JPH05266589A - デイジタル信号再生回路 - Google Patents

デイジタル信号再生回路

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JPH05266589A
JPH05266589A JP4095831A JP9583192A JPH05266589A JP H05266589 A JPH05266589 A JP H05266589A JP 4095831 A JP4095831 A JP 4095831A JP 9583192 A JP9583192 A JP 9583192A JP H05266589 A JPH05266589 A JP H05266589A
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digital signal
digital
recording
circuit
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Tatsumi Noguchi
辰己 野口
Masato Tanaka
正人 田中
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Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、デイジタル信号再生回路において、
簡易な操作で種々の調整作業及び測定作業の自動化を実
現する。 【構成】再生アナログ信号について所定のアナログ信号
処理を施した後、デイジタル変換してデイジタルフイル
タで波形等化すると共に波形サンプリングし、デイジタ
ル信号及び抜き取りクロツクを送出する波形等化手段に
加えて、クロツク発生手段、外部波形等化手段、エラー
検出手段、エツジ検出手段及びDC追従手段を設けたこ
とにより、再生レベルの自動調整、イコライザ係数の自
動調整、エラーレートの自動測定、パルス幅変調記録か
バイアス記録かの自動判定、記録電流の自動調整、磁気
ヘツドの傾きの自動測定及びヘツドの間隔の自動測定を
実行し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1及び図2) 作用(図1及び図2) 実施例 (1)実施例のデイジタル信号再生回路の構成(図1) (2)実施例のデイジタル信号再生回路の各機能(図1
〜図8、図34〜図36) (3)デイジタル信号再生回路の自動調整の原理と調整
方法 (3−1)再生レベルの自動調整(図1及び図2、図9
及び図10) (3−2)波形等化用イコライザ係数の自動調整(図1
及び図2、図37及び図38) (3−3)エラーレート自動測定(図1及び図2、図
7) (3−4)PWM記録/バイアス記録自動判定(図1及
び図2、図11〜図13) (3−5)記録電流自動調整(図1及び図2、図14〜
図24) (3−6)ヘツドアジマス測定(図1及び図2、図25
〜図29) (3−7)ヘツド間隔測定(図1及び図2、図30〜図
33) (4)実施例の効果(図1及び図2) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はデイジタル信号再生回路
に関し、例えばデイジタルオーデイオテープレコーダに
搭載されているものに適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、DASHフオーマツトのデイジタ
ルオーデイオテープレコーダに搭載されているデイジタ
ル信号再生回路は、再生ヘツドから得られるアナログ信
号でなる再生信号について波形等化すると共に、DC再
生するようになされている。これらの回路は処理速度を
考慮して、すべてアナログ回路で構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでデイジタル信
号再生回路を調整する場合、大がかりかつ種々の測定器
と作業者の熟練が必要とされており、このような調整が
自動的に実行できれば、製造工程や調整工程を格段的に
簡略化し得ると考えられる。
【0005】ところがかかる構成のデイジタル信号再生
回路は、上述したようにアナログ回路で構成されている
ため、この回路をベースにした自動調整化は、回路構成
や使用部品及び調整項目や基板コストの点から考えて、
実現が極めて困難だつた。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な操作で種々の調整作業及び測定作業の自動化
を実現し得るデイジタル信号再生回路を提案しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、磁気テープ上のデイジタル信
号を再生して得られる再生アナログ信号AD1より再生
デイジタル信号ADATAを得るデイジタル信号再生回
路1において、再生アナログ信号AD1について所定の
アナログ信号処理を施した後、デイジタル変換してデイ
ジタルフイルタ14で波形等化すると共に波形サンプリ
ングし、デイジタル信号ADATA及び抜き取りクロツ
クCLKを送出する波形等化手段4と、波形等化手段4
の動作クロツクとして種々のサンプリング周波数のクロ
ツク信号を発生するクロツク発生手段6と、磁気テープ
上のデイジタル信号に対して、余分に付加された外部波
形等化手段7と、必要に応じて外部波形等化手段7から
得られるデイジタル信号についてエラー検出処理を行う
エラー検出手段8と、波形等化手段の波形サンプリング
結果を用いて、デイジタル信号のエツジを検出するエツ
ジ検出手段9と、波形等化手段の波形等化結果に基づい
てDC成分を除去して再度波形等化手段に入力するDC
追従手段5とを設けるようにした。
【0008】また第2の発明においては、波形等化手段
4における波形サンプリング結果に基づいて、最適な再
生レベルを検出し、波形等化手段4のアナログ信号処理
11の利得を制御して、再生レベルを自動調整するよう
にした。
【0009】さらに第3の発明においは、波形等化手段
4のデイジタルフイルタに所定のイコライザ係数C1、
C3を設定して、エラー検出手段8から得られるエラー
検出処理結果を測定し、その測定結果が最小となるよう
にイコライザ係数を自動調整するようにした。
【0010】また第4の発明においては、エラー検出手
段8によつて波形等化手段4のデイジタル信号について
エラー検出し、そのエラー検出結果によつてエラーレー
トを自動測定するようにした。
【0011】さらに第5の発明においては、波形等化手
