JPH05260300A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05260300A
JPH05260300A JP5254792A JP5254792A JPH05260300A JP H05260300 A JPH05260300 A JP H05260300A JP 5254792 A JP5254792 A JP 5254792A JP 5254792 A JP5254792 A JP 5254792A JP H05260300 A JPH05260300 A JP H05260300A
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edge
data
image
signal
circuit
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JP5254792A
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English (en)
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達哉 ▲吉▼田
Tatsuya Yoshida
Tadayuki Kajiwara
忠之 梶原
Hiroyuki Yamada
博之 山田
Yuji Majima
裕治 真島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 補整回路によって1ドット単位で補整された
画像データをシリアル−パラレル変換部128に取り込
み、取り込んだデータをタイミング制御回路131の発
生するタイミングに従って一時記憶部129に保持さ
せ、更に、通常1回の分割駆動で1ライン印字する時間
内に複数回走査して1ラインを形成し印字を行う。 【効果】 1ラインを印字する際、1ライン印字分の時
間内で複数回走査を行い印字をすることで、副走査方向
における解像度を疑似的に向上させて画像の補整を行う
ことができ、また補整の方法についてもパターンマッチ
ング手法に比べて、テンプレートパターンを用意してお
く必要がなく、テンプレートパターンと比較するマッチ
ングネットワーク手段の比較回路も不要となるととも
に、どのようなパターンに対しても確実な補整がなさ
れ、品質の高い印字を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、行方向及び、列方向の
直交マトリクスを構成する画像データを印字する電子写
真プリンタ等の画像形成装置に関するもので、特に画像
形成装置の露光手段の光源に発光ダイオード(LED)
を1ライン内にドットの数であるn個を1列に並べて固
定したLEDアレイヘッドを使用した画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等の出力機として電
子写真プリンタが使用されるようになってきた。この電
子写真プリンタには電気信号を光信号に変換して感光体
を露光する書き込みデバイスが必要であるが、これまで
は解像度、記録スピードに優れるレーザビーム走査方式
が多く用いられていたが同方式ではその構成上装置が大
型となる欠点を有していた為、小型化に有利なLEDア
レイヘッドを使用した電子写真プリンタが開発されてい
る。
【0003】以下、画像形成装置についてLEDプリン
タについて説明する。図26は画像形成装置の機構部の
概略構成図、図27は画像形成装置の機構部の要部斜視
図、図28は画像形成装置の機構部の動作説明図であ
る。図26、図27において、1はモータ(図示せず)
により方向Aに駆動される感光性ドラムで、この感光性
ドラム1は、有機光導電性材料の層でコーティングされ
た、金属シリンダで構成されており、印字中は回転し続
け、1ページ印字する毎に数回回転する。感光性ドラム
1は印字を行なう部分に画像を形成する前にクリーニン
グ部2で、物理的、電気的に清浄化されることにより、
感光性ドラム1のドラム表面3に静電潜像を保持するた
めの前処理が施される。まず、物理的清浄化は、ゴム製
のクリーニングブレード4により、前のサイクルでドラ
ムに残存したトナーを感光性ドラム1からこすり落とす
ことにより行なわれ、このこすり落とされたトナーは廃
トナー入れ(図示せず)へ回収される。静電的清浄化
は、除電用ランプ5で感光性ドラム1の有機光導電性材
料の層に光を照射し、感光性ドラム1に前のサイクルで
残留した電荷を中性化することにより行なわれる。次
に、清浄化されたドラム表面3は、感光性ドラム1が回
転して、コロナ発生器6によって生じるイオン化領域を
感光性ドラム1の有機光導電性材料の層が通過すること
により、負の電荷がコロナ発生器6からドラム表面3に
移動し、約600ボルトの負の電荷によって均一に帯電
される。この負の電荷によって均一に帯電されたドラム
表面3に、画像に応じた位置のLED素子を発光させ焦
点をあわせたLED光7を照射することにより、照射さ
れた領域の表面電位を放電させ、静電潜像が形成され
る。
【0004】以上の動作を図28によりさらに詳細に説
明する。LEDアレイヘッド8はLED光7を図28に
示すようにデータとイネーブル信号両方がアクティブに
なる事によって発生し、データかイネーブル信号どちら
かがインアクティブになる事によって発生を止める。L
EDアレイ24によって発生したLED光7は、ロッド
レンズアレイ9でドラム表面3に焦点を合わせられる。
LED光7がドラム表面3に焦点を合わせられると共
に、感光性ドラム1が図30の矢印A方向に回転し、ド
ラム表面3がラスタ像で覆われる。
【0005】ここで、感光性ドラム1を回転させる主モ
ータ(図示せず)の速度は、LED光7がドラム表面3
上に発光する度に300分の1インチずつドラム表面3
が移動するよう同期がとられ、LEDアレイヘッド8よ
り発生するLED光7は、図27のライン10に沿った
方向で300分の1インチ毎にLEDの素子が配置され
ている。その結果インチ当りのドット数(dpi)が3
00ドット×300ドットの解像度が得られる。以下プ
リンタの解像度を300dpiと想定して説明を進め
る。
【0006】感光性ドラム1へのLED光7の照射後、
ドラム表面3には不可視の静電潜像が形成される。つま
り、LED光7で露光された部分は放電により約100
ボルトの負電位になっており、LED光7の照射により
露光されなかったドラム表面3には、約600ボルトの
負電位が存在している。
【0007】図26の現像部11では、ドラム表面3に
形成された静電潜像に、現像剤であるトナー粒子12を
付着させる。このトナー粒子12は、鉄の粒子と結合し
た黒い合成樹脂からなる粉末状の物質で、トナー粒子1
2を構成する鉄の粒子が永久磁石を有する金属の回転シ
リンダ13によってトナー粒子12を構成する合成樹脂
とともに吸引される。トナー粒子12を構成する合成樹
脂は、負の直流電源(図示せず)に接続された回転シリ
ンダ13にこすりつけられることによって、負の静電荷
を得る。このトナー粒子12が得た静電荷は、トナー粒
子12が、LED光7により露光されたドラム表面3の
領域には付着するが、露光されなかった領域からは反発
するような静電荷である。
【0008】転写部14では、ドラム表面3上に形成さ
れたトナー像がプリント紙15に転写される。この転写
されるとき、プリント紙15はドラム表面3の速度と同
じ速度で進行しドラム表面3に接触する。コロナアセン
ブリ16は、プリント紙15の感光性ドラム1側とは反
対から正の電荷を与え、ドラム表面3から負に帯電した
トナー粒子12を引き離しプリント紙15へ付着させ
る。静電荷除去器17は負の電荷を有するドラム表面3
と正の電荷を有するプリント紙15との間の吸引力を弱
めて、プリント紙15が感光性ドラム1に巻き付くのを
防止する。トナー粒子12が付着したプリント紙15は
転写部14から定着部18に移動し、感光性ドラム1は
回転してクリーニング部2により、次の静電潜像を保持
するための前処理が施される。
【0009】定着部18では、熱と圧力によってトナー
