JPH05266336A - 商品収納装置 - Google Patents

商品収納装置

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JPH05266336A
JPH05266336A JP6215092A JP6215092A JPH05266336A JP H05266336 A JPH05266336 A JP H05266336A JP 6215092 A JP6215092 A JP 6215092A JP 6215092 A JP6215092 A JP 6215092A JP H05266336 A JPH05266336 A JP H05266336A
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JP
Japan
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wire
merchandise
members
product
push
Prior art date
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Pending
Application number
JP6215092A
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English (en)
Inventor
Akira Shimizu
彰 清水
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP6215092A priority Critical patent/JPH05266336A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造コストを低減することができるととも
に、押上部材の取付けを容易になし得る商品収納装置を
提供する。 【構成】 各押上部材40が取付けられる無端状部材を
ワイヤ30によって形成することにより、無端状部材が
安価なものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は缶またはビン入り飲料用
の自動販売機等に用いられる商品収納装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機としては、上
下方向に延びる複数の商品通路内に商品を積み重ねて収
納し、商品通路の下端から一個ずつ落下搬出するように
したサ−ペンタイン式のものが主流であるが、最近では
インドアタイプの自動販売機として、実願平3−105
616号に記載されたようなものも提案されている。
【0003】この自動販売機は、図7に示すように上面
を開閉自在となした自動販売機本体1の内部に、上面に
商品投入用の開口部を有する商品容器2と、商品容器2
の一側面に配置された上下一対のスプロケット3,4
と、各スプロケット3,4に取付けられた無端状のチェ
−ン5と、チェ−ン5に取付けられた複数の押上部材6
と、下方のスプロケット4にベルト7を介して連結され
たチェ−ン駆動用のモ−タ8とからなる商品収納装置を
備え、商品容器2内に収納した商品Aを各押上部材6に
よって上昇させ、自動販売機本体1の前面に設けた商品
取出口1aに順次搬出するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記チ
ェ−ン5及びスプロケット3,4によって構成される機
構は、構造が複雑なため高価なものとなっており、製造
コストが高くつくという問題点があった。また、チェ−
ン5に押上部材6を取付けるには、チェ−ンの一部を分
解して押上部材6を装着し、再度チェ−ン5を組立てな
ければならず、押上部材6の取付けに多大な手間を要す
るという問題点もあった。
【0005】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、製造コストを低減す
ることができるとともに、押上部材の取付けを容易にな
し得る商品収納装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、上面に商品投入用の開口部
を有する商品容器と、該商品容器の一側面に沿って上下
方向に回動する無端状部材と、該無端状部材に取付けら
れた複数の押上部材とを備え、商品容器内に収納した商
品を各押上部材によって順次上昇させ商品容器の外部に
搬出する商品収納装置において、前記無端状部材をワイ
ヤによって形成するとともに、該ワイヤに取付部材を装
着し、該取付部材には前記押上部材を連結している。
【0007】また、請求項2では、前記取付部材を前記
ワイヤを挟持する一対の挟持部材から構成するととも
に、一方の挟持部材を他方の挟持部材に摺動自在に結合
し、該一方の挟持部材を他方の挟持部材に係合する締付
部材によってワイヤ挟持方向に押圧するようにしてい
る。
【0008】また、請求項3では、前記各挟持部材のワ
イヤ挟持部分にワイヤを部分的に屈曲させる凹部及び凸
部を設けている。
【0009】
【作用】請求項1の商品収納装置によれば、無端状部材
がワイヤによって形成されていることから、無端状部材
のコストが安価なものとなる。また、押上部材はワイヤ
に装着された取付部材に連結される。
【0010】また、請求項2の商品収納装置によれば、
請求項1の作用を有するとともに、前記取付部材におい
ては、一対の挟持部材によってワイヤが挟持されるとと
もに、一方の挟持部材が他方の挟持部材に係合する締付
部材によってワイヤ挟持方向に押圧されることから、取
付部材がワイヤに確実に固定される。
【0011】また、請求項3の商品収納装置によれば、
請求項1または2の作用を有するとともに、前記各挟持
部材に挟持されたワイヤが各挟持部材の凹部及び凸部に
よって部分的に屈曲することから、ワイヤに対する取付
部材のずれが防止される。
【0012】
