JPH05266164A - 図形表示装置 - Google Patents

図形表示装置

Info

Publication number
JPH05266164A
JPH05266164A JP4064782A JP6478292A JPH05266164A JP H05266164 A JPH05266164 A JP H05266164A JP 4064782 A JP4064782 A JP 4064782A JP 6478292 A JP6478292 A JP 6478292A JP H05266164 A JPH05266164 A JP H05266164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
coordinate position
position information
editing
graphic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4064782A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Hayatsu
秀樹 早津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4064782A priority Critical patent/JPH05266164A/ja
Publication of JPH05266164A publication Critical patent/JPH05266164A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】CADシステムにより作成される図形に対して
拡大/縮小、平行移動、回転移動処理を行い、その軌跡
を表示可能とし、さらに移動前と移動後の双方の図形を
同時に画像表示することが可能な装置を提供することを
技術的目的とする。 【構成】CADシステムにより作成される図形を画像表
示する表示部(2)と、前記表示部(2)に画像表示さ
れている表示図形に対して、拡大/縮小、平行移動、回
転移動から選択される編集処理を行う編集手段(1)と
から構成される図形表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設計支援システム(C
ADシステム;COMPUTER AIDED DESIGN SYSTEM)等にお
ける図形表示装置において、特に表示図形の拡大/縮
小、平行移動、回転移動等を行えると共に、その移動の
軌跡を表示できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、工業製品、建築構造物、意匠
などのためのいわゆる設計の過程を、ディジタルコンピ
ュータを利用して設計の効率化をはかるためにCAD
(CONPUTER AIDED DESIGN:計算機設計支援)システム
の需要が高まっている。
【0003】すなわち、CADシステムとは、設計の過
程における計算、アルゴリズムによる処理、データの検
索などにより置き換えられる処理は極力コンピュータに
より行うようにし、CRTディスプレー(CATHODE-RAY-
TUBE,DISPLY SCOPE)などによるグラフィカル(GRAFHIC
AL,図式・映像表示的)な出力を含むインタラクティブ
((INTERACTIVE)対話的、対話形式の)手法により設計
者がコンピュータとの間で指示やデータのやり取り行い
ながら設計を進めるシステムである。
【0004】そして、CADシステムでは、図形に対し
て2次元座標軸上における拡大/縮小、平行移動、回転
移動等の図形処理を施す場合には、この図形の2次元座
標軸上の座標位置情報に基いて拡大/縮小、平行移動、
回転移動等の処理を行う。
【0005】ここで、CRT上に表示される図形の回転
移動を行う場合には、この図形の座標位置情報、回転の
中心となる点の座標位置情報、回転の角度により回転移
動後の当該図形の2次元座標軸上における座標位置を算
出し、これをCRT上に画像表示させる装置が知られて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した装置
では、拡大/縮小、平行移動、回転移動等の図形処理の
経過、すなわち図形の移動の軌跡をCRT上に表示する
ことが不可能であった。
