JPH05264950A - 商品価格表示装置 - Google Patents

商品価格表示装置

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JPH05264950A
JPH05264950A JP9335292A JP9335292A JPH05264950A JP H05264950 A JPH05264950 A JP H05264950A JP 9335292 A JP9335292 A JP 9335292A JP 9335292 A JP9335292 A JP 9335292A JP H05264950 A JPH05264950 A JP H05264950A
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JP
Japan
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liquid crystal
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product
commodity price
commodity
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JP9335292A
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Inventor
Kenji Hashimoto
憲次 橋本
Koyo Yuasa
公洋 湯浅
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強誘電性高分子液晶材を含む液晶表示素子の
特徴を活用し、プライスカードとして半永久的に使用で
き、かつ、その表示商品価格を外部から容易、かつ、自
動的に書き換えを行う。 【構成】 商品価格情報を含む送信波をICチップ8内
の受信回路で受信し、さらに商品価格情報を復調回路8
bで復調する。この復調した商品価格情報を駆動・画像
信号処理回路8fを通じて強誘電性高分子液晶を含む液
晶材を用いた液晶表示部3,5に表示する。この商品価
格を表示する価格表示装置を商品に付け、あるいは近傍
に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品価格情報を表示す
る商品価格表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品の価格は、一般的に紙、樹脂
板等のプライスカードに個別の商品価格を記載して表示
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の紙、
樹脂板等のプライスカードは、商品別に、その商品価格
を記載する必要がある。紙製のプライスカードでは、商
品価格の変更ごとに、古いプライスカードを廃棄し、新
たなプライスカードを作製して、商品に付けている。こ
のため、商品、商品価格が頻繁に変動する、例えば、ス
ーパーマーケットなどでは、このプライスカードの作製
に手間がかかるという問題がある。この場合、液晶素子
などを用いた書き換え自由の電子式プライスカードが考
えられる。しかしながら、低分子の液晶材を用いた従来
の液晶素子を表示分に用いた場合は、以下の問題があ
る。 表示部分の面積が狭く表示内容を読み取り難い。 メモリー性がないため、表示時には、常に一定以上の
電力を供給しておかなければならず、また、表示内容を
保存するためには、メモリーに蓄積する必要があり消費
電力が大きい。このため、電池の消費電力が大きくな
る。さらに、太陽電池を使用している場合、その場所に
よっては、電源の供給が継続できないため、設定内容が
消去されてしまうことがある。 液晶表示素子に外圧が加わると分子の配向が乱れる。
このため、大きな外圧が加わらないように取り扱う必要
があり実用性に欠ける。 大型化した場合、表示部の大型化により、重量が増大
する。 基板としてガラスを用いているため、落下時などでの
破損が生じ易く、安全性に欠ける。 偏光板と偏光板との間の距離が大きく光路長が長いた
め、表示部の視野角が狭く表示内容を読み取り難い。
【0004】本発明はこのような従来の技術の問題にか
んがみてなされ、強誘電性高分子液晶材の有する 表示部分の面積を広くでき、表示内容が読み取り易
く、 メモリー性が良くて消費電力が小さく、 基板としてガラス基板を用いていないので、軽量であ
