JPH05266203A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH05266203A
JPH05266203A JP4060373A JP6037392A JPH05266203A JP H05266203 A JPH05266203 A JP H05266203A JP 4060373 A JP4060373 A JP 4060373A JP 6037392 A JP6037392 A JP 6037392A JP H05266203 A JPH05266203 A JP H05266203A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多値カラー画像の描画時間を短縮することがで
きる。 【構成】PDLコード解析部2は入力したページ記述言
語(PDL)コード50による描画順序を逆に並び替え
て新たなPDLコード51を作成し、2値画像形成部4
は入力したPDLコード51に従って2値画像メモリ5
に2値画像を描画し、カラー画像形成部6はこの描画に
よってフラグが立っていない部分だけで、カラー画像メ
モリ7に多値カラー画像を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にカラー情報を含む
ページ記述言語(以下「PDL」という)コードを入力
し、多値カラー画像を形成し、多値カラー出力する、画
像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー情報を含むPDLコードを
入力し、入力したPDLコードから多値カラー画像を形
成し、フルカラーのカラー画像を出力するカラー画像描
画装置では、1ページ分の多値カラー画像を記憶できる
記憶回路を備え、そこにPDLコードから形成される多
値カラー画像を描画し、出力していた。PDLコードと
は、図形、文字などの位置、形、色、フォント等の情報
を、少ない情報量で持つことができ、複雑な図形や文字
等を含む画像情報を少ない情報量で処理することが可能
である。PDLコードについては、現在、ポストスクリ
プトや、CaPSLなどが知られている。PDLコード
から形成される図形等の要素は、1つずつ順番にメモリ
に展開されていく為、新しく描いた画像が、古い画像の
情報を消しながら上に描かれていく。そうすることで、
新しく描いた図形が以前に描かれた図形と重なる所は、
新しく描かれた図形が、以前の図形を覆うようにして上
書きを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、2値画像にくらべて、多くの時間がかか
る多値のフルカラー画像メモリへのデータ書き込みを、
場所によっては、同じピクセルに2度、3度…と行って
いる場合もあるため、上書きで消去される情報を、長い
時間をかけて展開している可能性があるという欠点があ
った。
【0004】また、図形の大きさの制限は、1ページ分
なので、描画先のメモリの大きさは、1ページ分必要で
あり、多値フルカラー画像の1ページの大きさは、2値
画像に比べて、大きなメモリ空間を必要としていた。こ
のため、装置全体のコストを高価にしてしまうという欠
点があった。
【0005】本発明は、上述した従来例の欠点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、描画方
式を変えることによって描画時間を短縮できる画像処理
装置を提供する点にある。
【0006】また、描画方式を変えることによってメモ
リを小さくし、装置全体のコストを低価にできる画像処
理装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、ペ
ージ記述言語を示すコードに基づいて画像を形成する形
成手段と、2値画像を記憶する記憶手段とを有する画像
処理装置において、入力したページ記述言語を示すコー
ドを解析する解析手段と、前記解析手段で解析した結果
に基づく描画順序が逆となるように前記入力したページ
記述言語を並べ替える並び替え手段と、前記並べ替え手
段で得たコードを格納する格納手段と、前記格納手段で
格納したコードに基づいて2値画像を描画する2値画像
描画手段と、前記2値画像描画手段での描画中に、該描
画状態を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果
に従って、前記格納手段で格納したコードに基づく多値
画像を描画する多値画像描画手段と、前記多値画像描画
手段での描画結果を出力する出力手段とを備える。ま
た、好ましくは、ページ記述言語を示すコードに基づい
てカラー画像を形成する画像処理装置において、カラー
画像を色情報で登録する登録手段と、前記登録手段で登
録した色情報に基づいて多値カラーデータを形成する第
1の形成手段と、前記第1の形成手段で形成した多値カ
ラーデータを圧縮し、当該圧縮データを記憶する第1の
圧縮記憶手段と、前記登録手段の容量が不足する場合、
前記第1の圧縮記憶手段に記憶した圧縮データを伸張
し、当該伸張データを記憶する伸張記憶手段と、前記伸
