JPH0526621Y2 - - Google Patents

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JPH0526621Y2
JPH0526621Y2 JP11786290U JP11786290U JPH0526621Y2 JP H0526621 Y2 JPH0526621 Y2 JP H0526621Y2 JP 11786290 U JP11786290 U JP 11786290U JP 11786290 U JP11786290 U JP 11786290U JP H0526621 Y2 JPH0526621 Y2 JP H0526621Y2
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JP
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panel
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display panel
stand
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、展示用パネル本体に折畳み自在な防
護柵を連設した展示用パネル装置に関する。
[従来の技術と考案が解決しようとする課題] 一般に、展示会場において、著名な絵画、骨董
品などを展示する場合、展示用パネル本体の前方
に防護柵を配設し、観覧者が一定距離をおいて展
示品を観覧できるようにしている。
従来、この防護柵は展示会場に展示用パネル本
体を所定に設定した後、この展示用パネルに沿つ
て所定間隔おきに設置するようにしている。
したがつて、収納する際には上記展示用パネル
本体と上記防護柵とを別々に片付けなければなら
ず、また、会場設定の際には別々に取出さなけれ
ばならず作業が煩雑である。
[考案の目的] 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
防護柵と展示用パネル本体の収納、取出しを簡単
に行うことのできる展示用パネル装置を提供する
ことを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案による展示用
パネル装置は、展示用パネル本体の展示面前方に
防護柵を対設し、この防護柵と上記展示用パネル
本体とをステーを介して折畳み自在に連設したも
のである。
[作用] 上記構成において、収納時は展示用パネル本体
の展示面前方に対設した防護柵をステーを介して
上記展示用パネル本体側へ折畳み、上記展示用パ
ネル本体とともに片付ける。
また設営時は、上記展示用パネルにステーを介
して折畳まれた防護柵を開げて、この展示用パネ
ルの展示面前方に設置する。
[考案の実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は展示
用パネル装置の正面図、第2図は第1図の側面
図、第3図は第1図の部拡大図、第4図は第2
図の部拡大図、第5図は第1図の−断面
図、第6図は第1図の−断面図、第7図は第
1図の防護柵ユニツトを除いた−断面図、第
8図aは折畳み状態の第7図に相当する断面図、
第8図bは第8図aのB矢視正面図、第9図は折
畳み状態での展示用パネル装置の斜視図、第10
図,第11図は展示用パネル装置の設置状態を態
様別に示す平面図である。
(構成) 図中の符号1は展示用パネル装置で、パネル本
体2と防護柵ユニツト41とからなり、このパネ
ル本体2に、比較的幅広の大パネル3が対向一対
に設けられている。
また、この両大パネル3の両側が、互いに屈曲
自在に連設する二枚のハーフパネル4a,4aを
介して折畳自在に連設されて、さらに、上記大パ
ネル3の中央部に貫通口3aが穿設されている。
この貫通口3aの側面と上面が、互いに屈曲自在
に連設する二枚の側面ハーフパネル4b、上面ハ
ーフパネル4cを介して折畳自在に連設されてい
る。
また、上記両大パネル3の対向面の両側に二本
のパネルフレーム5が所定間隔を開けて配設さ
れ、この互いに対設するパネルフレーム5間の上
下に、上記大パネル3の上方へ屈曲自在なステー
6が渡設されている。
第7図に示すように、このステー6が拡開した
状態のとき上記各ハーフパネル4a,4a,4
b,4b,4c,4cがフラツトになり、また、
第5図、第6図の二点鎖線、および、第8図、第
9図に示すように、上記ステー6が屈曲した状態
では、上記各ハーフパネル4a,4a,4b,4
b,4c,4cが折畳まれるとともに、上部側に
配設した上記ステー6の屈曲部6aが上記大パネ
ル3の上面から突出される。
また、上下に配設された上記ステー6の上部屈
曲部6aが連結部材7を介して連設されており、
この連結部材7の上端に、クランク状に曲げ形成
したフツク受け8が固設されている。
一方、下部側に配設した上記ステー6と両端の
掛止部を共用するスタンドステー9の屈曲部9a
に、スタンドホルダ10の上端が枢支され、この
スタンドホルダ10の下端に、スタンド11の上
