JP2021110192A - フェンス - Google Patents

フェンス Download PDF

Info

Publication number
JP2021110192A
JP2021110192A JP2020004029A JP2020004029A JP2021110192A JP 2021110192 A JP2021110192 A JP 2021110192A JP 2020004029 A JP2020004029 A JP 2020004029A JP 2020004029 A JP2020004029 A JP 2020004029A JP 2021110192 A JP2021110192 A JP 2021110192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fence
inclined surface
surface portion
installation
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020004029A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7388930B2 (ja
Inventor
康彦 香月
Yasuhiko Katsuki
康彦 香月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
Priority to JP2020004029A priority Critical patent/JP7388930B2/ja
Publication of JP2021110192A publication Critical patent/JP2021110192A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7388930B2 publication Critical patent/JP7388930B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fencing (AREA)

Abstract

【課題】施工面が平坦ではなく不陸が生じやすい工事現場であっても施工性に優れているフェンスを提供する。【解決手段】 複数の縦材11と複数の横材12とを備えた格子状のフェンス本体10と、フェンス本体10の下端部に取付けられた支持部材20と、支持部材20に取付けられて設置面上に配置される設置部材とを備え、支持部材20は、上下方向に形成されたねじ孔28aを有する取付部28を備え、設置部材は、ねじ孔28aに螺合するねじ部を備えるように構成する。【選択図】 図1

