JPS63183577A - ベンズイミダゾ−ル誘導体 - Google Patents

ベンズイミダゾ−ル誘導体

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JPS63183577A
JPS63183577A JP1222887A JP1222887A JPS63183577A JP S63183577 A JPS63183577 A JP S63183577A JP 1222887 A JP1222887 A JP 1222887A JP 1222887 A JP1222887 A JP 1222887A JP S63183577 A JPS63183577 A JP S63183577A
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JP
Japan
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compound
formula
yield
methoxybenzimidazole
acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP1222887A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Irino
入野 理
Noriyuki Misaki
三崎 則幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aska Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Grelan Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はベンズイミダゾール誘導体およびその塩、さら
に詳しくは、抗潰瘍作用を有するピリジル(アルキル)
チオベンズイミダゾール誘導体およびピリジル(アルキ
ル)スルフィニルベンズイミダゾール誘導体ならびにそ
れらの塩に関する。
近年、2−置換ベンズイミダゾール類のなかで抗潰瘍作
用を有する化合物がいくつか知られているが(特開昭5
0−116474号、特開昭54−141783号、特
開昭59−206379号)、有効性、安全性の面でさ
らに優れた化合物の開発が望まれる。
本発明者らは1.、かか、る状況に鑑み、鋭意研究を行
なった結果、本発明を完成させるに到った。
(但し、式中R1は低級アルキル基、nは0またはlを
mは0、■または2を表わし、−(CHt)m−のピリ
ジン環上の置換位置は3位または4位であり、またR1
 、 a 3およびR4は水素原子、ハロゲン原子、低
級アルキル基または低級アルコキシ基を表わし、同一も
しくは異なっていてもよい。)で示されるベンズイミダ
ゾール誘導体およびその塩に関するものである。
上記低級アルキル基としては、炭素数1ないし4の直鎖
または分枝したアルキル基であり、具体的にはメチル。
エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、もし
くはt−ブチル基などの低級アルキル基が挙げられる。
上記nは0または1の場合が含まれるのでS→(0)n
としてはチオおよびスルフィニル基が包含される。
上記ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素もしく
はヨウ素原子であり、また上記低級アルコキシ基として
は、炭素数1ないし4の直鎖または分枝したアルコキシ
基であり、具体的にはメトキシ、エトキシ、n−もしく
はi−プロピルオキシ。
n−、i−もしくはt−ブチルオキシ基などの低級アル
コキシ基が挙げられる。
上記化合物(1)の塩としては、薬理学的に許容される
有機酸ないし無機酸の塩が挙げられる。この無機酸とし
ては、塩酸、臭化水素酸、リン酸。
硫酸などの無機鉱酸が、また、有機酸としては酢酸、乳
酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、フマール酸、マレイ
ン酸、コハク酸などの低級脂肪族カルボン酸;メタンス
ルホン酸、バラトルエンスルホン酸などの脂肪族ないし
芳香族スルホン酸などが挙げられる。
本発明は上記の各種ベンズイミダゾール誘導体およびそ
の塩を包含するものである。
従って、本発明の具体的化合物としては次のものを例示
することができる。
■2− (4−(2,3,5−トリメチル)ピリジルチ
オツー5−メトキシベンズイミダゾール■2−(4−ピ
リジルチオ)〜5−メトキシベンズイミダゾール ■2−(4−(3,5−ジメチル)ピリジルチオツー5
−メトキシベンズイミダゾール ■2−(4−(2,6−ジメチル)ピリジルチオツー5