段4における波形サンプリング結果の、ゼロクロス点の
多少に基づいて、磁気テープ上の記録がパルス幅変調記
録方式かバイアス記録方式かを自動的に判定するように
した。
【0012】また第6の発明においては、記録電流とし
て種々の電流値を設定し、波形等化手段4における波形
サンプリング結果によつて再生信号レベルを測定し、最
適な記録電流の電流値を最適に調整するようにした。
【0013】さらに第7の発明においては、磁気テープ
上に両端部に所定の繰り返し信号を記録し、磁気テープ
を再生して得られる波形等化手段4の波形サンプリング
結果に基づいて、磁気ヘツドの傾きを測定するようにし
た。
【0014】さらにまた第8の発明においては、磁気テ
ープ上に所定の繰り返し信号を記録し、磁気テープを先
行ヘツド及び後行ヘツドを切り換えて順次再生して得ら
れる波形等化手段4の波形サンプリング結果に基づい
て、先行ヘツド及び後行ヘツドの間隔を測定するように
した。
【0015】
【作用】再生アナログ信号AD1について所定のアナロ
グ信号処理を施した後、デイジタル変換してデイジタル
フイルタ14で波形等化すると共に波形サンプリング
し、デイジタル信号ADATA及び抜き取りクロツクC
LKを送出する波形等化手段4に加えて、種々のサンプ
リング周波数のクロツク信号を発生するクロツク発生手
段6と、外部波形等化手段7と、エラー検出手段8と、
エツジ検出手段9と、DC追従手段5を設けたことによ
り、再生レベルを自動調整、イコライザ係数を自動調
整、エラーレートの自動測定、磁気テープ上の記録がパ
ルス幅変調記録方式かバイアス記録方式かの自動判定、
記録電流の電流値を自動調整、磁気ヘツドの傾きの自動
測定及びヘツドの間隔の測定を実行し得る。
【0016】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0017】 (1)実施例のデイジタル信号再生回路の構成 この発明は、種々の自動調整を実現可能としたデイジタ
ル波形等化用LSIと、5つの周辺回路で構成される回
路方式(ハードウエア)及び各々の調整方法(ソフトウ
エア)から成り立つている。従つてまずハードウエア部
分である自動調整機能をもつデイジタル信号再生回路に
ついて説明し、続いてソフトウエア部分である各種調整
の原理とその具体的な方法について説明する。
【0018】まず図1に示すように、この実施例の自動
調整機能を持つデイジタル信号再生回路1の特徴を概略
説明する。すなわちこのデイジタル信号再生回路1では
回路上に中央処理装置(CPU(以下DET CPU2
と呼ぶ)を搭載しており、回路全体をコントロールして
いる。またこのDET CPU2は上位の中央処理装置
(CPU(以下MCPU10と呼ぶ))によりコマンド
方式でコントロールされ、シリアル通信を行うことによ
り情報交換を行うことができるようになされている。
【0019】さらにこのデイジタル信号再生回路1に
は、デイジタル波形等化用LSI4が搭載され、従来は
アナログ回路で処理していた波形等化処理をすべてデイ
ジタル回路で処理し得るようになされている。このデイ
ジタル波形等化用LSI4はデイジタルオーデイオ信号
のチヤンネル数より、1つ余分に設けられている(以下
このデイジタル波形等化用LSIをEX−DET7と呼
ぶ)。
【0020】またこのデイジタル波形等化用LSI4の
動作クロツクは、9通りの中から自由に選択できるよう
になされている(以下これをマルチFs対応サンプリン
グクロツク発生器6と呼ぶ)。さらにこのデイジタル信
号再生回路1においては、再生信号に含まれるDC成分
を再現するデイジタルDC追従回路5が付加機能を有し
て搭載されている。
【0021】さらにまたデイジタル信号再生回路1によ
り抽出されたデータ及び抜取りクロツクをもとに記録デ
ータのSYNC検出、復調、CRCチエツク、TBC処
理を行うLSIを調整用として回路上に搭載している
(以下このCRCチエツクブロツクをEX−SEP8と
呼ぶ)。
【0022】またこのデイジタル信号再生回路1におい
ては再生信号の波形エツジを検出し、DET CPU2
に割り込みをかけるエツジ検出回路9を回路を搭載して
いる。以上がこの実施例のデイジタル信号再生回路1の
特徴であり、各ブロツクがどのように関係しあつている
かが図1の回路全体のブロツク図で表されている。
【0023】 (2)実施例のデイジタル信号再生回路の各機能 まずDET CPU2は制御用CPUを搭載し、回路全
体の制御をすべて担当する。その機能は再生系、記録系
の両方に亘り、両者を連動させることにより、後述する
記録電流自動調整を実現している。
【0024】このDET CPU2の持つ主な機能とし
ては、再生系としてMCPU10との通信、DET L
SI4及びDC追従回路5のコントロール、前段に配さ
れたPRE AMP回路のコントロール、ヘツドの有/
無の検出、エツジ検出回路に対するエツジしきい値の設
定、CRCエラーブロツクカウント数の測定、DETL
SI4の動作クロツクの設定、デイジタルモニタチヤン
ネルの設定、PWM/BIAS判定、再生系自己診断な
どが挙げられ、記録系として記録電流の設定などがあげ
られる。
【0025】このDET CPU2は回路内の各設定値
をソフトウエアによつて自由に変更できるため、特に調
整関係の処理を行うときは特別なモードを設定するな
ど、回路規模に対して機能の充実度は高い。
【0026】このデイジタル信号再生回路1が搭載され
るデイジタルオーデイオテープレコーダ全体で見た場
合、いたずらに機器各部にCPUを搭載してしまうと、
各CPU間のインタフエースが煩雑となり、また各処理
の主体が複数存在してしまう。そこでDET CPU2
では、どんな場合にも自分が処理主体にならず常にMC
PU10のスレーブデバイスとなる基本設計を行つ。
【0027】すなわち処理の主体はすべてMCPU10
にあり、MCPU10がシリアル通信バスを介して発行
したコマンドに基づいて所定の処理を行い、その処理結
果を返送する方式が採用されている。
【0028】このデイジタル信号再生回路1はデイジタ
ル波形等化用LSI4を搭載しており、図2に示すよう
に、アツテネータ及びクランプ回路でなるアナログ信号
処理回路11、アナログデイジタルコンバータ13、3
タツプデイジタルトランスバーサルイコライザ14、デ
イジタルPLL15、デイジタル波形サンプラ16、シ
リアル通信インタフエース12、デイジタル波形モニタ
回路17、18から構成されている。
【0029】このうちまずアナログ信号処理回路11の
アツテネータは、入力されたアナログ信号のレベル調整
