JPH05260658A - デマンド制御装置 - Google Patents

デマンド制御装置

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JPH05260658A
JPH05260658A JP4051941A JP5194192A JPH05260658A JP H05260658 A JPH05260658 A JP H05260658A JP 4051941 A JP4051941 A JP 4051941A JP 5194192 A JP5194192 A JP 5194192A JP H05260658 A JPH05260658 A JP H05260658A
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JP
Japan
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value
power
power value
control
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JP4051941A
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English (en)
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Kazuhiro Maruyama
和弘 丸山
Masahiro Inoue
雅裕 井上
Noriyuki Kushiro
紀之 久代
Rieko Iwatsubo
理恵子 岩坪
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • Y02B70/3225Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/222Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷群に接続され、負荷群の総使用電力値を
設定された電力値以下にするデマンド制御装置におい
て、家庭や工場等における状況により適した負荷制御を
行うことができるデマンド制御装置を提供することを目
的とする。 【構成】 電力検出手段により負荷の遮断前後の総使用
電力値の差分により負荷の使用電力量を算出し、再起動
制御手段により、負荷の電力供給を遮断後、設定された
電力値と現在の総使用電力値との差分の範囲内で優先順
位に従い負荷を再起動する。その他、制御対象とする負
荷の選択を行い、優先順位を任意に設定できる構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デマンド制御装置に関
するものであり、負荷制御をより適切に行なうデマンド
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電力需要者において、最大使用電
力値すなわち電力のデマンド値を設定し、このデマンド
値の範囲内に総使用電力値を抑えて、省エネルギーを図
る動きが活発化している。
【0003】従来のデマンド制御装置としては、特開昭
57−71233号公報に示されるように、入力電力値
が設定電力値を超過している負荷または負荷群に対して
警報指令または制御指令を発するものや、使用電力の大
きい負荷から優先して遮断制御を行なうもの、または、
特開昭57−101526号に示されるように、制御対
象としての負荷をオンオフ可能な負荷と生産負荷に分け
て構成し、使用電力値がデマンド値を越えた場合に生産
負荷をまず運転目標にまで減少制御し、次にオンオフ可
能な負荷を遮断するものがある。さらに、特開昭55−
103043号公報には制御対象とすべきすべての負荷
を遮断制御しても総使用電力値が目標電力値を越えてい
る場合には、調整不能信号を発するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭57−
71233号における制御装置においては、使用電力の
登録が必要となり、また、使用電力の多い負荷から優先
して遮断制御するので使用電力値をデマンド値以下に抑
えるには有効であるが、使用電力にしたがった優先順位
の変更はできず、デマンド値内で有効に電力を使用する
ことはできないという欠点があった。また、特開昭57
−101526号における制御装置においても、優先順
位の変更はできず、加えて制御対象としての機器の選択
ができないことから、家庭、工場等おける状況に即した
デマンド制御を行なうことができなかった。また、特開
昭55−103043号の制御装置では、単に調整不能
信号を発するのみで具体的な制御は行わない。
【0005】さらに、従来のデマンド制御は負荷への電
力供給を遮断することにより行なっていたが、いずれか
1つの機器への電力供給を遮断してしまうことが適切で
ない場合がある。例えば、一般家庭の朝の時間帯に使用
される各機器には炊飯器、温水器、エアコン等が想定さ
