JPH05262739A - 6−チオノ−5,6−ジヒドロ−ジベンズ〔b,e〕アゼピン−11−オン−11−オキシム類 - Google Patents

6−チオノ−5,6−ジヒドロ−ジベンズ〔b,e〕アゼピン−11−オン−11−オキシム類

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JPH05262739A
JPH05262739A JP4336790A JP33679092A JPH05262739A JP H05262739 A JPH05262739 A JP H05262739A JP 4336790 A JP4336790 A JP 4336790A JP 33679092 A JP33679092 A JP 33679092A JP H05262739 A JPH05262739 A JP H05262739A
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alkyl
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Hanno Wild
ハンノ・ビルト
Wolfgang Roeben
ボルフガング・レベン
Arnold Dr Paessens
アルノルト・ペセンス
Gehr Joerg Petersen-Von
イエルク・ペーターゼン−フオン・ゲール
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    • C07D223/14Heterocyclic compounds containing seven-membered rings having one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D223/18Dibenzazepines; Hydrogenated dibenzazepines
    • C07D223/20Dibenz [b, e] azepines; Hydrogenated dibenz [b, e] azepines
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 式 の6−チオノ−ジベンズ〔b,e〕アゼピン類(ここ
で、A、B及びDは、水素、アミノ、ニトロ、ハロゲ
ン、シアノ、ヒドロキシル、トルフルオロメチル、トル
フルオロメトキシ、アルキル又はアルコキシであり、E
は水素又はアルキルであり、RはC3〜6シクロアル
キル、2−テトラヒドロピラニル、C2〜8アシル又は
1〜10(置換)アルキル等である)。 【効果】 逆転写酵素阻害剤特に抗レトロウイルス剤と
して有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は6−チオノ−ジベンズ
〔b,e〕アゼピン類、それらの製造方法及び抗レトロ
ウイルス剤(antiretroviral agents)としてのそれら
の利用に関する。
【0002】
【従来の技術】置換5,6−ジヒドロ−ジベンズ〔b,
e〕アゼピン−6,11−ジオン−11−オキシム類が
向精神性作用(psychotropic action)を有することは
既に知られている。
【0003】
【発明の開示】本発明は、一般式(I)
【0004】
【化2】
【0005】式中、A、B及びDは同一もしくは相異な
り、水素、アミノ、ニトロ、ハロゲン、シアノ、ヒドロ
キシル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、
又はそれぞれ最大8個の炭素原子を有する直鎖状もしく
は分岐鎖状のアルキルもしくはアルコキシを表わし、E
は水素又は最大6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは
分岐鎖状のアルキルを表わし、R1は水素を表わすか、
3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキルを表わす
か、2−テトラヒドロピラニルを表わすか、最大8個の
炭素原子を有する直鎖状もしくは分岐鎖状のアシルを表
わすか、或いはそれぞれ、ハロゲン、ヒドロキシル又は
カルボキシルにより、最大6個の炭素原子を有する直鎖
状もしくは分岐鎖状のアルコキシカルボニルにより、又