を行う。この機能により再生レベル調整用半固定抵抗が
不要となつた。またゲインをDET CPU2により可
変できるため、再生レベルの自動調整が可能となつた。
なおDET CPUにより設定できるゲインは、図34
の表中に示す8通りである。このレベル設定はDET
LSI4の内蔵ポートをDET CPU2が書き換える
ことにより変更される。
【0030】またアナログ信号処理回路11のクランプ
回路は、アナログ入力波形の波形クランプを行う。クラ
ンプ方式としては、DCクランプ、Wクランプ、ビデオ
クランプ、OFFの中から必要なものを選ぶことができ
る。この選択もDET LSI4の内蔵ポートをDET
CPU2が書き換えることにより実行される。
【0031】アナログデイジタルコンバータ13に、高
速かつ低消費電力を実現したCMOS7ビツトでアナロ
グデイジタルコンバータでHALF FLASH型15
MS/SEC 60mWのものを用い、ここでゲイン調
整されたアナログ入力波形をデイジタル化する。出力形
式は7ビツトの2の補数形式である。
【0032】3タツプデイジタルトランスバーサルイコ
ライザ14は、転置FIR型のデイジタルフイルタでな
り、7ビツトの2の補数形式で入力されるデータについ
て、所定の等化処理を行い8ビツトの2の補数形式のデ
ータとして出力される。
【0033】この等化処理の演算は、7ビツトのデータ
に5ビツトの等化係数を乗算する。各タツプの係数C
1、C2、C3のうち、C2=−1(固定)であり、C
1とC3は、0〜1の範囲で32ステツプ可変でき、実
際上減衰率は図35及び図36の表中に示すようにな
る。またこのイコライザ係数C1、C3はDET LS
I4の内蔵ポートをDET CPU2が書き換えること
により変更される。
【0034】デイジタルPLL15は、ビツトクロツク
に相当する動作クロツクで動作するデイジタルフエーズ
ロツクドループで構成され、DET LSI4の内蔵ポ
ートを書き換えることにより、フリーラン偏差量、ルー
プゲイン、クロツク出力モード等の項目が制御可能であ
る。
【0035】デイジタル波形サンプラ16は、イコライ
ザ14の出力波形から、連続した32バイトのデイジタ
ル波形データをサンプリングする。サンプリングの開始
終了及びサンプリングデータの読出しはDET LSI
4の内蔵ポートを読み書きすることにより実行される。
【0036】DET LSI4内の各ブロツクの動作は
各ブロツクの制御レジスタによつてコントロールされて
いる。この制御レジスタを外部からコントロールするた
めの通信回路が、このシリアル通信インタフエース12
である。
【0037】デイジタル波形モニタ回路17、18はD
ET LSI4の各部のデイジタル波形データをリアル
タイムで8ビツト(4ビツト×2の時分割)で、モニタ
入力しモニタ出力できる。モニタ可能な部分はモニタ入
力として、ADコンバータ13の出力すなわちイコライ
ザ14の入力と、イコライザ14の出力すなわちデイジ
タルPLL15の入力である。またモニタ出力として、
ADコンバータ13の出力、イコライザ14の出力、デ
イジタルPLL15のVCO出力、位相検出出力、2番
目のループ出力及び位相比較出力である。
【0038】ここでDET LSI2の本来の機能は入
力されたアナログ波形を波形等化し、記録されたデータ
を再現することである。そのためには記録された変調方
式及び記録レートに対応したデータ抽出クロツクをLS
Iの動作クロツクとして入力する必要がある。
【0039】しかし後述する記録電流調整などでは、再
生波形のレベルや再生信号の位相差を測定できれば良
く、LSIの動作クロツクに対する制約はない。そこで
このデイジタル信号再生回路1では、図3に示すように
構成されたマルチFs対応サンプリングクロツク発生器
6をによつて、LSI動作クロツクを本来のデータ抽出
クロツク以外に、8通りのクロツクからを選択できるよ
うにすることにより、本来のデータ抽出クロツクに対し
て、約4倍のオーバーサンプリングから約1/32の低
レートのサンプリングを可能としている。
【0040】実際上本来のデータ抽出クロツクの周波数
2.304〔MHz〕(図4(A))に対して、テストク
ロツクとして8〔MHz〕(図4(B))、4〔MHz〕
(図4(C))、2〔MHz〕(図4(D))、1〔MH
z〕(図4(E))、 500〔KHz〕(図4(F))、 25
0〔KHz〕(図4(G))、 125〔KHz〕(図4
(H))、62.5〔KHz〕(図4(I))の9通りのクロ
ツクの中から、必要なクロツクをCPUコントロールで
自由に選択できるようになされている。
【0041】ここでDASHフオーマツトに採用されて
いるHDM−1変調方式は、DCフリーではない。この
DET LSI4に内蔵されたクランプ回路では、この
HDM−1変調により発生した低周波成分を再生するこ
とができない。エラーレート特性評価の結果、この低周
波成分が原因でDET LSI4単体では十分な特性を
確保できないことがわかつた。
【0042】そこで実施例のデイジタル信号再生回路1
では、従来のアナログDC追従回路に相当するデイジタ
ルDC追従回路5が搭載されている。このデイジタルD
C追従回路5は、図5に示すように構成され、従来のア
ナログDC追従回路に搭載されていた処理を、すべてデ
イジタル化しLSI化したものである。
【0043】さらにデイジタルDC追従回路5ではLS
I化するにあたつて、再生系の自動調整化を実現するた
めに不可欠な機能として、デイジタル波形モニタ機能及
びDET LSI4のデイジタルPLL15の特性改善
を実現する簡易AGC(以下、PLL用簡易AGCと呼
ぶ)が追加されている。
【0044】通常の使用状態(ノーマルモード)におい
て、自己診断、自動調整を行いたい場合、アナログ信号
の切り替え、イコライザ係数の変更、PLL用簡易AG
CのON/OFFなどを行う必要がある。しかしこれが
エラーレイト特性を左右してしまう。このデイジタル信
号再生回路1はこの問題を解決するため、本体機能に必
要な24チヤンネル分のDET LSI4以外に調整専
用のDET LSIを1個追加し、これをEX−DET
7と呼んでいる。
【0045】このEX−DET7は、図6に示すように
構成されており、デイジタルDC追従回路LSIに内蔵
したデイジタル波形モニタ機能と組み合わせることによ
り、たとえデータの再生状態であつても特性に影響を与
えずに、再生信号のAGCやPWM/BIAS自動判定
の機能を実現する。
【0046】さらにこのEX−DET7は、後述するE
X−SEP8との組合せにより、エラーレイトの自動測