−メトキシベンズイミダゾール ■2−(4−(2,5−ジメチル)ピリジルチオツー5
−メトキシベンズイミダゾール ■2−(4−(3−メチル)ピリジルチオツー5−メト
キシベンズイミダゾール ■2−C4−C2−メチル)ピリジルチオツー5−メト
キシベンズイミダゾール ■2−(3−(2−クロロ)ピリジルメチルチオクー5
−メトキシベンズイミダゾール ■2−(3−(2−メトキシ)ピリジルメチルチオクー
5−メトキシベンズイミダゾール[相]2−(3−(2
−エトキシ)ピリジルメチルチオクー5−メトキシベン
ズイミダゾール■2−(4−(3−メチル)ピリジルメ
チルチオクー5−メトキシベンズイミダゾール @2−(4−(2−クロロ)ピリジルメチルチオ〕=5
−メトキシベンズイミダゾール [相]2−(4−(2,3,5−トリメチル)ピリジル
スルフィニルツー5−メトキシベンズイミダゾール ■2−(4−(ピリジルスルフィニル)−5−メトキシ
ベンズイミダゾール ■2−(4−(3,5−ジメチル)ピリジルスルフィニ
ルツー5−メトキシベンズイミダゾール[株]2−(4
−(2,6−ジメチル)ピリジルスルフィニルツー5−
メトキシベンズイミダゾール@2−(4−(2,5−ジ
メチル)ピリジルスルフィニルツー5−メトキシベンズ
イミダゾール@2−[4−(3−メチル)ピリジルスル
フィニルツー5−メトキシベンズイミダゾール[相]2
−(4−(2−メチル)ピリジルスルフィニルツー5−
メトキシベンズイミダゾール[相]2−(3−(2−ク
ロロ)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−メトキシベ
ンズイミダゾール■2−(3−(2−メトキシ)ピリジ
ルメチルスルフィニル〕−5−メトキシベンズイミダゾ
ール■2−(3−(2−エトキシ)ピリジルメチルスル
フィニル〕−5−メトキシベンズイミダゾール■2−C
4−C3−メチル)ピリジルメチルスルフィニル〕−5
−メトキシベンズイミダゾール@2−(4−(2−クロ
ロ)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−メトキシベン
ズイミダゾール本発明化合物(I)の製造に際しては、
種々の化学的方法を採用することができるが、その代表
的な方法を次に化学式で示す。
(上記式中、Xは塩素、臭素またはヨウ素であるハロゲ
ン原子、m、R’、R2,R3およびR4は前記定義と
同一である。) 〈工程■〉 本工程においては、化合物(n)とピリジル(アルキル
)ハライド(III)とを反応させるが、一般には適宜
な塩基性触媒の使用が好ましい。かかる塩基性触媒の例
としては、無機塩基あるいは有機塩基が挙げられる。無
機塩基の例としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、゛炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水基ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム、水素化ナトリウム、ナトリウム
アルコラードなどのアルカリ金属化合物などが挙げられ
、有機塩基の例としては、トリエチルアミン、ピリジン
、N、N−ジメチルアミンなどが挙げられる。
これらの塩基性触媒のなかで水酸化ナトリウム。
水酸化カリウムなどが好適に採用されることが多い。本
反応では、一般に溶媒が使用され、かがる溶媒としては
反応に直接関与しないものが選択され、例えばメタノー
ル、エタノール、プロパツールなどのアルコール類;ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなど
のエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳
香族炭化水素類;アセトン、メチルエチルケトンなどの
ケトン類、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシドなどの非プロトン性極性溶媒などが挙げられ
る。これらの溶媒のなかで、アルコール類などが好適に
採用されることが多い。また反応温度はθ〜150℃程
度であり、反応時間は1o分〜72時間程度である。
く工程■〉 本工程では、化合物(Ia)を適当な酸化剤により酸化
して化合物(Ib)を得る。かかる酸化剤としては、無
機酸化剤あるいは有機酸化剤が挙げられるが特にこれら
に限定されるものではなく、チ=7− オニ−チル基をスルホキシドに酸化できるものならば、
いずれも使用できる。上記無機酸化剤の例としては、過
酸化水素、クロム酸、メタ過ヨウ素酸ナトリウム、過マ
ンガン酸カリウム、過マンガン酸ナトリウムなどの過マ
ンガン酸塩などが挙げられ、また上記有機酸化剤の例と
