JPH05262907A - 導電性ポリウレタンフォーム - Google Patents

導電性ポリウレタンフォーム

Info

Publication number
JPH05262907A
JPH05262907A JP4086008A JP8600892A JPH05262907A JP H05262907 A JPH05262907 A JP H05262907A JP 4086008 A JP4086008 A JP 4086008A JP 8600892 A JP8600892 A JP 8600892A JP H05262907 A JPH05262907 A JP H05262907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductivity
polyurethane foam
conductive
parts
substance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4086008A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2601782B2 (ja
Inventor
Eiji Sawa
英司 澤
Hiroya Fukuda
紘哉 福田
Shohei Morikawa
昌平 森川
Hitoshi Yaguchi
仁史 矢口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP4086008A priority Critical patent/JP2601782B2/ja
Priority to DE1993618469 priority patent/DE69318469T2/de
Priority to EP19930301782 priority patent/EP0565237B1/en
Publication of JPH05262907A publication Critical patent/JPH05262907A/ja
Priority to US08/205,337 priority patent/US5656344A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2601782B2 publication Critical patent/JP2601782B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、緻密で均一なセルを持
ち、かつ環境の変化に対しても比較的安定した導電性を
有する導電性ポリウレタンフォームを提供することであ
る。 【構成】 この発明の導電性ポリウレタンフォームは、
ポリウレタンフォームを構成する組成材料中に電子伝導
機構による導電性付与物質とイオン伝導機構による導電
性付与物質とを混合分散させた混合物を不活性ガスとの
機械的攪拌によって発泡させて成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真,静電記録
等のプリンターにおけるトナー搬送用ローラー,帯電ロ
ーラー,現像ローラー,転写ローラー,クリーニングロ
ーラー等の静電気的に被接触物をコントロールするロー
ラー用素材に用いて好適な導電性ポリウレタンフォーム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トナーカートリッジに用意されて
いるトナーを静電潜像が形成されている感光体に供給
し、用紙に転写、定着させる電子写真プロセスは一般的
に帯電、露光、現像、転写、定着、除電の
各機構から成り、各機構とも静電気を精密にコントロー
ルする為の各種のローラーが使われ、近年ますますその
ローラー素材に対する要求特性は厳しくなっている。特
にトナー搬送用ローラー等を含む現像機構に用いられる
ローラー,帯電ローラー,現像ローラー,転写ローラ
ー,又クリーニング機構に用いられるローラー等は電気
的に被接触物をコントロールする為ローラーを構成する
素材の導電性は環境条件が変化しても導電性が大きく変
化しない事が要求されている。例えば実用的に5℃、3
0%相対湿度から30℃,85%相対湿度までの環境で
抵抗値の変化が1ケタ以内、例えば1×106 Ω・cm〜
1×107 Ω・cmの範囲にコントロールされている事が
要求されている。又、これ等のローラーは感光ドラム等
精密部品との接触で相手に傷をつけない事、あるいはロ
ーラーの接触面積を増してグリップ性を確実にする目的
から柔軟性のあるポリウレタンフォームが素材として用
いられるが、微細な領域で静電気的なコントロールを行
う為、該ポリウレタンフォームのセルサイズも細かいも
のが要求される。このようなローラー素材としての導電
