JPH05265627A - キーボードによるポップアップメニューの選択方法 - Google Patents

キーボードによるポップアップメニューの選択方法

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JPH05265627A
JPH05265627A JP4058577A JP5857792A JPH05265627A JP H05265627 A JPH05265627 A JP H05265627A JP 4058577 A JP4058577 A JP 4058577A JP 5857792 A JP5857792 A JP 5857792A JP H05265627 A JPH05265627 A JP H05265627A
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JP
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menu
key
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layer
option
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JP4058577A
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Naoto Fukuda
直人 福田
Michio Urano
通雄 浦野
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、グラフィカルユーザインタフェー
スにおけるポップアップメニューの選択方法に関し、キ
ーボードによる効率的なメニュー選択を行う。 【構成】 キーボードによる多階層のポップアップメニ
ューの選択方法であって、階層下降キー (右キー) によ
りメニューの最終階層 (機能を指示する選択肢)(項目)
から、階層0のメニューに遷移するリング機構と、該リ
ング機構で、階層0の第1選択肢に遷移する機構,又
は、メニュー最終階層の選択肢(項目)を配下に含む階
層0の選択肢,又は、メニュー最終階層の選択肢(項
目)を配下に含む階層0の選択肢のその次の選択肢へ遷
移する機構と,該階層0のメニューに遷移後、階層上昇
キー (左キー) で直前の最終階層の選択肢(項目)に復
帰する機構を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グラフィカルユーザイ
ンタフェース(GUI) におけるポップアップメニューの選
択方法に関する。
【0002】近年、計算機の操作環境として、グラフィ
カルユーザインタフェース(GUI) が標準のものとなりつ
つある。このとき、メニュー選択手段として、通常、ポ
インティングデバイス (マウス) が用いられているが、
該計算機には、キーボードは接続されていても、ポイン
ティングデバイス (マウス) が接続されているとは限ら
ないことから、該キーボードによる選択方法も作業効率
の点から重要視されている。
【0003】このような事情から、キーボードによる効
率のよいポップアップメニューの選択方法が必要とされ
る。
【0004】
【従来の技術】図2は、従来のキーボードによるポップ
アップメニューの選択方法を説明する図である。
【0005】従来のキーボードによるポップアップメニ
ューの選択方法は、以下のようなものであった。 1) 特定のキー (例えば、CTL キー,ESCキー) の組合わ
せにより、階層0のメニューを表示する。
【0006】2) 階層nの子メニューの存在(矢印で示
す)する選択肢aの下位の階層に子メニューが存在し、
該階層nの選択肢aにカーソルが存在するとき、階層n
+1のメニューを表示する。
【0007】3) 階層下降キー(右キー)により、階層
nから階層n+1にカーソルを移動し、階層上昇キー
(左キー)により、階層nから階層n−1にカーソルを
移動する。
【0008】4) 移動キー(上下キー)で、ある階層内
のメニューの選択を行う。 5) 実行キーで、該選択された項目 (機能を指示する選
択肢b)を実行する。 6) 取消しキーにより、メニューを未選択で終了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、キーボ
ード操作によるポップアップメニュー選択方法では、ポ
インティングデバイス(マウス)による操作とは異な
