の誘電耐圧に対応する沿面距離
を有する前記ハウジングを含み、前記容器(10)内に
配置された一対の主接点(17,19;17,39,4
0)は前記2個の直列に装着された真空カートリッジ
(20,21)のアーク接点(22,23)として配置
される前記接点対と並列に接続されて前記作動機構によ
り前記アーク接点(22,23)の前に開きそして前記
アーク接点の後に閉成するように動作することを特徴と
する、回路遮断器。 - 【請求項2】前記各真空カートリッジ(20,21)
は、前記アーク接点(22,23)の分離が生じるとき
に前記カートリッジ内のアーク形成領域に軸方向の磁界
を発生する手段を含むことを特徴とする請求項1記載の
回路遮断器。 - 【請求項3】前記アーク接点(22,23)は高抵抗材
料、特に耐火材料からなることを特徴とする請求項1記
載の回路遮断器。 - 【請求項4】前記容器(10)は入力および出力導体と
して夫々配置される2個の密閉型ブッシング(13,1
4)を含み、これらブッシング(13,14)と前記主
接点(17,19;17,40,39)はその閉成位置
において実質的に整合すること、および前記真空カート
リッジ(20,21)は並列に配置されると共に前記ブ
ッシングと主接点としてより限定される線に隣接して配
置されることを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。 - 【請求項5】前記2個の真空カートリッジ(20,2
1)はそれらの前記可動接点(23)を同一の側として
互いに隣接配置され、そしてこれら2個の可動接点間の
前記機械的リンクは前記作動機構(30)に接続したバ
ー(26)を含むことを特徴とする請求項4記載の回路
遮断器。 - 【請求項6】前記2個の真空カートリッジ(20,2
1)はそれらの前記可動接点を互いに対面するように整
合して縦に配置されそしてそれら可動接点間の前記機械
的リンクはトグル(42,44)を含むことを特徴とす
る請求項4記載の回路遮断器。 - 【請求項7】前記主接点(17,40,39)は二重遮
断を行うことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。 - 【請求項8】前記作動機構は前記容器(10)を気密的
に貫通する回転作動シャフト(30)を含み、このシャ
フトは前記容器内で前記可動アーク接点(23)をリン
クさせる前記バー(26)に接続ロッド(34)により
接続されるクランク(32)とピボット接点として配置
される前記可動主接点(19)に接続ロッド(33)に
より接続されるクランク(31)を支持することを特徴
とする請求項5記載の回路遮断器。 - 【請求項9】前記作動機構は前記容器(10)を気密的
に貫通する回転作動シャフト(30)を含み、このシャ
フトは回転接点として配置される前記可動接点(40)
に接続するクランク(31)を支持しており、そして前
記可動アーク接点(23)を作動させるための前記トグ
ル(42,44)は接続ロッド(45)により前記回転
主接点(40)に接続されることを特徴とする請求項6
記載の回路遮断器。 - 【請求項10】前記可動アーク接点(23)の動作は限
られた作用距離を有する圧縮接点圧力ばね(37)を含
むことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
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EP (1) | EP0542637B1 (ja) |
JP (1) | JPH05266770A (ja) |
CA (1) | CA2080517A1 (ja) |
DE (1) | DE69221080T2 (ja) |
ES (1) | ES2106153T3 (ja) |
FR (1) | FR2682807B1 (ja) |
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