JP3200670U - 簡易設置用フェンス - Google Patents
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Abstract
【課題】マラソン大会やイベント会場等における通行規制や通路形成等に用いられる簡易設置用フェンスにおいて、複数のフェンスをスペース効率良く収容することができ、フェンスの搬送、設置、回収作業をより効率的に行うことのできる簡易設置用フェンスを提供する。【解決手段】フェンス本体2と、フェンス本体2を、左右両端側からそれぞれ下支えして起立させる一対の横方向に延びる脚部3とを備え、各脚部3は、平面視でフェンス本体2に沿って格納される格納姿勢と、平面視でフェンス本体2から交差方向に突出してフェンス本体2を下支えする支持姿勢とに切換可能に、上下方向の軸回りに回動可能にフェンス本体2側に連結され、脚部3は、格納姿勢時において、全体がフェンス本体2の左右における脚部3に近い側の端部よりも左右内側に位置するように構成される。【選択図】図1
Description
本考案は、マラソン大会等のイベント会場、工事、警備等における交通規制や誘導用の通路形成等に用いられる持運び可能な簡易設置用フェンスに関する。
従来より、持運び可能な簡易設置用フェンスとしては、フェンス本体と、フェンス本体を左右両端側からそれぞれ下支えして起立させる一対の横方向に延びる脚部とを備え、該脚部が平面視でフェンス本体から交差方向に突出してフェンス本体をより安定した状態で下支えする特許文献1に示す簡易設置用フェンスが公知になっている。
上記文献の簡易設置用フェンスによれば、フェンスが持運び易く、安定して自立するため作業者によるフェンスの設置も容易に行うことができる一方で、多くの人が集まるイベント会場、工事現場、警備、公民施設等において使用されるフェンスは、短い準備時間で同じ型のフェンスを多数並べることにより使用するため、作業者がフェンスをスムーズに設置する必要があるとともに、使用後は、フェンスを搬送用のトラック等にスペース効率良く・素早く回収できる必要があるところ、従来のフェンスでは設置・回収作業に手間がかかり、作業に多くの人手が必要になる場合があるという課題があった。
本考案では、マラソン大会やイベント会場等における通行規制や通路形成等に用いられる簡易設置用フェンスにおいて、複数のフェンスをスペース効率良く収容することのでき、フェンスの搬送、設置、回収作業をより効率的に行うことのできる簡易設置用フェンスを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本考案は、第1に、フェンス本体2と、該フェンス本体2を、左右両端側からそれぞれ下支えして起立させる一対の横方向に延びる脚部3とを備え、各脚部3は、平面視でフェンス本体2に沿って格納される格納姿勢と、平面視でフェンス本体2から交差方向に突出してフェンス本体2を下支えする支持姿勢とに切換可能に、上下方向の軸回りに回動可能にフェンス本体2側に連結され、前記脚部3は、格納姿勢時において、全体が、上記フェンス本体2の左右における該脚部3に近い側の端部よりも左右内側に位置するように構成されたことを特徴としている。
第2に、前記脚部3をフェンス本体2に回動可能に連結する上下方向の軸部18を備え、該軸部18は、上記フェンス本体の左右における該軸部18に近い側の端部よりも左右内側に配置形成されたことを特徴としている。
第3に、前記脚部3は、その中途部に前記軸部18の下端側が連結されて逆T字状に形成されたことを特徴としている。
第4に、前記脚部3は、格納姿勢時において、平面視でフェンス本体2の幅内に収まるように形成されたことを特徴としている。
第5に、前記脚部3の回動位置を無段階で固定する固定具23を設けたことを特徴としている。
第6に、前記フェンス本体2の左右端側は、フェンス本体2同士が連結されるジョイント部8を設け、該ジョイント部8は、平面視でリング状となるように配置された状態で、フェンス本体2の幅内に収まるように形成されてなることを特徴としている。
第7に、前記ジョイント部8は、隣接するフェンス本体2側のジョイント部8と連結される連結具26を設けたことを特徴としている。
第8に、前記ジョイント部8は、連結具26を介して、前記フェンス本体2の側方側に開閉可能な扉型フェンス30を設けたことを特徴としている。
第9に、前記連結具26は、環状に形成されており、環形状の内側に向けて回動するとともに、環形状を保つ位置に復帰するように付勢されたフック部26aを備えたことを特徴としている。
第10に、前記フェンス本体2は、棒状の縦枠11と横枠12とで枠状に形成され、該縦枠11と横枠12との連結箇所は、一対のT字状の連結板14で挟持した状態で、該連結板14を縦枠11及び横枠12側に固定してなることを特徴としている。
