JPH05262981A - 水分散性ポリアニリン組成物及びその製造方法 - Google Patents
水分散性ポリアニリン組成物及びその製造方法Info
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Abstract
好なポリアニリン組成物を得る。 【構成】 ドーパントとして低分子プロトン酸を含むポ
リアニリンと、水分散剤として分子量が5万以上のポリ
スチレンスルホン酸塩からなることを特徴とする水分散
性ポリアニリン組成物及びアニリン塩とポリスチレンス
ルホン酸塩を含む水溶液中に、pHを2ないし5の範囲
に保ちながら酸化剤を加えて酸化重合させる前記組成物
の製造方法。 【効果】 簡単な方法で水分散性ポリアニリン組成物を
得ることができ、得られた組成物は、粒子径が小さく、
その水分散液は、分散性、経時安定性に優れ、成形、加
工性に優れている。また絶縁性の基材を塗布や浸漬等の
簡単な方法により導電化することができる。さらに、ポ
リスチレンスルホン酸等をドーパントとして用いた場合
より、水分散液のpHが中性に近いため、金属等の腐食
の恐れがない。
Description
組成物及びその製造方法に関する。
ポリチオフェン及びポリアニリン等の導電性高分子は、
新しい導電性材料として、コンデンサの固体電解質、電
池の電極、帯電防止材料、各種センサー及び表示素子等
の分野への応用が広く検討されている。しかしながら、
これらの導電性高分子は、一般に溶媒に不溶であり、ま
た融解せず、成形、加工が困難である等の問題点があっ
た。
リアニリンについての報告がある。例えば、ポリスチレ
ンスルホン酸等の有機スルホン酸の存在下でアニリンを
化学酸化重合させて有機溶媒に可溶性のポリアニリン
[スーツェン リら(SuzhenLi et)著「シンセティク
・メタルズ(Synthetic Metals)」第20巻、(19
87)第141頁]を得ている。また、酸解離定数が3.
0以下のポリスチレンスルホン酸等の水溶性有機高分子
プロトン酸の存在下でアニリンを化学酸化重合させたポ
リアニリン等の水溶性導電性有機重合体及びその製造方
法(特開平1−254764号)が開示されている。両
者とも、ドーパントとしてポリスチレンスルホン酸等の
プロトン酸を用いており、ドーピングに関与しない遊離
のスルホン酸基等でポリアニリン等を可溶化したもので
ある。
用いた場合は、成形、加工性は改善されるが導電性が乏
しく、またドーピングに関与しない遊離のスルホン酸基
により、水溶液は強酸性(1wt%溶液でpH2以下)と
なり、帯電防止材料等に用いた場合、接触金属等の腐食
の問題がある。
界面活性剤等の存在下で、アニリン系化合物を酸化重合
させるポリアニリン系水分散液の製造方法及びそれを用
いた導電性高分子材料(特開平2−240139)が開
示されている。しかしながら、本発明者等の追試による
と、ポリアニリン系水分散液は得られるが、粒子径が大
きく、分散状態が不安定であった。また、水分散液から
再沈操作でポリアニリン系化合物を分離すると、再度水
分散液を作ることが困難であった。
る問題点を解決した水分散性ポリアニリン組成物及びそ
の製造方法を提供することである。すなわち、ポリアニ
リン組成物の水分散性を良好にして、成形、加工性を向
上させ、また水分散液のpHをより中性に近づけ、金属
等の腐食の恐れをなくし、導電性及び経時安定性の優れ
た水分散性ポリアニリン組成物及びその製造方法を提供
することである。
した結果、上記の問題点を解決した水分散性ポリアニリ
ン組成物及びその製造方法を見出し、本発明を完成する
に至った。
ン酸を含むポリアニリンと、水分散剤として分子量が5
万以上のポリスチレンスルホン酸塩からなることを特徴
