JPH05261049A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH05261049A
JPH05261049A JP9165292A JP9165292A JPH05261049A JP H05261049 A JPH05261049 A JP H05261049A JP 9165292 A JP9165292 A JP 9165292A JP 9165292 A JP9165292 A JP 9165292A JP H05261049 A JPH05261049 A JP H05261049A
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JP
Japan
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light receiving
receiving element
light emitting
emitting element
vacuum cleaner
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Pending
Application number
JP9165292A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Konishi
宏明 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH05261049A publication Critical patent/JPH05261049A/ja
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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、床面状態の判別精度の低下が確
実に防止されるとともに、故障が発生し難い電気掃除機
を提供することを目的とする。 【構成】 発光素子16と受光素子17との間の被検出
物の状態により床面の状態を判別する手段23を備える
電気掃除機において、前記発光素子16と受光素子17
との一方または双方の汚れ具合を検出する手段23と、
前記発光素子16と受光素子17との一方または双方の
汚れ具合に対応して受光素子7の出力増幅度を制御する
手段23とを設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、床面の状態を判別
し、吸い込みのための制御を行うように構成された電気
掃除機に係り、特に床面の状態の判別に用いる光電素子
の汚れによる判別精度の低下を防止できるようにした電
気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平3−228724号
公報に開示されているように、発光素子と、受光素子
と、発光・受光両素子間に被検出物が介在するか否かに
より床面の状態を判別する手段と、この判別結果に基づ
いて吸い込み用モータの出力制御を行う手段とを備える
電気掃除機がある。
【0003】この従来の電気掃除機では、発光・受光両
素子あるいはその一方への異物の付着による判別精度の
低下を防止するため、機械的に発光・受光両素子の汚れ
を除去する異物除去手段が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電気掃除機
においては、異物除去手段に汚れが付着すると、異物除
去効果がなくなり、場合によっては清浄な発光素子や受
光素子を異物除去手段によって汚してしまい、判別精度
が低下することがある。また、異物除去手段の機械的機
構が故障し易いという問題もある。
【0005】この発明は、判別精度の低下が確実に防止
されるとともに、故障が発生し難くなるようにした電気
掃除機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る電気掃除機は、発光素子と受光素子との間に被検出
物が介在するか否かにより床面の状態を判別する手段を
備える電気掃除機において、前記発光素子と受光素子と
の一方または双方の汚れ具合を検出する手段と、前記発
光素子と受光素子との一方または双方の汚れ具合に対応
して受光素子の出力増幅度を制御する手段とを設けたこ
とを特徴とする。
【0007】この発明の第2の発明に係る電気掃除機
は、発光素子と受光素子との間に被検出物が介在するか
否かにより床面の状態を判別する手段を備える電気掃除
機において、前記発光素子と受光素子との一方または双
方の汚れ具合を検出する手段と、前記発光素子と受光素
子との一方または双方の汚れ具合が一定レベル以上に汚
くなるときに報知器を作動させる手段とを設けたことを
特徴とする。
【0008】この発明の第3の発明に係る電気掃除機
は、請求項1または2に記載の本発明に係る電気掃除機
において、前記発光素子と受光素子との一方または双方
の汚れ具合を検出する手段が、受光素子の出力の最大値
を検出して汚れ具合を検出することを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明の第1の発明の電気掃除機において
は、発光素子や受光素子の汚れ具合が検出され、汚れ具
合に対応して受光素子の出力増幅度を高めることによっ
て受光素子の出力変動の領域が正常な床面状態の判別が
できる領域に補正されることになる。
【0010】また、この発明の第2の発明の電気掃除機
においては、発光素子や受光素子の汚れ具合が検出さ
れ、その汚れ具合が一定レベル以上汚くなると報知器が
