JPH05263642A - エンジンの冷却水制御装置 - Google Patents

エンジンの冷却水制御装置

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JPH05263642A
JPH05263642A JP6493892A JP6493892A JPH05263642A JP H05263642 A JPH05263642 A JP H05263642A JP 6493892 A JP6493892 A JP 6493892A JP 6493892 A JP6493892 A JP 6493892A JP H05263642 A JPH05263642 A JP H05263642A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの冷態時の燃焼を安定させ、暖機促
進を図る。 【構成】 冷却水ポンプ6の吐出側に、冷却水通路5に
供給される冷却水の量を、バイパス通路12へ冷却水を
流して制御する流量制御弁11を設ける。この流量制御
弁11に、シリンダヘッド3の冷却水温が上昇するにし
たがって冷却水通路5へ流れる冷却水の量を増やす制御
装置13を接続した。冷却水はエンジン始動直後には流
量制御弁11からバイパス通路12を通って冷却水ポン
プ6の吸込側へ戻され、冷却水通路5を通らずに循環さ
れる。暖機運転中に燃焼室1a近傍の部位が必要以上に
冷却されなくなり、燃焼が安定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの冷却水制御
装置に関し、特にエンジン冷態時の冷却水の流れを制御
する制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水冷式エンジンの冷却水制御装置
としては、エンジン内の冷却水通路を通って温度が上昇
した冷却水をラジエータで冷却し、エンジン駆動式の冷
却水ポンプで再びエンジン内冷却水通路へ供給する強制
循環式のものがある。そして、この種の装置は、エンジ
ン始動直後の冷態時には冷却水をラジエータへは流さず
にエンジン内で循環させるように構成されていた。従来
のエンジンの冷却水制御装置を図3によって説明する。
【0003】図3は従来の冷却水制御装置を示す構成図
である。同図において、1は水冷式エンジン、2はこの
エンジン1のシリンダブロック、3はシリンダヘッド、
4はクランクケースである。5は冷却水が流される冷却
水通路で、この冷却水通路4はシリンダブロック2およ
びシリンダヘッド3にそれらの壁部分内を貫通するよう
にして形成されており、シリンダブロック2側の冷却水
入口部5aで複数の通路に分岐し、シリンダヘッド3側
の冷却水出口部5bで集合するように構成されている。
【0004】6は冷却水を前記冷却水通路5へ供給する
ための冷却水ポンプで、この冷却水ポンプ6は、エンジ
ンによって駆動される構造とされ、吐出口を冷却水通路
5の入口部5aに連通させてシリンダブロック2に装着
されている。
【0005】7はラジエータで、このラジエータ7の冷
却水入口は冷却水配管7aを介して前記エンジン1の冷
却水出口部5bに連通され、冷却水出口は冷却水配管7
bを介して前記冷却水ポンプ6の吸込口に連通されてい
る。
【0006】なお、その冷却水ポンプ6の吸込口は、ラ
ジエータ7に連通される以外に、エンジン1内に設けら
れた循環通路8にも連通されている。この循環経路8は
上流端が前記冷却水出口部5bに連通され、下流端が冷
却水ポンプ6の吸込口に連通されている。
【0007】そして、前記冷却水配管7aとエンジン1
との接続部には、冷却水出口部5bから冷却水配管7a
へ流れる冷却水の量を制御するサーモスタットとしての
サーモバルブ9が介装されている。
【0008】サーモバルブ9は冷却水温度が設定温度以
下の低温であるときには冷却水配管7aに連通された冷
却水通路を閉じ、温度が上昇するにしたがって開く構造
とされている。
【0009】このように構成された従来の冷却水制御装
置では、エンジン1が始動すると共に冷却水ポンプ6が
作動を開始し、冷却水がエンジン1内の冷却水通路5に
吐出される。エンジン始動直後はエンジン温度,冷却水
温度が低いためにサーモバルブ9が閉状態となり、冷却
水通路5の出口部5bに集合した冷却水はラジエータ7
へは流れずに循環通路8を通って冷却水ポンプ6に吸い
込まれる。
【0010】すなわち、エンジン1が冷態時には冷却水
は冷却水通路5と循環通路8を通ってエンジン1内で循
環することになる。
【0011】エンジン1内の燃焼室1aで発生した熱
は、主にシリンダヘッド3およびシリンダヘッド3とシ
リンダブロック2との接合部付近で冷却水に伝達され
