JPH0526545U - 接着式ウインドガラスの取付構造 - Google Patents

接着式ウインドガラスの取付構造

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JPH0526545U
JPH0526545U JP7735591U JP7735591U JPH0526545U JP H0526545 U JPH0526545 U JP H0526545U JP 7735591 U JP7735591 U JP 7735591U JP 7735591 U JP7735591 U JP 7735591U JP H0526545 U JPH0526545 U JP H0526545U
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window frame
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一弘 小西
等 中野
康一 山脇
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウインドガラスの外周に嵌合するウインドモ
ールの組付作業性に優れて、しかもウインドガラスの窓
枠フランジに対する取付高さを所定値に維持出来るよう
にする。 【構成】 ウインドガラス3の周縁部に取付けたダム5
の一部に、該ダム5に嵌合して、窓枠フランジ2に対す
る前記ウインドガラス3の取付位置を規制するスペーサ
7を設けて、該スペーサ7により前記ウインドガラス3
の前記フランジ2に対する取付高さを所定値に維持す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、接着式ウインドガラスの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ウインドガラスを窓枠フランジに取付ける構造としては、例えば実 開昭63−4822号公報に開示され、また図6に概略的に示しているように、 窓枠フランジAにウインドガラスBを接着剤Cを介して固着すると共に、前記ウ インドガラスと窓枠フランジとの間に発泡ゴム製のダムDを介装して、前記接着 剤の流出を塞き止める一方、前記ウインドガラスの外周にウインドモールEを嵌 着するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで以上の構造のものでは、前記ウインドガラスBの前記窓枠フランジ Aに対する取付高さHは、弾性を有する前記ダムDにより規制するようにしてい るが、該ダムDは前述のごとく前記接着剤Cのシールも兼ねているので、該ダム Dの硬度を充分高めることが出来ないのであって、そのため、特に前記ウインド モールEの組付時、前記ウインドガラスBがウインドモールEにより前記窓枠フ ランジA側に強く押されてしまうと、前記ダムDの弾性変形により、該ウインド ガラスBの前記窓枠フランジAに対する取付高さが一定せず、従って前記ウイン ドモールEの組付作業性が悪くなるのは勿論のこと、ウインドガラスBの組付不 良の発生率も高くなる不具合がある。
【0004】 本考案は以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、 ウインドガラスの外周に嵌合するウインドモールの組付作業性に優れて、しかも ウインドガラスの窓枠フランジに対する取付高さを所定値に保持することの出来 る接着式ウインドガラスの取付構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
しかして本考案は、窓枠フランジ2にウインドガラス3を接着剤4を介して 固着すると共に、前記ウインドガラス3と窓枠フランジ2のいずれか一方に、前 記接着剤4の流出を阻止するダム5を設けた接着式ウインドガラスにおいて、前 記ダム5の一部に、該ダム5に嵌合して、前記窓枠フランジ2に対する前記ウイ ンドガラス3の取付位置を規制するスペーサ7を設けたことを特徴とするもので ある。
【0006】
【作用】
本考案によれば、前記ウインドガラス3の前記窓枠フランジ2への組付に伴 い、前記スペーサ7を介して前記ガラス3の前記フランジ2に対する取付高さが 一定に保持され、斯くして前記ウインドガラスの外周縁にウインドモールを取付 ける際に、該モールの前記窓枠フランジ2方向への押し込みにより、前記ウイン ドガラス3がたとえ前記窓枠フランジ2側に強く押されても、前記ウインドガラ ス3の前記窓枠フランジ2に対する取付け高さHは、前記スペーサ7により確実 に規制されて前記高さHが変わることがないのであり、従って前記モールの組付 作業性が向上するのは勿論のこと、ウインドガラスを窓枠フランジに対して正確 に取付けることが出来るのである。
【0007】
【実施例】
図5は、自動車のフロントウインド部分を示したもので、図中1は、アウタ パネル11とインナパネル12とにより形成されるフロントウインドの窓枠であ って、この窓枠1の内周縁には、前記両パネル11・12の端部を重合して形成 した窓枠フランジ2を設けている。
【0008】 また3は前記窓枠フランジ2にウレタンシーラからなる接着剤4により接着 固定するウインドガラスであって、該ウインドガラス3の周縁部内面には、発泡 ゴムから成る紐状のダム5を、該ウインドガラス3の全周に渡って貼り付けてい る。
【0009】 また6は、前記窓枠1とウインドガラス3の外周縁との境界を覆うウインド モールであって、該ウインドモール6に突設した脚部61を、前記窓枠1とウイ ンドガラス3の外周縁との隙間から前記接着剤4の層内に突入させることで、該 ウインドモール6を前記窓枠1とウインドガラス3との間に嵌着するようにして いる。
【0010】 しかして図に示す実施例では、前記ダム5の一部に嵌合して、前記窓枠フラ ンジ2に対する前記ウインドガラス3の取付位置を規制するスペーサ7を硬質の 合成樹脂材料から別途形成して、該スペーサ7を、前記ダム5に嵌着して、前記 ウインドガラス3の前記窓枠フランジ2に対する取付けに伴い、該スペーサ7に より、前記ウインドガラス3の前記窓枠フランジ2に対する取付高さHを所定値 に規制するようにしたのである。