は式−NR23の基により置換されていてもよい、それ
ぞれ最大10個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分岐
鎖状のアルキル又はアルケニルを表わし、ここで、R2
及びR3は同一もしくは相異なり、水素、最大8個の炭
素原子を有する直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル又は
フエニルを表わすか、或いはR2及びR3は窒素原子と一
緒になつて、S、N及びOよりなる群から選ばれる、最
大2個の更なるヘテロ原子を有する5−〜7−員の飽和
又は不飽和の複素環式環を形成し、或いはアルキル又は
アルケニルは、さらに最大5つの同一もしくは相異なる
ハロゲンで置換されていることができるフエニルで置換
されていてもよい、で示される6−チオノ−ジベンズ
〔b,e〕アゼピン類及びそれらの生理学的に許容しう
る塩に関する。
【0006】6−チオノ−ジベンズ〔b,e〕アゼピン
類の生理学的に許容しうる塩は、本発明の物質の鉱酸、
カルボン酸又はスルホン酸との塩であることができる。
特に好ましい塩は、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、リ
ン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トルエン
スルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ナフタレンジスルホ
ン酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、
フマール酸、マレイン酸又は安息香酸との塩である。
【0007】複素環は一般的に、ヘテロ原子として最大
2の酸素、硫黄及び/又は窒素原子を含有することがで
きる5〜7員、好ましくは5〜6員の飽和又は不飽和の
環を表わす。好ましい5〜6員環は、酸素、硫黄及び/
又は最大2窒素原子を有するものである。以下のものが
特に好ましいものとして挙げられる:ピロリル、ピラゾ
リル、ピリジル、ピリミジル、ピラジニル、ピリダジニ
ル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリル、イソオ
キサゾリル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニ
ル、テトラゾリル又はモルフオリニル。
【0008】本発明の化合物は、像及び鏡像としての挙
動を示す(エナンチオマー)又は像又は鏡像としての挙
動を示さない(ジアステレオマー)ところの立体異性体
の形で存在することができる。本発明は、一方の対称物
(antipodes)及びラセミ体の両方、並びにジアステレ
オマー混合物に関する。ラセミ体は既知の方法で、ジア
ステレオマーのように、立体異性体的に均一な構成体に
分離することができる〔E.L.Eliel,Stereochemistry
of Carbon Compounds,McGraw Hill,1962参
照〕。
【0009】一般式(II)
【0010】
【化3】
【0011】の基において、C=N 二重結合はE−又
はZ−配置のいずれでもありうるし、又はE/Z混合物
であることができる。
【0012】一般式(I)の好ましい化合物は、A、B
及びDが同一もしくは相異なり、水素、フツ素、塩素、
ヒドロキシル、トリフルオロメチル、トリフルオロメト
キシ又はそれぞれ最大6個の炭素原子を有する直鎖状も
しくは分岐鎖状のアルキルもしくはアルコキシを表わ
し、Eが水素又は最大4個の炭素原子を有する直鎖状も
しくは分岐鎖状のアルキルを表わし、R1が水素を表わ
すか、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル又は2−テトラヒドロピラニルを表わすか、最大6個
の炭素原子を有する直鎖状もしくは分岐鎖状のアシルを
表わすか、或いは、それぞれフツ素、ヒドロキシル又は
カルボキシルにより、最大4個の炭素原子を有する直鎖
状もしくは分岐鎖状のアルコキシカルボニルにより、又
は式−NR23の基により置換されていてもよい、それ
ぞれ最大8個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分岐鎖
