JPH0526075Y2 - - Google Patents

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JPH0526075Y2
JPH0526075Y2 JP1990037604U JP3760490U JPH0526075Y2 JP H0526075 Y2 JPH0526075 Y2 JP H0526075Y2 JP 1990037604 U JP1990037604 U JP 1990037604U JP 3760490 U JP3760490 U JP 3760490U JP H0526075 Y2 JPH0526075 Y2 JP H0526075Y2
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JP
Japan
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container
ice
container body
cap
ice confectionery
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JP1990037604U
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、アイスクリーム、シヤーベツト等
の氷菓子を収納・販売するための氷菓子容器の改
良に関するものである。
[従来の技術] アイスクリーム、シヤーベツト等の氷菓子は、
ステイツクに氷菓子を固着し、その外部を紙製包
装袋で覆つたものがほとんどである。
この場合、比較的硬質の氷菓子においては、形
崩れも少なく、また溶け始めるまでに時間を要す
るため商品価値も余り損なわれることはない。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、比較的軟質の氷菓子において
は、運搬時、展示販売時などにおいて形崩れしや
すく、本体部分を把持すれば、外観が損なわれる
恐れもある。また、比較的早期に溶け始めるた
め、商品価値も損なわれやすい難点があつた。
さらにまた、より軟質の氷菓子においては、そ
もそも紙製包装袋では取り扱えないことになる。
そこで、この考案の目的とするところは、硬
質、軟質を問わず、氷菓子を収納・販売する場合
に適した氷菓子容器をであり、飲食に供する場合
にも氷菓子の取り出しが容易な氷菓子容器を提供
するところにある。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記目的達成のため、紙製包装袋
ではなく、キヤツプ付きの合成樹脂製容器であり
氷菓子を固着して把持するステイツク部分も備え
た氷菓子容器を提供したものである。
すなわち、この考案に係る氷菓子容器は、氷菓
子を収納する容器本体と、内外面に氷菓子の保持
杆と把持杆を立設し、容器本体の開口部に嵌着さ
れるキヤツプとからなる合成樹脂製氷菓子容器
で、容器本体は合成樹脂のシート成形品からな
り、胴部よりも厚肉で硬質の上端鍔部を有し、こ
の上端鍔部の少なくとも一箇所において鍔部端縁
に形成した左右一対の切り込みによつて容器の破
断ガイド片を形成するとともに、容器本体内部に
突設する前記氷菓子の保持杆は断面波形状で、複
数個の貫通穴を有する構成としている。
使用する合成樹脂材料としては、ポリスチレン
が最適であり、内外面に氷菓子の保持杆と把持杆
を立設したキヤツプは、容器本体と同材質で成形
するのが好ましく、成形手段としては射出成形が
採用できる。
[作用] 上記氷菓子容器に内容物を収納する場合、まず
液状体の氷菓子素材を容器本体に充填し、保持杆
と把持杆を立設したキヤツプを容器開口部に嵌着
した上で液化窒素等の冷却剤中に置き、所望硬さ
の氷菓子となし、販売・飲食に供するものであ
る。
紙製包装袋と異なり、それ自体一定形態を有す
る容器内において氷菓子を成形するものであるか
ら、硬質、軟質を問わず、形崩れや溶解の恐れな
く販売に供することができる。
飲食時においては、容器本体の上端鍔部に形成
した切り込みによつて形成した破断ガイド片を掴
んで容器本体を縦裂きにすれば、保持杆に固着さ
れた氷菓子を簡単に取り出すことができ、把持杆
で把持して飲食することができる。
保持杆は断面波形状となし、かつ複数個の貫通
穴を設けて氷菓子がブリツジを形成するようにし
ているため、氷菓子の保持性がきわめて良好であ
る。破断ガイド片を形成した鍔部を比較的厚肉
で、硬質に成形してあるので、取扱い時において
誤つて容器本体が破断されたりすることがなく、
また、容器本体の保形性も良好である。
容器本体はシート成形されているので、材料の
延伸方向、すなわち、容器底部に向かつて分子が
配向するため、破断ガイド片を掴んで容器本体を
縦裂きする際、方向性が定まるので、容器本体の
破断状態が良く、氷菓子の取り出しに便利とな
る。