第11に、前記縦枠11及び横枠12は、その周面に長手方向に沿った凹凸形状であるマーカー部16が形成されたことを特徴としている。
第12に、前記フェンス本体2は、角部に上下方向に突出させた突出部31を形成した
ことを特徴としている。
ことを特徴としている。
第13に、前記フェンス本体2の長手方向を、1.9メートル以下に形成したことを特徴としている。
上記構成によれば、フェンス本体を下支えする脚部がフェンス本体に沿って格納される格納姿勢に切換えられることにより、格納姿勢に切換えられた脚部がフェンス本体の左右内側に収まって左右外側に突出しないため、フェンス全体をよりコンパクトにしてスペース効率良く収納することができるとともに、フェンスの設置・撤去作業を少ない人数でスムーズに効率良く行うことができる。
また、前記脚部は、その中途部に前記軸部の下端側が連結されて逆T字状に形成されたものによれば、脚部を支持姿勢に切換えた際に、フェンス本体を安定して支持することができる。
また、前記脚部の回動位置を無段階で固定する固定具を設けたものによれば、複数のフェンスをクランク状やカーブをつけて並べて配置する際に、隣接する脚部同士が干渉することを避けることのできる回動位置で脚部を固定することができる。
なお、前記フェンス本体の左右端側は、フェンス本体同士が連結されるジョイント部を設け、該ジョイント部は、平面視でリング状となるように配置された状態で、フェンス本体の幅内に収まるように形成されたものによれば、複数のフェンスを重ねて収容する際に、ジョイント部がフェンスの積層方向に干渉しないため、フェンス全体をスペース効率良く収容することができる。
また、前記ジョイント部は、隣接するフェンス本体側のジョイント部と連結される連結具を設けたものによれば、隣接するフェンス間は、ジョイント部に連結された連結具を介して連結されることで、隣接するフェンスを連結した状態で上下左右方向に互いの位置を調整できるため、フェンスを様々な場所に安定して設置できる。
また、前記フェンス本体は、棒状の縦枠と横枠とで枠状に形成され、該縦枠と横枠との連結箇所は、一対のT字状の連結板で挟持した状態で、該連結板を縦枠及び横枠側に固定してなるものによれば、フェンス本体を簡易に構成できるとともに、フェンス本体の厚さを縦枠及び横枠の太さより必要以上に厚くならずに形成できる。
なお、前記フェンス本体は、角部に上下方向に突出させた突出部を形成したものによれば、該突出部によりフェンス本体に広告体を取付け易くなる。
以下、本考案の簡易設置用フェンスの実施形態を説明する。図1(A)及び(B)は、脚部を格納姿勢に切換えた状態を示す平面図、側面図であり、図2は、一方の脚部を格納姿勢に切換え、他方の脚部を支持姿勢とに切換えた状態を示す要部斜視図であり、図3(A)は、フェンス本体の連結部を示した図であり、図3(B)は、縦枠及び横枠の断面図であり、図4(A)及び(B)は、脚部の回動機構を示した要部正面図、要部断面図である。
本考案が適用されたフェンス(簡易設置用フェンス)1は、空間を仕切るためのフェンス本体2と、フェンス本体2を左右両端側からそれぞれ下支えして起立させる一対の横方向に延びる少なくとも2以上(図示する例では2つ)の脚部3,3とを備え、該脚部3は、回動機構を介して回動作動可能に設けられている。これにより、各脚部3,3は、平面視でフェンス本体2に沿って格納される格納姿勢と、平面視でフェンス本体2から交差方向に突出してフェンス本体2を下支えする支持姿勢とに切換可能に構成されている(図1(B)、図2参照)。
前記フェンス本体2は、左右方向に長い方形状の枠体と、該枠体内に所定のピッチで配置される棒状の柵体7と、該枠体の左右端側に設けられて隣接するフェンス1と連結するためのジョイント部8とを備えている。該ジョイント部8については後述する。
上記枠体は、図示されるように、縦方向の棒状部材である縦枠11と、横方向の棒状部材である横枠12と、棒状部材がL字状に屈曲形成された湾曲部13とから構成されており、方形状の枠体の四隅は、それぞれ湾曲部13が配置されることでR状に形成されている。これにより、四隅が湾曲されたフェンス本体は、フェンスに接触等した場合であっても安全性が高いものであって、特に官公庁向けの製品に適している。
該縦枠11及び横枠12は、一対のT字状の連結板14により連結されている。具体的には、縦枠11と横枠12は、端部側で固定用の固定孔(図示しない)が穿設されており、T字状に配置して連結箇所を一対の連結板14で挟持した状態で、該連結板14を縦枠11及び横枠12の固定孔側にビス固定等によって固着することで連結されている(図3(A)等参照)。