張記憶手段を実行した後、前記登録手段で登録済の色情
報に基づいて多値カラーデータを形成する第2の形成手
段と、前記第2の形成手段で形成した多値カラーデータ
を前記伸張記憶手段で記憶した伸張データに合成する合
成手段と、前記合成手段で得た結果を圧縮し、当該圧縮
データを記憶する第2の圧縮記憶手段と、前記第1の圧
縮記憶手段または前記第2の圧縮記憶手段に記憶した圧
縮データに従ってカラー画像を形成する形成手段とを備
える。
【0008】
【作用】かかる構成によれば、解析手段は入力したペー
ジ記述言語を示すコードを解析し、並び替え手段は解析
手段で解析した結果に基づく描画順序が逆となるように
入力したページ記述言語を並べ替え、格納手段は並べ替
え手段で得たコードを格納し、2値画像描画手段は格納
手段で格納したコードに基づいて2値画像を描画し、判
定手段は2値画像描画手段での描画中に、該描画状態を
判定し、多値画像描画手段は、判定手段の判定結果に従
って、格納手段で格納したコードに基づく多値画像を描
画し、出力手段は多値画像描画手段での描画結果を出力
する。
【0009】また、登録手段はカラー画像を色情報で登
録し、第1の形成手段は登録手段で登録した色情報に基
づいて多値カラーデータを形成し、第1の圧縮記憶手段
は第1の形成手段で形成した多値カラーデータを圧縮
し、この圧縮データを記憶し、伸張記憶手段は、登録手
段の容量が不足する場合、第1の圧縮記憶手段に記憶し
た圧縮データを伸張し、この伸張データを記憶し、第2
の形成手段は、伸張記憶手段を実行した後、登録手段で
登録済の色情報に基づいて多値カラーデータを形成し、
合成手段は第2の形成手段で形成した多値カラーデータ
を伸張記憶手段で記憶した伸張データに合成し、第2の
圧縮記憶手段は、合成手段で得た結果を圧縮し、この圧
縮データを記憶し、形成手段は第1の圧縮記憶手段また
は第2の圧縮記憶手段に記憶した圧縮データに従ってカ
ラー画像を形成する。
【0010】
【実施例】以下に添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。 <第1の実施例>図1は本発明の第1の実施例による画
像処理システムを示すブロツク図である。同図におい
て、1は入力バッファ、2はPDLコード解析部、3は
中間バッファ、4は2値画像形成部、5は2値画像メモ
リ、6はカラー画像形成部、7はカラー画像メモリ、8
はプリンタエンジン、9はシステム全体を制御するCP
U、10はCPU9が動作するための図7のフローチヤ
ートに従うプログラム等の情報を格納したROM、11
は各種プログラムのワークエリアとして用いるRAMで
ある。以上の構成を画像処理システムとしたのは、プリ
ンタエンジン8を備えるプリンタとプリンタエンジン8
を備えないプリンタコントローラとの分け目をいかよう
にも設定できることを意味する。勿論、図1の画像処理
システムをプリンタとしても良いことは言うまでもな
い。
【0011】図2は第1の実施例による2値画像を説明
する図であり、図3は第1の実施例による多値カラー画
像を説明する図である。
【0012】2値画像とは、図2に示す様に、1枚の2
値画像メモリ5上に、1つの画素の表示に1ビットを用
いることで、onとoffの2値情報だけで示すもので
ある。多値カラー画像とは、図3に示す様に、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック
(K)の4枚のメモリを持つカラー画像メモリ7上に、
それぞれの1画素が、8ビットの情報量を持ち、256
階調の濃度情報で示すものである。同じ面積を描画する
ときも、多値カラー画像は、2値画像の4倍の面積を描
画することになる。また1つの画素毎の情報量も8倍必
要である。このことが、カラー画像メモリ7の描画の時
間を、長いものにしている。そこで本実施例では、カラ
ー画像メモリ7への無駄な2度塗りによるアクセスをな
くすために、描画速度の早い2値画像メモリ5を、カラ
ー画像メモリ7への書き込み判断フラグとして使ってい
る。
【0013】次に、図1の詳しい説明をする。
【0014】入力バツフア1は、PDLコードを一時的
に蓄えるバッファであり、PDLコードには、文字フォ
ントを指定するフォント情報、プリントする文字を指定
する文字情報、図形の種類や、大きさを、指定する図形
情報、プリントする位置を指定する位置情報、色を指定
する色情報等がある。PDLコード50は入力バッファ
1からPDLコード解析部2へ送られる。PDLコード
解析部2では、文字や、図形等、各プリント要素に対し
てプリント位置情報と色情報を追加する。各要素の出力
順を作画した時の順序と逆になるように整えてPDLコ
ード51を作り、中間バッファ3に入れる。中間バッフ
ァ3の中のPDLコード51を、2値画像形成部4へ送
る。2値画像形成部4では、PDLコード51を展開し
て、2値画像を形成し、2値画像メモリ5に画像を描画
しに行く、描画先の画素がビツト“0”であればビツト
“1”を書き込み、それと共に、カラー画像形成部6
に、書き込み先の座標と、色情報を送る。色情報は、4
色それぞれのインクの濃度量を指定することで色指定し
