JPH0526305A - 撓み噛み合い式駆動伝達装置 - Google Patents

撓み噛み合い式駆動伝達装置

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JPH0526305A
JPH0526305A JP20867891A JP20867891A JPH0526305A JP H0526305 A JPH0526305 A JP H0526305A JP 20867891 A JP20867891 A JP 20867891A JP 20867891 A JP20867891 A JP 20867891A JP H0526305 A JPH0526305 A JP H0526305A
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JP
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cam plate
roller
flexible
tooth
rotation
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JP20867891A
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Mitsuhiro Takeda
充弘 武田
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Takeda Gear Co Ltd
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Takeda Gear Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成要素を少なくし、耐摩耗性及び耐久性の
向上を図った減速装置を提供する。 【構成】 減速装置は、サーキュラスプライン20、コ
ロ保持体21及びカム板22とを基本構成としている。
サーキュラスプライン20は内周壁に円弧歯形となった
42個の歯溝20aが円周方向に一定ピッチで形成され
ている。コロ保持体21には、歯溝20aと同一ピッチ
で40個のコロ25が回転自在に保持されている。コロ
保持体21の内側には、外周が楕円形となったカム板2
2が嵌め込まれている。入力軸27を介してカム板22
を回転させると、その長軸22aの回転位相に応じて可
撓性部材24が撓み、これに伴って長軸22aの両端部
近傍のコロ25が順次に歯溝20aに噛み合うようにな
る。そして、コロ保持体21を介して出力軸から減速さ
れた回転が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撓み噛み合い式駆動伝
達装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、減速装置及び増速装置として撓み
噛み合い式歯車装置が提供されている。代表的な撓み噛
み合い式歯車装置は、図11に示すように歯10を有す
る内歯歯車11と、この内歯歯車11とは異なった歯数
の歯12を有する外歯歯車13と、楕円形のカム板14
の外周にベアリング部材15を撓めた状態で固定したウ
エーブジェネレータ16とから構成されている。そし
て、カム板14を回転させると各歯車11,13がその
歯数差に応じて相対回転し、内歯歯車11又は外歯歯車
13から減速比の大きい回転出力を取り出すことができ
る。さらには、米国特許第2,906,143号公報に
は、上記のような撓み噛み合い式歯車装置の噛み合いの
適正化を図り、また運転性能や負荷能力を高めるため
に、内歯歯車及び外歯歯車の歯の形状についての提案が
なされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
説明した撓み噛み合い式歯車装置では、ウエーブジェネ
レータ16の組立が非常に難点極まる作業であった。と
いうのは、この作業がベアリング部材15にカム板14
をその楕円形となった外周に沿って撓ませながら挿入す
る作業であり、無理に挿入するとベアリング部材15に
支障をきたし、それに早期疲労破壊の現象が生じる恐れ
がある。さらに、内歯歯車11及び外歯歯車13に設け
られた歯10,12は、これらの噛合がすべりを伴う噛
み合いであるため、摩耗が大きく、耐久性の面で難点が
あった。なお、歯形をトロコイド曲線等に成形して噛合
をころがり接触とした増減速装置が特開昭63−130
949号公報で提案されているが、この装置では構成要
素が多くなりコストアップが見込まれる。
【0004】本発明は上記のような課題を解決するため
のものであり、ベアリング部材にカム板を挿入する作業
を必要とせず、且つ噛み合いをころがり接触とした撓み
