JPH0525984U - スイツチング電源装置 - Google Patents

スイツチング電源装置

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JPH0525984U
JPH0525984U JP7942491U JP7942491U JPH0525984U JP H0525984 U JPH0525984 U JP H0525984U JP 7942491 U JP7942491 U JP 7942491U JP 7942491 U JP7942491 U JP 7942491U JP H0525984 U JPH0525984 U JP H0525984U
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JP
Japan
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dew condensation
output voltage
power supply
switching
switching element
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Application number
JP7942491U
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Inventor
洋一 大冨
二郎 大内
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Tohoku Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 結露状態を検出したときにスイッチング素子
への制御信号が出力されないようにすることで、結露状
態が生じても、異常な出力電圧が生じないようにする。 【構成】 スイッチング素子5によってトランス4の一
次巻線4aをスイッチング駆動し、その二次巻線4bに
巻線比に応じた出力電圧を発生させるスイッチング電源
装置において、このスイッチング電源装置の設置雰囲気
が高湿度または結露状態にあることを検出する結露セン
サ13が検出したことに基づいて結露検出駆動回路14
はその出力電圧Vd を0レベルから“H”レベルにし、
この“H”レベルの出力電圧Vd に基づいて制御回路1
1からドライブ回路6への制御信号の送出を停止し、ス
イッチング素子5を不動作にし、二次巻線4bに出力電
圧が発生しないようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、結露に基づく誤動作によって異常な出力が生じるのを防止できるよ うにしたスイッチング電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スイッチング電源装置には、例えば、直流電圧を二次巻線を有するトランスに 印加し、このトランスの一次巻線をトランジスタ、FET(電界効果素子)など のスイッチング素子でスイッチングし、二次巻線にスイッチング周期の交流電圧 を発生させる構成のものがある。なお、出力電圧を安定化するために、この出力 電圧をスイッチング素子にフィードバックさせている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来技術にあっては、結露(または高湿度)に対する対策が 施されていないため、結露時に制御回路が誤動作を生じ、このために異常な出力 電圧を発生する。この異常出力電圧は、負荷側の異常動作を招き、最悪の場合に は装置の破損を招く恐れがある。さらに、出力電圧の異常は、スイッチング電源 装置自体の異常動作を招き、同様に破損を招くなどの恐れがある。
【0004】 本考案の目的は、上記従来技術の実情に鑑みてなされたもので、結露状態が生 じても異常な出力電圧が生じないようにしたスイッチング電源装置を提供するこ とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、スイッチング素子によってトランスの 一次巻線をスイッチング駆動し、その二次巻線に巻線比に応じた出力電圧を発生 させるスイッチング電源装置において、高湿度または結露状態を検出するセンサ と、該センサが高湿度または結露状態を検出したことに基づいて前記スイッチン グ素子を不動作にするための制御信号を出力する結露検出駆動回路とを設けるよ うにしている。
【0006】 上記した手段によれば、装置の設置雰囲気が高湿度または結露状態においては 、その検出をもってスイッチング素子を制御する制御回路の出力を停止させ、ス イッチング素子が駆動されないようにし、スイッチング動作を停止させる。した がって、高湿度または結露状態になっても出力電圧に異常を生じさせることがな く、誤動作や破損を招くことがなく、信頼性を向上させることができる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案によるスイッチング電源装置の一実施例を示す回路図である。交 流電源(例えば、Vi =商用電源の100V)1にはダイオードブリッジによる 両波整流回路2が接続され、この両波整流回路2の整流出力端には平滑用のコン デンサ3が接続されている。両波整流回路2の正電圧出力端には、二次巻線4b を有するトランス4の一次巻線4aの一端が接続され、この一次巻線4aの他端 と両波整流回路2の負電圧出力端との間には、スイッチング素子5のドレインと ソースが接続されている。このスイッチング素子4(FET)は、ドライブ回路 6によって駆動される。
【0008】 トランス4の二次巻線4b間には、ダイオード7,8が互いに逆方向接続され 、その接続点には平滑用のチョークコイル9の一端が接続され、このチョークコ イル9の出力とトランス4の負電圧出力端間に平滑用のコンデンサ10が接続さ れている。さらに、チョークコイル9の出力とドライブ回路6との間に制御回路 11が接続されている。
【0009】 さらに、交流電源1の一端とアース間には抵抗12と結露センサ13が直列接 続され、その中間接続点にはセンサ出力電圧Vs を入力とする結露検出駆動回路 14が接続されている。この結露検出駆動回路14の出力電圧は、制御回路11 に印加される。なお、結露センサ13は湿度の変化によりインピーダンスが変化 する素子であり、通常、直流電圧を印加することができないため、交流(50ヘ ルツ〜20キロヘルツ)を供給している。
【0010】 以上の構成において、まず、通常時の動作を説明すると、スイッチング素子5 が駆動されることによりトランス4の一次巻線4aに断続的に電流が流れ、これ に応じて二次巻線4bに高い周波数の交流電圧が発生する。この交流電圧は、ダ イオード7,8によって整流され、さらにチョークコイル9及びコンデンサ10 によって平滑される。その直流出力電圧は制御回路11に印加され、その入力電 圧値に応じてドライブ回路6が駆動される。すなわち、二次巻線4bの出力電圧 が高くなると制御回路11はスイッチング素子5のスイッチングパルス幅を狭く して二次巻線4bの出力電圧が低くなるようにし、逆に、二次巻線4bの出力電 圧が低ければスイッチング素子5のスイッチングパルス幅が広くなるように変化 させる。