り、複数階層の移動を行う場合に、複数のオペレーショ
ンが必要となる。
【0010】特に、ある階層の機能を指示する選択肢b
から上位の階層のメニュー選択肢に移りたい場合、該階
層構造の選択肢を逆に辿っていく必要があり、操作性が
極めて悪いという問題があった。
【0011】例えば、図2において、階層0の子メニュ
ーの存在する選択肢aを階層下降キー (右キー) によ
り、子メニューを下がっていき、最終階層Nの機能を指
示する選択肢bに到達した状態において、使用可能なキ
ーは、階層上昇キー(左キー),項目移動キー(上下キ
ー),確定キー(実行キー)である。即ち、階層下降キー
(右キー)は無効となっていた。
【0012】従って、子メニューを持たない最終の機能
選択肢(S-2c)bから、階層0の子メニューの存在する選
択肢(S-0c)aの配下のメニューを選択する為には、上記
階層上昇キー(左キー)により階層0まで戻ったのち、
項目移動キー(上下キー) で該子メニューの存在する選
択肢(S-0c)aを選択して、該選択肢(S-0c)aの配下の子
メニューを選択する操作となる。
【0013】本発明は上記従来の欠点に鑑み、キーボー
ドにより多階層のポップアップメニューを選択する方法
において、非隣接階層間の移動を効率よく行う移動手段
を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の一実施
例を模式的に示した図である。上記の問題点は下記の如
くに構成したキーボードによるポップアップメニュー選
択方法によって解決される。
【0015】特定のキー (CTL,ESC)の組合わせにより、
階層0のメニューを表示し、階層nのメニューの選択肢
aの下位の階層に子メニューが存在し、該階層nの選択
肢aにカーソルが存在するとき、階層n+1のメニュー
を表示し、階層下降キー(右キー)により、階層nから
階層n+1にカーソルを移動し、階層上昇キー(左キ
ー)により、階層nから階層n−1にカーソルを移動
し、移動キー(上下キー)で、ある階層内のメニューの
選択を行い、実行キーで、該選択された項目(機能を指
示する選択肢b)を実行するキーボードによるポップア
ップメニューの選択方法であって、上記階層下降キー
(右キー)によりメニューの最終階層から、階層0のメ
ニューに遷移するリング機構 1と、該リング機構 1で、
階層0の第1選択肢(s-0a)aに遷移する機構 10,又は、
メニュー最終階層の選択肢(項目)(s-2c) を配下に含む
階層0の選択肢(s-0b)aへ遷移する機構 11,又は、メニ
ュー最終階層の選択肢(項目)(s-2c) を配下に含む階層
0の選択肢の次の選択肢(s-0c)aへ遷移する機構 12
と,該階層0のメニューに遷移後、上記階層上昇キー
(左キー)により、直前の最終階層の機能を指示する選
択肢(項目)(s-2c) bに復帰する機構 13 を備えるよう
に構成する。
【0016】
【作用】即ち、本発明においては、最終階層Nにおい
て、従来、無効になっていた階層下降キー (右キー) の
操作に、階層0のメニューに戻るリング機構 1を設ける
ようにする。
【0017】該リング機構 1において、階層0の第1選
択肢(s-0a)aに遷移する機構 10,又は、メニュー最終階
層の選択肢(項目)を配下に含む階層0の選択肢(s-0b)
aへ遷移する機構 11,又は、メニュー最終階層の選択肢
(項目)を配下に含む階層0の選択肢の次の選択肢(s-0
c)aへ遷移する機構 12 を設け、それぞれの機構 10〜1
2の選択は、例えば、該グラフィカルユーザインタフェ
ース(GUI) が備えている環境設定メニューを開いて、い
ずれの選択肢に遷移するかの環境を指示するようにする
ことで実現する。
【0018】又、上記リング機構 1で、最終階層Nの選
択肢(s-2c)から階層0に戻った後、該操作が誤りであっ
たことに気付いたとき、階層上昇キー(左キー)を操作
することで、最終階層Nの機能を指示する選択肢(s-2c)
bに復帰する(リング機構 13)ようにする。
【0019】このように構成することで、複雑なキー操
作を要求することなく、キーボードによる効率のよいポ
ップアップメニューの選択が可能になる。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1は、本発明の一実施例を模式的に示した
図である。
【0021】本発明においては、特定のキー (CTL,ESC)
の組合わせにより、階層0のメニューを表示し、階層n
のメニューの選択肢aの下位の階層に子メニューが存在
