JPH05265807A - システムストール検出方式 - Google Patents

システムストール検出方式

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Publication number
JPH05265807A
JPH05265807A JP4093764A JP9376492A JPH05265807A JP H05265807 A JPH05265807 A JP H05265807A JP 4093764 A JP4093764 A JP 4093764A JP 9376492 A JP9376492 A JP 9376492A JP H05265807 A JPH05265807 A JP H05265807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stall
timer
program
monitoring
external
Prior art date
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Pending
Application number
JP4093764A
Other languages
English (en)
Inventor
Mario Namikawa
真理夫 南川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Software Chubu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Software Chubu Ltd filed Critical NEC Software Chubu Ltd
Priority to JP4093764A priority Critical patent/JPH05265807A/ja
Publication of JPH05265807A publication Critical patent/JPH05265807A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 システムストールを短時間で検出すると共
に、その旨を適切に通知できるようにする。 【構成】 タスクとして実行されるプログラム3を複数
のグループに区分した各グループ毎に設けられたストー
ル監視要求手段4は、プログラム3の実行開始もしくは
実行終了に際してストール監視要求を発する。ストール
監視外部タイマ5は複数のストール監視要求を受け付
け、タイマ値の設定を行うと共に、タイムアウトした際
にその旨の通知を行う。システム割り込み通知手段8
は、ストール監視外部タイマ5からタイムアウトした旨
の通知を受けた場合、自系のコンピュータシステム1お
よび他系のコンピュータシステムに外部割り込みにより
システムストール検出の旨を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータシステムに
おけるシステムストール検出方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおいては、オペ
レーティングシステム等のバグにより、タスク内もしく
は複数のタスク間にまたがるプログラムの無限ループに
よって実質的にシステムダウンを起こす場合がある。こ
のような状態は一般にシステムストールと呼ばれてい
る。
【0003】信頼性の高いシステムを構成する上ではこ
の種のシステムストールを早期に検出して対処する必要
があり、このことから、システムストールを検出する手
段が設けられている。
【0004】従来は次のようにしてシステムストールを
検出していた。
【0005】すなわち、システムストールの監視対象と
なる複数のプログラムのタスクのうち最下位のタスクに
おいて外部タイマ装置に対してタイマ値の設定を行い、
計時を開始する。
【0006】タイマ値は監視対象となるプログラムが正
常に実行されたならば充分に終了しあるいはCPU時間
を放棄する時間を考慮して定められており、従って、監
視対象となるプログラムが正常に実行された場合には再
び最下位のタスクに制御が戻り、タイマ値の再設定が行
われる。
【0007】一方、監視対象に含まれるいずれかのプロ
グラムのタスクにおいてシステムストールが発生する
と、最下位のタスクに制御が戻ることがなく、外部タイ
マ装置がタイムアウトすることとなり、これによりシス
テムストールが発生した旨が検出される。
【0008】また、システムストールを検出した場合、
ホットスタンバイシステムの切り替え等の処理を行うた
めに、その旨の通知を行う必要があるが、従来は統一し
た方式は存在せず、自系システム側へは直接に通知を行
い、他系システム側へは別途設けた手段により通知を行
うといった方式をとっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来は上述したように
してシステムストールの検出および通知を行っていたた
め、次のような欠点が指摘されていた。
【0010】システムストールの監視対象の範囲が単
一であったため、プログラムのタスクが多数である場合
には対象が非常に広範囲となり、プログラムが正常に実
行する場合の時間の把握が難しい。すなわち、タイマ値
を小さく設定すると、本来は正常であるにもかかわらず
