JPH05264890A - 焦電型赤外線センサ付測距装置 - Google Patents

焦電型赤外線センサ付測距装置

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JPH05264890A
JPH05264890A JP6052292A JP6052292A JPH05264890A JP H05264890 A JPH05264890 A JP H05264890A JP 6052292 A JP6052292 A JP 6052292A JP 6052292 A JP6052292 A JP 6052292A JP H05264890 A JPH05264890 A JP H05264890A
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JP
Japan
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distance
infrared sensor
light
pyroelectric infrared
distance measuring
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Pending
Application number
JP6052292A
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English (en)
Inventor
Tadashi Nakagawa
忠 中川
Shinji Nagaoka
伸治 長岡
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Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Publication date
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Publication of JPH05264890A publication Critical patent/JPH05264890A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 アクチブ型の距離測定手段と、焦電型赤外線
センサとを備え、焦電型赤外線センサで人物が存在する
か否かを調べ、人物が存在したときは判別手段により人
物を優先した距離に撮影レンズ駆動手段を作動する。 【効果】 被写体が人物であるか否かを検知することに
より、人物を優先した鮮明な写真の撮影が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は焦電型赤外線センサ付測
距装置に係わり、人体等の被写体が画面中央の構図でな
い場合に撮影レンズ設定が異常値になることを防止でき
る焦電型赤外線センサ付測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
の測距装置は特開平3ー77013号公報、測距装置に
開示されているように被写体に測距用の光ビームを投光
し、反射光が入射されないときは中抜けと判断し、投光
レンズを移動して焦点距離を変更する。焦点距離を変更
すると光ビームの被写体に対する投光角が拡大され、被
写体で反射した反射光があれば何らかの被写体が存在す
ると判断し、レンズを所謂パンフォーカスに設定し、近
景から遠景まで合焦させる。また、AF用投光ビームの
反射光が受光素子で得られないときは、第二の投光ビー
ムにより補助的投光を広角度に行ない第2の距離信号を
得ることが提案されている。しかしながら、この様な第
2の距離信号は被写体が樹木、建物、置物等の物体の場
合でも、その物体までの距離を測定することになる。一
般にこの様な撮影は複数の人物が被写体となつた場合又
は人物のほかにも補助的モチーフが存在する撮影の場合
に誤距離となる等の難点がある。
【0003】
【発明の目的】本発明は上述した難点に鑑みなされたも
ので、被写体が人物であるか否かを検知することによ
り、撮影対象として意図しない樹木、建物、置物等の物
体までの距離を二次的に扱い、被写体に人物が存在した
場合は人物を優先した鮮明な写真が撮影できる焦電型赤
外線センサ付測距装置を提供することを目的とする。
【0004】また、被写体に人物が存在した場合は人物
を中心としたパンフォーカス位置での合焦ができる焦電
型赤外線センサ付測距装置を提供することを目的とす
る。
【0005】また、被写体に人物が存在した場合は人物
を中心とした中央、左右周辺部の測距を行ない、中央重
点、近側優先又は平均化の画面編成ができる焦電型赤外
線センサ付測距装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明による焦電型赤外線センサ付測距装置は、被写
体までの距離に応じて第一の距離信号を生成する測距手
段と、測距用発光素子から被写体へ投光された投光ビー
ムの投光範囲を指向して配設された焦電型赤外線センサ
と、投光ビームが被写体から反射ビームとして受光され
ず、かつ、焦電型赤外線センサの出力が得られたとき第
二の距離信号を生成する特定距離演算手段と、測距手段
又は特定距離演算手段で演算された距離信号で作動する