[実施例] 以下、添付図面に示した実施例について説明す
る。
第1図および第2図に示す通り、この考案に係
る氷菓子容器は、氷菓子を収納する合成樹脂製の
容器本体1と、この容器本体1の開口部に嵌着す
る合成樹脂製のキヤツプ2とで構成されている。
容器本体1は、ポリスチレン樹脂を使用してシ
ート成形されており、胴部より厚肉で硬質の上端
鍔部3からキヤツプ嵌着部4、胴部5を経て底部
6に至る細筒状に成形されている。キヤツプ2
は、容器本体の嵌着部4に内嵌する円板状のキヤ
ツプ本体7を有し、このキヤツプ本体7の内外面
に氷菓子の保持杆8と把持杆9が立設状態で一体
に射出成形されている。
容器本体1の上端鍔部3には、第3図に示す通
り、左右一対の切り込み10が形成され、容器の
破断ガイド片11が設けられている。なお、この
例では180°対称位置に1個づつ、計2個設けてい
るが、少なくとも1個形成すれば良い。
キヤツプ嵌着部4は、キヤツプ本体7の外径よ
りもやや小径に絞つた環状着座部12と、内周面
における4か所において突出させた打ち出し状の
押さえリブ13によつて構成されている。14は
容器本体の積み重ね時における易分離性を企図し
たスタツクリブである。
氷菓子の収納は、前述の通り、液状体の氷菓子
素材を容器本体1に充填し、保持杆8と把持杆9
を立設したキヤツプ2のキヤツプ本体7を嵌着部
4に内嵌した上で液化窒素等の冷却剤中に置き、
所望硬さにまで固めれば良い。
第4図は、氷菓子を取り出すために容器本体1
を破断し始めた状態を示すもので、前記鍔部3に
形成した破断ガイド片11を一旦内方に屈曲して
切り込み10を容器本体の胴部方向に成長させ、
そのまま手前に引つ張れば、容器本体の胴部5が
簡単に縦裂きされ、容器本体を破断することがで
きる。従つて、把持杆9をもつて氷菓子は簡単に
取り出すことができ、飲食することができる。な
お、保持杆8は氷菓子との固着性を良好なものと
するため、断面波形状とするとともに貫通穴15
を複数個形成し、氷菓子にこの貫通穴を通るブリ
ツジを形成させるようにしている。把持杆9も持
ち易さのため断面波形状に形成されている。
[考案の効果] この考案に係る氷菓子容器は、以上の構成であ
り、軟質、硬質を問わず、氷菓子を形崩れなく収
納・販売することができ、内容物が溶け出す恐れ
もなく、飲食時に当つては容器本体を破断するこ
とにより簡単に氷菓子を把持杆付きで取り出し得
るもので、この種容器として最適のものを提供し
得たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る氷菓子容器の一実施
例を示す正面図、第2図は同縦断面図、第3図は
同平面図、第4図は、氷菓子を取り出すため容器
本体を破断する状態を示した斜視図である。 1……容器本体、2……キヤツプ、3……上端
鍔部、4……キヤツプ嵌着部、5……胴部、6…
…底部、7……キヤツプ本体、8……保持杆、9
……把持杆、10……切り込み、11……破断ガ
イド片、12……環状着座部、13……押さえリ
ブ、14……スタツクリブ、15……貫通穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 氷菓子を収納する容器本体と、内外面に氷菓子
    の保持杆と把持杆を立設し、容器本体の開口部に
    嵌着されるキヤツプとからなる合成樹脂製氷菓子
    容器で、容器本体は合成樹脂のシート成形品から
    なり、胴部よりも厚肉で硬質の上端鍔部を有し、
    この上端鍔部の少なくとも一箇所において鍔部端
    縁に形成した左右一対の切り込みによつて容器の
    破断ガイド片を形成するとともに、容器本体内部
    に突設する前記氷菓子の保持杆は断面波形状で、
    複数個の貫通穴を有する氷菓子容器。
JP1990037604U 1990-04-07 1990-04-07 Expired - Lifetime JPH0526075Y2 (ja)

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JPH03129290U JPH03129290U (ja) 1991-12-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4933993U (ja) * 1972-06-26 1974-03-25
JPS4940462U (ja) * 1972-07-10 1974-04-09
JPS6311388B2 (ja) * 1978-07-26 1988-03-14 Nitto Electric Ind Co

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JPS6311388U (ja) * 1986-07-10 1988-01-25

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