しては、過ギ酸。
過酢酸、トリフルオロ過酢酸、過安息香酸1m−クロル
過安息香酸、0−カルボニル過安息香酸などの過酸類な
どが挙げられる。これらの酸化剤の中で、過酸化水素、
メタ過ヨウ素酸ナトリウム、過酸類などが好適に採用さ
れることが多い。本酸化反応では一般に溶媒が使用され
、かかる溶媒としては、反応に直接関与しないものであ
れば、特に限定されるものではないが、水、氷酢酸、ア
セトン、クロロホルム、塩化メヂレンなどのハロゲン化
炭化水素及びジエチルエーテル、ジオキサンなどのエー
テル類などが挙げられる。これらの溶媒の中で、水、氷
酢酸、ハロゲン化炭化水素などが好適に採用されること
が多い。なお、上記酸化剤の使用量台 は、化学物(Ia)1モルにたいして1当量以上、好ま
しくは1〜1.5当量程度である。また反応温度は一り
0℃〜100℃程度であり反応時間は1o分〜36合 時間程度で終了する。化学物(Ib)は立体異性体の混
合物として得られるが、かかる異性体をクロマトグラフ
ィー、分別結晶などの手段により分離することができる
上記工程■ないし■によって生成した目的化合物は、自
体公知の分離精製手段(分配、抽出、カラムクロマトグ
ラフィー、再結晶)によって反応液から単離することが
できる。かくりて得られた目的化合物(I)は、種々の
分析手段(機器分析データ、元素分析、クロマトグラフ
ィーなど)によってそれらの構造を明らかにしたもので
ある。
本発明化合物(I)は医薬または医薬の中間体として有
用である。すなわち、本発明化合物は胃酸分泌抑制作用
を有することから抗消化性潰瘍剤として使用することが
できる。
または動物に経口的または非経口的に投与される。
かかる製剤化においては、例えば化合物(I)にデンプ
ン、シヨ糖、乳糖、セルロース類、ステアリン酸マグネ
シウムなどの希釈剤、滑沢剤、賦形剤。
崩壊剤などの製剤学上常用される物質から選択服 されたものを添加弘形成することによって、錠剤。
散剤、カプセル剤、顆粒剤、トローチ、バラカール類、
界面活性剤などの製剤学上常用される物質から選択され
たものに溶解ないし分散すれば注射剤、シロップ剤など
の液剤が得られる。以上で得られた固型製剤ないし液剤
を自体公知の手段・経路で投与することができる。以上
の製剤化においては、公知の方法を採用するのが便宜で
ある。
化合物(I)を含有する上記製剤を成人に投与する場合
、化合物(1)の量として通常10mg〜3g/回で1
日1〜4回投与するが患者の年令、病状。
病歴などに応じて適宜増減して投与することが望ましい
次に実施例、製剤例及び試験例によって本発明をさらに
詳細に説明する。ここで実施例は化合物(I)の製造例
を、また試験例は化合物(1)の薬理効果を、それぞれ
示したものである。
実施例1 炭酸カリウム3.8gおよびヨウ化カリウム4.6gを
含有するN、N−ジメチルホルムアミド330m lに
5−メトキシ−2−メルカプトベンズイミダゾール5.
0gを溶解する。
次に4−クロロ−2,3,5−)リメチルピリジン塩酸
塩5.3gを加え、引き続きこの混合物を10時間還流
する。溶媒を減圧下留去した後、残渣に水を加え酢酸エ
チルで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥する。次いで溶媒を減圧下で留去し
、残渣をシリカゲル上酢酸エチルを溶出液とするクロマ
トグラフィーに付し目的物質5.3g(収率63.8%
)を得た。
CHN 元素分析値 理論値(%)  64,19 5.73 
14.03実測値(%)  64.17 5.75 1
t、05IRv 、5::(cm−’) : 1620
TMS  (δ): 2.36(S、9H)、3.79
(S、3H)、 6.76〜” CDCl。
6.98(m、IH)、  7.10〜7.48(m、
2’H)。
7.97(s、LH) MS  m/e  :  299  (M+)4−クロ
ロ−2,3,5−トリメチルピリジン塩酸塩を、それぞ
れ4−クロロピリジン塩酸塩並びに相応する4−クロロ
ピリジン誘導体に変更した以外は上述実施例1とほぼ同
様に操作して以下の実施例2〜7の化合物を合成した。
実施例2 収量4.og (収率71.0%) CHN 元素分析値 理論値(%)  60,68 4.31 
16.33実測値(%)  60.60 4.2516
.27IRv W?rx(cn+−’) : 1630
−12= MRDSS DMSO−d、(δ): 3.82(S、3)1)、 
6.72〜7.75(m、5)1)8.22〜8.87
(m、2H) MS  m/e 、:  257  (M+)実施例3 収量4.9g (収率61.9%) CHN 元素分析値 理論値(%)  63.14 5.30 
14.72実測値(%)  62,99 5.18 .