性ポリウレタンフォームの従来例としては、 ポリオール,イソシアネート,触媒,水やフロン等
の発泡剤等の混合物中に導電性カーボンを配合して発泡
させる方法で得られたもの、 と同様の方法においてイオン性の帯電防止剤を添
加して得られたもの、 ポリウレタンフォームの生成後にカーボン塗料等を
含浸させて得られたもの、が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の法では、導電
性を上げる(体積抵抗値1×106 Ω・cm以下)為には
添加するカーボンの量が増える為、系の粘度が上昇する
結果、他の成分との混合が不充分となり、得られた導電
性ポリウレタンフォームは緻密で均一なセルが得られ
ず、又導電性が体積抵抗値で1×106 Ω・cm以上にコ
ントロールする為には微妙なカーボンの添加量で極端に
導電性が変化する為、正確に導電性をコントロールする
事が出来なかった。又出来たものの導電性(抵抗値)の
環境依存性も大きい。法では特に導電性(抵抗値)の
環境依存性が大きい。法は、カーボン分散液を含浸さ
せる為比較的大きなセル構造のものが必要であり、セル
が微細な場合にはカーボン粒子がフォーム内部まで侵入
せず(フォームがフィルターの役目をする)導電性が不
均一になる。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みて発明されたも
のであり、緻密で均一なセルを持ち、かつ環境の変化に
対しても比較的安定した導電性を有する導電性ポリウレ
タンフォームを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する
為、この発明はポリウレタンフォームを構成する組成材
料中に電子伝導機構による導電性付与物質とイオン伝導
機構による導電性付与物質とを混合分散させた混合物を
機械的攪拌によって発泡させて成るものである。
【0006】
【作用】この発明による導電性ポリウレタンフォームで
はイオン導電性を併用するから、従来に比しカーボン等
の導電性微粉末が少なくても低い抵抗値のポリウレタン
フォームが得られ、かつ発泡時の低粘度化で微細で均一
なセル径の導電性ポリウレタンフォームが得られ、しか
も1×1011Ω・cm〜1×104 Ω・cmの範囲で環境依
存性の少ない(5℃×30%相対湿度〜30℃×85%
相対湿度の実用条件で体積抵抗値で1ケタ、例えば1×
106 Ω・cm〜1×107 Ω・cmの範囲)導電性ポリウ
レタンフォームが得られる。
【0007】
【実施例】以下にこの発明の好適な実施例を説明する。
ポリウレタンフォームを構成する樹脂として、ポリヒド
ロキシル化合物と有機ポリイソシアネート化合物,触
媒,整泡剤及び他の添加剤の混合物を用い、この混合物
にカーボン等の電子伝導機構による導電性付与物質と過
塩素酸リチウム等イオン伝導機構による導電性付与物質
を複合混合分散させこれを機械的攪拌によって該混合物
全体に不活性ガスを均一に分散させて安定な泡体を形成
させた後、該泡体を熱硬化せしめる。
【0008】ポリヒドロキシル化合物としては、一般の
軟質ウレタンフォームやウレタンエラストマー製造に用
いられるポリオール、即ち末端にヒドロキシル基を有す
るポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール及
び両者の共重合物であるポリエーテルポリエステルポリ
オールであり、また、ポリオール中でエチレン性不飽和
単量体を重合させて得られる所謂ポリマーポリオール等
一般的なポリオール類が使用できる。ポリイソシアネー
ト化合物としては同様に一般的な軟質ウレタンフォーム
やウレタンエラストマー製造に使用されるポリイソシア
ネートが使用できる。即ち、トリレンジイソシアネート
(TD1)粗製TD1 、4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート(MD1) 、粗製MD1 、炭素数2〜18の脂肪族ポリイソ
シアネート、炭素数4〜15の脂肪族ポリイソシアネー
ト、炭素数8〜15の芳香族ポリイソシアネート及びこれ
等のポリイソシアネートの混合物や変性物、例えば部分
的にポリオール類と反応させて得られるプレポリマー等
が用いられる。触媒としては一般的な有機金属化合物、
例えばジブチル錫ジラウレート、オクチル酸錫、オクチ
ル亜鉛、酢酸ナトリウム等、アルカリ及びアルカリ土類
金属のアルコキシドやフェノキシド、三級アミン類、例
えば、トリエチルアミン、トリエチルジアミン、N−メ
チルモルホリン、ジメチルアミノメチルフェノール等、
それに第四級アンモニウム塩、イミダゾール類等が挙げ
られ、特公昭53-8735 号公報に示されたニッケルアセチ
ルアセトネート、ジアセチルアセトネートニッケル等も
