JPH0526402A - 複数個の蒸気出口を有する煙管式蒸気ボイラー - Google Patents
複数個の蒸気出口を有する煙管式蒸気ボイラーInfo
- Publication number
- JPH0526402A JPH0526402A JP3202535A JP20253591A JPH0526402A JP H0526402 A JPH0526402 A JP H0526402A JP 3202535 A JP3202535 A JP 3202535A JP 20253591 A JP20253591 A JP 20253591A JP H0526402 A JPH0526402 A JP H0526402A
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- JP
- Japan
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- steam
- outlets
- boiler
- amount
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数蒸機に所定量の蒸気を定量的に供給する
ことの出来る煙管式蒸気ボイラーを提供する。 【構成】 煙管式蒸気ボイラーの蒸気室４の頂面に複数
個の蒸気出口５を取り付け、夫々の蒸気出口５に独立に
蒸気供給管を配設する。
ことの出来る煙管式蒸気ボイラーを提供する。 【構成】 煙管式蒸気ボイラーの蒸気室４の頂面に複数
個の蒸気出口５を取り付け、夫々の蒸気出口５に独立に
蒸気供給管を配設する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、緑茶の製造に使用され
る低圧、小形の煙管式蒸気ボイラーに関するものであ
る。
る低圧、小形の煙管式蒸気ボイラーに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】緑茶の製造に使用される蒸気ボイラー
は、伝熱面積が3.5 m2以下の小形の横型炉筒煙管式小型
蒸気ボイラーで、横型の缶体に炉筒と数本の煙管が内設
されており、缶体の上面には蒸気室が取り付けられてい
て、ここから茶葉蒸機等に蒸気を送り出すようになって
いる。近年は、緑茶製造の規模が大きくなり、それに伴
って茶葉蒸機も大形化して、茶葉蒸機等が二基以上備え
られたり、或いは、二箇所以上に蒸気を供給するような
大形の茶葉蒸機も使用されるようになっている。そのた
め、このような場合には、蒸気ボイラーとこれらの茶葉
蒸機とを結ぶ蒸気供給管を途中で肢分させ、その先端を
夫々の茶葉蒸機に接続させて、一本の蒸気供給管から全
ての茶葉蒸機に蒸気を供給するように構成している。
は、伝熱面積が3.5 m2以下の小形の横型炉筒煙管式小型
蒸気ボイラーで、横型の缶体に炉筒と数本の煙管が内設
されており、缶体の上面には蒸気室が取り付けられてい
て、ここから茶葉蒸機等に蒸気を送り出すようになって
いる。近年は、緑茶製造の規模が大きくなり、それに伴
って茶葉蒸機も大形化して、茶葉蒸機等が二基以上備え
られたり、或いは、二箇所以上に蒸気を供給するような
大形の茶葉蒸機も使用されるようになっている。そのた
め、このような場合には、蒸気ボイラーとこれらの茶葉
蒸機とを結ぶ蒸気供給管を途中で肢分させ、その先端を
夫々の茶葉蒸機に接続させて、一本の蒸気供給管から全
ての茶葉蒸機に蒸気を供給するように構成している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、緑茶
の製造に使用される蒸気ボイラーは、小形で蒸気の供給
能力が小さく、しかも蒸気の使用圧力が低くて、最高
0.5 kg ／cm2 以下であるため、蒸気供給管内の蒸気の
流通量が比較的少ない。そのため、従来のように蒸気供
給管を途中で肢分させる方式では、夫々の茶葉蒸機に対
する蒸気の供給量にバラツキが生じる。殊に、何れか一
つの茶葉蒸機の蒸気供給バルブを開閉すると、他の茶葉
蒸機への蒸気の供給量が変動して、所定量の蒸気が供給
されないため、処理不良が生じると云う問題があった。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、複数の茶
葉蒸機等に所定量ずつの蒸気を定量的に供給することの
できる蒸気ボイラーを提供することを目的としている。
の製造に使用される蒸気ボイラーは、小形で蒸気の供給
能力が小さく、しかも蒸気の使用圧力が低くて、最高
0.5 kg ／cm2 以下であるため、蒸気供給管内の蒸気の
流通量が比較的少ない。そのため、従来のように蒸気供
給管を途中で肢分させる方式では、夫々の茶葉蒸機に対
する蒸気の供給量にバラツキが生じる。殊に、何れか一
つの茶葉蒸機の蒸気供給バルブを開閉すると、他の茶葉
蒸機への蒸気の供給量が変動して、所定量の蒸気が供給
されないため、処理不良が生じると云う問題があった。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、複数の茶