端が、上記大パネル3の幅方向に沿つて回動自在
に枢支され、また、このスタンド11の下端にア
ジヤスタ12が取付けられている。
上記スタンド11の上端部に形成した肩部11
aが上記スタンドホルダ10の下端に形成したス
トツパ10aに掛止されると、このスタンド11
が垂直状態を維持する。
また、上記スタンド11と上記スタンドステー
9とがオフセツトスプリング13を介して連設さ
れており、このオフセツトスプリング13の付勢
力により上記スタンド11の垂立姿勢、あるい
は、屈曲姿勢が維持される。
なお、第7図に示すように、上記パネル本体2
を設置した状態では上記スタンド11の下端に設
けたアジヤスタ12が上記パネル本体2の底面か
ら突没調整自在にされており、また、上記パネル
本体2を折畳んだ状態では、上記スタンドステー
9がパネル本体2の下方へ屈曲し上記スタンド1
1が大パネル3の下面から突出する。
また、上記大パネル3の対向面の下部に、キヤ
スタブラケツト14が配設され、このキヤスタブ
ラケツト14にキヤスタ昇降装置15を介してキ
ヤスタ18が固設されている。
上記キヤスタ昇降装置15は外部から挿通され
る工具(図示せず)を介して操作することがで
き、このキヤスタ昇降装置15を介して上記キヤ
スタ18を上記大パネル3の底面から出没させる
ことができる。
一方、上記大パネル3の展示面3bに上記防護
柵ユニツト41が併設されている。
この防護ユニツト41は別部材として上記大パ
ネル3に対し取付け、取外しが自在であり、勿
論、その他の展示パネルに取付けることも可能で
ある。
上記大パネル3の展示面3bの両側下部にアン
カ42が予め埋設されており、このアンカ42
に、上記防護柵ユニツト41の両側に設けたブラ
ケツト43がボルト(図示せず)などを介して固
設されている。
また、上記大パネル3の展示面3bの前方に防
護柵44が対設され、この防護柵44の両端の接
地面にクツシヨンゴム46が固設されている。さ
らに、この防護柵44の両端と上記ブラケツト4
3とが、平行に配設された一対のステー45を介
して連設されている。
上記防護柵44が連結部44aを介して分割自
在にされており、中央の分割柵44bの長さ、あ
るいは、連結個数を任意に設定することで防護柵
44の長さをパネルの全長に適合させることがで
きる。
また、第2図、第4図に一点鎖線で示し、第9
図に実線で示すように、上記防護柵ユニツト41
の防護柵44が上記ステー45を介して上記大パ
ネル3の展示面3bの方向へ平行に折畳み自在に
されており、折畳み時は、例えば、上記ブラケツ
ト43、防護柵44と上記ステー45とを締結す
るボルト47の締結力で、折畳み状態を維持する
ように設定されている。
なお、符号31は展示フロア、31aは展示フ
ロア31の柱である。
(作用) 次に、上記構成による実施例の作用について説
明する。
展示フロア31に展示用パネル装置1を配設す
る場合、図示しないパネル収納庫に折畳まれた状
態で収納されている上記展示用パネル装置1を運
びだし、まず、スタンドホルダ10から一側へ屈
曲されているスタンド11を垂立させ、また、こ
の展示用パネル装置1を吊下げているチエーン3
3を下ろし、このチエーン33に固設したフツク
33aに係合している上記展示用パネル装置1の
フツク受け8を外す。
次いで、上記展示用パネル装置1をスタンド1
1を展示フロア31に設置した状態でパネル本体
2の二つに折畳まれているハーフパネル4a,4
b,4cを広げてフラツトにする。
すると、上記パネル本体2の大パネル3の対向
面間を保持するステー6、および、上記スタンド
ホルダ10を枢支するスタンドステー9が拡開
し、この両ステー6,9が上記パネル本体2に没
入され、上記パネル本体2が自重により降下し、
このパネル本体2の底面から露呈するキヤスタ1
8が上記展示フロア31に着座される。また、上
記ステー6が拡開されることで上記大パネル3の
対向面間が保持される。
ついで、上記パネル本体2を側方向へ押し、こ
の展示用パネル装置1を所望の位置まで移動させ
る。
その後、図示しない工具によりキヤスタ昇降装
置15を操作して、上記キヤスタ18をパネル本
体2内に没入させて、このパネル本体2を展示フ
ロア31に設置する。
そして、上記パネル本体2の大パネル3の展示
面3bに折畳まれている防護柵ユニツト41の防
護柵44を開き、この防護柵44の接地面に固設
したクツシヨンゴム46を上記展示フロア31に
設置する。
すると、上記展示面3bの前方に上記防護柵ユ
ニツト41により所定の空隙が形成され、この空
隙部分に展示品を設置したり、あるいは、観覧者
が上記展示面3bに展示した絵画などの展示品を
一定距離をおいて観覧することができる。
なお、第10図,第11図に、複数の展示用パ
ネル装置1を用いて展示場を設営する場合の一例
を示す。
第10図に示すように、展示フロア31に対応
して異なる長さを有する複数の展示用パネル装置
1をコの字状に配設し、外方へ指向する大パネル
3のみを展示面3aとし、この面にのみ上記防護
柵ユニツト41を併設することで、上記展示用パ
