JPH05262816A - 熱潜在性有機金属触媒 - Google Patents

熱潜在性有機金属触媒

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JPH05262816A
JPH05262816A JP4091986A JP9198692A JPH05262816A JP H05262816 A JPH05262816 A JP H05262816A JP 4091986 A JP4091986 A JP 4091986A JP 9198692 A JP9198692 A JP 9198692A JP H05262816 A JPH05262816 A JP H05262816A
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JP
Japan
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group
organometallic
compound
catalyst
organometallic catalyst
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Pending
Application number
JP4091986A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Ishidoya
昌洋 石戸谷
Kenji Shibamoto
健二 芝本
Kuniyoshi Ogura
邦義 小倉
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】(A)活性水素を有さない電子供与性化合物と
(B)Mg、Al、Ca、Sn、Pb又は長周期表にお
ける第4周期から第6周期のうち3A族から7A族、8
族、1B族及び2B族に属する遷移金属原子から選ばれ
る金属原子に炭素数1〜20のアルキル基、アリール
基、アルコキシ基、アシルオキシ基、又は活性メチレン
基に隣接したカルボニル基から選ばれる1種又は2種以
上の有機基を1〜6結合している有機金属化合物との錯
体から成る熱潜在性有機金属触媒。 【効果】比較的低い温度において、化学性能、物理性
能、さらには耐候性などに優れる硬化物を与え、かつ良
好な貯蔵安定性を有し、一液型として利用可能な熱硬化
性組成物を得るのに有用な熱潜在性有機金属触媒として
用いる事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な熱潜在性有機金属
触媒、さらに詳しくは、例えば塗料、インク、接着剤、
成形品などに有用な熱硬化性組成物に好適に用いられる
熱潜在性有機金属触媒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、有機金属化合物が配位重合触媒と
して、開環重合、付加重合、縮重合反応において活性を
示すことは知られており例えばシラノール基やアルコキ
シシラン基の縮合反応、エポキシ基やビニルエーテル基
の重合反応、カルボキシル基やアミノ基とエポキシ基と
の付加反応などを利用した熱硬化性組成物において有用
な触媒となることは公知であり、塗料、インク、接着
剤、あるいはプラスチック成形品などの分野において広
く利用されている。このような有機金属化合物として、
例えばオクチル酸スズがカルボキシル基とエポキシ基と
の付加反応を応用した熱硬化性組成物において有用な触
媒となることが示されている(米国特許第426187
1号明細書)。しかしながら、有機金属化合物を前記反
応に応用した熱硬化性組成物においては、低温時の硬化
性が促進される反面、該組成物が貯蔵中にゲル化を起こ
したり、可使時間が短くなるなどの欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、比較的低い
温度において、化学性能、物理性能、さらには耐候性な
どに優れる硬化物を与え、かつ良好な貯蔵安定性を有
し、一液型として利用可能な熱硬化性組成物を得るのに
有用な熱潜在性有機金属触媒を提供することを目的とし
てなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、活性水素を有
さない電子供与性化合物と特定の有機金属化合物との錯
体から成る熱潜在性有機金属触媒により、その目的を達
成しうることを見い出し、この知見に基づいて本発明を
完成するに至った。すなわち、本発明は、塩基性物質と
有機金属化合物との錯体から成る熱潜在性有機金属触媒