14..92IRv KBr(cm−’) : 163
0ax MRDSs DMSO−d、(δ): 2.34(S、6H)、 3
.75(S、3B)、6.70〜7.05(m、2H)
、7.24〜7.46(m、LH)8.41(S、2H
) MS m/e : 285 (M”) 実施例4 収量5.0g (収率63.1%) CHN 元素分析値 理論値(%)  63.14 5J0 1
4’、72実測値(%)  63,32 5.48 1
4.52IRv KBr(cm−’) : 1640a
X MRDSS DMSO−d、 (δ ) 二 2.38(S、6H)
、   3.82(S、3H)、6.80・ 〜7.1
6(m、4H)、7.51(d、IH)MS  m/e
  :  285  (M+)実施例5 収量5.7g (収率72.0%) CHN 元素分析値 理論値(%)  63.14 5.30 
14.72実測値(%)  63.25 5.53  
L4.66IRv KBr(cm−’) : 1640
aX MRDSS DMSO−d、(δ): 2.28(S、6H)、 3
.’78(S、3H)、6.73〜7.14(m、3H
)、7.50(d、LH)、8.26(S、11() MS m/e : 285 (M+) 実施例6 収量4.9g (収率65.1%) CH、N 元素分析値 理論値(%)61.97 4.83 15
.49実測値(%)  61.98 4.96 15.
73IRv KBr(cm−’) : 1640aX NMRDSS DMSO−d6(δ): 2.35(S、3H)、 3
.70(S、’3H)、6.77〜7.17(m、3H
)、 7.5’0(d、11)。
8.25(d、LH)、 8.41(S、2)1)MS
 m/e : 271 (M+) 実施例7 収量4.9g (収率65.1%) CHN 元素分析値 理論値(%)  61.97 、4.83
 15.49実測値(%)  61,99 4.85 
15.−47IRv KBr(cm−’) : 163
0ax MRTMS cDc13(δ) : 2.35(S、3H)、 3.
79(S、3H)、6.70〜7.08(m、4H)、
7.48(d、LH)、8.08(d、LH) MS  m/e  :  271  (M+)実施例8 水酸化ナトリウム1.2gを含有する水15m!および
エタノール100m/の混液に5−メトキシ−2−メル
カプトベンズイミダゾール2.7gを溶解する。
次に2−クロロ−3−クロロメチルピリジン塩酸塩3.
0gを加え、引き続きこの混合物を、6時間還流する。
溶媒を減圧上留去した後、残渣に水を加え、酢酸エチル
で抽出し、抽出液を蒸留水で洗浄後、硫酸ナトリウムで
乾燥する。次いで溶媒を減圧下で留去し、残渣をシルカ
ゲル上クロロホルム−メタノール(15:1)を溶出液
とするクロマトグラフィーに付し目的物質3.6g(収
率78.5%)を得た。
CHN 元素分析値 理論値(%)54.99 3.96 13
.74実測値(%)  54.91 3.97 13.