用いられる。整泡剤としては、ポリウレタンフォームの
発泡用に使用される公知の整泡剤を使用することが出
来、特に制限はない。又、この発明に使用される、その
他の添加剤としては、公知の顔料、染料、有機無機フィ
ラー等ウレタンフォームの発泡時に配合されるものが必
要に応じて用いることができる。
【0009】電子伝導機構による導電性付与物質として
は一般的な導電性カーボン,グラファイト系の粉末、あ
るいはそれ等の単繊維,又、銅,ニッケル,銀等の導電
性金属粉あるいはそれ等の繊維状物質、又酸化スズ,酸
化チタン,酸化イソジウム等の金属酸化物、あるいは各
種フィラーに金属メッキを施して導電性を付与した物質
中、ポリアセチレン,ポリピロール,ポリアセチレン等
の有機系の導電性微粉末がある。
【0010】また、イオン伝導機構による導電性付与物
質としては、LiCF3 SO3 ,NaclO4 ,Lic
lO4 ,LiAsF6 ,LiBF4 ,NaSCN,KS
CN,Nacl等のLi+ ,Na+ ,K+ 等周期率表第
1族の金属塩、あるいはNH4 + の塩等の電解質,又、
Ca(clO4 2 等のCa++,Ba++等の周期率表第
2族の金属塩やそれ等と1.4ブタンジオール,エチレ
ングリコール,ポリエチレングリコール,プロピレング
リコール,ポリエチレングリコール等多価アルコールと
その誘導体等の錯体あるいはエチレングリコールモノメ
チルエーテル,エチレングリコールモノエチルエーテル
等のモノオールとの錯体が挙げられる。
【0011】〔実施例1〕 グリセリンにプロピレンオキサイドとエチレンオキサイドを付加して、分子量 5000としたポリエーテルポリオール(旭硝子株式会社のエクセノール828 )(OH価33) 100部 ウレタン変性したMD1(住友バイエルウレタン株式会社のスミジュールPF )NCO%=23% 25.0部 1.4ブタンジオール 2.5部 シリコン界面活性剤(日本ユニカ社製 L−520) 1.5部 ジブチルチンジラウレート 0.01部 導電性カーボン(電気化学社製 デンカカーボン) 1〜2部 イオン伝導性物質(昭島化学社製 MP−100−A) 0.5〜1部 LiclO4 ,CH3 OCH2 CH2 OCH2 CH2 OHの錯体 これ等を1リットルのプラスチック容器に入れ、家庭用
泡立て機で2分間攪拌して微細な均一セルを有する泡体
を得た。この泡体を100mm×100mm×深さ50mmの
型に流し込み140℃で7分間加熱して硬化させた後ス
ライスしてセル径、導電性等を調べた。その結果得られ
た発泡体は密度0.52g/cm3 、セル径200μmの
均一なセルを有し、2mm厚にスライスしたシートの体積
抵抗値を横河ヒューレットパッカード社製 HighResista
nce Meter 4329Aと16008Aレジスティビティセルを用い
てJIS−K6911に準拠して測定した。図1のグラ
フ中符号Aは実施例1で示したもののうち導電性カーボ
ン1部、Licl4 の錯体(MP−100−A)0.5
部を含むものであり、符号Bは導電性カーボン2部、L
icl4 の錯体(MP−100−A)1部を含むもので
ある。符号C〜Eで示すものはカーボンの添加のみのも
のであり、夫々0.5部、1部、2部含有する。また、
その導電性の環境依存性を調べた結果、図1に示す如く
カーボンの添加のみ(符号C〜E)では環境依存性は有
るがLiclO4 錯体を併用する(符号A,B)事によ
り導電性の環境依存性が低減出来た。又カーボンのみの
ものよりLiclO4 錯体併用で低抵抗のものが出来、
同抵抗の材料を得るのに実質的にカーボン量を減らす事
が出来た(系の粘度低下し発泡し易い)。さらに、この
実施例1で得られた導電性ポリウレタンフォームを用い
て図4に示すような構造のローラーを作成して転写用ロ
ーラーとして用いた所、均質な画像が得られた。また、
帯電ローラーとして用いた場合にも良好な画像が得られ
た。図4において符号1は導電性ポリウレタンフォーム
であり、符号2は金属シャフトである。
【0012】比較例 実施例1の配合でNaclO4 の錯体を入れずにカーボ
ンのみ0.5〜1部添加し同様の方法で発泡した導電性
ポリウレタンフォームは密度0.52g/cm3でセル径
はカーボン2部添加したものは平均セル系500μmと
粗めでしかも全てについて導電性の環境依存性が大きか
った。
【0013】〔実施例2〕 ポリオール(旭硝子社製 エクセノール828,OH価33) 100部 ウレタン変性MD1(住友バイエルウレタン株式会社 スミジュールPF) NCO%=23% 25.0部 1.4ブタンジオール 2.5部 シリコン界面活性剤(日本ユニカ社製 L−520) 1.5部 ジブチルチンジラウレート 0.01部 グラファイト微粉末(電子伝導性物質)(日本黒鉛社製 AUP) 10〜60部 (イオン伝導性物質)(昭島化学社製 MP−100−E) Ca(clO4 2 CH3 OCH2 CH2 OCH2 CH2 OHの錯体 (ジエチレングリコールモノメチルエーテル)1〜2部 上記の配合物を実施例1と同様の方法で発泡しその導電