粒子12が融解してプリント紙15に押し付けられ、プ
リント紙15へトナー像が定着される。この定着部18
は、高輝度ランプ19によって内部加熱される非粘着性
の加熱ローラ(融着ローラ)20と、加熱ローラ20に
接して設けられこの加熱ローラ20により押圧するとわ
ずかに縮み、加熱ローラ20との接触面積が広くなる軟
らかい部材で構成された加圧ローラ21とからなり、加
熱ローラ20と加圧ローラ21との間を、プリント紙1
5がトナー粒子12の付着した面を加熱ローラ20側に
して通過するよう構成されている。この加熱ローラ20
と加圧ローラ21との間をプリント紙15が通過すると
き、プリント紙15に付着したトナー粒子12が融解し
て紙の繊維に押し込まれる。
【0010】図27に示すコントローラ部22は、中央
演算処理装置(以下、CPUと略称する。)や、所望の
文字セットのドットパターンすなわちビットマップ像が
記憶されている読み出し専用メモリ(以下、ROMと略
称する。)や、追加されるビットマップ像のデータが記
憶されているROMカートリッジや、パーソナルコンピ
ュータ等の外部デバイスから入力されるコード化画像デ
ータ等を記憶する読み出し、書き込み可能なメモリ(以
下、DRAMと略称する。)や、プリンタエンジンを制
御するブロック等で構成され、外部デバイス等から送ら
れてくる印字データを画像ビットマップイメージデータ
に変換し、さらにこの画像ビットマップイメージデータ
をLED制御部23を駆動する画像ドット信号に置き換
えシリアルでLED制御部23へ出力する。LED制御
部23ではコントローラ部22より送られてきた画像ド
ット信号によりLEDアレイ24を駆動してLED素子
を発光させドラム表面3を露光する。
【0011】図29は、図27における画像形成装置の
コントローラ部22のブロック図である。図29におい
て、25は16ビットから成る中央演算処理装置(以
下、CPUと略称する。)でコントローラ部22の動作
を制御している。26はROMコントローラで、プログ
ラムROM27が記憶しているCPU25が実行すべき
プログラムデータ、フォントROM28が記憶している
文字フォントのビットマップパターンデータ、フォント
カード29、およびフォントカード30が記憶している
オプションの文字フォントのビットマップデータを、C
PU25からのアドレス情報に従いデータバス31を介
して入力し、主データバス32に出力する。このフォン
トカード29、および30はコネクタイン式のROMカ
ード形式になっている。33はコントロールパネル(図
示せず)等を含む、画像プリント処理に関わるシステム
を構成するプリンタエンジン部である。34はエンジン
コントローラで、エンジンインターフェース35を介し
て、CPU25からのアドレス情報、およびデータに従
ったプリンタエンジン部33の制御、プリンタエンジン
部33からのデータ読み込みを行うとともに、外部デバ
イス36からのコード化画像データがパラレルインター
フェース37を介して入力される。さらにエンジンコン
トローラ34は、プリンタエンジン部33のコントロー
ルパネルからの、プリントステイタス、ページカウント
等の情報を記憶するために設けられているエレクトリッ
ク・イレーサブル・プログラマブル・ROM(以下、E
EPROMと略称する。)38に対して、CPU25か
らのアドレス情報に従って、情報の読みだし書き込みを
行う。39は外部デバイス36から入力されるコード化
画像データ、文字フォントのビットマップデータ、およ
びその他のデータを記憶する随時読み出し書き込みが可
能なDRAM、40はDRAM39に対して、データの
読み出し書き込みに必要なDRAMアドレス情報、およ
びタイミング信号を、CPU25からのアドレス情報に
従い発生し、DRAM39へデータアクセスを行うとと
もに、主データバス32の調停、およびDRAM39の
データリフレッシュを行うDRAMコントローラであ
る。さらにDRAMコントローラ40は、DRAM39
に記憶された画像データをパラレルシリアル変換し、ク
ロック発生器41からのクロックをLED制御部23が
分周したビデオデータ同期信号(VCLK)に同期し
て、LED制御部23へ画像ビットマップイメージデー
タとして出力する。また、DRAMコントローラ40
は、外部デバイス36またはプリンタエンジン部33の
コントロールパネルの情報に従って、画像を重ね合わせ
たりオフセットさせるために、画像データをシフトさせ
る機能を持つ。なお、DRAM39のメモリエリアは、
拡張DRAM42、43により拡大することができる。
【0012】ここで、LED制御部23はVCLKに同
期してLEDアレイヘッド8にシリアルでデータを出力
すると共にドラム表面3が300分の1インチ移動する
間に1ライン分のドットを発光するようにタイミングを
管理しながらイネーブル信号を出力する。ここで1ライ
ン中にあるn個のLED素子を1度に発光させると発光
に要する電流が大きくなり、装置の電源に要求される電
流容量が大きくなるため、通常n個のLED素子を複数
分割(少なくとも2分割)して発光させる事で1度の発
光に要する電流を小さく抑える方式が多くとられてい
る。ここでは分割数を4とし、1ラインのドット数を2
560個としてその詳細を説明する。
【0013】図30にLED制御部23の詳細なブロッ
ク図を示す。図26において44はDRAMコントロー
ラ40により入力されるシリアルのデータをVCLKに
同期して順次シフトしながら1ライン分保持しておくシ
リアル−パラレル変換部、45はシリアル−パラレル変
換部44に保持されている1ライン分のデータをラッチ
して保持しておく一時記憶部、46はVCLKをカウン
トしながらDRAMコントローラ40、シリアル−パラ
レル変換部44、一時記憶部45、及び発光のタイミン
グを管理、発生、出力するタイミング制御回路、47は
一時記憶部45に保持されているデータのなかでタイミ
ング制御回路46によってイネーブルされた部分のLE
D素子を発光させる発光部である。
【0014】図31はシリアル−パラレル変換部44、
一時記憶部45、及び発光部47の詳細な回路図であ
る。図31において48〜50はVCLKに同期してシ
リアルで入力されるデータをパラレルの形に変換するシ
リアル‐パラレル変換部44であるところのシフトレジ
スタ、51〜53はシフトレジスタ48〜50において
パラレル変換されたデータをNLA信号に同期して保持
する一時記憶部45であるところの8bitラッチ、5
4〜56は8bitラッチ51〜53に保持されている
データとタイミング制御回路46より入力されるSTR
1〜4に従って、それぞれの信号に対応するLED57
〜80のうちのいくつかのLEDを点灯させるドライバ
である。
【0015】図32にタイミング制御回路46の詳細な
回路図を示す。図32において81、82はラスタ基準
信号を起点として1ライン分の時間(ドラム表面3が3
00分の1移動する時間)中カウントする8bitカウ
ンタ及び4bitカウンタ、83〜91は4入力AN
D、92はインバータ、93〜101は3入力AND、
102〜111はフリップフロップ、112〜119は
イネーブル付きフリップフロップ、120〜123は2
入力AND、124〜126は2入力ORである。以上
のように構成されたタイミング制御回路46について以
下その動作を説明する。
【0016】4入力AND83は分周回路(図示せず)
を通すことで原クロックであるCLKIを分周して発生
させた所望の周波数のクロック(VCLK)をカウント
する8bitカウンタ81と4bitカウンタ82の出
力のうち下位4bitが“1”を示した時に信号線A1
を介して3入力AND93に入力される。また4入力A
ND85は8bitカウンタ81と4bitカウンタ8
2の出力のうち第5bit目から第8bit目までの4
bitが“0”を示した時に信号線B0を介して3入力
AND93に入力される。同様に4入力AND87は8
bitカウンタ81と4bitカウンタ82の出力のう
ち上位4bitが“0”を示した時に信号線C0を介し
て3入力AND93に入力される。3入力AND93か
ら出力される信号はノイズを防止するためにフリップフ