定を実現している。また特殊な使用状態(テストモー
ド)のとき、DET LSI4による波形等化を行つて
いないトラツク、すなわちAUXトラツク(A1、A
2、TC、CTL)の記録電流自動調整を、このEX−
DETのアナログ入力を用いて行えるような回路構成と
なされている。
【0047】再生系の自動調整を行う場合、その評価値
が必要である。従来の再生系の調整は、再生信号をオシ
ロスコープで観測し、そのアイパターンの良否をもとに
再生レベルとイコライザ係数を調整し、最後にそのエラ
ーレイト特性を確認していた。このデイジタル信号再生
回路1の調整に従来のアイパターン観測による方法を採
用した場合、その自動化を実現するのはかなり難しい。
そこでイコライザ係数を動かしながら直接エラーレイト
を測定し、それをもとにイコライザ係数を決定するよう
になされている。
【0048】この場合、イコライザ係数の設定とエラー
レイトの測定をどこかで行う必要がある。イコライザ係
数の設定は、DET CPU2で自由に行えるので、エ
ラーレイトの測定さえ回路内で実現できれば、再生系の
調整は完全に自動化できる。
【0049】そこでこのエラーレイトの測定を回路内で
実現するため、この実施例では図7に示すように、各チ
ヤンネルのDET LSI4により抽出されたデータA
DATA及び抜取りクロツクCLKをもとに、記録デー
タの復調CRCチエツク、TBC処理を行うLSIを調
整用として回路上に搭載した。またさらにエラーカウン
タ、ブロツクカウンタを搭載することにより、従来は専
用チエツカーが必要だつたエラーレイト測定が回路単体
で実現できるようになつた(以下このCRCチエツクブ
ロツクをEX−SEP8と呼ぶ)。
【0050】デイジタルオーデイオテープレコーダの機
構調整のなかで、再生信号を直接観測しながら調整作業
を行うものとして、ヘツドの高さ調整、ヘツドのアジマ
ス調整及びヘツドの間隔調整の3項目がある。このうち
ヘツド高さ調整、ヘツドアジマス調整の2項目は、DE
T LSI4に内蔵のデイジタル波形サンプラ16を利
用することによつて実現することができる。
【0051】ところがヘツド間隔調整については、評価
及び検討の結果、デイジタル波形サンプラ16では十分
な精度が取れないことが判明した。しかしなんらかの方
法でこのヘツド間隔の測定を行わなければならず、そこ
でこのデイジタル信号再生回路1では、図8に示すよう
に、デイジタル波形モニタ出力にエツジ検出回路9を接
続することにより、再生波形のエツジ検出を行い、その
エツジ検出信号で、DET CPU2に割り込みをかけ
られるような回路構成とした。
【0052】この回路は非常に小規模なハードウエアで
構成されているが、全チヤンネルのエツジ検出が可能で
あり、さらに 500〔nsec〕の精度でエツジ間隔を測定で
きる。これを発展させて、ヘツド間隔を回路単体で測定
し得るようになされている。
【0053】(3)デイジタル信号再生回路の自動調整
の原理と調整方法 電気調整の完全自動化及び機構調整のサポートを実現す
るために本回路が行つている測定は、再生信号のレベル
測定、再生信号間の位相差測定、再生信号のエツジ間隔
測定及びエラーレイトの測定である。
【0054】このうち再生信号のレベル測定は、DET
LSI4に内蔵のデイジタル波形サンプラ16を用い
て行う。この波形サンプラ16は1回の起動により、32
バイト分の波形データをサンプリングすることができ
る。この波形データの平均値を求めることにより、再生
信号のレベル測定を行う。しかしデータの精度が8ビツ
トであり、なおかつサンプリング数が32バイト分しかな
いため、その測定精度には限界がある。そこでこの波形
サンプラ16を複数回起動することにより、実用上の測
定精度を高めている。
【0055】次に再生信号間の位相差測定とは、2つの
チヤンネルの再生信号間にどのくらい位相差があるかを
測定することである。この測定もDET LSI4内蔵
のデイジタル波形サンプラ16を用いて行う。2つのチ
ヤンネルの波形サンプラ16を同時に起動し、サンプリ
ングされたデータのゼロクロス点の差を測定する。
【0056】さらに再生信号のエツジ間隔測定とは、再
生信号のあるエツジから次のエツジまでの経過時間を測
定することである。この測定はエツジ検出回路9によつ
て検出されたエツジ発生時間を、DET CPU2が測
定することによつて行われる。またエラーレートの測定
は再生系の調整状態を評価するために行われるもので、
EX−DET7、EX−SEP8で実行される。
【0057】(3−1)再生レベルの自動調整 DET LSI4に入力されるアナログ再生信号AD1
は、ヘツドの特性などによりその信号レベルがばらつい
ている。このレベルばらつきの補正を自動的に行うのが
再生レベルの自動調整である。ADコンバータのビツト
精度は限られているため、入力レンジは有限である。図
9(A)に示すように入力レベルが低すぎると量子化誤
差が無視できなくなり、図9(B)に示すように、入力
レベルが高すぎると波形がクリツプしてしまう。
【0058】実際上DET LSI4内蔵のデイジタル
波形サンプラ16により、サンプリングした再生波形を
もとに、DET CPU2はDET LSI4のアツテ
ネータゲインを調整する。このとき調整の評価値は、次
の2つを組み合わせることによつて行う。
【0059】すなわち第1にサンプリングされた32×
Nバイトのデータ中、信号レベルしきい値THL をオー
バーするデータ数の割合でなる基準レベル確率(Do)
を次式
【数1】 より求め、第2にサンプリングされた32×Nバイトの
データ中、フルスイングしたデータ数の割合でなるフル
スイング確率(Df)を次式
【数2】 より求め、この基準レベル確率Do及びフルスイング確
率Dfのそれぞれに、基準レベル確率最小値Domin及び
フルスイング確率最大値Dfmaxをしきい値として設定し
ておき、調整条件として次式
【数3】 を満たす AD GAINのなかで、最大のものを最適 AD GAIN
に決定する。
【0060】実際上この処理は図10に示すような再生
レベルの自動調整処理手順SP0によつて実行される。
すなわちDET CPU2はステツプSP1で AD GAIN
及びC1,C3 を設定し(AD GAIN =0〜7、C1=C3=
0)、ステツプSP2〜ステツプSP5でデイジタル波
形サンプラ16を起動し、再生波形を取り込む。なおこ
の処理は精度を確保するためN回行う。
【0061】続いてDET CPU2はステツプSP6
で、サンプリングされたデイジタル再生波形をもとに基