れるが、そのうちいずれかでも遮断されてしまうと極め
て不便となる。
【0006】そこで、本発明は、負荷群の総使用電力値
を設定された電力値以下にするデマンド制御装置におい
て、家庭や工場等における状況により適した負荷制御を
行うことができるデマンド制御装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に基づくデマンド
制御装置は、第1には、負荷群に接続され、負荷群の総
使用電力値を設定された電力値以下にするために、設定
された優先順位に従って負荷への電力供給を遮断するデ
マンド制御装置において、各負荷の遮断前後の総使用電
力値の差分に基づき各負荷の使用電力値を算出する電力
検出手段と、ある負荷の電力供給を遮断後、上記電力検
出手段で検出された負荷の使用電力値の情報に従い、設
定された電力値と現在の総使用電力値との差分と各負荷
の使用電力値との比較を行ない、上記差分の範囲内で一
又は複数の負荷を優先順位に従い再起動制御する再起動
制御手段とを有することを特徴とするものであり、第2
には、各負荷の使用電力値を初期時に登録する登録手段
と、総使用電力値が設定電力値を越えた場合に、上記登
録された使用電力値と設定電力値との比較を行ない、オ
ン作動している負荷のうち、設定電力値の範囲内にある
負荷から、その使用電力値の合計が設定電力値範囲内と
なる一又は複数の負荷を優先順位に従い選択し、選択さ
れた負荷以外の負荷を遮断する遮断制御手段とを有する
ことを特徴とするものである。
【0008】さらに、第3には、負荷群に接続され、負
荷群の総使用電力値を設定された電力値以下にするデマ
ンド制御装置において、各負荷の電力使用要求に応じ、
設定された電力値と現在の総使用電力値の差分の範囲内
で、電力使用要求を行なった負荷に対して使用可能電力
値を含む信号を出力することを特徴とするものである。
【0009】さらに、第4には、負荷群に接続され、負
荷群の総使用電力値を設定された電力値以下にするため
に、設定された優先順位に従って負荷への電力供給を遮
断するデマンド制御装置において、該デマンド制御装置
が設定部と制御部とを含み、上記設定部は、負荷群の中
から制御対象とする一又は複数の負荷を優先順位を指定
して選択し設定するとともに、設定した内容を変更でき
る負荷選択手段と、負荷制御の目標電力値を設定すると
ともに、設定した値を変更できる電力値設定手段とを有
していて、上記制御部は、負荷選択手段で設定された負
荷の選択とその優先順位及び電力値設定手段で設定され
た目標電力値を記憶する記憶手段と、記憶された目標電
力値と総使用電力値とを比較する比較手段と、総使用電
力値が目標電力値を越えているとする前記比較手段から
の情報に基づき、記憶された負荷の選択とその優先順位
に従って電力供給を遮断する電力供給遮断手段とを有す
ることを特徴とするものである。
【0010】さらに、第5には、前記第4の構成におい
て、デマンド制御装置が外部機器に接続され、制御部
が、さらに、該外部機器からの制御要求信号に応じて、
負荷選択とその優先順位及び目標電力値が記憶されてい
る場合に制御要求を実行する外部要求実行手段とを有す
ることを特徴とするものである。
【0011】次に、第6には、第4の構成において、制
御部が、さらに、電力供給遮断手段による遮断後に、な
お、総使用電力値が目標電力値を越えている場合に、目
標電力値を変更し変更された目標値を設定部に出力する
変更手段を有していることを特徴とするものである。
【0012】さらに、第7には、前記第6の構成におい
て、デマンド制御装置が外部機器に接続され、制御部
が、さらに、該外部機器からの制御要求信号に応じて、
負荷選択とその優先順位及び目標電力値が記憶されてい
る場合に制御要求を実行する外部要求実行手段と、目標
電力値が変更された場合に変更された目標電力値を含む
信号を外部機器に出力する変更値信号出力手段とを有す
ることを特徴とするものである。
【0013】次に、第8には、第4の構成において、制
御部が、さらに、電力供給遮断手段による遮断後に総使
用電力値が目標電力値を越えている場合に、負荷制御を
中止する負荷制御中止手段を有していることを特徴とす
るものである。
【0014】さらに、第9には、前記第8の構成におい
て、デマンド制御装置が外部機器に接続され、該制御部
が、さらに、該外部機器からの制御要求信号に対して、
負荷選択とその優先順位及び目標電力値が記憶されてい
る場合に、制御要求を実行する外部要求実行手段と、負
荷制御を中止する旨の信号を外部機器に出力する中止信
号出力手段とを有することを特徴とするものである。
【0015】次に、第10には、負荷群に接続され、負
荷群の総使用電力値を設定された電力値以下にするデマ
ンド制御装置において、操作部とデータベース部と制御
部とを含み、上記操作部は、負荷群の中から制御対象と
する一又は複数の負荷を選択する選択手段と、選択され
た各負荷の動作開始時刻、動作終了時刻等の時刻情報を
設定する時刻設定手段とを有し、データベース部は、負