ロップ102に入力され、インバータ92を介したVC
LKに同期してHEX1という信号として出力される。
同様にして4入力AND84〜91、3入力AND94
〜101及びフリップフロップ103〜110によって
所望のカウント数を出力し、HEX640、HEX64
1、HEX1280、HEX1281、HEX192
0、HEX1921、HEX2560を出力する。ここ
でHEX1、HEX640、HEX641、HEX12
80、HEX1281、HEX1920、HEX192
1、HEX2560は幅がVCLK1クロック分である
パルス信号なのでこれらの信号をイネーブル付きフリッ
プフロップ112〜119にクロックとしてそれぞれ入
力することで、例えばHEX1と同時に0から1に変化
する信号がイネーブル付きフリップフロップ112から
出力される。同様にイネーブル付きフリップフロップ1
13〜119からもそれぞれのタイミングで0から1に
変化するような信号が出力される。イネーブル付きフリ
ップフロップ112とイネーブル付きフリップフロップ
113の出力をそれぞれ2入力AND120に入力する
ことでSTR1としてラスタ基準信号を起点として1ク
ロック目から640クロック目までの期間2入力AND
120から1が出力される。同様に641クロック目か
ら1280クロック目までの期間2入力AND121か
らはSTR2が、1281クロック目から1920クロ
ック目までの期間2入力AND122からはSTR3
が、1921クロック目から2560クロック目までの
期間2入力AND123からはSTR4が出力され、S
TR1の期間は1番目から640番目のLED素子を、
STR2の期間は641から1280番目のLED素子
を、STR3の期間は1281から1920番目のLE
D素子を、STR4の期間は1921から2560番目
のLED素子をそれぞれ発光させる。2入力OR124
〜126はパワーオン時とSTR信号がでた時に1つ前
のSTRを発生するイネーブル付きフリップフロップを
リセットする信号を出力する。また、フリップフロップ
111はシリアル−パラレル変換部44及び一時記憶部
45の内部をリセットする期間を設けた後にSTR1〜
4をイネーブルとするような信号を発生している。3入
力AND101、フリップフロップ110は1ライン分
のデータがシリアル−パラレル変換部44に入力され終
えたタイミングでNLA信号を出力しデータを一時記憶
部45にラッチさせる。
【0017】以上の動作を示したものが図33である。
図33においてTの示す時間が1ラインの時間(ドラム
表面3が300分の1インチ移動する時間)であり、L
の示す時間がLEDアレイヘッド中に2560個あるL
ED素子を4分割したうちの1ブロック分の640個の
LED素子が発光する時間でL=T/4である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
では、感光体を露光する書き込みデバイスに光源が固定
されているLEDアレイヘッドを用いた場合には、書き
込みデバイスにレーザビームを用いた場合と違い、1ド
ットずつ発光させることができず、複数個ずつ同時に発
光させるため、1ドット単位で主走査方向に発光時間制
御を行うようなスムージングの技術が使えない。このた
め、例えばアナログ文字をデジタルビットマップ像に変
換するプロセスにおいて、ビットマップ像の解像度が低
かったり、所望のアナログ像のサンプリングレートが低
いために発生する段差、階段状のゆがみ、印字品質の劣
化を防ぐことが困難であった。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、直交マトリクスのドットにより構成された
画像の書き込まれる領域の一部をウィンドウとして設定
し、この設定範囲を領域内で移動させることが可能なウ
ィンドウ設定手段と、ウィンドウ設定手段により設定さ
れたウィンドウ内の所定のドットと所定のドットに隣接
するドットとの画像データの差異およびその差異の方向
とを検出する第1のエッジ検出手段と、ウィンドウ内
で、所定のドット以外の互いに隣接するドット間の、第
1のエッジ検出手段が検出した画像データの差異および
その差異の方向と同じ方向の差異を持つエッジを検出す
る第2のエッジ検出手段と、第2のエッジ検出手段が検
出したウィンドウ内の所定の場所に位置するエッジを、
このエッジの位置に対して特定の関係を有する位置のエ
ッジのエッジデータにより、第2のエッジ検出手段が検
出したエッジをエッジデータとして出力するかしないか
を制御する選択手段と、第2のエッジ検出手段より出力
されたエッジデータに対応するエッジの第1のエッジ検
出手段が検出したエッジの位置に対する位置に応じて所
定の値を設定する重み付け手段と、重み付け手段により
設定された所定の値の和を得る演算手段と、演算手段に
より得られた値に応じて所定のドットの大きさを変化さ
せる信号を発生する信号発生手段と、信号発生手段より
出力された信号に応じてLEDの発光を制御し、画像を
形成するLED制御手段とを備えたものである。
【0020】
【作用】本発明は上記した構成により、サンプルウィン
ドウ内の所定のドットとこの所定のドットに隣接するド
ットとの画像データの差異を検出し、これらの検出結果
をもとに所定のドットの大きさを副走査方向について変
えることにより補整を行い、LEDの発光により画像形
成することができる。
【0021】
【実施例】以下本発明の一実施例における画像形成装置
について説明する。図1に画像形成装置のコントローラ
部のブロック図を示す。ここで、補整回路127以外の
構成については従来の技術に示す構成と同様であるので
同一の符号を付け説明を省略する。
【0022】図1において補整回路127はDRAMコ
ントローラ40よりVCLKに同期して入力される画像
ビットマップデータをLED制御部23を駆動する画像
ドット信号に置き換え、更に印字の品質を高めるための
補整を施し、補整後の画像ドット信号(VDO)をLE
D制御部23に出力する。
【0023】図2は本発明の一実施例における画像形成
装置のコントローラ部を構成するLED制御部23のブ
ロック図である。図2において128はシリアル−パラ
レル変換部、129は一時記憶部、130は発光部、1
31はタイミング制御回路で、これらは従来の技術に示
す構成と同様であるので詳細な説明を省略する。また画
像形成装置の機構部についても従来の技術に示す構成と
同様であるので説明を省略する。ただし、タイミング制
御回路131については従来の技術に比べて5倍の速さ
のCKINが入力され、従来の技術におけるVCLKに
比べて5倍の速さのVCLKを発生させ、その結果、1
ラスタを5回の走査によって形成するよう、シリアル−
パラレル変換部128、一時記憶部129、発光部13
0を制御する。以下、この1ラスタを5回の走査によっ
て形成することを前提として説明を進める。
【0024】図3は本発明の一実施例における画像形成
装置のコントローラ部を構成する補整回路127の詳細
なブロック図である。図3において、132は画像ビッ
トマップイメージデータの一部を一時的に記憶する一時
記憶手段で画像ビットマップイメージデータのうちの1
ビットの形状を補整するために、その周辺の7行×7列
の画像ビットマップイメージデータをサンプリングする
目的で設けられており、シフトレジスタで構成されるサ
ンプルウィンドウ回路を有しておりこのサンプルウィン
ドウ回路を構成するシフトレジスタに画像ビットマップ
イメージデータが順次格納される。このサンプルウィン
ドウ回路のサンプルウィンドウ図を図16に示す、図1
6のD4が補整の対象である。
【0025】図3において133はメモリコントロール
回路でメモリに対してデータの読みだし、書き込みに必
要なアドレス及びその他の制御信号を出力する。134
はメモリ回路で、高速スタティックラム(以下、SRA
Mと略称する。)、およびフリップフロップで構成され
シリアルデータに変換された画像ビットマップイメージ
データであるビデオ信号(VDIN)の読み出し、書き
込みを、メモリコントロール回路133により出力され
たアドレス、およびその他の制御信号により行う。13