状のアルキル又はアルケニルを表わし、ここで、R2
びR3は同一もしくは相異なり、水素又は最大6個の炭
素原子を有する直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキルを表
わすか、或いはR2とR3は窒素原子と一緒になつてモル
ホリン又はピペラジン環を形成し、或いはアルキルはさ
らに同一もしくは相異なる最大5つのフツ素、塩素又は
臭素で置換されていることができるフエニルで置換され
ていてもよい、化合物、及びそれらの生理学的に許容さ
れる塩であるものである。
【0013】一般式(I)の特に好ましい化合物は、
A、B及びDが同一もしくは相異なり、水素、フツ素、
塩素又はそれぞれ最大4個の炭素原子を有する直鎖状も
しくは分岐鎖状のアルキル又はアルコキシを表わし、E
が水素、メチル又はエチルを表わし、R1が水素を表わ
すか、シクロプロピル又は2−テトラヒドロピラニルを
表わすか、最大4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは
分岐鎖状のアシルを表わすか、或いはそれぞれヒドロキ
シル、カルボキシル、フツ素、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニルもしくはプロポキシカルボニルによ
り、又は式−NR23の基により置換されていてもよ
い、それぞれ最大6個の炭素原子を有する直鎖状もしく
は分岐鎖状のアルキル又はアルケニルを表わし、ここ
で、R2及びR3は同一もしくは相異なり、水素又は最大
4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分岐鎖状のアル
キルを表わすか、R2とR3は窒素原子と一緒になつてモ
ルホリン環を形成し、或いはアルキルが同一もしくは相
異なる最大5つのフツ素又は塩素で置換されていること
ができるフエニルで置換されていてもよい、化合物、及
びそれらの生理学的に許容される塩であるものである。
【0014】更に、本発明の一般式(I)の化合物の製
造方法が見出され、それは一般式(III)
【0015】
【化4】
【0016】式中、A、B、D及びEは上記の意味を有
する、で示される化合物を、不活性溶媒中で、もし適当
ならば塩基の存在下に、一般式(IV)
【0017】
【化5】H2N-O-R1 (IV) 式中、R1は上記の意味を有する、で示されるヒドロキ
シルアミン類と先ず反応させ、そして−N−E基に隣接
するカルボニル官能基をロウソンの試薬(Lawesson′s
reagent)を用いてチオカルボニル官能基に転換し、そ
して、もし適当ならば置換基A、B、D及びR1を慣用
の化学的方法で変化させ、またEが水素を表わさない場
合はアルキル化を既知方法で同様に実施することを特徴
とするものである。
【0018】本発明の方法は下記反応式を例として説明
することができる:
【0019】
【化6】
【0020】2つの反応工程に好適な溶媒は、反応条件
下変化しない通常の有機溶媒である。これらには好まし
くは、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン、グリコールジメチルエーテルの如きエーテル類、
ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキ
サン又は鉱物油留分の如き炭化水素類又は、ジクロルメ
タン、トリクロルメタン、テトラクロルメタン、ジクロ
ルエチレン、トリクロルエチレン、又はクロルベンゼン
の如きハロゲン化炭化水素類、又は酢酸エチル、又はト
リエチルアミン、ピリジン、ジメチルスルホキシド、ジ
メチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホリツクトリア
ミド、アセトニトリル、アセトン又はニトロメタンが包
含される。上記溶媒の混合物を用いることも可能であ
る。ピリジンは最初の反応工程のために好適であり、ト
ルエンは2番目に対してそうである。 好適な塩基は慣
用の塩基性化合物である。これらには好ましくは炭酸ナ
トリウムや炭酸カリウムの如きアルカリ金属又はアルカ
リ土類金属炭酸塩、又はナトリウムメトキサイド或いは
エトキサイド、カリウムメトキサイド或いはエトキサイ
ド、又はカリウムt−ブトキサイドの如きアルカリ金属
