JPH0526481Y2 - - Google Patents

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JPH0526481Y2
JPH0526481Y2 JP2164387U JP2164387U JPH0526481Y2 JP H0526481 Y2 JPH0526481 Y2 JP H0526481Y2 JP 2164387 U JP2164387 U JP 2164387U JP 2164387 U JP2164387 U JP 2164387U JP H0526481 Y2 JPH0526481 Y2 JP H0526481Y2
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JP
Japan
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plate
roller
cam
stylus
cam surface
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JP2164387U
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JPS63128404U (ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、座標測定を行う座標測定機における
二段の測定圧特性を持つ測定プローブに関する。
〈従来技術〉 測定プローブの検出誤差を少なくするために
は、測定プローブの変位が微小な位置で使うこと
と、スタイラスがフリー状態になれば中立点に正
確に復帰することが測定技術上要求される。そし
て、微小変位位置である程度の測定圧を発生し、
また、フリー状態で中立点に正確に復帰するため
に測定圧発生装置には比較的高いばね定数が必要
である。
一方、測定プローブを組込んだ測定機の制御
面、操作面より考えれば、測定プローブには大き
なオーバーストロークが必要である。オーバース
トロークは測定プローブの保護の役目を果たし、
そのためには測定圧発生装置のばね定数を小さく
しなければならない。
そして、これを実現する従来の測定プローブ
は、例えば実公昭56−35764号公報の如き構成を
有していた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記従来技術においては、測定圧発生手段とし
て、撓みバーと二本のコイルばねを用いているた
め、測定圧特性を変更することが難しく、また測
定圧を調整することもできない。また、撓みバー
自身の弾性を利用して中立点に復帰させているた
め長期的に安定して正確に中立点に復帰させると
いう点で問題がある。
そこで、本考案は、長期的に安定して正確に中
立点に復帰できまた測定圧特性の変更が容易な測
定プローブの提供を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案による問題点解決手段は、プローブ本体
に固定された固定プレート1と、該固定プレート
1に対面して配された移動プレート2と、該移動
プレート2が前記固定プレート1に対してプレー
ト面に平行な一方向のみに弾性的に移動するよう
前記両プレート1,2を連結するプレート連結手
段3と、前記移動プレート2に取付けられ被測定
物9に接触させるためのスタイラス4と、前記両
プレートのうちの一方に前記移動プレート2の移
動方向と平行でかつ複数段の傾斜カム面を有して
取付けられた板カム5と、前記両プレートのうち
の他方に該板カム5のカム面を回転移動自在に取
付けられたローラ6と、該ローラ6を前記カム面
に上下動可能に圧接支持するローラ支持ばね7と
を具え、前記カム面は中央部が傾斜大なるV字形
に、外端部が傾斜小で外側が高く形成され、前記
スタイラス4の中立位置でローラ6が前記カム面
の急傾斜最深部に位置するよう設定されたもので
ある。
〈作用〉 上記問題点解決手段において、ローラ6は、板
カム5にある圧力で押し付けられ中立点に停止し
ている。そして、スタイラス4を被測定物9に接
触させ、さらに押し付けると移動プレート2が移
動し、それに固定された板カム5も移動し、その
形状に倣つてローラ6が上下方向に移動する。
このとき、測定圧特性は板カム5のパターン形
状とローラ支持ばね7のばね定数により決定され
る。そして、このばね定数は調整ねじ8によつて
有効なばねの長さを変えることによつて調整でき
る。
そして、スタイラス4がフリーになるとローラ
支持ばね7の押し付け力の分力によりローラ6が
V溝5aにはまり正確に中立点に復帰する。
〈実施例〉 以下、本考案に係る測定プローブの一実施例を
第1,2,3図に基づいて説明する。第1図は本
考案測定プローブの正面図、第2図は同じく測定
圧発生部の斜視図、第3図は同じくスタイラスの
変位と測定圧の関係を示す線図である。
そして、図示の如く本考案測定プローブは、プ
ローブ本体に固定された固定プレート1と、該固
定プレート1に対面して配された移動プレート2
と、該移動プレート2が前記固定プレート1に対
してプレート面に平行な一方向のみに弾性的に移
動するよう前記両プレート1,2を連結するプレ
ート連結手段3と、前記移動プレート2に取付け
られ被測定物9に接触させるためのスタイラス4
と、前記両プレートのうちの一方に前記移動プレ
ート2の移動方向と平行でかつ複数段の傾斜カム
面を有して取付けられた直動板カム5と、前記両
プレートのうちの他方に該板カム5のカム面を回
転移動自在に取付けられたローラ6と、該ローラ
6を前記カム面に上下動可能に圧接支持するロー
ラ支持ばね7と、該ローラ支持ばね7の弾性力を
調整するための調整ねじ8とを具え、前記カム面
は中央部が傾斜大なるV字形に、外端部が傾斜小
で外側が高く形成され、前記スタイラス4の中立
位置でローラ6が前記カム面の急傾斜最深部に位
置するよう設定されている。
そして前記プレート連結手段3には平行薄板ば
ね3Aが用いられ、前記固定プレート1、前記移