【0007】特に、回転移動の場合、回転前と回転後の
図形を構成する辺が重複する場合があり、正しく回転移
動がなされたか否かを判別するのが困難であった。例え
ば、回転移動の対象となる図形が正方形である場合、こ
れを当該正方形の二本の対角線の交点を中心として90
度回転させると、回転前と回転後の図形の座標位置がが
一致してしまい、正しく回転された否かをユーザが判別
することが困難である。このため、回転移動が正しく行
われていないことをユーザが認識せずに作業を続けてし
まう虞があった。
【0008】さらに、前記装置では、拡大/縮小、平行
移動、回転移動等を行った場合に移動前の原図形が画面
上から消去されてしまい、不便であった。そこで、本発
明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、拡大/
縮小、平行移動、回転移動等の軌跡を表示可能とし、さ
らに移動前と移動後の双方の図形を同時に画像表示する
ことが可能な装置を提供することを技術的課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下のようにした。これを図1の原理図に
基いて説明する。
【0010】本発明における図形表示装置は、設計支援
システムにより作成される図形を画像表示する表示部2
と、前記図形の2次元座標軸上における座標位置情報に
基いて当該図形に対する編集処理を行う編集手段1とか
ら構成される。
【0011】ここで、前記編集手段1は、前記表示部2
に表示されている表示図形の座標位置情報を格納する記
憶部1aと、前記表示図形に対して,例えば拡大/縮
小、平行移動、回転移動から選択される編集指示情報を
入力するための入力部1bと、前記編集指示情報に基い
て前記表示図形の編集処理後の座標位置情報を算出する
と共に、この座標位置情報に対応する画素配列パターン
を作成する編集処理部1bと、前記各部の制御を行うと
共に前記編集処理部1bにより作成される画素配列パタ
ーンを走査してこれを前記表示部2に表示させる制御部
1dとを有してなる図形表示装置とした。
【0012】
【作用】本発明によれば、編集手段において、入力部
に,例えば,拡大/縮小、平行移動、回転移動から選択
される編集指示情報が入力された場合、制御部は、前記
記憶部から当該表示部に表示されている表示図形の座標
位置情報を検出し、これを当該編集指示情報と共に編集
処理部に転送する。
【0013】編集処理部では、前記編集指示情報に基い
て、前記座標位置情報に対して編集処理を施し、編集処
理後の図形の座標位置情報を算出する。そして、この座
標位置情報に対応する画素の配列パターンを作成する。
【0014】そして、制御部は、当該画素配列パターン
を走査してこれを前記表示部に画像表示させる。これに
より当該図形表示装置は、設計支援システムにより作成
される図形に対して拡大/縮小、平行移動、回転移動の
処理を行うことができる。
【0015】ここで、編集手段において入力部に前記表
示図形上の任意の点の座標位置情報が入力されると、制
御部は、当該表示図形に対する編集指示情報を検出して
前記点の座標位置情報と共に編集処理部へ転送する。
【0016】前記点の座標位置情報及び編集指示情報を
受けた編集処理部では、編集指示情報に従って、当該点
の移動の軌跡を表す方程式を算出する。そして、この方
程式に対応する画素の配列パターンを作成する。
【0017】そして、制御部は、当該画素配列パターン
を走査してこれを表示部により画像表示させる。これに
より、表示図形の編集処理に伴い、当該点の編集処理の
軌跡を画像表示することができる。
【0018】さらに、編集手段において入力部から編集
指示情報が入力された場合、制御部は、記憶部から表示
図形の頂点または輪郭線を構成する各点の座標位置情報
を検出し、これと共に当該編集指示情報を編集処理部へ
転送する。
【0019】編集処理部では、当該編集指示情報に従っ
て、前記各点の移動の軌跡を表す方程式を算出し、これ
に対応する画素の配列パターンを作成する。そして、制
御部は、当該画素配列パターンを走査してこれを表示部
により画像表示させる。これにより、表示図形の編集処
理の軌跡を画像表示することができる。
【0020】また、制御部は、当該表示図形の編集処理
の軌跡を画像表示する際に、その軌跡に対応する画素配
列パターンを構成する画素を、所定時間毎に一定数のみ