噛み合い式駆動伝達装置をローコストで提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の撓み噛み合い式駆動伝達装置は、断面が円形
をした内壁に、円弧歯形の複数の歯溝を円周方向に一定
ピッチで形成したサーキュラスプラインと、前記歯溝の
歯数とは異なった個数の転動体を回転自在に、かつ一定
ピッチで配列保持した可撓性を有する筒状の転動体保持
部材と、転動体保持部材の内側に嵌め込まれ、複数個の
転動体のうちの一部と前記歯溝の噛み合い位置が順次移
動するように転動体保持部材を弾性変形させる非円形の
カム板とを有し、前記外枠体と転動体保持部材とカム板
とのいずれか1つを固定し、残りの一方を入力軸に連結
して回転させ他方から回転出力を取り出せるようにした
ものである。
【0006】
【実施例】本発明の第1実施例を図1及び図2に示すよ
うに減速装置として説明する。この減速装置はサーキュ
ラスプライン20、コロ保持体21、及びカム板22と
を基本的な構成要素としている。サーキュラスプライン
20はその横断面における内周が円形となっており、こ
の内壁に円弧歯形となった42個の歯溝20aが円周方
向に一定ピッチで形成されている。なお、円弧歯形に
は、楕円弧にした歯形も含まれる。コロ保持体21は、
縦断面がカップ形状をした筒状の可撓性部材24と、そ
の開口端側に前記歯溝20aと同一ピッチで配列された
40個のコロ25とから構成されている。可撓性部材2
4には矩形開口24aが形成され、これらの開口24a
内でコロ25は一定ピッチを保ったまま回転する。コロ
保持体21の内側には楕円形のカム板22が嵌め込ま
れ、コロ保持体21は楕円形に撓められた状態となって
いる。これにより、40個のコロ25のうち、カム板2
2の長軸22aの両端側近傍に位置している何個かのコ
ロ25だけがサーキュラスプライン20の歯溝20aに
噛み合っている。
【0007】可撓性部材24に形成した開口24aの幅
はコロ25の直径よりも小さいので、コロ保持体21に
カム板22を嵌め込むとコロ25は可撓性部材24によ
ってカム板22に接するように押さえられ、またコロ2
5は部分的に開口24aから外側に突出する。したがっ
てコロ25の各々は、常にカム板22の外周と接しなが
ら可撓性部材24からの突出高さが一定に維持された状
態で回転する。なお、コロ25を保持する他の方法とし
ては、図5に示したように、コロ25の両端から軸25
aを突出させ、この軸25aを可撓性部材24で押さえ
るようにしてもよい。これによれば、開口24aを大き
くして開口24aの縁をコロ25に摺接させずに済み、
コロ25を円滑に回転させることができる。
【0008】このような要部構成となった減速装置は、
カム板22に入力軸27が連結されており、またコロ保
持体21の底部に出力軸28が連結されている。サーキ
ュラスプライン20は二つのカバー30,31で挟装さ
れており、これらはボルト等によって固定されている。
入力軸27を介してカム板22を回転させると、その長
軸22aの回転位相に応じて可撓性部材24が撓み、こ
れに伴って長軸22aの両端部付近のコロ25が順次に
歯溝20aに噛み合うようになる。そして、歯溝20a
とコロ25との個数差に応じた回転がコロ保持体21を
介して出力軸28から得られる。なお、カバー30,3
1,32で覆われた内部は、回転による摩擦熱の冷却、
又は摩擦抵抗を少なくする目的で潤滑油が注入されるた
め、オイルシール等で密封されている。
【0009】次に上記のように構成された第1実施例の
作用を図3及び図4を参照しながら説明する。先ず図3
(A)に示す状態から入力軸27の回転によりカム板2
2が同図に示す矢印D方向に回転すると、同図(B)及
び(C)に示すように長軸22aの両側に位置するコロ
25が順に歯溝20aに噛み合ってゆき、コロ25と歯
溝20a及びカム板22の外周面とがころがりながら摺
動し、コロ25と歯溝20aとの数差だけ位相がずれ、
そのずれがコロ保持体21の回転となって出力軸28に
伝達される。すなわち、歯溝20aの各々のピッチ角が
360°×(1/42)、コロ25の各々のピッチ角が
360°×(1/40)となっているから、これらのピ
ッチ角の差が360°×(1/840)となり、入力軸
27の回転に対して出力軸28の減速比は{360°×
(1/840)}/{360°×(1/42)}=1/
20となる。
【0010】なお、第1実施例ではコロ25と歯溝20
aとの個数をそれぞれ40個,42個として説明してい
るが、本発明ではこれらの数に限定されることなく、図
6に示すようにコロ25の数を80、歯溝20aの数を
82としたものでもよい。また、コロ25と歯溝20a
と噛み合い範囲を図1に示すような範囲と限定するもの
でなく、例えば、図6に示すように噛み合い範囲を広げ
ることができる。これによれば、従来技術で説明した撓
み噛み合い式歯車装置では、トロコイド干渉等が発生す
るため、1/50〜1/320までの減速比しか得られ