荷の動作機能ごとの使用電力値と、標準動作時間と、負
荷制御の優先順位と、設定電力値に関するデータを格納
し、制御部は、制御対象に選択された負荷の動作時間中
のいずれかの時刻において総使用電力値が設定電力値を
越える場合に、上記優先順位に従い、負荷の動作終了時
刻を、より優先順位の高い負荷の動作開始時刻にスケジ
ュールをスライドすることにより総使用電力値を設定電
力値内にする制御手段とを有することを特徴とするもの
である。
【0016】
【作用】本発明におけるデマンド制御装置は、電力検出
手段と再起動制御手段とを有していて、電力検出手段が
各負荷の遮断前後の総使用電力値の差分に基づき各負荷
の使用電力値を算出する。設定された優先順位に従って
負荷への電力供給を遮断後、再起動制御手段が、電力検
出手段により検出された負荷の使用電力値に従って、設
定された電力値と現在の総使用電力値との差分を各負荷
の使用電力値と比較を行い、設定された電力値と現在の
総使用電力値との差分の範囲内で一又は複数の負荷を優
先順位に従い再起動させるので、デマンド値内で有効に
電力を使用することができる。
【0017】次に、第2の構成においては、登録手段を
有することから各負荷の使用電力値を初期時に登録して
おき、遮断制御手段が、総使用電力値が設定電力値を越
えた場合に、登録手段により登録された使用電力値と設
定電力値との比較を行う。そして、オン作動している負
荷のうち、設定電力値の範囲内にある負荷の中から、使
用電力値の合計が設定電力値内となる一又は複数の負荷
を優先順位に従い選択して、選択された負荷以外の負荷
を遮断するので、第一の構成のように一旦オフ制御する
必要がない。
【0018】また、第3の構成においては、デマンド装
置に対する各負荷の電力使用要求に対して、設定された
電力値と現在の装置の差分の範囲内において電力使用要
求を行った負荷に対して使用可能電力値信号を出力す
る。
【0019】次に、第4の構成においては、設定部にお
ける負荷選択手段により負荷群の中から制御対象とする
一又は複数の負荷を優先順位を指定して選択するととも
に、電力値設定手段により負荷制御の目標電力値を設定
する。設定部における負荷の選択と目標電力値の設定が
行われると、制御部における記憶手段が負荷の選択とそ
の優先順位及び目標電力値を記憶する。次に、比較手段
が記憶された目標電力値と総使用電力値との比較を行
い、総使用電力値が目標電力値を越えている場合に、電
力供給遮断手段が記憶された負荷の選択とその優先順位
に従い電力供給を遮断する。
【0020】第5の構成においては、上記第4の構成に
おいて、制御部が外部機器に接続され、制御部が、外部
要求実現手段を有していて、外部機器からの制御要求に
応じて制御要求を実行する。この場合、制御要求を実行
するのは、負荷選択とその優先順位及び目標電力値が記
憶されている場合である。
【0021】次に第6の構成においては、第4の構成に
さらに変更手段を有していて、電力供給遮断手段による
遮断後に、なお、総使用電力値が目標電力値を越えてい
る場合に、目標電力値を変更し、変更された目標電力値
を設定部に出力する。
【0022】第7の構成においては、第5の構成と同様
に外部要求実行手段が設けられ、さらに、変更値信号出
力手段を有し、この変更値信号出力手段は目標電力値が
変更された場合に変更された目標電力値を含む信号を外
部機器に出力する。
【0023】さらに、第8の構成においては、第4の構
成にさらに負荷制御中止手段を有していて、電力供給遮
断手段による遮断後に、なお、総使用電力値が目標電力
値を越えている場合に、負荷制御を中止する。
【0024】第9の構成においては、第5の構成と同様
に外部要求実行手段が設けられ、さらに、中止信号出力
手段を有し、この中止信号出力手段は負荷制御を中止す
る旨の信号を外部機器に出力する。
【0025】さらに、第10の構成においては、操作部
が選択手段と時刻設定手段とを有し、この選択手段によ
り制御対象とする一又は複数の負荷を選択し、時刻設定
手段により選択された各負荷の動作開始時刻、動作終了
時刻等の時刻情報を設定する。 すると、制御部は、デ
ータベース部に格納された負荷の使用電力値、標準動作
時間、負荷制御の優先順位、設定電力値のデータを元
に、制御選択された負荷の動作時間中のいずれかの時刻
において総使用電力値が設定電力値を越える場合に、前
記優先順位に従い、負荷の動作終了時刻をより優先順位
の高い負荷の動作開始時刻にスケジュールをスライドさ
せることにより負荷群の総使用電力値を設定電力値内に
する。
【0026】
【実施例】本発明の実施例を図面を利用して説明する。
【0027】第1実施例として示されるデマンド制御装
置は、図1に示すように、負荷1、負荷2、負荷3に接
続されるものである。このデマンド制御装置は、上記負
荷群の総使用電力を設定された電力値以下にするため
に、設定された優先順位に従って負荷への電力供給を遮
断するものであり、遮断制御は図2に示すように行われ
る。
【0028】ここで、説明を簡略化するため、10Aの
