JPH05262129A - 車載用空気清浄器 - Google Patents

車載用空気清浄器

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Publication number
JPH05262129A
JPH05262129A JP6430992A JP6430992A JPH05262129A JP H05262129 A JPH05262129 A JP H05262129A JP 6430992 A JP6430992 A JP 6430992A JP 6430992 A JP6430992 A JP 6430992A JP H05262129 A JPH05262129 A JP H05262129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
air
exhaust
air purifier
switching valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP6430992A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Kawakami
勝 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6430992A priority Critical patent/JPH05262129A/ja
Publication of JPH05262129A publication Critical patent/JPH05262129A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】エアコンを使用しないとき、フィルタを通過後
の排気を車外に放出して車内空気を短時間で清浄化す
る。 【構成】渦室4のファン6から風下側に、車内と連通し
た車内排気路と、車外と連通するトランクルーム内に連
通した車外排気路18の2つの排気路を設け、この2つの
排気路の分岐部に配置した切り替え弁19により前記2つ
の排気路を交互に開閉させ、エアコンを使用しないとき
に、フィルタ2を通過後の排気を車外に放出可能な構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の後方のトラン
クルーム内に本体があり、車室内後部のリヤートレイ上
に吸排気口グリルを設置した車載用空気清浄器の構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車内のたばこの煙りや排気ガ
スの臭い、粒子を浄化する空気清浄器をリヤートレイ上
やトランクルーム内に取り付けるのが一般的になってき
ている。従来トランクルーム内に本体をリヤートレイ上
に吸排気グリルを設置した車載用空気清浄器には、図3
および図4に示すような構造のものがある。図3は車載
用空気清浄器の正面断面図、図4は同側面断面図であ
る。図3および図4において、1は空気清浄器本体であ
る。2はフィルタであり、屏風状に屈曲して取り付けら
れ、本体1の上壁に設けた吸い込み口3に対面してい
る。4は渦室であり、フィルタ2に隣合って設けられ、
送風用モータ5とファン6を内蔵し、中心部下面に空気
をファン6へ取り込むための開口7を有するとともに、
風下側は本体1の上壁に設けた吹き出し口8に連通して
いる。9は空気流路であり、フィルタ2の風下面10およ
び渦室4の開口7の間にわたり、本体1の底壁11により
形成されている。本体1はトランクルーム内に取付け用
金具12により取付けられ、本体1への吸気と排気は車内
のリヤートレイ13上に設置したグリル14の吸気口15と排
気口16をエアータイトに本体1の吸い込み口3と吹き出
し口8に連通させるダクト17を通して行われる。グリル
14の吸気口15より吸い込まれた空気はフィルタ2で塵埃
をろ過され、空気流路9から開口7、渦室4を通って吹
き出し口8からグリル14の排気口16を通り排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、グリル
14の吸気口15より吸い込まれた空気はすべて排気口16か
ら排出されることになり、したがって車内の空気汚染が
甚しい場合は、フィルタ2でろ過しきれなかった汚染空
気が再び車内に還流されることになり、清浄に時間を要
するものであった。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、エア
コンを使用しないときには排気を車外の大気と連通した
トランクルーム内に排出することにより清浄時間を短縮
できる車載用空気清浄器を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の車載用空気清浄器は、渦室のファン風下側
の排気通路を車室内用とトランクルーム用との2通路と
し、その通路分岐部に切り替え弁を設け、この切り替え
弁にて、エアコンを使用しないときには排気を車外の大
気と連通しているトランクルーム内に、エアコン使用時
には車内に放出するよう切り替え、エアコンを使用しな
いときの清浄時間を短縮させるものである。
【0006】
【作用】上記構成により、エアコンを使用しないときに
は排気を車外の大気と連通したトランクルーム内に排出
することができ、フィルタでろ過しきれなかった汚染空
気は再び車内に還流されず、清浄時間を短縮できる。ま
た、車内での排気流による騒音の発生もなく静かな運転
にすることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1は本発明の一実施例の車載用空気清
浄器の側面断面図、図2はその要部の電気回路図であ
る。なお、従来例と同一部分は同一番号を付けて詳細な
説明は省略する。
【0008】図1において、18は渦室4のファン6の風
下側と吹き出し口8との間に設けたトランクルーム内に