70IR弓::(cm−’) : 163OMRDSS DMSO−d、(δ): 3.82(S、3H)、 4
..65(S、’2+()、6.55〜8.60(++
+、6H) MS  m/e  :  305  (M”)2−クロ
ロ−3−クロロメチルピリジン塩酸塩を、それぞれ2−
メトキシ−3−クロロメチルピリジン塩酸塩(0,01
5モル)、2−・エトキシ−3−クロロメチルピリジン
塩酸塩(0,012モル)、3−メチル−4−クロロメ
チルピリジン塩酸塩(0,03モル)、2−クロロ−4
−クロロメチルピリジン塩酸塩(0,015モル)に変
更した以外は上述、実施例↓とほぼ同様に操作して以下
の実施例9〜12の化合物を合成した。
実施例9 収量3.0g (収率66.4%) CHN 元素分析値 理論値(%)  59,79 5.02 
13.94実測値(%)  59,71 5.00 1
3.89IRシ、、’;’(cm−’) + 1625
MRDSS DMSO−d、(δ): 3.82(S、3H)、 3
.97(S、3H)、4.50(S、2H)、6.55
〜g’JO(m、6H)MS  m/e  :  30
1  (M”)実施例10 収量3.7g (収率98.9%) CHN 元素分析値 理論値(%)  60,93 5.43’
  1:L32実測値(%)  60.90 .5.3
9 13.27IR弓F;(cn+−’) : 162
5NMRTMS CDCl2(δ): 1.3f](t、3N)’、 3
.76(S、3H)、4.18〜4.53(m、4)1
)、6.40〜8.38(m、6H)MS m/e :
 315 (M+) 実施例11 収量4.7g (収率54,9%) CHN 元素分析値 理論値(%)  63.14 5.30 
14.73実測値(%)  63.09 5.26 1
4.7[IIRv KBr(cm−’) : 1630
aK SS NMRDMSO−d、(δ): 2.41(S、3H)
; 3.81(S、3H)、4.58(S、2H)、6
.60〜7.50(m、4H)、8.25〜8.60(
m、2H) MS m/e : 285 (M+) 実施例12 収量2.8g (収率61.0%) CHN 元素分析値 理論値(%)  54.99 3.96 
13.74実測値(%)  54.90 、3.90 
13.69IRv KBr(Cm−’) : 1625
ay MRDSS DMSO−d6(δ): 3.81(S、3)1)、 
4.61(S、21()、6.55−7.80(m、5
H)、8.25〜8t58(m、11()MS  m/
e  :  305 (M”)実施例13 (化合物+3) 2−C4−C2,3,5−トリメチル)ピリジルチオク
ー5−メトキシベンズイミダゾール1,4gをクロロポ
ルム50m l中に溶解し一40℃に冷却した。m−ク
ロロ過安息香酸1,4gのクロロホルム溶液(30m/
 )を−20〜−40℃に保持しつつ4時間を要して滴
下した。−20℃で飽和重炭酸カリウム溶液を加えクロ
ロホルムで抽出し、抽出液を飽和重炭酸カリウム溶液お
よび飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
する。次いで溶媒を減圧下で留去し、残渣をアルミナ上
酢酸エチルを溶出液とするクロマトグラフィーに付し目
的物質1.1g (収率746%)を得た。
CHN 元素分析値 理論値(%)  60,93 5.43 
13.32実測値(%)  60,71 5.38 1
3.611Rv W:;(cm−’) : 1630.
106ONM106ONδ): 2.52(s、9H)
、a、gt(s、;no、e、87CDC1,l 〜7.15(m、2H)、7.38〜7.60(m、L
H)8.10〜8.32(m、18) MS  m/e  :  315  (M+)2−[4
−2’、3.5)リメチル)ピリジルチオクー5−メト
キシベンズイミダゾールを2−(4−ピリジルチオ)−
5−メトキシベンズイミダゾール並びに相応゛する誘導
体に変更した以外は上述実施例13とほぼ同様に操作し
て以下の実施例14〜19の化合物を合成した。
実施例L4 収量1.3g (収率72.3%) CHN 元素分析値 理論値(%)  57.13 4.06 
15.37実測値(%)  57.09 4.02  
L5.411RpW:ζ(cm−’) + 1630.
10106ON gii。、6(δ): 3,80(S
、3H)、 6.82〜8.05(m、4H)8.68
〜8.95(m、2H) MS  m/e  :  273  (M+)実施例1
5 (化合物15) 収量1.0g (収率67.6%) CHN 元素分析値 理論値(%)  59,78 5.02 
13.94実測値(%)  59.77 5.03 1
3.88IRv 、gP:(cm−’) : 1630
.104OMRTMS 。、。13(δ)・2.55(S、6H)、 3.80
(S、3H)、6.82〜7.’15(m、2H)、7
.49〜7.67’(m、IH)。
8.39(S、2)1) MS m/e : 301 (M+) 実施例16 2−(1−(2,6−ジメチル)ピリジルスルフィ(化
合物16) 収量0.8g’ (収率54.1%) CHN 元素分析値 理論値(%)  59.78 5.02 
 ’13.94実測値(%)  59.59 5.13
 13.811Rv 丑(cm−’) : 1630.
106OMRTMS c、c13(δ) + 2.50(S、6H)、 3.