使用電流を有する機器イと5Aの使用電流を有する機器
ロの2つの機器を接続する場合について説明する。な
お、設定された電力値としてのデマンド値は8Aであ
り、優先順位は機器イが優先順位1、機器ロは優先順位
2であるとする。両機器をオン作動した場合には、総使
用電流は15Aになるのでデマンド値を越えてしまう。
そこで、デマンド制御装置は優先順位の低い機器ロへの
電流供給を遮断する。すると、総使用電流値は10Aに
なるが、依然としてデマンド値を越えているので、機器
イも遮断する。
【0029】ここで、デマンド制御装置は、機器への電
流供給を遮断した場合の遮断前の総使用電流値と遮断後
の総使用電流値との差分から遮断した機器の使用電流値
を算出する機能を有していて、機器イの使用電流値が5
Aであると判断され、機器ロは10Aであると判断され
る。ここで、デマンド制御装置には現在許容可能な電流
値と負荷の使用電流値との比較を行い、許容可能な電流
値の範囲内で、優先順位に従い負荷を再起動する機能を
有し、デマンド制御装置は、まず、許容可能電流値と優
先順位が一番高い機器イの使用電流値との比較を行い、
機器イの使用電流値は許容範囲を越えているので、再起
動させない。次に、機器ロについて比較を行うと許容範
囲内に入るので、機器ロを再起動させる。なお、機器
イ、機器ロのみならず使用電流値が2Aの機器ハが接続
されている場合には、機器ハを起動させても許容範囲内
になるので、機器ハも再起動させることになる。
【0030】次に、第2実施例として示されるデマンド
制御装置は、第1実施例と略同一構成であるが、遮断制
御は図3に示すように行われる。すなわち、装置は接続
される各負荷の使用電流値を登録する登録手段を有して
いて、予め機器イの使用電流が10Aであること及び機
器ロの使用電流が5Aであることが登録される。その上
で、機器イと機器ロをオン作動すると、総使用電流値は
デマンド値8Aを越えることになる。ここで、装置は、
各負荷の使用電力値とデマンド値との比較を行い、オン
作動している負荷のうち、設定電力値の範囲内にある負
荷の中から使用電流値の合計がデマンド値内になるよう
に優先順位に従って負荷を選択し、選択された負荷以外
の負荷を遮断する機能を有しているので、装置はまず優
先順位の一番高い機器イをデマンド値と比較する。する
と、機器イの使用電流値はデマンド値よりも大きいの
で、機器イは選択されない。次に、機器ロについて比較
を行うと、機器ロの使用電流値はデマンド値になるの
で、機器ロが選択され、他の機器である機器イは電流の
供給が遮断されることになる。なお、機器イ、機器ロの
みならず使用電流値が2Aの機器ハが接続されている場
合には、機器ロと機器ハの使用電流値の合計がデマンド
値以内になるので、機器ロ及び機器ハが選択され、機器
イのみ遮断されることになる。
【0031】次に、第3実施例として示されるデマンド
制御装置も第1実施例と略同一構成であるが、上記実施
例と異なり遮断制御は以下のように行われる。すなわ
ち、現在の許容電流値が7Aで、機器イの使用電流値が
10Aであるとする。ここで、機器イは、例えば炊飯器
であるとする。この機器イから炊飯要求信号が出力され
たとする。すると、デマンド制御装置は許容電流値が7
Aであるので、機器イに対して7Aを許可し、機器イは
7Aの電流を使用した旨を装置に出力する。その上で他
の機器がオフされる等して新たに5Aの余裕が生じた場
合、さらに、不足分の3Aを機器イに許可することによ
り、機器イは10Aで作動できることになる。合計10
Aの使用許可を受けた機器イは、10Aで動作している
旨の信号を装置に出力する。
【0032】次に、第4実施例として示すデマンド制御
装置は、主に家庭内における電力負荷制御を行うもので
あり、図5に示すように、設定部10と制御部20を有
し、負荷1、負荷2、負荷3等及び電力量センサ5に接
続され、さらに、外部機器7とも接続されている。ここ
で、電力量センサ5は負荷の総使用電力量を検出するも
のであり、外部機器7は家庭外にあり、主に電力会社の
ものである。
【0033】上記設定部10では、図6に示すように、
負荷の選択設定と目標値設定が行われる。負荷設定は、
負荷群の中から制御の対象とする一又は複数の負荷を選
択する。その際に、選択された負荷には優先順位が付け
られ、優先順位の小さいものから電力供給を遮断してい
く。目標値設定は、負荷制御の目標電力値いわゆるデマ
ンド値を設定する。また、該設定部10では、選択され
た負荷とその優先順位及びデマンド値の変更設定が可能
である。上記のようにして負荷選択とその優先順位及び
目標電力値は制御部に出力される。
【0034】上記の負荷の選択とその優先順位及び目標
電力値の設定について詳述すると、図7に示すフローに
従って行われる。すなわち、装置がいかなる負荷が存在
するかをモニタし(ステップ001)、設定を行うか否
かを選択する(ステップ002)。次に、負荷を順位を
付けながら選択する(ステップ003)。例えば、エア
コン、炊飯器、温水器、電気カーペットの各負荷がデマ
ンド制御装置に接続されている場合、「温水器」→「炊
