JPH05260500A - デジタルカラー補正方式 - Google Patents

デジタルカラー補正方式

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JPH05260500A
JPH05260500A JP4142823A JP14282392A JPH05260500A JP H05260500 A JPH05260500 A JP H05260500A JP 4142823 A JP4142823 A JP 4142823A JP 14282392 A JP14282392 A JP 14282392A JP H05260500 A JPH05260500 A JP H05260500A
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color
film
signal
digital
video
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JP4142823A
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Patrice J Capitant
ジェイ カピタント パトリス
Vinson R Perry
アール ペリー ビンソン
David C Collier
シー コリア デービット
John Carlucci
カールッシ ジョン
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Sony Corp of America
Original Assignee
Sony Corp of America
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Publication date
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作者が余り技術を必要とすることなく適切
なカラー補正ができる、フィルム・ビデオ変換における
カラー補正方式を得る。 【構成】 入力デジタルフィルムカラー信号をフィルム
特性を表すフィルムカラー補正パラメータでフィルムカ
ラー補正する。補正したフィルムカラー信号をビデオ信
号特性を表すビデオカラー補正パラメータでビデオカラ
ー補正する。フィルム又はビデオカラー補正パラメータ
を別個のデータとして補正後又は補正前のカラー信号の
中に符号化する。このカラー補正又はカラー補正パラメ
ータ符号化により、ビデオ信号は適切なカラー補正が行
われ、その固有の特定カラー補正情報を含むことにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ(映像)信号の
カラー補正方式、詳しくは、フィルムからビデオへの変
換システムにおけるカラー補正方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光の像を表す電子信号を選択的に補正す
るカラー補正システムは、当業者に周知である。多くの
複雑なビデオシステムには、色々な形式のカラー補正装
置が使用されている。特に、テレシネのようなフィルム
・ビデオ変換システムには複雑なカラー補正装置が使用
されている。テレシネの場合は特に、フィルムの性質
上、また対応ビデオ信号を作成するためのフィルム光像
の電子的走査により生じるカラーの不精確さ又は非直線
性を正すため、カラー補正が必要である。
【0003】かようなシステムのカラー補正装置は一般
に、殆どではないが、多くの操作者又は編集者の能力を
越えるレベルの技術を必要とした。実際、カラー補正
は、科学よりも技術として見られることが多い。ビデオ
システムの使用が拡大するにつれ、かかるシステムに対
する編集者の必要性が増大し、余り技術を必要とせず、
より良くはないにせよ同等なカラー補正を与えるカラー
補正装置が要求されるようになった。
【0004】従来のカラー補正装置を効率よく操作し所
望のカラー補正を行うには、特にカラー補正の2つの面
においてこれまで多大の技術、経験及び洞察力を要し
た。第1の面は、恐らくこちらの方が難しいが、フィル
ム特性に対する補正を要することである。かかるフィル
ムの特性は、カラーフィルムの多感光剤層における染料
間の漏洩(混入)、フィルムのスピード、ガンマ、最小
及び最大のフィルム染料密度を含んでいる。更に、フィ
ルム特性は、一般に非直線性を有するので、補償ないし
補正が極めて難しい。
【0005】カラー補正の第2の難しい面は、ビデオ信
号の特性に対する補正を含むことである。かかる特性に
は、色合い(又は色調)、彩度及び強さ(明暗度)が含
まれる。恐らく上述のフィルム特性よりは容易に補正で
きるものの、やはり簡単ではない。また、ビデオ信号へ
の変換は一般に、使用するビデオ表示装置(例えば陰極
線管)及びビデオ信号規格(例えばNTSC又はPA
L)によって決まるカラー規格に従って行わなければな
らない。
【0006】編集者又はカラリスト(着色者)が直面す
る難しさの主なものは、従来のカラー補正装置における
カラー補正回路の殆どがアナログであるため、余り正確
でなく融通性がないことである。1つの特定のパラメー
タを補正するため調整が必要な場合、全部ではないが殆
ど他のパラメータも影響を受けて度合いが変わってしま
うのが普通である。特殊効果機器のようなもっと複雑な
新しいカラー補正装置の中には、デジタル設計のものが
ある。しかし、これらの機器は一般にビデオ専用、すな
わちビデオ信号のみを処理するもので、ビデオ信号特性
に対し簡単な補正しかできない。換言すると、フィルム
特性に対するもっと難しい補正はできない。したがっ
て、ビデオ信号特性に対するデジタルカラー補正は、フ
ィルム・ビデオ変換システムでは余り価値がない。
【0007】従来のカラー補正装置に関連する他の欠点
は、発生したカラー補正信号又はデータの保存(記憶)
を必要とすることである。カラー補正データのデジタル
メモリを有する装置もある。しかし、このカラー補正デ
ータのメモリは、ビデオ信号自体から離れており、タイ
ミング情報やフレーム番号のようなビデオ信号識別デー
タによってのみビデオ信号と関連しているだけである。
従来のカラー補正装置は、ビデオ信号自体の中にカラー
補正データを埋込む(挿入する)ようになっていない。
ただ単に信号のカラー補正をするだけであるから、元の
未補正信号情報とカラー補正情報又はデータの両方を失
うことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、複数
のカラー補正パラメータに従いカラーフィルム光像の一
部を表すデジタルフィルムカラー信号を補正する、上述
の欠点のないデジタルカラー補正方式(装置及び方法)
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】好適な実施例で
は、カラー補正パラメータは、フィルムスピード、ガン
マ、最小及び最大フィルム染料密度のような複数のフィ
ルム特性を表す。デジタルフィルムカラー信号(例え
ば、赤、緑又は青のデジタル化されたフィルム画像走査
信号)を、デジタルフィルムカラー補正信号で表したカ
ラー補正パラメータに従って受信後カラー補正をする
(すなわち、受信したデジタルフィルムカラー信号を修
正する。)。このカラー補正は、フィルムモデル、即ち
フィルム特性に基づいたモデルに従い感光度測定的変換
によって行う。他の実施例では、ビデオ信号カラー補正
をも行う。色合い、彩度及び明暗度のようなビデオ信号
特性を表すデジタルビデオカラー補正信号を受信する。
それから、カラー補正したフィルムカラー信号をビデオ
カラー補正信号に従って更に補正(修正)することがで
きる。フィルム及びビデオ信号両特性に従い選択的に補
正した信号を表示するため、それからこれをビデオカラ
ー規格(例えばSMPTE 240M)に従って変換する。
【0010】更に他の実施例では、それぞれフィルム又
はビデオ信号特性を表すデジタルフィルム又はビデオカ
ラー補正信号を、デジタルビデオ信号自体の中に別のデ
ータとして選択的にエンコード(符号化)する。所望の
カラー補正データは、あとの検索及び使用のため、完全
補正、部分補正又は未補正ビデオ信号内(例えば垂直期
間内)に、デジタルビデオ情報とは別のデータとして選
択的にエンコードする。したがって、完全又は部分的補
正カラー信号、或いは最初の未補正カラー信号、並びに
カラー補正データは、所望に応じ別々に又は組合せて使
用することができる。
【0011】本発明によるカラー補正(フィルム及びビ
デオ)並びにカラー補正パラメータの符号化は、種々の
形式で選択的に行うことができる。例えば、カラー補正
又は符号化はフレーム毎或いはシーン(場面)毎に行っ
てもよい。また、所望により、カラー補正又は符号化を
フィールド毎に行ってもよい。
【0012】