ている。しかし2値画像メモリ5上にビツト“1”が立
っているときは、カラー画像メモリ7上の対応する部分
にはすでに、書き込まれており、その値が最終的に出力
されるべき値なので、カラー画像形成部6には、なにも
送らない。以上のことを描画座標の画素ごとに行う。カ
ラー画像形成部6に、座標と色情報とが送られてくる
と、カラー画像メモリ7の、シアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックそれぞれの同じ箇所を示す座標に対応する
メモリに、色情報を元に計算して256段階の濃度で書
き込みに行く。これによって4枚が重なり合って1枚の
カラー画像を構成することができる。これを繰り返すこ
とで、それ以前に描画された図形を壊すことなく下に描
かれた図形が描画されていく。カラー画像メモリ7に描
かれたフルカラー画像をプリンタエンジン8で出力す
る。
【0015】次に、本実施例の動作を説明する。
【0016】図4は一般的なPDLコードの一例を示す
図、図5は一般的な多値カラー画像の描画方式を説明す
る図、図6は第1の実施例による多値カラー画像の描画
方式を説明する図、図7は第1の実施例によるプリント
手順を説明するフローチヤートである。
【0017】まず、一般的な描画方式では(図5)、図
4のPDLコードを右から順に展開して、直接に多値メ
モリ(不図示)に書きこんでいく。初めは、四角形をシ
アン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラッ
ク(K)に色情報を基にして、それぞれの濃度で描画し
(a)、次に円を描画し(b)、最後に文字のABCを
描画する(c)。このとき、円と四角形が重なるところ
は、後から描いた円の方が欠けずに描かれるようにな
る。このようにして図形が描画される。
【0018】一方、本実施例の描画方式では、PDLコ
ード解析部2によって図4のPDLコードの描画順序が
逆になっており、文字、丸、四角形の順に展開が行われ
る。この展開は、まずステツプS1〜S3に示される様
に、2値画像メモリ5の上に、ビツト“1”で“AB
C”の形を描く。このときは、2値画像メモリ5は、初
期化されてすべてビツト“0”なのでビツト“1”を書
き込む度に、多値カラー画像メモリ7の4枚のメモリ
に、それぞれの濃度で描く(a)。ABCの描画後、ス
テツプS4〜ステツプS6に示す様に、円も同様に2値
画像メモリ5に展開していく。(a)の段階でビツト
“1”で記述されたABCのある所に重ねて描く場合に
は、カラー画像メモリ7の各メモリには、描きに行かな
いように制御する。つまり、カラー画像メモリ7に描く
円は、ABCのビツト部分が抜けた円である(b)。同
様にして最後にABCと円のビツト部分が抜けた4角形
を描画することで、(c)に示す図形が描画される。
【0019】このようにして、カラー画像メモリ7に描
画されたデータはプリンタエンジン8に送られ、プリン
ト処理が行われる(ステツプS7)。
【0020】以上説明した様に、第1の実施例によれ
ば、重なった部分が大きい図形を描くほど、描画時間が
短くなる。
【0021】さて、上述した実施例では、多値フルカラ
ーイメージを用いた場合に限ったが、2値フルカラーイ
メージメモリ、2値フルカラープリンタを持つ装置に用
いても良い。
【0022】また、上述した実施例では、入力バッファ
に入るPDLコードは、従来の方式の作図順であること
を前提にしているが、作図順の逆にPDLコードを作成
する、作図ソフトウェアを用いても良い。
【0023】また、上述した実施例では、作図要素にカ
ラーイメージを示していないが、圧縮されたカラーイメ
ージも図形、文字と同様に作図した時の逆順に扱う。2
値画像メモリ上には、2値のイメージにはしないで、伸
張した時の面積の矩形を書き込むようにし、伸張したカ
ラー画像データを、1がたっていない部分だけをカラー
画像メモリに書き込むようにする。 <第2の実施例>第8図は本発明の第2の実施例による
画像処理システムを示すブロツク図である。同図におい
て、101は入力バツフア、102はPDLコード解析
部、103は画像展開部、104はページメモリ、10
5はカラーマップ、106は多値カラー画像化部、10
7は多値カラーバツフア、108は圧縮伸張部、109
はカラー画像圧縮メモリ、110はプリンタエンジン、
111はシステム全体を制御するCPU、112はCP
U111が動作するための図9のフローチヤートに従う
プログラム等の情報を格納したROM、113は各種プ
ログラムのワークエリアとして用いるRAMである。本
実施例も画像処理システムとしたのは、第1の実施例と
同様の理由からである。
【0024】本実施例では、カラーマップ105に色を
登録することで、色を番号で表すことができる。但し、
1画素8ビツトで“0”は、R,G,Bすべてを“0”
とし、これは透明を表すため255色までしか登録でき
ないことを示す。カラーマップ105がフル(FUL
L)になる度に、多値カラー画像に変換しながら圧縮す
ることで、多値カラーバツフア107は小さくなる。
【0025】続いて、図8の各回路を詳述する。
