JPH052643Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH052643Y2 JPH052643Y2 JP8858986U JP8858986U JPH052643Y2 JP H052643 Y2 JPH052643 Y2 JP H052643Y2 JP 8858986 U JP8858986 U JP 8858986U JP 8858986 U JP8858986 U JP 8858986U JP H052643 Y2 JPH052643 Y2 JP H052643Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mortar
- leak
- cable
- liquid
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 239000011440 grout Substances 0.000 description 4
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 239000011083 cement mortar Substances 0.000 description 2
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 1
- 238000009430 construction management Methods 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、セメントミルク状液をパイプに注入
する際出入口である細い管以外の場所での液漏れ
防止に関するものである。
する際出入口である細い管以外の場所での液漏れ
防止に関するものである。
(ロ) 従来の技術
プレストレストコンクリート橋梁において何本
かの橋桁を横に並べ一体化させるためピアノ線
(PCケーブル)を使い専用ジヤツキで横方向に引
つ張り(緊張)締めつけくさび状のもの(チヤツ
ク)で固定する。PCケーブルはあらかじめコン
クリートの中に通つているパイプ(シース)の中
に後から挿入されるものであり、専用ジヤツキで
緊張固定された後シース管内とケーブル回りの隙
間にセメントのミルク状液(グラウト)を専用ポ
ンプで注入する。
かの橋桁を横に並べ一体化させるためピアノ線
(PCケーブル)を使い専用ジヤツキで横方向に引
つ張り(緊張)締めつけくさび状のもの(チヤツ
ク)で固定する。PCケーブルはあらかじめコン
クリートの中に通つているパイプ(シース)の中
に後から挿入されるものであり、専用ジヤツキで
緊張固定された後シース管内とケーブル回りの隙
間にセメントのミルク状液(グラウト)を専用ポ
ンプで注入する。
ケーブルの両端固定部にはグラウト注入用の穴
がありそこから注入されるが、固定チヤツク隙間
からグラウトが漏れてしまう。
がありそこから注入されるが、固定チヤツク隙間
からグラウトが漏れてしまう。
従来このグラウト漏れ防止にはセメント・砂・
水で練つたモルタルを使い、だんご状にして固定
チヤツク先端を塗り固めていた。普通1つの橋で
横締めケーブルの数は40〜60本、両端で80〜120
本位あるため、時間的、労力的に多くの無駄があ
つた。
水で練つたモルタルを使い、だんご状にして固定
チヤツク先端を塗り固めていた。普通1つの橋で
横締めケーブルの数は40〜60本、両端で80〜120
本位あるため、時間的、労力的に多くの無駄があ
つた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
セメントモルタルでの塗り固めの場合、モルタ
ル硬化の時間が長く注入作業はどうしても次ぎの
日になつてしまつた。それに一ケ所のモルタル塗
り時間が5分以上かかり、全部を塗るには1人以
上で一日がかりになるし、ポロポロと下に落とし
回りを汚してしまう。また、モルタル塗り固めは
完全でなく時にはひびわれてしまい、そこから液
が漏れる事もある。それと、セメントモルタルで
ある以上、雨の日にはモルタルが流れて作業が出
来ない。
ル硬化の時間が長く注入作業はどうしても次ぎの
日になつてしまつた。それに一ケ所のモルタル塗
り時間が5分以上かかり、全部を塗るには1人以
上で一日がかりになるし、ポロポロと下に落とし
回りを汚してしまう。また、モルタル塗り固めは
完全でなく時にはひびわれてしまい、そこから液
が漏れる事もある。それと、セメントモルタルで
ある以上、雨の日にはモルタルが流れて作業が出
来ない。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本案は前記多くの問題点の解決を図つたもの
で、今、本案を図面に基づいて説明すれば第2図
は第1図A−Aの断面図で凸字状に形成された、
本案液漏れ防止キヤツプ本体。1は小円筒、2は
大円筒、3はリング状蓋、4は円形蓋である。
で、今、本案を図面に基づいて説明すれば第2図
は第1図A−Aの断面図で凸字状に形成された、
本案液漏れ防止キヤツプ本体。1は小円筒、2は
大円筒、3はリング状蓋、4は円形蓋である。
(ホ) 作用
本案は上記のごとく構成されていて、これを使
用するときは第4図に示すように液漏れ場所であ
る5のチヤツクや、6のケーブルの先全体をその
形状と同じ形の本案「液漏れ防止キヤツプ」を被
いかぶせる。またその材質は伸縮性のあるゴムで
厚みは2mm程度が良い。ケーブルの太さによつて
固定具チヤツクの径がそれぞれ違い「液漏れ防止
キヤツプ」の径もかわるため、特に多く使われる
サイズを以下に示す。
用するときは第4図に示すように液漏れ場所であ
る5のチヤツクや、6のケーブルの先全体をその
形状と同じ形の本案「液漏れ防止キヤツプ」を被
いかぶせる。またその材質は伸縮性のあるゴムで
厚みは2mm程度が良い。ケーブルの太さによつて
固定具チヤツクの径がそれぞれ違い「液漏れ防止
キヤツプ」の径もかわるため、特に多く使われる
サイズを以下に示す。
チヤツク径 0/50.8,55,65
ケーブル径 0/17.8,19.3,21.8
(ヘ) 考案の効果
以上により本考案は、ケーブル緊張作業後すぐ
にグラウト注入作業が出来、モルタルだんご付け
に要する労務がいらないし、モルタルを下に落と
す汚れが出ない。また液漏れ防止が完全であり施
工管理上確実性があり、ゴム性キヤツプのため雨
の中でも作業ができる等多くの効果がある。
にグラウト注入作業が出来、モルタルだんご付け
に要する労務がいらないし、モルタルを下に落と
す汚れが出ない。また液漏れ防止が完全であり施
工管理上確実性があり、ゴム性キヤツプのため雨
の中でも作業ができる等多くの効果がある。
第1図は、本案「液漏れ防止キヤツプ」の側面
図、第2図は、第1図のA−A断面図、第3図
は、斜視図、第4図は、本案の使用例を示す図、
第5図は、第4図のB−B断面図である。 1……小円筒、2……大円筒、3……リング状
蓋、4……円形蓋。
図、第2図は、第1図のA−A断面図、第3図
は、斜視図、第4図は、本案の使用例を示す図、
第5図は、第4図のB−B断面図である。 1……小円筒、2……大円筒、3……リング状
蓋、4……円形蓋。
Claims (1)
- 図に示すように伸縮性のあるゴムを材料とした
大小2つの円筒を断面凸字状に組み合わせ、か
つ、接合部にリング状の蓋、及び小円筒に円形の
蓋でそれぞれ閉じたかたちで、一体に形成したこ
とを特徴とする液漏れ防止キヤツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8858986U JPH052643Y2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8858986U JPH052643Y2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63171415U JPS63171415U (ja) | 1988-11-08 |
JPH052643Y2 true JPH052643Y2 (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=30946821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8858986U Expired - Lifetime JPH052643Y2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052643Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010059747A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-18 | Japan Life Kk | グラウト注入用キャップ |
-
1986
- 1986-06-12 JP JP8858986U patent/JPH052643Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010059747A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-18 | Japan Life Kk | グラウト注入用キャップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63171415U (ja) | 1988-11-08 |
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