システムストールと判断してしまうことになり、システ
ム運用に影響を与えてしまうため、タイマ値をより安全
を考慮した余裕のある大きな値に設定せざるを得ない。
従って、実際にシステムストールが発生してから検出さ
れるまでの時間が長くなり、ホットスタンバイシステム
の切り替え等の処理を遅らせてしまうことになる。
【0011】システムストールの通知の方式として適
切なものが存在しなかったため、対処の方法がまちまち
であり、混乱を招きやすい。
【0012】本発明は上記の点に鑑み提案されたもので
あり、その目的とするところは、システムストールを短
時間で検出すると共に、その旨を適切に通知することの
できるシステムストール検出方式を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、タスクとして実行されるプログラムを複数
のグループに区分した各グループ毎に設けられ、プログ
ラムの実行開始もしくは実行終了に際してストール監視
要求を発するストール監視要求手段と、複数のストール
監視要求を受け付け、タイマ値の設定を行うと共に、タ
イムアウトした際にその旨の通知を行うストール監視外
部タイマと、ストール監視外部タイマからタイムアウト
した旨の通知を受け、自系のコンピュータシステムおよ
び他系のコンピュータシステムに外部割り込みによりシ
ステムストール検出の旨を通知するシステム割り込み通
知手段とを備えるようにしている。
【0014】
【作用】本発明のシステムストール検出方式にあって
は、タスクとして実行されるプログラムを複数のグルー
プに区分した各グループ毎に設けられたストール監視要
求手段が、プログラムの実行開始もしくは実行終了に際
してストール監視要求を発する。ストール監視外部タイ
マは複数のストール監視要求を受け付け、タイマ値の設
定を行うと共に、タイムアウトした際にその旨の通知を
行う。そして、システム割り込み通知手段はストール監
視外部タイマからタイムアウトした旨の通知を受けた場
合、自系のコンピュータシステムおよび他系のコンピュ
ータシステムに外部割り込みによりシステムストール検
出の旨を通知する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て説明する。
【0016】図1は本発明のシステムストール検出方式
の一実施例を示す構成図である。
【0017】図1において、本実施例は、大別して、コ
ンピュータシステム1とストール監視外部タイマ5とシ
ステム割り込み通知手段8とから構成されている。
【0018】コンピュータシステム1において、タスク
として実行されるプログラム3はタスク実行優先度に応
じたタスク実行レベルを基準に複数のグループに区分さ
れており、オペレーティングシステムの提供するタスク
制御手段2のもとで実行が管理されている。すなわち、
タスク実行レベルがL11〜L1iのプログラム3はタ
スク実行レベルL1のタスク制御手段2のもとで管理さ
れ、タスク実行レベルがL21〜L2jのプログラム3
はタスク実行レベルL2のタスク制御手段2のもとで管
理され、タスク実行レベルがLn1〜Lnkのプログラ
ム3はタスク実行レベルLnのタスク制御手段2のもと
で管理されている。
【0019】また、各タスク実行レベルL1〜Lnのタ
スク制御手段2にはストール監視要求手段4が対応して
設けられている。更に、コンピュータシステム1内には
割り込み検出手段9が設けられている。
【0020】一方、ストール監視外部タイマ5にはタイ
マ値設定更新監視手段6と、タイマ値記録部を構成する
複数のタイマカウンタ7が設けられている。
【0021】以下、上記の実施例の動作について説明す
る。
【0022】各タスク実行レベルL1〜Lnのタスク制
御手段2は、周知のタスク管理の手法に基づき、プログ
ラム3に対してCPU時間を分配し、プログラム3をタ
スクとして実行させる。
【0023】ストール監視要求手段4はタスク制御手段
2の処理に応答し、そのタスク実行レベルのグループに
属するプログラム3の実行開始もしくは実行終了に際し
て、ストール監視外部タイマ5内のタイマカウンタ7お
よび監視時間(タイマ時間)を指定したストール監視要
求をタイマ値設定更新監視手段6に対して行う。ここ
で、監視時間はそのタスク実行レベルのグループに属す
るプログラム3の最大実行時間を考慮して定める。ま
た、タイマカウンタ7の指定はタイマカウンタ番号ある
いは監視要求番号の指定により行う。
【0024】ストール監視外部タイマ5において、タイ
マ値設定更新監視手段6は、指定されたタイマカウンタ
7に対して指定された監視時間をセットし、計時を開始
する。すなわち、タイマカウンタ7から時間の経過に応
じて所定の値を減算して行く。
【0025】タイマ値設定更新監視手段6はタイマカウ
ンタ7の値が「0」になったか否かを監視し、「0」に
なる前に再び同じタイマカウンタ7を指定したストール
監視要求があった場合には同様に監視時間のセットを行
うが、再びストール監視要求がなされないままタイマカ
ウンタ7の値が「0」となってタイムアウトした際に
は、タイマカウンタ7を識別するタイマカウンタ番号等
の情報を伴ってタイムアウトした旨をシステム割り込み
通知手段8に通知する。すなわち、プログラム3が正常
に実行されている場合にはタイマカウンタ7にセットし
た監視時間以内に次のストール監視要求が発生するはず
であるため、それがない場合にはそのグループに属する