【0026】入力バツフア101は、PDLコード15
1を一時的に蓄えるバツフアである。PDLコード15
1には、文字フオントを指定するフオント情報、プリン
トする文字を指定する文字情報、図形の種類や、大き
さ、指定する図形情報、プリントする位置を指定する位
置情報、色を指定する色情報等の情報を含む。以下、各
情報が示す文字や図形、あるいは位置等を描画の要素と
する。
【0027】PDLコードは、入力バツフア101から
PDLコード解析部102へ送られる。PDLコード解
析部102では、文字や図形等の各プリント要素に対し
て、プリント位置情報と色情報とを追加し、各要素の作
図順を整えて、画像展開部103に中間コード151を
渡す。画像展開部103では、中間コード151を解析
して、ページメモリ104上にイメージデータを展開す
る。ページメモリ104及びカラーマップ105は、新
しいページを描く前に、ビツト“0”に初期化される。
【0028】展開時に、展開する図形の色がカラーマッ
プ105に登録されていない場合には、その登録されて
いない色をカラーマップ105に登録する。ページメモ
リ104には、描画する色の番号を書き込むことで要素
を描画する。この方法で、255色までは描画できる。
255色を超える場合には、ページメモリ104の情報
を多値カラー画像化部106で多値カラー化して、多値
カラーバツフア107に展開する。8×8の大きさが展
開されたら、圧縮伸張部108でカラー画像の圧縮方式
であるADCT(適応的離散余弦変換)方式などを用い
て圧縮して、カラー画像圧縮メモリ109に保存する。
2度目以降にページメモリ104に蓄えられたデータ
は、以前にカラー画像圧縮メモリ109に保存されたデ
ータを多値カラーバツフア107上に伸張した後に、多
値カラー画像化して描画する。このようにして合成した
ものは、すぐに圧縮することで多値カラーバツフア10
7を小さく取ることが可能である。
【0029】描画した画像をプリントアウトするときに
は、プリンタエンジン110で出力する速度に合わせて
圧縮画像を伸張することで出力する。
【0030】次に、本実施例の動作について説明する。
【0031】図9は第2の実施例によるプリント手順を
説明するフローチヤートである。
【0032】入力バツフア101よりPDLコード解析
部102に送られた情報が、PDLコードであれば解析
され、そうでなければシステム処理が終了する(ステツ
プS111,ステツプS112)。ステツプS112の
PDLコードの解析の後、今描こうとしている要素に必
要な色が既にカラーマップ105に登録されている場合
には(ステツプS113)、ステツプS116に進み、
ページメモリ104に登録されている番号が描画され、
次のPDLコードが読み出される。一方、登録されてい
ない場合には(ステツプS113)、ステツプS114
に進み、描こうとしている要素に必要な色を登録するた
め、登録後のカラーマップ105への色の登録数を調べ
る。その結果、登録数が255色以内に収まるのであれ
ば、カラーマップ105にその必要な色を登録し(ステ
ツプS115)、前述したステツプS116の処理に進
む。尚、ページメモリ104には、カラーマップ105
に登録されている番号だけが記録される。
【0033】一方、ステツプS114で、登録後のカラ
ーマップ105への色の登録数が255色を超えると判
断した場合、ページメモリ104の画像データを多値カ
ラー画像圧縮メモリ109に保存する処理を開始する。
そこでまず、既に多値カラー画像圧縮メモリ109に圧
縮データが保存されている場合には、ステツプS118
に進み、その圧縮データを伸張し、ステツプS119に
おいて多値カラーバツフア107に展開する。ステツプ
S119において、多値カラーバツフア107のデータ
は、展開すると同時に圧縮してカラー画像圧縮メモリ1
09に入れる。さらにカラーマップ105、ページメモ
リ104では、初期化が行われ、ステツプS111のP
DLコードの読み出しに進む。またステツプS117
で、圧縮データの保存が確認されなかった場合、ステツ
プS119に直接進む。
【0034】またステツプS120で、PDLコードが
無いと判断された場合には、ステツプS117以降に進
み、ページメモリ104に描画されている画像をカラー
画像圧縮メモリ109に保存して、本処理を終了する。
【0035】以上説明した様に、第2の実施例によれ
ば、描画方式を変えることによってメモリを小さくし、
装置全体のコストを低価にすることができる。
【0036】さて、上述した第2の実施例では、ページ
メモリの1画素を8ビツトとしたが、これは多値フルカ
ラー画像メモリを使うよりもメモリ使用量全体が小さく
なれば何ビツトでも良い。但し、その値に応じてカラー
マップのメモリの大きさを対応させる必要がある。
【0037】また、上述した第2の実施例では、画像圧
縮方式をADCTとしたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、多値カラー画像の圧縮方法であれば良
い。
【0038】また、上述した第2の実施例では、カラー
マップへの色の登録を行う際に、異なる色のときには、