走査することにより、当該表示図形の軌跡を移動方向に
向かって順次表示していくことができ、ユーザは図形の
移動方向を用意に見極めることができる。
【0021】また、編集処理部は、表示図形に対応する
画素配列パターンと当該編集処理後の図形に対応する画
素配列パターンを合成してこれを走査することにより編
集処理前と編集処理後の図形を同時に画像表示すること
が可能である。さらに、編集前の図形に対応する画素配
列パターン、編集後の図形に対応する画素配列パター
ン、当該図形の頂点・輪郭点を構成する各点の軌跡を表
す方程式に対応する画素配列パターンを合成してこれを
走査することにより編集処理前の図形、編集処理後の図
形、編集の軌跡を同時に画像表示することもできる。
【0022】
【実施例】以下に本実施例の具体例について説明する。
図2は、本実施例における図形表示装置の概略構成ブロ
ック図である。
【0023】本図形表示装置は、CADシステム(COMP
UTER AIDED DESIGN SYSTEM;設計支援システム)構成要
素であり、本発明にかかる表示部としてのディスプレイ
装置8、編集手段としての編集部9とから構成される。
【0024】本実施例における編集部9は、入力装置
3、本発明にかかる制御部及び編集処理部としてのCP
U(CENTER PROCESSING UNIT;中央処理装置)4、記憶
部としてのメモリ5、VRAM(VEDEO RANDOM ACCESS
MEMORY;ビデオメモリ)、ディスプレイコントローラ7
とを有してなり、これらはバスに接続されて相互にデー
タの授受が行えるようになっている。そして、前記ディ
スプレイ装置9は、ディスプレイコントローラ7に接続
する。
【0025】ここで、入力装置3は、ディスプレイ装置
8に表示されている図形に対する、回転移動、平行移
動、拡大/縮小から選択される編集指示情報を入力する
ための装置である。
【0026】特に、キーボード3aは、回転移動、平行
移動、拡大/縮小の選択を入力すると共に、回転移動の
場合の回転の角度、平行移動の場合は移動方向及び移動
量、拡大/縮小の場合はその倍率を入力するためのもの
であり、マウスは、回転移動の場合の回転中心の指定、
軌跡を表示すべき点の指定を行うものである。
【0027】メモリ5は、設計支援システムにより作成
された図形の2次元座標軸上における座標位置情報、図
形の形状を示す図形ID情報を格納すると共に、それに
対応した編集指示情報及び編集処理後の図形の座標位置
情報を格納するものである。この具体的な説明は後述す
る。
【0028】VRAM6は、1フレーム分に相当する画
素の配列パターンを格納するための記憶装置である。デ
ィスプレイコントローラ7は、VRAM6に格納されて
いる画素配列パターンを走査してこれをディスプレイ装
置8に画像表示する装置である。
【0029】CPU4は、前記各部の制御を行うと共
に、編集前の図形の座標位置情報から編集後の図形の座
標位置情報を算出する装置である。図3は、本実施例に
おけるメモリ5の具体例を示す図である。
【0030】本実施例では、編集前の原図形の座標位置
情報毎にその編集指示情報及び編集後の図形の座標位置
情報を格納するようにした。原図形座標位置情報として
は、この図形の形状を特定する図形ID情報とその図形
の座標位置情報が格納されている。例えば、原図形が円
ならば円を特定する円IDとその方程式:(X−1)2
+(Y−2)2=1を格納している。
【0031】そして、編集指示情報としては回転移動、
平行移動、拡大/縮小から選択される命令コードと各命
令コードに伴う情報が格納されている。例えば、命令コ
ードとして平行移動、それにともなう情報として平行移
動の方向とその分量として、X軸方向に1、Y軸方向に
−1を格納している。
【0032】さらに編集後の図形座標位置情報として
は、図形の形状を特定する図形ID情報、その図形の座
標位置情報が格納されている。例えば、前述した円をX
軸方向に1、Y軸方向に−1平行移動した場合は、図形
IDとして円ID、座標位置情報として(X−2)2
(Y−1)2=1が格納されている。
【0033】また、正方形の場合には、原図形座標位置
情報として正方形をあらID情報と各頂点の座標位置情
報が格納されており、この頂点の座標が例えば(1、
1)、(1、4)、(4、4)、(4、1)であり、編
集指示情報としては命令コードとして回転移動と、その