準レベル確率Do及びフルスイング確率Dfを求める。
以上の処理をAD GAIN =0〜7の全てに対して行い、算
出されたそれぞれのAD GAINに対する8組の基準レベル
確率Do及びフルスイング確率Dfに基づいて、最適AD
GAIN を選択し、次のステツプSP10でその自動調整
処理手順SP0を終了する。
【0062】 (3−2)波形等化用イコライザ係数の自動調整 デイジタル信号の記録再生を行つた場合、符号間干渉に
より再生信号のゼロクロスポイントがずれる。このずれ
を補正し、記録時と同じゼロクロスポイントを再現する
働きをするのが、波形等化用イコライザ(3タツプトラ
ンスバーサル型)である。このイコライザ係数C1及び
C3はアナログ信号の特性(再生ヘツドのF特、その
他)にあわせて調整する必要がある。
【0063】この調整を自動で行うのが、波形等化用イ
コライザ係数の自動調整である。従来はアイパターンの
観測によるイコライザ係数の調整を行つていたが、この
デイジタル信号再生回路1では、再生系の最終的な評価
対象であるエラーレイトの特性の自動測定が可能となつ
たため、このイコライザ係数の調整をエラーレイト特性
が最適となるように調整する方法に変更した。
【0064】DET LSI4のイコライザ係数C1及
びC3は、5ビツトの係数である。このため、全(C
1、C3)の組合せは32×32=1024通りも存在する。ま
たエラーレイト特性を正確に求めようとすると、その測
定時間は、1組の係数組合せに対して 1000000ブロツク
( 250秒)もかかる。これをまともに測定していくと 2
50×1024=71時間もかかる。これではいくら自動測定で
あつても、実用にはならない。
【0065】しかし評価及び検討の結果、最適エラーレ
イト係数の存在範囲は、殆どばらつかないことがわかつ
た。そこで調整を粗調整と本調整の2つのステツプに分
け、エラーレイト測定範囲とエラーレイト測定時間の縮
小を行つた。すなわちまず祖調整としてエラーカウント
ブロツク数を1000ブロツク( 2.5秒)に設定し、次式
【数4】 で表される16×8通りの係数組合せに対して、エラーブ
ロツクカウント数を測定する。これにより、16×8= 1
28通りのイコライザ係数組合せに対するエラーブロツク
カウント数を求めることができる。
【0066】次にエラーレート(ER)を次式
【数5】 に基づいて算出する。続いてエラーレートの最適ポイン
トの見当をつけため、図37の表で表されるような3×
3のエラーレートの格子を作る。次に(3)式で表され
る16×8のエラーレートの格子のなかで、この3×3の
格子内のエラーレートの合計が最小となる格子を、次式
【数6】 に基づいて探索する。
【0067】次に本調整においては、エラーレートブロ
ツク数を100000ブロツク( 250秒)に設定し、粗調整で
求めた3×3通りの係数組合せに対して、図38の表の
ようにエラーブロツクカウント数を測定し、合計を次式
【数7】 によつて算出する。この結果最小のTが得られる係数C
1を最適イコライザ係数C1とし、最小のYが得られる
係数C3を最適イコライザ係数C3と決定する。
【0068】(3−3)エラーレート自動測定 これまでエラーレートの測定は、機械の外部に専用エラ
ーレートチエツカを接続して行つていた。この実施例の
デイジタル信号再生回路では、エラーレート測定を自動
で行うため、図7に示すような構成を用いて、エラーレ
ートチエツカ機能を内蔵している。
【0069】実際上DET CPU2はモニタするチヤ
ンネルを選び、このモニタするチヤンネルのDET L
SI4に係数を設定する。次にDET CPU2はEX
ーDET7をエラーレートカウントモードに制御し、測
定をスタートする。ブロツクカウンタ8Dからの割込み
入力により、エラーレートカウンタ出力を取り込む。
【0070】 (3−4)PWM記録/バイアス記録自動判定 DASHフオーマツトでは、通常のデイジタル記録を行
うデイジタルトラツクとは別に、AUXトラツクの中に
キユーイングのためのアナログ信号を記録するA1、A
2トラツクがある。このトラツクの記録方式として、純
粋のアナログ記録であるバイアス記録とPWM記録の2
つがある。
【0071】この2つの記録を識別するコード等を、フ
オーマツト上どこにも定義していないため、PWM記録
かバイアス記録かを自動判定させるためには、実際に再
生信号を観測する必要がある。このデイジタル信号再生
回路1のデイジタルトラツクでは、再生信号をデイジタ
ル化したあと、デイジタル波形サンプラ16により、再
生波形をサンプリングしそれをマイコンで処理できる。
【0072】この機能をアナログトラツクにも応用し
て、A1、A2トラツクがPWM記録かバイアス記録か
を自動判定し得るようになされている。これを実現する
に当たつて、次のような問題があつた。すなわちDET
LSI4を1つ余分に追加することができるかという
問題や、AUXトラツクの信号は波形等化を行わないの
で、DET LSI4が不要である。単にPWM記録か
バイアス記録かの自動判定のためだけにDET LSI
4を余分に搭載することはコスト的に見て無駄が多いの
ではないかという問題である。
【0073】しかしデイジタルトラツクの自動調整、A
GC等に用いているEX−DET7は、もつぱらそのデ
イジタル入力を用いるのみでアナログ入力は未使用であ
る。またPWM記録かバイアス記録かの自動判定が必要
とされる通常(ノーマルモード)の信号再生時、EX−
DET7はAGCのためのレベル測定を間欠的に行うだ
けなので、PWM記録/バイアス記録判定処理をここに
割り込ませることは比較的容易なことである。
【0074】そこでこのEX−DET7のアナログ入力
とAGC処理の隙間を利用してPWM記録/バイアス記
録BIAS自動判定を実現した。実際上図11及び図1
2に示すようにバイアス記録の再生波形と、PWM記録
の再生波形にはゼロクロス数に差異があり、図13に示
すPWM記録/バイアス記録BIAS自動判定手順で
は、このゼロクロス数の差異を利用して、PWM記録か
バイアス記録かを自動的に判定し得るようになされてい
る。
【0075】(3−5)記録電流自動調整 このデイジタル信号再生回路1に搭載されているDET
CPU2は、再生系だけでなく記録電流値の設定も行
つている。これによつてDET CPU2は各記録電流
値に対する再生レベルを自動的に測定できる。
【0076】まず記録電流自動調整に関係する回路ブロ
ツクを図14として示す。この図に示されるように、D
ET CPU2はシリアル通信バスのポート3を介して