【実施例】以下、図面により本発明を具体的に説明す
る。図1及び2は合わせて本発明の実施例を示し、図1
はその一部を、図2はその残部を示す。図示の実施例
は、3つの主な部分(フィルムパラメータ補正部10
2、ビデオパラメータ補正部104、エンコーダ10
6)とこれらを制御するコントローラ107とより成
る。入力信号RF,F,F 及び出力信号R,G,B並び
に両者間の信号は、デジタルである。好適な実施例で
は、各入力RF,F,F及び各出力R,G,B信号は1
0ビットの情報である。また、他の図面に示すように、
装置全体では実行する機能に応じて種々のビット(例え
ば12,16,18,24)の信号を使用する。
【0013】ただし、それらのビット数は単なる例であ
り、本発明では、所望の解像度や精度に応じてもっと少
ないか多い数のビットを使用できる。経済的に許される
ならば、技術上もっと多い数(例えば12)のビットが
更に望ましい。少なくとも12ビットをもつカラーチャ
ンネルは、殆どエラーのない、即ち眼に見える量子化エ
ラー又は変則がないカラー再生を行うのに十分であるこ
とが示唆されている(1989年7月発行コンピュータ
グラフィックス第23巻第3号B.J.Lindbloomによる
「コンピュータグラフィックス機器のための精確なカラ
ー再生」参照) 。
【0014】各部102,104,106内における動
作は、あとで詳しく述べるように、デジタル及び同期的
に行われる。すなわち、各信号はデジタル的且つ同期的
に処理される。コントローラ107は、制御バス109
及び制御インタフェース111,113,115を介し
てフィルムパラメータ補正部102、ビデオパラメータ
補正部104、エンコーダ106の動作を統合し同期化
させる。
【0015】図1及び2に関する説明において、対応す
る機能素子は数字にR,G,Bのサフィックスを付けて
示す。これらのサフィックスを付けるのは、これらの対
応する素子がそれぞれのフィルム又はビデオカラー信号
(例えば赤、緑、青)に対し類似の動作をすることを示
すためである。
【0016】また、以下の説明では、カラー信号は赤、
緑、青に対応するものとする。ただし、所望により、他
の相補的カラーの組合せを使用してもよい。例えば、シ
アン,マゼンタ,黄の3色を同じ様に使用できる。3色
のどちら(例えば赤,緑、青又はシアン,マゼンタ,
黄)を選択するかは本発明の範囲内であり、陽又は陰の
フィルム画像のどちらを処理するかを考慮して選択する
のが望ましい。
【0017】或いはまた、輝度信号(Y)、赤色信号
(PR )、青色信号(PB )より成る輝度及び色の3信
号を用いてもよい。輝度信号Yは単色の明るさ(輝度)
を表し、赤色信号は赤及び輝度信号の差(R−Y)を表
し、青色信号は青及び輝度信号の差(B−Y)を表す。
【0018】また、後述における信号及びインタフェー
スのライン(線)は、所望により直列又は並列のプロト
コルで配列し動作させることができる。ただし、処理速
度をできるだけ高めるためには、全部ではないが殆どの
信号のそれぞれのビットを並列で転送又は処理するのが
よい。
【0019】あとで詳述するように、フィルムパラメー
タ補正部102は、別々の対数変換器108R,108
G,108B、フィルム・マスキング・マトリックス処
理器110、別々の感光度測定(Sensitometric) 及び逆
対数(真数)変換器117R,117G,117B、フ
ィルムパラメータ・レジスタ116を有し、これらを図
示のように接続する。動作を分かり易くするため、感光
度測定及び逆対数変換器117R,117G,117B
は、別個の対応する感光度測定変換器112R,112
G,112B及び逆対数変換器114R,114G,1
14Bより成るものとして図示して説明する。しかし、
後述のように、対応する感光度測定112R,112
G,112B及び逆対数114R,114G,114B
変換器は、一緒に結合して感光度測定及び逆対数変換器
117R,117G,117Bとするのがよい。
【0020】対数変換器108R,108G,108B
は、それぞれの入力信号RF ,GF,BF を受け、それ
ぞれの出力信号 logRF, logGF, logBF を出し、これ
らをフィルム・マスキング・マトリックス処理器110
に加える。該処理器110は、対応する出力信号RFM
FM,BFMを出し、これらを感光度測定変換器112
R,112G,112Bの入力カラー信号ポートに送
る。これらの変換器112R〜112Bは、対応出力信
号RFME,FME,FME を出し、これらを逆対数変換器1
14R〜114Bに送る。逆対数変換器114R〜11
4Bは、対応出力信号RD,D,D をビデオパラメータ
補正部104内の表示マスキング・マトリックス処理器
118及びエンコーダ106に送出する。対数変換器1
08R〜108B及び逆対数変換器114R〜114B
は、10を底数とする対数( log10)によって動作をす
るのがよい。
【0021】フィルムパラメータ・レジスタ116は、
フィルムパラメータ・インタフェース128を介してフ
ィルムカラー補正パラメータデータ(以下詳述)を受
け、処理器インタフェース126を介してフィルム・マ
スキング・マトリックス処理器110のパラメータ信号
ポートと、別々の変換器インタフェース130R〜13
0Bを介して個々の感光度測定変換器112R〜112
Bとに適切なデータを与える。
【0022】入力信号RF,F,F は、赤,緑,青のフ
ィルムカラー信号、したがって赤,緑,青色のフィルム
光像をそれぞれ表すデジタル信号である。入力信号RF,
F,F は、それぞれの対数変換器108R〜108B
の入力に供給してそれらの対数値信号、即ち logRF, l
ogGF, logBF に変換する。これは、フィルム・マスキ
ング・マトリックス処理器110内のカラーマスキング
のためである。各対数変換器108R〜108Bは、参
照表(LUT)を有する。該参照表では、各入力信号R
F,F,F が各対数値信号 logRF, logGF, logBF
与える(記憶)内容をアドレスする。これらの対数値信
号は、フィルム・マスキング・マトリックス処理器11
0に入力する。ただし、所望により、他の変換手段を用
いてもよい。例えば、デジタル加算器又は乗算器、マイ
クロプロセッサ、縮小命令セットコントローラ(RIS
C)、カスタムデジタル信号プロセッサ(DSP)、カ
スタム極大規模集積回路(VLSI)、スプライン発生
器(spline generator) を用いることもできる。
【0023】図3は、スプライン発生器の例を示すブロ
ック図である。このスプライン発生器200は、図のよ
うに接続したLUT202、乗算器204、加算器20
6、遅延素子208を有する。このスプライン発生器2
00は、下記のような伝達関数としての出力yを発生す
る。 y=ax3 +bx2 +cx+d
【0024】入力信号は、LUT202及び2つの遅延
素子208の間に分配される。例えば、その10MSB
(最上位ビット)はアドレスを表し、a,b,c,dL
UTに加えられ、その残りのビットは、スプライン発生
器の伝達関数に従って処理すべき入力値xを表す。a〜
dLUTに加えられるアドレスビットは、LUT内のメ
モリ位置をアドレスする。それらのメモリ位置の内容
は、スプラインの伝達関数に対するa,b,c,dの値
を与える。処理すべき入力xを表す残りのビットは、ス
プライン発生器の伝達関数に従って処理される。
【0025】このようなスプライン発生器200を使用
すると、殆どすべての数学的関数をかなり高い精密度で
近似することができる。所望の精確度に応じてより高次
又は低次のスプラインを使用できるが、精確度、複雑度
及び速度の点からみて3次のスプラインがよい。
【0026】また、かようなスプライン発生器200を
用いることにより、必要なLUTのサイズが小さくて済
む。適切な出力信号、例えば入力信号の対数値信号を得
るのに、1つの大きなLUTにアクセスするのでなく、
多くの小さなLUTを使用できる。例えば、図3のLU
T202は、218でなく210のメモリ位置を必要とする
だけである。このため、回路の素子及び設計が安くな
り、回路動作もより早くなる。
【0027】フィルム・マスキング・マトリックス処理
器110内で、入力信号RF,F, F の対数値信号 log
F, logGF, logBF は、フィルム・マスキング・マト
リックス係数に従ってカラーマスクされ、それぞれカラ
ーマスクされたフィルム信号RFM,GFM,BFMを生じ
る。このマスキング(マスクをすること)により、元の
フィルム材料の赤,緑,青の感光乳剤間の漏洩によるフ
ィルムカラー信号内の漏洩現象を補償ないし補正する。
このマスキングは、各フィルムカラー信号 logR F,log
F,logBF に含まれるフィルムカラー情報を修正、例
えばスケーリング(縮小)及び混合することによって行
う。これらのカラーマスク動作は、大体次の式に従って
行う。
【0028】