し、該階層nの選択肢aにカーソルが存在するとき、階
層n+1のメニューを表示し、階層下降キー(右キー)
により、階層nから階層n+1にカーソルを移動し、階
層上昇キー(左キー)により、階層nから階層n−1に
カーソルを移動し、移動キー(上下キー)で、ある階層
内のメニューの選択を行い、実行キーで、該選択された
項目 (機能を指示する選択肢) を実行するキーボードに
よるポップアップメニューの選択方法であって、上記階
層下降キー (右キー) によりメニューの最終階層の機能
を指示する選択肢(s-2c)bから、階層0のメニューに遷
移するリング機構 1と、該リング機構 1で、階層0の第
1選択肢(s-0a)aに遷移する機構10,又は、メニュー最
終階層の選択肢 (項目)(s-2c) bを配下に含む階層0の
選択肢(s-0b)aへ遷移する機構 11,又は、メニュー最終
階層 (項目)(s-2c) bを配下に含む階層0の選択肢の次
の選択肢(s-0c)aへ遷移する機構 12 と,該階層0のメ
ニューに遷移後、直前の最終階層の機能を指示する選択
肢(s-2c)bに復帰する機構 13 が、本発明を実施するの
に必要な手段である。尚、全図を通して同じ符号は同じ
対象物を示している。
【0022】以下、図1によって、本発明のキーボード
によるポップアップメニューの選択方法を説明する。図
1は、キーボード上のキー操作による画面の遷移を表し
ている。
【0023】本発明を実施しても、従来のキーボードに
よるキー操作で、ポップアップメニューを選択する操作
は、特に、変わることはないので省略し、ここでは、上
記階層下降キー(右キー)によりメニューの最終階層か
ら、階層0のメニューに遷移するリング機構 1を中心に
して説明する。
【0024】図1において、リング機構 1は、現在、階
層Nの機能を指示する選択肢{この時点で、確定キー
(実行キー) を押下すると、該選択されている項目(s-2
c)bを実行する}(s-2c)bが選択状態になっているとき
に、従来方法では無効キー操作となっていた階層下降キ
ー (右キー) を操作した場合、該階層N(最終階層)の
機能を指示する選択肢(項目)(s-2c) bに対応する階層
0のメニュー選択肢(s-0b)aを選択状態とする機構 11
であり、本発明の中核となるものである。
【0025】このとき、該該階層Nの機能を指示する選
択肢 (項目)(s-2c) bを記憶しておき、上記階層0のメ
ニュー選択肢(s-0b)aを選択した時点で、階層上昇キー
(左キー)が操作されると、該記憶しておいた選択肢(s
-2c)bに復帰するようにする。この操作は、上記階層下
降キー (右キー) の操作が誤りであったことに気付いた
とき等において、元の選択肢に復帰させるための機構で
ある。
【0026】上記リング機構 1において、機能を指示す
る選択肢 (項目)(s-2c) bから、該階層下降キー (右キ
ー) の操作により、階層0の第一選択肢(s-0a)aを選択
状態とするリング機構 10,又は、該階層下降キー (右キ
ー) の操作により、階層0の選択肢(s-0b)aの次の選択
肢(s-0c)aを選択状態とするリング機構 12,又は、前述
の該階層N (最終階層) の機能を指示する選択肢 (項
目)(s-2c) bに対応する階層0のメニュー選択肢(s-0b)
aを選択状態とする機構 11 の、何れを選択するかは、
例えば、図示の環境設定メニューを開いて、環境a(上
記リング機構 10対応),環境b(上記リング機構 11 対
応),環境c(上記リング機構 12 対応) のいずれかを選
択することにより、任意の環境でのリング機構 10 〜12
を実現することができる。
【0027】このように、本発明は、グラフィカルユー
ザインタフェース(GUI) におけるポップアップメニュー
の選択方法において、特定のキー (CTL,ESC)の組合わせ
により、階層0のメニューを表示し、階層nのメニュー
の選択肢aの下位の階層に子メニューが存在し、該階層
nの選択肢aにカーソルが存在するとき、階層n+1の
メニューを表示し、階層下降キー(右キー)により、階
層nから階層n+1にカーソルを移動し、階層上昇キー
(左キー)により、階層nから階層n−1にカーソルを
移動し、移動キー(上下キー)で、ある階層内のメニュ
ー選択を行い、実行キーで、該選択された項目 (最終階
層の機能を指示する選択肢b) を実行するキーボードに
よるポップアップメニューの選択方法であって、上記階
層下降キー(右キー)によりメニューの最終階層の選択
肢 (項目)(s-2c) から、階層0のメニューに遷移するリ