性(体積抵抗値)を測ったところ、図2の如くグラファ
イトのみ添加した場合は特定の抵抗値で環境依存性のな
いものがあるが(グラファイト30部系)、グラファイ
ト単独系で更に低抵抗で環境依存性の少ないものは得ら
れない(比較例)。図2のグラフ中符号Fは実施例2で
示したもののうちグラファイト微粉末30部、Ca(c
lO4 2 の錯体(MP−100−E)1部を含むもの
であり、符号Gは夫々60部、2部を含むものである。
符号H〜Kは、グラファイト微粉末の添加のみのもので
あり、夫々10部、15部、30部、60部含有する。
しかしながら、Ca(clO4 2 の錯体併用により抵
抗値で環境依存性の少ないものが得られた(実施例)。
【0014】比較例2 実施例1で導電性カーボンを添加せずLiclO4 の錯
体のみを添加発泡したフォームのセルは微細で良好なフ
ォームが得られたものの導電性(体積抵抗値)の環境依
存性は大で添加部数を変えてもその傾向は変わらなかっ
た(図3)。図3のグラフ中符号Lは電子伝導機構及び
イオン伝導機構による導電性付与物質を全然添加しない
ものを示し、符号MはMP−100−Aのみを0.5部
含むもの、符号NはMP−100−Aのみを1.0部含
むものを夫々示す。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、電
子伝導機構のみならずイオン伝導機構を有し、環境の変
化に対しても比較的安定した導電性を有するものとな
る。また、機械的攪拌により、微密で均一なセルを有す
るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例と比較例との温度、湿度と体
積抵抗値との関係を示すグラフ。
【図2】グラファイトのみを入れたものとこの発明の実
施例との図1と同様のグラフ。
【図3】イオン伝導機構としてMP−100−Aのみを
入れたものと何も入れないものとの図1と同様のグラ
フ。
【図4】ローラーの斜視図。
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 導電性ポリウレタンフォーム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真,静電記録
等のプリンターにおけるトナー搬送用ローラー,帯電ロ
ーラー,現像ローラー,転写ローラー,クリーニングロ
ーラー等の静電気的に被接触物をコントロールするロー
ラー用素材に用いて好適な導電性ポリウレタンフォーム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トナーカートリッジに用意されて
いるトナーを静電潜像が形成されている感光体に供給
し、用紙に転写、定着させる電子写真プロセスは一般的
に帯電、露光、現像、転写、定着、除電の
各機構から成り、各機構とも静電気を精密にコントロー
ルする為の各種のローラーが使われ、近年ますますその
ローラー素材に対する要求特性は厳しくなっている。特
にトナー搬送用ローラー等を含む現像機構に用いられる
ローラー,帯電ローラー,現像ローラー,転写ローラ
ー,又クリーニング機構に用いられるローラー等は電気
的に被接触物をコントロールする為ローラーを構成する
素材の導電性は環境条件が変化しても導電性が大きく変
化しない事が要求されている。例えば実用的に5℃、3
0%相対湿度から30℃,85%相対湿度までの環境で
抵抗値の変化が1ケタ以内、例えば1×106 Ω・cm〜
1×107 Ω・cmとか1×108Ω・cm〜1×109 Ω
・cmの範囲にコントロールされている事が要求されてい
る。又、これ等のローラーは感光ドラム等精密部品との
接触で相手に傷をつけない事、あるいはローラーの接触
面積を増してグリップ性を確実にする目的から柔軟性の
あるポリウレタンフォームが素材として用いられるが、
微細な領域で静電気的なコントロールを行う為、該ポリ
ウレタンフォームのセルサイズも細かいものが要求され
る。このようなローラー素材としての導電性ポリウレタ
ンフォームの従来例としては、 ポリオール,イソシアネート,触媒,水やフロン等
の発泡剤等の混合物中に導電性カーボンを配合して発泡
させる方法で得られたもの、 と同様の方法においてイオン性の帯電防止剤を添
加して得られたもの、 ポリウレタンフォームの生成後にカーボン塗料等を
含浸させて得られたもの、が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の法では、導電