このとき、棒状の縦枠11と横枠12の周面には、長さ方向に沿った凹凸部が複数形成されており、滑り止めや、汚れ防止の機能を有するとともに、該凹凸部の一部が幅広に形成されたマーカー部16が形成されている。該マーカー部16により、縦枠11及び横枠12をビス等で連結板14側に固定する際に、連結板14側の固定孔と、縦枠11及び横枠12の固定孔とが連通される連結位置に容易に位置決めできる(図3(A),(B)参照)。
なお、上記柵体7は、枠体を構成する上下一対の横枠12,12間に配置されて横枠12よりも細い径で形成された棒状部材であって、枠内を人が通り抜けることができない程度の間隔で配置されている。具体的には、各柵体間が約20cm程度となるように並べて配置されている。
該構成のフェンス本体2は、左右幅が1.9メートル以下(図示する例では左右幅が1.8メートル)となるように構成されている。これにより、フェンス1(フェンス本体2)が通常の軽トラックの積荷台の縦方向に収まるため、より効率的に多くのフェンスを収納・搬送することができる。
前記脚部3は、フェンス本体2の下部側に連結される上下方向の軸受部17と、棒状の脚部2の中途部(図示する例では、略中央)に交差するように設けた上下方向の軸部18とが設けられることにより、逆T字状に形成されている。また、該脚部3の両端下面側には、フェンスがより安定して自立するための滑止部19が設けられている。
該脚部3は、軸部18及び軸受部17に形成された回動機構によって回動可能に構成されており、各脚部3は、平面視でフェンス本体2に沿って格納される格納姿勢と、平面視でフェンス本体2から交差方向に突出してフェンス本体を下支えする支持姿勢とに切換可能に構成されている(図1、図2参照)。以下、具体的に説明する。
上記軸部18は、その軸方向の中途部に、軸方向と交差する方向に長い一対の規制孔18a,18aが穿設されており、該軸部18は、フェンス本体2側に連結された軸受部17内に挿通された状態で、軸と垂直方向に固定ネジ21を挿通することによって、軸部18(脚部3)と軸受部17(フェンス本体2)とが連結されている(図4(A)、(B)参照)。前記脚部3は、固定ネジ21が規制孔18a内を移動可能な範囲内で回動可能となり、図示する例では、該一対の規制孔18aは、軸部周りに90°の範囲に亘って穿設されている。
上記固定ネジ21は、軸受部17及び軸部18(規制孔18a)を挿通し、ネジ部21aの一端側に抜け落ち防止用のナット部22が固着され、他端側に捻ることでネジ部21aの軸上を移動する把持部(固定具)23が設けられている。該構成により、該把持部23を回動することで軸受部17側に移動させて把持部23とナット部22との間を狭め、把持部23とネジ部21aとで軸部18と軸受部17とを挟むことによって脚部3の回動位置を保持することができる。
また、該軸部18(軸受部17)は、図示されるように、フェンス本体2の左右における該軸部18に近い側に端部よりも左右内側に配置形成されており、脚部3が前記格納姿勢に切換えられた際に、脚部3がフェンス本体2に近い側の左右端部よりも、左右内側に収まるように構成されている(図1(A)、図3参照)。これにより、脚部3が格納姿勢に切換られた場合にも、脚部3がフェンス本体2の左右幅から突出しないため、よりコンパクトになる。
なお、回動機構を構成する前記固定ネジ21aは、脚部3が格納姿勢に切換えられた際に、固定ネジ21の把持部23が左右方向を向くように配置されている。また、格納姿勢時に固定ネジ21がフェンス本体2の幅(厚さ)方向に突出しないように構成されている。
上記構成により、フェンス1は、脚部3を格納姿勢に切換えることにより、脚部3がフェンス本体2に沿った位置であって且つフェンス本体2の左右幅内に収まるとともに、該脚部3が平面視でフェンス本体2の幅内にも収まるように構成されるため、よりコンパクトな状態に切替えられる。この格納姿勢時のフェンス1によれば、複数枚を軽トラック等の荷台に並べて収容する際に、厚さ方向に嵩張らずに多くのフェンスをスペース効率良く収容することができる。これにより、従来のフェンスと比較して、フェンスを搬送する搬送トラックの台数と、フェンスの設置作業・撤去作業に必要な人数とを大幅に節約することができるため、コストを低く抑えることができる。
また、上述のフェンス本体2及び脚部3は、アルミ材を用いて構成されているため、鉄柵等に比べて重量が軽く、フェンスの配置・撤去作業がより容易となる。
また、該フェンス本体2と脚部3とは、棒状の縦材及び横材とこれらを連結する前記連結板とをビス止め等することで溶接作業をすることなく組立てることができるため、製造コストを低く抑えることができるとともに、故障箇所のパーツのみを換装することによってフェンスの修理も容易にできる。