において、有機金属化合物が、一般式[1] (R1)n−M …[1] (式中のR1は炭素数1〜20のアルキル基、アリール
基、アルコキシ基、アシルオキシ基、又は活性メチレン
基に隣接したカルボニル基から選ばれる1種又は2種以
上の有機基、MはMg、Al、Ca、Sn、Pb又は長
周期表における第4周期から第6周期のうち3A族から
7A族、8族、1B族及び2B族に属する遷移金属原
子、nは1〜6の整数である)で表されるものであり、
かつ塩基性物質が活性水素を有さない電子供与性化合物
である熱潜在性有機金属触媒を提供するものである。以
下本発明を詳細に説明する。
【0005】本発明の熱潜在性有機金属触媒において用
いられる有機金属化合物は、一般式[1] (R1)n−M …[1] (式中のR1は炭素数1〜20のアルキル基、アリール
基、アルコキシ基、アシルオキシ基、又は活性メチレン
基に隣接したカルボニル基から選ばれる1種又は2種以
上の有機基、MはMg、Al、Ca、Sn、Pb又は長
周期表における第4周期から第6周期のうち3A族から
7A族、8族、1B族及び2B族に属する遷移金属原
子、nは1〜6の整数である)で表される化合物であ
る。この式中、R1の好ましいものとしてはアルキル基
であり、Mの好ましいものとしてはCa、Sn、Pb、
Zn、Coである。
【0006】このような有機金属化合物の具体例として
は、例えばアルミニウムアセチルアセトネート、鉄アセ
チルアセトネート、ジルコニウムアセチルアセトネー
ト、ジブチルスズアセチルアセトネート、ジブチルスズ
ジラウレート、ジオクチルスズエステルマレート、ナフ
テン酸マグネシウム、ナフテン酸カルシウム、ナフテン
酸マンガン、ナフテン酸鉄、ナフテン酸コバルト、ナフ
テン酸銅、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸ジルコニウム、
ナフテン酸鉛、オクチル酸カルシウム、オクチル酸マン
ガン、オクチル酸鉄、オクチル酸コバルト、オクチル酸
亜鉛、オクチル酸ジルコニウム、オクチル酸スズ、オク
チル酸鉛、ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸コバルト、ステアリン酸亜鉛、ステア
リン酸鉛などが挙げられ、好ましくはジブチルスズアセ
チルアセトネート、ジブチルスズジラウレート、ジオク
チルスズエステルマレート、ナフテン酸カルシウム、ナ
フテン酸コバルト、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸鉛、オ
クチル酸カルシウム、オクチル酸コバルト、オクチル酸
亜鉛、オクチル酸スズ、ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸
カルシウム、ステアリン酸コバルト、ステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸鉛などが挙げられる。これらの有機金
属化合物は1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせ
て用いてもよい。
【0007】一方、本発明の熱潜在性触媒において用い
られる、活性水素を有さない電子供与性化合物として
は、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメ
チルアセトアミド、N−メチルピロリドン、ヘキサメチ
ルリン酸トリアミドのようなアミド系化合物、ジメチル
スルホキシドのようなスルホキシド系化合物、ジエチル
エーテルやテトラヒドロフランのようなエーテル系化合
物、ジメチルスルフィドのようなチオエーテル系化合
物、リン酸トリメチルやリン酸トリエチルおよびリン酸
トリブチルのようなリン酸エステル系化合物、トリメチ
ルホウ酸のようなホウ酸エステル系化合物、酢酸エチル
や酢酸ブチルのようなカルボン酸エステル系化合物、炭
酸エチレンのような炭酸エステル系化合物、トリエチル
アミン、ピリジン、N−メチルモルホリン、N−メチル
ピロリジン、N−メチルピペリジン、N−メチルイミダ
ゾールなどの各種3級アミン化合物、あるいはトリブチ
ルホスフィンのようなトリアルキルホスフィン系化合物
などが挙げられる。これらの活性水素を有さない電子供
与性化合物は1種用いてもよいし、2種以上を組み合わ
せて用いてもよい。
【0008】本発明の熱潜在性有機金属触媒は前記活性
水素を有さない電子供与性化合物と前記有機金属化合物
との錯体から成るものであって、該有機金属化合物の空
の軌道に対する活性水素を有しない電子供与性化合物の
モル比は0.1〜4の範囲にあるのが好ましく、特に0.