【数1】 ただし、RFM=マスクされた赤フィルム信号、GFM=マ
スクされた緑フィルム信号、BFM=マスクされた青フィ
ルム信号、FXY=フィルム・マスキング・マトリックス
係数(「X」カラーフィルム信号への「Y」カラー光に
よる寄与に対するもの)、CFX=フィルム補正係数
(「X」カラーフィルム信号に対するもの)。
【0029】フィルム・マスキング・マトリックス係数
XY及びフィルム補正係数CFXは、フィルムパラメータ
・レジスタ116から処理器インタフェース126を介
してフィルム・マスキング・マトリックス処理器110
に入力する。フィルムパラメータ・レジスタ116はま
た、フィルム・マスキング・マトリックス係数FXY及び
フィルム補正係数CFXを、フィルムパラメータ・インタ
フェース128を介して外部の供給源、例えばコンピュ
ータ又はキーボード入力インタフェース(図示せず)か
ら受ける。これらの係数FXY及びCFXは、所望により、
フィルムパラメータ・インタフェース128を介して新
しい値(例えば識別されたカラー変化から計算された)
を入力するか、又は省略値(default value)を調整する
ことにより修正できる。
【0030】フィルム・マスキング・マトリックス係数
XYは、フィルム製造者から提供されるか或いはユーザ
が選択したフィルムデータ紙のフィルムデータから決定
される(例えば計算される)省略値を有する。或いは、
殆ど又は全くマスキングが必要でない(又は望ましくな
い)と思われる場合は、「対角線」係数(即ちFRR,F
GG,FBB)にそれぞれ値1を与え、「非対角線」係数
(即ちFRG,FRB,FGB,FGR,FBR,FBG)にそれぞ
れ値0を与えることができる。
【0031】図4は、赤、緑、青のフィルム染料及びビ
デオ表示蛍光体に対する応答特性の例を示す曲線図であ
る。図4の例から、省略値がどのように決められるかが
分かる。図4は例示的な赤212,緑214,青216
応答曲線を示す。これらの曲線212,214,216
で表される応答は、入来光の周波数に対する赤,緑,青
フィルム染料それぞれの応答(或いは、後述のような、
入力電圧に対する表示装置のそれぞれのカラー応答、例
えば陰極線管のカラー蛍光体の応答)を表す入力フィル
ム信号RF,GF,BFである。
【0032】フィルム・マスキング・マトリックス係数
XYは、フィルム染料の自然のマスキングを「反転」す
ることによって決まる。例えば、周波数F1に対応する
カラーを表す明らかな「赤」信号は、実際には幾分純粋
の「赤」,「緑」,「青」信号を含んでいる。これは、
図4において、入来光の周波数F1に対する赤R1,緑
G1,青B1応答が組み合わされて明らかな赤信号を生
じているカラー成分応答の重なりによって分かる。これ
は、数学的には、上述した係数を「反転」して結合した
次式によって表すことができる。
【0033】
【数2】 ただし、RFM=マスクされた(純粋の)赤フィルム信
号、GFM=マスクされた(純粋の)緑フィルム信号、B
FM=マスクされた(純粋の)青フィルム信号、IFXY
直接応答曲線より得られ規準化された反転フィルムマス
キング係数(「X」カラーフィルム信号への「Y」カラ
ー光による寄与に対するもの)、ICFX=反転フィルム
補正係数(「X」カラーフィルム信号に対するもの)。
【0034】図4の例示的応答曲線を用いると、反転フ
ィルムマスキング係数IFXYは、次のようになる。
【0035】
【数3】 ただし、RMN=周波数FMにおける規準化された赤応
答、GMN=周波数FMにおける規準化された緑応答、
BMN=周波数FMにおける規準化された青応答。
【0036】フィルム・マスキング・マトリックス係数
XY及びフィルム補正係数CXYは、標準的方法、即ちカ
ラー染料の応答により物理的フィルム変換を「反転」す
るため上記マトリックスを反転することにより、上記3
つの線形(1次)方程式を解いて決定することができ
る。したがって、例えばコダック(登録商標)5247
カラー陰画フィルムに対するフィルム・マスキング・マ
トリックス係数FXYに対する代表的な省略値は、次のよ
うになる。
【0037】
【数4】
【0038】フィルム補正係数CFX及び反転フィルム係
数ICFXは、固定した(例えばdc)信号パラメータを
表し、信号を増幅したり減衰したりするのに用いる。た
だし、これらの係数CFXは一般に、それぞれゼロの値
(即ち、元の信号の増幅又は減衰の点で1)が与えられ
る。
【0039】図5及び6は、合わせて本発明の好適実施
例に用いるフィルム・マスキング・マトリックス処理器
を示し、図5はその一部を、図6はその残部を示す。こ
れらの図に示すように、フィルム・マスキング・マトリ
ックス処理器110はレジスタ222,乗算器224及
び加算器226を有し、これらは図のように接続され上
述した式に従って動作する。ただし、マイクロプロセッ
サやRISC又はカスタムDSP又はVLSIのような
他のマスキング手段を使用してもよい。
【0040】フィルム・マスキング・マトリックス処理
器110から出力されるカラーマスクされたフィルム信
号RFM,GFM,BFMは、それぞれの感光度測定及び逆対
数変換器117R,117G,117Bにより、別々に
感光度測定及び逆対数変換される。各カラーマスクされ
たフィルム信号RFM,GFM,BFMは、フィルム染料密度
とフィルム染料露光時間の対数との間の関係を表すハー
タードリフィールド(Hurter-Driffield)(HD)特性
曲線にほぼ従って、感光度測定変換するのがよい。図7
に、HD特性曲線の例を示す。フィルムマスキングされ
た(即ち、漏洩をなくすか又はできるだけ小さくした)
赤,緑,青のフィルム染料密度をそれぞれ表すカラーマ
スクされたフィルム信号RFM,GFM,BFMは、それぞれ
の感光度測定変換器112R,112G,112Bによ
り、対応する対数露光時間値信号RFME , GFME , B
FME に変換される。この感光度測定変換は、ほぼ次式に
従って行う。
【0041】
【数5】 Ex =Ex0〔(10Ax(Dx-Dx1)−1)/(1-10Bx(Dx-Dxu))〕Nx ただし、Ex =「X」カラーフィルム染料の露光レベル
(各出力信号RFM,GFM,BFMによって表される)、 Ex0=antilog10{0.8/ASA−Nx〔0.1+log10 (1-10-0.1) 〕} Ax =「X」カラーフィルム染料の特性曲線のトウ
(「つま先状部」)の非対称度、 =|Dxd−Dx1|〔省略値Ax =−1〕 ≒ log10(1-10(Dxd-Dx1)) /(Dxd−Dx1) Dxd=「X」カラーフィルム染料のトウ密度(図7) Dx1=「X」カラーフィルム染料の最小(ベース+かぶ
り(fog) )密度、 Dx =「X」カラーフィルム染料の密度(対応入力信号
FME,FME,FMEで表される)、 Bx =「X」カラーフィルム染料の特性曲線の肩(「肩
状部」)の非対称度、 =|Dxu−Dxc|〔省略値Bx =1〕 ≒log10(1-10(Dxc-Dxu)) /(Dxc−Dxu) Dxu=「X」カラーフィルム染料の最大(飽和)密度、 Dxc=「X」カラーフィルム染料の「肩」の密度(図
7)、 Nx ≒1/γ ASA=フィルムスピード(フィルム製造者のデータを使
用できる)。
【0042】上述の式に従い上記変換器112R,11
2G,112Bが行う感光度測定変換は、フィルム特性
に対応するフィルムカラー補正パラメータを使用する。
これらのフィルムカラー補正パラメータは、それぞれの
カラーフィルム染料の最小(即ちベース+かぶり)Dx
1及び最大(即ち飽和)Dxu密度、フィルム染料の特性
曲線のそれぞれトウAx 及び肩Bx の特性、ガンマγ及
びフィルムスピードASA を含む。これらのフィルムカラ
ー補正パラメータは、別々の信号インタフェース線13
0R,130G,130Bを介してフィルムパラメータ
・レジスタ116により上記変換器112R,112
G,112Bにそれぞれ与えられる。フィルムパラメー
タ・レジスタ116は、フィルムパラメータ・インタフ
ェース128を介して外部源、例えばコンピュータキー
ボード入力インタフェース(図示せず)からフィルムカ
ラー補正パラメータを受ける。
【0043】補正され感光度測定変換されたフィルムカ
ラー信号RFME,FME,FME (フィルム染料の漏洩及び
露光されたフィルム染料密度の非直線性に対して補正さ
れた)はそれから、それぞれの逆対数変換器114R,
114G,114Bにより、別々に逆対数(真数)変
換、すなわち、それらの線形値信号RD,D,D に戻す
変換を受ける。これらの信号RD,D,D はそれから、
ビデオパラメータ補正部104内のビデオパラメータに
従うカラー補正に使用するか、又はエンコーダ106内
で符号化する(後述参照)。
【0044】動作的には、各感光度測定及び逆対数変換
器117R,117G,117Bは、感光度測定変換器
112R,112G,112B及び逆対数変換器114