とする水分散性ポリアニリン組成物を提供し、また、ア
ニリン塩と分子量が5万以上のポリスチレンスルホン酸
塩を含む水溶液中に、pHを2ないし5の範囲に保ちな
がら酸化剤を加えて酸化重合させる水分散性ポリアニリ
ン組成物の製造方法を提供するものである。
用いるドーパントの低分子プロトン酸としては、例えば
塩酸、硫酸、過塩素酸、テトラフルオロホウ酸またはヘ
キサフルオロリン酸等の鉱酸、あるいはベンゼンスルホ
ン酸、p−トルエンスルホン酸等の単分子有機スルホン
酸があげられ、これらは、アニリン塩に含まれる酸また
は酸化剤の分解により生成する酸として供給される。
の分子量は5万以上である。分子量が5万未満の場合、
ポリアニリンを水に分散させることが困難である。ポリ
スチレンスルホン酸塩の塩としては、アンモニウム塩、
アルキルアンモニウム塩またはアルカリ金属塩があげら
れ、例えばポリスチレンスルホン酸アンモニウム、ポリ
スチレンスルホン酸モノメチルアンモニウム、ポリスチ
レンスルホン酸ジメチルアンモニウム、ポリスチレンス
ルホン酸トリメチルアンモニウム、ポリスチレンスルホ
ン酸テトラメチルアンモニム、ポリスチレンスルホン酸
エチルアンモニウム、ポリスチレンスルホン酸ジエチル
アンモニウム、ポリスチレンスルホン酸トリエチルアン
モニウム、ポリスチレンスルホン酸テトラエチルアンモ
ニウム、ポリスチレンスルホン酸プロピルアンモニウ
ム、ポリスチレンスルホン酸ジプロピルアンモニウム、
ポリスチレンスルホン酸トリプロピルアンモニウム、ポ
リスチレンスルホン酸ブチルアンモニウム、ポリスチレ
ンスルホン酸ペンチルアンモニウムまたはポリスチレン
スルホン酸ヘキシルアンモニウム等のポリスチレンスル
ホン酸のアンモニウム塩あるいはアルキルアンモニウム
塩、あるいはポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリ
スチレンスルホン酸カリウムまたはポリスチレンスルホ
ン酸リチウム等のポリスチレンスルホン酸のアルカリ金
属塩があげられるが、もちろん、これらの例に限定され
るものではない。
子量によっても異なるが、通常A(mol/mol)=(ポリ
スチレンスルホン酸塩のモノマー単位)/(アニリン)
とした場合、Aが0.5〜10、好ましくは1〜5である。A
が0.5未満では水分散性ポリアニリン組成物を得ること
が困難で、またAが10より上では導電性が低くなる。
上記の低分子プロトン酸をドーパントとして含むポリア
ニリンと上記のポリスチレンスルホン酸塩からなり、ア
ニリン塩と分子量が5万以上のポリスチレンスルホン酸
塩を含む水溶液中に、pHを2ないし5の範囲に保ちな
がら酸化剤を加えて酸化重合させて得る。
リンの塩酸塩、硫酸塩、過塩素酸塩、テトラフルオロホ
ウ酸塩またはヘキサフルオロホウ酸塩等の鉱酸塩、ある
いはベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩
等の単分子有機スルホン酸塩があげられる。これらは、
アニリンの塩をそのまま用いるか、あるいはアニリンに
鉱酸または単分子有機スルホン酸を当量加え反応容器中
で合成する。
ンスルホン酸塩の水溶液の初期pHは2ないし5とな
る。酸化重合は、初期pH範囲内に保ちながら酸化剤を
加えることによって行う。反応中、初期pH範囲内に保
つように、必要に応じて塩基を添加する。塩基として
は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムまたは水酸化リ
チウム等のアルカリ、あるいはアンモニア、メチルアミ
ン、エチルアミンまたはトリエチルアミン等のアミンが
あげられる。
鉄、三フッ化ホウ素、五フッ化ヒ素もしくは塩化アルミ