Description

本発明は、商業施設、公共施設、工場敷地、工事現場において歩行者が通行する通路等に設置されて、歩行者が通行可能な領域と、侵入を制限するための領域とを仕切るためのフェンスに関する。
商業施設、公共施設、工場敷地、工場敷地、工事現場において歩行者が通行する通路等には、一時的、又は仮設として、通行人の通行を所定の方向に誘導したり、立ち入り禁止の場所への移動を規制したりするために仕切りが設けられることがある。仕切りの具体的な形態としては、例えば、円盤状の台部とその上に立設するポールからなる支柱を所定の間隔をあけて配置し、ポール間にロープや鎖を仮設した形態や、A字型の支柱を所定の間隔をあけて配置し、その間に鋼管を取付けたバリケードを挙げることができる。
このような仕切りは、設置、設置位置の調整、撤去が容易であるものの、通行人が仕切りを潜ったり、跨いだりすることも容易であり、通行人の通行を規制するでは限界がある。
例えば、特許文献1には、支柱を立設する基台及び支柱の上部に係合する係合具、及び控柱より成り、基台は前方に支柱の下方が嵌入する短筒が設けられると共に、後方に控柱の下部取り付け部が設けられ、係合具は後面に控柱の上部取り付け部が設けられ、控柱は係合具と基台の後方間に渡設されている工事現場の柵設置金具が提案されている。
また、本出願人においても、複数の横線材及び縦線材を格子状に組み合わせて形成され、左右方向の一端部が支柱に固定されたメッシュパネルと、回動自在に連結された2つの羽根板を有し、一方の羽根板が建物の壁に固定され、他方の羽根板が前記メッシュパネルに固定された蝶番とを備えるメッシュフェンスを提案している。
登録実用新案第3006664号公報 特開2016−113862号公報
ところで、前記工事現場の柵設置金具によると、工事現場に設置された柵が強風を受けても、風力で倒れることがなく、然も支柱が上方へ抜けることのないものであるが、屋外の設置では設置面に多少なりとも不陸が生じることが多い。例えば、柵設置金具の左右の高さ位置の違いや、設置箇所の前後左右方向の傾きが生じていると、取付けられる柵において、支柱の下方に浮きが生じたり、支柱が前後左右に傾いたりした状態で柵が取付けられた状態となり、係合具により支柱の上部のみ位置合わせされるように設置されるので、支柱や柵設置金具の変形、設置面から支柱が浮くことによる傾きや転倒のおそれがある。また工事が終われば撤去して、別の場所で繰り返し使用することから、変形した部材により設置作業の不具合や施工性が低下するおそれがあった。
本発明は、前記の如き問題点を解消し、施工面が平坦ではなく不陸が生じやすい工事現場であっても施工性に優れているフェンスを提供する。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち本発明に係るフェンスは、複数の縦材と複数の横材とを備えた格子状のフェンス本体と、前記フェンス本体の下端部に取付けられた支持部材と、前記支持部材に取付けられて設置面上に配置される設置部材とを備え、前記支持部材は、上下方向に形成されたねじ孔を有する取付部を備え、前記設置部材は、前記ねじ孔に螺合するねじ部を備えていることを特徴とするものである。
本発明に係るフェンスにおいて、支持部材は、フェンス本体の隣り合う横材にわたって当接される押さえ部材と、前記押さえ部材に取付けられるとともにねじ孔を有する受け部材とを備えており、設置部材は、設置面上に固定するためにフェンス本体と交差する方向に所定の長さを有するベース部材、又は上下方向に長さ調整可能な不陸調整部材であるように構成してもよい。
また本発明に係るフェンスにおいて、押さえ部材は、該押さえ部材の上部に斜め上方に向けて形成された上傾斜面部と、該押さえ部材の下部に斜め下方に向けて形成された下傾斜面部とを有しており、前記上傾斜面部及び下傾斜面部は同じ面側に形成されるとともに、前記上傾斜面部は取付けられる一方の前記横材に当接され、前記下傾斜面部は取付けられる他方の前記横材に当接されるように構成してもよい。
本発明に係るフェンスによれば、格子状のフェンス本体と、支持部材と、設置部材により組み立てることが可能であるので、施工性に優れたものとなる。
本発明に係るフェンスの実施の一形態を示す正面図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明に係るフェンスの実施の一形態を示す平面図である。 図2の支持部材付近の部分拡大図である。 図4の支持部材の説明図である。 図4の受け部材の説明図である。 図4の押さえ部材の説明図である。 図2のベース部材付近の拡大図である。 図8のベース部材の説明図である。 本発明に係るフェンスの変形を示す正面図である。 図10のB−B線断面図である。 本発明に係るフェンスの他の実施形態を示す正面図である。 本発明に係るフェンスの他の実施形態を示す平面図である。 図12の不陸調整部材付近の部分拡大図である。 図14の不陸調整部材の説明図である。 本発明に係るフェンスの更に他の実施形態を示す平面図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照し、具体的に説明する。
図面において、10は格子状のフェンス本体、20はフェンス本体10の下端部に取付けられる支持部材、30は支持部材20に取付けられる設置部材としての不陸調整部材、40は支持部材20に取付けられる設置部材としてのベース部材であって、本発明に係るフェンス100は、主にフェンス本体10、支持部材20から構成されており、設置部材として不陸調整部材30及びベース部材40の少なくとも一方を備えるものである。
図1〜図3は、本発明に係るフェンスの実施の一形態を示す説明図であって、図1は正面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は平面図である。本形態に係るフェンス100において、フェンス本体10は、多数の縦材11と多数の横材12とが格子状に配置され、その交差部で溶接により接合されたものである。縦材11及び横材12は、本形態では、強度的に安定しておりコストの安い鋼線が好適に用いられるが、ステンレス合金やアルミニウム合金などの他の金属からなる線材を用いてもよい。また縦材11及び横材12の耐食性や耐候性を高めるために金属めっきや塗装を施してもよい。