る。そして、冷却水がエンジン1内で循環されることに
よって、その熱がエンジン1全体に伝達されることにな
り、エンジン1が暖機される。
【0012】暖機運転が進んで冷却水温度が設定温度よ
り高くなると、サーモバルブ9が開き、冷却水はラジエ
ータ7へも流れるようになる。このときには冷却水はラ
ジエータ7を介して冷却水ポンプ6へ吸い込まれること
になり、ラジエータ7によって冷却されることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うに構成された従来の冷却水制御装置では、燃焼室1a
での燃焼状態に影響を及ぼすシリンダブロック2の上部
およびシリンダヘッド3の温度は暖機が終了するまでは
安定しないという問題があった。これは、エンジン1の
冷態時には燃焼室1a近傍の部位がエンジン1内を循環
する冷えた冷却水によって必要以上に冷やされるからで
ある。
【0014】すなわち、エンジン1の冷態時には燃焼状
態が不安定となって未燃焼ガス等が排出されやすく、し
かも、燃焼温度が低くなる関係から結局暖機時間が長く
なって運転性が低くなってしまう。
【0015】本発明は上述したような問題点を解消する
ためになされたもので、エンジンの冷態時の燃焼を安定
させると共に、暖機を促進させることのできるエンジン
の冷却水制御装置を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るエンジ
ンの冷却水制御装置は、冷却水ポンプの吐出側に、エン
ジンの冷却水通路に冷却水ポンプから供給される冷却水
の量を、冷却水ポンプの吸込側に連通されたバイパス通
路へ冷却水を流して制御する流量制御弁を設け、この流
量制御弁に、エンジンの燃焼室近傍の温度が上昇するに
したがってエンジン側へ流れる冷却水の量を増やす制御
装置を接続したものである。
【0017】第2の発明に係るエンジンの冷却水制御装
置は、冷却水ポンプの吐出側に、エンジンの冷却水通路
に冷却水ポンプから供給される冷却水の量を、冷却水ポ
ンプの吸込側に連通されたバイパス通路へ冷却水を流し
て制御する流量制御弁を設け、この流量制御弁に、エン
ジン運転開始時からの経過時間が長くなるにしたがって
エンジン側へ流れる冷却水の量を増やす制御装置を接続
したものである。
【0018】
【作用】冷却水はエンジン始動直後のエンジンの冷態時
には流量制御弁からバイパス通路を通って冷却水ポンプ
の吸込側へ戻され、エンジン内の冷却水通路を通らずに
循環される。
【0019】
【実施例】以下、第1の発明の一実施例を図1によって
詳細に説明する。図1は第1の発明に係るエンジンの冷
却水制御装置を示す構成図である。同図において前記図
3で説明したものと同一もしくは同等部材については、
同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0020】図1において、11は冷却水ポンプ6から
エンジン1の冷却水通路5へ供給される冷却水の量を制
御するための流量制御弁である。この流量制御弁11は
流体出口が2つ設けられた3方弁であって、開度を変え
ると2つの流体出口のうち一方から流出する流体の流量
が減り、その分だけ他方の流体出口から流出する流体の
流量が増える構造とされている。すなわち、いずれか一
方の流体出口に連通された流路を閉塞すると他方の流体
出口に連通された流路が全開となる。なお、その開度調
節は後述する制御装置によって行なわれる。
【0021】そして、この流量制御弁11は流体入口を
冷却水ポンプ6の吐出口に連通させて冷却水ポンプ6に
装着されている。また、この流量制御弁11の2つの流
体出口のうち一方はエンジン1内の冷却水通路5に連通
され、他方はエンジン1内に設けられたバイパス通路1
2に連通されている。
【0022】前記バイパス通路12は上流端が前記流量
制御弁11に連通され、下流端が循環通路8と共に冷却
水ポンプ6の吸込口に連通されている。
【0023】すなわち、冷却水ポンプ6から吐出された
冷却水は、流量制御弁11でバイパス通路12に全て流
すようにすると、冷却水通路5へは供給されなくなり、
バイパス通路12での流量を減らすにしたがって冷却水
通路5への供給量が増える。そして、バイパス通路12
へは流れないようにすると、冷却水ポンプ6から吐出さ
れた冷却水の全量が冷却水通路5へ供給されることにな
る。
【0024】13は前記流量制御弁11の開度を変えて
冷却水通路5へ供給される冷却水の量を制御するための
制御装置である。この制御装置13は、シリンダヘッド
3に取付けられた水温センサ14が接続され、この水温
センサ14から入力される温度信号15に応じて制御信
号16を流量制御弁11に出力し、流量制御弁11の開
度を制御するように構成されている。