飯器」→「エアコン」の順で選択を行うと、4つの負荷
のうち上記3つの負荷が選択され、温水器が優先順位
1、炊飯器が優先順位2、エアコンが優先順位3とな
り、総使用電力値が目標電力値を越えている場合に、温
水器、炊飯器、エアコンの順で遮断されることになる。
【0035】次に、目標電力値が設定される。これは、
電力会社との契約電力値とは限られず、契約電力値以内
の任意の値を設定することができる。設定部10におけ
る負荷の選択とその優先順位及び目標電力値の設定が終
わると、これらを制御部20へ登録する(ステップ00
5)。制御部20では、これらのデータに従い負荷制御
を行う。
【0036】さらに、一旦設定した内容を変更する場合
には、ステップ006に進み、負荷の選択及びその優先
順位を変更する場合にはステップ007に、目標電力値
を変更する場合にはステップ008に進み、制御部に登
録する(ステップ009)。双方とも変更する場合に
は、再度ステップ006に戻ることになる。
【0037】設定が行われると、設定部10には図示さ
れない制御開始スイッチがあり、この制御開始スイッチ
をオンすると、制御が開始される。制御の方法は、登録
された目標電力値と総使用電力値を比較し、総使用電力
値が目標電力値を上回っている場合に、選択された負荷
の中から優先順位の小さい負荷より順に電力供給を遮断
する。本実施例におけるデマンド制御装置においては、
設定部10と制御部20を設け設定手段と制御手段とを
分離して設けているので、設定手段の発展に対応するこ
とができる。
【0038】制御方法について詳述すると、図8に示す
ように、まず、現在の総使用電力値をモニタする(ステ
ップ010)。これは、電力量センサ5の値をモニタす
ることにより行われる。その上で総使用電力値と目標電
力値を比較し、総使用電力値が目標電力値以内ならばそ
のままモニタを続け、総使用電力値が越えていれば、優
先順位1の負荷についてオフされているか否か判断され
る(ステップ012,013)。この判断により優先順
位1の負荷がオフされていない場合には、該負荷をオフ
制御する(ステップ014)。既に、オフ制御されてい
る場合には、時間経過を考慮して再度総使用電力値をモ
ニタし(ステップ015)、現在の総使用電力値と目標
電力値を比較する(ステップ016)。
【0039】ここで、目標電力値内であればそのままモ
ニタし続け、依然として目標電力値を越えている場合に
は、負荷の番号Nをインクリメントし(ステップ01
7)、登録台数を越えたか否かを判断する(ステップ0
18)。登録台数を越えていない場合は、再びステップ
013に戻り、次の優先順位の負荷のオフ制御を行う。
すべての負荷についてのオフ制御を完了し、なお目標電
力値を上回っている場合には、ステップ010に戻る。
ここで、制御対象とされていない負荷、例えば、前記例
では他に電気カーペットを使用することによる使用電力
も総使用電力値に含まれるので、制御対象たる負荷をす
べて遮断しても目標電力値を越えることがある。
【0040】なお、既に説明したように、本実施例に係
るデマンド制御装置は外部機器7と接続されているが、
外部機器7との応答は図9に示すように行われる。つま
り、デマンド装置における制御部20は外部機器7の制
御要求に応じて各負荷に制御指令を出すが、制御部20
に負荷の選択とその優先順位及び目標電力値が記憶され
ている場合に外部機器からの制御要求に対して制御指令
を発するよう構成されている。したがって、制御部20
に負荷の選択とその優先順位、目標電力値の双方または
いずれかが記憶されていない場合には、図9に示すよう
に外部機器7の制御要求に対して拒否する旨の信号を外
部機器に対して出力する。また、制御部に負荷の選択と
その優先順位及び目標電力値が記憶されていて、外部機
器7の制御指令に応じて制御信号を出力する場合には、
制御要求を実行する旨の信号を外部機器に出力する。
【0041】以上のように、本実施例に係るデマンド制
御装置によれば、接続された負荷群の中から制御対象と
する任意の負荷を選択することができ、選択した負荷に
おける優先順位を任意に決めることができる。また、各
負荷の使用電力量の登録は必要ないので、設定が容易と
なる。
【0042】次に示す第5実施例に係るデマンド制御装
置は、前記第4実施例と略同一構成であるが、制御部2
0が制御対象たる負荷をすべて遮断しても目標電力値を
越えている場合に、図10、図11に示すように、制御
不能と判断し、現在の総使用電力値を目標電力値に変更
する機能を有することを特徴とする(ステップ01
9)。さらに、変更された目標電力値を含む信号を設定
部10に出力するとともに(ステップ020)、外部機
器7にも出力する機能を有している(ステップ21)。
【0043】これは、予め設定した負荷のすべてを制御
しても総使用電力値が目標電力値を越えている場合に、
総使用電力値を目標電力値以下にするには、設定負荷以
外の負荷を手動により制御するか、または、サービスブ
レーカを遮断することが考えられるが、前者は家人が不