フェンス本体10は、上部及び下部において、横方向に沿って胴縁部が連続して形成されている。胴縁部は、フェンス本体10の縦材11を前側又は後側に折り曲げ、折り曲げた箇所においてその一部を反対方向に折り返したものであって、側面視三角形状、四角形状のものでもよく、円弧状、半円状、円形状のものでもよい。本形態では、上胴縁部13は、縦材11の上方の中間部から前側上方に向かって傾斜した上傾斜部13aと、上傾斜部13aの上端部から後側に向かう上辺部13bとを有している。下胴縁部14は、縦材11の下部の中間部から前側下方に向かって傾斜した下傾斜部14aと、下傾斜部14aの下端部から後側に向かう下辺部14bとを有している。
フェンス本体10は、その下部の異なる箇所に支持部材20が取付けられている。本形態では、図1に示すフェンス本体10において、下部の右側と左側に支持部材20がそれぞれ一個ずつ取付けられており、更にフェンス100を設置面に設置するための設置部材としてのベース部材40が取付けられている。
図4は図2の支持部材20付近の部分拡大図である。支持部材20は、フェンス本体10の一方の面側に配置される受け部材21と、フェンス本体10の他方の面側に配置される押さえ部材22とを有している。本形態では、受け部材21はフェンス本体10の後側、押さえ部材22はフェンス本体10の前側に配置されている。
図5は図4の支持部材20の説明図である。また、図6は図4の受け部材21の説明図、図7は図4の押さえ部材22の説明図であって、それぞれ(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。受け部材21は、本形態では縦板状であって、上部及び下部に厚さ方向に貫通する貫通孔21a、21bを有している。押さえ部材22は、本形態では、縦板状であり、受け部材21とともにフェンス本体10に取付ける際、受け部材21の貫通孔21a、21bに対応する位置に厚さ方向に貫通するねじ孔22a、22bを有している。そして、図5に示すように、貫通孔21a、21b側から固定ボルト23を通してねじ孔22a、22bに螺着させることによって、受け部材21と押さえ部材22が接続されてフェンス本体10に固定される。
フェンス本体10に対する押さえ部材22の位置は特に限定されるものではないが、本形態では、フェンス本体10の下部において上下に隣り合う横材12a、12b付近に配置される。具体的には、押さえ部材22は、上部及び下部において後側斜め上方及び後側斜め下方に向けて折り曲げられて形成された上傾斜面部24と下傾斜面部25とを有している。上傾斜面部24と下傾斜面部25の基部間の距離L1は、横材12a、12b間のピッチP1よりも短く、上傾斜面部24と下傾斜面部25の先端部間の距離L2は、横材12a、12b間のピッチP1よりも長い。
これにより、押さえ部材22の前側をフェンス本体10の後側から横材12a、12bに向けてY1方向に移動させると、横材12aが上傾斜面部24に当接され、横材12bが下傾斜面部25に当接されるので、押さえ部材22は、上下方向への位置ずれが生じにくくなる。これにより、押さえ部材22に対して、固定ボルト23を介して接続される受け部材21、更に受け部材21に固定される設置部材も上下方向への位置ずれが生じにくくなる。
受け部材21は、上部及び下部において後側上方及び後方前側に向けて折り曲げられており、上板部26及び下板部27を有しており、縦断面コ字状に形成されている。これにより、上板部26と下板部27との間の距離は、横材12a、12b間の外寸法よりも少し広くなされている。これにより、フェンス本体10の前側から受け部材21の後側を横材12a、12bに向けてY2方向に移動すると、上板部26及び下板部27の間に横材12a、12bを配置させることが容易となり、固定ボルト23をねじ孔22a、22bに位置合わせすることが容易となる。
受け部材21は、図4に示すように、設置部材として不陸調整部材30又はベース部材40を取付けるための取付部28を有している。取付部28は、上下方向に形成されたねじ孔28aを有している。取付部28は、本形態では、いわゆる、高ナットを縦板状の受け部材21の下部前側に固定したものであるが、押さえ部材22の方に取付部28を設けた形態でもよい。このねじ孔28aを介して設置部材が受け部材21に取付けられる。
図8は図2のベース部材40付近の拡大図である。また、図9は図8のベース部材40の説明図であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。ベース部材40は、横板状の平面部41と、平面部41の長手方向両端部から下方に向けて形成された側面部42と、支持部材20に取付けるためのねじ部を備えている。平面部41は、上下に貫通する貫通孔41aを有している。そして、図8に示すように、貫通孔41aの下方からねじ部としてのボルト43が通されて、受け部材21の取付部28のねじ孔28aに螺入されている。これにより、受け部材21にベース部材40が固定される。フェンス本体10の二個の受け部材21にベース部材40をそれぞれ固定する際、図3に示すように、ベース部材40の平面部41の長手方向が前後方向に配置されるようにしておけば、フェンス本体10をより安定な状態で立設可能となる。したがって、一般的なフェンスの設置形態である、設置面に支柱を立設して、その支柱にフェンス本体10を取付けることは必要なくなるので、任意の場所にフェンス100を設置することができる。
図10、図11は、図1に示されたフェンス100の変形を示す説明図であって、図10は正面図、図11は図10のB−B線断面図である。本形態に係るフェンス100は、更に控え柱を取付けたものである。具体的には、フェンス本体10の上端部と、ベース部材40の平面部41に接続される控え柱としての斜材44を用いたものである。これにより、通行人がフェンス100の前側を通行する時にフェンス本体10に接触しても、フェンス本体10は倒れにくくなる。なお、ベース部材40のボルト43は、図4においてボルト43が挿通された貫通孔41aよりも前側に形成された貫通孔41bに挿通されて支持部材20の取付部28のねじ孔(図示せず)に螺入されている。これにより、ベース部材40の平面部41は、フェンス本体10に対して前側の張り出しが抑えられる。
図12、図13は、本発明に係るフェンスの他の実施形態を示す説明図であって、図12は正面図、図13は平面図である。本形態に係るフェンス200は、フェンス本体10に対して、横方向の適宜位置からフェンス本体10と交差する方向に短尺パネル15が接続金具16を介して接続されている。短尺パネル15は、フェンス本体10の横方向の寸法を短くしたものであるので、図1と同じ構成には同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。本形態では、フェンス本体10の横方向の異なる位置に短尺パネル15が取付けられており、フェンス本体10、二個の短尺パネル15それぞれに支持部材20を介して不陸調整部材30が取付けられている。本形態では、フェンス本体10と短尺パネル15とはほぼ直交して連結されているが、この形態に限定されるものではない。