記録電流値を設定する。次にここで設定された記録電流
値で記録された区間を再生しながら、DET CPU2
はDET LSI4に内蔵されたデイジタル波形サンプ
ラ16によつて再生信号レベルを測定する。以上の操作
を次のような手順に従つて行うことにより、記録電流値
の自動調整が可能となる。
【0077】すなわちまずDET CPU2は、図15
に示す記録電流自動調整処理手順(ゲインコントロー
ル)SP20を実行し、数ポイントの記録電流に対する
再生信号レベルを確認し、DET LSI4内の最適AD
GAIN を設定する。なおフローチヤートSP20中、I
は記録電流デイジタルデータ、Istarta、Iendaはそれ
ぞれ記録電流デイジタルデータの初期値及び終値、Ist
epa は記録電流デイジタルデータの変化分を表す。また
Nはデイジタル波形サンプラ16の起動回数を表し、N
enda−1は記録電流データ1個当たりのデイジタル波形
サンプラ16の起動回数を表す。
【0078】次にDET CPU2は、上述の記録電流
自動調整処理手順(ゲインコントロール)SP20で設
定したAD GAIN を固定したまま、図16に示す記録電流
自動調整処理手順(カーブトレース)SP40を実行
し、記録電流Iを振つてそれに対する再生信号レベルを
読み取る。なおフローチヤートSP40中、Iは記録電
流デイジタルデータ、Istartb、Iendbはそれぞれ記録
電流デイジタルデータの初期値及び終値、Istepb は記
録電流デイジタルデータの変化分を表す。
【0079】またNはデイジタル波形サンプラ16の起
動回数を表し、Nendb−1は記録電流データ1個当たり
のデイジタル波形サンプラ16の起動回数を表す。この
記録電流自動調整処理手順(カーブトレース)SP40
を実行することにより、図17に示すように、記録電流
値Istartb、Istartb+Istepb ……Iendbを引き数と
して、M個の再生レベルで構成された再生信号レベルP
B1、PB2、……PBMでなるカーブトレースデータ
を得る。
【0080】続いてDET CPU2は上述の記録電流
自動調整処理手順(カーブトレース)SP40で得られ
たカーブトレースデータについて、図18に示す記録電
流自動調整処理手順(ピークサーチ)SP60を実行
し、再生信号のレベルのピーク値を求める。なおフロー
チヤート中、Mは記録電流値に対応した引き数を表し、
Mend は再生レベルサンプル数を表し、PBmax は再生
信号レベルの最大値を格納するためのバツフアを表す。
この記録電流自動調整処理手順(ピークサーチ)SP6
0を実行することにより、図19に示すように、記録電
流を振つた時の、再生信号レベルの最大値PBmax を得
る。
【0081】続いてDET CPU2は、図20に示す
記録電流自動調整処理手順( 0.5〔dB〕落ち検出)SP
70を実行し、上述の記録電流自動調整処理手順(ピー
クサーチ)SP60で得られた再生信号レベルのピーク
値PBmax から 0.5〔dB〕下がるポイントでの記録電流
値Ia、Ibを求める。
【0082】なおフローチヤート中、Mは記録電流デイ
ジタルデータに対応する引き数を表し、PBmax は再生
レベルピーク値を表し、PBは再生レベルピーク値から
0.5〔dB〕下のレベルを表し、ΔPBはPBmax −PB
-0.5を表す。
【0083】またIaは 0.5〔dB〕落ちオーバー電流側
を表し、Ibは 0.5〔dB〕落ちアンダー電流側を表し、
さらにΔIは記録電流デイジタルデータの補正値を表
す。この記録電流自動調整処理手順( 0.5〔dB〕落ち検
出)SP70を実行することにより、図23に示すよう
に記録電流値Ia、Ibを求めることができる。
【0084】続いてDET CPU2は、図21に示す
記録電流自動調整処理手順(電流値算出)SP90を実
行し、上述の記録電流自動調整処理手順( 0.5〔dB〕落
ち検出)SP70から得られる記録電流値Ia、Ibか
ら、電流値Inr、I'OP 、IOPを求める。
【0085】実際上電流値Inrは、再生レベルのピーク
を得るために記録電流値Ia、Ibの差分に、実験的に
得られる係数を乗算して算出されるもので、電流値I'O
P 及び電流値IOPはそれぞれデイジタルトラツクかアナ
ログトラツクかによつて、電流値Inrを補正して算出さ
れる値である。
【0086】最後にDET CPU2は図22に示す記
録電流自動調整処理手順(電流値設定)SP97を実行
し、上述の記録電流自動調整処理手順(電流値算出)S
P90で得られた電流値IOPを記録基板20(図14)
上の記録電流制御デイジタルアナログ変換回路21に設
定し、このようにして記録電流を自動調整し得るように
なされている。
【0087】なおここで調整されたデータはセツト本体
内蔵の不揮発性メモリ(EEPROM)に記憶され、次回の電
源投入時から各D/Aコンバータにロードされる。なお
このデータは図24に示すように補正されて使用され
る。図中CTDはカーブトレースデビエーシヨンを表
し、RCDは記録側のデイジタルアナログ変換回路の記
録側のデイジタルアナログ変換回路のデビエーシヨンを
表し、さらにΔIは電流補正値であり、このように再生
レベルを下げる方向に電流値が補正される。
【0088】(3−6)ヘツドアジマス測定 DET LSI4内蔵のデイジタル波形サンプラ16を
用いて、ヘツドアジマス角度の調整が可能となる。この
調整を実現するにあたつて、デイジタル波形サンプラ1
6の同時スタートと、記録信号及びサンプリング周波数
の関係を解決する必要がある。
【0089】このデイジタル信号再生回路1では、同時
に2つのチヤンネルのデイジタル波形サンプラ16をス
タートさせ、取り込まれた2つの波形の位相差を検出す
る。ただし通常のDET LSI4の使用方法ではDE
T CPU2は、同時に1つのDET LSI4としか
通信ができない。そこでDET LSI4を、図25に
示すように、2つのグループに分割して通信バスを独立
させることにより、2つのチヤンネルのデイジタル波形
サンプラ16を同時にスタートさせ得るようにんされて
いる。
【0090】また位相差を検出する際、記録信号の繰返
し周波数が不適切だと調整を正確に行うことができなく
なる。記録周波数を高くすると調整精度は上がるが、機
構取付け精度がシビアになる。また逆に低くするとメカ
的な取付け精度は楽になるが調整精度が下がる。そこで
機構取付け精度から記録信号の繰返し周波数を決定し、
さらに調整精度を確保するため、DET LSI4のサ
ンプリング周波数を可変にした。
【0091】デイジタル波形サンプラ16と、ヘツドア