なかったのに対し、本発明では歯溝20aとコロ25と
の噛み合いであるため前述した干渉等が発生しにくく、
1/20〜1/320までの減速比が得られるようにな
る。
【0011】また、コロ25と歯溝20aとの噛み合い
は、図4に示すように長軸22aに位置するコロ25a
に対し、左右のコロ25b,25cに同図に示す矢印方
向E,Fに沿って予圧が発生し、バックラッシの低減、
トルク伝達効率の向上、さらに位置決め精度の向上が図
れる効果がある。なお、第1実施例では、コロ25のピ
ッチを歯溝20aと同一ピッチとしているが、本発明で
はこれに限らず、予め予圧等を考慮してコロ25と歯溝
20aとのピッチを僅かに変えておいてもよい。さら
に、従来技術で説明した撓み噛み合い式歯車装置では、
歯の噛み合いが片方に偏たるデドイダル現象が発生する
場合があるが、本発明ではころがり接触しながら噛み合
いが行われるため、デドイダル現象が発生しにくいとい
う利点がある。さらにまた第1実施例ではコロ25と歯
溝20aとの数差を2としているが、本発明ではこの数
に限定されることなく、コロ25の数は歯溝20aの数
より2n(nは正の整数)個だけ少なくすればよい。
【0012】また、第1実施例では、サーキュラスプラ
イン20を固定とし、カム板22に入力軸27を連結し
て、コロ保持体21から回転出力を得るようにしている
が、本発明ではこれに限らず、コロ保持体21を固定
し、カム板22に入力軸を連結して、サーキュラスプラ
イン20から回転出力を得るようにしてもよく、さらに
カム板22を固定し、コロ保持体21に入力軸を連結し
て、サーキュラスプライン20から回転出力を得るよう
にしてもよい。また、第1実施例では減速装置とした
が、例えば、カム板22を固定とし、サーキュラスプラ
イン20に入力軸を連結して、コロ保持体21から回転
出力を得るようにすると増速装置としても用いることが
でき、カム板22、コロ保持体25、及びサーキュラス
プライン20のいずれか二つに回転入力を与え、残りの
1つから回転出力を得るようにすると差動装置としても
用いることが可能である。
【0013】次に、第2実施例について図7を参照しな
がら説明する。第2実施例では、第1実施例で説明した
コロ25を円すいコロ35にしてある。円すいコロ35
は一端側が細径となりテーパが付いたコロとなってい
る。また、カム板36の断面楕円外周の形状は、円すい
コロ35と歯溝20aとの接触が回動軸27aに対し平
行に線接触するようにテーパ形状となっている。第1実
施例では、カム板22をコロ保持体21に挿入した後に
サーキュラスプライン20を組み付けるようにすると、
コロ保持体21の開口部が外側に向けて広がりやすく、
適正な運転ができなくなる恐れがあるが、この第2実施
例によれば、組み付け順にかかわらず各部品を確実に組
み込める効果がある。さらに、カム板36を回動軸27
の方向に移動調整することにより、バックラッシの調整
を簡単に行える。なお、円すいコロ35の形状は、図1
0に示すように一端側が細径で、転動面37が曲線で形
成された球面コロでもよい。
【0014】次に、第3実施例について図8を参照しな
がら説明する。第3実施例では、第1実施例で説明した
コロ25を球38にした例である。可撓性部材24に
は、球38よりも小さい径となった孔が2列で円周方向
に一定ピッチで配列されており、これらの孔に球38が
回転自在に設けられている。これによれば、第1実施例
ではコロ25と歯溝20aとの接触が線接触であった
が、第2実施例では球38と歯溝20aとの接触が点接
触となるので回転音が低減される。
【0015】次に、第4実施例について図9を参照しな
がら説明する。第3実施例では、コロ25と歯溝20a
とが、120°毎の3方向において噛み合うようにする
ために、6つの円弧41,42,43,44,45,4
6からなる外周形状としたカム板40を採用した例であ
る。6つの円弧41,42,43,44,45,46
は、点47,48,49を各々中心とした円弧となって
いるから、これらを中心とする2種類の半径によって円
弧41,43,45と円弧42,44,46との2種類
に区別され、この2種類の円弧を各々向かい合う位置に
置くことで回動中心27aを通る直径が円周方向の位置
にかかわらず、いずれの位置でも一定の長さとなる。こ
れによれば、噛み合う3点においてバックラッシが平均
化され、トルク変動及び振動を軽減でき、円滑な駆動回
転が得られる効果がある。また、回動中心27aを通る
直径が円周方向の位置にかかわらずどの位置でも一定の
長さとなっているため、組み付け精度を考慮する必要が
無く、組立上極めて有利となる。
【0016】なお、本発明では、各実施例で説明した部
材の材料については限定されるものではないが、第1実
施例で説明した可撓性部材24の材質については、例え
ば、ニッケル,チタン合金等の超弾性合金、繊維強化プ