り、外圧による破損が生じ難い、 偏光板と偏光板との間の距離が小さく、光路長が短い
ので表示部の視野角が広い 等の特徴を有効に生かして、表示画面を読み取り易く、
消費電力が小さく、軽量、耐衝撃性、耐圧性に優れると
ともに、プライスカードとして半永久的に使用でき、か
つ、その表示商品価格を外部から容易、かつ、自動的に
書き換えができる商品価格表示装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の商品価格表示装置は、強誘電性高分子液晶を含
む液晶材を樹脂基板で挾持してなる液晶表示素子によっ
て商品価格を表示する液晶表示部を形成した構成として
あり、必要に応じ、受信部を備え、商品の価格情報を無
線で送信するようにした構成としてある。
【0006】
【作用】このような構成の商品価格表示装置によれば、
表示画面を読み取り易く、消費電力が小さく、軽量、耐
衝撃性、耐圧性に優れるとともに、プライスカードとし
て半永久的に使用でき、かつ、その表示商品価格を外部
から容易、かつ、自動的に書き換えができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の商品価格表示装置の一実施例
について詳細に説明する。図1は商品価格などを画像表
示していない状態の構成を示している。なお、この図1
に示す構成は、一つの商品の価格を表示する比較的小型
形状のものである。図1において、この例は、本体1に
画像表示された商品価格を消去、再表示するためのスイ
ッチ2と、強誘電性高分子液晶を含む液晶表示素子を用
い、商品価格を画像表示する液晶表示部3と、電源の供
給を行う太陽電池・電源部4とを有している。さらに、
本体1に内蔵され、以降に説明する受信回路、復調回
路、レジスタ及び駆動・画像信号処理回路が設けられた
ICチップ8と、図示しない商品価格情報送信装置から
無線送信される商品価格情報の電波を受信するためのホ
イップアンテナ7とを有している。また、液晶表示部3
は、ICチップ8により制御され、ICチップ8は太陽
電池・電源部4から供給された電源により、外部から無
線送信された商品価格情報を復調して表示する。太陽電
池・電源部4に用いる太陽電池セルは、廉価な非晶質シ
リコン型のものなどを使用することができる。例えば、
CMOS−ICでは通常3V程度の電圧が必要である
が、太陽電池セルは必要電圧を発生するものを用いる
か、又は直列に複数個接続して必要な電圧を得るように
する。太陽電池・電源部4では使用場所の照度が変化す
ると出力電圧が変化するので、定電圧回路を設けたり、
ニッカド電池などの適当な2次電池を組合せることで安
定化できる。
【0008】ICチップ8に電源を供給する電源として
は、太陽電池以外の電池を用いることができ、フィルム
状薄型電池等を用いると軽量性、薄型性を損わず好適で
ある。液晶表示素子を駆動する駆動回路としては、低分
子の強誘電性液晶に対する方法と同じ駆動方法、回路を
用いることができる。ドットマトリクス方式の場合に
は、例えば、特開平1−26543号公報、特開平1−
97445号公報に記載の方法を好適に用いることがで
きる。セグメント方式の場合にも公知の方法を好適に用
いることができる。これらの回路構成には既存のTNセ
ル用の駆動ドライバーICや各種汎用のIC等を使用で
きるが、電源として太陽電池や薄型電池を用いる場合に
は、特に消費電力の小さいCMOS型IC等を用いて構
成することが好ましい。
【0009】図2は、実施例における他の構成例を示し
ている。なお、この図2に示す構成は、複数の商品の、
それぞれの価格を表示する比較的大型形状のものであ
る。図2において、この例は、複数種類の商品に対する
個々の複数の商品価格を画像表示するように強誘電性高
分子液晶材を含む液晶表示素子で形成した大画面の液晶
表示部5と、本体1内に配置された内蔵のホイップアン
テナ9と、商品の近傍に立て、図示される方向A、Bに
開き、かつ、閉じる立てかけ部材10とが設けられてい
る。他の構成は、図1に示す液晶表示部3を用いた構成
例と同様である。
【0010】図3は、電気的構成を示している。図3に
おいて、この例は、液晶表示部3(5)と、太陽電池・
電源部4と、ICチップ8、ホイップアンテナ7(9)
とを有している。ここで、ICチップ8は、商品価格情
報送信装置からの商品価格情報の電波をホイップアンテ
ナ7(9)を通じて受信する受信回路8aと、この受信