性を上げる(例えば体積抵抗値1×106 Ω・cm以下
るいは1×109 Ω・cm以下)為には添加するカーボン
の量が増える為、系の粘度が上昇する結果、他の成分と
の混合が不充分となり、得られた導電性ポリウレタンフ
ォームは緻密で均一なセルが得られず、又導電性が体積
抵抗値で1×106 Ω・cm以上あるいは1×108 Ω・
cm以上にコントロールする為には微妙なカーボンの添加
量で極端に導電性が変化する為、正確に導電性をコント
ロールする事が出来なかった。又出来たものの導電性
(抵抗値)の環境依存性も大きい。法では特に導電性
(抵抗値)の環境依存性が大きい。法は、カーボン分
散液を含浸させる為比較的大きなセル構造のものが必要
であり、セルが微細な場合にはカーボン粒子がフォーム
内部まで侵入せず(フォームがフィルターの役目をす
る)導電性が不均一になる。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みて発明されたも
のであり、緻密で均一なセルを持ち、かつ環境の変化に
対しても比較的安定した導電性を有する導電性ポリウレ
タンフォームを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する
為、この発明はポリウレタンフォームを構成する組成材
料中に電子伝導機構による導電性付与物質とイオン伝導
機構による導電性付与物質とを混合分散させた混合物を
不活性ガスとの機械的攪拌によって発泡させて成るもの
である。
【0006】
【作用】この発明による導電性ポリウレタンフォームで
はイオン導電性を併用するから、従来に比しカーボン等
の導電性微粉末が少なくても低い抵抗値のポリウレタン
フォームが得られ、かつ発泡時の低粘度化で微細で均一
なセル径の導電性ポリウレタンフォームが得られ、しか
も1×1011Ω・cm〜1×10 6 Ω・cmの範囲で環境依
存性の少ない(5℃×30%相対湿度〜30℃×85%
相対湿度の実用条件で体積抵抗値で1ケタ、例えば1×
10 8 Ω・cm〜1×10 9 Ω・cmの範囲)導電性ポリウ
レタンフォームが得られる。
【0007】
【実施例】以下にこの発明の好適な実施例を説明する。
ポリウレタンフォームを構成する樹脂として、ポリヒド
ロキシル化合物と有機ポリイソシアネート化合物,触
媒,整泡剤及び他の添加剤の混合物を用い、この混合物
にカーボン等の電子伝導機構による導電性付与物質と過
塩素酸リチウム等イオン伝導機構による導電性付与物質
を複合混合分散させこれを機械的攪拌によって該混合物
全体に不活性ガスを均一に分散させて安定な泡体を形成
させた後、該泡体を熱硬化せしめる。
【0008】ポリヒドロキシル化合物としては、一般の
軟質ウレタンフォームやウレタンエラストマー製造に用
いられるポリオール、即ち末端にヒドロキシル基を有す
るポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール及
び両者の共重合物であるポリエーテルポリエステルポリ
オールであり、また、ポリオール中でエチレン性不飽和
単量体を重合させて得られる所謂ポリマーポリオール等
一般的なポリオール類が使用できる。ポリイソシアネー
ト化合物としては同様に一般的な軟質ウレタンフォーム
やウレタンエラストマー製造に使用されるポリイソシア
ネートが使用できる。即ち、トリレンジイソシアネート
(TD1)粗製TD1 、4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート(MD1) 、粗製MD1 、炭素数2〜18の脂肪族ポリイソ
シアネート、炭素数4〜15の脂肪族ポリイソシアネー
ト、炭素数8〜15の芳香族ポリイソシアネート及びこれ
等のポリイソシアネートの混合物や変性物、例えば部分
的にポリオール類と反応させて得られるプレポリマー等
が用いられる。触媒としては一般的な有機金属化合物、
例えばジブチル錫ジラウレート、オクチル酸錫、オクチ
ル亜鉛、酢酸ナトリウム等、アルカリ及びアルカリ土類
金属のアルコキシドやフェノキシド、三級アミン類、例
えば、トリエチルアミン、トリエチルジアミン、N−メ
チルモルホリン、ジメチルアミノメチルフェノール等、
それに第四級アンモニウム塩、イミダゾール類等が挙げ
られる。同様に特公昭53-8735 号公報に示されたニッケ
ルアセチルアセトネート、ジアセチルアセトネートニッ
ケル等も用いられる。整泡剤としては、ポリウレタンフ
ォームの発泡用に使用される公知の整泡剤を使用するこ
とが出来、特に制限はない。又、この発明に使用され
る、その他の添加剤としては、公知の顔料、染料、有機
無機フィラー等ウレタンフォームの発泡時に配合される
ものが必要に応じて用いることができる。
【0009】電子伝導機構による導電性付与物質として