次に、図5乃至図8に基づいて、フェンスの使用態様について説明する。図5(A)及び(B)は、連結具の使用態様を示した図であり、図6は、フェンスの使用状態を示した図であり、図7は、扉フェンスを用いた状態を示した図であり、図8は、複数のフェンスをクランク状に並べた際の使用態様を示した要部平面図である。
上述のように構成されたフェンス1は、複数並べて配置するとともに、隣接するフェンス1,1同士を前記ジョイント部8に着脱自在に連結される連結具26を介して連結することによって、必要な長さの仕切体を構成することができる(図6参照)。該仕切体によって、イベント会場(例えばマラソン大会、大規模展示場、納涼祭、運動会等)での順路に誘導する誘導柵や、災害や事故、警備作業時における通行止め柵や避難誘導用の表示柵や、学校行事や地域団体の集会の公民施設で用いる仕切り用の柵等を容易に形成できる。
前記ジョイント部8は、図示されるように、フェンス本体の左右端の上部側に配置されたリング部27と、該リング部27をフェンス本体2側に設ける取付部28とを備え、リング部27が取付部28を軸に回転可能な状態で縦枠11(湾曲部13)側に設けられている(図1、図7参照)。このとき、該ジョイント部8のリング部27の径は、縦枠11(湾曲部13)の径よりも小さくなるように形成されている(図5(A)、(B)参照)。なお、該ジョイント部8は、フェンス本体2左右端の下部側にも配置した構成であっても良い。
前記連結具26は、楕円状(リング状)に形成されるとともに、楕円の内側に向けて回動するフック部26aを備えており、該フック部26aは、楕円形状を保つ位置に復帰するように付勢されている(図5(A)、(B)参照)。
該構成の連結具26によれば、フック部26aを連結対象のフェンス1のジョイント部8に当接させることによって、フック部26aが付勢力に抗して回動するため、作業者は片手でもワンタッチ操作で容易に連結具26とジョイント部8とを連結させることができる。
上記連結具26を介して、隣接するフェンス1,1を連結することによって、隣接するフェンスの左右端側同士を直接連結する場合と比較して、連結具26の分だけ上下左右に自由に動かすことができる。そのため、隣接するフェンス1,1間に段差や傾斜がある場合であっても、各フェンス1をそれぞれ安定して自立させることができる(図6参照)。なお、ジョイント部8間に連結具26を2つ以上連結させて、フェンス1間の融通をより大きく利かせることもできる(図5(B)参照)。
これにより、前記フェンス1は、設置場所が常に平坦ではなく、傾斜地や段差地であったり、カーブしていたりすることによって、隣接するフェンスのジョイント部8,8が上下又は左右方向にずれる場合であっても、このジョイント部間を前記連結具26によってワンタッチ操作で連結できるため、フェンス1を設置場所の状況によらず安定して設置可能で汎用性が高く、フェンス間の連結・解除操作も容易でフェンス1の設置・撤収作業をスムーズにできる。
また、図7に示されるように、複数のフェンスを並べることで仕切体を形成するにあたり、隣接するフェンスの一方側にのみに連結具26を介して連結される扉型フェンス30を設けることができる。これにより、仕切体の中途部に仕切体の間を行き来するためのドア部を形成することができる。
具体的には、該扉型フェンス30は、高さ方向はフェンスと略同じに形成されるとともに、左右幅方向はフェンスの3分の1程度(図示する例では、60cm程度)に形成されており、2本の棒状の支持脚部31,31と、左右端側に隣接するフェンスと連結するためのジョイント部32とを備えている。該扉型フェンスは、隣接するフェンスのジョイント部8に、左右一端側が連結具26を介して連結されることによって、自立することができる。また、扉型フェンス30は、連結具26を介して連結されることによって、連結具26を支点に前後方向に自由に動かすことができるため、扉型フェンス30がドアとして機能する。
また、上記連結具26によって、隣接するフェンス間同士に融通を持たせて連結させることができるため、図8に示されるように、複数のフェンス1を並べることで仕切体を形成するにあたり、隣接するフェンス1に角度を付けて連結することができる。これにより、前記仕切部をクランク状に形成したり、カーブをつけたりすることができる。
このとき、隣接するフェンス1,1に角度をつけて連結する場合には、隣接するフェンスの脚部3の一方側だけを格納姿勢に切換えることによって、隣接するフェンスの脚部3同士が干渉することを防止することができる(図8参照)。
