JPS589094Y2 - 給湯装置 - Google Patents
給湯装置Info
- Publication number
- JPS589094Y2 JPS589094Y2 JP5964377U JP5964377U JPS589094Y2 JP S589094 Y2 JPS589094 Y2 JP S589094Y2 JP 5964377 U JP5964377 U JP 5964377U JP 5964377 U JP5964377 U JP 5964377U JP S589094 Y2 JPS589094 Y2 JP S589094Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- cushion tank
- water supply
- heat transfer
- transfer coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱交換器の加熱流体の流量調整により所要温度
の温水を給湯するようにした給湯装置に関する。
の温水を給湯するようにした給湯装置に関する。
この種の給湯装置には、熱交換器の給湯出口側の温度に
応じて弁開度が変化して加熱流体の流量を自動的に調整
する温度調節弁が用いられる。
応じて弁開度が変化して加熱流体の流量を自動的に調整
する温度調節弁が用いられる。
この温度調節弁に市販品を用いると、給湯量が大流量（
毎分約８リツトル）のときには比較的良好な給湯温度が
得られるが、給湯量が毎分約４リツトル以下の小流量の
場合には給湯温度が大きさ振幅で変動し、いわゆるノ・
ンチングを生じるようになり、安定した温度制御による
給湯ができないという問題がある。
毎分約８リツトル）のときには比較的良好な給湯温度が
得られるが、給湯量が毎分約４リツトル以下の小流量の
場合には給湯温度が大きさ振幅で変動し、いわゆるノ・
ンチングを生じるようになり、安定した温度制御による
給湯ができないという問題がある。
また、給湯停止後再給湯する場合には、熱交換器内に長
い時間滞留して約９０℃程度の高温度に加熱された熱湯
が最初に出てくるので非常に危険であるなどの問題もあ
る。
い時間滞留して約９０℃程度の高温度に加熱された熱湯
が最初に出てくるので非常に危険であるなどの問題もあ
る。
このような問題を改善するため、最近熱交換器の給湯出
口と給湯管との間にクッションタンクを挿設することが
考案されているが、このクッションタンクの容積がかな
り大きいため、その取付場所やスペースが問題である。
口と給湯管との間にクッションタンクを挿設することが
考案されているが、このクッションタンクの容積がかな
り大きいため、その取付場所やスペースが問題である。
本考案は前記クッションタンクを熱交換器内のスペース
を有効的に活用して熱交換器に内蔵せしめることにより
、クッションタンクの取付けに要するスペースを不要に
し、もって装置全体をコンパクトに１とめ得るようにし
たものである。
を有効的に活用して熱交換器に内蔵せしめることにより
、クッションタンクの取付けに要するスペースを不要に
し、もって装置全体をコンパクトに１とめ得るようにし
たものである。
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図中１は熱交換器、２はその加熱流体の流入量を調整す
る温度調整弁であり、熱交換器の給湯出口側に配置され
た感温部２ａからの信号、つまり給湯温度に応じて弁開
度が自動的に調整される。
る温度調整弁であり、熱交換器の給湯出口側に配置され
た感温部２ａからの信号、つまり給湯温度に応じて弁開
度が自動的に調整される。
熱交換器１には、周知の如く、加熱流体を流通させる入
口９ａと出口９ｂを有する容器１ａの内部に、加熱流体
により加熱されて温水となる水を流通させる伝熱コイル
１ｂが配設されているが、本考案の場合は、熱交換器１
の内部にさらにクッションタンク３が組込源れ、さらに
その内部には伝熱コイル１ｂを通過した温水をクッショ
ンタンク３へ噴出する多数の噴出孔４ａを周壁に有する
内管４が設けられている。
口９ａと出口９ｂを有する容器１ａの内部に、加熱流体
により加熱されて温水となる水を流通させる伝熱コイル
１ｂが配設されているが、本考案の場合は、熱交換器１
の内部にさらにクッションタンク３が組込源れ、さらに
その内部には伝熱コイル１ｂを通過した温水をクッショ
ンタンク３へ噴出する多数の噴出孔４ａを周壁に有する
内管４が設けられている。
なお、図中５は給水管、６は給湯管であり、給湯管６は
実質上はクッションタンク３から引出されているが、外
観的には熱交換器１より直接引き出された状態になって
いる。
実質上はクッションタンク３から引出されているが、外
観的には熱交換器１より直接引き出された状態になって
いる。
上述の構成に釦いて、給水管５より供給された水は伝熱
コイル１ｂを通過する間に加熱流体により加熱されて温
水となり、伝熱コイル１ｂを通過したあとは内管４の噴
出孔４ａより噴出されてクッションタンク３内の温水と
混合されたのち給湯管６から給湯される。
コイル１ｂを通過する間に加熱流体により加熱されて温
水となり、伝熱コイル１ｂを通過したあとは内管４の噴
出孔４ａより噴出されてクッションタンク３内の温水と
混合されたのち給湯管６から給湯される。