アルコキサイド、又はベンジルトリメチルアンモニウム
ヒドロキサイド、テトラブチルアンモニウムヒドロキサ
イド、ピリジン、トリエチルアミン又はN−メチルピペ
リジンの如き有機アミンが包含される。
【0021】反応工程は、+30℃〜+150℃、好ま
しくは+50℃〜+120℃の温度範囲で一般的に実施
される。
【0022】該方法は一般的に常圧で実施される。
【0023】しかしながら、減圧下又は昇圧下(例えば
0.5〜5バールの範囲)で該方法を実施することも可
能である。
【0024】アルキル化(E≠H)のために好適な溶媒
は、同様に反応条件下に変化しない慣用の有機溶媒であ
る。これらには好ましくは、ジエチルエーテル、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテ
ルの如きエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン、
ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱物油留分の如き炭化水
素類、又はジクロルメタン、トリクロルメタン、テトラ
クロルメタン、ジクロルエチレン、トリクロルエチレン
又はクロルベンゼンの如きハロゲン化炭化水素類、又は
酢酸エチル、又はトリエチルアミン、ピリジン、ジメチ
ルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチル
ホスホリツクトリアミド、アセトニトリル、アセトン又
はニトロメタンが包含される。上記溶媒の混合物を用い
ることも可能である。アセトンが好ましい。
【0025】アルキル化は上記溶媒中で0℃〜+150
℃の温度、好ましくは室温から+100℃迄の温度で、
常圧下実施される。
【0026】一般式(III)の化合物はそれ自身公知
であり、又は慣用の方法で製造することができる(例え
ば米国特許3,431,257号参照)。
【0027】一般式(IV)のヒドロキシルアミン類も
公知であるか、又は文献から知ることのできる方法で製
造することができる。
【0028】ここに述べられた阻害剤は、逆転写酵素
(reverse transcriptase)の阻害剤であり、酵素阻害
剤が適切な全ての目的のために用いることができる。こ
れは、例えば酵素活性測定の精度及び選択性を改善する
ための診断における利用である。アフイニテイ−クロマ
トグラフイーにおいては、それらをアフイニテイ標識と
して用いることができ、研究においては酵素反応の反応
機構を明らかにするために用いることができる。
【0029】更に驚くべきことに、本発明の一般式
(I)の化合物はレトロウイルスに対して極めて強力な
作用を有することがわかつた。それらはレンチウイルス
感染(lentivirus-infected)細胞培養物において活性
を示す。これをHIVウイルスを用いて示すことができ
た。
【0030】培養細胞におけるHIV感染 HIV試験はパウエルスら(Pauwels et al)の方法〔J
ournal of Virological〕Methods 20,(198
8),309−321〕に従い、少し改良して実施し
た。
【0031】正常なヒト血液リンパ球(lymphocytes)
(PBLs)をフイコール−ハイパーク(Ficoll-Hypaq
ue)を用いて濃縮し、RPMI 1640及び20%牛
胎児血清中で植物性赤血球凝集素(90μg/ml)及
びインターロイキン−2(40U/ml)で刺激した。
感染性HIVで感染するため、PBLをペレツト化し、
そして該細胞ペレツトを1mlのHIVウイルス吸着溶
液に懸濁させ、37℃で1時間インキユベートした。
【0032】一方、本発明の化合物の抗ウイルス効果を
試験するため、正常なヒト血液リンパ球の代りにHIV
感受性H9細胞を用いた。
【0033】該ウイルス吸着溶液を遠心し、感染した細
胞ペレツトを成長培地に採取し、1×105細胞/ml
の濃度にした。この方法で感染させた細胞を96穴マイ
クロタイタープレートにピペツトし、1×104細胞/
ウエルとした。
【0034】マイクロタイタープレートの最初の縦列は
成長培地と感染していない細胞だけを含有し、他は上記
と全く同じに処理した(細胞対照)。マイクロタイター
プレートの第2の縦列は、成長培地中にHIV感染細胞
だけを含有した(ウイルス対照)。他のウエルは、マイ