動プレート2とともに平行ばね変位機構を形成し
ている。
また前記ローラ支持ばね7は平行薄板ばねによ
り形成され、前記固定プレート1上に設けられた
ばね支持体10に取付けられている。そして、該
ばね支持体10のローラ支持ばね7取付部10a
付近に設けられた突出部10bには調整ねじ8が
ある。該調整ねじ8は、調整片11を動かすこと
によりローラ支持ばね7の有効な長さを変更す
る。
上記構成において、固定プレート1にローラ支
持ばね7で支持されたローラ6は、板カム5にあ
る圧力で押し付けられ中立点に停止している。そ
して、スタイラス4を被測定物9に接触させ、さ
らに押し付けると平行ばね変位機構の移動プレー
ト2が移動し、それに固定された板カム5も移動
する。板カム5が移動すると板カム5の形状に倣
つてローラ6が上下方向に移動する。
このときスタイラス4の変位は、板カム5の形
状により上下変位として拡大または縮小され、そ
れにより、スタイラス4の先端でのばね定数が変
化する。すなわち、ローラ6が板カム5の傾斜大
の部分を倣つている場合、スタイラス4の変位に
対するローラ6の上下変位が大きく測定圧も大き
くなり、また、傾斜小の部分を倣つている場合、
スタイラス4が同一量変位してもローラ6の上下
変位は小さくなり、測定圧も小さくなる。
このとき、二段の測定圧特性は板カム5のパタ
ーン形状とローラ支持ばね7のばね定数により決
定される。そして、このばね定数は調整ねじ8に
よつて調整できる。すなわち、調整ねじ8を緩め
ると、調整片11がローラ支持ばね7の有効な長
さを短くするので、ばね定数は大きくなり、それ
に伴い、測定圧も全体に大きくなる。また調整ね
じ8を締めると逆に測定圧は全体に小さくなる。
そして、スタイラス4がフリーになるとローラ
支持ばね7の押し付け力の分力によりローラ6が
V溝5aにはまり正確に中立点に復帰する。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの
修正および変更を加え得ることは勿論である。
例えば板カム5を固定プレート1上に、ローラ
6等を移動プレート2上に配してもよく、またロ
ーラ支持ばね7も板ばねでなくコイルばねであつ
てもよい。また移動方向が直角になるよう二個の
移動プレートを配し、スタイラスの二次元方向の
変位を検出するようにしてもよい。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案による
と、スタイラスが取付けられた移動プレートが移
動すると、それに固定された板カムの形状に倣つ
てローラが上下方向に移動することにより測定圧
を発生させるため、板カムのパターン形状とロー
ラ支持ばねのばね定数を変更するだけで測定圧特
性が容易に変更でき、また、スタイラスがフリー
になるとローラ支持ばねの押し付け力によりロー
ラがV溝にはまることにより、スタイラスは長期
的に安定して正確に中立点に復帰できるといつた
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案測定プローブの正面図、第2図
は同じく測定圧発生部の斜視図、第3図は同じく
スタイラスの変位と測定圧の関係を示す線図であ
る。 1……固定プレート、2……移動プレート、3
……プレート連結手段、4……スタイラス、5…
…板カム、6……ローラ、7……ローラ支持ば
ね、8……調整ねじ、9……被測定物、10……
ばね支持体、11……調整片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プローブ本体に固定された固定プレートと、該
    固定プレートに対面して配された移動プレート
    と、該移動プレートが前記固定プレートに対して
    プレート面に平行な一方向のみに弾性的に移動す
    るよう前記両プレートを連結するプレート連結手
    段と、前記移動プレートに取付けられ被測定物に
    接触させるためのスタイラスと、前記両プレート
    のうちの一方に前記移動プレートの移動方向と平
    行でかつ複数段の傾斜カム面を有して取付けられ
    た板カムと、前記両プレートのうちの他方に該板
    カムのカム面を回転移動自在に取付けられたロー
    ラと、該ローラを前記カム面に上下動可能に圧接
    支持するローラ支持ばねとを具え、前記カム面は
    中央部が傾斜大なるV字形に形成され、該カム面
    の外端部が傾斜小で外側が高く形成され、前記ス
    タイラスの中立位置でローラが前記カム面の急傾
    斜最深部に位置するよう設定されたことを特徴と
    する測定プローブ。
JP2164387U 1987-02-16 1987-02-16 Expired - Lifetime JPH0526481Y2 (ja)

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JP2164387U JPH0526481Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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JP2164387U JPH0526481Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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JPS63128404U JPS63128404U (ja) 1988-08-23
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JP2164387U Expired - Lifetime JPH0526481Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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