5はメモリ回路134から読み出されたSRAMのデー
タを記憶しサンプルパターンを出力する、シフトレジス
タで構成されたサンプルウインドウ回路である。
【0026】図4はメモリ回路134の回路図、図5は
サンプルウィンドウ回路135の回路図、図6はメモリ
コントロール回路133の回路図である。図4におい
て、139はSRAM、140は8ビットラッチ、14
1はインバータ、図5において、142〜148は8ビ
ットシフトレジスタ、図6において、136〜138は
4ビット同期カウンタである。
【0027】以上の様に構成された、画像形成装置のコ
ントローラ部を構成する補整回路について以下その動作
を説明する。図4において、ビデオ信号(VDIN)の
線路を介して送られてくる画像ビットマップイメージデ
ータであるビデオ信号(VDIN)が、ビデオデータ同
期信号(VCLK)に従ってシリアルで8ビットラッチ
140のD0に入力されビデオデータ同期信号(VCL
K)の立下りエッジにてラッチされ、SRAM139の
A0〜A11に入力されるアドレスSRA0〜SRA1
1によりSRAM139のIO0に格納される。このア
ドレスSRA0〜SRA11は図6の4ビット同期カウ
ンタ136〜138がビデオデータ同期信号(VCL
K)で0(H)からカウントアップすることにより得ら
れる。同様に次のビデオ信号(VDIN)が、ビデオデ
ータ同期信号(VCLK)の立ち上がりエッジにてアド
レスがインクリメントされSRAM139のIO0に格
納される。この一連の動作により画像ビットマップイメ
ージデータの主走査の1ライン分がSRAM139のI
O0に格納される。
【0028】この1ライン分がSRAM139のIO0
に格納されると図6の4ビット同期カウンタ136〜1
38は主走査の基準信号(HSYNC)によりリセット
され、2ライン目の画像ビットマップイメージデータで
あるビデオ信号(VDIN)がビデオデータ同期信号
(VCLK)に従って8ビットラッチ140のD0に、
SRAM139のIO0に格納された1ライン目のデー
タがアドレス0(H)より順に読み出され8ビットラッ
チ140のD1に入力されてそれぞれラッチされ、8ビ
ットラッチ140のD0に入力されたデータがSRAM
139のIO0のアドレス0(H)に、8ビットラッチ
140のD1に入力されたデータがSRAM139のI
O1のアドレス0(H)に格納される。
【0029】以上の動作を繰り返すことによりSRAM
139のIO0〜IO6に画像ビットマップイメージデ
ータが各ライン毎に入力されるが、この動作を行うと同
時に8ビットラッチ140の出力は、図5に示すサンプ
ルウインドウ回路を構成する8ビットシフトレジスタ1
42〜148にも入力され、8ビットシフトレジスタ1
42〜148は、ビデオデータ同期信号(VCLK)に
従って入力されたデータをシフトし、画像ビットマップ
イメージデータであるビデオ信号(VDIN)の図16
に示す分のデータを格納する。
【0030】149は図16に示すサンプルウインドウ
内の画像ビットマップイメージデータよりエッジを検出
するエッジ検出手段であり、ここではエッジの検出をサ
ンプルウインドウ内の所定位置の1ドットの画像データ
1ビットのデータの属性(0または1)と、このドット
の上下左右のドットのデータ1ビットのデータの属性と
が異なった場合(例えば所定の位置の1ドットの画像デ
ータが0に対して、上下左右に隣接するドットの少なく
とも1つの画像データが1である場合、および所定の位
置の1ドットの画像データが1に対して、上下左右に隣
接するドットの少なくとも1つの画像データが0である
場合)をエッジありと判断して、エッジがある場合は
1、ない場合は0を出力する。150はエッジ検出手段
149によって検出された複数の各エッジデータを、サ
ンプルウインドウの中央に位置する補整対象の画像デー
タD4に対応するドットの上下左右のエッジの種類(画
像データD4に対して、上下左右に隣接するデータが0
から1であるか、1から0であるか、およびエッジの方
向が上方向であるか、下方向であるか、右方向である
か、左方向であるか)によって分類するとともに、画像
データD4に対応するドットの上下左右のエッジに対す
る位置に応じてまとめる重み付け手段、151は重み付
け手段150によってまとめられた複数の各エッジデー
タに、画像データD4に対応するドットの上下左右のエ
ッジに対する位置に応じて所定の数値を乗算し論理演算
を施すことにより、補整用のデータを発生し出力する論
理演算手段、152は論理演算手段151から出力され
た補整用データに従い、補整の対象である画像データD
4の信号を図3に示すLED制御部を駆動する補整画像
ドット信号に置換し出力する信号発生手段である。
【0031】図7にエッジ検出手段149、重み付け手
段150、論理演算手段151の路図を示す。図7にお
いて、154は図16に示すサンプルウインドウ内の画
像ビットマップイメージデータの主走査方向に隣合うビ
ット間にエッジがあるかどうかを検出する垂直エッジ検
出回路、155は副走査方向に隣合うビット間にエッジ
があるかどうかを検出する水平エッジ検出回路で、この
垂直エッジ検出回路154、水平エッジ検出回路155
により図3に示すエッジ検出手段149が構成されてい
る。156は垂直エッジ検出回路154によって検出さ
れた、主走査方向に隣合うビット間に存在する複数の各
エッジデータを、図16に示すサンプルウインドウの中
央に位置する補整対象の画像データD4の左右のエッジ
の種類(画像データD4に対して、左右に隣接するデー
タが0から1であるか、1から0であるか、およびエッ
ジの方向が右方向であるか、左方向であるか)によって
分類し、画像データD4の左右のエッジに対する位置に
応じてまとめるとともに、補整対象の画像データD4が
0のときは信号線ADDに1を、1のときは信号線DE
Lに1を出力する垂直エッジデータ重み付け回路、15
7は水平エッジ検出回路155によって検出された、副
走査方向に隣合うビット間に存在する複数の各エッジデ
ータを、図16に示すサンプルウインドウの中央に位置
する補整対象の画像データD4の上下のエッジの種類
(画像データD4に対して、上下に隣接するデータが0
から1であるか、1から0であるか、およびエッジの方
向が上方向であるか、下方向であるか)によって分類
し、画像データD4の上下のエッジに対する位置に応じ
てまとめるとともに、補整対象の画像データD4が0の
ときは信号線ADDに1を、1のときは信号線DELに
1を出力する水平エッジデータ重み付け回路で、この垂
直エッジデータ重み付け回路156、水平エッジデータ
重み付け回路157により図3に示す重み付け手段15
0が構成されている。158、159、160、161
は垂直エッジデータ重み付け回路156、水平エッジデ
ータ重み付け回路157によってまとめられた複数の各
エッジデータに図16に示すサンプルウインドウの中央
に位置する補整対象の画像データD4の上下左右のエッ
ジに対する位置に応じて所定の数値を乗算する乗算機能
を持ち、複数の各エッジデータに所定の数値を乗算した
後に加算を行い、この加算結果が8以上になったときデ
ータとして1を出力する加算回路、162〜169は加
算回路158、159、160、161から出力される
データと、垂直エッジデータ重み付け回路156、水平
エッジデータ重み付け回路157から信号線ADD、D
ELを介して送られてくるデータとの論理積をとる2入
力ANDで、これらの加算回路158、159、16
0、161および2入力AND162〜169とから図
3に示す論理演算手段151が構成されている。
【0032】図8は垂直エッジ検出及び選択回路154
のエッジ検出手段149の部分を構成する垂直エッジ検
出回路の回路図、図9は垂直エッジ検出及び選択回路1
54のエッジデータ選択手段153の部分を構成する垂
直エッジデータ選択回路の回路図、図10は水平エッジ
検出及び選択回路155のエッジ検出手段149の部分
を構成する水平エッジ検出回路の回路図、図11は水平
エッジ検出及び選択回路155のエッジデータ選択手段
153の部分を構成する水平エッジデータ選択回路の回
路図、図12、図13は垂直エッジデータ重み付け回路