連通する車外排気路である。19は切り替え弁であり、吹
き出し口8と車外排気路18の入口20を交互に開閉できる
ように弁開閉モータ21の軸22に軸支して設けられてい
る。
【0009】弁開閉モータ21は車のエアコン電源に並列
に接続され、エアコン運転時には切り替え弁19が吹き出
し口8を閉止し、またエアコン非使用時には車外排気路
の入口20を閉止するよう駆動し、エアコンの運転状態に
応じて切り替え弁19を切りかえる。切り替え弁19は入口
20を閉止時ファン6からの排気を滑らかに排気口16に導
くよう円弧状に形成されている。
【0010】図2において、23は電源切り替えスイッチ
であり、エアコンモータ24の駆動と弁開閉モータ21の駆
動を連動して操作するものである。すなわちエアコンモ
ータ24を駆動するエアコン運転時は、弁開閉モータ21を
切り替え弁19が入口20を閉止するまで一定時間駆動さ
せ、エアコンモータ24を停止するエアコン非運転時は、
入口20を開放するまで一定時間駆動させるように電気的
に接続されている。
【0011】上記構成において動作を説明する。空気清
浄時、送風用モータ5を駆動すると、グリル14の吸気口
15から吸い込まれた汚染空気はフィルタ2でろ過された
後、空気流路9を通り渦室4より吹き出し口8方向に向
かう。このときエアコンが運転状態にあるときは、吹き
出し口8が開放され、車外排気路18の入口20が閉止され
ているため排気はグリル14の排気口16より車内に排出さ
れる。このとき排気が衝突する切り替え弁19が円弧状に
形成されているため、切り替え弁19を設けたことによる
通路抵抗をカバーし、滑らかに排出される。エアコンを
使用しないときは切り替え弁19が切り替わり、排気は車
外排気路18からトランクルーム内に排出される。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フィルタ
を通過した後の排気風がエアコンの運転状態に応じ車内
または車外に切り替えて排出できるため、少なくともエ
アコンを使用しないときの車内清浄時間の短縮ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の車載用空気清浄器の側面断
面図である。
【図2】本発明の一実施例の車載用空気清浄器の電気回
路図である。
【図3】従来の車載用空気清浄器の正面断面図である。
【図4】従来例の車載用空気清浄器の側面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 フィルタ 4 渦室 5 送風用モータ 6 ファン 8 吹き出し口 9 空気流路 14 グリル 18 車外排気路 19 切り替え弁 21 弁開閉モータ 23 スイッチ 24 エアコンモータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に集塵用フィルタとモータおよび
    ファンを収納した渦室とを内蔵し、前記渦室のファン風
    下側の排気吹き出し口の上方に車室への排気口を有する
    排気グリルを位置せしめた車載用空気清浄器であって、
    渦室のファン風下側の排気通路を車内用とトランクルー
    ム用との2通路とし、その通路分岐部に前記2通路を交
    互に開閉可能にした切り替え弁を設けた車載用空気清浄
    器。
  2. 【請求項2】 車のエアコンモータと連動して正逆回転
    するモータにて切り替え弁を切り替え可能にした請求項
    1記載の車載用空気清浄器。
  3. 【請求項3】 切り替え弁を排気の風上側に向かって円
    弧状に形成した請求項1記載の車載用空気清浄器。
JP6430992A 1992-03-23 1992-03-23 車載用空気清浄器 Pending JPH05262129A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6430992A JPH05262129A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 車載用空気清浄器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6430992A JPH05262129A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 車載用空気清浄器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05262129A true JPH05262129A (ja) 1993-10-12

Family

ID=13254515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6430992A Pending JPH05262129A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 車載用空気清浄器

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JP (1) JPH05262129A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016132356A (ja) * 2015-01-20 2016-07-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両用空気清浄機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016132356A (ja) * 2015-01-20 2016-07-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両用空気清浄機

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02