回転の中心の座標位置情報、例えば(1,1)、回転の
角度例えばπ/2(=90°)が格納されている場合、
編集後の図形位置情報としては正方形を示す正方形ID
情報、編集後の各頂点の座標位置情報、例えば、前述の
正方形(1、1)、(1、4)、(4、4)、(4、
1)を中心(1、1)、回転角90°で回転変換した場
合は、(1,1)、(4、1)、(4、−2)、(1、
−2)が格納される。
【0034】次に、図4、図5、図6に正方形を回転移
動させた場合の表示例を示す。図4は、頂点がA:
(1、1)、B:(1、5)、C:(5、5)、D:
(5、1)の正方形ABCDに対して、中心を(1、
1)として回転角30°で回転移動させたときの表示例
である。
【0035】CPU4が入力装置3から入力される当該
正方形ABCDに対する回転移動命令、回転の中心座
標、回転の角度、軌跡ピッチの角度を認識した場合、C
PU4は、先ず回転の中心を(1,1)から(0,0)
へ平行移動させると共に、正方形ABCDをX軸方向へ
−1、Y軸方向へ−1平行移動させる。
【0036】これにより正方形ABCDの各頂点の座標
1は、(0、0)、(0、4)、(4、4)、(4、
0)となる。そして、CPU4は、これらの各頂点に対
して以下の演算処理を行う。
【0037】
【数1】
【0038】ここで、回転の角度は30°であるから、 cosπ/6=√3/2、sinπ/6=1/2とな
り、 前記F(θ)=(A・√3/2+B/2,−A/2+B
・√3/2)となる。
【0039】これに前記各頂点の座標位置を代入する
と、各頂点の値は、 (0,0)→(0,0) (0,4)→(2,2√3) (4,4)→(2√3+2,2√3−2) (4,0)→(2√3,−2) となる。
【0040】更にCPU4は、これら各頂点をX軸方向
に1、Y軸方向に1平行移動する。これにより、正方形
ABCDの回転移動後の各頂点の座標位置は以下のよう
になる。
【0041】A→A’;(1,1) B→B’;(3,1+2√3) C→C’;(2√3+3,2√3−1) D→D’;(2√3+1,−1) となり、同図における回転移動後の正方形A’B’C’
D’の座標位置がもとめられる。
【0042】また、軌跡ピッチ15°であるから、正方
形ABCDに対して、X軸方向−1、Y軸方向−1の平
行移動、前記F(π/12)の演算処理、X軸方向1、
Y軸方向1の平行移動を行い、これにより求められる正
方形を回転の軌跡としてディスプレイ装置8に画像表示
させる。
【0043】図5は、頂点がA:(1、1)、B:
(1、5)、C:(5、5)、D:(5、1)の正方形
ABCDに対して、中心を(1、1)として回転角60
°で回転移動させたときの表示例である。
【0044】CPU4が入力装置3から入力される当該
正方形ABCDに対する回転移動命令、回転の中心座
標、回転の角度、軌跡ピッチの角度を認識した場合、C
PU4は、先ず回転の中心を(1,1)から(0,0)
へ平行移動させると共に、正方形ABCDをX軸方向へ
−1、Y軸方向へ−1平行移動させる。
【0045】これにより正方形ABCDの各頂点の座標
位置は、(0、0)、(0、4)、(4、4)、(4、
0)となる。CPU4は、これらの各頂点に対して以下
の演算を行う。
【0046】
【数2】
【0047】この場合は、回転の角度が60°なので、 cosπ/3=1/2、sinπ/3=√3/2であ
り、 F(θ)=(A/2+B・√3/2,−A√3/2+B
/2)となる。これに前記各頂点の座標位置を代入する
と、各頂点の値は、 (0,0)→(0,0) (0,4)→(2√3,2) (4,4)→(2+2√3,−2√3+2) (4,0)→(2,−2√3)となる。
【0048】更にCPU4は、これら各頂点をX軸方向
に1、Y軸方向に1平行移動する。これにより、正方形
ABCDの回転移動後の各頂点の座標位置は以下のよう
になる。
【0049】A→A’;(1,1) B→B’;(2√3+1,3) C→C’;(2√3+3,−2√3+3) D→D’;(3,−2√3+1) となる。
【0050】また、軌跡ピッチ15°であるから、正方
形ABCDに対して、X軸方向−1、Y軸方向−1の平
行移動、前記F(π/12)、F(π/6)、F(π/
4)、F(π/3)の演算処理、X軸方向1、Y軸方向
1の平行移動を行い、これにより求められる正方形を回
転の軌跡としてディスプレイ装置8に画像表示させる。