図14は図12の不陸調整部材30付近の部分拡大図である。また、図15は不陸調整部材30の説明図であって、(a)は正面図、(b)は平面図である。不陸調整部材30は、長手方向に沿って雄ねじ部が形成されたねじ部31と、ねじ部31の下端部に取付けられて設置面上に配置される土台部32と、ねじ部31に螺入されたナット33とを有している。図14に示すように、受け部材21の取付部28のねじ孔28aに対してねじ部31を適宜位置まで螺入しておけば、フェンス本体10と設置面との距離に合わせて、設置面の不陸をねじ孔28aに対するねじ部31の螺入位置で調整することができる。更に、ナット33を取付部28に当接させることでねじ部31が緩みにくくなる。
これにより、フェンス本体10及び短尺パネル15と設置面との不陸を吸収して、フェンス200を立設することができる。また、図1に示すようなベース部材40を用いなくても、フェンス本体10、短尺パネル15、支持部材20及び不陸調整部材30によって、フェンス200を立設できるので、フェンス本体10及び短尺パネル15付近を通る通行人がベース部材40に引っ掛かって転倒する等の不具合をより発生しにくくすることができる。
図16は、本発明に係るフェンスの更に他の実施形態を示す平面図である。本形態に係るフェンス300は、歩行者が通行可能な領域と、侵入を制限するための領域とを仕切るとともに、通行人を特定の方向に誘導したり、特定の方向に通行可能にしたりするために用いられるものである。具体的には、フェンス本体10が横方向に連結されており、さらに連結されたフェンス本体10の側端部において、交差する方向に別のフェンス本体が連結されており、それぞれのフェンス本体10に支持部材20及びベース部材40が取付けられたものである。本形態では、横方向に連結されたフェンス本体10、とこのフェンス本体10とは別のフェンス本体10とはほぼ直交して連結されているが、フェンス本体10同士の連結はこの形態に限定されるものではない。
本形態では、一個のフェンス本体10に対して、一個の支持部材20及び一個のベース部材40が取付けられたものであるが、必要に応じてフェンス本体10の適宜位置に支持部材20を追加して取付け、更に追加した支持部材20にベース部材40又は不陸調整部材30を取付けてもよい。
このように、フェンス本体10が、横方向に連結されるとともに、その側端部から交差する方向であって好ましくは直交する方向に別のフェンス本体10が連結されたものであれば、フェンス本体10の任意の位置に支持部材20を取付け、更にベース部材40は又は不陸調整部材30を取付けることによって、設置面に立設した支柱を利用しなくても、フェンス300を立設することができる。支持部材20はフェンス本体10の下端部であれば縦材11と干渉しない位置において適宜取付けることができるので、フェンス300をより安定的に立設されるために、必要に応じて支持部材20の取付個数を増やしたり、取付位置を変更したりすることができる。加えて、設置部材としての不陸調整部材30とベース部材40とは互いに取り替えることができるので、設置後であっても、不陸調整部材30とベース部材40を適宜取り替えることができる。
本発明に係るフェンスは、複数の縦材11と複数の横材12とを備えた格子状のフェンス本体10と、フェンス本体10の下端部に取付けられた支持部材20と、支持部材20に取付けられて設置面上に配置される設置部材とを備え、支持部材20は、上下方向に形成されたねじ孔28aを有する取付部28を備え、設置部材は、ねじ孔28aに螺合するねじ部を備えていることを特徴とするものである。
この構成により、格子状のフェンス本体10と、支持部材20と、設置部材により組み立てることが可能であって、一般的なフェンスにおける設置面に立設する支柱を必要としないので、施工性に優れたものとなる。
本発明に係るフェンスにおいて、支持部材20は、フェンス本体10の隣り合う横材12にわたって当接される押さえ部材22と、押さえ部材22に取付けられるとともにねじ孔28aを有する受け部材21とを備えており、設置部材は、設置面上に固定するためにフェンス本体10と交差する方向に所定の長さを有するベース部材40、又は上下方向に長さ調整可能な不陸調整部材30であるように構成してもよい。
このように構成すれば、フェンスに必要とされる強度や、設置面の状況、特に不陸の程度に応じて、ベース部材40又は不陸調整部材30を選択して受け部材21に取付けることができる。
また本発明に係るフェンスにおいて、押さえ部材22は、該押さえ部材22の上部に斜め上方に向けて形成された上傾斜面部24と、該押さえ部材22の下部に斜め下方に向けて形成された下傾斜面部25とを有しており、上傾斜面部24及び下傾斜面部25は同じ面側に形成されるとともに、上傾斜面部24は取付けられる一方の横材12に当接され、下傾斜面部25は取付けられる他方の横材12に当接されるように構成してもよい。
このように構成すれば、押さえ部材22の上下方向の位置ずれが生じにくくなるので、押さえ部材22に接続される受け部材21、更に受け部材21に固定される設置部材も上下方向への位置ずれが生じにくくなる。
以上、本発明のフェンスについて、実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、支持部材、支持部材に取付可能なベース部材又は不陸調整部材、フェンス本体を組み合わせてフェンスを立設することができるので、商業施設、公共施設、工場敷地、工事現場、イベント会場、博覧会会場、倉庫等において、歩行者が通行する通路等に設置されて歩行者が通行可能な領域と侵入を制限するための領域とを仕切る場合、加えて、歩行者の誘導、資材の区分け等に好適に利用することができる。
10 フェンス本体
11 縦材
12、12a、12b 横材
13 上胴縁部
13a 上傾斜部
13b 上辺部
14 下胴縁部
14a 下傾斜部
14b 下辺部
15 短尺パネル
16 接続金具
20 支持部材
21 受け部材
21a、21b 貫通孔
22 押さえ部材
22a、22b ねじ孔
23 固定ボルト
23a ねじ孔
24 上傾斜面部
25 下傾斜面部
26 上板部
27 下板部
28 取付部
28a ねじ孔
30 不陸調整部材
31 ねじ部
32 土台部
33 ナット
40 ベース部材
41 平面部
41a、41b 貫通孔
42 側面部
43 ボルト
44 斜材
100、200、300 フェンス