葉蒸機等に所定量ずつの蒸気を定量的に供給することの
できる蒸気ボイラーを提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の小形の
煙管ボイラーが、蒸気室に蒸気出口が一個だけしか取り
付けられていなかった点を改め、一つの蒸気室に複数個
の蒸気出口を取り付けて、夫々の蒸気出口と各々の茶葉
蒸機等との間に独立に蒸気供給管を配設する手段によ
り、上記目的を達成している。
煙管ボイラーが、蒸気室に蒸気出口が一個だけしか取り
付けられていなかった点を改め、一つの蒸気室に複数個
の蒸気出口を取り付けて、夫々の蒸気出口と各々の茶葉
蒸機等との間に独立に蒸気供給管を配設する手段によ
り、上記目的を達成している。
【０００５】
【作用】本発明は、煙管式蒸気ボイラーの蒸気室の頂面
に複数個の蒸気出口を取り付け、夫々の蒸気出口に独立
に蒸気供給管を配設するように構成したことにより、夫
々の蒸気出口からは、他の蒸気出口からの蒸気の供給量
の多少や、変動に殆んど影響されることなく、所定量の
蒸気が供給される。
に複数個の蒸気出口を取り付け、夫々の蒸気出口に独立
に蒸気供給管を配設するように構成したことにより、夫
々の蒸気出口からは、他の蒸気出口からの蒸気の供給量
の多少や、変動に殆んど影響されることなく、所定量の
蒸気が供給される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明に係る煙管式蒸気ボイラーを図
示の実施例に基ずいて具体的に説明する。図は煙管式蒸
気ボイラーの本体部分を示すもので、図中符号１は缶
体、２は炉筒、３は煙管、４は蒸気室、５は蒸気出口で
ある。この煙管式蒸気ボイラーは、蒸気室４に複数個の
蒸気出口５が取り付けられていて、夫々の蒸気出口５に
蒸気供給管が配設されるようになっている以外は、通常
のものと変わるところはない。即ち、缶体１には炉筒２
と、数本の煙管３が内設されており、煙管３は炉筒２に
連結されて熱気の流通経路が形成されている。また、炉
筒２には図示しないバーナーが取り付けられていて、炉
筒２内に火炎を噴射すると、これによって生じた熱気が
炉筒２から煙管３に入り込み、その熱で缶体１内のボイ
ラー水を加熱して、蒸気を発生させるようになってい
る。蒸気室４には、頂面に複数個の蒸気出口５が取り付
けられており、夫々の蒸気出口５と各々の茶葉蒸機との
間に独立に蒸気供給管を配設して、個別に蒸気を供給す
るようになっている。
示の実施例に基ずいて具体的に説明する。図は煙管式蒸
気ボイラーの本体部分を示すもので、図中符号１は缶
体、２は炉筒、３は煙管、４は蒸気室、５は蒸気出口で
ある。この煙管式蒸気ボイラーは、蒸気室４に複数個の
蒸気出口５が取り付けられていて、夫々の蒸気出口５に
蒸気供給管が配設されるようになっている以外は、通常
のものと変わるところはない。即ち、缶体１には炉筒２
と、数本の煙管３が内設されており、煙管３は炉筒２に
連結されて熱気の流通経路が形成されている。また、炉
筒２には図示しないバーナーが取り付けられていて、炉
筒２内に火炎を噴射すると、これによって生じた熱気が
炉筒２から煙管３に入り込み、その熱で缶体１内のボイ
ラー水を加熱して、蒸気を発生させるようになってい
る。蒸気室４には、頂面に複数個の蒸気出口５が取り付
けられており、夫々の蒸気出口５と各々の茶葉蒸機との
間に独立に蒸気供給管を配設して、個別に蒸気を供給す
るようになっている。
【０００７】上記したように蒸気室４に複数個の蒸気出
口５を形成して、夫々に蒸気供給管を配設するようにし
たことにより、各々の茶葉蒸機は、他の茶葉蒸機に蒸気
が供給されているか否かに殆んど影響されることなく、
定量的に蒸気が供給される。
口５を形成して、夫々に蒸気供給管を配設するようにし
たことにより、各々の茶葉蒸機は、他の茶葉蒸機に蒸気
が供給されているか否かに殆んど影響されることなく、
定量的に蒸気が供給される。
【０００８】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、蒸気室４
に複数個の蒸気出口５を形成して、夫々に蒸気供給管を
配設するようにしたので、蒸気ボイラーが小形で蒸気の
供給能力が小さく、しかも蒸気の使用圧力が低くて、蒸
気供給管内の蒸気の流通量が比較的少ないにも拘らず、
夫々の蒸気出口５からは他の蒸気出口からの蒸気の供給
量の多少や、変動の影響を殆んど受けることなく、所定
量の蒸気が供給される。従って、各々の茶葉蒸機に蒸気
を定量的に供給することが可能となったので、所定の処
理をした上質の製品緑茶を得ることが出来るのである。
に複数個の蒸気出口５を形成して、夫々に蒸気供給管を
配設するようにしたので、蒸気ボイラーが小形で蒸気の
供給能力が小さく、しかも蒸気の使用圧力が低くて、蒸
気供給管内の蒸気の流通量が比較的少ないにも拘らず、
夫々の蒸気出口５からは他の蒸気出口からの蒸気の供給
量の多少や、変動の影響を殆んど受けることなく、所定
量の蒸気が供給される。従って、各々の茶葉蒸機に蒸気