R,114G,114Bを有する。各感光度測定変換器
112R,112G,112BはLUTを有し、そこで
各入力信号RFM,GFM,BFMはその内容にアドレスさ
れ、それぞれ変換された信号RFME,FME,FME が与え
られる。同様に、各逆対数変換器114R,114G,
114BもLUTを有し、そこで各入力信号RFM E,
FME,FME はその内容にアドレスされ、それぞれの線形
値信号RD,D,Dが与えられる。ただし、図8に示す
ように、各感光度測定及び逆対数変換器117R,11
7G,117Bの好適な具体例では、感光度測定及び逆
対数変換を1つのLUTに結合して動作させる。
【0045】図8において、「赤」の感光度測定及び逆
対数変換器117Rは、図のように並列動作をするよう
に結合した2つのLUT232,234を有する。カラ
ーマスクされた赤フィルム信号RFMを、2つのLUT2
32,234の入力に結合する。両LUT232,23
4はまた、更に更新されたフィルムパラメータ・データ
を選択的に受ける(上述のように)ため、「赤」変換器
インタフェース130Rに結合する。上述のコントロー
ラ107による同期的制御の下に、LUT232,23
4は、(1)カラーマスクされた赤フィルム信号RFM
受け、対応する変換された赤フィルム信号RFME を出力
することと、(2)「赤」変換器インタフェース130
Rを介して更に更新されたフィルムパラメータ・データ
を受けることとを交互に行う。この並列配置により、図
8の回路は、ただ1つのLUT回路よりも早く動作でき
る。ただし、LUTは、フィルム信号を変換すること
と、もっとフィルムパラメータ・データを受けることと
を時分割で行わなければならない。
【0046】所望により、LUTの代わりに他の変換手
段を用いてもよい。例えば、デジタル加算器もしくは乗
算器、マイクロプロセッサ、RISC、カスタムDSP
又はVLSI又はスプライン発生器(図3)を同様に用
いることができる。
【0047】あとで詳述するように、ビデオパラメータ
補正部104は、図のように接続された表示マスキング
・マトリックス処理器118、別々の補助処理器120
R,120G,120B、別々のビデオ規格変換122
R,122G,122B及び表示パラメータ・レジスタ
124を有する。表示マスキング・マトリックス処理器
118は、補正されたフィルムカラー信号RD,D,D
を受け、対応する出力信号RDM,GDM,BDMを補助処理
器120R,120G,120Bに出力する。補助処理
器120R,120G,120Bは、対応する出力信号
DMA,DMA, DMA をビデオ規格変換器122R,12
2G,122Bに出力する。ビデオ規格変換器122
R,122G,122Bは、対応する出力信号RS,S,
S をエンコーダ106の入力カラー信号ポートに出力
する(後述参照)。
【0048】補正されたフィルムカラー信号RD,D,
D は、装置全体の漏話(例えば陰極線管(図示せず)の
ような最終表示装置とイメージオルシコンのような走査
装置との間)を補償するためにカラーマスキングする逆
対数変換器114R,114G,114B(フィルムパ
ラメータ補正部102内)から表示マスキング・マトリ
ックス処理器118に送られる。表示マスキング・マト
リックス処理器118は、これらの補償された信号を表
示マスクされた信号RDM,GDM,BDMとして出力する。
このマスキングは、色合い、彩度及び明暗度のようなビ
デオ信号の特性を補正するもので、それぞれの補正され
たフィルムカラー信号RD,D,D 内の表示カラー情報
の修正を、例えば増減及び混合して行う。この表示マス
キングは、ほぼ次式に従って行う。
【0049】
【数6】 ただし、RDM=マスクされた赤表示信号、GDM=マスク
された緑表示信号、BDM=マスクされた青表示信号、D
XY=表示マスキング・マトリックス係数(「X」カラー
表示信号への「Y」カラーフィルム信号の寄与に対する
もの)、CDX=表示補正係数(「X」カラー表示信号に
対するもの)。
【0050】表示マスキング・マトリックス係数DXY
び表示補正係数CDXは、信号インタフェース132を介
して表示パラメータ・レジスタ124により表示マスキ
ング・マトリックス処理器118に与えられる。また、
表示パラメータ・レジスタ124は、表示パラメータ・
インタフェース134を介してコンピュータ又はキーボ
ード入力インタフェース(図示せず)のような外部源か
ら上記係数DXY及びC DXを受ける。これらの係数DXY
びCDXは、所望に応じ、表示パラメータ・インタフェー
ス134と結合するコンピュータ又はキーボード入力イ
ンタフェース(図示せず)を介して新しい値を入れるか
又は省略値を調整することにより、修正することができ
る。
【0051】表示マスキング・マトリックス係数D
XYは、初期に本装置を構成し個々の値を計算して決める
省略値を有する。この初期構成は、基準カラー情報を入
力し(例えば、赤,緑,青の標準映像を走査し)、それ
に対する装置の応答を測定し(例えば走査した赤,緑,
青の標準映像に対するそれぞれの応答を測定し)て行う
ことができる。この初期構成より得られたデータに基づ
き、表示マスキング・マトリックス係数DXYの省略値を
図4で説明したところに従って計算できる。或いは、こ
のマスキングが殆ど又は全く必要でない又は望ましくな
いと思われる場合、「対角線」係数(即ちDRR, GG,
BB)にそれぞれ1の値を与え、「非対角線」係数(即
ちDRG, RB, GB, GR, BR,DBG)にそれぞれ0
の値を与えることができる。
【0052】表示補正係数CDXは、固定した(例えばd
c)信号パラメータを表し、信号を更に増幅したり減衰
したりするのに用いることができる。ただし、これらの
係数CDXは一般にそれぞれ0値が与えられる(即ち、最
初の信号増幅又は減衰の点からみて1)。
【0053】図9及び10は、合わせて表示マスキング
・マトリックス処理器の例を示すブロック図で、図9は
その一部、図10はその残部を示す。図9において、表
示マスキング・マトリックス処理器118は、図のよう
に接続されたレジスタ242、乗算器244及び加算器
246を有し、上述の式に従って動作する。ただし、マ
イクロプロセッサ、RISC、カスタムDSP又はVL
SIのような他のマスキング手段を用いてもよい。
【0054】表示マスクされた信号RDM,GDM,BDM
それから、補助処理器120R,120G,120Bに
おいて別々に処理される。補助処理器120R,120
G,120Bにより、表示マスクされた各信号RDM,
DM, DMは、別々の信号インタフェース136R,13
6G,136B,表示パラメータ・レジスタ124及び
表示パラメータ・インタフェース134を介して補助処
理器120R,120G,120Bに与えられる主観的
カラー補正パラメータに従って微細調整される。
【0055】例えば、この主観的カラー補正は、各表示
マスクされた信号RDM,GDM,BDMに対する各カラー空
間、即ちカラー飽和域内でほぼ図形の点毎に行う。かか
る主観的補正の結果は、大体図11のようになる。この
主観的カラー補正は、1991年4月19日にキャピタ
ンらが出願した「概略及び微細のカラー補正モードをも
つデジタルビデオ処理システム」の発明にかかる、上述
した係属中の米国特許出願第07/687962号の要
点である。その明細書の内容をここでも参照されたい。
【0056】補助処理器120R,120G,120B
から出力された後、処理されたビデオカラー信号RDMA,
DMA,DMA はそれから、それぞれのビデオ規格変換器
122R,122G,122B内のビデオカラー規格に
従って別々に変換される。このビデオ規格変換は、一種
のビデオカラー信号のプリエンファシス、例えば信号振
幅の増減であり、これは、作成されるビデオカラー信号
S,S,S が適用可能の表示規格に一致するように要
求されていることである。この変換は、所望に応じ、任
意のビデオ又はテレビジョン・カラー規格(例えばNT
SC,PAL又はSECAM)に従って行う。ただし、
本発明の好適実施例では、表示規格は、SMPET 240M高精
細度テレビジョン(HDTV)規格と一致する。この規
格に対する出力対入力特性曲線は、図12に示すとおり
である。このビデオカラー規格変換は、ほぼ次式に従っ
て行う。
【0057】
【数7】 VXC=1.1115LXC 0.045 −0.115(LXC≧0.0228に対し) =4LXC(LXC<0.0228に対し) ただし、VXC=「X」カラービデオ信号に対する基準SM
PTE 240Mビデオカメラ出力電圧(対応する出力信号RS,
S,S で表される)、LXC=VXCを発生させる入射
「X」カラー光(対応する入力信号RDM A,DMA,DMA
で表される)。
【0058】各ビデオ規格変換器122R,122G,
122Bは、入力信号RDMA,DMA,DMA がその内容に
アドレスされるLUTを有し、これによりビデオ規格信