5〜2の範囲にあるのが好ましい。このモル比が0.1
未満では貯蔵時に有機金属化合物の触媒活性を十分に抑
制することができないおそれがあるし、4を超えると加
熱時に触媒活性を発揮しにくくなる傾向がみられる。前
記活性水素を有さない電子供与性化合物と前記有機金属
化合物は、例えば適当な溶媒中であらかじめ混合して錯
体化し、熱潜在性有機金属触媒としても良いし、あるい
は熱硬化性組成物などの反応性組成物中に別々に添加し
て混合することにより錯体化し、熱潜在性有機金属触媒
としてもよい。
【0009】本発明の熱潜在性有機金属触媒は、有機金
属化合物が触媒活性を示す開環重合、付加重合および縮
重合反応に利用できる。このような反応としては、例え
ばシラノール基やアルコキシシラン基の縮合反応、エポ
キシ基やビニルエーテル基の開環重合反応、カルボキシ
ル基、アミノ基、1−アルコキシエステルなどとエポキ
シ基との付加反応などが挙げられる。本発明の熱潜在性
触媒は、このような反応を利用した熱硬化性組成物にお
いて、その硬化時には硬化反応を促進し、硬化物に良好
な化学性能及び物理性能を付与するとともに、その貯蔵
時には長期にわたる安定性を実現する成分であり、該触
媒が触媒活性を示す温度としては60℃以上が望まし
い。この温度が60℃未満である場合、それを添加した
熱硬化性組成物は貯蔵中に増粘したりゲル化するなど、
好ましくない事態を招来するおそれがある。
【0010】さらに、本発明の熱潜在性触媒は前記熱硬
化性組成物に1種配合してもよいし、2種以上を組み合
わせて配合してもよく、またその配合量は、該組成物の
総固形分量100重量部当たり、通常0.01〜10重
量部の範囲、好ましくは0.02〜5の範囲で選ばれ
る。本発明の熱潜在性有機金属触媒を添加した場合、前
記反応を応用した熱硬化性組成物が硬化に要する温度及
び時間については、反応の種類、熱潜在性有機金属触媒
の種類などにより異なるが、通常60〜200℃の範囲
の温度で、2分ないし1時間程度加熱することにより、
硬化が完了する。本発明の熱潜在性有機金属触媒は、熱
硬化性組成物中に、あるいは着色顔料、フィラー、溶
剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤などが必要に応じて配合
された熱硬化性組成物中に添加して、塗料、インク、接
着剤、成形品などに用いることができる。
【0011】
【実施例】次に、実施例によって本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定さ
れるものではない。 製造例1〜3 化合物B−1〜B−3溶液の製造 (1)単量体C−1の製造 栓付きフラスコ中に下記成分を仕込み、室温で24時間
撹拌することにより目的物であるビニルエーテル基含有
メタクリレートC−1を得た。 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 130.0重量部 3,4−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル−メチル− 3,4−ジヒドロ−2H−ピラン−2−カルボキシレート 224.0重量部 ドデシルベンゼンスルホン酸 0.3重量部 なお、ガスクロマトグラフィーにより求めた有効分含有
量は98.6wt%であった。
【0012】(2)化合物B−1〜B−3溶液の製造 温度計、還流冷却器、撹拌機、滴下ロートを備えた4つ
口フラスコに、それぞれ初期仕込み溶剤(キシレン)4
0.0重量部を仕込み、撹拌下で加熱し、100℃を保
った。次に100℃の温度で、第1表記載の組成の単量
体及び重合開始剤混合物(滴下成分)を2時間かけて滴
下ロートより等速滴下した。滴下終了後、100℃の温
度を1時間保ち、第1表記載の組成の重合開始剤溶液
(追加触媒)を添加し、さらに100℃の温度を2時間
保ったところで反応を終了し、それぞれ第1表記載の特
性を有する化合物B−1〜B−3溶液を得た。
【0013】
【表1】
【0014】注 1)不揮発分測定条件 50℃、0.1mmHgで3時間 2)粘度:ガードナー粘度(25℃) [JIS K-5400(1990)4.5.1ガードナー型
泡粘度計法による]
【0015】製造例4 化合物B−4溶液の製造 (1)ポリカルボン酸の製造 温度計、還流冷却器、撹拌機、滴下ロートを備えた4つ
口フラスコに下記成分を仕込み、撹拌下で加熱し120
℃に昇温した。 ペンタエリスリトール 136.0重量部 メチルイソブチルケトン 538.7重量部 次いで、120℃を保ちながらメチルヘキサヒドロフタ
ル酸無水物672.0重量部を2時間かけて滴下し、混
合物の酸価(ピリジン/水重量比=9/1混合液で約5
0重量倍に希釈し、90℃で30分間加熱処理した溶液
を水酸化カリウム標準溶液で滴定)が、170以下にな
るまで加熱撹拌を継続することによって、4官能ポリカ
ルボン酸化合物溶液を得た。