クロタイタープレートの第3の縦列からスタートして、
試験物質を2段毎に(in 2-fold steps)、210倍で希
釈して、異なる濃度で本発明の化合物を含有させた。
【0035】試験物(test fatches)を、非処理ウイル
ス対照中にHIVに典型的な多核質(syncytia)形成が
おこるまで(感染後3日〜6日)37℃でインキユベー
トし、そしてそれを顕微鏡で評価した。この試験条件下
で、非処理ウイルス対照には約20−50の多核質が生
起し、一方、非処理細胞対照は全く多核質を含有しなか
つた。
【0036】IC50値は、本発明の化合物で処理するこ
とにより50%(約10−20多核質)のウイルス誘起
多核質が抑制された、処理された感染細胞の濃度として
決定した。
【0037】今回、本発明の化合物が、HIV感染細胞
をウイルス誘起の細胞破壊(virus-induced cell destr
uction)から保護することが見い出された。
【0038】
【表1】 本発明の化合物は、レトロウイルスに起因する病気の処
置及び予防のためのヒト及び獣医薬において有用な活性
物質である。
【0039】ヒト医薬における適応症領域を挙げるとす
れば、例えば 1.) ヒトレトロウイルス感染症の処置及び予防 2.) HIV I(ヒト免疫不全ウイルス;公式にはH
TLV III/LAVと呼ばれる)及びHIV IIに
より起る病気(AIDS)及びARC(AIDS関連合
併症:AIDS−related complex)及びLAS(リン
パ節疾患症候群:lymphadenopathy syndrome)の如きそ
れらに関連した段階、並びにこのウイルスにより起こさ
れた免疫不全及び脳疾患の処置及び予防。
【0040】3.) HTLV−I又はHTLV−II
感染の処置と予防 4.) AIDS−キヤリヤー(carrier)状態〔AID
S−伝搬者(transmitter)状態〕の処置及び予防。
【0041】獣医薬の適応症を挙げれば、例えば a) マデヴイスナ病(Maedivisna)(羊及び山羊で) b) 進行性肺炎ウイルス(progressive pneumonia vi
rus)(PPV)(羊及び山羊で) c) ヤギ関節炎脳炎ウイルス(caprine arthritis en
cephalitis virus)(羊及び山羊で) d) ゼヴエゲルツイキテウイルス(Zwoegerziekte vi
rus)(羊で) e) 伝染性貧血(anaemia)ウイルス(馬の) f) ネコ白血病ウイルスによる感染症 g) ネコ免疫不全症ウイルス(FIV)による感染症 h) サル免疫不全症ウイルス(SIV)による感染症 上記項2、3及び4がヒト医薬における適応症から好ま
しいものである。
【0042】本発明は、非毒性・不活性の薬学的に適切
な賦形剤に加えて式(I)の化合物の1又はそれ以上を
含有する、或いは1又はそれ以上の式(I)の化合物か
らなる、薬学的調製剤、及びこれらの調製剤の製造方法
を包含する。
【0043】式(I)の活性物質は上記薬学的調製剤中
に、混合物全体の約0.1〜99.5重量%、好ましくは
約0.5〜95重量%の濃度で好ましくは存在すべきで
ある。
【0044】式(I)の化合物の他に、上記薬学的調製
剤は他の薬学的活性物質を含有することもできる。
【0045】上記薬学的調製剤は、公知の方法例えば単
一又は複数の活性物質を単一又は複数の賦形剤と混合す
ることにより、慣用の方法で製造される。
【0046】一般的に、所望の結果を達成するために
は、本発明の活性物質を各24時間に体重1kg当り総
量で約0.1〜約200mg、好ましくは1〜100m
gをもし適当ならいくつかに分けた投薬形態で投与する
のが、ヒト及び獣医薬の両方において有利であることが
証明された。個々の投薬には該活性化合物が好ましくは
約1〜約80、特に1〜30mg/kg体重の量で含有
される。しかし、特に処置されるべき主体の性質や体
重、病気の種類や重篤度、調製剤や薬剤投与形式の種
類、並びに投与を行う時刻や間隔により、上記投薬量か
ら離れる必要もありうる。
【0047】
【実施例】製造実施例 実施例1 (E/Z)−2−クロロ−11−(ペンタフルオロフエ
ニル)メトキシイミノ−6−チオノ−5,6−ジヒドロ
−11H−ジベンズ〔b,e〕アゼピン
【0048】
【化7】
【0049】11mlのトルエン中の200mg(0.