このように伝熱コイル１ｂを通過した高温水は噴出孔４
ａより噴出されてクッションタンク３内の温水と混合さ
れた上給湯されるので、少流量の給湯のときでも大流量
時と同様に給湯温度の変動が小さくなり、常に安定した
温度の湯水が得られる。
ａより噴出されてクッションタンク３内の温水と混合さ
れた上給湯されるので、少流量の給湯のときでも大流量
時と同様に給湯温度の変動が小さくなり、常に安定した
温度の湯水が得られる。
また給湯停止後に再び給湯するときの熱湯も、噴出孔４
ａから噴射されるときクッションタンク内の温水と混合
して温度が緩和されるため、火傷を負う釦それもなくな
る。
ａから噴射されるときクッションタンク内の温水と混合
して温度が緩和されるため、火傷を負う釦それもなくな
る。
特に本考案においては、かなり大きなスペースをとるク
ッションタンク３を熱交換器１内の不要なスペースを旨
く利用して熱交換器１内へ組込んだため、クッションタ
ンク３の取付けに要するスペースを省くことができ、装
置全体を小型、コンパクトに１とめ上げることができる
。
ッションタンク３を熱交換器１内の不要なスペースを旨
く利用して熱交換器１内へ組込んだため、クッションタ
ンク３の取付けに要するスペースを省くことができ、装
置全体を小型、コンパクトに１とめ上げることができる
。
なお、図示の例は、感温部２ａをクッションタンク３の
入口部７（伝熱コイルの終端と内管４の間）Ｋ配置した
場合を示したが、これをクッションタンク３の出口側に
配置してもよいことは勿論である。
入口部７（伝熱コイルの終端と内管４の間）Ｋ配置した
場合を示したが、これをクッションタンク３の出口側に
配置してもよいことは勿論である。
また、クッションタンク３は図示の如く伝熱コイル１ｂ
の内側に組込むのが最も理想的であるが、これを外側に
設置することも可能である。
の内側に組込むのが最も理想的であるが、これを外側に
設置することも可能である。
さらに内管４は伝熱コイル１ｂの終端をその１１延長し
て兼用することもできるし、あるいは必要とあればクッ
ション効果をよくするため、噴出孔を有する２本以上の
直径の異なる内管を重ねて設備することも可能である。
て兼用することもできるし、あるいは必要とあればクッ
ション効果をよくするため、噴出孔を有する２本以上の
直径の異なる内管を重ねて設備することも可能である。
図は本考案に係る給湯装置の一実施例を示す系統図であ
る。 図中、１：熱交換器、１ａ：容器、１ｂ：伝熱コイル、
２：温度調節弁、２ａ：感温部、３：クッションタンク
、４：内管、４ａ：噴出孔、５：給水管、６：給湯管、
７：クッションタンクの入口部、９ａ、９ｂ：加熱流体
の入口と出口。
る。 図中、１：熱交換器、１ａ：容器、１ｂ：伝熱コイル、
２：温度調節弁、２ａ：感温部、３：クッションタンク
、４：内管、４ａ：噴出孔、５：給水管、６：給湯管、
７：クッションタンクの入口部、９ａ、９ｂ：加熱流体
の入口と出口。
Claims (1)
- 加熱流体の入口と出口を有し、かつ前記入口に流量制御
による温度調節弁を有する容器内へクッションタンクを
設けるほかに、給水管に続く伝熱コイルを配設して、こ
の伝熱コイルの終端を前記クッションタンクの一端部内
に開口せしめるととモニ、クッションタンクの他端には
給湯管を接続せしめ、かつ前記クッションタンク内には
前記温度調節弁を制御する信号を発する感温部を設ける
とともに、前記伝熱コイルの終端と直接または間接的に
接続され、しかも周壁に噴出孔を有する内管を配設して
なる給湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5964377U JPS589094Y2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5964377U JPS589094Y2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 | 給湯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53153551U JPS53153551U (ja) | 1978-12-02 |
| JPS589094Y2 true JPS589094Y2 (ja) | 1983-02-18 |
Family
ID=28959509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5964377U Expired JPS589094Y2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 | 給湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589094Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-05-11 JP JP5964377U patent/JPS589094Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53153551U (ja) | 1978-12-02 |
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