を定量的に供給することが可能となったので、所定の処
理をした上質の製品緑茶を得ることが出来るのである。
【図１】本発明にかゝる煙管式蒸気ボイラーの要部を示
す正面図である。
す正面図である。
１ 缶体 ２ 炉筒 ３ 煙管 ４ 蒸気室 ５ 蒸気出口
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 缶体に炉筒と、数本の煙管が内設されて
おり、煙管は炉筒に連結された煙管式蒸気ボイラーにお
いて、蒸気室の頂面に複数個の蒸気出口を取り付け、夫
々の蒸気出口に独立に蒸気供給管を配設するように構成
したことを特徴とする複数個の蒸気出口を有する煙管式
蒸気ボイラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3202535A JPH0526402A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 複数個の蒸気出口を有する煙管式蒸気ボイラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3202535A JPH0526402A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 複数個の蒸気出口を有する煙管式蒸気ボイラー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526402A true JPH0526402A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16459111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3202535A Pending JPH0526402A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 複数個の蒸気出口を有する煙管式蒸気ボイラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526402A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19608919A1 (de) * | 1996-03-07 | 1997-09-18 | Veit Gmbh & Co | Dampfkessel für Kleindampferzeuger |
| US7800788B2 (en) | 2004-09-21 | 2010-09-21 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Upright image processing apparatus with pivotable image reading portion |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP3202535A patent/JPH0526402A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19608919A1 (de) * | 1996-03-07 | 1997-09-18 | Veit Gmbh & Co | Dampfkessel für Kleindampferzeuger |
| DE19608919C2 (de) * | 1996-03-07 | 1998-04-09 | Veit Gmbh & Co | Dampfkessel für Kleindampferzeuger |
| US7800788B2 (en) | 2004-09-21 | 2010-09-21 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Upright image processing apparatus with pivotable image reading portion |
| US8503043B2 (en) | 2004-09-21 | 2013-08-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Upright image processing apparatus with cartridge holder portion and recording device between two feed pathways |
| US8885234B2 (en) | 2004-09-21 | 2014-11-11 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Upright image processing apparatus with pivotable image reading portion |
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