在の場合に不都合を生じ、後者は設定機器以外の機器の
電源遮断を招いてしまう。そこで、目標電力値の変更を
行うことにより、それらの問題点を解決しようとしたも
のである。目標電力値の変更が行われた場合に、使用者
は従前の目標電力値で運転が行われていると考えてお
り、また、電力会社等の外部に対しても従前の目標電力
値で運転が行われていると考えており、料金契約等に問
題が生じる。そこで、目標電力値の変更があった場合に
は、設定部及び外部機器にその旨を通報するのである。
【0044】さらに、上記実施例においては、制御対象
たる負荷をすべて遮断しても目標電力値を越えている場
合に目標電力値を変更する場合について説明したが、目
標電力値の変更によらずに、図12、図13に示すよう
に制御中止による方法も、第6実施例として考えられ
る。制御の中止による場合も前実施例と同様に制御中止
の旨を設定部に通報し、さらには、外部機器にも通報す
る。
【0045】次に示す第7実施例におけるデマンド制御
装置では、図14に示すように、負荷1から負荷4に操
作部30とスケジュールコントローラ(以下「コントロ
ーラ」とする)40が接続され、該操作部30とスケジ
ュールコントローラ40に機器データベース50と電力
量管理データベース60が接続されている。この機器デ
ータベース50には、各負荷についての運転優先度と使
用電流値と動作時間が記憶されている。この使用電流値
には、動作時の使用電流値及び負荷に保温機能がある場
合には、保温時の使用電流値も記憶される。動作時間
は、炊飯器、温水器のように動作時間のあるものについ
て記憶されている。また、電力量管理データベース60
には、契約電流値が記憶されている。
【0046】操作部30においては、負荷群の中から制
御対象とする一又は複数の負荷を選択することができ、
選択された負荷の動作開始時刻、動作終了時刻を設定す
ることができる。
【0047】スケジュールコントローラ40は、操作部
30により設定された負荷の選択及び動作終了時刻と、
機器データベース50と電力量管理データベース60に
記憶された情報に従い、以下のように負荷制御を行う。
【0048】すなわち、操作部により優先度1のエアコ
ンと優先度3の炊飯器と優先度4の温水器を選択し、エ
アコンの動作開始時刻を午前6時、炊飯器と温水器の動
作終了時刻を午前7時として設定したとする。
【0049】コントローラ40では、図18に示すよう
に、ユーザーにより操作部で設定された上記情報と機器
データベース50に記憶された動作時間により、運転ス
ケジュールを展開する(ステップ030)。すると、図
16に示すようなスケジュールが展開される。すなわ
ち、炊飯器については、動作終了時刻が午前7時で動作
時間が50分であるので、炊飯器の動作開始時刻は午前
6時10分となり、温水器については、動作開始時刻が
午前5時50分になる。
【0050】次に、この運転スケジュールと機器データ
ベース50に記憶された各負荷の使用電流値に従い、時
間帯別使用電流値の合計を計算する(ステップ04
0)。すると、図16に示すように、5時50分から6
時までの間は7A、6時から6時10分までの間は19
A、6時10分から7時までの間は28Aとなる。ここ
で、デマンド値が15Aであるとすると、6時から7時
までの間で総使用電力値がデマンド値を越えていること
になる。そこで、コントローラ40は、機器データベー
ス50に記憶された優先度と使用電流値及び動作時間、
電力量管理データベースに記憶された契約電流値に基づ
き、スケジュールの自動調整を行う。
【0051】スケジュールの自動調整は、図19に示す
ように、時間帯別使用電流値と契約電流値を比較して、
使用電流値が大きい場合に、優先度の低い機器の動作時
刻を前の時刻にシフトした後(ステップ051,05
2)、再度電流値を計算し(ステップ053)、この操
作を繰り返すことにより調整を行う。
【0052】具体的には、図16において、まず、優先
度の最も低い温水器の動作終了時刻を炊飯器の動作開始
時刻すなわち6時10分にまでスライドさせる。ここ
で、温水器については6時10分から7時までは保温状
態となるので使用電力は1Aとなる。すると、6時10
分から7時までの総使用電流値は22Aとなり、依然と
して契約電力を越えている。そこで、次に優先度の低い
炊飯器の動作終了時刻をエアコンの動作開始時刻の6時
にまでスライドさせる。この場合も炊飯器の6時から7
時までの使用電流は保温状態であるので1Aである。
【0053】すると、6時10分から7時までの総使用
電流値は14Aとなるので、契約電流内に収まる。しか
し、6時から6時10分までの総使用電流値は19Aで
あり、依然としてデマンド値を越えている。そこで、次
に、温水器の動作終了時刻を炊飯器の動作開始時刻にス
ライドさせる。すると、自動調整の結果は図17に示す
ようになり、いずれの時刻においても総使用電流値をデ
マンド値以下に抑えることができる。
【0054】以上のようにして、制御対象たる負荷をオ
フさせることなくデマンド制御を行うことができ、特
に、キッチンに設置される機器のように朝の時間帯に電