44ミリモル)の2−クロロ−11−(ペンタフルオロ
フエニル)メトキシイミノ−6−オキソ−5,6−ジヒ
ドロ−11H−ジベンズ〔b,e〕アゼピンを、89m
g(0.22ミリモル)のロウソンの試薬(Lawesson′s
reagent)で処理し、還流下3時間加熱する。そして混
合物を濃縮し、残渣を、トルエン/石油エーテル20:
1を用いてシリカゲルで精製する。
【0050】収量:163mg1 H−NMR(CDCl3)+DMSO):δ=5.30
(s,2H);7.20−7.50(m,6H);8.2
7(d,J=8 Hz,1H);12.47(s,N
H)。
【0051】表1に示された実施例は実施例1に類似の
方法で製造される。
【0052】
【表2】
【0053】なお、本発明の主な特徴及び態様を要約す
れば次のとおりである。
【0054】1.一般式(I)
【0055】
【化8】
【0056】式中、A、B及びDは同一もしくは相異な
り、水素、アミノ、ニトロ、ハロゲン、シアノ、ヒドロ
キシル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、
又はそれぞれ最大8個の炭素原子を有する直鎖状もしく
は分岐鎖状のアルキルもしくはアルコキシを表わし、E
は水素又は最大6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは
分岐鎖状のアルキルを表わし、R1は水素を表わすか、
3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキルを表わす
か、2−テトラヒドロピラニルを表わすか、最大8個の
炭素原子を有する直鎖状もしくは分岐鎖状のアシルを表
わすか、或いはそれぞれ、ハロゲン、ヒドロキシル又は
カルボキシルにより、最大6個の炭素原子を有する直鎖
状もしくは分岐鎖状のアルコキシカルボニルにより、又
は式−NR23の基により置換されていてもよい、それ
ぞれ最大10個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分岐
鎖状のアルキル又はアルケニルを表わし、ここで、R2
及びR3は同一もしくは相異なり、水素、最大8個の炭
素原子を有する直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル又は
フエニルを表わすか、或いはR2及びR3は窒素原子と一
緒になつて、S、N及びOよりなる群から選ばれる、最
大2個の更なるヘテロ原子を有する5−〜7−員の飽和
又は不飽和の複素環式環を形成し、或いはアルキル又は
アルケニルは、さらに最大5つの同一もしくは相異なる
ハロゲンで置換されていることができるフエニルで置換
されていてもよい、で示される6−チオノ−ジベンズ
〔b,e〕アゼピン類及びそれらの生理学的に許容しう
る塩。
【0057】2.A、B及びDが同一もしくは相異な
り、水素、フツ素、塩素、ヒドロキシル、トリフルオロ
メチル、トリフルオロメトキシ又はそれぞれ最大6個の
炭素原子を有する直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキルも
しくはアルコキシを表わし、Eが水素又は最大4個の炭
素原子を有する直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキルを表
わし、R1が水素を表わすか、シクロプロピル、シクロ
ペンチル、シクロヘキシル又は2−テトラヒドロピラニ
ルを表わすか、最大6個の炭素原子を有する直鎖状もし
くは分岐鎖状のアシルを表わすか、或いは、それぞれフ
ツ素、ヒドロキシル又はカルボキシルにより、最大4個
の炭素原子を有する直鎖状もしくは分岐鎖状のアルコキ
シカルボニルにより、又は式−NR23の基により置換
されていてもよい、それぞれ最大8個の炭素原子を有す
る直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル又はアルケニルを
表わし、ここで、R2及びR3は同一もしくは相異なり、
水素又は最大6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分
岐鎖状のアルキルを表わすか、或いはR2とR3は窒素原
子と一緒になつてモルホリン又はピペラジン環を形成
し、或いはアルキルはさらに同一もしくは相異なる最大
5つのフツ素、塩素又は臭素で置換されていることがで
きるフエニルで置換されていてもよい、第1項の一般式
(I)の化合物、及びそれらの生理学的に許容される
塩。
【0058】3.A、B及びDが同一もしくは相異な
り、水素、フツ素、塩素又はそれぞれ最大4個の炭素原
子を有する直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル又はアル
コキシを表わし、Eが水素、メチル又はエチルを表わ