作動し、使用者に発光素子や受光素子の汚れ具合が一定
レベル以上汚くなったことが報知されることになる。
【0011】更に、この発明の第3の発明の電気掃除機
では、使用中に変動する受光素子の出力の中で最大値を
検出して汚れ具合が検出されるので、平均値等を求める
場合に比べると回路構成を簡単にできるとともに、誤検
出や誤判定が生じ難くなる。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例に係る電気掃除機を図1
ないし図6に基づき具体的に説明すれば、以下の通りで
ある。
【0013】この電気掃除機は、図1の斜視図に示すよ
うに、吸込具本体1と、掃除機本体2と、吸引具本体1
を掃除機本体2に接続するための継手管11、接続管1
2及び蛇腹ホース13を備え、蛇腹ホース13に設けた
手元スイッチ24(図6に示す)を押し込み操作するこ
とにより、電気掃除機の作動と停止との切り替え、及び
手動操作と自動操作との切り替えが行えるようにしてあ
る。
【0014】吸引具本体1の内部には、図2の平面図及
び図3の底面図に示すように、内部に回転ブラシ3、電
動機4、電動機4に回転ブラシ3を連動させるベルト式
伝導装置5及び床面床面判別器6が内蔵される。
【0015】また、吸引具本体1の下面の前部には左右
に適当な間隔を置いて1対の前車輪7が回転自在に取り
付けられるとともに、吸引具本体1の下面の後部には左
右に適当な間隔をおいて1対の後車輪輪8が回転自在に
取り付けられ、吸引具本体1の前面及び左右両側面にわ
たって弾性材からなる衝撃バンパ9が設けられる。
【0016】回転ブラシ3は上記吸込具本体1内の前側
空間に回転自在に収納され、この前側空間は吸引具本体
1の下面に開口する吸込口10を有している。また、こ
の前側空間は継手管11、接続管12及び蛇腹ホース1
3を介して上記掃除機本体2に連通される。
【0017】図3に示すように、吸引具本体1の底面に
は吸込口10の後側縁に沿ってフラップ状のサクション
キーパ14が設けられ、このサクションキーパ14によ
って吸込具本体1と被掃除床面との間のすき間からの空
気漏れが防止される。
【0018】電動機4は吸込具本体1の後側空間の片側
に収納され、その外端側に突出させた駆動軸4aと回転
ブラシ3の支軸3aとにわたってベルト式伝導装置5が
設けられる。
【0019】床面判別器6は、上記吸込具本体4の後側
空間内で上記電動機4と反対側に配置され、図4の断面
図に示すように、例えば発光ダイオードからなる発光素
子16と、例えばフォトトランジスタからなる受光素子
17と、判別器回路部18とを備え、発光素子16の発
光を光ケーブル32によって検知空間34に水平方向
(被掃除床面に平行な方向)に向け変えて射出させ、光
ケーブル33を介して受光素子17に受光させるように
している。
【0020】発光素子16が出力する光は、検知空間3
4内に被検出物、例えばじゅうたんの毛によって遮られ
るので、受光素子17からは床面の状態に対応する出力
が得られる。
【0021】すなわち、毛足の長いじゅうたんが敷かれ
ている床面の場合には、毛によって大きく光が遮られる
ので、大きく変動する出力が得られ、毛足の短いじゅう
たんが敷かれて要る場合には、毛によって遮られる光量
が小さいので、小さく変動する出力が得られる。また、
毛足が中程度のじゅうたんが敷かれている場合には、中
程度に変動する出力が得られる。更に、フローリングが
敷かれている場合、板張りの場合、畳敷きの場合等に
は、光を遮るものが検知空間34に入らないので、一定
した出力が得られる。
【0022】判別器回路部18は、図5の回路図に示す
ように、受光素子17の出力を電圧に変換する抵抗19
と、上記受光素子17の出力変動を図6の回路図に示す
中央処理回路23に伝えるバンドパスフィルタを兼ねた
増幅器20とで構成されている。
【0023】中央処理回路23は、例えばマイクロコン
ピュータで構成され、掃除機本体2内に設けられる。ま
た、この中央処理回路23は、手元スイッチ24及び床
面判別器6からの信号に基づき、駆動回路25を介して
電動機4の作動・停止を制御するとともに、駆動回路2
6を介して掃除機本体1内に設けた電動送風機27の作
動・停止を制御するように構成してある。
【0024】すなわち、この中央処理回路23は、手元
スイッチ24を自動操作に切り替えることにより、受光
素子17から出力され、増幅器20で増幅された床面判
別器6の出力、すなわち、床面検出信号29に基づいて
床面の状態を判定し、床面の状態に対応して異なる出力
で電動送風機27を作動・停止させるとともに、電動機
4の作動・停止を制御する。
【0025】例えば、毛足の長いじゅうたんの場合には
電動送風機27を大きな出力で作動させるとともに電動
機4を作動させ、毛足の中程度のじゅうたんの場合には
電動送風機27をやや大きな出力で作動させるとともに
電動機4を作動させ、毛足の短いじゅうたんの場合に
は、電動送風機27を中程度の出力で作動させるととも
に電動機4を作動させ、フローリングが敷かれている場
合、板張りの場合、畳敷きの場合等には電動送風機27
を小さい出力で作動させるとともに電動機4を停止させ
るように構成される。
【0026】また、この中央処理装置23は、手元スイ
ッチ24を手動操作に切り替えると、電動送風機27及
び電動機4の作動・停止を手動操作スイッチによって制
御できるようにしてある。
【0027】更に、この中央処理回路23は、受光素子
17から出力され、増幅器20によって一定の増幅率で
増幅された出力、すなわち、汚れ検出信号28の最高値
を検出し、発光素子16と受光素子17との一方または
双方の汚れ具合を判定し、床面検知信号29の最高値あ