号R S,S,S を作成する。ただし、所望に応じ、デジ
タル加算器又は乗算器、マイクロプロセッサ、RIS
C,カスタムDSP又はVLSI又はスプライン発生器
のような他の変換手段を用いてもよい。また、これらの
ビデオ規格変換器122R,122G,122Bに、信
号インタフェース138R,138G,138B,表示
パラメータ・レジスタ124及び表示パラメータ・イン
タフェース134を介して選択的に制御信号及びパラメ
ータ信号を与えるようにしてもよい。
【0059】規格化されたビデオカラー信号RS,S,
S は、カラー補正パラメータを選択的に符号化するた
め、エンコーダ106の入力カラー信号ポートに入力す
る。後述のように、エンコーダ106は、個々の出力カ
ラー信号のR,G,B内に上述したカラー補正パラメー
タを選択的に符号化することができる。すなわち、エン
コーダ106は、上述のカラー補正パラメータを表す別
々のデータを、個々の出力カラー信号R,G,Bの中に
選択的に符号化することができる。
【0060】したがって、補正されたカラー信号のみを
出力するのではなく、補正されたか又は未補正のどちら
かの信号をそれぞれのカラー補正パラメータ・データと
一緒に選択的に出力することができる。これは、補正後
又は未補正のどちらかのカラー信号とそれらの対応する
適切な使用可能のカラー補正パラメータ(例えば表示又
はフィルムへの逆転写のために)との両方を持ちたい場
合に、魅力的な特徴となる。そうではなく、カラー信号
がカラー補正された形でのみ与えられる場合は、元の未
補正の形に関する情報が失われることになる。
【0061】エンコーダ106は、フィルムカラー補正
パラメータ・インタフェース140を介してフィルムパ
ラメータ・レジスタ116からフィルムカラー補正パラ
メータをそのパラメータ信号ポートに受ける。エンコー
ダ106はまた、表示カラー補正パラメータ・インタフ
ェース142を介して表示パラメータ・レジスタ124
から表示カラー補正パラメータをそのパラメータ信号ポ
ートに受ける。更に、エンコーダ106は、ビデオ規格
変換器122R,122G,122B(ビデオパラメー
タ補正部104)から、全部補正され規格化されたビデ
オカラー信号R S,S,S を選択的にそのカラー信号入
力ポートに受ける。或いはその代わりに、エンコーダ1
06は、フィルムパラメータ補正部102及びビデオパ
ラメータ補正部104を側路する直接接続ライン144
R,144G,144Bを介して、元の補正されていな
い入力フィルムカラー信号RF,F,F を選択的にその
カラー信号入力ポートに受ける。或いは更にその代わり
に、エンコーダ106は、ビデオパラメータ補正部10
4を側路する直接接続ライン146R,146G,14
6Bを介して、一部補正されたフィルムカラー信号RD,
D,D を選択的にそのカラー信号入力ポートに受け
る。
【0062】図13は、本発明に用いるエンコーダの例
を示すブロック図である。図13において、エンコーダ
106は、マルチプレクサ(並直列変換器、MUX)2
52,254,256及びパリティ発生器258を有す
る。ただし、マイクロプロセッサ,RISC,カスタム
DSP又はVLSIのような他のエンコーダ手段を用い
てもよい。入力マルチプレクサ252は、フィルム14
0又は表示142カラー補正パラメータ・インタフェー
スを介して符号化すべきパラメータ・データを受ける。
選択されたデータは、パリティ発生器258により固有
のパリティが与えられ(後述参照)、メモリ256に記
憶される。記憶されたデータはそれから、全部補正のビ
デオカラー信号RS,S,S,一部補正のフィルムカラー
信号RD,D,D,又は未補正のフィルムカラー信号RF,
F,F の中に選択的に並直列変換されて、出力信号
R,G,Bの一部を構成する。
【0063】エンコーダ106は、所望に応じ、フィル
ム又は表示カラー補正パラメータを別個のデータとし
て、全部補正のビデオカラー信号RS,S,S の中か、
一部補正のフィルムカラー信号RD,D,D の中か、又
は未補正のフィルムカラー信号RF,F,F の中に選択
的に符号化する(符号として入れる)。出力カラー信号
R,G,B内の符号化されたフィルムカラー補正パラメ
ータ・データは、、フィルム・マスキング・マトリック
ス係数FXY,フィルム補正係数CFX, その他上述した感
光度測定変換に用いる任意の又は全部の補正パラメータ
を含むことができる。また、出力カラー信号R,G,B
内の符号化された表示カラー補正パラメータ・データ
は、表示マスキング・マトリックス係数DXY, 表示補正
係数CDX, その他上述した補助処理器120R,120
G,120B又はビデオ規格変換器122R,122
G,122Bに用いる任意の補正パラメータを含むこと
ができる。
【0064】例えば、所望のビデオカラー規格(例えば
SMPTE 240M,NTSC,PAL,SECAM など)を表す表示カラー補
正パラメータ・データは、表示カラー補正パラメータ・
インタフェース142及び表示パラメータ・レジスタ1
24を介してエンコーダ106のパラメータ信号ポート
に与えられる。かかる表示カラー補正パラメータ・デー
タは、コンピュータ又はキーボード入力インタフェース
(図示せず)のような外部源から、表示パラメータ・イ
ンタフェース134を介して表示パラメータ・レジスタ
124に供給することができる。この表示カラー補正パ
ラメータ・データ及び入力されるカラー信号(例えば未
補正のRF,F,F,一部補正のRD,D,D 又は全部補
正のRS,S,S )に従って、エンコーダ106は、適
切なビデオカラー規格データを発生し、出力カラー信号
R,G,Bを符号化することができる。
【0065】この符号化は、当業者に公知の多くの符号
化技法によって行うことができる。例えば、それぞれの
カラー補正パラメータ・データを出力カラー信号R,
G,Bの一部分の中に、例えば垂直期間の中に挿入(例
えば加算)してもよい。図14に、SMPTE 240Mデジタル
データ規格の例を示す。これは、このようにカラー補正
パラメータ・データを符号化するために使用できるもの
である。
【0066】図14において、SMPTE 240Mビデオフレー
ムでは、能動ビデオデータは、各々が1920画素(例
えば画素281〜2200)をもつ1035ライン(例
えばライン80〜1114)を占める。垂直(帰線)期
間は、各々が1920画素の90ラインを有し、一部の
ラインはビデオフレームの上部(例えばライン1〜7
9)にあり、残りのラインは下部(例えばライン111
5〜1125)にある。水平(帰線)期間は、各々が2
80画素(例えば画素1〜280)の1125ライン
(例えばライン1〜1125)を有し、これらは全部ビ
デオフレームの左に集まっている。
【0067】カラー補正パラメータ・データは、ビデオ
フレームの垂直期間内のライン75〜79の中に符号化
することができる。これらのラインは一般に、他の全デ
ータと一緒に送信される補助データのために保留されて
おり、該データは、能動ビデオデータと同様、更に処理
したり記録したりするために保持(記憶)される。垂直
期間内の残りのラインは一般に、送信されるだけで保持
されない。
【0068】この補助データは、各々が、能動ビデオデ
ータの各画素に対応し、これと同数のビット(例えば8
又は10ビット)をもつデータ「ワード」より成る。補
助データに対するフォーマットの一例では、次のような
6ワードの前置部と1データフィールドとを有する。
【0069】 ただし、{Ti}=データ形式 {Di}=データワード・カウント P0 =奇数パリティビット。
【0070】水平期間内の各ラインは一般に、その始め
と終わりの両方に4画素を含む。最初の4画素は「能動
ビデオの終わり」(EAV)データフィールド用であ
り、最後の4画素は「能動ビデオの始め」(SAV)デ
ータフィールド用である。
【0071】このEAV及びSAVデータは、各々が、
能動ビデオデータの各画素に対応し、これと同数のビッ
ト(例えば8又は10ビット)をもつデータ「ワード」
より成る。EAV及びSAVデータに対するフォーマッ
トは、次のとおりである。
【0072】
【0073】ただし、F=0,ビデオフィールド1の間 =1,ビデオフィールド2の間 V=1,フィールドブランキングの間 =0,その他の間 H=0,SAVにおいて =1,EAVにおいて {Pi}=パリティ。
【0074】このカラー補正パラメータの符号化は、1
991年5月14日キャピタントらが出願した「ビデオ
フィールド及びフレームを選択的に識別するためのフィ
ルムからビデオへのフレーム映像変換装置及び方法」と
いう発明にかかる係属中の米国特許出願に開示したフィ
ールド又はフレーム・マーキングデータの符号化と同様
に行うことができる。その明細書をここでも参照された
い。
【0075】上述した信号カラー補正及びカラー補正パ
ラメータ・データ符号化は、何を土台にして行ってもよ
い。例えば、カラー補正又は符号化を所望に応じてフレ