156の回路図で、水平エッジデータ重み付け回路15
7も図12、図13と同じ回路図である。図14は加算
回路158、159、160、161の回路図、図15
は図3に示す信号発生手段152の回路図である。
【0033】図8において、170〜197は2入力A
ND、198〜218はインバータ、図9において、2
19〜226は2入力AND、227〜234はインバ
ータ、図10において、235〜262は2入力AN
D、263〜283はインバータ、図11において、2
84〜291は2入力AND、292〜299はインバ
ータ、図12において、300〜311はAND‐OR
インバータ、312〜323はインバータ、324、3
25はバッファ、326は2入力OR、327〜330
は3入力OR、図13において、331〜342はAN
D−ORインバータ、343〜354はインバータ、3
55、356はバッファ、357〜359は2入力O
R、360〜363は3入力OR、図14において、3
64〜372は3入力1ビットフルアダー、373、3
74は2入力OR、図15において、375は4ビット
カウンタ、376〜380は3入力AND、381〜3
94、401は2入力AND、395、399は4入力
OR、396、400は3入力OR、397、398は
5入力OR、402〜404は2入力OR、405はフ
リップフロップである。
【0034】以上の様に構成された、画像形成装置のコ
ントローラ部を構成する補整回路について以下その動作
を説明する。
【0035】図8の垂直エッジ検出回路では、図3に示
すサンプルウインドウ回路135より送られてくる画像
データA3〜A5、B3〜B5、C3〜C5、D3〜D
5、E3〜E5、F3〜F5、G3〜G5を、インバー
タ198〜218と2入力AND170〜197とによ
り論理演算することで、図16に示すサンプルウインド
ウのA行目からG行目までの3列目と4列目、および4
列目と5列目の画像データが主走査方向に0から1、ま
たは1から0(以下、白から黒、または黒から白と記
す。)へと変化するかどうかを検出し、エッジデータと
して出力する。このエッジデータはA行目の3列目が白
で4列目が黒である場合は信号線V1に1を、B行目の
3列目が白で4列目が黒である場合は信号線V2に1
を、以下同様にC行目からG行目の場合、信号線V3か
らV7に各々1を出力する。さらに、A行目からG行目
までの各々の行において3列目が黒で4列目が白である
場合は信号線NV1からNV7に各々1を、A行目から
G行目までの各々の行において4列目が白で5列目が黒
である場合は信号線VV1からVV7に各々1を、A行
目からG行目までの各々の行において4列目が黒で5列
目が白である場合は信号線NVV1からNVV7に各々
1を出力する。
【0036】図9の垂直エッジデータ選択回路では、信
号線B2、B3、B5、B6、F2、F3、F5、F6
の各々へ、図3のサンプルウィンドウ回路135より送
られてくる画像データと、信号線NVV5、VV5、N
V5、V5、NVV3、VV3、NV3、V3の各々
へ、図8の垂直エッジ検出回路より送られてくるエッジ
データとを、インバータ227〜234と3入力AND
219〜226とにより論理演算することで、図16に
示すサンプルウィンドウのB行目の2列目と3列目、B
行目の5列目と6列目、F行目の2列目と3列目、及び
F行目の5列目と6列目の画像データが主走査方向に0
から1、または1から0へと変化するかどうかを検出
し、信号線NVV5、VV5からのエッジデータ、信号
線NV5、V5からのエッジデータ、信号線NVV3、
VV3からのエッジデータ、信号線NV3、V3からの
エッジデータに応じて、各々エッジデータとして出力す
るか、しないか選択する。このエッジデータの選択は、
信号線NVV5からのエッジデータが1つまりE行目の
4列目が黒で5列目が白の場合に、B行目の2列目が黒
で3列目が白のときのエッジデータがエッジデータとし
て選択され、信号線NV12に1を、以下同様に信号線
VV5からのエッジデータが1つまりE行目の4列目が
白で5列目が黒の場合に、B行目の2列目が白で3列目
が黒のときのエッジデータがエッジデータとして選択さ
れ信号線V12に1を、信号線NV5からのエッジデー
タが1つまりE行目の3列目が黒で4列目が白の場合
に、B行目の5列目が黒で6列目が白のときのエッジデ
ータがエッジデータとして選択され信号線VV12に1
を、信号線NVV3からのエッジデータ1つまりC行目
の4列目が黒で5列目が白の場合に、F行目の2列目が
黒で3列目が白のときのエッジデータがエッジデータと
して選択され信号線NV16に1を、信号線VV3から
のエッジデータが1つまりC行目の4列目が白で5列目
が黒の場合に、F行目の2列目が白で3列目が黒のとき
のエッジデータがエッジデータとして選択され信号線V
16に1を、信号線NV3からのエッジデータが1つま
りC行目の3列目が黒で4列目が白の場合に、F行目の
5列目が黒で6列目が白のときのエッジデータがエッジ
データとして選択され信号線NVV16に1を、信号線
V3からのエッジデータが1つまりC行目の3列目が白
で4列目が黒の場合に、F行目の5列目が白で6列目が
黒のときのエッジデータがエッジデータとして選択され
信号線VV16に1を出力する。
【0037】図10の水平エッジ検出回路では図3に示
すサンプルウインドウ回路135より送られてくる画像
データC1〜C7、D1〜D7、E1〜E7を、インバ
ータ263〜283と2入力AND235〜262とに
より論理演算することで、図16に示すサンプルウイン
ドウの1列目から7列目までのC行目とD行目、および
D行目とE行目の画像データが副走査方向に0から1、
または1から0へと変化するかどうかを検出し、エッジ
データとして出力する。このエッジデータは1列目から
7列目までの各々の列においてC行目が白でD行目が黒
である場合は信号線H1からH7に各々1を、1列目か
ら7列目までの各々の列においてC行目が黒でD行目が
白である場合は信号線NH1からNH7に各々1を、1
列目から7列目までの各々の列においてD行目が白でE
行目が黒である場合は信号線HH1からHH7に各々1
を、1列目から7列目までの各々の列においてD行目が
黒でE行目が白である場合は信号線NHH1からNHH
7に各々1を出力する。
【0038】図11の水平エッジデータ選択回路では、
信号線B2、C2、B6、C6、E2、F2、E6、F
6の各々へ、図3のサンプルウィンドウ回路135より
送られてくる画像データと、信号線NHH5、HH5、
NHH3、HH3、NH5、H5、NH3、H3の各々
へ図10の水平エッジ検出回路より送られてくるエッジ
データとを、インバータ292〜299と3入力284
〜291とにより論理演算することで、図16に示すサ
ンプルウィンドウの2列目のB行目とC行目、6列目の
B行目とC行目、2列目のE行目とF行目、及び6列目
のE行目とF行目の画像データが副走査方向に0から
1、または1から0へと変化するかどうかを検出し、信
号線NHH5、HH5からのエッジデータ、信号線NH
H3、HH3からのエッジデータ、信号線NH5、H5
からのエッジデータ、信号線NH3、H3からのエッジ
データに応じて、各々エッジデータとして出力するか、
しないか選択する。このエッジデータの選択は、信号線
NHH5からのエッジデータが1つまり5列目のD行目
が黒でE行目が白の場合に2列目のB行目が黒でC行目
が白のときのエッジデータがエッジデータとして選択さ
れ信号線NH12に1を、以下同様に信号線HH5から
のエッジデータが1つまり5列目のD行目が白でE行目
が黒の場合に、2列目のB行目が白でC行目が黒のとき
のエッジデータがエッジデータとして選択され信号線H
12に1を、信号線NHH3からのエッジデータが1つ
まり3列目のD行目が黒でE行目が白の場合に、6列目
のB行目が黒でC行目が白のときのエッジデータがエッ
ジデータとして選択され信号線NH16に1を、信号線
HH3からのエッジデータが1つまり3列目のD行目が
白でE行目が黒の場合に、6列目のB行目が白でC行目
が黒のときのエッジデータがエッジデータとして選択さ