撮影レンズ駆動手段とを備えている。
【0007】また、特定距離演算手段で生成される第二
の距離信号がレンズ駆動手段をパンフォーカス位置で合
焦させるよう構成されている。
【0008】また、被写体までの距離に応じて第一の距
離信号を生成する測距手段と、測距用発光素子から被写
体へ投光された投光ビームの投光範囲を指向して配設さ
れた焦電型赤外線センサと、測距手段の出力と焦電型赤
外線センサの出力とを同期させる同期手段と、同期手段
に基ずく焦電型赤外線センサの出力に同期する測距手段
の第一の距離信号を優先する判別手段と、判別手段の出
力により作動する撮影レンズ駆動手段とを備えている。
【0009】
【作用】測距手段で被写体までの距離に応じて第一の距
離信号を生成する。また、焦電型赤外線センサを、測距
用発光素子から被写体へ投光された投光ビームの投光範
囲を指向して配設する。つぎに、投光ビームが被写体か
ら反射ビームとして受光されず、かつ、焦電型赤外線セ
ンサの出力が得られたときは特定距離演算手段で第二の
距離信号を生成する。第二の距離信号が生成されたら、
測距手段又は特定距離演算手段で演算された距離信号で
撮影レンズ駆動手段を作動する。
【0010】また、特定距離演算手段で生成される第二
の距離信号でレンズ駆動手段をパンフォーカス位置で合
焦させるよう構成されている。
【0011】さらに、同期手段で測距手段の出力と焦電
型赤外線センサの出力とを同期させる。判別手段で焦電
型赤外線センサの出力があるか否かを判別し、中央重
点、近側優先又は平均化の画面編成をしてから撮影レン
ズ駆動手段を作動する。
【0012】
【実施例】本発明による焦電型赤外線センサ付測距装置
の一実施例を図1〜図6に従つて説明する。
【0013】本発明による焦電型赤外線センサ付測距装
置は図1に示すように、筐体EQの筐体前面1aに受光
レンズ2a、センサレンズ4a及び投光レンズ3aを設
ける。
【0014】筐体前面1aの受光レンズ2a、センサレ
ンズ4a及び投光レンズ3aは図2に示すように、測距
ユニット1に設けた位置検出素子2(以下PSDとい
う)、焦電型赤外線センサ4、赤外線発光ダイオード3
(以下IREDという)の光を送受する。なお、焦電型
赤外線センサ4が受光する光は遠赤外線領域で、センサ
レンズ4aはこの遠赤外線領域が通過するようなフィル
タがかけられている。また、以降の表示は点線の矢印で
示す。
【0015】PSD2、焦電型赤外線センサ4、IRE
D3は測距用集積回路5(以下AFICという)、セン
サIC7及びIREDドライバー6と接続され、PSD
2から出力されるPSD距離信号f1と焦電型赤外線セ
ンサ4から出力されるセンサ距離信号f2は、測距分析
プログラム19を内蔵するマイクロプロセッサー10
(以下CPUという)へ送出される。また、IREDド
ライバー6はCPU10の制御で作動する。また、鏡胴
9の撮影レンズ9aはCPU10の制御で鏡胴駆動回路
を介して作動する。
【0016】測距分析プログラム19は図3に示すよう
に判断ボックスF1及びF4の判断に応じて通常測距サブ
ルーチンF2、パンフォーカスサブルーチンF5及び最遠
距離サブルーチンF6を実行する。判断ボックスF1及び
4の判断データはPSD2から出力されるPSD距離
信号f1と焦電型赤外線センサ4から出力されるセンサ
距離信号f2で、最後にそれぞれのシーケンスにしたが
つて、鏡胴制御サブルーチンF3が実行される。
【0017】同期用の焦電型赤外線センサ付測距装置は
図4に示すように筐体EQの筐体前面1aに受光レンズ
2a、多点用センサレンズ14a及び投光レンズ3aを
設ける。筐体前面1aの受光レンズ2a、多点用センサ
レンズ14a及び投光レンズ3aは図3に示すように、
測距ユニット1に設けたPSD2、多点用焦電型赤外線
センサ14、多点用赤外線発光ダイオード13の光を送
受する。
【0018】PSD2、多点用焦電型赤外線センサ1
4、多点用赤外線発光ダイオード13はAFIC5、多
点用センサIC16及び多点用IREDドライバー15
と接続され、AFIC5から出力されるPSD右距離信
号Rf、PSD中央右距離信号Cf及びPSD左距離信
号Lfは多点用測距分析プログラム20を内蔵するCP
U10へ送出される。また、多点用センサIC16から
出力されるfR、fCおよびfLもCPU10へ送出され
る。
【0019】また、AFIC5、多点用センサIC16
及び多点用IREDドライバー15はCPU10の制御
で動作する同期回路11と接続される。
【0020】多点用測距分析プログラム20は図6に示
すように、判断ボックスF7、F8及びF9の判断に応じ
てfCAF演算サブルーチンF10、fRAF演算サブルー
チンF11、fLAF演算サブルーチンF12、PSD距離
信号演算サブルーチンF14及びドライブデータDD処理
サブルーチンF13を実行する。PSD距離信号演算サブ
ルーチンF14ではAFIC5から出力されるPSD右距
離信号Rf、PSD中央距離信号Cf及びPSD左距離
信号Lfの有無により演算する。また、ドライブデータ
DD処理サブルーチンF13ではドライブデータDDによ
り中央重点、近側優先又は平均化の画面編成をおこな
う。
【0021】上記構成の非同期の焦電型赤外線センサ付
測距装置の、判断ボックスF1でPSD距離信号f1が有
ると判断されると通常測距サブルーチンF2と撮影レン
ズ駆動サブルーチンF3が実行され、通常の鏡胴制御が