次に、図9に基づき、フェンスの別実施例について上述の例と異なる点を説明する。図9(A)は、別実施例のフェンスの正面図であり、図9(B)は、別実施例の扉型フェンスの正面図である。図示されるフェンス1及び扉型フェンス30は、フェンス本体2の角部に、上下方向に突出した突出部31が形成されている。図示する例では、それぞれ3〜5cm程度の突出部33が形成されている。
該構成によれば、突出部33を用いてフェンスにポスターや、旗等の広告体34を取付け易くなる(図9参照)。また、フェンス本体2が直線状の棒状部材と前記連結板とを用いて組立てることで組立可能となるため、必要な材料の種類が減って製造コストを低く抑えることができる。
2 フェンス本体
3 脚部
8 ジョイント部
16 マーカー部
18 軸部
23 固定具
26 連結具
30 扉型フェンス
3 脚部
8 ジョイント部
16 マーカー部
18 軸部
23 固定具
26 連結具
30 扉型フェンス
Claims (13)
- フェンス本体(2)と、該フェンス本体(2)を、左右両端側からそれぞれ下支えして起立させる一対の横方向に延びる脚部(3)とを備え、各脚部(3)は、平面視でフェンス本体(2)に沿って格納される格納姿勢と、平面視でフェンス本体(2)から交差方向に突出してフェンス本体(2)を下支えする支持姿勢とに切換可能に、上下方向の軸回りに回動可能にフェンス本体(2)側に連結され、前記脚部(3)は、格納姿勢時において、全体が、上記フェンス本体(2)の左右における該脚部(3)に近い側の端部よりも左右内側に位置するように構成された簡易設置用フェンス。
- 前記脚部(3)をフェンス本体(2)に回動可能に連結する上下方向の軸部(18)を備え、該軸部(18)は、上記フェンス本体の左右における該軸部(18)に近い側の端部よりも左右内側に配置形成された請求項1に記載の簡易設置用フェンス。
- 前記脚部(3)は、その中途部に前記軸部(18)の下端側が連結されて逆T字状に形成された請求項2に記載の簡易設置用フェンス。
- 前記脚部(3)は、格納姿勢時において、平面視でフェンス本体(2)の幅内に収まるように形成された請求項1乃至3の何れかに記載の簡易設置用フェンス。
- 前記脚部(3)の回動位置を無段階で固定する固定具(23)を設けた請求項1乃至4の何れかに記載の簡易設置用フェンス。
- 前記フェンス本体(2)の左右端側は、フェンス本体(2)同士が連結されるジョイント部(8)を設け、該ジョイント部(8)は、平面視でリング状となるように配置された状態で、フェンス本体(2)の幅内に収まるように形成されてなる請求項1乃至5の何れかに記載の簡易設置用フェンス。
- 前記ジョイント部(8)は、隣接するフェンス本体(2)側のジョイント部(8)と連結される連結具(26)を設けた請求項6に記載の簡易設置用フェンス。
1 - 前記ジョイント部(8)は、前記連結具(26)を介して、前記フェンス本体(2)の側方側に開閉可能な扉型フェンス(30)を設けた請求項7に記載の簡易設置用フェンス。
- 前記連結具(26)は、環状に形成されており、環形状の内側に向けて回動するとともに、環形状を保つ位置に復帰するように付勢されたフック部(26a)が形成されてなる請求項7又は8の何れかに記載の簡易設置用フェンス。
- 前記フェンス本体(2)は、棒状の縦枠(11)と横枠(12)とで枠状に形成され、該縦枠(11)と横枠(12)との連結箇所は、一対のT字状の連結板(14)で挟持した状態で、該連結板(14)を縦枠(11)及び横枠(12)側に固定してなる請求項1乃至9の何れかに記載の簡易設置用フェンス。
- 前記縦枠(11)及び横枠(12)は、その周面に長手方向に沿った凹凸形状であるマーカー部(16)が形成された請求項10に記載の簡易設置用フェンス。
- 前記フェンス本体(2)は、角部に上下方向に突出させた突出部(31)を形成した請求項1乃至11に記載の簡易設置用フェンス。
- 前記フェンス本体(2)の長手方向を、1.9メートル以下に形成した請求項1乃至12の何れかに記載のフェンス。
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JP2018162579A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | アイリスチトセ株式会社 | フェンスおよび接続部材 |
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JP7429966B2 (ja) | 2020-06-04 | 2024-02-09 | 株式会社トータス | 連結式フェンス及びそのジョイント部材 |
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