流供給を遮断することが適当でない場合に有効である。
【0055】
【発明の効果】本発明は、負荷群の総使用電力値を設定
された電力値以下にするデマンド制御装置において、家
庭や工場等における状況により適した負荷制御を行うこ
とができるデマンド制御装置を提供することができる。
特に、請求項1から請求項3に記載した発明によると、
設定された電力値と現在の総使用電力値との差分の範囲
内において、有効に電力を利用することができる。ま
た、請求項4から請求項9に記載の発明によれば、制御
対象とする負荷の選択を行うことができ、選択された負
荷の優先順位も自由に設定することができるので、家庭
等の状況に応じたデマンド制御を行うことができる。さ
らに、請求項10に記載の発明によれば、各負荷の動作
時刻をずらすことによりデマンド制御を行うので、負荷
をオフ制御することなくデマンド制御を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例から第3実施例におけるデマンド制
御装置を示す構成図である。
【図2】第1実施例におけるデマンド制御装置の制御シ
ーケンスを示す説明図である。
【図3】第2実施例におけるデマンド制御装置の制御手
順を示す説明図である。
【図4】第3実施例におけるデマンド制御装置の制御手
順を示す説明図である。
【図5】第4実施例及び第5実施例におけるデマンド制
御装置を示す構成図である。
【図6】第4実施例における制御シーケンスを示す説明
図である。
【図7】設定部における設定手順を示すフローである。
【図8】制御部における制御手順を示すフローである。
【図9】第4実施例における制御シーケンスを示す説明
図である。
【図10】第5実施例における制御シーケンスを示す説
明図である。
【図11】制御部における制御手順を示すフローであ
る。
【図12】第6実施例における制御シーケンスを示す説
明図である。
【図13】制御部における制御手順を示すフローであ
る。
【図14】第7実施例におけるデマンド制御装置を示す
構成図である。
【図15】図14における一部を詳細に説明する構成図
である。
【図16】設定された運転スケジュールを示す説明図で
ある。
【図17】調整後の運転スケジュールを示す説明図であ
る。
【図18】スケジュールコントローラにおける処理手順
を示す説明図である。
【図19】スケジュール自動調整における処理手順を示
す説明図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 負荷 5 電力量センサ 7 外部機器 10 設定部 20 制御部 30 操作部 40 スケジュールコントローラ 50 機器データベース 51 電力量管理データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩坪 理恵子 神奈川県鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱 電機株式会社生活システム研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷群に接続され、負荷群の総使用電力
    値を設定された電力値以下にするために、設定された優
    先順位に従って負荷への電力供給を遮断するデマンド制
    御装置において、 各負荷の遮断前後の総使用電力値の差分に基づき各負荷
    の使用電力値を算出する電力検出手段と、 ある負荷の電力供給を遮断後、上記電力検出手段で検出
    された負荷の使用電力値の情報に従い、設定された電力
    値と現在の総使用電力値との差分と各負荷の使用電力値
    との比較を行ない、設定された電力値と現在の総使用電
    力値との差分の範囲内で一又は複数の負荷を優先順位に
    従い再起動制御する再起動制御手段とを有することを特
    徴とするデマンド制御装置。
  2. 【請求項2】 負荷群に接続され、負荷群の総使用電力
    値を設定された電力値以下にするために、設定された優
    先順位に従って負荷への電力供給を遮断するデマンド制
    御装置において、 各負荷の使用電力値を初期時に登録する登録手段と、 総使用電力値が設定電力値を越えた場合に、上記登録さ
    れた使用電力値と設定電力値との比較を行い、オン作動
    している負荷のうち、設定電力値の範囲内に使用電力値
    がある負荷から、その使用電力値の合計が設定電力値範
    囲内となる一又は複数の負荷を優先順位に従い選択し、
    選択された負荷以外の負荷を遮断する遮断制御手段とを
    有することを特徴とするデマンド制御装置。
  3. 【請求項3】 負荷群に接続され、負荷群の総使用電力
    値を設定された電力値以下にするデマンド制御装置にお
    いて、 各負荷の電力使用要求に応じ、設定された電力値と現在
    の総使用電力値の差分の範囲内で、電力使用要求を行な
    った負荷に対して使用可能電力値を含む信号を出力する