そのものが電子伝導性の導電性を持つ物質の粉末ある
いは繊維物質であり、例えば、一般的な導電性カーボ
ン,グラファイト系の粉末、あるいはそれ等の単繊維,
又、銅,ニッケル,銀等の導電性金属粉あるいはそれ等
の繊維状物質、又酸化スズ,酸化チタン,酸化イソジウ
ム等の金属酸化物、あるいは各種フィラーに金属メッキ
を施して導電性を付与した物質中、ポリアセチレン,ポ
リピロール,ポリアセチレン等の有機系の導電性微粉末
がある。
【0010】また、イオン伝導機構による導電性付与物
質としては、LiCF3 SO3 ,NalO4 ,Li
lO4 ,LiAsF6 ,LiBF4 ,NaSCN,KS
CN,Nacl等のLi+ ,Na+ ,K+ 等周期率表第
1族の金属塩、あるいはNH4 + の塩等の電解質,又、
Ca(lO4 2 等のCa++,Ba++等の周期率表第
2族の金属塩やそれ等と1.4ブタンジオール,エチレ
ングリコール,ポリエチレングリコール,プロピレング
リコール,ポリエチレングリコール等多価アルコールと
その誘導体等の錯体あるいはエチレングリコールモノメ
チルエーテル,エチレングリコールモノエチルエーテル
等のモノオールとの錯体が挙げられる。
【0011】〔実施例1〕 グリセリンにプロピレンオキサイドとエチレンオキサイドを付加して、分子量 5000としたポリエーテルポリオール(旭硝子株式会社のエクセノール828 )(OH価33) 100部 ウレタン変性したMD1(住友バイエルウレタン株式会社のスミジュールPF )NCO%=23% 17.5部 1.4ブタンジオール 1.0部 シリコン界面活性剤(日本ユニカ株式会社製 L−520) 1.5部 ジブチルチンジラウレート 0.01部 導電性カーボン(電気化学工業株式会社製 デンカカーボン) 1〜2部 イオン伝導性物質(昭島化学工業株式会社製 MP−100−A) LilO4 ,CH3 OCH2 CH2 OCH2 CH2 OHの錯体 0.5〜1部 これ等を1リットルのプラスチック容器に入れ、家庭用
泡立て機で2分間攪拌して微細な均一セルを有する泡体
を得た。この泡体を100mm×100mm×深さ50mmの
型に流し込み140℃で7分間加熱して硬化させた後ス
ライスしてセル径、導電性等を調べた。その結果得られ
た発泡体は密度0.52g/cm3 、セル径200μm
の均一なセルを有し、2mm厚にスライスしたシートの
体積抵抗値を横河ヒューレットパッカード社製 High Re
sistance Meter 4329Aと16008Aレジスティビティセルを
用いてJIS−K6911に準拠して測定した。図1の
グラフ中符号Aは実施例1で示したもののうち導電性カ
ーボン1部、Li 4 の錯体(MP−100−A)
0.5部を含むものであり、符号Bは導電性カーボン2
部、Li 4 の錯体(MP−100−A)1部を含
むものである。符号C〜Eで示すものはカーボンの添加
のみのものであり、夫々0.5部、1部、2部含有す
る。また、その導電性の環境依存性を調べた結果、図1
に示す如くカーボンの添加のみ(符号C〜E)では環境
依存性は有るがLilO4 錯体を併用する(符号A,
B)事により導電性の環境依存性が低減出来た。又カー
ボンのみのものよりLilO4 錯体併用で低抵抗のも
のが出来、同抵抗の材料を得るのに実質的にカーボン量
を減らす事が出来た(系の粘度低下し発泡し易い)。さ
らに、この実施例1で得られた導電性ポリウレタンフォ
ームを用いて図4に示すような構造のローラーを作成し
て転写用ローラーとして用いた所、均質な画像が得られ
た。また、帯電ローラーとして用いた場合にも良好な画
像が得られた。図4において符号1は導電性ポリウレタ
ンフォームであり、符号2は金属シャフトである。
【0012】比較例 実施例1の配合でLiClO4 の錯体を入れずにカーボ
ンのみ0.5〜部添加し同様の方法で発泡した導電性
ポリウレタンフォームは密度0.52g/cm3特に、
カーボン2部添加したものは平均セル系500μmと粗
めでしかも全てについて導電性の環境依存性が大きかっ
た。
【0013】〔実施例2〕 ポリオール(旭硝子株式会社製 エクセノール828,OH価33)100部 ウレタン変性MD1(住友バイエルウレタン株式会社 スミジュールPF) NCO%=23% 25.0部 1.4ブタンジオール 2.5部 シリコン界面活性剤(日本ユニカ株式会社製 L−520) 1.5部 ジブチルチンジラウレート 0.01部 グラファイト微粉末(電子伝導性物質)(日本黒鉛工業株式会社製 AUP) 10〜60部 (イオン伝導性物質)(昭島化学工業株式会社製 MP−100−E) Ca(lO4 2 CH3 OCH2 CH2 OCH2 CH2 OHの錯体 (ジエチレングリコールモノメチルエーテル)1〜2部 上記の配合物を実施例1と同様の方法で発泡しその導電
性(体積抵抗値)を測ったところ、図2の如くグラファ