ニウム等の金属ハロゲン化物、過酸化水素、過酸化ベン
ゾイル等の過酸化物、過硫酸、過硫酸アンモニウムもし
くは過硫酸カリウム等の過硫酸またはその塩、過よう素
酸、過塩素酸カリウムもしくは過塩素酸アンモニウム等
の過ハロゲン酸またはその塩、過マンガン酸カリウム、
重クロム酸アンモニウム等の遷移金属化合物、あるいは
酸素、オゾン等があげられ、これらは単独または混合し
て用いられる。酸化剤の使用量は、その種類によっても
異なるが、通常アニリン塩1molに対して0.1〜10mol、
好ましくは0.3〜5molである。
いが、水分散性ポリアニリン組成物の電導度をより高く
するためには、−5℃〜室温が好ましい。また、反応時
間は、0.2〜100時間、好ましくは1〜10時間である。
め、反応終了液は水分散状態となっており、水分散性ポ
リアニリン組成物を単離または精製するには、以下に示
す方法のいずれかで行う。(1)水分散液を水混和性有
機溶媒中に入れ、沈澱、ろ別する。または、さらに得ら
れた沈澱を水に再分散させ、同様の操作を行う。(2)
透析を行う。(3)限外ろ過を行う。
例えば汎用のウレタン樹脂、メラミン樹脂、塩化ビニル
樹脂、アクリル樹脂またはポリスチレン樹脂等のエマル
ジョンあるいは水溶液等と混合し、絶縁性基材に塗布す
ることにより、表面を導電化でき、さらに、塗膜の厚さ
によっては透明性も保持できる。
施例中において、ポリスチレンスルホン酸塩のmol数
は、モノマー単位である。電導度は、油圧成型機で圧力
2200Kg/cm2をかけ、水分散性ポリアニリン組成物から
ペレット(直径13mm×厚さ1〜2mm)を作成し、銀ペー
ストで導線を接着し、空気中で2端子法により測定し
た。また、組成物の粒子径は、(株)日科機製コールタ
ーサブミクロン粒子アナライザーN4型で測定した。
ニリン0.93g(10mmol)を加え、さらに分子量が12万の
ポリスチレンスルホン酸アンモニウムの30wt%水溶液2
0.1g(30mmol)を加えた。水溶液のpHは4.0であっ
た。0℃に冷却した後、過硫酸アンモニウム1.14g(5
mmol)を水10gに溶解した水溶液を30分間で滴下し、さ
らに2時間かく拌した。反応中、濃アンモニア水を滴下
し、pHを2ないし5の範囲に保った。反応終了後、ア
セトニトリル300ml中に入れ、析出沈澱をイソプロピル
アルコールで洗浄し、ろ別、乾燥し、水分散性ポリアニ
リン組成物5.8gを得た。
粒子径は70nmであった。組成物の1wt%水分散液のpH
は3.1であり、またNo.5Bのろ紙(孔径約4μm)、孔
径0.45μmのメンブレンフィルターでろ過したところ、
フィルター上には何も残らなかった。水分散液をアンモ
ニア水でアルカリ性にして脱ドープし、イオンクロマト
グラフィー(横川電機(株)製イオンクロマトアナライ
ザーIC−200)で分析したところ、ドーパントとし
てHSO4 -を含んでいることを示すHSO4 -が検出され
た。
粒子の沈降現象等はみられず安定していた。
(三井東圧化学(株)製オレスターUD−100N、濃
度30wt%)3gを加え、ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム上に#12のバーコーターで塗布し、120℃で加
熱、乾燥し、緑色の透明な塗膜を得た。塗膜の表面抵抗
は1×107Ω/□であった。
ニリン0.93g(10mmol)を加え、さらに分子量が7万の
ポリスチレンスルホン酸リチウムの17wt%水溶液33.5g
(30mmol)を加え、0℃に冷却した。水溶液のpHは4.9
であった。0℃で過硫酸アンモニウム1.14g(5mmol)
を水10gで溶解した水溶液を30分間で滴下し、さらに2.