回路8aの出力である変換周波数信号(IF信号)から
商品価格情報を復調する復調回路8bと、ワーキィング
RAM、プログラムが格納されたROMを有して復調し
た商品価格情報とレジスタ8dに格納された識別コード
(ID)とを比較して、その一致を判断する制御などを
行うCPU8cと、固有の識別コードを記憶したレジス
タ8dとを有している。この固有の識別コードは、周知
の商品別バーコードに対応すると、商品価格情報送信装
置への入力操作及びシステム体系の構築が容易になる。
なお、スイッチ2は、液晶表示部3(5)に透明のタッ
チパネル方式で配置するようにしてもよい。
【0011】さらに、この例は復調した商品価格情報を
一時的に記憶して送出するレジスタ8eと、商品価格情
報信号を液晶表示部3(5)に表示するための信号処理
を行う駆動・画像信号処理回路8fとを有している。
【0012】図4は、図1中のAーA線に係る部分断面
構成を示している。ここで、液晶表示部3の強誘電性高
分子液晶材料は、二枚の透明電極18a、18bが接合
した基板17a、17bによって挟まれて保持されてお
り、ICチップ8と透明電極18a、18bを通じて接
続されている。この二枚の透明電極18a、18bは、
粘着剤20で接合され、また、偏光板21a、21bが
設けられている。なお、偏光板21a、21bは、いず
れかの一枚だけでもよく、また、背面の偏光板21bと
本体1との間に反射板を配置しても良い。
【0013】基板17a、17bとしては、液晶表示素
子に通常用いるものを好適に使用することができる。例
えば、一軸又は二軸延伸ポリエチレンテレフタレートな
どの結晶性ポリマー、ポリスルホン、ポリエーテルスル
ホンなどの非結晶性ポリマー、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン、ポリカーボネート、ナイロ
ン等のポリアミドなどを挙げることができる。このよう
可撓性基板を用いることで、液晶表示素子の表示面を曲
面状とすることが可能であり、高速かつ大面積、曲面表
示が可能な液晶表示素子を得ることができる。また、電
源オフ後も表示が消えない液晶表示素子を得ることがで
きる。
【0014】基板に形成されている電極としては、液晶
表示素子に通常用いられるものを好適に使用することが
でき、透明のものが好ましい。例えば、NESA膜やI
TO膜からなるものが挙げられる。電極パターンとして
は、必要とする表示内容に応じてドットマトリクス表示
用のストライプ状としたり、セグメント表示用のパター
ンとしたり、これらを混在させてもよい。
【0015】前記の液晶組成物の電極付基板による挟持
方法としては、特に制限なく公知の方法を適用すること
ができる。特に、可撓性基板を用いるので、電極付基板
への液晶組成物の塗布、対向基板へのラミネートを連続
して行う方法が生産性に優れて好ましい。また、液晶表
示素子はその液晶組成物のスメクチック層法線が液晶表
示素子の縦方向となるように水平配向処理されているこ
とが好ましい。このようにすることにより、横方向の視
野角が向上する。配向処理方法としては、特に制限はな
いが、連続、高速生産性に優れた曲げ配向法(特開平2
−10322号公報記載)等の力学的配向法を用いる
と、ラビング膜などの配向制御膜を不要とすることがで
きて好ましい。透明電極18a、18bとしては、例え
ば、NESA膜といわれる酸化錫膜、ITO膜といわれ
る酸化錫を混入した酸化インジウム膜、酸化インジウム
膜、金やチタン等の蒸着膜あるいは他の薄膜状の金属も
しくは合金等が用いられる。
【0016】液晶表示部3(5)の液晶材料として強誘
電性高分子液晶を含んだ液晶材を用いると、衝撃や曲げ
等の外力に対する強度及び耐久性の向上が得られる。ま
た、強誘電性液晶のメモリー性が利用でき、消費電力の
低減が可能となる。また、強誘電性高分子液晶として
は、例えば、一種又は二種以上の強誘電性高分子液晶、
一種又は二種以上の強誘電性低分子液晶と一種又は二種
以上の強誘電性高分子液晶からなる強誘電性高分子液
晶、一種又は二種以上の強誘電性低分子液晶と一種又は
二種以上の他の高分子液晶等からなる強誘電性高分子液
晶などを挙げることができる。すなわち、前記強誘電性
高分子液晶としては、ポリマー分子自体が強誘電性の液
晶特性を示す強誘電性高分子液晶(ホモポリマー又はコ
ポリマー又はそれらの混合物)、強誘電性高分子液晶と
他の高分子液晶及び/又は通常のポリマーとの混合物、
強誘電性高分子液晶と強誘電性低分子液晶との混合物、