イトのみ添加した場合は特定の抵抗値で環境依存性のな
いものがあるが(グラファイト30部系)、グラファイ
ト単独系で更に低抵抗で環境依存性の少ないものは得ら
れない(比較例)。図2のグラフ中符号Fは実施例2で
示したもののうちグラファイト微粉末30部、Ca(
lO4 2 の錯体(MP−100−E)1部を含むもの
であり、符号Gは夫々60部、2部を含むものである。
符号H〜Kは、グラファイト微粉末の添加のみのもので
あり、夫々10部、15部、30部、60部含有する。
しかしながら、Ca(lO4 2 の錯体併用により
抵抗値で環境依存性の少ないものが得られた(実施
例)。
【0014】比較例2 実施例1で導電性カーボンを添加せずLilO4 の錯
体のみを添加発泡したフォームのセルは微細で良好なフ
ォームが得られたものの導電性(体積抵抗値)の環境依
存性は大で添加部数を変えてもその傾向は変わらなかっ
た(図3)。図3のグラフ中符号Lは電子伝導機構及び
イオン伝導機構による導電性付与物質を全然添加しない
ものを示し、符号MはMP−100−Aのみを0.5部
含むもの、符号NはMP−100−Aのみを1.0部含
むものを夫々示す。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、電
子伝導機構のみならずイオン伝導機構を有し、環境の変
化に対しても比較的安定した導電性を有するものとな
る。また、機械的攪拌により、微密で均一なセルを有す
るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例と比較例との温度、湿度と体
積抵抗値との関係を示すグラフ。
【図2】グラファイトのみを入れたものとこの発明の実
施例との図1と同様のグラフ。
【図3】イオン伝導機構としてMP−100−Aのみを
入れたものと何も入れないものとの図1と同様のグラ
フ。
【図4】ローラーの斜視図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 3/22 3/24 C08L 75/04 NFY 8620−4J //(C08G 18/08 101:00) (C08L 75/04 49:00 8218−4J 75:00) 8620−4J 75:04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリウレタンフォームを構成する組成材
    料中に電子伝導機構による導電性付与物質とイオン伝導
    機構による導電性付与物質とを混合分散させた混合物を
    機械的攪拌によって発泡させて成る導電性ポリウレタン
    フォーム。
  2. 【請求項2】 電子伝導機構による導電性付与物質とし
    て、 (イ)カーボンやグラファイト系の粉末あるいは繊維物
    質、 (ロ)銅,ニッケル,銀等の導電性金属粉末あるいは繊
    維物質、 (ハ)酸化スズ,酸化チタン,酸化インジュウム等の金
    属酸化物の粉末あるいは繊維状物質、 (ニ)各種フィラーに金属メッキを施して導電性を付与
    した物質、 (ホ)ポリアセチレン,ポリピロール,ポリアセチレン
    等の有機系の導電性微粉末や繊維状物質、 から選択されることを特徴とする請求項1に記載の導電
    性ポリウレタンフォーム。
  3. 【請求項3】 イオン伝導機構による導電性付与物質と
    して、リチウム,ナトリウム,カリウム等の金属塩及び
    その錯体、あるいはカルシウム,バリウム等の金属塩及
    びその錯体又はそれらの複合体であることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の導電性ポリウレタンフォーム。
JP4086008A 1992-03-09 1992-03-09 導電性ポリウレタンフォーム Expired - Lifetime JP2601782B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4086008A JP2601782B2 (ja) 1992-03-09 1992-03-09 導電性ポリウレタンフォーム
DE1993618469 DE69318469T2 (de) 1992-03-09 1993-03-09 Leitfähiger Polyurethanschaumstoff
EP19930301782 EP0565237B1 (en) 1992-03-09 1993-03-09 Electroconductive polyurethane foam
US08/205,337 US5656344A (en) 1992-03-09 1994-03-03 Electroconductive polyurethane foam

