JPH0526261U - 真空吸着治具 - Google Patents

真空吸着治具

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Publication number
JPH0526261U
JPH0526261U JP8378191U JP8378191U JPH0526261U JP H0526261 U JPH0526261 U JP H0526261U JP 8378191 U JP8378191 U JP 8378191U JP 8378191 U JP8378191 U JP 8378191U JP H0526261 U JPH0526261 U JP H0526261U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum suction
suction head
gear
wafer
grip portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8378191U
Other languages
English (en)
Inventor
茂 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP8378191U priority Critical patent/JPH0526261U/ja
Publication of JPH0526261U publication Critical patent/JPH0526261U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 真空吸着ヘッドで吸着して持ち上げたウェー
ハのオリエンテーションフラットの位置を変え得るよう
にする。 【構成】 スイッチ15を備えた筒状の把持部12の先
端側にはパイプ13が設けられている。パイプ13の先
端側には円板状の真空吸着ヘッド17が回転自在に設け
られている。真空吸着ヘッド17に一体的に設けられた
歯車21と把持部12に設けられた歯車22には歯付き
ベルト24が掛け渡されている。歯車22には、把持部
12に回転自在に設けられた手操作歯車25が噛合され
ている。スイッチ15がオンになり、真空ポンプが駆動
すると、真空吸着ヘッド17でウェーハを吸着して持ち
上げることができる。この状態で手操作歯車25を回転
させると、その回転が歯車22、歯付きベルト24およ
び歯車21を介して真空吸着ヘッド17に伝達され、真
空吸着ヘッド17がこれに吸着されたウェーハと共に回
転する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は半導体製造工程等において用いられる真空吸着治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば半導体製造工程においては、ウェーハを次工程に移したり、斜光検査や 目視検査等を行う際、ウェーハを傷つけることなく持ち上げるために、真空ピン セットと呼ばれる真空吸着治具を用いることが多い。
【0003】 図3および図4は従来のこのような真空吸着治具の一例を示したものである。 この真空吸着治具は真空吸着治具本体1を備えている。真空吸着治具本体1は 、筒状の把持部2の先端側にパイプ3が設けられ、把持部2の基端側がチューブ 4を介して真空ポンプ(図示せず)に接続され、把持部2の所定の個所にスイッ チ5が設けられた構造となっている。パイプ3の先端部には、下面中央部に開口 6を有する方形板状の真空吸着ヘッド7が設けられている。そして、スイッチ5 が押されてオンの状態になると、真空ポンプが駆動し、真空吸着ヘッド7の開口 6側の下面で図示しないウェーハを吸着して持ち上げることができるようになっ ている。この場合、ウェーハには結晶方位を示すためのオリエンテーションフラ ットが設けられており、真空吸着ヘッド7で吸着して持ち上げたウェーハを該オ リエンテーションフラットを位置決め部材に突き当てることにより位置決めを行 なう。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこのような真空吸着治具では、真空吸着ヘッド7でウェ ーハを吸着して持ち上げることができるだけであるので、吸着して持ち上げたウ ェーハのオリエンテーションフラットの位置を変えたい場合には、ウェーハに対 する吸着を解除し、次いでウェーハに対する真空吸着ヘッド7の位置を変えた後 ウェーハを吸着し直すこととなり、面倒であるという問題があった。 この考案の目的は、真空吸着ヘッドで吸着して持ち上げたウェーハ等の位置を 容易に変えることのできる真空吸着治具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、把持部を有する真空吸着治具本体の先端部に真空吸着ヘッドを回 転自在に設け、真空吸着治具本体の把持部に操作回転体を回転自在に設け、操作 回転体の回転を伝達手段を介して真空吸着ヘッドに伝達するようにしたものであ る。
【0006】
【作用】
この考案によれば、真空吸着治具本体の把持部に設けられた操作回転体が回転 されると、その回転が伝達手段を介して真空吸着ヘッドに伝達され、真空吸着ヘ ッドが回転することになるので、ウェーハ等を真空吸着ヘッドで吸着して持ち上 げた状態で回転させることができ、したがって真空吸着ヘッドで吸着して持ち上 げたウェーハ等の位置を容易に変えることができる。
【0007】
【実施例】