れ信号線H16に1を、信号線NH5からのエッジデー
タが1つまり5列目のC行目が黒でD行目が白の場合
に、2列目のE行目が黒でF行目が白のときのエッジデ
ータがエッジデータとして選択され信号線NHH12に
1を、信号線H5からのエッジデータが1つまり5列目
のC行目が白でD行目が黒の場合に、2列目のE行目が
白でF行目が黒のときのエッジデータがエッジデータと
して選択され信号線HH12に1を、信号線NH3から
のエッジデータが1つまり3列目のC行目が黒でD行目
が白の場合に、6列目のE行目が黒でF行目が白のとき
のエッジデータがエッジデータとして選択され信号線N
HH16に1を、信号線H3からのエッジデータが1つ
まり3列目のC行目が白でD行目が黒の場合に、6列目
のE行目が白でF行目が黒のときのエッジデータがエッ
ジデータとして選択され信号線HH16に1を出力す
る。
【0039】図12、図13の垂直エッジデータ重み付
け回路では、信号線A1〜A7、NA1〜NA7、B1
〜B7、NB1〜NB7、A12、NA12、B12、
NB12、A16、NA16、B16、NB16の各々
へ、図8の垂直エッジ検出回路より信号線V1〜V7、
NV1〜NV7、VV1〜VV7、NVV1〜NVV7
及び図9の垂直エッジデータ選択回路より信号線V1
2、NV12、VV12、NVV12、V16、NV1
6、VV16、NVV16を介して送られてくる垂直エ
ッジデータを、図12ではAND−ORインバータ30
0〜311、インバータ312〜323、バッファ32
4、325、および2入力OR326から成るデータセ
レクトブロック、図13ではAND−ORインバータ3
31〜342、インバータ343〜354、バッファ3
55、356、および2入力OR357から成るデータ
セレクトブロックにより図16に示すサンプルウインド
ウの中央に位置する補整対象の画像データD4の左右の
エッジの種類(白から黒であるか、黒から白であるか、
およびエッジの方向が右方向であるか、左方向である
か)によって分類し、図12の垂直エッジデータ重み付
け回路では、図16に示すサンプルウインドウの画像デ
ータD4の左方向のエッジと同じ種類のエッジに関し
て、エッジがサンプルウインドウのA行目の3列目と4
列目との間に存在している場合は信号線AX11に1
を、B行目の3列目と4列目との間に存在している場合
は信号線AX12に1を、以下同様にC行目からG行目
の場合、信号線AX13からAX17に各々1を出力す
る。さらに、エッジがA行目からC行目までの4列目と
5列目との間に存在している場合は信号線AX21から
AX23に各々1を、エッジがE行目からG行目までの
4列目と5列目との間に存在している場合は信号線AX
25からAX27に各々1を出力する。また、図13の
垂直エッジデータ重み付け回路においても、図12の垂
直エッジデータ重み付け回路と同様に、図16に示すサ
ンプルウインドウの画像データD4の右方向のエッジと
同じ種類のエッジに関して、エッジがサンプルウインド
ウのA行目からG行目までの4列目と5列目との間に存
在している場合は信号線BX11からBX17に各々1
を、エッジがA行目からC行目までの3列目と4列目と
の間に存在している場合は信号線BX21からBX23
に各々1を、エッジがE行目からG行目までの3列目と
4列目との間に存在している場合は信号線BX25から
BX27に各々1を出力する。さらに、図13の垂直エ
ッジデータ重み付け回路においては、補整対象の画像デ
ータD4が0のときは信号線ADDに1を、1のときは
信号線DELに1を出力する。
【0040】水平エッジデータの重み付け回路157は
図12、図13の垂直エッジデータ重み付け回路と同様
の回路なので回路の説明は省略する。水平エッジデータ
の重み付け回路157では、信号線A1〜A7、NA1
〜NA7、B1〜B7、NB1〜NB7、A12、A1
6、NA12、NA16、B12、NB12、B16、
NB16の各々へ、図10の水平エッジ検出回路より信
号線H1〜H7、NH1〜NH7、HH1〜HH7、N
HH1〜NHH7及び図11の水平エッジデータ選択回
路より信号線H12、H16、NH12、NH16、H
H12、HH16、NHH12、NHH16を介して送
られてくる水平エッジデータを、図16に示すサンプル
ウインドウの中央に位置する補整対象の画像データD4
の上下のエッジの種類(白から黒であるか、黒から白で
あるか、およびエッジの方向が上方向であるか、下方向
であるか)によって分類し、図16に示すサンプルウイ
ンドウの画像データD4の上下のエッジに対する位置に
応じて信号線AX11からAX17、AX21からAX
23、AX25からAX27、およびBX11からBX
17、BX21からBX23、BX25からBX27に
各々1を出力する。
【0041】ここで、垂直エッジデータの重み付け回路
156によって、図16に示すサンプルウインドウの中
央に位置する補整対象の画像データD4の左右のエッジ
の種類によって分類されるとともに、画像データD4の
左右のエッジ位置に対する位置に応じてまとめられる垂
直エッジデータの状態を図17(a)、図17(b)
に、水平エッジデータの重み付け回路157によって、
図16に示すサンプルウインドウの中央に位置する補整
対象の画像データD4の上下のエッジの種類によって分
類されるとともに、画像データD4の上下のエッジに対
する位置に応じてまとめられる水平エッジデータの状態
を図18(a)、図18(b)に示す。図17(a)、
図17(b)、図18(a)、図18(b)において、
ビットとビットとの間に記載された数字が、そのビット
とビットとの間のエッジが中央ビットD4の補整に関す
る重みを示している。
【0042】図17(a)は、中央ビットD4とその右
側のビットD5との間にエッジがある場合で、中央ビッ
トD4と同じ列である4列目のビットの右側のエッジの
重みは全て1となり、4列目のビットの左側のエッジは
2もしくは4となる。つぎに、図17(b)は、中央ビ
ットD4とその左側のビットD3との間にエッジがある
場合、中央ビットD4と同じ列である4列目のビットの
左側のエッジの重みは全て1となり、4列目のビットの
右側のエッジは2もしくは4となる。図18(a)は、
中央ビットD4とその下側のビットE4との間にエッジ
がある場合で、中央ビットD4と同じ行であるD行目の
ビットの下側のエッジの重みは全て1となり、D行目の
ビットの上側のエッジは2もしくは4となる。図18
(b)は、中央ビットD4とその上側のビットC4との
間にエッジがある場合で、中央ビットD4と同じ行であ
るD行目のビットの上側のエッジの重みは全て1とな
り、D行目のビットの下側のエッジは2もしくは4とな
る。
【0043】図14の加算回路では、信号線VAX11
〜VAX17、VAX21〜VAX23、VAX25〜
VAX27へ、図12、図13の垂直エッジデータ重み
付け回路、水平エッジデータ重み付け回路より信号線A
X11〜AX17、AX21〜AX23、AX25〜A
X27、または信号線BX11〜BX17、BX21〜
BX23、BX25〜BX27を介して送られてくる、
図16に示すサンプルウインドウの中央に位置する補整
対象の画像データD4の上下左右のエッジの種類によっ
て分類され、画像データD4の上下左右のエッジ位置に
対する位置に応じてまとめられたエッジデータを、3入
力1ビットフルアダー364〜372、2入力OR37
3、374によりエッジデータの中で図17(a)、図
17(b)、図18(a)、図18(b)に示す1の重
みを持ったもの(信号線VAX11〜VAX17のエッ
ジデータ)、2の重みを持ったもの(信号線VAX2
1、VAX22、VAX26、VAX27のエッジデー
タ)、4の重みを持ったもの(信号線VAX23、VA
X25のエッジデータ)どうしをそれぞれの重みに応じ
て論理演算し、この論理演算結果が結果が8以上の重み
になった時、図16に示すサンプルウインドウの中央に
位置する補整対象の画像データD4を補整する補整信号
として信号線Z8に1を出力する。
【0044】ここで、図14の加算回路の動作を図19
(a)、図19(b)、図20(a)、図20(b)の