Claims (3)

  1. 複数の縦材と複数の横材とを備えた格子状のフェンス本体と、
    前記フェンス本体の下端部に取付けられた支持部材と、
    前記支持部材に取付けられて設置面上に配置される設置部材とを備え、
    前記支持部材は、上下方向に形成されたねじ孔を有する取付部を備え、
    前記設置部材は、前記ねじ孔に螺合するねじ部を備えている
    ことを特徴とするフェンス。
  2. 前記支持部材は、前記フェンス本体の隣り合う横材にわたって当接される押さえ部材と、
    前記押さえ部材に取り付けられるとともに前記ねじ孔を有する受け部材とを備えており、
    前記設置部材は、設置面上に固定するためにフェンス本体と交差する方向に所定の長さを有するベース部材、又は上下方向に長さ調整可能な不陸調整部材である
    ことを特徴とする請求項1に記載のフェンス。
  3. 押さえ部材は、該押さえ部材の上部に斜め上方に向けて形成された上傾斜面部と、該押さえ部材の下部に斜め下方に向けて形成された下傾斜面部とを有しており、
    前記上傾斜面部及び下傾斜面部は同じ面側に形成されるとともに、
    前記上傾斜面部は取付けられる一方の前記横材に当接され、
    前記下傾斜面部は取付けられる他方の前記横材に当接されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフェンス。