し、R1が水素を表わすか、シクロプロピル又は2−テ
トラヒドロピラニルを表わすか、最大4個の炭素原子を
有する直鎖状もしくは分岐鎖状のアシルを表わすか、或
いはそれぞれヒドロキシル、カルボキシル、フツ素、メ
トキシカルボニル、エトキシカルボニルもしくはプロポ
キシカルボニルにより、又は式−NR23の基により置
換されていてもよい、それぞれ最大6個の炭素原子を有
する直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル又はアルケニル
を表わし、ここで、R2及びR3は同一もしくは相異な
り、水素又は最大4個の炭素原子を有する直鎖状もしく
は分岐鎖状のアルキルを表わすか、R2とR3は窒素原子
と一緒になつてモルホリン環を形成し、或いはアルキル
が同一もしくは相異なる最大5つのフツ素又は塩素で置
換されていることができるフエニルで置換されていても
よい、第1項の一般式(I)の化合物、及びそれらの生
理学的に許容される塩。
【0059】4.一般式(III)
【0060】
【化9】
【0061】式中、A、B、D及びEは上記の意味を有
する、で示される化合物を、不活性溶媒中で、もし適当
ならば塩基の存在下に、一般式(IV)
【0062】
【化10】H2N-O-R1 (IV) 式中、R1は上記の意味を有する、で示されるヒドロキ
シルアミン類と先ず反応させ、そして次いで−N−E基
に隣接するカルボニル官能基をロウソンの試薬(Lawess
on′s reagent)を用いてチオカルボニル官能基に転換
し、そして、もし適当ならば、置換基A、B、D及びR
1を慣用の化学的方法で変化させ、またEが水素を表わ
さない場合は、アルキル化を既知の方法で同様に実施す
る、ことを特徴とする第1項の一般式(I)で示される
化合物の製造方法。
【0063】5.第1項からの化合物の1又はそれ以上
を含有する薬剤。
【0064】6.第1項からの化合物の1又はそれ以上
を投与することを含んでなる処置方法。
フロントページの続き (72)発明者 ボルフガング・レベン ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユグ ラートバツハ2・シユトレスヘンジーフエ ン30 (72)発明者 アルノルト・ペセンス ドイツ連邦共和国デー5657ハーン・シユト レゼマンシユトラーセ51 (72)発明者 イエルク・ペーターゼン−フオン・ゲール ドイツ連邦共和国デー4630ボフム1・ベレ ンドルフアーシユトラーセ74

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 式中、 A、B及びDは同一もしくは相異なり、水素、アミノ、
    ニトロ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、トリフルオ
    ロメチル、トリフルオロメトキシ、又はそれぞれ最大8
    個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキ
    ルもしくはアルコキシを表わし、 Eは水素又は最大6個の炭素原子を有する直鎖状もしく
    は分岐鎖状のアルキルを表わし、 R1は水素を表わすか、3〜6個の炭素原子を有するシ
    クロアルキルを表わすか、2−テトラヒドロピラニルを
    表わすか、最大8個の炭素原子を有する直鎖状もしくは
    分岐鎖状のアシルを表わすか、或いはそれぞれ、ハロゲ
    ン、ヒドロキシル又はカルボキシルにより、最大6個の
    炭素原子を有する直鎖状もしくは分岐鎖状のアルコキシ
    カルボニルにより、又は式−NR23の基により置換さ
    れていてもよい、それぞれ最大10個の炭素原子を有す
    る直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル又はアルケニルを
    表わし、ここで、 R2及びR3は同一もしくは相異なり、水素、最大8個の
    炭素原子を有する直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル又
    はフエニルを表わすか、或いはR2及びR3は窒素原子と
    一緒になつて、S、N及びOよりなる群から選ばれる、
    最大2個の更なるヘテロ原子を有する5−〜7−員の飽
    和又は不飽和の複素環式環を形成し、或いはアルキル又
    はアルケニルは、さらに最大5つの同一もしくは相異な
    るハロゲンで置換されていることができるフエニルで置
    換されていてもよい、で示される6−チオノ−ジベンズ
    〔b,e〕アゼピン類及びそれらの生理学的に許容しう
    る塩。
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