強誘電性高分子液晶と強誘電性低分子液晶と高分子液晶
及び/又は通常のポリマーとの混合物、あるいは、これ
らと通常の低分子液晶との混合物などの、すべての強誘
電性を示す高分子液晶を使用することができる。
【0017】前記強誘電性高分子液晶の中でも、例え
ば、カイラルスメクチックC相をとる側鎖型強誘電性高
分子液晶が好適に使用される。また、強誘電性液晶組成
物には、必要に応じて、接着剤,減粘剤,非液晶カイラ
ル化合物,色素等が含まれる。液晶層の厚さは、特に制
限されないが1〜10μmとすることが好ましく、特
に、1.5〜3μmとすることが好ましい。強誘電性液
晶ポリマーには、例えば、アクリレイト主鎖系液晶ポリ
マー、メタクリレイト主鎖系液晶ポリマー、クロロアク
リレイト主鎖系液晶ポリマー、オキシラン主鎖系液晶ポ
リマー、シロキサン主鎖系液晶ポリマー、シロキサン−
オレフィン主鎖系液晶ポリマー、エステル主鎖系液晶ポ
リマーなどが含まれる。
【0018】
【化1】
【0019】
【化2】
【0020】
【化3】
【0021】
【化4】
【0022】なお、上記の強誘電性液晶ポリマーの繰り
返し単位は、側鎖の骨格がビフェニル骨格、フェニルベ
ンゾエイト骨格、ビフェニルベンゾエイト骨格、フェニ
ル4−フェニルベンゾエイト骨格で置き換えられてもよ
く、これらの骨格中のベンゼン環が、ピリミジン環、ピ
リジン環、ピリダジン環、ピラジン環、テトラジン環、
シクロヘキサン環、ジオキサン環、ジオキサボリナン環
で置き換えられてもよく、フッ素、塩素などのハロゲン
基あるいはシアノ基で置換されてもよく、1−メチルア
ルキル基、2−フルオロアルキル基、2−クロロアルキ
ル基、2−クロロ−3−メチルアルキル基、2−トリフ
ルオロメチルアルキル基、1−アルコキシカルボニルエ
チル基、2−アルコキシ−1−メチルエチル基、2−ア
ルコキシプロピル基、2−クロロ−1−メチルアルキル
基、2−アルコキシカルボニル−1−トリフルオロメチ
ルプロピル基などの光学活性基で置き換えられてもよ
く、またスペーサの長さは、メチレン鎖長が2〜30の
範囲で変化してもよい。また、上記強誘電性液晶ポリマ
ーは数平均分子量が1,000〜200,000のもの
が好ましい。強誘電性低分子液晶化合物としては、例え
ばシッフ塩基系強誘電性低分子液晶化合物、アゾ及びア
ゾキシ系強誘電性低分子液晶化合物、ビフェニル及びア
ロマティックスエステル系強誘電性低分子液晶化合物、
ハロゲン、シアノ基等の環置換基を導入した強誘電性低
分子液晶化合物、複素環を有する強誘電性低分子液晶化
合物などが挙げられる。
【0023】
【化5】
【0024】
【化6】
【0025】
【化7】
【0026】
【化8】
【0027】なお、前記化合物は、強誘電性低分子液晶
化合物の代表的な化合物であり、ここで、強誘電性低分
子液晶化合物はなんら、これらの構造式に限定されるも
のではない。上記強誘電性液晶材料は、キャスト−延伸
法等で延伸製膜、又は、後述のロールコート等で塗布製
膜され、配向処理されたものであることが好ましい。粘
着剤20としては、例えば、エポキシ系のものが用いら
れる。
【0028】ここで、例えば、透明電極付基板の電極面
に、液晶表示部に相当する電極と駆動回路部をパターン
ニング加工する工程と、上記基板の電極面の液晶表示部
に、強誘電性液晶材料を塗布する工程とを含む特開平2
−208096号に示す製造方法で製造することができ
る。
【0029】次に、この構成における商品価格表示装置
の動作、使用方法について説明する。図5は、図1に示
す価格表示装置に一つの商品価格が画像表示された状態
を示している。この例では、商品に直接取り付ける。例
えば、ホイップアンテナ7の先端にクリップを設け、こ
のクリップで商品を挟んだり、又は本体の裏側に粘着剤
層を設けて商品に貼り付けて、この価格表示装置を購入
者に見やすい位置に固定する。予めレジスタ8dに商品
のバーコードに対応する識別コードを記憶して置く。そ
して、太陽電池・電源部4を通じて通電が開始されて動
作状態の場合に、商品価格情報送信装置からの商品価格
情報の電波をホイップアンテナ7を通じて、ICチップ
8内の受信回路8aで受信する。さらに、受信回路8a
からの変換周波数信号(IF信号)から商品価格情報を
復調回路8bで復調する。この復調した商品価格情報内
の識別コードとレジスタ8dに格納した識別コードとを
CPU8cで比較し、一致した場合に、商品価格情報を
レジスタ8eに送出して一時的に記憶する制御を行う。