JP2020004029A 2020-01-15 2020-01-15 フェンス Active JP7388930B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020004029A JP7388930B2 (ja) 2020-01-15 2020-01-15 フェンス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020004029A JP7388930B2 (ja) 2020-01-15 2020-01-15 フェンス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021110192A true JP2021110192A (ja) 2021-08-02
JP7388930B2 JP7388930B2 (ja) 2023-11-29

Family

ID=77059408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020004029A Active JP7388930B2 (ja) 2020-01-15 2020-01-15 フェンス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7388930B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6436877A (en) * 1987-07-31 1989-02-07 Toyo Exteria Kk Connector for grid fence
JP3080107U (ja) * 2001-01-12 2001-09-14 ユニチカグラスファイバー株式会社 組み立て式フェンス
JP2003328600A (ja) * 2002-05-14 2003-11-19 Okamura Corp 円筒状支柱への被取付部材の連結構造、及びそれを用いた安全柵
US20140230742A1 (en) * 2013-02-15 2014-08-21 Paul J. Gingerich Poultry migration fence system
JP3200670U (ja) * 2015-08-18 2015-10-29 株式会社リストラ 簡易設置用フェンス

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6436877A (en) * 1987-07-31 1989-02-07 Toyo Exteria Kk Connector for grid fence
JP3080107U (ja) * 2001-01-12 2001-09-14 ユニチカグラスファイバー株式会社 組み立て式フェンス
JP2003328600A (ja) * 2002-05-14 2003-11-19 Okamura Corp 円筒状支柱への被取付部材の連結構造、及びそれを用いた安全柵
US20140230742A1 (en) * 2013-02-15 2014-08-21 Paul J. Gingerich Poultry migration fence system
JP3200670U (ja) * 2015-08-18 2015-10-29 株式会社リストラ 簡易設置用フェンス

Also Published As

Publication number Publication date
JP7388930B2 (ja) 2023-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5172039B2 (ja) 架台の取り付け固定方法
JP3198745U (ja) ソーラーパネル用架台の風による浮き上がり防止構造
JP2021110192A (ja) フェンス
JP3159980U (ja) 金属製支持ビーム
US9587859B1 (en) Strap mount for solar panels
JP3159980U7 (ja)
CN213806274U (zh) 墙面弧形金属板安装栓接铝合金连接件
JP5380273B2 (ja) フェンス
JP2015122944A (ja) 太陽光発電モジュール設置用架台
JP6869789B2 (ja) 外壁改修構造
JP7128560B1 (ja) 壁板設置具および壁板設置構造
JP6403580B2 (ja) 太陽電池モジュール取付け架台および太陽電池モジュールの施工方法
JP5638859B2 (ja) 支柱ホルダー
CN212295081U (zh) 用于建筑物墙面中间位置的装配式建筑构件
CN216516159U (zh) 一种快装外围护墙体支撑系统
CN212104808U (zh) 装配式建筑构件基础立柱
JP7374033B2 (ja)
CN101725215A (zh) 带有点固定玻璃板的模块化板系统、其用途和竖立噪声隔离壁的方法
JP5579997B2 (ja) フェンス
JP4082358B2 (ja) 建築構造物、及び組立建物
JP2009228298A (ja) 支柱と横桟材との接合構造
KR101891801B1 (ko) 펜스용 체결구
JP5095424B2 (ja) 壁パネルの取付構造及び取付方法
JPH11280141A (ja) バルコニー床ユニットの取付構造
JP5238617B2 (ja) フェンス体の連結構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7388930

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150