【0025】水温センサ14は、検出部(図示せず)を
シリンダヘッド3内の冷却水通路5に臨ませてシリンダ
ヘッド3に固定されており、燃焼室1a近傍の温度とし
てシリンダヘッド3内の冷却水の温度を検出してその冷
却水温度に応じた温度信号15を制御装置13に出力す
るように構成されている。
【0026】そして、制御装置13は、前記温度信号1
5によって伝えられた検出温度が予め定めた温度より低
温であるときには、バイパス通路12に冷却水の全量が
流れるように流量制御弁11を制御し、検出温度が予め
定めた温度を上回ったときには、検出温度が上昇するに
したがって冷却水通路5へ供給される冷却水の量が次第
に増えるように流量制御弁11を制御する構成とされて
いる。なお、制御装置13は、検出温度が、サーモバル
ブ9が開き始めるときの温度と同等かそれより低温のと
きに、冷却水の全量が冷却水通路5へ供給されるよう流
量制御弁11を制御する。
【0027】このように構成された冷却水制御装置で
は、エンジン始動直後のエンジン1の冷態時には、サー
モバルブ9が閉状態であり、しかも、シリンダヘッド3
の冷却水温度が低温である関係から、冷却水ポンプ6か
ら吐出される冷却水は、その全量が流量制御弁11から
バイパス通路12を通って冷却水ポンプ6の吸込口に戻
される。すなわち、このときには冷却水はエンジン1内
の冷却水通路5を通らずに循環されることになる。
【0028】シリンダヘッド3の温度が上昇するにした
がってシリンダヘッド3内の冷却水の温度も上昇する。
その冷却水温度は水温センサ14によって検出されて温
度信号15として常に制御装置13に入力される。そし
て、冷却水温度が予め定めた温度を上回ると、制御装置
13が流量制御弁11に制御信号16を出力し、冷却水
ポンプ6から吐出された冷却水が冷却水通路5へも供給
されるように流量制御弁11を制御する。
【0029】このように流量制御弁11が制御される
と、冷却水が冷却水通路5と循環通路8を通ってエンジ
ン1内で循環されるようになり、エンジン1が暖機され
るようになる。そして、シリンダヘッド3での冷却水温
度が上昇するにしたがって冷却水通路5へ供給される冷
却水の量が増やされる。
【0030】冷却水ポンプ6から吐出された冷却水の全
量が冷却水通路5へ供給されるようになった後、換言す
ればエンジン1の暖機運転が終了した後、さらに冷却水
の温度が上昇するとサーモバルブ9が開き、冷却水がラ
ジエータ7へ流されて冷却されることになる。
【0031】したがって、冷却水はエンジン始動直後の
エンジン1の冷態時には流量制御弁11からバイパス通
路12を通って冷却水ポンプ6の吸込側へ戻され、エン
ジン1内の冷却水通路5を通らずに循環される。このた
め、暖機運転中に燃焼室1a近傍の部位が冷却水によっ
て必要以上に冷却されるのを防ぐことができる。
【0032】また、本実施例で示したようにバイパス通
路12をエンジン1内に形成すると、通路圧損が減少し
て冷却水ポンプ6にかかる負荷が軽減されるため、燃費
の改善等を図ることができる。
【0033】なお、本実施例では、燃焼室1a近傍の温
度を検出するに当たってシリンダヘッド3の冷却水の温
度を検出した例を示したが、本発明はこのような限定に
とらわれることなく、例えば、シリンダブロック2上部
の冷却水温度を検出したり、シリンダヘッド3自体ある
いはシリンダブロック2自体の温度を検出して代用する
こともできる。
【0034】また、本実施例で示した制御装置13は、
水温センサ14で検出された冷却水温度が設定温度に達
するまでは冷却水通路5へ冷却水を供給しないように制
御する構成としたが、温度設定を行なわずに、エンジン
始動後にシリンダヘッド3の冷却水の温度が上昇するに
したがって単純に冷却水通路5への供給流量を増加させ
る構成とすることもできる。
【0035】次に、第2の発明に係るエンジンの冷却水
制御装置を図2によって詳細に説明する。図2は第2の
発明に係るエンジンの冷却水制御装置を示す構成図で、
同図において前記図1で説明したものと同一もしくは同
等部材については、同一符号を付し詳細な説明は省略す
る。
【0036】図2において、21はタイマーで、このタ
イマー21はエンジン1が運転を開始した時点から計時
を開始し、エンジン運転開始時からの経過時間を制御装
置22に出力するように構成されている。
【0037】制御装置22は、流量制御弁11から冷却
水通路5へ流れる冷却水の量を前記経過時間による関数
に則って制御するように構成されている。さらに詳細に
説明すると、エンジン運転開始時から一定時間が経過す
るまでは冷却水を冷却水通路5へは流さず、一定時間経
過後はエンジン運転開始時からの経過時間が長くなるに
したがって冷却水通路5への供給水量を増やすように構