80(S、31()、6.84〜7.12(m、2H)
’、7.32〜7.62(m、IH)。
7.37(S、2H) MS m/e : 301 (M+) 実施例17 (化合物17) 収量0.9g (収率60.9%) CHN 元素分析値 理論値(%)  59.78 5.02 
13.94実測値(%)  59.9g  5.01 
13.82I RνKnBIW (c m−’ ) :
 1630.106ONMR1M5(δ) : 2.4
7(S、38)、2.54(S、3H)、3.78CD
CI。
(S、3H)、8.71〜7.12(m、2H)、7.
47〜7.78(m、LH)、7.67(S、IH)、
8.34(S、LH) MS  m/e  :  301  (M”)実施例1
8 収量0.9g(収率60.7%) CHN 元素分析値 理論値(%)58.52 4.56 14
.s2実測値(%)  58.43  ’4.58 1
4.75IRv 、W汀(cm−’) : 1630.
106OMRTMS CDCI、(δ) : 2.59(S、3H)、3.8
0(S、3H)、6.83〜7.06(m、2H)、7
.53(d、IH)、7.86(d、IH)、8.50
(S、11)、8.60(d、11()MS m/e 
: 287 (M”) 実施例19 収量0.7g (収率47.2%) CHN 元素分析値 理論値(%)  58,52 4.56 
14.62実測値(%)  58.63 4.42 1
4.611Rv KBr(cm−’) : 1630.
1060aX MS NMRDMSO−d@(δ): 2,55(S、3B)
、3.77(S、3H)、6.82〜7.11(m、2
H)、7.41〜7.73(m、LH)。
7.61(S、2H)、8.65(d、2H)MS  
m/e  :  287  (M”)実施例20 (化合物20) 2−(3−(2−クロロ)ピリジルメチルチオクー5−
メトキシベンズイミダゾール2.6gにクロロホルム1
00m /を加え一30℃に冷却する。次に85%m−
クロル−過安息香酸2,1gをクロロホルム40m /
に溶解した溶液を内温を一30℃に保つように滴下する
。更に一30℃で2時間撹拌後、内温を徐々に一5°C
まで上げ飽和炭酸カリウム水溶液を加え激しく撹拌する
。有機層を分液し、硫酸ナトリウムを用いて乾燥する。
次いで溶媒を減圧下で留去し、残渣をアルミナ上酢酸エ
チル−クロロホルム(5:l)を溶出液とするクロマト
グラフィーに付し目的物質2.4g(収率87.7%)
を得た。
G    HN 元素分析値 理論値(%)  52.2B  3.76
 13.06実測値(%)52.21 3.71 13
.00IRνKBr(cm−’)  + 1625. 
1070ax MRTMS cDc13(δ) : 3.82(S、3H)、4.、
.68(d、d、2H)、6.78−7.98(m、5
H)、8.18−8.50(m、LH)MS m/e 
: 321 (M+) 2−(3−(2−クロロ)ピリジルメチルチオシー5−
メトキシベンズイミダゾールを、それぞれ2−[3−(
2−メトキシ)ピリジルメチルチオシー5−メトキシベ
ンズイミダゾール(0,006モル)。
2−(4−(3−メチル)ピリジルメチルチオシー5−
メトキシベンズイミダゾール(0,012モル)。
2−(4−(2−クロロ)ピリジルメチルチオシー5−
メトキシベンズイミダゾール(0,0036モル)に変
更した以外は、上述実施例20とほぼ同様に操作して以
下の実施例21〜24の化合物を合成した。
実施例21 (化合物21) 収量1.6g (収率84.0%) CH,N 元素分析値 理論値(%)  5.6.77 4.76
 13.24実測値(%)  56.70 .4.71
 13.22I R弓FX (Cm−’ ) : 16
25.1030”RcHL、(δ)+ 3.66(S、
3)1)、3.83(S、3B)、4.46(dd、2
H)、6.46〜7.78(m、5H)。
7.98〜g、25(m、IH)   ’MS m/e
 : 317 (M”) 実施例22 (化合物22) 収量1.9g (収率91.0%) C−HN 元素分析値 理論値(%)57.99 5.17 12
.68実測値(%)  57.90 5.12”、12
.67IRv KBr(Cm−’):1625. 10
55aX TMS   (δ) :  t、12(t、、3H)、
3.g3(S、3H)、3.93”RCDCI。
〜4.52(m、4H)、 6.49〜7.84(m、
5H)、7.98〜8.18(m、IH)′MS m/
e : 331 (M+) 実施例23 (化合物23) 収量29g(収率83.2%) C’H’   N 元素分析値 理論値(%)’  59’、7’ll  
5.0’2 13.94実測値(%)  s9.7o5