    ことを特徴とするデマンド制御装置。
  4. 【請求項4】 負荷群に接続され、負荷群の総使用電力
    値を設定された電力値以下にするために、設定された優
    先順位に従って負荷への電力供給を遮断するデマンド制
    御装置において、 設定部と制御部とを含み、 上記設定部は、負荷群の中から制御対象とする一又は複
    数の負荷を優先順位を指定して選択し設定するととも
    に、設定した内容を変更できる負荷選択手段と、負荷制
    御の目標電力値を設定するとともに、設定した値を変更
    できる電力値設定手段とを有し、 上記制御部は、負荷選択手段で設定された負荷の選択と
    その優先順位及び電力値設定手段で設定された目標電力
    値を記憶する記憶手段と、記憶された目標電力値と総使
    用電力値とを比較する比較手段と、総使用電力値が目標
    電力値を越えているとする前記比較手段からの情報に基
    づき、記憶された負荷の選択とその優先順位に従って電
    力供給を遮断する電力供給遮断手段とを有することを特
    徴とするデマンド制御装置。
  5. 【請求項5】 デマンド制御装置が外部機器に接続さ
    れ、該装置における制御部が、さらに、該外部機器から
    の制御要求信号に応じて、負荷選択とその優先順位及び
    目標電力値が記憶されている場合に制御要求を実行する
    外部要求実行手段を有することを特徴とする請求項4に
    記載のデマンド制御装置。
  6. 【請求項6】 制御部が、さらに、電力供給遮断手段に
    よる遮断後に、なお、総使用電力値が目標電力値を越え
    ている場合に、目標電力値を変更し変更された目標値を
    設定部に出力する変更手段を有していることを特徴とす
    る請求項4に記載のデマンド制御装置。
  7. 【請求項7】 デマンド制御装置が外部機器に接続さ
    れ、該装置における制御部が、さらに、該外部機器から
    の制御要求信号に応じて、負荷選択とその優先順位及び
    目標電力値が記憶されている場合に制御要求を実行する
    外部要求実行手段と、目標電力値が変更された場合に変
    更された目標電力値を含む信号を外部機器に出力する変
    更値信号出力手段とを有することを特徴とする請求項6
    に記載のデマンド制御装置。
  8. 【請求項8】 制御部が、さらに、電力供給遮断手段に
    よる遮断後に総使用電力値が目標電力値を越えている場
    合に、負荷制御を中止する負荷制御中止手段を有してい
    ることを特徴とする請求項4に記載のデマンド制御装
    置。
  9. 【請求項9】 デマンド制御装置が外部機器に接続さ
    れ、該装置における制御部が、さらに、該外部機器から
    の制御要求信号に対して、負荷選択とその優先順位及び
    目標電力値が記憶されている場合に、制御要求を実行す
    る外部要求実行手段と、負荷制御を中止する旨の信号を
    外部機器に出力する中止信号出力手段とを有することを
    特徴とする請求項8に記載のデマンド制御装置。
  10. 【請求項10】 負荷群に接続され、負荷群の総使用電
    力値を設定された電力値以下にするデマンド制御装置に
    おいて、 操作部とデータベース部と制御部とを含み、 操作部は、負荷群の中から制御対象とする一又は複数の
    負荷を選択する選択手段と、選択された各負荷の動作開
    始時刻、動作終了時刻等の時刻情報を設定する時刻設定
    手段とを有し、 データベース部は、負荷の動作時及び負荷の動作機能ご
    との使用電力値と、標準動作時間と、負荷制御の優先順
    位と、設定電力値に関するデータを格納し、 制御部は、制御対象に選択された負荷の動作時間中のい
    ずれかの時刻において総使用電力値が設定電力値を越え
    る場合に、上記優先順位に従い、負荷の動作終了時刻
    を、より優先順位の高い負荷の動作開始時刻にスケジュ
    ールをスライドすることにより総使用電力値を設定電力
    値内にする制御手段とを有することを特徴とするデマン
    ド制御装置。
JP4051941A 1992-03-10 1992-03-10 デマンド制御装置 Pending JPH05260658A (ja)

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JP4051941A JPH05260658A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 デマンド制御装置
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HK99102112A HK1017167A1 (en) 1992-03-10 1999-05-11 Power distribution control system.

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