図6は、頂点がA:(1、1)、B:(1、5)、
C:(5、5)、D:(5、1)の正方形ABCDに対
して、中心を(1、1)として回転角90°で回転移動
させたときの表示例である。
【0051】CPU4が入力装置3から入力される当該
正方形ABCDに対する回転移動命令、回転の中心座
標、回転の角度、軌跡ピッチの角度を認識した場合、C
PU4は、先ず回転の中心を(1,1)から(0,0)
へ平行移動させると共に、正方形ABCDをX軸方向へ
−1、Y軸方向へ−1平行移動させる。
【0052】これにより正方形ABCDの各頂点の座標
位置は、(0、0)、(0、4)、(4、4)、(4、
0)となる。CPU4は、これらの各頂点に対して以下
の演算を行う。
【0053】
【数3】
【0054】この場合は、回転の角度が90°なので、
cosπ/2=0、sinπ/2=1であり、F(θ)
=(B,−A)となる。
【0055】これに前記各頂点の座標位置を代入する
と、各頂点の値は、 (0,0)→(0,0) (0,4)→(4,0) (4,4)→(4,−4) (4,0)→(0,−4) となる。
【0056】更にCPU4は、これら各頂点をX軸方向
に1、Y軸方向に1平行移動する。これにより、正方形
ABCDの回転移動後の各頂点の座標位置は以下のよう
になる。
【0057】A→(1,1) B→(5,1) C→(4,−3) D→(1,−3) となる。
【0058】また、軌跡ピッチ30°であるから、正方
形ABCDに対して、X軸方向−1、Y軸方向−1の平
行移動、前記F(π/6)、F(π/3)の演算処理、
X軸方向1、Y軸方向1の平行移動を行い、これにより
求められる正方形を回転の軌跡としてディスプレイ装置
8に画像表示させる。
【0059】次に、図7は本実施例における図形表示装
置の動作フローチャート図である。入力装置3から回
転、平行移動、拡大/縮小から選択される編集指示情報
が入力される(ステップ701)。 (1)回転移動指示情報が入力される場合 入力装置3から回転の角度、回転の中心座標を指定され
る(ステップ702)。 次に入力装置3から当該回転
移動の軌跡を表示するか否かが選択される(ステップ7
03)。
【0060】そして、軌跡を表示する場合には、軌跡の
ピッチ角度が入力装置3から入力される(ステップ70
4)。ここで、CPU4は、当該ディスプレイ装置8に
表示されている編集処理前の原図形の座標位置情報をメ
モリ5に格納し(ステップ705)、原図形の表示輝度
を落とす(ステップ706)。
【0061】さらに、CPU4は、当該原図形に回転変
換を行った後の座標位置を算出する(ステップ707)
と共に、前記指定ピッチ角度毎に回転した図形の座標位
置を算出する(ステップ708)。これらは一旦メモリ
5に格納される。
【0062】そして、CPU4は、回転後の図形の座標
位置情報に基いてVRAM6において回転後の図形を表
す画素の配列パターンを原図形の画素配列パターンに合
成して作成する。これをディスプレイコントローラ7が
走査して、ディスプレイ装置8の画面上に表示させる
(ステップ709)。
【0063】一方、CPU4は、前記メモリ5に格納さ
れているピッチ角度毎に回転した図形の座標位置情報を
検出し、これらの画素配列パターンをVRAM6におい
て前記回転前後の図形の画素配列パターンと合成して作
成する。
【0064】そして、CPU4の制御によりディスプレ
イコントローラ7は所定の時間差をおいて各ピッチ角度
毎の回転図形を走査してこれをディスプレイ装置8に表
示させる(ステップ710)。ディスプレイ装置8の画
面上に表示されている原図形はユーザが次に何等かの操
作を行うことにより当該画面上から消去される(ステッ
プ711)。
【0065】従って、当該回転の軌跡はピッチ角度毎に
時間差をおいて回転方向に向かって順次表示されるの
で、ユーザにとって回転の方向及び回転の角度を容易に
判別することができる。
【0066】また、前記ステップ703において軌跡表
示の指示が入力されない場合には、前記したステップ7
05、706、707、709、711の動作過程を経
ることになる。 (2)平行移動指示情報が入力される場合 入力装置3から平行移動の方向及びその移動量が指定さ
れる(ステップ712)。
【0067】次に、入力装置3から当該平行移動の軌跡
を表示するか否かが指定される(ステップ713)。そ