ジマス調整の精度の比較を図26及び図27に示す。図
26ではサンプリング周波数が2.304 〔MHz〕で 0.5T
毎に1サンプル得るようになされ、この場合32バイト分
サンプリングすれば、15.5Tすなわち6.72〔μsec 〕、
5.11〔μm〕長になる。これに対し図27ではヘツドの
アジマスずれが規格で5〔μsec 〕=5.76T以内に対
し、実際の調整値は2〔μsec 〕=2.30T以内で調整し
得る。
【0092】ヘツドアジマスずれ図28のように存在す
る場合の調整方法について説明する。まず1CHと24
CHに繰り返し信号を記録したテープを準備し、テープ
を再生し1CHと24CHのデイジタル波形サンプラ1
6を同時にスタートさせる。サンプリングされた2つの
チヤンネルのデイジタル再生波形図29(A)及び
(B)、(C)及び(D)、(E)及び(F)から、ヘ
ツドアジマスずれ量を検出する。1〜3を繰り返しなが
ら、ヘツドアジマスを調整する。
【0093】(3−7)ヘツド間隔測定 このデイジタルオーデイオテープレコーダの場合、3つ
の磁気ヘツドを図30に示すように配置する必要があ
り、このヘツド間隔を測定するため、磁気テープを再生
して得られる再生信号のあるエツジが、2つのヘツド間
を移動するために要する時間を計測する。
【0094】実際上図31に示すようにあるエツジは、
まず先行ヘツドAを通過する。このときの時間をtA と
する。やがてこのエツジはヘツド間をテープ速度vでな
る一定速で移動して行き、後行ヘツドBに到達する。そ
のときの時間をtB とする。このときAヘツド及びBヘ
ツドの間隔をDとすると、ヘツド間の間隔Dは次式
【数8】 によつて算出される。
【0095】なおDET CPU2は図32に示すヘツ
ド間隔測定処理手順SP100を実行することにより、
上述した方法でヘツド間の間隔を測定する。すなわちD
ETCPU2はステツプSP101において先行ヘツド
を指定し、次のステツプSP102で先行ヘツドでエツ
ジを検出したか否かを判断する。
【0096】この状態でやがて図33(A)及び(B)
に示すように、エツジを検出すると、DET CPU2
はステツプSP103においてフリーランカウンタの値
を取り込みtA とする。続いてDET CPU2は次の
ステツプSP104でエツジ数カウンタNを1に設定
し、さらに次のステツプSP105で先行ヘツドでエツ
ジを検出したか否かを検出する。
【0097】やがてステツプSP105で先行ヘツドで
エツジを検出すると、DET CPU2は次のステツプ
SP106でエツジ数カウンタNをインクリメントし、
次のステツプSP107でエツジ数カウンタNが9(又
は17)か否か判断し、否定結果を得るとステツプSP
105に戻る。
【0098】実際上磁気テープ上には、28ブロツクの繰
り返しパターンが記録されており、このため28ブロツク
毎にエツジが検出され、検出対象が図30について上述
したようにRECヘツド及びMONヘツドの 280ブロツ
クのとき、エツジ数カウンタNが9か否か判断し、RE
Cヘツド及びSYNC PBヘツドの 488ブロツクのと
き、エツジ数カウンタNが17か否か判断する。
【0099】やがてDET CPU2はステツプSP1
07で肯定結果(図33(C))を得ると、次のステツ
プSP108に移りエツジ検出をマスクし(図33
(D))後行ヘツドを指定する。続いてDET CPU
2は次のステツプSP109に移り、マスク期間MS
(図33(E))か否か判断し、否定結果を得るとステ
ツプSP110に移り、後行ヘツドでエツジを検出した
か否か判断する。
【0100】DET CPU2はステツプSP110で
肯定結果を得ると、次のステツプSP111に移つてフ
リーランカウンタの値を取り込みtB とする。続いてD
ETCPU2は次のステツプSP112に移つて(8)
式について上述した演算を実行してヘツド間隔Dを求め
た後、次のステツプSP113に移つてそのヘツド間隔
測定処理手順を終了し、このようにしてヘツド間隔Dを
測定し得るようになされている。
【0101】(4)実施例の効果 以上の構成によれば、デイジタル信号再生回路1として
デイジタル波形等化用LSIに、マルチFs対応サンプ
リングクロツク発生器やEX−DET、EX−SEP、
エツジ検出回路及びDC追従回路を付加したことによ
り、再生レベルの自動調整、波形等化用イコライザ係数
の自動調整、エラーレイト自動測定、PWM記録/バイ
アス記録自動判定、記録電流自動調整、ヘツド高さ測
定、ヘツドアジマス測定及びヘツド間隔測定を容易に実
行し得るデイジタル信号再生回路1を実現できる。
【0102】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、再生アナ
ログ信号について所定のアナログ信号処理を施した後、
デイジタル変換してデイジタルフイルタで波形等化する
と共に波形サンプリングし、デイジタル信号及び抜き取
りクロツクを送出する波形等化手段に加えて、種々のサ
ンプリング周波数のクロツク信号を発生するクロツク発
生手段と、外部波形等化手段と、エラー検出手段と、エ
ツジ検出手段と、DC追従手段を設けたことにより、再
生レベルを自動調整、イコライザ係数を自動調整、エラ
ーレートの自動測定、磁気テープ上の記録がパルス幅変
調記録方式かバイアス記録方式かの自動判定、記録電流
の電流値を自動調整、磁気ヘツドの傾きの自動測定及び
ヘツドの間隔の測定を実行し得るデイジタル信号再生回
路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例によるデイジタル信号
再生回路を示すブロツク図である。
【図2】図2はデイテクタの構成を示すブロツク図であ
る。
【図3】図3はクロツク発生回路の構成を示すブロツク
図である。
【図4】図4は発生されるクロツク信号を示すタイミン
グチヤートである。
【図5】図5はDC追従回路部の構成を示すブロツク図
である。
【図6】図6はEX−DET部の構成を示すブロツク図
である。
【図7】図7はCRCエラー検出部の構成を示すブロツ
ク図である。
【図8】図8はエツジ検出回路の構成を示すブロツク図
である。
【図9】図9は再生レベルが異常時の波形を示す信号波
形図である。
【図10】図10は再生レベルの自動調整処理手順を示
すフローチヤートである。
【図11】図11はバイアス記録の再生波形を示す信号
波形図である。
【図12】図12はPWM記録の再生波形を示す信号波
形図である。
【図13】図13はPWM記録/バイアス記録自動判定
手順を示すフローチヤートである。