.[lOL3’、94IRv ::;(Cm−’) :
 1635.1060SS NMRoMso−da(δ): 2.28(S、3H)
、3.80(S、、3H)、4.66(dd、2H)、
6,65〜7.70(m、4H)。
8.22〜8.50(m、2H) MS  m/e  :  301  (M”)実施例2
4 (化合物24) 収量1.0g (収率86.3%) CHN 元素分析値 理論値(%)  52.26 3.76 
13.06実測値(%)  52..20 3.75 
13.021 Rda x (c m−’ ) : ”
 30 、’ 050MS NMRcDC13(δ) : 3.83(S、3H)、
4.38(d、d、2H)、6.65〜7.85(Il
l、4H)、8.04〜8.35(m、2H)MS m
/e : 321 (M”) 試験例(胃酸分泌に対する抑制作用) 〈試験法〉 実験動物としては、18時間絶食させた5LC−9D雄
性ラツト(7〜8週令週休1220〜250g)を使用
した。検体はいずれも投与容量が2m//kgとなるよ
うな濃度に1%アラビアゴム溶液に懸濁または溶解して
使用しく投与量:化合物(1)の量として400μmo
l/kg)、幽門結紮直後に十二指腸内に投与した。対
照薬としてシメチジン(投与量400μmol/kg)
を用いた。動物をエーテル吸入麻酔下に開腹し、幽門を
結紮した。4時間後に胃を取り出し、胃内に貯溜した胃
液を採取して、胃液PH及びコントロールに対する胃液
容量の抑制率(%)を測定した。
〈結 果〉 1%アラビアゴム溶液のみの投与した場合をコントロー
ルとし、実施例1〜24の化合物(化合物1〜24)お
よびシメチジンの胃酸分泌抑制作用を表■に示した。
以上のことから、本発明化合物は、胃酸分泌の抑制作用
、胃液PHの上昇作用を示し、抗潰瘍剤、特に抗消化性
潰瘍剤として医療上有用なものであることが理解される
製剤例1 ■化合物7             10.Og■乳
糖               60g■デンプン 
            150g■ステアリン酸マグ
ネシウム      2g微粉砕した■、■及び■の一
部分の混合物を水と■の残部から作られたペーストと共
に混練し、粒状化し乾燥後篩分ける。粒状物を先ず■の
残留物と混合し、次いで■と共に混合する。混合物を圧
縮して錠剤とする。
製剤例2 ■化合物22            1g■ポリエチ
レングリコール      0.3g■塩化ナトリウム
          0,8g■メタ重亜硫酸ナトリウ
ム      0.1g■メヂルーパラベン     
    0.3g■注射用蒸留水          
100m/■、■および■を撹拌しながら80℃で■の
約半量の蒸留水に溶解する。得られた溶液を40℃まで
冷却し、先づ■を4き゛に■をその溶液中に加えて溶解
した。得られた溶液に■を加えて最終容量に調整し、適
当なフィルターペーパーを用いて滅菌濾過することによ
り注射剤を特徴する 特許出願人  グレラン製薬株式会社 代表者 柳 沢  昭

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、式中R^1は低級アルキル基、nは0または1
    を、mは0、1または2を表わし、−(CH_2)_m
    −のピリジン環上の置換位置は3位または4位であり、
    またR^2、R^3およびR^4は水素原子、ハロゲン
    原子、低級アルキル基または低級アルコキシ基を表わし
    、同一もしくは異なっていてもよい。)で示されるベン
    ズイミダゾール誘導体およびその塩
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02138213A (ja) * 1988-08-18 1990-05-28 Takeda Chem Ind Ltd 注射剤
US4965269A (en) * 1989-12-20 1990-10-23 Ab Hassle Therapeutically active chloro substituted benzimidazoles
EP0899268A3 (en) * 1997-08-12 1999-07-07 Jack Edward Baldwin Process for the preparation of omeprazole and intermediate compounds
JP2003512458A (ja) * 1999-10-28 2003-04-02 グリュネンタール・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 潰瘍治療薬の製造方法

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