ネル装置1で囲まれた部分を展示品の収納庫とし
て使用することができ、また、この展示品を上記
パネル本体2に穿設した貫通口3aから上記展示
面3a側へ自由に出入れすることができる。
また、このととき関係者以外の立入りは上記防
護柵ユニツト41により防止する。
一方、第11図に示すように、パネル本体2の
両面を展示面3bとし、この展示面3bに上記防
護柵ユニツト41を各々併設した展示用パネル装
置1を展示フロア31に任意に配設すれば、この
展示フロア31を有効に利用して展示品を効率よ
く展示することができる。
一方、上記展示フロア31に設置した各展示用
パネル装置1を上記パネル収納庫に収納する場
合、まず、防護柵ユニツト41の防護柵44をス
テー45を介して上記大パネル3の展示面3b側
へ折畳み、このステー45を締結するボルト47
の締結力などにより上記折畳み状態を維持する。
また、上記キヤスタ昇降装置15を工具により
操作し、キヤスタ18を上記パネル本体2の底面
から露呈させ、上記パネル本体2を上記パネル収
納庫の方向へ移動させる。次いで、このパネル本
体2互いに対向するパネル3を近接させ、この大
パネル3,3間を保持しているステー6を屈曲さ
せる。
すると、上記大パネル3,3間を連設するハー
フパネル4a,4b,4cが二つに折畳まれ、ま
た、スタンドステー9が下方へ屈曲される。
その結果、上記スタンドステー9に連設するス
タンド11が上記パネル本体2の底面から突出
し、このスタンド11の下端に固設したアジヤス
タ12が展示フロア31に設置して上記パネル本
体2が相対的に持ち上げられる。また、上記ステ
ー6に連設する連結部材7の上端に固設したフツ
ク受け8が上記パネル本体3の上面から突出す
る。
そして、このフツク受け8に、上記パネル収納
庫の天井に敷設したハンガレール32から垂設す
るチエーン33の下端に設けたフツク33aを掛
止し、図示しないチエーンブロツクを介して上記
展示用パネル装置1を吊下げ、この展示用パネル
装置1を上記ハンガレール32に沿つて上記パネ
ル収納庫に順次収納する。
また、このパネル収納庫に収納した展示用パネ
ル装置1の底部から突出しているスタンド11を
折曲げることで、この展示用パネル装置1の底部
と上記パネル収納庫の床面との間に空隙部が形成
される。この空隙部に、展示フロアを設営する際
に使用した彫塑台、ブロツク、棚などの備品を収
納すれば、空間の有効利用を図ることができる。
このように、移動可能な自立型の展示用パネル
装置1に折畳み自在な防護柵を併設することで、
展示場の設営を自由なレイアウトで効率よく行う
ことができるばかりか、展示フロアを有効に利用
することができる。
[考案の効果] 以上、説明したように本考案によれば、展示用
パネル本体に折畳み自在な防護柵を連設したの
で、防護柵と展示用パネル本体の収納、取出しを
簡単に行うことができ、作業の効率化を図ること
ができるなど優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は展示
用パネル装置の正面図、第2図は第1図の側面
図、第3図は第1図の部拡大図、第4図は第2
図の部拡大図、第5図は第1図の−断面
図、第6図は第1図の−断面図、第7図は第
1図の−断面図、第8図aは折畳み状態の第
7図に相当する断面図、第8図bは第8図aのB
矢視正面図、第9図は折畳み状態での展示用パネ
ル装置の斜視図、第10図,第11図は展示用パ
ネル装置の設置状態を態様別に示す平面図であ
る。 1……展示用パネル装置、2……展示用パネル
本体、3b……展示面、44……防護柵、45…
…ステー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 展示用パネル本体の展示面前方に防護柵を対設
    し、 この防護柵と上記展示用パネル本体とをステー
    を介して折畳み自在に連設した ことを特徴とする展示用パネル装置。
JP11786290U 1990-11-08 1990-11-08 Expired - Lifetime JPH0526621Y2 (ja)

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JP11786290U JPH0526621Y2 (ja) 1990-11-08 1990-11-08

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JP11786290U JPH0526621Y2 (ja) 1990-11-08 1990-11-08

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Publication Number Publication Date
JPH0475384U JPH0475384U (ja) 1992-07-01
JPH0526621Y2 true JPH0526621Y2 (ja) 1993-07-06

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