いずれかのプログラム3において無限ループが発生し、
システムストールが発生したと判断できるからである。
【0026】システム割り込み通知手段8は、自系のコ
ンピュータシステム1および他系のコンピュータシステ
ムに対してシステムストールの検出を意味する外部割り
込みを行う。
【0027】コンピュータシステム1では、割り込み検
出手段9がシステム割り込み通知手段8からの外部割り
込みを受け付ける。この後、ホットスタンバイシステム
の切り替え等の適切な処理が行われる。
【0028】なお、上記の実施例ではプログラムのグル
ープ化としてタスク実行レベルを基準にしているが、他
の区分が可能であればそれを採用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシステム
ストール検出方式にあっては、次のような効果がある。
【0030】プログラムのグループ化によりシステム
ストールの監視対象の範囲が狭められるので、タイマ値
を大き過ぎない適切な値に設定することができ、そのた
め、短時間のうちにシステムストールを検出することが
できる。従って、ホットスタンバイシステムの切り替え
等の処理を迅速に行うことができ、システムの運用性を
高めることができる。
【0031】外部割り込みにより自系および他系のコ
ンピュータシステムにシステムストールを通知すること
ができるため、処理手段を統一することができ、システ
ム構成が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムストール検出方式の一実施例
を示す構成図である。
【符号の説明】
1……コンピュータシステム 2……タスク制御手段 3……プログラム 4……ストール監視要求手段 5……ストール監視外部タイマ 6……タイマ値設定更新監視手段 7……タイマカウンタ 8……システム割り込み通知手段 9……割り込み検出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タスクとして実行されるプログラムを複
    数のグループに区分した各グループ毎に設けられ、プロ
    グラムの実行開始もしくは実行終了に際してストール監
    視要求を発するストール監視要求手段と、 複数のストール監視要求を受け付け、タイマ値の設定を
    行うと共に、タイムアウトした際にその旨の通知を行う
    ストール監視外部タイマとを備えたことを特徴とするシ
    ステムストール検出方式。
  2. 【請求項2】 プログラムを実行レベルにより複数のグ
    ループに区分したことを特徴とする請求項1記載のシス
    テムストール検出方式。
  3. 【請求項3】 ストール監視外部タイマからタイムアウ
    トした旨の通知を受け、自系のコンピュータシステムお
    よび他系のコンピュータシステムに外部割り込みにより
    システムストール検出の旨を通知するシステム割り込み
    通知手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記
    載のシステムストール検出方式。
JP4093764A 1992-03-19 1992-03-19 システムストール検出方式 Pending JPH05265807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4093764A JPH05265807A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 システムストール検出方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4093764A JPH05265807A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 システムストール検出方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05265807A true JPH05265807A (ja) 1993-10-15

Family

ID=14091501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4093764A Pending JPH05265807A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 システムストール検出方式

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JP (1) JPH05265807A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008114525A1 (ja) * 2007-03-20 2008-09-25 Kabushiki Kaisha Toshiba 情報処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008114525A1 (ja) * 2007-03-20 2008-09-25 Kabushiki Kaisha Toshiba 情報処理装置

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