して、軌跡を表示する場合には、入力装置3から軌跡の
ピッチ量が指定される(ステップ714)。
【0068】ここで、CPU4は、当該ディスプレイ装
置8に表示されている平行移動前の原図形の座標位置情
報をメモリ5に格納し(ステップ715)、原図形の表
示輝度を落とす(ステップ716)。
【0069】さらに、CPU4は原図形の座標位置情報
及び平行移動の方向及びその量から平行移動後の図形の
位置情報を算出する(ステップ717)と共に、指定ピ
ッチ量毎の平行移動後の図形の座標位置を算出する(ス
テップ718)。これらは一旦メモリ5に格納される。
【0070】そして、CPU4は、平行移動後の図形の
座標位置情報に対応した画素配列パターンを、VRAM
6に格納されている原図形の画素配列パターンに合成し
て作成する。これをディスプレイコントローラ7が走査
して、ディスプレイ装置8の画面上に表示させる(ステ
ップ719)。
【0071】一方、CPU4は、前記メモリ5に格納さ
れているピッチ量毎に平行移動した図形の座標位置情報
を検出し、これらの画素配列パターンをVRAM6に格
納されている前記平行移動前後の図形の画素配列パター
ンに合成して作成する。
【0072】そして、CPU4の制御によりディスプレ
イコントローラ7は所定の時間差をおいて各ピッチ量毎
の回転図形を走査してこれをディスプレイ装置8に表示
させる(ステップ720)。ディスプレイ装置8の画面
上に表示されている原図形はユーザが次に何等かの操作
を行うことにより当該画面上から消去される(ステップ
721)。
【0073】従って、当該平行移動の軌跡はピッチ量毎
に時間差をおいて平行移動方向に向かって順次表示され
るので、ユーザにとって平行移動の方向及び移動の距離
を容易に判別することができる。
【0074】また、前記ステップ713において軌跡表
示の指示が入力されない場合には、前記したステップ7
15、716、717、719、721の動作過程を経
ることになる。 (3)拡大/縮小指示情報が入力される場合 入力装置3から拡大/縮小の倍率が指定される(ステッ
プ722)。
【0075】次に、入力装置3から当該拡大/縮小の軌
跡を表示するか否かが指定される(ステップ723)。
そして、軌跡を表示する場合には、入力装置3から軌跡
のピッチ倍率が指定される(ステップ724)。
【0076】ここで、CPU4は、当該ディスプレイ装
置8に表示されている拡大/縮小前の原図形の座標位置
情報をメモリ5に格納し(ステップ725)、原図形の
表示輝度を落とす(ステップ726)。
【0077】さらに、CPU4は原図形の座標位置情報
及び倍率から拡大/縮小後の図形の位置情報を算出する
(ステップ727)と共に、指定ピッチ倍率毎の拡大/
縮小後の図形の座標位置を算出する(ステップ72
8)。これらは一旦メモリ5に格納される。
【0078】そして、CPU4は、拡大/縮小後の図形
の座標位置情報に対応した画素配列パターンを、VRA
M6に格納されている原図形の画素配列パターンに合成
して作成する。これをディスプレイコントローラ7が走
査して、ディスプレイ装置8の画面上に表示させる(ス
テップ729)。
【0079】一方、CPU4は、前記メモリ5に格納さ
れているピッチ倍率毎に拡大/縮小した図形の座標位置
情報を検出し、これらの画素配列パターンをVRAM6
に格納されている前記拡大/縮小前後の図形の画素配列
パターンに合成して作成する。
【0080】そして、CPU4の制御によりディスプレ
イコントローラ7は所定の時間差をおいて各ピッチ倍率
毎の拡大/縮小図形を走査してこれをディスプレイ装置
8に表示させる(ステップ730)。ディスプレイ装置
8の画面上に表示されている原図形はユーザが次に何等
かの操作を行うことにより当該画面上から消去される
(ステップ731)。
【0081】従って、当該拡大/縮小の軌跡はピッチ倍
率毎に時間差をおいて拡大/縮小方向に向かって順次表
示されるので、ユーザにとって拡大/縮小の過程を確認
することができ便利である。
【0082】また、前記ステップ723において軌跡表
示の指示が入力されない場合には、前記したステップ7
25、726、727、729、731の動作過程を経
ることになる。
【0083】
【発明の効果】従って、本発明によればCADシステム
で作成される図形に対して回転移動、平行移動、拡大/
縮小処理を行うことができると共に、その処理過程をユ