【図14】図14は記録電流自動調整時の信号の流れを
示すブロツク図である。
【図15】図15は記録電流自動調整処理手順(ゲイン
コントロール)を示すフローチヤートである。
【図16】図16は記録電流自動調整処理手順(カーブ
トレース)を示すフローチヤートである。
【図17】図17はカーブトレース動作の説明に供する
特性曲線図である。
【図18】図18は記録電流自動調整処理手順(ピーク
サーチ)を示すフローチヤートである。
【図19】図19はピークサーチ動作の説明に供する特
性曲線図である。
【図20】図20は記録電流自動調整処理手順(0.5dB
落ち検出)を示すフローチヤートである。
【図21】図21は記録電流自動調整処理手順(電流値
算出)を示すフローチヤートである。
【図22】図22は記録電流自動調整処理手順(電流値
設定)を示すフローチヤートである。
【図23】図23は記録電流値と再生信号レベルの関係
の説明に供する特性曲線図である。
【図24】図24はIstep=4(LSB)のときの電流
補正の説明に供する特性曲線図である。
【図25】図25はデバイスコードと入力チヤネルの関
係を示すブロツク図である。
【図26】図26は波形サンプラのスペツクを示す特性
曲線図である。
【図27】図27はヘツドアジマ調整のスペツクを示す
タイミングチヤートである。
【図28】図28はヘツドアジマスずれを示す略線図で
ある。
【図29】図29はアジマスずれと再生信号の関係を示
すタイミングチヤートである。
【図30】図30は磁気ヘツドの配置を示す略線図であ
る。
【図31】図31はヘツド間隔測定方法の説明に供する
略線図である。
【図32】図32はヘツド間隔測定処理手順を示すフロ
ーチヤートである。
【図33】図33はヘツド間隔測定動作の説明に供する
略線図である。
【図34】図34はアツテネータに設定可能なゲインを
示す図表である。
【図35】図35はフイルタ係数の設定(C1)を示す
図表である。
【図36】図36はフイルタ係数の設定(C3)を示す
図表である。
【図37】図37はエラーレートの格子を示す図表であ
る。
【図38】図38は係数の組合せを示す図表である。
【符号の説明】
1……デイジタル信号再生回路、2……DET CP
U、3……DET LSI部、4……DET LSI、
5……DC追従回路、6……クロツク発生回路、7……
EX−DET、8……EX−SEP、9……エツジ検出
回路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープ上のデイジタル信号を再生して
    得られる再生アナログ信号より再生デイジタル信号を得
    るデイジタル信号再生回路において、 上記再生アナログ信号について所定のアナログ信号処理
    を施した後、デイジタル変換してデイジタルフイルタで
    波形等化すると共に波形サンプリングし、上記デイジタ
    ル信号及び抜き取りクロツクを送出する波形等化手段
    と、 上記波形等化手段の動作クロツクとして種々のサンプリ
    ング周波数のクロツク信号を発生するクロツク発生手段
    と、 上記磁気テープ上の上記デイジタル信号に対して、余分
    に付加された外部波形等化手段と、 必要に応じて外部波形等化手段から得られる上記デイジ
    タル信号についてエラー検出処理を行うエラー検出手段
    と、 上記波形等化手段の波形サンプリング結果を用いて、上
    記デイジタル信号のエツジを検出するエツジ検出手段
    と、 上記波形等化手段の波形等化結果に基づいてDC成分を
    除去して再度上記波形等化手段に入力するDC追従手段
    とを具えることを特徴とするデイジタル信号再生回路。
  2. 【請求項2】上記波形等化手段における波形サンプリン
    グ結果に基づいて、最適な再生レベルを検出し、上記波
    形等化手段の上記アナログ信号処理の利得を制御して、
    再生レベルを自動調整するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のデイジタル信号再生回路。
  3. 【請求項3】上記波形等化手段のデイジタルフイルタに
    所定のイコライザ係数を設定して、上記エラー検出手段
    から得られるエラー検出処理結果を測定し、当該測定結
    果が最小となるように上記イコライザ係数を自動調整す
    るようにしたことを特徴とする請求項1にデイジタル信
    号再生回路。
  4. 【請求項4】上記エラー検出手段によつて上記波形等化
    手段のデイジタル信号についてエラー検出し、当該エラ
    ー検出結果によつてエラーレートを自動測定するように
    したことを特徴とする請求項1に記載のデイジタル信号
    再生回路。
  5. 【請求項5】上記波形等化手段における波形サンプリン
    グ結果の、ゼロクロス点の多少に基づいて、上記磁気テ
    ープ上の記録がパルス幅変調記録方式かバイアス記録方
    式かを自動的に判定するようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載のデイジタル信号再生回路。
  6. 【請求項6】記録電流として種々の電流値を設定し、上
    記波形等化手段における上記波形サンプリング結果によ
    つて再生信号レベルを測定し、最適な上記記録電流の電
    流値を最適に調整するようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載のデイジタル信号再生回路。
  7. 【請求項7】磁気テープ上に両端部に所定の繰り返し信
    号を記録し、上記磁気テープを再生して得られる上記波
    形等化手段の上記波形サンプリング結果に基づいて、磁
    気ヘツドの傾きを測定するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のデイジタル信号再生回路。
  8. 【請求項8】磁気テープ上に所定の繰り返し信号を記録
    し、上記磁気テープを先行ヘツド及び後行ヘツドを切り
    換えて順次再生して得られる上記波形等化手段の上記波
    形サンプリング結果に基づいて、上記先行ヘツド及び上
    記後行ヘツドの間隔を測定するようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載のデイジタル信号再生回路。
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