【0011】 ところで、スイッチング電源装置の設置雰囲気の湿度は結露センサ13によっ て検出され、湿度が高くなる(すなわち結露が生じる)と結露センサ13のイン ピーダンスが低下し、その出力電圧Vp が低下する。すると、この電圧変化に基 づいて結露検出駆動回路14の出力電圧Vd は、“L”レベルから“H”レベル に転じ、これを受けて制御回路11はドライブ回路6に対する制御信号の出力を 停止する。この結果、スイッチング素子5は動作を停止し、スイッチング動作を 中止し、二次巻線4bの出力電圧を0にする。これにより、スイッチング電源装 置には異常な出力電圧を生じさせることはない。
【0012】 図2は結露検出駆動回路14の一実施例の詳細を示す回路図である。 結露センサ13の出力点には、ダイオード15のアノードが接続され、このダ イオード15のカソードとアース間にはコンデンサ16が接続され、このコンデ ンサ16と並列に抵抗17が接続されている。ダイオード15のアノードにはF ET18の制御端子が接続され、そのドレインは抵抗19を介して電源+Vs に 接続され、ソースはアースに接続される。さらに、FET18のドレインには、 ダイオード20のアノードが接続され、そのカソードから出力電圧Vd (“H” レベルまたは0レベル)が取り出される。
【0013】 図2の構成において、結露が生じていない場合、結露センサ13のインピーダ ンスは高い状態にあり、その出力電圧は高く、ダイオード15を通してコンデン サ16を充電し、その充電電圧が或るレベルに達するとFET18がオンになる 。また、交流電源1が瞬断した場合でも、コンデンサ16の電圧が殆ど変化しな いためにFET18はオン状態を継続する。FET18がオンになると、このド レインには抵抗19が接続されているために、ドレイン電圧は0に近い小電圧に なる。この電圧はダイオード20の順方向特性のオン電圧以下であるため、結露 検出駆動回路14から出力電圧Vd が出力されることはない。したがって、制御 回路11はドライブ回路6に対して制御信号を出し続ける。
【0014】 一方、結露が生じると、結露センサ13のインピーダンスは低くなり、結露セ ンサ13の出力電圧はダイオード15を越えることはない。このため、コンデン サ16の電荷は抵抗17を介して放電し始め、ついにはFET18の動作レベル 以下になり、FET18はオフになる。これにより、電源Vs が抵抗19及びダ イオード20を介して出力電圧Vd として出力される。すなわち、出力電圧Vd は0レベルから“H”レベルに転ずる。この“H”レベルのVd は、制御回路1 1へ結露検出信号として出力され、制御回路11はドライブ回路6に対する制御 信号の送出を停止する。
【0015】 図3は結露検出手段の第2例を示す回路図である。この例では、結露センサ2 1はプリントパターンにより作られ、そのギャップLを最適に設定し、その間の 水抵抗の変化から結露を検出する。パターンの一方はアースされ、他方には抵抗 22を介して電源VB が供給される。抵抗22とパターンの接続点がセンサ出力 となり、抵抗R1 、抵抗R2 、差動増幅器23からなるバッファに印加される。 また、結露によって生じ易いマイグレーション(電圧が高いほど、フラックスな どの不純物が混ざるほど出やすい)によるインピーダンス変化も検出できるよう にするため、はんだ24をパターンの検出部に盛り付けている。
【0016】 図4は結露検出手段の第3例を示す回路図である。この例では、検出部のパタ ーンを櫛形に形成した結露センサ25を用いており、図3の場合よりも結露検出 を容易にしている。図3の場合と同様に、パターンの検出部には、はんだ26を 設けている。パターンの一方には電源VB が供給され、他方のパターンは抵抗2 7,28を介して接地されている。抵抗27と抵抗28の接続点から出力電圧が 取り出され、差動増幅器29に入力される。
【0017】
【発明の効果】
以上説明した通り、この発明は、スイッチング素子によってトランスの一次巻 線をスイッチング駆動し、その二次巻線に巻線比に応じた出力電圧を発生させる スイッチング電源装置において、高湿度または結露状態を検出するセンサと、該 センサが高湿度または結露状態を検出したことに基づいて前記スイッチング素子 を不動作にするための制御信号を出力する結露検出駆動回路とを設けるようにし たので、高湿度または結露状態になっても出力電圧に異常を生じさせることがな く、誤動作や破損を招くことがなく、信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるスイッチング電源装置の一実施例
を示す回路図である。
【図2】結露検出駆動回路の一実施例の詳細を示す回路
図である。
【図3】結露検出手段の第2例を示す回路図である。
【図4】結露検出手段の第3例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 両波整流回路 4 トランス 4a 一次巻線 4b 二次巻線 5 スイッチング素子 6 ドライブ回路 11 制御回路 12,17,19 抵抗 13 結露センサ 14 結露検出駆動回路 15,20 ダイオード 16 コンデンサ 18 FET 21 結露センサ 23,29 差動増幅器 25 結露センサ 27,28 抵抗

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子によってトランスの一
    次巻線をスイッチング駆動し、その二次巻線に巻線比に
    応じた出力電圧を発生させるスイッチング電源装置にお
    いて、高湿度または結露状態を検出するセンサと、該セ
    ンサが高湿度または結露状態を検出したことに基づいて
    前記スイッチング素子を不動作にするための制御信号を
    出力する結露検出駆動回路とを具備することを特徴とす
    るスイッチング電源装置。
JP7942491U 1991-09-05 1991-09-05 スイツチング電源装置 Pending JPH0525984U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62132769A (ja) * 1985-12-03 1987-06-16 日揮株式会社 マイクロ波用誘電体磁器組成物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62132769A (ja) * 1985-12-03 1987-06-16 日揮株式会社 マイクロ波用誘電体磁器組成物

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