ーザの選択により画像表示することができる。
【0084】さらに、処理前の図形、処理後の図形、及
び処理の軌跡を同時に画像表示することにより、ユーザ
は処理が正しく行われたか否かを容易に判別することが
でき、非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図
【図2】本実施例における図形表示装置の構成ブロック
【図3】本実施例におけるメモリ5の具体例
【図4】本実施例における正方形の回転移動の表示例
【図5】本実施例における正方形の回転移動の表示例
【図6】本実施例における正方形の回転移動の表示例
【図7】本実施例における図形表示装置の動作フロー
【符号の説明】
1・・編集手段 1a・・記憶部 1b・・入力部 1c・・編集処理部 1d・・制御部 2・・表示部 3・・入力装置 3a・・キーボード 3b・・マウス 4・・CPU 5・・メモリ 6・・VRAM 7・・ディスプレイコントローラ 8・・ディスプレイ装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設計支援システムにより作成される図形
    の2次元座標軸上における座標位置情報に基いて当該図
    形を画像表示する図形表示装置であって、 表示部(2)に画像表示されている表示図形に対して編
    集を行う編集手段(1)を備え、 前記編集手段(1)は、前記表示図形の座標位置情報を
    格納する記憶部(1a)と、前記表示図形に対する編集
    指示情報を入力するための入力部(1b)と、前記編集
    指示情報に基いて前記表示図形の編集処理後の座標位置
    情報を算出すると共に、この座標位置情報に対応する画
    素配列パターンを作成する編集処理部(1b)と、前記
    各部の制御を行うと共に前記編集処理部(1b)により
    作成される画素配列パターンを走査してこれを前記表示
    部(2)に表示させる制御部(1d)とを有し、 前記制御部(1d)が前記入力部(1b)に編集指示情
    報が入力されたことを認識した場合、前記制御部(1
    d)は、前記記憶部(1a)から当該表示図形の座標位
    置情報を検出して、前記編集指示情報及び座標位置情報
    を編集処理部(1c)に転送し、 前記編集処理部(1c)は、前記編集指示情報に従い、
    前記座標位置情報から編集処理後の座標位置情報を算出
    して、この座標位置情報に対応する画素配列パターンを
    作成し、 前記制御部(1d)は、前記画素配列パターンを走査し
    てこれを前記表示部(2)により画像表示させることを
    特徴とする図形表示装置
  2. 【請求項2】 前記編集手段(1)は、前記入力部(1
    b)から入力される前記表示図形上の任意の点の座標位
    置情報を認識した場合、 前記編集処理部(1c)は、当該点の座標位置情報、及
    び当該表示図形に対する編集指示情報に基いて、前記編
    集指示情報による当該点の移動の軌跡を表す方程式を算
    出すると共に、この方程式に対応する画素配列パターン
    を作成し、 前記制御部(1d)がこの画素配列パターンを走査して
    これを前記表示部(2)により画像表示させることを特
    徴とする請求項1記載の図形表示装置。
  3. 【請求項3】前記制御部(1d)は、前記任意の点の軌
    跡に対応する画素配列パターンを構成する画素を、所定
    時間毎に特定数のみ走査してこれを前記表示部(2)に
    表示させることを特徴とする請求項2記載の図形表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記編集処理部(1c)は、前記表示図
    形に対応する画素配列パターンと当該編集処理後の図形
    に対応する画素配列パターンを合成してこれを走査する
    ことにより編集処理前と編集処理後の図形を同時に画像
    表示することを特徴とする請求項1又は2記載の図形表
    示装置。