ーム毎に或いはシーン(場面)毎に行ってもよい。ま
た、所望により、このカラー補正又は符号化をフィール
ド毎に行い、データを修正したり、個々のビデオフィー
ルドの中に符号化したりしてもよい。本発明の小さから
ぬ部分におけるデジタル化による融通性により、ディゾ
ルブ,フェード,シーン間(又はフィールド間もしくは
フレーム間)のカラーマッチング(色合わせ)のような
多くの編集操作を容易に行うことができる。
【0076】
【発明の効果】以上の説明から分かるように、本発明に
よれば、〔従来の技術〕の項で述べた従来方式の欠点を
大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の一部を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の実施例の残部を示すブロック図である。
【図3】本発明に用いうるスプライン発生器の例を示す
ブロック図である。
【図4】赤,緑,青のフィルム染料及びビデオ表示蛍光
体の応答特性の例を示す曲線図である。
【図5】図1のフィルム・マスキング・マトリックス処
理器の例の一部を示すブロック図である。
【図6】図5のフィルム・マスキング・マトリックス処
理器の例の残部を示すブロック図である。
【図7】使用するフィルム特性モデルによって定められ
る、フィルム染料密度とフィルム染料露光時間の対数値
との関係を示す曲線図である。
【図8】本発明に用いる感光度測定及び逆対数変換器の
例を示すブロック図である。
【図9】図2の表示マスキング・マトリックス処理器の
例の一部を示すブロック図である。
【図10】図9の表示マスキング・マトリックス処理器
の残部を示すブロック図である。
【図11】本発明によるビデオカラー補正効果の例を示
す曲線図である。
【図12】SMPTE 240Mビデオカラー規格によるカラー補
正ビデオ信号の変換曲線図である。
【図13】本発明に用いるエンコーダの例を示すブロッ
ク図である。
【図14】本発明に用いるSMPTE 240Mデジタルビデオデ
ータ規格の例を示す説明図である。
【符号の説明】
102 フィルムパラメータ補正部 104 ビデオパラメータ補正部 106 エンコーダ 107 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ビンソン アール ペリー アメリカ合衆国 94070 カリフォルニア 州 サン カルロス,ドレーク コート 1075 (72)発明者 デービット シー コリア アメリカ合衆国 95020 カリフォルニア 州 ギロイ,ハースマン ドライブ 1291 (72)発明者 ジョン カールッシ アメリカ合衆国 94086 カリフォルニア 州 サニーベール,イースト アーバー アベニュ 476

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーフィルム特性に関係する複数のカ
    ラー補正パラメータに従って、カラーフィルム光像の一
    部分を表すフィルムカラー信号を補正するためのデジタ
    ルフィルムカラー補正装置であって、 カラーフィルム染料を表すデジタルフィルムカラー信号
    を受けるカラー信号ポートと、 複数のカラーフィルム特性を表す複数のデジタルフィル
    ムカラー補正信号を受けるパラメータ信号ポートと、 受けたデジタルフィルムカラー補正信号に従い受けたデ
    ジタルフィルムカラー信号を選択的に補正し、受けたデ
    ジタルフィルムカラー信号をカラーフィルム露光レベル
    を表すように選択的に修正するフィルムカラー補正手段
    とを具えたデジタルフィルムカラー補正装置。
  2. 【請求項2】 受けたデジタルフィルムカラー補正信号
    により表されるカラーフィルム特性がフィルムスピー
    ド、ガンマ、最小及び最大フィルム染料密度を含む請求
    項1の装置。
  3. 【請求項3】 受けたデジタルフィルムカラー信号をほ
    ぼハータードリフィールド特性曲線に従って補正された
    フィルムカラー信号に選択的に変換する感光度測定変換
    器を有する請求項1の装置。
  4. 【請求項4】 受けたデジタルフィルムカラー信号をほ
    ぼ次式に従って補正されたフィルムカラー信号に選択的
    に変換する感光度測定変換器を有する請求項1の装置、 E=E0〔(10A(D-D1)-1)/(1-10B(D-Du))〕N ただし、E=カラーフィルム染料の露光レベル(補正さ
    れたフィルムカラー信号によって表される)、 E0 =antilog10{0.8/ASA−Nx〔0.1+log10(1-10-0.1)〕} A=カラーフィルム染料の特性曲線のトウ(「つま先状
    部」)の非対称度、 =|Dd −D1|〔省略値A=−1〕 ≒log10(1-10(Dd-D1)) /(Dd−D1) Dd=カラーフィルム染料のトウ密度、 D1=カラーフィルム染料の最小(ベース+かぶり)密
    度、 D=カラーフィルム染料の密度(受けたデジタルフィル
    ムカラー信号により表される)、 B=カラーフィルム染料の特性曲線の肩(「肩状部」)
    の非対称度、 =|Du−Dc|〔省略値B=1〕 ≒log10(1-10(Dc-Du)) /(Dc−Du) Du=カラーフィルム染料の最大(飽和)密度、 Dc=カラーフィルム染料の肩の密度、 N≒1/γ ASA=フィルムスピード。
  5. 【請求項5】 受けるデジタルフィルムカラー信号がほ
    ぼ対数信号である請求項1の装置。
  6. 【請求項6】 それぞれフィルム及びビデオ信号特性に
    関係するフィルム及びビデオカラー補正パラメータに従
    い、カラーフィルム光像の一部分を表すフィルムカラー
    信号をビデオカラー信号に変換するためのデジタルカラ
    ー補正装置であって、 複数のデジタルフィルムカラー補正信号及びデジタルフ
    ィルムカラー信号を受け、受けたデジタルフィルムカラ
    ー信号を受けたデジタルフィルムカラー補正信号に従っ
    て選択的に補正する手段であって、受けたデジタルフィ
    ルムカラー補正信号は複数のカラーフィルム特性を表
    し、受けたデジタルフィルムカラー信号はカラーフィル
    ム染料密度を表し、受けたデジタルフィルムカラー信号
    をカラーフィルム露光レベルを表すように選択的に修正
    するフィルムカラー補正手段と、 複数のデジタルビデオカラー補正信号と、フィルムカラ
    ー補正装置からの補正されたフィルムカラー信号とを受
    け、受けた補正後のフィルムカラー信号を受けたデジタ
    ルビデオカラー補正信号に従って選択的に補正する手段
    であって、受けたデジタルビデオカラー補正信号は複数
    のカラービデオ信号特性を表し、受けた補正後のフィル
    ムカラー信号の振幅を選択的に修正するビデオカラー補
    正手段とを具えたデジタルカラー補正装置。
  7. 【請求項7】 受けたデジタルフィルムカラー補正信号
    によって表されるカラーフィルム特性がフィルムスピー
    ド、ガンマ、最小及び最大フィルム染料密度を含む請求
    項6の装置。
  8. 【請求項8】 フィルムカラー補正手段は、受けたデジ
    タルフィルムカラー信号をほぼハータードリフィールド
    特性曲線に従って補正されたフィルムカラー信号に選択
    的に変換する感光度測定変換器を有する請求項6の装
    置。
  9. 【請求項9】 フィルムカラー補正手段は、受けたデジ
    タルフィルムカラー信号をほぼ次式に従って補正された
    フィルムカラー信号に選択的に変換する感光度測定変換
    器を有する請求項6の装置、 E=E0〔(10A(D-D1)-1)/(1-10B(D-Du))〕N ただし、E=カラーフィルム染料の露光レベル(補正さ
    れたフィルムカラー信号によって表される)、 E0 =antilog10{0.8/ASA−Nx〔0.1+log10(1-10-0.1)〕} A=カラーフィルム染料の特性曲線のトウ(「つま先状
    部」)の非対称度、 =|Dd −D1|〔省略値A=−1〕 ≒log10(1-10(Dd-D1)) /(Dd−D1) Dd=カラーフィルム染料のトウ密度、 D1=カラーフィルム染料の最小(ベース+かぶり)密
    度、 D=カラーフィルム染料の密度(受けたデジタルフィル
    ムカラー信号により表される)、 B=カラーフィルム染料の特性曲線の肩(「肩状部」)
    の非対称度、 =|Du−Dc|〔省略値B=1〕 ≒log10(1-10(Dc-Du)) /(Dc−Du) Du=カラーフィルム染料の最大(飽和)密度、 Dc=カラーフィルム染料の肩の密度、 N≒1/γ ASA=フィルムスピード。
  10. 【請求項10】 受けるデジタルフィルムカラー信号が
    ほぼ対数信号である請求項6の装置。