ング機構と、該リング機構で、階層0の第1選択肢(s-0
a)aに遷移する機構,又は、メニュー最終階層の選択肢
(項目)(s-2c) を配下に含む階層0の選択肢(s-0b)a,
又は、その次の選択肢(s-0c)aへ遷移する機構と,該階
層0のメニューに遷移後、階層上昇キー (左キー) で、
直前の最終階層の機能を指示する選択肢 (項目)(s-2c)
bに復帰する機構を備えるようにした所に特徴がある。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
キーボードによるポップアップメニューの選択方法は、
特定のキー (CTL,ESC)の組合わせにより、階層0のメニ
ューを表示し、階層nのメニューの選択肢aの下位の階
層に子メニューが存在し、該階層nの選択肢aにカーソ
ルが存在するとき、階層n+1のメニューを表示し、階
層下降キー(右キー)により、階層nから階層n+1に
カーソルを移動し、階層上昇キー(左キー)により、階
層nから階層n−1にカーソルを移動し、移動キー(上
下キー)で、ある階層内のメニューの選択を行い、実行
キーで、該選択された項目 (最終階層の機能を指示する
選択肢b) を実行するキーボードによるポップアップメ
ニューの選択方法において、上記階層下降キー (右キ
ー) によりメニューの最終階層の選択肢 (項目) から、
階層0のメニューに遷移するリング機構と、該リング機
構で、階層0の第1選択肢に遷移する機構,又は、メニ
ュー最終階層の選択肢 (項目) を配下に含む階層0の選
択肢,又は、その次の選択肢へ遷移する機構と,該階層
0のメニューに遷移後、階層上昇キー (左キー) で、直
前の最終階層の機能を指示する選択肢 (項目) に復帰す
る機構を備えるようにしたものであるので、新たに、複
雑な操作を要求することなく、キーボードによるポップ
アップメニューの選択操作の効率を改善することができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を模式的に示した図
【図2】従来のキーボードによるポップアップメニュー
の選択方法を説明する図
【符号の説明】
1,10,11,12 階層下降キーによるリング機構 a 子メニューの存在する選択肢 b 機能を指示する選択肢 (項目)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定のキー (CTL キー,ESCキー) の組合わ
    せにより、階層0のメニューを表示し、階層nのメニュ
    ーの選択肢aの下位の階層に子メニューが存在し、該階
    層nの選択肢aにカーソルが存在するとき、階層n+1
    のメニューを表示し、階層下降キー(右キー)により、
    階層nから階層n+1にカーソルを移動し、階層上昇キ
    ー(左キー)により、階層nから階層n−1にカーソル
    を移動し、移動キー(上下キー)で、ある階層内のメニ
    ュー選択を行い、実行キーで、該選択された項目を実行
    するキーボードによるポップアップメニューの選択方法
    であって、 上記階層下降キー (右キー) によりメニューの最終階層
    から、階層0のメニューに遷移するリング機構(1) と、 該リング機構(1) で、階層0の第1選択肢に遷移する機
    構(10), 又は、メニュー最終階層の選択肢(項目)を配
    下に含む階層0の選択肢へ遷移する機構(11),又は、メ
    ニュー最終階層の選択肢(項目)を配下に含む階層0の
    選択肢の次の選択肢へ遷移する機構(12)と,該階層0の
    メニューに遷移後、上記階層上昇キー (左キー) によ
    り、直前の最終階層の選択肢(項目)に復帰する機構(1
    3)を備えることを特徴とするキーボードによるポップア
    ップメニューの選択方法。
JP4058577A 1992-03-17 1992-03-17 キーボードによるポップアップメニューの選択方法 Withdrawn JPH05265627A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0895736A (ja) * 1994-09-22 1996-04-12 Aisin Aw Co Ltd 階層的メニュ選択による指示入力装置及び階層的メニュ表示方法
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Effective date: 19990518