るいは変動幅が一定以上となるように、汚れ具合に対応
して中央処理回路23内での床面検知信号29の増幅率
を変更するように構成される。
【0028】例えば、中央処理回路23は、汚れ検出信
号28の最高値が「高い」場合には汚れがなく「正常」
であると判定し、「やや低い」場合には「やや汚れてい
る」と判定して中央処理回路23内での床面検知信号2
9の増幅率を正常時の1.5倍に増大させ、「低い」場
合には「汚れている」と判定して床面検知信号29の中
央処理回路23内での増幅率を正常時の2倍に増大さ
せ、これにより、床面検知信号29の最大値あるいは変
動幅が一定以上になるようにしている。
【0029】加えて、この中央処理装置23は「汚れて
いる」と判定した時に、蛇腹ホース13に設けた汚れ表
示ランプ30を点灯させ、汚れていることを使用者に報
知し、クリーニングを促すようにしてある。
【0030】この電気掃除機においては、発光素子16
や受光素子17の汚れ具合を検出して、その汚れ具合に
応じて増幅器20の増幅率を正常時の1.5倍あるいは
2倍に増大し、増幅器20から出力される床面検知信号
29の最大値あるいは変動幅が一定以上になるようにし
ているので、発光素子16や受光素子17の汚れによっ
て床面検知信号29の変動幅が減少することがなく、中
央処理装置23における床面状態の判定精度が低下する
ことを確実に防止できる。
【0031】しかも、機械的機構を備える異物除去手段
が不要となるので、機械的機構の故障が発生するおそれ
や、異物除去手段の汚れによって発光素子16や受光素
子17が汚されるおそれがなくなる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の第1の
発明によれば、発光素子や受光素子が汚れた場合に、受
光素子の出力増幅率を増大させることにより、出力最高
値あるいは変動幅を一定以上に保持できるので、発光素
子16や受光素子17の汚れによる床面状態の判定精度
の低下を確実に防止できる。しかも、機械的機構を備え
る異物除去手段が不要になるので、故障が発生するおそ
れや、異物除去手段の汚れによって発光素子、受光素子
が汚されるおそれがなくなる。
【0033】この発明の第2の発明によれば、発光素子
や受光素子が一定以上汚れた場合に、報知器が作動する
ので、使用者が発光素子や受光素子の汚れを確実に認識
することができるとともに、使用者が発光素子や受光素
子のリーニングを促されることになる。
【0034】この発明の第3の発明によれば、簡単な回
路構成で確実に発光素子や受光素子の汚れ具合を検出で
き、誤検出や誤判定が生じ難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る電気掃除機の斜視図
である。
【図2】この発明の一実施例の吸込具本体の一部分を横
断した平面図である。
【図3】この発明の一実施例の吸込具の底面図である。
【図4】この発明の一実施例の床面判別器の断面図であ
る。
【図5】この発明の一実施例の床面判別器の回路図であ
る。
【図6】この発明の一実施例の制御回路の回路図であ
る。
【符号の説明】
6 床面判別器 16 発光素子 17 受光素子 18 判別器回路部 19 抵抗 20 増幅器 23 中央処理回路 30 表示ランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と受光素子との間の被検出物の
    状態により床面の状態を判別する手段を備える電気掃除
    機において、前記発光素子と受光素子との一方または双
    方の汚れ具合を検出する手段と、前記発光素子と受光素
    子との一方または双方の汚れ具合に対応して受光素子の
    出力増幅度を制御する手段とを設けたことを特徴とする
    電気掃除機。
  2. 【請求項2】 発光素子と受光素子との間に被検出物が
    介在するか否かにより床面の状態を判別する手段を備え
    る電気掃除機において、前記発光素子と受光素子との一
    方または双方の汚れ具合を検出する手段と、前記発光素
    子と受光素子との一方または双方の汚れ具合が一定レベ
    ル以上に汚くなるときに報知器を作動させる手段とを設
    けたことを特徴とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】 前記発光素子と受光素子との一方または
    双方の汚れ具合を検出する手段が、受光素子の出力の最
    大値を検出して汚れ具合を検出することを特徴とする請
    求項1または2に記載の電気掃除機。
JP9165292A 1992-03-16 1992-03-16 電気掃除機 Pending JPH05261049A (ja)

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JP9165292A JPH05261049A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 電気掃除機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102121900A (zh) * 2010-01-07 2011-07-13 泰怡凯电器(苏州)有限公司 灰尘传感器污染的判断方法和擦拭系统及其清洁机器人
CN109393998A (zh) * 2018-10-10 2019-03-01 珠海格力电器股份有限公司 一种烹饪器具及其控制方法

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