  11. 【請求項11】 受けたデジタルビデオカラー補正信号
    で表されるビデオ信号特性が色合い及び彩度を含む請求
    項6の装置。
  12. 【請求項12】 ビデオカラー補正手段は、受けた補正
    後のフィルムカラー信号をビデオ規格カラー信号に選択
    的に変換するビデオ規格変換器を有する請求項6の装
    置。
  13. 【請求項13】 受けた補正後のフィルムカラー信号
    は、ほぼ次式に従ってビデオ規格カラー信号に選択的に
    変換される請求項12の装置、 Vc=1.1115Lc0.045−0.115(Lc≧0.0228に対し) =4Lc(Lc<0.0228に対し) ただし、Vc=カラービデオ信号に対する基準SMPTE 24
    0Mビデオカメラ出力電圧(ビデオ規格カラー信号により
    表される)、 Lc=Vcを発生させる入射カラー光(受けた補正後の
    フィルムカラー信号により表される)。
  14. 【請求項14】 カラー光像の一部分を表すカラー信号
    を複数のカラー補正パラメータに従って補正するデジタ
    ルカラー補正装置であって、 カラー光像の一部分を表すデジタルカラー信号を受ける
    カラー信号ポートと、 複数の所定のカラー信号特性を表す複数のデジタルカラ
    ー補正信号を受けるパラメータ信号ポートと、 受けたデジタルカラー信号を受けたデジタルカラー補正
    信号に従って選択的に符号化し、受けたデジタルカラー
    補正信号を別個の信号データとして受けたデジタルカラ
    ー信号の中に挿入するエンコーダ手段とを具えたデジタ
    ルカラー補正装置。
  15. 【請求項15】 受けたデジタルカラー補正信号は複数
    のカラーフィルム特性を表し、受けたデジタルカラー信
    号はカラーフィルム染料密度を表し、符号化されたカラ
    ー信号はカラーフィルム露光レベルを表す請求項14の
    装置。
  16. 【請求項16】 受けたデジタルフィルムカラー補正信
    号により表されるカラーフィルム特性はフィルムスピー
    ド、ガンマ、最小及び最大フィルム染料密度を含む請求
    項15の装置。
  17. 【請求項17】 エンコーダ手段は、受けたデジタルカ
    ラー補正信号からフィルムカラー補正データを選択的に
    発生し、この発生されたフィルムカラー補正データを受
    けたデジタルカラー信号の中に選択的に挿入するために
    結合された感光度測定的エンコーダを有し、上記フィル
    ムカラー補正データはほぼハータードリフィールド特性
    曲線に従って発生される請求項15の装置。
  18. 【請求項18】 エンコーダ手段は、受けたデジタルカ
    ラー補正信号からフィルムカラー補正データを選択的に
    発生し、この発生さたフィルムカラー補正データを受け
    たデジタルカラー信号の中に選択的に挿入するために結
    合された感光度測定的エンコーダを有し、上記フィルム
    カラー補正データはほぼ次式に従って発生される請求項
    15の装置、 E=E0〔(10A(D-D1)-1)/(1-10B(D-Du))〕N ただし、E=カラーフィルム染料の露光レベル(補正さ
    れたフィルムカラー信号によって表される)、 E0 =antilog10{0.8/ASA−Nx〔0.1+log10(1-10-0.1)〕} A=カラーフィルム染料の特性曲線のトウ(「つま先状
    部」)の非対称度、 =|Dd−D1|〔省略値A=−1〕 ≒log10(1-10(Dd-D1)) /(Dd−D1) Dd=カラーフィルム染料のトウ密度、 D1=カラーフィルム染料の最小(ベース+かぶり)密
    度、 D=カラーフィルム染料の密度(受けたデジタルフィル
    ムカラー信号により表される)、 B=カラーフィルム染料の特性曲線の肩(「肩状部」)
    の非対称度、 =|Du−Dc|〔省略値B=1〕 ≒log10(1-10(Dc-Du)) /(Dc−Du) Du=カラーフィルム染料の最大(飽和)密度、 Dc=カラーフィルム染料の肩の密度、 N≒1/γ ASA=フィルムスピード。
  19. 【請求項19】 受けるデジタルカラー信号がほぼ対数
    信号である請求項15の装置。
  20. 【請求項20】 受けたデジタルカラー補正信号は複数
    のビデオ信号特性を表し、受けたデジタルカラー信号は
    フィルム露光レベルを表す請求項14の装置。
  21. 【請求項21】 受けたデジタルカラー補正信号によっ
    て表されるビデオ信号特性が色合い及び彩度を含む請求
    項20の装置。
  22. 【請求項22】 エンコーダ手段は、受けたデジタルカ
    ラー信号からビデオカラー規格データを選択的に発生
    し、この発生されたビデオカラー規格データを受けたデ
    ジタルカラー信号の中に挿入するように結合されたビデ
    オカラー規格エンコーダを有する請求項20の装置。
  23. 【請求項23】 ビデオカラー規格データがほぼ次式に
    従って発生される請求項22の装置、 Vc=1.1115Lc0.045 −0.115(Lc≧0.0228に対し) =4Lc(Lc<0.0228に対し) ただし、Vc=カラービデオ信号に対する基準SMPTE 24
    0Mビデオカメラ出力電圧(ビデオカラー規格データによ
    り表される)、 Lc=Vcを発生させる入射カラー光(受けたデジタル
    カラー信号により表される)。
  24. 【請求項24】 カラーフィルム特性に対応する複数の
    カラー補正パラメータに従って、カラーフィルム光像の
    一部分を表すフィルムカラー信号を補正する方法であっ
    て、 複数のカラーフィルム特性を表す複数のデジタルフィル
    ムカラー補正信号を受けること、 フィルム染料密度を表すデジタルフィルムカラー信号を
    受けること、 受けたデジタルフィルムカラー補正信号に従って受けた
    デジタルフィルムカラー信号を選択的に補正し、受けた
    デジタルフィルムカラー信号を選択的に修正してカラー
    フィルム露光レベルを表すようにすることの各ステップ
    を含むフィルムカラー信号補正方法。
  25. 【請求項25】 受けたデジタルフィルムカラー補正信
    号によって表されるカラーフィルム特性がフィルムスピ
    ード、ガンマ、最小及び最大フィルム染料密度を含む請
    求項24の方法。
  26. 【請求項26】 受けたデジタルフィルムカラー補正信
    号によって受けたデジタルフィルムカラー信号を選択的
    に補正する上記のステップは、受けたデジタルフィルム
    カラー信号をほぼハータードリフィールド特性曲線に従
    って補正されたフィルムカラー信号に選択的に感光度測
    定変換することを含む請求項24の方法。
  27. 【請求項27】 受けたデジタルフィルムカラー補正信
    号に従って受けたデジタルフィルムカラー信号を選択的
    に補正する上記のステップは、受けたデジタルフィルム
    カラー信号をほぼ次式に従って補正されたフィルムカラ
    ー信号に選択的に感光度測定変換することを含む請求項
    24の方法、 E=E0〔(10A(D-D1)-1)/(1-10B(D-Du))〕N ただし、E=カラーフィルム染料の露光レベル(補正さ
    れたフィルムカラー信号によって表される)、 E0 =antilog10{0.8/ASA−Nx〔0.1+log10(1-10-0.1)〕} A=カラーフィルム染料の特性曲線のトウ(「つま先状
    部」)の非対称度、 =|Dd−D1|〔省略値A=−1〕 ≒log10(1-10(Dd-D1)) /(Dd−D1) Dd=カラーフィルム染料のトウ密度、 D1=カラーフィルム染料の最小(ベース+かぶり)密
    度、 D=カラーフィルム染料の密度(受けたデジタルフィル
    ムカラー信号により表される)、 B=カラーフィルム染料の特性曲線の肩(「肩状部」)
    の非対称度、 =|Du−Dc|〔省略値B=1〕 ≒log10(1-10(Dc-Du)) /(Dc−Du) Du=カラーフィルム染料の最大(飽和)密度、 Dc=カラーフィルム染料の肩の密度、 N≒1/γ ASA=フィルムスピード。
  28. 【請求項28】 カラーフィルム及びビデオ信号特性に
    対応するフィルム及びビデオカラー補正パラメータに従
    って、カラーフィルム光像の一部分を表すフィルムカラ
    ー信号をビデオカラー信号に変換する方法であって、 複数のカラーフィルム特性を表す複数のデジタルフィル
    ムカラー補正信号を受けること、 カラーフィルム染料密度を表すデジタルフィルムカラー
    信号を受けること、 受けたデジタルフィルムカラー補正信号に従って受けた
    デジタルフィルムカラー信号を選択的に補正し、受けた
    デジタルフィルムカラー信号を選択的に修正してカラー