5時間かく拌した。反応中、水酸化リチウム10wt%水溶
液を滴下しpHを2ないし5に保った。反応終了後、ア
セトニトリル150ml中に入れ、デカンテーションを行っ
た。イソプロピルアルコール100mlを加え、析出沈澱を
ろ別、乾燥し、水分散性ポリアニリン組成物5.5gを得
た。
粒子径は80nmであった。組成物の1wt%水分散液のpH
は3.2であり、室温で6ケ月放置した後でも粒子の沈降
現象等は見られず安定していた。
l)を用いた以外はすべて実施例1と同様にして、水分
散性ポリアニリン組成物7.0gを得た。組成物の電導度
は5×10-3S/cmで、水分散性は良好であった。
ン酸アンモニウムの30wt%水溶液6.7g(10mmol)を用
いた以外はすべて実施例1と同様にして、水分散性ポリ
アニリン組成物2.9gを得た。組成物の電導度は8×10
-2S/cmで、水分散性は良好であった。
27.6g(30mmol)にトリエチルアミン3.03g(30mmol)
を加え、ポリスチレンスルホン酸トリエチルアンモニウ
ム水溶液を調製した。一方、硫酸0.49g(5mmol)と水
111gを混和した水溶液にアニリン0.93g(10mmol)を
加えた液を調製した。この調製液に先に調製したポリス
チレンスルホン酸トリエチルアンモニウム水溶液を加
え、0℃に冷却した。水溶液のpHは4.5であった。0℃
で過硫酸アンモニウム1.14g(5mmol)を水10gに溶解
した水溶液を30分間で滴下し、さらに3時間かく拌し
た。反応中、トリエチルアミンを滴下しpHを2ないし
5に保った。反応終了後、アセトニトリル300ml中に入
れ、析出沈澱をろ別、乾燥し、水分散性ポリアニリン組
成物1.8gを得た。組成物の電導度は1×10-2S/cm
で、平均粒子径は60nmであった。組成物の1wt%水分
散液はpH3.1で、水分散性は良好であった。
7.6g(30mmol)と水159gを混和した水溶液にアニリン
0.485g(5.22mmol)を加えた。水溶液のpHは1.1であ
った。5℃に冷却した後、重クロム酸アンモニウム0.42
9g(1.70mmol)を水26gに溶解した水溶液を約30分間
で滴下し、さらに1時間かく拌した。反応終了時のpH
は1.2であった。反応終了後、アセトニトリル550g中に
入れ、析出沈澱をろ別し、アセトニトリル及びイソプロ
ピルアルコールで洗浄した後、乾燥し、ポリアニリン組
成物5.4gを得た。
た。組成物の1wt%水分散液は、NO.5Bのろ紙は通
過したが、孔径0.45μmのメンブレンフィルターで目詰
まりした。また、水分散液のpHは1.6で、酸濃度は実施
例1の32倍であった。
イオンクロマトグラフィーで分析したところ、無機アニ
オンは検出されなかった。本例は、低分子プロトン酸の
供給源がない(酸化剤の分解組成物にアニオン種がな
い)ため、ドーパントはポリスチレンスルホン酸だけで
ある。
ン酸アンモニウムの代りに分子量が1万のポリスチレン
スルホン酸アンモニウムを用いた以外はすべて実施例1
と同様にして、ポリアニリン組成物を得た。組成物の1
wt%水分散液は分散性不良で、NO.5Bのろ紙を通過
できなかった。
ポリビニルアルコール(電気化学工業(株)製デンカポ
バールB−17、けん化度87〜89)5g及びドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム0.01gに水100mlを加えた
後、塩化第二鉄・六水塩29g(0.107mol)を水30mlに溶
解した水溶液を室温で30分間で滴下し、さらに2時間か
く拌した後、直ちにNO.5Bのろ紙を用いてろ過した
が目詰まりした。30分後、ろ紙上で沈降したポリアニリ
ン組成物をアセトン450ml中に入れ、デカンテーション
した後、アセトン200mlで2回洗浄し、ろ別、真空乾燥
した。得られた組成物1gに水99gを加え、1日かく拌
したが、全く水に分散しなかった。
以上のポリスチレンスルホン酸塩を含む水溶液中に、p
Hを2ないし5の範囲に保ちながら酸化剤を加えて酸化
重合させるという簡単な方法で水分散性のポリアニリン
組成物を得ることができる。本発明のポリアニリン組成
物は粒子径が小さく、その水分散液は、分散性、経時安
定性に優れ、成形、加工性に優れている。また絶縁性の
基材を塗布や浸漬等の簡単な方法により導電化すること
ができる。さらにポリスチレンスルホン酸等をドーパン
トとして用いた場合より、水分散液のpHが中性に近い
ため、金属等の腐食の恐れがない。
Claims (4)
- 【請求項1】 ドーパントとして低分子プロトン酸を
含むポリアニリンと、水分散剤として分子量が5万以上
のポリスチレンスルホン酸塩からなることを特徴とする
水分散性ポリアニリン組成物。 - 【請求項2】 アニリン塩と分子量が5万以上のポリ
スチレンスルホン酸塩を含む水溶液中に、pHを2ない
し5の範囲に保ちながら酸化剤を加えて酸化重合させる
請求項1記載の組成物の製造方法。 - 【請求項3】 ポリスチレンスルホン酸塩がアンモニ
ウム塩、アルキルアンモニウム塩またはアルカリ金属塩
である請求項1記載の組成物。 - 【請求項4】 ポリスチレンスルホン酸塩がアンモニ
ウム塩、アルキルアンモニウム塩またはアルカリ金属塩
である請求項2記載の製造方法。
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