さらに、商品価格情報の記憶が終了すると、この商品価
格情報を駆動・画像信号処理回路8fに供給する。な
お、CPU8cで不一致を判断した場合、この商品の商
品価格ではなく、他の商品の商品価格情報であることに
なる。駆動・画像信号処理回路8fでは、液晶表示部3
で表示するための駆動・画像信号に変換して出力する。
ここでは、この価格表示装置を付けた商品の商品価格
が、20,000円であることを表示している。次に、
図2に示した他の構成における商品価格表示装置の動
作、使用方法について説明する。図6において、この例
では、四つの商品の、それぞれの商品価格を一覧表示し
ている。この価格表示装置は、価格を表示する商品の近
傍に立てかけ部材10を開いて立てかけたり、フック等
を取り付けて吊り下げて使用する。そして、予めレジス
タ8dに四つの商品のそれぞれのバーコードに対応する
識別コードを記憶して置く。ここでは、この価格表示装
置の周囲に陳列された四つの商品中、○○○○の商品価
格が10,000円、□□□□の商品価格が12,00
0円、△△△△の商品価格が14,000円、▽▽▽▽
の商品価格が16,000円であるが画像表示されてい
る。このようにして、多数の商品に、この構成の価格表
示装置を付け、あるいは近傍に立てかけて使用すること
により、多種、多用な商品の商品価格を、商品価格情報
送信装置から送信される商品価格情報により自動的に変
更できることになる。殊に、商品、商品価格が頻繁に変
動するスーパーマーケットなどでは、このプライスカー
ドの作製の手間を省くことができるようになる。また、
この四つの商品の一覧表示に代えて、商品案内などを表
示しても良い。なお、商品価格情報送信装置からの商品
価格情報の伝送は電波に限らない。電子機器に多用され
る慣用的なリモートコントロール、すなわち、赤外線で
商品価格情報を送信するようにしても良い。この場合、
微弱電波を用いた図2に示す構成例に対して、周囲の電
子機器から放射されるノイズの悪影響が少なくなる利点
がある。この場合の構成としては、ホイップアンテナ7
(9)に代えて商品価格情報送信装置に接続される赤外
線放射装置に対向し、ここからの商品価格情報が変調さ
れた赤外線を受信する受信部を設ける。この他は図4に
示す構成と同様で良い。
【0030】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明の商品価格
表示装置によれば、表示画面を読み取り易く、消費電力
が小さく、軽量、耐衝撃性、耐圧性に優れるとともに、
プライスカードとして半永久的に使用でき、かつ、その
表示商品価格を外部から容易、かつ、自動的に書き換え
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品価格表示装置の実施例の構成にお
ける一部を截断して示した斜視図である。
【図2】実施例における他の構成例を示す斜視図であ
る。
【図3】実施例における電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図1のAーA線における断面構成を示す断面図
である。
【図5】実施例における動作、使用方法の説明に供さ
れ、一つの商品価格が液晶表示部に画像表示された場合
の斜視図である。
【図6】実施例の他の構成例における複数の商品価格が
液晶表示部に画像表示された場合の斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 スイッチ 4 太陽電池・電源部 3,5 液晶表示部 7,9 ホイップアンテナ 8 ICチップ 8a 受信回路 8b 復調回路 8d レジスタ 8c CPU 8e レジスタ 8f 駆動・画像信号処理回路 10 立てかけ部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強誘電性高分子液晶を含む液晶材を樹脂
    基板で挾持してなる液晶表示素子によって商品価格を表
    示する液晶表示部を形成したことを特徴とする商品価格
    表示装置。
  2. 【請求項2】 受信部を備え、商品の価格情報を無線で
    送信するようにした請求項1記載の商品価格表示装置。
JP9335292A 1992-03-19 1992-03-19 商品価格表示装置 Pending JPH05264950A (ja)

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