図1および図2はこの考案の一実施例における真空吸着治具の要部を示したも のである。 この真空吸着治具は真空吸着治具本体11を備えている。真空吸着治具本体1 1は、従来とほぼ同じ構成であって、筒状の把持部12の先端側にパイプ13が 設けられ、把持部12の基端側がチューブ14を介して真空ポンプ(図示せず) に接続され、把持部12の所定の個所にスイッチ15が設けられた構造となって いる。このうちパイプ13の先端部はその他の部分に対してほぼ直角に折り曲げ られている。この折り曲げられたパイプ13の先端部には筒状のヘッド支持軸1 6が気密に取り付けられている。ヘッド支持軸16には円板状の真空吸着ヘッド 17がスラスト軸受18を介して回転自在にかつOリング19を介して気密に取 り付けられている。真空吸着ヘッド17は、下面中央部に開口20が設けられ、 上面中央部に歯車21が設けられた構造となっている。真空吸着ヘッド17の歯 車21に対応して、把持部12の先端部側面には歯車22が軸23を介して回転 自在に設けられている。両歯車21、22には歯付きベルト24が掛け渡されて いる。把持部12側の歯車22には手操作歯車25が噛合されている。手操作歯 車25は、その一部を把持部12の外側に突出された状態で、把持部12の先端 部側面に軸26を介して回転自在に設けられている。
【0008】 この真空吸着治具では、スイッチ15が押されてオンの状態になると、真空ポ ンプが駆動し、真空吸着ヘッド17の開口18側の下面で図示しないウェーハを 吸着して持ち上げることができる。この吸着して持ち上げたウェーハのオリエン テーションフラットの位置を変えたい場合には、把持部12の外側に突出された 手操作歯車25の一部を所望の方向に回転させると、その回転が歯車22、歯付 きベルト24および歯車21からなる伝達手段を介して真空吸着ヘッド17に伝 達され、真空吸着ヘッド17がこれに吸着されたウェーハと共に所望の方向に回 転する。したがって、真空吸着ヘッド17で吸着して持ち上げたウェーハのオリ エンテーションフラットの位置を容易に変えることができる。
【0009】 なお、上記実施例では、パイプ13の先端部をその他の部分に対してほぼ直角 に折り曲げ、この折り曲げたパイプ13の先端部にヘッド支持軸16を取り付け ているが、これに限らず、例えばパイプ13の先端部をその他の部分に対して1 35°程度に折り曲げ、この折り曲げたパイプ13の先端部にヘッド支持軸16 を取り付けるようにしてもよい。また、Oリング19がなくても十分な吸着力を 得ることができれば、Oリング19を省略してもよい。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、真空吸着治具本体の把持部に設けら れた操作回転体を回転させると、真空吸着ヘッドが回転するようにしているので 、ウェーハ等を真空吸着ヘッドで吸着して持ち上げた状態で回転させることがで き、したがって真空吸着ヘッドで吸着して持ち上げたウェーハ等の位置を容易に 変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例における真空吸着治具の要
部の底面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】従来の真空吸着治具の一例の一部の底面図。
【図4】図3のB−B線に沿う断面図。
【符号の説明】
11 真空吸着治具本体 12 把持部 13 パイプ 16 ヘッド支持軸 17 真空吸着ヘッド 21、22 歯車 24 歯付きベルト 25 手操作歯車

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部を有する真空吸着治具本体と、 該真空吸着治具本体の先端部に回転自在に設けられた真
    空吸着ヘッドと、 前記真空吸着治具本体の把持部に回転自在に設けられた
    操作回転体と、 該操作回転体の回転を前記真空吸着ヘッドに伝達する伝
    達手段と、 を具備してなる真空吸着治具。
JP8378191U 1991-09-18 1991-09-18 真空吸着治具 Pending JPH0526261U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8378191U JPH0526261U (ja) 1991-09-18 1991-09-18 真空吸着治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8378191U JPH0526261U (ja) 1991-09-18 1991-09-18 真空吸着治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0526261U true JPH0526261U (ja) 1993-04-06

Family

ID=13812171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8378191U Pending JPH0526261U (ja) 1991-09-18 1991-09-18 真空吸着治具

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JP (1) JPH0526261U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016162914A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 株式会社ディスコ 真空ピンセット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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