【実施例】図1乃至図5は本発明の一実施例を示すもの
である。この商品収納装置は従来例と同様の自動販売機
本体内に設けられ、上面に商品投入用の開口部を有する
商品容器10と、商品容器10の前面に取付けられた上
下一対のプ−リ20,21と、各プ−リ20,21に巻
き掛けられたワイヤ30と、ワイヤ30に取付けられた
計8個の押上部材40と、一方のプ−リ20を回転駆動
するモ−タ50と、ワイヤ30に張力を付与する緊張装
置60とから構成されている。
【0013】商品容器10は図2に示すように前面及び
上面を開口し、商品投入口をなす上面の開口部10aか
ら商品Aをバラ積みに収納できるようになっている。商
品容器10の内部には前下りに傾斜した底板11が上げ
底状に取付けられ、底板11の前端には後記する押上部
材40の通過を許容する切り欠き11aが形成されてい
る。また、商品容器10内の両側面には押上部材40を
案内するガイドレ−ル12が設けられている。このガイ
ドレ−ル12はやや前傾して商品容器10の前面を上下
に延びる二枚の対向板12a,12bからなり、押上部
材40のロ−ラを各対向板12a,12b間に移動させ
るようになっている。また、ガイドレ−ル12の上端に
は前下りに延びる案内板13が取付けられ、この案内板
13には押上部材40の通過を許容する切り欠き13a
が形成されている。
【0014】各プ−リ20,21はその回転軸20a,
21aの中央に取付けられ、各回転軸20a,21aの
両端は商品容器10の両側面に設けた孔10b,10c
に回転自在に挿入されている。
【0015】ワイヤ30には各押上部材40を取付ける
ための複数の取付部材31が互いに等間隔で装着されて
おり、各取付部材31は図3に示すようにワイヤ30を
挟持する一対の挟持部材32,33と、一方の挟持部材
32に係合する係合板34と、係合板34に螺着された
締付部材をなすねじ35とからなる。一方の挟持部材3
2は平板状の部材をワイヤ30を包容するようU字状に
湾曲することによって形成され、その両片には長手方向
に延びる長方形の孔32aと、押上部材40を連結する
ための孔32bがそれぞれ設けられている。他方の挟持
部材33は一方の挟持部材32の対向面間に介装可能な
ブロック状の部材からなり、その先端(ワイヤ挟持側)
はワイヤ30の外周面に沿って緩やかに湾曲している。
また、挟持部材33の両側面には挟持部材32の孔32
aに嵌合する突部33aが形成され、この突部33aは
孔32a内を長手方向に移動できるよう孔32aの長さ
よりも短くなっている。これにより、挟持部材33が挟
持部材32に摺動自在に結合する。また、係合板34の
両端には挟持部材32の孔32aに嵌合する突部34b
が形成され、その中央にはねじ35を螺着するねじ孔3
4aが設けられている。この取付部材31では、挟持部
材32の両片間に、ワイヤ30、挟持部材33及び係合
板34を順に挿入し、係合板34に螺着されたねじ35
を図4に示すようにドライバ−Bで締め付けることによ
り、挟持部材33がねじ35によってワイヤ30側に押
圧され、ワイヤ30が各挟持部材32,33に確実に挟
持される。また、各挟持部材32,33のワイヤ挟持部
分、即ち一方の挟持部材32の湾曲部内側と他方の挟持
部材32の先端にはそれぞれ凸部32c及び凹部33b
が形成されており、この凸部32c及び凹部33bによ
ってワイヤ30が部分的に屈曲し、取付部材31がずれ
ないようになっている。
【0016】各押上部材40はワイヤ30の外周に互い
に等間隔で取付けられており、図5に示す如く略三角形
状の両端片を直角に折り曲げて側面部40aを形成する
とともに、各側面部40aよりも延出した前上がりの先
端片40bを有し、各側面部40aにはロ−ラ41がそ
れぞれ上下に取付られている。各ロ−ラ41は左右の側
面部40aを互いに貫通するピン42を軸として回動自
在に支持されており、上方のピン42は取付部材31の
孔32bを連通している。これにより、押上部材40が
ピン42を軸として回動自在に取付けられている。ま
た、各ピン42は押上部材40を貫通した後、その先端
に抜止用のEリング44が嵌着される。
【0017】モ−タ50は底板11の下方に配置され、
その回転軸50aは図1に示すように下方のプ−リ21
に取付けられたプ−リ51にベルト52を介して連結さ
れている。
【0018】緊張装置60は、ワイヤ30に係合するプ
−リ61と、プ−リ61を支持する支持部62とからな
る。支持部62はプ−リ61を摺動自在に支持してお
り、内蔵したスプリング63によってプ−リ61をワイ
ヤ押圧方向に付勢している。また、支持部62の支軸6
2aは商品容器10の両側面に設けた孔10dに挿入さ
れている。
【0019】以上のように構成された商品収納装置は、
図示を省略したが自動販売機本体1の幅方向に複数設け
られ、それぞれ異なった種類の商品を収納できるように
なっている。即ち、図示しない商品選択ボタンの押圧に
より、対応する商品収納装置のモ−タ50が作動し、ワ
イヤ30が図1の反時計回りに回動する。これにより、
押上部材40がガイドレ−ル12に案内されながら商品
容器10内を上昇し、各押上部材40によって商品容器
10の商品Aが一個ずつ押し上げられる。その際、駆動
ユニット50は一回の販売要求に対して商品一個分だけ
回転動作するようになっており、この動作により最上位
の押上部材40が案内板13の切り欠き13aを通過し
て商品容器10の外側に移動する。これにより、この押
上部材40上で待機していた商品Aが図1に示すように
案内板13上に転移し、案内板13上を転動して図示し
ない商品取出口に搬出される。また、押上部材40が商
品容器10の外側に移動すると、押上部材40はガイド
レ−ル12から解放されて上下に反転するとともに、自
重によりピン42を軸として下方へ旋回し、図1に示す
ようにワイヤ30から垂下した状態となって下降する。
【0020】このように、本実施例の商品収納装置よれ
ば、各押上部材40が取付けられる無端状部材をワイヤ
30によって形成したので、無端状部材が安価なものと