おこなわれる。判断ボックスF1でPSD距離信号f1
無しと判断され、かつ、判断ボックスF4でセンサ距離
信号f2有りと判断されるとパンフォーカスサブルーチ
ンF5が実行されるので、例えば15mが最遠のコンパ
クトカメラでは2.5m程度に設定される。センサ距離
信号f2が無しと判断されると最遠距離サブルーチンF6
を実行される。同期用の焦電型赤外線センサ付測距装置
では図1に示すように左側に人物があり右周辺部の近側
に樹木、中央に山があるとfLAF演算サブルーチンF
12が実行され、PSD距離信号演算サブルーチンF14
RAF演算サブルーチンF11は実行されない。
【0022】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
による焦電型赤外線センサ付測距装置は、被写体が人物
であるか否かを検知することにより、撮影対象として意
図しない樹木、建物、置物等の物体までの距離を二次的
に扱い、被写体に人物が存在した場合は人物を優先した
鮮明な写真が撮影できる。
【0023】また、被写体に人物が存在した場合は人物
を中心としたパンフォーカス位置での合焦ができる。
【0024】また、被写体に人物が存在した場合は人物
を中心とした中央、左右周辺部の測距を行ない、中央重
点、近側優先又は平均化の画面編成ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の焦電型赤外線センサ付測距装置の一実
施例を示す構成図
【図2】本発明の焦電型赤外線センサ付測距装置の一実
施例を示すブロック図に使用する距離分析プログラムの
フローチャート図
【図3】本発明の焦電型赤外線センサ付測距装置に使用
する距離分析プログラムのフローチャート図
【図4】本発明の同期用焦電型赤外線センサ付測距装置
の一実施例を示す構成図
【図5】本発明の同期用焦電型赤外線センサ付測距装置
の一実施例を示すブロック図
【図6】本発明の焦電型赤外線センサ付測距装置に使用
する多点用距離分析プログラムのフローチャート図
【符号の説明】
4 焦電型赤外線センサ 5 AFIC 11 同期回路 14 多点用焦電型赤外線センサ 19 測距分析プログラム(特定距離演算手段) F7 判断ボックス(判断手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測距用発光素子並びに受光素子からな
    り、被写体までの距離に応じて第一の距離信号を生成す
    る測距手段と、前記測距用発光素子から被写体へ投光さ
    れた投光ビームの投光範囲を指向して配設された焦電型
    赤外線センサと、前記投光ビームが前記被写体から反射
    ビームとして受光されず、かつ、前記焦電型赤外線セン
    サの出力が得られたとき第二の距離信号を生成する特定
    距離演算手段と、前記測距手段又は前記特定距離演算手
    段で演算された距離信号で作動する撮影レンズ駆動手段
    とを備えたことを特徴とする焦電型赤外線センサ付測距
    装置。
  2. 【請求項2】 前記特定距離演算手段で生成される第二
    の距離信号が前記レンズ駆動手段をパンフォーカス位置
    で合焦させる距離信号であることを特徴とする請求項1
    記載の焦電型赤外線センサ付測距装置。
  3. 【請求項3】 測距用発光素子並びに受光素子からな
    り、被写体までの距離に応じて第一の距離信号を生成す
    る測距手段と、前記測距用発光素子から被写体へ投光さ
    れた投光ビームの投光範囲を指向して配設された焦電型
    赤外線センサと、前記測距手段の出力と前記焦電型赤外
    線センサの出力とを同期させる同期手段と、前記同期手
    段に基ずく前記焦電型赤外線センサの出力に同期する前
    記測距手段の第一の距離信号を優先する判別手段と、前
    記判別手段の出力により作動する撮影レンズ駆動手段と
    を備えたことを特徴とする焦電型赤外線センサ付測距装
    置。
JP6052292A 1992-03-17 1992-03-17 焦電型赤外線センサ付測距装置 Pending JPH05264890A (ja)

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JP (1) JPH05264890A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006125862A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Sharp Corp 光学式測距センサ、自走式掃除機およびエアコン
JP2010054363A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Nippon Ceramic Co Ltd 光学式測距装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006125862A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Sharp Corp 光学式測距センサ、自走式掃除機およびエアコン
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