ラスチック(FRP)、繊維強化金属(FRM)等の複
合材料を用い、撓み応力、温度応力、及び捩じり振動に
よる弾性、耐久性を向上させるようにしてもよい。さら
に第1実施例で説明した可撓性部材24の開口24aの
部分に、摩耗の防止対策としてポリウレタン被覆を施し
てもかまわない。これによれば、噛み合い部のバックラ
ッシを軽減させるとともに、回転音の低下を図ることが
できる。さらに第1実施例で説明したサーキュラスプラ
イン20の材質として、ナイロンMC901やジュラコ
ンM90(いずれも商品名)等の熱可塑性プラスチック
材料を採用することにより無潤滑回転を行えるととも
に、回転音の低下を図ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、歯溝
の個数とは異なった個数の転動体を回転自在に保持した
可撓性を有する転動体保持部材を採用しているため、従
来ではカム板と外歯歯車との間に必須であったベアリン
グ部材が不備となりローコスト化の向上が図れるととも
に、ベアリング部材にカム板を撓めながらカム板を挿入
する作業を必要としないから組立作業上極めて有利とな
る。さらに、従来技術で説明した撓み噛み合い式歯車装
置では、ベアリング部材を介してウェーブジェネレータ
の楕円形状を外歯歯車に伝達するため、ウェーブジェネ
レータの形状によっては正しい楕円形状を外歯歯車に伝
達できず、回転ムラを生ずる恐れがあったが、本発明で
はベアリング部材を必須としないから、ウェーブジェネ
レータの楕円形状を転動体保持部材に伝達する精度が高
く、円滑な回転出力を取り出すことができる。また、本
発明では、歯溝と転動体との噛み合いがころがり接触と
なり、従来技術と比較して噛み合い部分の耐摩耗性及び
耐久性の向上が図れるとともに、噛み合い範囲が広くで
き滑らかな回転が得られる。さらに従来技術で説明した
増減速装置よりも本発明は構成要素が格段に少なく、コ
スト的に安価で製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る撓み噛み合い式駆動伝達装置の一
実施例を示す断面図である。
【図2】撓み噛み合い式駆動伝達装置の全体構成を示す
断面図である。
【図3】(A),(B),(C)は、撓み噛み合い式駆
動伝達装置の動作説明図である。
【図4】コロと歯溝との噛み合い状態を示す説明図であ
る。
【図5】コロと可撓性部材との取り付け方法の他の例を
示す要部断面図である。
【図6】図1に示したコロと歯溝との数を変更した他の
実施例を示す断面図である。
【図7】噛み合いを円すいコロと歯溝とにした他の例を
示す要部断面図である。
【図8】噛み合いを球と歯溝とにしたさらに他の例を示
す要部断面図である。
【図9】コロと歯溝との噛み合いを3箇所とした例を示
す説明図である。
【図10】図7に示した円すいコロの他の形状を示す平
面図である。
【図11】従来技術で説明した撓み噛み合い式歯車装置
の要部分解斜視図である。
【符号の説明】
20 サーキュラスプライン 20a 歯溝 21 コロ保持体 22,36,40 カム板 24 可撓性部材 25 コロ 38 球
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の撓み噛み合い式駆動伝達装置は、断面が円形
をした内壁に、円弧歯形の複数の歯溝を円周方向に一定
ピッチで形成したサーキュラスプラインと、前記歯溝の
歯数とは異なった個数の転動体を回転自在に、かつ一定
ピッチで配列保持した可撓性を有する筒状の転動体保持
部材と、転動体保持部材の内側に嵌め込まれ、複数個の
転動体のうちの一部と前記歯溝の噛み合い位置が順次移
動するように転動体保持部材を弾性変形させる非円形の
カム板とを有し、前記サーキュラスプラインと転動体保
持部材とカム板とのいずれか1つを固定し、残りの一方
を入力軸に連結して回転させ他方から回転出力を取り出
せるようにしたものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 断面が円形をした内壁に、円弧歯形の複
    数の歯溝を円周方向に一定ピッチで形成したサーキュラ
    スプラインと、前記歯溝の歯数とは異なった個数の転動
    体を回転自在に、かつ一定ピッチで配列保持した可撓性
    を有する筒状の転動体保持部材と、転動体保持部材の内
    側に嵌め込まれ、複数個の転動体のうちの一部と前記歯
    溝の噛み合い位置が順次移動するように転動体保持部材
    を弾性変形させる非円形のカム板とを有し、前記外枠体
    と転動体保持部材とカム板とのいずれか1つを固定し、
    残りの一方を入力軸に連結して回転させ他方から回転出
    力を得ることを特徴とする撓み噛み合い式駆動伝達装
    置。
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