すべて登録するとしたが、以前に登録してある色に近い
色のときには、その近い色を使用することで、ページメ
モリに書き込む要素の数を増やしても良い。これによっ
て、画像の圧縮伸張の回数を減少させることができるた
め、画質の劣化を少なくできる。
【0039】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、多
値カラー画像の描画時間を短縮することができる。
【0041】また、描画方式を変えることによってメモ
リを小さくし、装置全体のコストを低価にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による画像処理システム
を示すブロツク図である。
【図2】第1の実施例による2値画像を説明する図であ
る。
【図3】第1の実施例による多値カラー画像を説明する
図である。
【図4】一般的なPDLコードの一例を示す図である。
【図5】一般的な多値カラー画像の描画方式を説明する
図であれる。
【図6】第1の実施例による多値カラー画像の描画方式
を説明する図である。
【図7】第1の実施例によるプリント手順を説明するフ
ローチヤートである。
【図8】本発明の第2の実施例による画像処理システム
を示すブロツク図である。
【図9】第2の実施例によるプリント手順を説明するフ
ローチヤートである。
【符号の説明】
1,101 入力バッファ 2,102 PDLコード解析部 3 中間バッファ 4 2値画像形成部 5 2値画像メモリ 6 カラー画像形成部 7 カラー画像メモリ 8,110 プリンタエンジン 9,111 CPU 10,112 ROM 11,113 RAM 50,51 PDLコード 103 画像展開部 104 ページメモリ 105 カラーマップ 106 多値カラー画像化部 107 多値カラーバツフア 108 圧縮伸張部 109 カラー画像圧縮メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ページ記述言語を示すコードに基づいて画
    像を形成する形成手段と、2値画像を記憶する記憶手段
    とを有する画像処理装置において、 入力したページ記述言語を示すコードを解析する解析手
    段と、 前記解析手段で解析した結果に基づく描画順序が逆とな
    るように前記入力したページ記述言語を並べ替える並び
    替え手段と、 前記並べ替え手段で得たコードを格納する格納手段と、 前記格納手段で格納したコードに基づいて2値画像を描
    画する2値画像描画手段と、 前記2値画像描画手段での描画中に、該描画状態を判定
    する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に従って、前記格納手段で格納
    したコードに基づく多値画像を描画する多値画像描画手
    段と、 前記多値画像描画手段での描画結果を出力する出力手段
    とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記2値画像描画手段は描画先となるメモ
    リを有し、前記描画状態は前記メモリ上での2つ以上の
    画像の重なり状態であることを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記並び替え手段は図形画像、文字画像の
    順を文字画像、図形画像の順に並び替えることを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】ページ記述言語を示すコードに基づいてカ
    ラー画像を形成する画像処理装置において、 カラー画像を色情報で登録する登録手段と、 前記登録手段で登録した色情報に基づいて多値カラーデ
    ータを形成する第1の形成手段と、 前記第1の形成手段で形成した多値カラーデータを圧縮
    し、当該圧縮データを記憶する第1の圧縮記憶手段と、 前記登録手段の容量が不足する場合、前記第1の圧縮記
    憶手段に記憶した圧縮データを伸張し、当該伸張データ
    を記憶する伸張記憶手段と、 前記伸張記憶手段を実行した後、前記登録手段で登録済
    の色情報に基づいて多値カラーデータを形成する第2の
    形成手段と、 前記第2の形成手段で形成した多値カラーデータを前記
    伸張記憶手段で記憶した伸張データに合成する合成手段
    と、 前記合成手段で得た結果を圧縮し、当該圧縮データを記
    憶する第2の圧縮記憶手段と、 前記第1の圧縮記憶手段または前記第2の圧縮記憶手段
    に記憶した圧縮データに従ってカラー画像を形成する形
    成手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07129429A (ja) * 1993-10-28 1995-05-19 Toppan Printing Co Ltd プリンターページ記述言語の出力エラー予測装置ならびにコード最適化装置

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