【0011】 即ち図に示す前記スペーサ7は、相対向する対向壁71・72と、これら対 向壁71・72の一端を連結する連結壁73とから成る断面コ字を呈し、前記対 向壁71・72間に前記ダム5を挿嵌すると共に、これら対向壁71・72の遊 端部内側面に突設した係合爪74を前記ダム5の外側面に係合させることで、前 記スペーサ7を前記ダム5に取付けるようにしている。
【0012】 しかして以上の構成において前記ウインドガラス3を前記窓枠フランジ2に 組付けるに際して、先ず、前記スペーサ7を、前記ウインドガラス3の周縁部内 面に貼りつけている前記ダム5に取付けておくのであって、実施例では、図5で 示すように、2個のスペーサ7を、前記ウインドガラス3の上部左右コーナー部 位に位置する前記ダム5にそれぞれ取付けるのである。 そしてこのウインドガラス5を、前記接着剤4を塗布した前記窓枠フランジ 2上に載せて該窓枠フランジ2方向に押圧することで、該ウインドガラス5を前 記窓枠フランジ2に接着するのである。
【0013】 しかる後、前記ウインドモール6の脚部61を、前記窓枠1とウインドガラ ス3の外周縁との隙間から前記接着剤4の層内に突入させると共に、該ウインド モール6を前記窓枠フランジ2に向かって押し込んで該モール6を前記ウインド ガラス3に取付けるのであって、該モール6の前記窓枠フランジ2方向への押し 込みにより、前記ウインドガラス3も前記窓枠フランジ2側に強く押されて、前 記ダム5が圧縮方向に弾性変形しようとするが、該ダム5には、2箇所に前記ス ペーサ7が取付けられているので、前記モール6の押し込みによるも、前記ウイ ンドガラス3の前記窓枠フランジ2に対する取付け高さHは、前記スペーサ7に より確実に規制されて前記高さHが変わることがないのである。
【0014】 以上の実施例では、スペーサ7を、前記ウインドガラス3の上部左右コーナ ー部位に位置する前記ダム5にそれぞれ取付けるようにしたが、前記ウインドガ ラス3の上部左右コーナー部位だけでなく下部左右コーナー部位に位置する前記 ダム5にもそれぞれ取付けるようにしてもよい。
【0015】 また以上の実施例では、前記ダム5を前記ウインドガラス3に取付けたが、 前記窓枠フランジ2に取付けてもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上のごとく本考案は、窓枠フランジ2にウインドガラス3を接着剤4を介 して固着すると共に、前記ウインドガラス3と窓枠フランジ2のいずれか一方に 、前記接着剤4の流出を阻止するダム5を設けた接着式ウインドガラスにおいて 、前記ダム5の一部に、該ダム5に嵌合して、前記窓枠フランジ2に対する前記 ウインドガラス3の取付位置を規制するスペーサ7を設けるようにしたので、前 記ウインドガラス3の前記窓枠フランジ2への組付に伴い、前記スペーサ7を介 して前記ガラス3の前記フランジ2に対する取付高さが一定に保持され、前記ウ インドガラスの外周縁にウインドモールを取付ける際に、該モールの前記窓枠フ ランジ2方向への押し込みにより、前記ウインドガラス3がたとえ前記窓枠フラ ンジ2側に強く押されても、前記ウインドガラス3の前記窓枠フランジ2に対す る取付け高さHは、前記スペーサ7により確実に規制されて前記高さHが変わる ことがなく、従って前記モールの組付作業性が向上するのは勿論のこと、ウイン ドガラスを窓枠フランジに対して簡単且つ正確に取付けることが出来る。
【0017】 しかも本考案によれば、ウインドガラスもしくは窓枠フランジに設けるダム の適当な部位に前記スペーサを取付けるだけでよいので、ウインドガラスの窓枠 フランジに対する接着面積はほとんど狭められ不具合がなく、従って前記ウイン ドガラスの前記窓枠フランジに対する接着を強固とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図5におけるXーX線拡大断面図。
【図2】図5におけるYーY線拡大断面図。
【図3】図1におけるZーZ線断面図。
【図4】スペーサの斜視図。
【図5】自動車のフロントウインド部の概略斜視図。
【図6】従来のウインドガラスの取付構造の一例を示す
要部の断面図。
【符号の説明】
2 窓枠フランジ 3 ウインドガラス 4 接着剤 5 ダム 7 スペーサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠フランジ2にウインドガラス3を接
    着剤4を介して固着すると共に、前記ウインドガラス3
    と窓枠フランジ2のいずれか一方に、前記接着剤4の流
    出を阻止するダム5を設けた接着式ウインドガラスにお
    いて、前記ダム5の一部に、該ダム5に嵌合して、前記
    窓枠フランジ2に対する前記ウインドガラス3の取付位
    置を規制するスペーサ7を設けたことを特徴とする接着
    式ウインドガラスの取付構造。
JP1991077355U 1991-09-25 1991-09-25 接着式ウインドガラスの取付構造 Expired - Lifetime JP2569661Y2 (ja)

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JPH0526545U true JPH0526545U (ja) 1993-04-06
JP2569661Y2 JP2569661Y2 (ja) 1998-04-28

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63130313U (ja) * 1987-02-20 1988-08-25
JPH0592718A (ja) * 1991-03-30 1993-04-16 Kato Hatsujo Kaisha Ltd 車両用ウインドの取付方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63130313U (ja) * 1987-02-20 1988-08-25
JPH0592718A (ja) * 1991-03-30 1993-04-16 Kato Hatsujo Kaisha Ltd 車両用ウインドの取付方法

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