JP4064782A 1992-03-23 1992-03-23 図形表示装置 Withdrawn JPH05266164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4064782A JPH05266164A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 図形表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4064782A JPH05266164A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 図形表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05266164A true JPH05266164A (ja) 1993-10-15

Family

ID=13268138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4064782A Withdrawn JPH05266164A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 図形表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05266164A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013045310A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Seiko Epson Corp 表示装置、表示装置の制御方法およびプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013045310A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Seiko Epson Corp 表示装置、表示装置の制御方法およびプログラム
US9182832B2 (en) 2011-08-25 2015-11-10 Seiko Epson Corporation Display device, control method of display device and program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07111743B2 (ja) 三次元空間中の物体を回転させるグラフィック表示方法及び装置
JP3599198B2 (ja) 図形編集装置
JPH05266164A (ja) 図形表示装置
JP2625600B2 (ja) 図形移動変形方法及び装置
JPH0652300A (ja) 画像処理装置
JP3268665B2 (ja) コンピュータ・グラフィックス制作装置
JP2001357076A (ja) Cadシステムにおける画像表示方法
JP2721344B2 (ja) 画像処理方法
JP3071495B2 (ja) 物体モデル編集装置
JPH04373084A (ja) 文字図形変形処理装置
JP2683114B2 (ja) 曲線制御装置
JP2003178330A (ja) 3次元立体配置編集方法及び3次元立体配置編集装置
JP3254328B2 (ja) 楕円データ処理装置
JP3723875B2 (ja) 2次元画像上へのモデル画像置換方法ならびにそのためのモデル画像置換装置およびコンピュ−タ読み取り可能なプログラム記録媒体
JPH02270079A (ja) 地図画像合成装置
JPH09319889A (ja) 画像部分拡大表示方法
JPH07134781A (ja) 3次元対象物回転指示方法
JPH11109940A (ja) 画像データの輪郭編集装置と画像データの輪郭編集方法、及び記憶媒体
JPH0496186A (ja) 自由曲面上への基本模様マッピング方法
JPH11213178A (ja) 3次元データ表示装置および3次元データ変換プログラムを記録した記録媒体
JP2006134251A (ja) 立体図形配置入力装置
JPH05197817A (ja) 図形の幾何学的編集方法及び装置
JPH10312207A (ja) 3次元コンピュータグラフィック表示方法および装置
JPH06231274A (ja) 3次元シミュレーション方法及び装置
JP2006139367A (ja) 画像変換方法、画像変換装置および画像変換プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990608