画像データのパターン図により説明する。図19
(a)、図19(b)、図20(a)、図20(b)に
おいて、空白の枠は白のドット、斜線の枠は黒のドット
を示している。図19(a)のパターンでは、1+4+
1+1+1=8、図19(b)のパターンでは1+1+
1+4+1=8、図20(a)のパターンでは2+2+
1+1+1+1+1=9、図20(b)のパターンでは
1+1+1+4+2+1=10となり、加算回路158
〜161より、それぞれ信号線Z8に1が出力される。
【0045】図7の2入力AND162〜169では、
4個の加算回路158、159、160、161から各
々の信号線Z8を介して送られてくるデータと、垂直エ
ッジデータ重み付け回路156、水平エッジデータ重み
付け回路157から信号線ADD、DELを介して送ら
れてくるデータとの論理積を各々とることにより8本の
信号線L1、L2、R1、R2、UP1、UP2、DN
1、DN2にデータを出力する。
【0046】このデータの出力は、例えば図19(a)
のパターンでは、加算回路159より信号線Z8を介し
て1が、垂直エッジデータ重み付け回路156より信号
線ADDを介して1が2入力AND164へ入力され信
号線R1に1が出力される。
【0047】図15の信号発生回路では図7の2入力A
ND162〜169より8本の信号線L1、L2、R
1、R2、UP1、UP2、DN1、DN2を介してデ
ータが入力され、これらのデータに応じて図16に示す
サンプルウインドウの中央に位置する補整対象の画像デ
ータD4に対応する信号を補整し、フリップフロップ4
05から出力する。
【0048】この信号の出力は、例えば、図19(a)
のパターンでは信号線R1のデータが1となり、2入力
OR403を介して信号線C1に1が出力され、1ラス
タ分の時間を5分割するようなタイミングで発生される
信号(HSYNC)によってカウントアップされる4ビ
ットカウンタ375の出力が“2”を示したときに3入
力AND378によって出力される信号(EN2)との
論理演算結果によって2入力AND387より1が出力
され、5入力OR398、3入力OR400、2入力O
R402を介してフリップフロップ405においてVC
LKに同期をとられてVDOとして出力される。つまり
図19(a)のパターンでは図22に示すように1ラス
タのうち中央の5分の1の時間(EN2の期間)のみL
EDが発光し補整用の小ドットを形成する。
【0049】図21に、本発明の一実施例における画像
形成装置の1ラスタを形成するための印字動作のタイミ
ングを示す。ここで本発明における一実施例については
1ラスタを5分割して形成するものとして説明を行って
いる。図23に図7の2入力AND162〜169より
8本の信号線L1、L2、R1、R2、UP1、UP
2、DN1、DN2を介して送られてくるデータに対す
る各補整画像ドット信号の構成のしかた及び実際に印字
させた場合のイメージを示す。また、複数の補整画像ド
ット信号が同時に出力された場合は、それらの出力の論
理和をとり出力する。
【0050】図22に補整画像ドット信号に対する画像
データのイメージ図を示す。406は黒ドットのイメー
ジ、407は白ドットのイメージを示し、408は信号
線UP2のデータが1の場合に対応し、黒ドットの下2
/5ドットが削除されたドット、410は信号線DN2
のデータが1の場合に対応し、黒ドットより上2/5ド
ット削除されたドット、409は信号線UP1のデータ
が1の場合に対応し、白ドットに上2/5ドットが付加
されたドット、411は信号線DN1のデータが1の場
合に対応し、白ドットに下2/5ドットが付加されたド
ット、412は信号線L2のデータが1の場合に対応
し、黒ドットの右2/5ドットが削除されたドット、4
14は信号線R2のデータが1の場合に対応し、黒ドッ
トの左2/5ドットが削除されたドット、413は信号
線L1のデータが1の場合に対応し、白ドットに左2/
5ドットが付加されたドット、415は信号線R1のデ
ータが1の場合に対応し、白ドットに右2/5ドットが
付加されたドットを示す。これらの画像データは図16
に示すサンプルウインドウの中央ドットD4に関するエ
ッジによって選別される。
【0051】本実施例では、LED発光回数を制御する
ことにより、副走査方向の発光時間を制御しており、図
22の408〜411に示すようなドットの副走査方向
の追加削除を行っている。しかしながら412および、
414に示す制御は、LEDの照射位置を変更する必要
があり、実施することは困難である。このため412お
よび、414に関しては、416に示すように通常のド
ットより発光時間を少なくすることによりドットの径を
小さくすることで対応している。同様に413および、
415に関しても、ドットの位置の右部あるいは左部に
微小ドットを追加する必要があるが、本実施例では41
7に示すように発光時間の少ないドットを形成すること
で対応している。
【0052】本実施例では以上のような構成及び、一連
の動作にて図24(a)および、図25(a)は、図2
4(b)および、図25(b)のようになり、さらに図
25(b)においては、印字の解像度および視覚の解像
度により周辺があいまいになるため、視覚上途切れのな
い非常にスムーズな線、つまり図25(c)の様に画像
データを補整することができる。
【0053】ここで本実施例においては入力するクロッ
ク(CKIN)の速さを5倍にすることで1ラスタを5
回走査する方式をとったが、図32に示すタイミング制
御回路においてSTR1〜4を発生させるクロックのカ
ウント数を各々5分の1にすることでも1ラスタを5回
走査することができ、同じ効果が得られる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明の画像形成装置は、
直交マトリクスのドットにより構成された画像の書き込
まれる領域の一部をウィンドウとして設定し、この設定
範囲を領域内で移動させることが可能なウィンドウ設定
手段により設定されたウィンドウ内の所定のドットとそ
の所定のドットに隣接するドットとの画像データの差異
およびその差異の方向とを検出する第1のエッジ検出手
段と、ウィンドウ内で、所定のドット以外の互いに隣接
するドット間の、第1のエッジ検出手段が検出した画像
データの差異およびその差異の方向と同じ方向の差異を
持つエッジを検出する第2のエッジ検出手段と、第2の
エッジ検出手段が検出したウィンドウ内の所定の場所に
位置するエッジを、このエッジの位置に対して特定の関
係を有する位置のエッジのエッジデータにより、第2の
エッジ検出手段が検出したエッジをエッジデータとして
出力するかしないかを制御する選択手段と、第2のエッ
ジ検出手段より出力されたエッジデータに対応するエッ
ジの第1のエッジ検出手段が検出したエッジの位置に対
する位置に応じて所定の値を設定する重み付け手段と、
重み付け手段により設定された所定の値の和を得る演算
手段と、演算手段により得られた値に応じて所定のドッ
トの大きさを変化させる信号を発生する信号発生手段
と、信号発生手段より出力された信号に応じて発光ダイ
オード(以下LEDと略称する)の発光を制御するLE
D制御手段とを備えたことにより、サンプルウィンドウ
内の所定のドットとこの所定のドットに隣接するドット
との画像データの差異を検出し、これらの検出結果をも
とに所定のドットの大きさを副走査方向について変える
ことにより補整を行い、LEDの発光により画像を形成
することができる固定素子であるLEDアレイヘッドに
おいても副走査方向の発光時間を制御することが可能と
なり、品質の高い印字を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例における画像形成装置のコントローラ
部のブロック図
【図2】本発明の一実施例における画像形成装置のLE
D制御部のブロック図
【図3】一実施例における画像形成装置のコントローラ
部を構成する補整回路のブロック図
【図4】一実施例における画像形成装置のメモリ回路の
回路図
【図5】一実施例における画像形成装置のサンプルウィ
ンドウ回路の回路図
【図6】一実施例における画像形成装置のメモリコント