成されている。
【0038】このように構成しても、冷却水はエンジン
始動直後のエンジン1の冷態時には流量制御弁11から
バイパス通路12を通って冷却水ポンプ6の吸込側へ戻
され、エンジン1内の冷却水通路5を通らずに循環され
ることになる。したがって、暖機運転中に燃焼室1a近
傍の部位が冷却水によって必要以上に冷却されるのを防
ぐことができる。
【0039】なお、本実施例ではエンジン始動後に一定
時間経過するまでは冷却水通路5へ冷却水を供給しない
ように制御する例を示したが、エンジン始動後に一定時
間経過するのを待たずに、直ちに冷却水通路5への供給
水量を増やし始めるように制御することもできる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明に係るエ
ンジンの冷却水制御装置は、冷却水ポンプの吐出側に、
エンジンの冷却水通路に冷却水ポンプから供給される冷
却水の量を、冷却水ポンプの吸込側に連通されたバイパ
ス通路へ冷却水を流して制御する流量制御弁を設け、こ
の流量制御弁に、エンジンの燃焼室近傍の温度が上昇す
るにしたがってエンジン側へ流れる冷却水の量を増やす
制御装置を接続したものであり、第2の発明に係るエン
ジンの冷却水制御装置は、冷却水ポンプの吐出側に、エ
ンジンの冷却水通路に冷却水ポンプから供給される冷却
水の量を、冷却水ポンプの吸込側に連通されたバイパス
通路へ冷却水を流して制御する流量制御弁を設け、この
流量制御弁に、エンジン運転開始時からの経過時間が長
くなるにしたがってエンジン側へ流れる冷却水の量を増
やす制御装置を接続したものであるため、冷却水はエン
ジン始動直後のエンジンの冷態時には流量制御弁からバ
イパス通路を通って冷却水ポンプの吸込側へ戻され、エ
ンジン内の冷却水通路を通らずに循環される。
【0041】したがって、暖機運転中に燃焼室近傍の部
位が冷却水によって必要以上に冷却されるのを防ぐこと
ができるから、燃焼室での燃焼状態に影響を及ぼすシリ
ンダブロックの上部およびシリンダヘッドの温度は速や
かに安定することになる。
【0042】このため、エンジンの冷態時にも燃焼状態
が安定して未燃焼ガス等が排出され難くなり、しかも、
燃焼温度が比較的高くなって暖機を促進させることがで
きる。
【0043】また、本発明によれば、エンジンの冷却水
の循環量を流量制御弁により制御する構成を採ったた
め、装置が安価であり、しかも、精度の高い装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に係るエンジンの冷却水制御装置を
示す構成図である。
【図2】第2の発明に係るエンジンの冷却水制御装置を
示す構成図である。
【図3】従来の冷却水制御装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 シリンダブロック 3 シリンダヘッド 5 冷却水通路 6 冷却水ポンプ 7 ラジエータ 8 循環通路 9 サーモバルブ 11 流量制御弁 12 バイパス通路 13 制御装置 14 水温センサ 21 タイマー 22 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの冷却水通路とラジエータとの
    間に、冷却水ポンプと、冷却水をラジエータを通さずに
    エンジン内で循環させるサーモスタットとを備えたエン
    ジンの冷却水制御装置において、前記冷却水ポンプの吐
    出側に、エンジンの冷却水通路に冷却水ポンプから供給
    される冷却水の量を、冷却水ポンプの吸込側に連通され
    たバイパス通路へ冷却水を流して制御する流量制御弁を
    設け、この流量制御弁に、エンジンの燃焼室近傍の温度
    が上昇するにしたがってエンジン側へ流れる冷却水の量
    を増やす制御装置を接続したことを特徴とするエンジン
    の冷却水制御装置。
  2. 【請求項2】 エンジンの冷却水通路とラジエータとの
    間に、冷却水ポンプと、冷却水をラジエータを通さずに
    エンジン内で循環させるサーモスタットとを備えたエン
    ジンの冷却水制御装置において、前記冷却水ポンプの吐
    出側に、エンジンの冷却水通路に冷却水ポンプから供給
    される冷却水の量を、冷却水ポンプの吸込側に連通され
    たバイパス通路へ冷却水を流して制御する流量制御弁を
    設け、この流量制御弁に、エンジン運転開始時からの経
    過時間が長くなるにしたがってエンジン側へ流れる冷却
    水の量を増やす制御装置を接続したことを特徴とするエ
    ンジンの冷却水制御装置。
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