なり、製造コストを大幅に低減することができる。ま
た、ワイヤ30に装着した取付部材31に押上部材40
を連結することにより、押上部材40を容易に取付ける
ことができる。更に、この取付部材31をワイヤ30を
挟持する一対の挟持部材32,33から構成するととも
に、一方の挟持部材33に他方の挟持部材32を摺動自
在に結合し、他方の挟持部材32を一方の挟持部材33
に係合するねじ35によってワイヤ挟持方向に押圧する
ようにしたので、取付部材31をワイヤ30に確実に固
定することができる。また、各挟持部材32,33のワ
イヤ挟持部分にワイヤ30を部分的に屈曲させる凸部3
2c及び凹部33bを設け、挟持したワイヤ30を部分
的に屈曲するようにしたので、ワイヤ30に対する取付
部材31のずれを確実に防止することができる。
【0021】また、図6は緊張装置の他の実施例を示す
もので、下方のプ−リ21の回転軸21aを付勢するよ
うにしたものである。この緊張装置70は、プ−リ21
の回転軸21aを回転自在に支持する軸受71と、軸受
71を付勢するスプリング72とからなり、軸受71は
商品容器10の側面に設けられた長孔10eに摺動自在
に嵌合している。また、スプリング72は長孔10eの
上端と軸受71の上面との間に圧縮状態で介装され、ス
プリング72によって軸受71を下方へ押圧することに
より、ワイヤ30に張力が付与されるようになってい
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の商品収
納装置によれば、無端状部材が安価なものとなるので、
製造コストを大幅に低減することができる。また、押上
部材を容易に取付けることができるので、生産性を格段
に向上させることができる。
【0023】また、請求項2の商品収納装置によれば、
請求項1の効果を達成し得るとともに、取付部材をワイ
ヤに確実に固定することができる。
【0024】また、請求項3の商品収納装置によれば、
請求項1または2の効果を達成し得るとともに、ワイヤ
に対する取付部材のずれを確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す商品収納装置の要部側
面断面図
【図2】商品容器の斜視図
【図3】取付部材の分解斜視図
【図4】取付部材の装着状態を示す側面図
【図5】押上部材の取付構造を示す分解斜視図
【図6】緊張装置の他の実施例を示す斜視図
【図7】従来例を示す自動販売機の側面断面図
【符号の説明】
10…商品容器、10a…開口部、30…ワイヤ、31
…取付部材、32,33…挟持部材、32c…凸部、3
3b…凹部、34…係合板、35…ねじ、A…商品。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に商品投入用の開口部を有する商品
    容器と、該商品容器の一側面に沿って上下方向に回動す
    る無端状部材と、該無端状部材に取付けられた複数の押
    上部材とを備え、商品容器内に収納した商品を各押上部
    材によって順次上昇させ商品容器の外部に搬出する商品
    収納装置において、 前記無端状部材をワイヤによって形成するとともに、該
    ワイヤに取付部材を装着し、該取付部材には前記押上部
    材を連結したことを特徴とする商品収納装置。
  2. 【請求項2】 前記取付部材を前記ワイヤを挟持する一
    対の挟持部材から構成するとともに、一方の挟持部材を
    他方の挟持部材に摺動自在に結合し、該一方の挟持部材
    を他方の挟持部材に係合する締付部材によってワイヤ挟
    持方向に押圧するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の商品収納装置。
  3. 【請求項3】前記各挟持部材のワイヤ挟持部分にワイヤ
    を部分的に屈曲させる凹部及び凸部を設けたことを特徴
    とする請求項1または2記載の商品収納装置。
JP6215092A 1992-03-18 1992-03-18 商品収納装置 Pending JPH05266336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6215092A JPH05266336A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 商品収納装置

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JP6215092A JPH05266336A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 商品収納装置

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JPH05266336A true JPH05266336A (ja) 1993-10-15

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ID=13191792

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6215092A Pending JPH05266336A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 商品収納装置

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JP (1) JPH05266336A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100808447B1 (ko) * 2006-02-10 2008-02-29 주유덕 계단식 상품 이송장치 및 이를 이용한 게임박스

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