ロール回路の回路図
【図7】一実施例における画像形成装置の画像形成装置
のエッジ検出手段、エッジデータ選択手段、重み付け手
段、論理演算手段の簡単な回路図
【図8】一実施例における画像形成装置の垂直エッジ検
出回路の回路図
【図9】一実施例における画像形成装置の垂直エッジデ
ータ選択回路の回路図
【図10】一実施例における画像形成装置の水平エッジ
検出回路の回路図
【図11】一実施例における画像形成装置の水平エッジ
データ選択回路の回路図
【図12】一実施例における画像形成装置の垂直エッジ
データ重み付け回路、水平エッジデータ重み付け回路の
回路図
【図13】一実施例における画像形成装置の垂直エッジ
データ重み付け回路、水平エッジデータ重み付け回路の
回路図
【図14】一実施例における画像形成装置の加算回路の
回路図
【図15】一実施例における画像形成装置の信号発生手
段の回路図
【図16】一実施例における画像形成装置のサンプルウ
ィンドウ回路のサンプルウィンドウ図
【図17】(a)は一実施例における画像形成装置の垂
直エッジデータの重み付け回路によって、サンプルウィ
ンドウの中央に位置する補整対象の画像ビットマップイ
メージデータの右のエッジの種類によって分類されると
ともに、補整対象の画像ビットマップイメージデータの
右のエッジに対する位置に応じてまとめられる垂直エッ
ジデータの状態図 (b)は一実施例における画像形成装置の垂直エッジデ
ータの重み付け回路によって、サンプルウィンドウの中
央に位置する補整対象の画像ビットマップイメージデー
タの左のエッジの種類によって分類されるとともに、補
整対象の画像ビットマップイメージデータの左のエッジ
に対する位置に応じてまとめられる垂直エッジデータの
状態図
【図18】(a)は一実施例における画像形成装置の水
平エッジデータの重み付け回路によって、サンプルウィ
ンドウの中央に位置する補整対象の画像ビットマップイ
メージデータの下のエッジの種類によって分類されると
ともに、補整対象の画像ビットマップイメージデータの
下のエッジに対する位置に応じてまとめられる水平エッ
ジデータの状態図 (b)は一実施例における画像形成装置の水平エッジデ
ータの重み付け回路によって、サンプルウィンドウの中
央に位置する補整対象の画像ビットマップイメージデー
タの上のエッジの種類によって分類されるとともに、補
整対象の画像ビットマップイメージデータの上のエッジ
に対する位置に応じてまとめられる水平エッジデータの
状態図
【図19】(a)は一実施例における画像形成装置の画
像データのパターン図 (b)は一実施例における画像形成装置の画像データの
パターン図
【図20】(a)は一実施例における画像形成装置の画
像データのパターン図 (b)は一実施例における画像形成装置の画像データの
パターン図
【図21】一実施例における画像形成装置のタイミング
制御回路のタイムチャート及び1ライン分の画像を示す
【図22】一実施例における画像形成装置の補整画像ド
ット信号に対する画像データのイメージ図
【図23】一実施例における画像形成装置の信号発生手
段における補整画像ドット信号煮対する画像データの形
成の仕方、及び実際に印字させた場合のイメージを示す
【図24】(a)は一実施例における画像形成装置の補
整前の画像ビットマップイメージデータのドット図 (b)は一実施例における画像形成装置の補整後の画像
ビットマップイメージデータのドット図
【図25】(a)は一実施例における画像形成装置の補
整前の画像ビットマップイメージデータのドット図 (b)は一実施例における画像形成装置の補整後の画像
ビットマップイメージデータのドット図 (c)は一実施例における画像形成装置の補整後の画像
ビットマップイメージデータを見た場合のイメージ図
【図26】従来の画像形成装置の機構部の概略構成図
【図27】従来の画像形成装置の機構部の要部斜視図
【図28】従来の画像形成装置の機構部の動作説明図
【図29】従来の画像形成装置のコントローラ部のブロ
ック図
【図30】従来の画像形成装置のLED制御部のブロッ
ク図
【図31】従来の画像形成装置のLED制御部を構成す
るシリアル−パラレル変換部、一時記憶部、発光部の回
路図
【図32】従来の画像形成装置のLED制御部を構成す
るタイミング制御回路の回路図
【図33】従来の画像形成装置のタイミング制御回路の
タイムチャート及び1ライン分の画像を示す図
【符号の説明】
128 シリアル−パラレル変換部 129 一時記憶部 130 発光部 131 タイミング制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/45 2/455 9110−2C B41J 3/21 L (72)発明者 真島 裕治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直交マトリクスのドットにより構成された
    画像の書き込まれる領域の一部をウィンドウとして設定
    し、この設定範囲を前記領域内で移動させることが可能
    なウィンドウ設定手段と、前記ウィンドウ設定手段によ
    り設定されたウィンドウ内の所定のドットと前記所定の
    ドットに隣接するドットとの画像データの差異およびそ
    の差異の方向とを検出する第1のエッジ検出手段と、前
    記ウィンドウ内で、前記所定のドット以外の互いに隣接
    するドット間の、前記第1のエッジ検出手段が検出した
    画像データの差異およびその差異の方向と同じ方向の差
    異を持つエッジを検出する第2のエッジ検出手段と、前
    記第2のエッジ検出手段が検出した前記ウィンドウ内の
    所定の場所に位置するエッジを、このエッジの位置に対
    して特定の関係を有する位置のエッジのエッジデータに
    より、前記第2のエッジ検出手段が検出したエッジをエ
    ッジデータとして出力するかしないかを制御する選択手
    段と、前記第2のエッジ検出手段より出力されたエッジ
    データに対応するエッジの前記第1のエッジ検出手段が
    検出したエッジの位置に対する位置に応じて所定の値を
    設定する重み付け手段と、前記重み付け手段により設定
    された所定の値の和を得る演算手段と、前記演算手段に
    より得られた値に応じて前記所定のドットの大きさを変
    化させる信号を発生する信号発生手段と、前記信号発生
    手段より出力された信号に応じて発光ダイオードの発光
    を制御し、画像を形成する発光ダイオード制御手段とを
    備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記発光ダイオード制御手段は前記信号発
    生手段より出力された同一の画像情報で前記発光ダイオ
    ードの発光を複数回繰り返すことにより1ラインを形成
    するように制御を行うことを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
JP5254792A 1992-03-11 1992-03-11 画像形成装置 Pending JPH05260300A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6707575B1 (en) 1998-11-06 2004-03-16 Nec Corporation Resolution heightening circuit for heightening resolution of electrophotographic printer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6707575B1 (en) 1998-11-06 2004-03-16 Nec Corporation Resolution heightening circuit for heightening resolution of electrophotographic printer

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