    フィルム露光レベルを表すようにすること、 複数のビデオ信号特性を表す複数のデジタルビデオカラ
    ー補正信号を受けること、 補正されたフィルムカラー信号を受けること、 受けたデジタルビデオカラー補正信号に従って、受けた
    補正後のフィルムカラー信号を選択的に補正し、受けた
    補正後のフィルムカラー信号を選択的に修正することの
    各ステップを含むフィルムからビデオへのカラー信号変
    換方法。
  29. 【請求項29】 複数のデジタルフィルムカラー補正信
    号を受ける上記のステップは、フィルムスピード、ガン
    マ、最小及び最大フィルム染料密度を表す複数のデジタ
    ル信号を受けることを含む請求項28の方法。
  30. 【請求項30】 受けたデジタルフィルムカラー補正信
    号に従って受けたデジタルフィルムカラー信号を選択的
    に補正する上記のステップは、受けたデジタルフィルム
    カラー信号をほぼハータードリフィールド特性曲線に従
    って補正されたフィルムカラー信号に選択的に変換する
    ことを含む請求項28の方法。
  31. 【請求項31】 受けたデジタルフィルムカラー補正信
    号に従って受けたデジタルフィルムカラー信号を選択的
    に補正する上記のステップは、受けたデジタルフィルム
    カラー信号をほぼ次式に従って補正されたフィルムカラ
    ー信号に選択的に変換することを含む請求項28の方
    法、 E=E0〔(10A(D-D1)-1)/(1-10B(D-Du))〕N ただし、E=カラーフィルム染料の露光レベル(補正さ
    れたフィルムカラー信号によって表される)、 E0 =antilog10{0.8/ASA−Nx〔0.1+log10(1-10-0.1)〕} A=カラーフィルム染料の特性曲線のトウ(「つま先状
    部」)の非対称度、 =|Dd−D1|〔省略値A=−1〕 ≒log10(1-10(Dd-D1)) /(Dd−D1) Dd=カラーフィルム染料のトウ密度、 D1=カラーフィルム染料の最小(ベース+かぶり)密
    度、 D=カラーフィルム染料の密度(受けたデジタルフィル
    ムカラー信号により表される)、 B=カラーフィルム染料の特性曲線の肩(「肩状部」)
    の非対称度、 =|Du−Dc|〔省略値B=1〕 ≒log10(1-10(Dc-Du)) /(Dc−Du) Du=カラーフィルム染料の最大(飽和)密度、 Dc=カラーフィルム染料の肩の密度、 N≒1/γ ASA=フィルムスピード。
  32. 【請求項32】 複数のデジタルビデオカラー補正信号
    を受ける上記のステップは、色合い及び彩度を表す複数
    のデジタル信号を受けることを含む請求項28の方法。
  33. 【請求項33】 受けたデジタルビデオカラー補正信号
    に従って受けた補正後のフィルムカラー信号を選択的に
    補正する上記のステップは、受けた補正後のフィルムカ
    ラー信号をビデオ規格カラー信号に選択的に変換するこ
    とを含む請求項28の方法。
  34. 【請求項34】 受けた補正後のフィルムカラー信号を
    ビデオ規格カラー信号に選択的に変換する上記のステッ
    プは、受けた補正後のフィルムカラー信号をほぼ次式に
    従ってビデオ規格カラー信号に選択的に変換することを
    含む請求項33の方法、 Vc=1.1115Lc0.045 −0.115(Lc≧0.0228に対し) =4Lc(Lc<0.0228に対し) ただし、Vc=カラービデオ信号に対する基準SMPTE 24
    0Mビデオカメラ出力電圧(ビデオ規格カラー信号により
    表される)、 Lc=Vcを発生させる入射カラー光(受けた補正後の
    フィルムカラー信号により表される)。
  35. 【請求項35】 カラー光像の一部分を表すカラー信号
    を複数のカラー補正パラメータに従って補正する方法で
    あって、 カラー光像の一部分を表すデジタルカラー信号を受ける
    こと、 複数の所定のカラー信号特性を表す複数のデジタルカラ
    ー補正信号を受けること、 受けたデジタルカラー信号を受けたデジタルカラー補正
    信号に従って選択的に符号化し、受けたデジタルカラー
    補正信号を別個の信号データとして受けたデジタルカラ
    ー信号の中に挿入することの各ステップを含むカラー信
    号補正方法。
  36. 【請求項36】 複数のデジタルカラー補正信号及びデ
    ジタルカラー信号を受ける上記のステップは、それぞ
    れ、複数のカラーフィルム特性を表す複数のデジタル信
    号と、カラーフィルム染料密度を表すデジタル信号とを
    受けることを含み、符号化されたカラー信号がカラーフ
    ィルム露光レベルを表す請求項35の方法。
  37. 【請求項37】 複数のデジタルカラー補正信号を受け
    る上記のステップは、フィルムスピード、ガンマ、最小
    及び最大フィルム染料密度を表す複数のデジタル信号を
    受けることを含む請求項36の方法。
  38. 【請求項38】 受けたデジタルカラー信号を受けたデ
    ジタルカラー補正信号に従って選択的に符号化する上記
    のステップは、受けたデジタルカラー補正信号からフィ
    ルムカラー補正データを選択的に発生し、この発生した
    フィルムカラー補正データを受けたデジタルカラー信号
    の中に選択的に挿入することを含み、該フィルムカラー
    補正データはほぼハータードリフィールド特性曲線に従
    って発生する請求項36の方法。
  39. 【請求項39】 受けたデジタルカラー補正信号に従っ
    て受けたデジタルカラー信号を選択的に符号化する上記
    ステップは、受けたデジタルカラー補正信号からフィル
    ムカラー補正データを選択的に発生し、この発生したフ
    ィルムカラー補正データを受けたデジタルカラー信号の
    中に選択的に挿入することを含み、該フィルムカラー補
    正データはほぼ次式に従って発生する請求項36の方
    法、 E=E0〔(10A(D-D1)-1)/(1-10B(D-Du))〕N ただし、E=カラーフィルム染料の露光レベル(補正さ
    れたフィルムカラー信号によって表される)、 E0 =antilog10{0.8/ASA−Nx〔0.1+log10(1-10-0.1)〕} A=カラーフィルム染料の特性曲線のトウ(「つま先状
    部」)の非対称度、 =|Dd−D1|〔省略値A=−1〕 ≒log10(1-10(Dd-D1)) /(Dd−D1) Dd=カラーフィルム染料のトウ密度、 D1=カラーフィルム染料の最小(ベース+かぶり)密
    度、 D=カラーフィルム染料の密度(受けたデジタルフィル
    ムカラー信号により表される)、 B=カラーフィルム染料の特性曲線の肩(「肩状部」)
    の非対称度、 =|Du−Dc|〔省略値B=1〕 ≒log10(1-10(Dc-Du)) /(Dc−Du) Du=カラーフィルム染料の最大(飽和)密度、 Dc=カラーフィルム染料の肩の密度、 N≒1/γ ASA=フィルムスピード。
  40. 【請求項40】 複数のデジタルカラー補正信号及びデ
    ジタルカラー信号を受ける上記ステップは、複数のビデ
    オ信号特性を表す複数のデジタル信号及びカラーフィル
    ム露光レベルを表すデジタル信号をそれぞれ受けること
    を含む請求項35の方法。
  41. 【請求項41】 複数のデジタルカラー補正信号を受け
    る上記のステップは、色合い及び彩度を表す複数のデジ
    タル信号を受けることを含む請求項40の方法。
  42. 【請求項42】 受けたデジタルカラー信号を受けたデ
    ジタルカラー補正信号に従って選択的に符号化する上記
    のステップは、受けたデジタルカラー信号からビデオカ
    ラー規格データを選択的に発生し、この発生したビデオ
    カラー規格データを受けたデジタルカラー信号の中に選
    択的に挿入することを含む請求項40の方法。
  43. 【請求項43】 受けたデジタルカラー信号からビデオ
    カラー規格データを選択的に発生する上記ステップは、
    受けたデジタルカラー信号からほぼ次式に従って該ビデ
    オカラー規格データを選択的に発生することを含む請求
    項42の方法、 Vc=1.1115Lc0.045 −0.115(Lc≧0.0228に対し) =4Lc(Lc<0.0228に対し) ただし、Vc=カラービデオ信号に対する基準SMPTE 24
    0Mビデオカメラ出力電圧(ビデオカラー規格データによ
    り表される)、 Lc=Vcを発生させる入射カラー光(受けたデジタル
    カラー信号により表される)。
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