【0016】(2)化合物B−4溶液の製造 前記の方法で得られたポリカルボン酸化合物溶液を用い
て、前記と同様のフラスコ中に下記組成の混合物を仕込
み、50℃を保ちながら撹拌した。 前記(1)のポリカルボン酸化合物溶液 336.7重量部 イソブチルビニルエーテル 120.2重量部 35wt%塩酸 0.2重量部 メチルイソブチルケトン 46.3重量部 混合物の酸価が12以下となったところで反応を終了
し、放冷後分液ロートに生成物を移した。得られた生成
物は、分液ロート中で10wt%炭酸ナトリウム水溶液1
00重量部でアルカリ洗浄後、洗浄液のpHが7以下にな
るまで300重量部の脱イオン水で水洗を繰り返した。
その後、有機層中にモレキュラーシーブ4A1/16
[和光純薬(株)製、商品名]を加え、室温で3日間乾
燥することによって、不揮発分60wt%、ガードナー粘
度E−F(25℃)の化合物B−4溶液を得た。
【0017】実施例1〜4 試験管中に、それぞれメチルイソブチルケトン/酢酸エ
チル(重量比1/1)混合溶媒50.0重量部を仕込
み、これにそれぞれ第2表の組成となるように各化合物
を撹拌しながら混合した。その後試験管を3時間静置す
ることにより、熱潜在性有機金属触媒A−1〜A−4の
50wt%溶液を得た。
【0018】
【表2】
【0019】熱硬化性組成物への応用 応用例1〜4 第3表の組成の原料を混合し、シンナー(キシレン/酢
酸n−ブチル=8/2重量比)で1ポイズ(ブルックフ
ィールド型粘度計による20℃での測定値)に希釈して
熱硬化性組成物とした。得られた各組成物を30℃で3
0日間密封貯蔵後、再び粘度測定したところ、それぞれ
第3表に示すように、ほとんど粘度増加が認められず、
優れた貯蔵安定性を示した。また、同様の組成物をブリ
キ板上に流し塗りし、120℃で30分間焼付け硬化膜
を作成した。得られた各硬化膜の膜厚が30μmの部位
についてヌープ硬度[(株)島津製作所製のM型微小硬度
計による20℃での測定値、ASTM D-1474]を
測定したところ、それぞれ第3表に示すように優れた硬
度を示した。
【0020】
【表3】
【0021】比較応用例1〜4 第4表の組成の原料を用いて、熱硬化性組成物を作成
し、応用例1〜4と同様にして貯蔵安定性試験を行った
ところ、有機金属化合物がなんら熱潜在化されていない
ため、経時的に著しく粘度増加し、最終的にはそれぞれ
第4表に示すような日数でゲル化した。
【0022】
【表4】
【0023】比較応用例5〜8 第5表の組成の原料を混合し、応用例1〜4と同様にし
て硬化膜を作成したところ、触媒が存在していないた
め、すべての組成物においてヌープ硬度が測定できるほ
どの硬度は得られなかった。
【0024】
【表5】
【0025】
【発明の効果】本発明の熱潜在性有機金属触媒は、比較
的低い温度において、化学性能、物理性能、さらには耐
候性などに優れる硬化物を与え、かつ良好な貯蔵安定性
を有し、一液型として利用可能な熱硬化性組成物を与え
ることができ、該組成物は、例えば塗料、インク、接着
剤、成形品などに好適に用いられる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩基性物質と有機金属化合物との錯体から
    成る熱潜在性有機金属触媒において、有機金属化合物
    が、一般式[1] (R1)n−M …[1] (式中のR1は炭素数1〜20のアルキル基、アリール
    基、アルコキシ基、アシルオキシ基、又は活性メチレン
    基に隣接したカルボニル基から選ばれる1種又は2種以
    上の有機基、MはMg、Al、Ca、Sn、Pb又は長
    周期表における第4周期から第6周期のうち3A族から
    7A族、8族、1B族及び2B族に属する遷移金属原
    子、nは1〜6の整数である)で表されるものであり、
    かつ塩基性物質が活性水素を有さない電子供与性化合物
    である熱潜在性有機金属触媒。
JP4091986A 1992-03-18 1992-03-18 熱潜在性有機金属触媒 Pending JPH05262816A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003085062A1 (en) * 2002-04-01 2003-10-16 3M Innovative Properties Company Cationic polymerizable adhesive composition and anisotropically electroconductive adhesive composition
JP2015078336A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 小林 博 部品同士ないしは基材同士からなる被接合体の接合および接合方法

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