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4086008A JP2601782B2 (ja) 1992-03-09 1992-03-09 導電性ポリウレタンフォーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05262907A true JPH05262907A (ja) 1993-10-12
JP2601782B2 JP2601782B2 (ja) 1997-04-16

Family

ID=13874670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4086008A Expired - Lifetime JP2601782B2 (ja) 1992-03-09 1992-03-09 導電性ポリウレタンフォーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2601782B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005061571A1 (ja) * 2003-12-24 2005-07-07 Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd. 軟質ポリウレタンフォームの製造方法、導電性軟質ポリウレタンフォームの製造方法、導電性ロールおよびその製造方法
JP2008009215A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Bridgestone Corp 導電性ローラ及びそれを備えた画像形成装置
JP2009249513A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Inoac Corp 金属粉末を含有するポリウレタン発泡体
JP2019001999A (ja) * 2017-06-13 2019-01-10 株式会社イノアック技術研究所 導電性発泡体

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3959574A (en) * 1974-04-26 1976-05-25 Xerox Corporation Biasable member and method for making
JPS52100968A (en) * 1976-02-20 1977-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Secondary electron redoubling material and its manufacture
JPS5418852A (en) * 1977-07-13 1979-02-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Semiconductive high polymer composition
JPS6472047A (en) * 1987-09-14 1989-03-16 Idemitsu Kosan Co Moisture sensitive resistant composition
US5011739A (en) * 1989-10-02 1991-04-30 Eastman Kodak Company Moisture stable biasable transfer members and method for making same

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3959574A (en) * 1974-04-26 1976-05-25 Xerox Corporation Biasable member and method for making
JPS52100968A (en) * 1976-02-20 1977-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Secondary electron redoubling material and its manufacture
JPS5418852A (en) * 1977-07-13 1979-02-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Semiconductive high polymer composition
JPS6472047A (en) * 1987-09-14 1989-03-16 Idemitsu Kosan Co Moisture sensitive resistant composition
US5011739A (en) * 1989-10-02 1991-04-30 Eastman Kodak Company Moisture stable biasable transfer members and method for making same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005061571A1 (ja) * 2003-12-24 2005-07-07 Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd. 軟質ポリウレタンフォームの製造方法、導電性軟質ポリウレタンフォームの製造方法、導電性ロールおよびその製造方法
JP2008009215A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Bridgestone Corp 導電性ローラ及びそれを備えた画像形成装置
JP2009249513A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Inoac Corp 金属粉末を含有するポリウレタン発泡体
JP2019001999A (ja) * 2017-06-13 2019-01-10 株式会社イノアック技術研究所 導電性発泡体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2601782B2 (ja) 1997-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0565237B1 (en) Electroconductive polyurethane foam
KR101427243B1 (ko) 도전성 공급롤러의 제조방법, 이로부터 제조된 공급롤러 및이를 포함하는 정전기적 기록장치
US5834116A (en) Electroconductive roller
CN104968699B (zh) 导电性高分子材料、导电性高分子材料的制造方法和图像形成装置构件
US5454980A (en) Method of making bubble and foreign particle free electrically conductive polyurethanes
JPH0733977A (ja) 導電性ポリウレタンエラストマー
US6572791B2 (en) Electroconductive elastic member, elastic member and image formation equipment
JP2601782B2 (ja) 導電性ポリウレタンフォーム
JP3356188B2 (ja) 画像形成装置用導電性ローラー
JP2006225552A (ja) 電子写真装置用ローラー、これを用いたプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP4360174B2 (ja) 導電性ロール及びその製造方法
JP3526322B2 (ja) 電子写真機構で使用される導電性ローラ
JP3186541B2 (ja) 導電性部材及びこれを用いた電子写真装置
JP2979428B2 (ja) 電子写真用ローラー
JP2000320536A (ja) 導電性弾性ローラの製造方法及びその方法により得られた導電性弾性ローラ
KR100329213B1 (ko) 전도성 폴리우레탄 제조용 조성물
JP3570458B2 (ja) ウレタンフォーム製造用組成物、弾性材料及び弾性部材
JP3031930B2 (ja) 事務機器用ローラ
JP2001173640A (ja) 導電性ローラ
JP3331936B2 (ja) 半導電性高分子弾性部材
JP3079495B2 (ja) 導電性ローラー
JP3357833B2 (ja) 高分子材料,導電性部材及び画像形成装置
JP3013665B2 (ja) 電子写真用導電性部材
JPH04256985A (ja) 導電性ローラー
JP4735907B2 (ja) 画像形成装置用導電性弾性部材、及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19961022

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100129

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110129

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110129

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120129

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120129

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 16

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 16